2005年12月30日金曜日

SONY DSC-T9 サイバーショット T9

デジカメを買った。

SONY DSC-T9 S サイバーショット T9 シルバー 600万画
B000BYR7C4


またおまえ(=SONY)かー!(by「どうぶつの森」)
いや、でも先日一部故障していたSONYのVHSビデオデッキを廃棄したからトントンということで。



では、そもそもなぜデジカメを新調したのか?
以前の投稿記事で、デジカメについて書いたことがあって、
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/2005/06/post_9.html
ここでも触れているけど、これまで使用していたのがCanon Powershot G1。
2000年10月発売115,000円の製品を2003年5月に中古にて(PC接続キット、予備バッテリー含め)30,000円で手に入れた。
絞り、ホワイトバランスなど様々なマニュアル設定に対応している点は気に入っていたんだけど、やっぱり5年前の製品ってのと(だってこの5年間のデジカメの進化たるや!)、先の記事では書いてないいくつかの欠点も気になってきた。
また、結局それほどマニュアル設定をするかというとしないし、別売のフィルタやテレ・ワイドコンバーターなども別に使わない、ということにも気づいた。
つまり自分にとってはオーバースペックなのだ。
あと、レンズキャップがあるのがどうしてもイヤだった。Powershot G1は自分が今まで使用した3台のデジカメの中で唯一レンズキャップがついていたんだけど、とにかく邪魔。外すのもメチャクチャ面倒。ヒモで本体につけておくと撮影時にブラブラするし、ヒモがないとどっかにおいて後で探すハメになる。
僕は主にブツ撮りのためにデジカメを使うんだけど、やっぱり三脚が必須だったりする(ミニ三脚でも充分ではあったけど)。確かに三脚を使うときれいな写真が撮れるんだけど、撮影している方としては正直つまんない。カメラをかまえてあれこれとアングルを考える楽しみが全然味わえないことに気づいた。だからだんだんと撮影する回数が減っていった。
ちなみに、ブツ撮りに関する典型的なテクニックはこちらのページに書いてある。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0501/13/news020.html
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0509/29/news011.html
一般家庭なり独り暮らしの部屋なりで手持ちの装備でできるチープな撮影術、とうたっているけど、その撮影風景は一般家庭では十分な設備な気がする(笑)。でも実際これぐらいのことを最低限しないとダメなのは事実だと思う。
まとめると自分が必要な機能は
・手ぶれ補正
さすがにLUMIXがあれだけ売れると、他社もつけはじめてきて以前よりは選択肢が多くなった。
・レンズキャップがない
この条件を満たすのはいわゆるコンパクトデジカメになってしまう。そうなるとオミットされがちなマニュアル機能とのせめぎ合いになる。
・望遠
ブツ撮りにこの機能が必須、ってのは今は奥様専用機になっている単焦点のCyber-Shot DSC-F77を買ってからだった……。望遠は遠いところをとるだけだと思っていたあの頃の自分がかわいい。
これらに加えて
・スタイルがいい
・設定などのインターフェイスがいい
ブツ撮りはピントの確認がデジカメ本体の液晶画面ではなかなか難しくて、パソコンに転送→大画面で確認という操作が頻繁にある(と思う)。Powershot G1は本体からの画像取り込みに専用ソフトを使わなければならないのがマイナスだった。
本体と接続した際も一つの外部ドライバとして扱ってほしい。あとCyber-Shot DSC-F77のようにクレードルにおかないと転送できないのも×。
……てなことをずっと考えていたんだけど、これらの条件を兼ね備えたものって意外となくて、ちょっと前まではPanasonic LUMIXの独壇場だった。
だからやっぱりLUMIXになっちゃうのか、でもスタイルがそんなに好きじゃないんだよなぁ……、あとどうもマニュアル設定みたいのがあまりできないという話も聞くし……、などと悩んでいたところに、SONYが新製品で手ぶれ補正機能をつけてきた!
最近は全然新製品をチェックしてなくて、店頭をぶらついていた時に偶然発見したんだけど。
それまでは「バリアングル型液晶モニター搭載」という条件も入れていたため、この機種は特にチェックしてなかったんだけど、試しにその新製品T9を店頭で触ってみると大きな液晶画面が気持ちいい!全体的な動作もキビキビしていてなんか楽しい。
その後、しばらく店頭に行っては「うーんいいなぁ」と思っていたんだけど、買うまではいかなかった。
それが、今年のマイバースティプレゼントとして買おうと思ってたLEGOのマインドストームが、今の自分にはとても遊ぶ時間がないと分かったり、その他いろいろ個人的な理由もいくつかあって「やっぱり新しいデジカメ買うか!」ということになってしまった。
時機をうかがっていたんだけど、ヨドバシがクリスマス前にポイント還元率をあげてきたのとデジカメ買い取りサービスをやっているのを知って、ゴー。前述のPowerShot G1を3000円でひきとってもらって、購入。
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ファーストインプレッションは、外箱が小さい。つまり、本体も軽くて小さい。
ちょっと使ってみた感想。
○小さくて軽い
○起動が早い
とにかく小回りが利く。ただ、これは特にこのカメラだけの特性ではないけど。
△マニュアルの絞り、ホワイトバランス設定がない。
とはいえ、僕は明るい印象の写真が撮りたいことが分かってきたので、最低限露出補正さえできればいい。その点では満足。
△インターフェイスがいまいち
小さいのもあるけど、グリップしたいところにボタンがあったりしてどうもなぁ。しかし致命的に嫌いな操作はないから及第点。
スライド式のレンズカバーを開くと撮影スタンバイになるのはとてもいい。
△動画機能
動画はデジタルビデオカメラで撮るし、個人的にはいらない。
△メモリカードが大容量
同時購入したのがメモリスティックDuo 1GBだけど、パソコンが古いのと結局web用途なんでそんなに高画質で撮らない・動画も撮らないからそんなにいらなかった。
×充電池がすぐになくなる
さすがに手ぶれ補正・ズーム・大きめの液晶……とくれば気持ちいいぐらいに減っていく。ただ、充電は本体とは別の専用充電器に充電池を入れてコンセントに差し込むだけなので楽ちん。
本体にコードをつながないと充電できなかったらいやだなぁと思っていたのでうれしい(もちろん、そちらの方が好きな人のために別売でキットがある)。
○ファインダーがない
デジカメにファインダーはいらない、と思ってたので、あんな穴はふさいでおしまいっ。
△手ブレ補正
完全に三脚がいらなくなるほどのものでもないですね。ちょっと考えが甘かった、というか期待が大きすぎた。
望遠3倍ぐらいにして室内の蛍光灯でブツ撮りをした場合、かなりブレる。望遠2倍だとほぼ大丈夫。そんな程度。でも、機能としては大変ありがたい。
今までのデジカメで子供を撮ろうとは思わなかったけど、これは軽いし起動も早いのでパシャパシャ撮ってまちゅ、いや、ます。
トータルでいうと、凝った撮影をしない人、すでにしっかりしたデジカメを持っているけどサブとしてスナップに使いたい人、あまり電池のスタミナを気にしない人ならオススメではないか。
僕はとても満足してます。

2005年12月28日水曜日

買い物記録2005/12

いろいろ買い物記録。

まずはマンガ。

特殊能力アビルEXTRA
おおひなた ごう
4872576306

おおひなたごうは必ず買うんだけど、この人は(個人的に、だけど)外すことが少ない。これはギャグマンガにおいてはかなりすごいことだと思う。
装丁をオリエンタルテクノロジーの指田さんがやっていてビックリ。いや、面識など全然ない方ですが同業他社の方で、デザイナーさんなのに(って言い方も失礼か)文体と内容が面白くて愛読してるんだけど、こんなところでお目にかかるとは。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11)
安彦 良和 矢立 肇 富野 由悠季
4047137715

シャアとガルマのエピソードが展開。オリジナルストーリーになってから俄然面白い。まさにオリジン。

ラブロマ 5 (5)
とよ田 みのる
406314397X

完結巻。すごい楽しみにしてたマンガだけど、正直この巻は個人的にトーンダウン。この作者はコメディセンスはいいと思うんだけど、キャラを掘り下げたり成長を描いたり、ってのはあまり向いてないんじゃないか。

げんしけん 7 (7)
木尾 士目
4063211746

というのは、次に読んだこのマンガと比較してもそうなんだけど、こちらはうまいなぁと思いながら読ませられる。「イタイ」部分をちゃんと描けるというか。

CDは相変わらず紙ジャケ・リマスターものばかり。

VISITORS(紙ジャケット仕様)
佐野元春
B000BNM8GK

Cafe Bohemia(紙ジャケット仕様)
佐野元春 with THE HEARTLAND 佐野元春
B000BNM8GU

「Cafe bohemia」はいつかちゃんと取り上げたいと思ってはいるんだけどやっぱりかっこいいです。
「Visitors」はヒップホップに影響を受けたとかいうことばかりが強調されるけど、ふつうにいいアルバムだと思う。実はそんなにラップっぽく歌ってるわけではなかったりするし。

名盤「ボズ・スキャッグス/シルク・ディグリーズ」も買い直した。

DVD。

DVD「クラフトワーク/MINIMUM-MAXIMUM」
ついにでたよー、延期に次ぐ延期でどうなってんの?と思ったけど、出てしまえばこっちのもん。1999/8/9付けの記事(21世紀デパートの「クラフトワークBOX&LD」)でこういう商品が出ないかなぁ、と書いていたけど、ホントに出るとはね。映像はかなりスタイリッシュ。ちゃんとアンコールのロボットたちも登場。君たちはほんとにバカだなぁ。

DVD「Yonda? Movie」
新潮文庫のキャンペーンでもらえる人形アニメのDVD。
以前せっかく応募マークをためて送ったのになぜかこのビデオがもらえなかったけど(こちらが送った際の郵便事故か?)、今度はちゃんと届いた。結果的にDVDになってからもらえたのでよかったんだけど。
内容はまだちゃんと見てないけど、「トトロ」→「パンダコパンダ」経由でパンダブームのうちの娘にとってはヒットだったみたいでちゅ、いや、です。


2005年12月26日月曜日

テレビばっかり見た

ディープインパクトが4冠逃して、M-1グランプリは「ブラックマヨネーズ」、フィギュアは村主章枝が逆転V、荒川静香、安藤美姫とともに五輪……。
いやぁ、おなかいっぱいでした。

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M-1グランプリはうーん、どのグループもおぉ!という感じがなくて残念。全体的に各グループのパターンが同じってのもいまひとつ。
ちなみに麒麟の片方と笑い飯の片方がすごい似てて、自分は絶対区別つけられないと思った。
笑い飯のチョンマゲの方は、うちの奥様はデ・ニーロに似てると言うけど、僕はどうしてもスターダスト・レビューのパーカッションの人を思い出す。

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安藤美姫って世間的にはかわいいのか……。確かにキャラ立ちした顔だとは思うけども。
真央ちゃんはチェジウに似てると思う。
村主章枝は時々芸人のコロッケを彷彿させる。
荒川静香は「ガラスの仮面」の姫川亜弓を思い出す。


2005年12月25日日曜日

年末はやたらとテレビを見る

いやぁ、にわか視聴者だけど、フィギュア女子面白いなぁ。役者そろいすぎ。
浅田真央(「舞」って姉貴までいるのか!)、安藤美姫、中野友加里といった新鋭に荒川静香、恩田美栄、村主章枝といったベテラン。しかもみんなキャラが違う。どうしてこううまくいくのかなぁ。
ちなみに採点基準は全然分からないです。どれもすげーなーとか思ってみてるだけ。

上のメンツが全員出場していてトリノ五輪の選考会も兼ねている全日本選手権は明日7:00から放送、なんだけど裏に「M-1グランプリ」があるんでそっちを優先して、録画予定。
同25日は昼にディープインパクトが出る「有馬記念」(競馬は全然興味ないけど、さすがに気になる)、24日から3部に分けて放送している大河ドラマ「義経」総集編、NHKスポーツハイライトの第2部、深夜には「F1総集編」の第2部、と見たい番組がたくさん。
って単に総集編とか大きな大会に弱いミーハーなだけだけど。

「M-1グランプリ」はタイムマシーン3号が面白いと思うんでがんばってほしい。

2005年12月22日木曜日

カレンダーボーイ

来年のカレンダーをまだ手に入れてない。
今年と同じく、自分で撮った写真を使ってオーダーメードしようかと思ったんだけど、どうも時間がない。
というより小物を撮影しようとすると子供が邪魔して難しいのだ。

てなわけで、なんかいいのないかと探しに行く。


もうオトナなのであまり絵がついているのはイヤだなぁ……とシンプルなのを探すけど、ない。
何がないって、左はじが月曜からはじまるカレンダー。あっても少数でわざわざ「月曜始まり」ってことわり書きがある!ちょっとびっくり。ってのも「月曜始まり」の方がメジャーだと思ってたから。
僕のシステム手帖(ミニ5穴)のカレンダーリフィルはBindexというメーカーのものを毎年購入しているんだけど、こちらは月曜始まり。
スケジュール帳とカレンダーの違いか。
いやだいやだ、月曜始まりじゃないといやだーと思って家に帰ってくだんのオーダーメードカレンダーを見てみると日曜始まりだった。
大丈夫なんじゃん。
��おまけ)
ところで手帳といえばLOFTではじめて噂の「ほぼ日手帳」を見たけど、あんなでかいもんなんすね。ちょっと想像と違ってた。僕は会社の外では予定がほとんどない人間で、だから手帖(こっちの字が似合う……)にはレコードとかマンガの発売日やWANT LISTなんかが書いてあるだけだったりする。

2005年12月21日水曜日

どくさいスイッチ

「うーん、このblog最近おもしろくねーなー」
とかいいつつ、よそさまのblogを自分のRSSリーダーの登録から外す時の気分は、
そう、
「どくさいスイッチ」を押す時のそれにとてもよく似ていると思うのです。

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ところで本家サイトが13万ヒットいってました。全然更新してないのに、ありがとうございます。
このblogの更新をあっちでチェックしてる人もいるのかしらん(のび太風)。

いや、実は本家もちょこちょこ書いたりしてるんだけど、本家サイトはけっこう気合い入れちゃうので推敲とかかなり時間かかるんすよ。んで、いつの間にか飽きてほったらかし、という悪循環。

2005年12月19日月曜日

保護シート

NintendoDS本体の話だけど、周りの人みんな(勤務先がゲーム会社なので多くの人が持っている)がタッチスクリーンに保護シートを貼っているのを見て自分も買ってきて貼ってみたけど、なんかウザったくてすぐにはがしてしまった。そういや携帯電話の保護シートもすぐにはがしてしまったし、こういうのは相性悪い。

とにかくちょっとでも見にくくなったりするのがイヤなんだよムキー。わりと脂っこいのでパネルに汚れがつくんだけど、メガネ拭きでパネルを拭いたらすっきりしてほしいのに保護シートがあるとイマイチ。いらねーやこんなもん。

僕は任天堂を信じる。キズなんてつかないはず(笑)!!


2005年12月17日土曜日

「おいでよ どうぶつの森」のつづき2

ゲームの話つづきます。

その後の「おいでよ どうぶつの森」だけど赤カブにコツコツ水をやって育てて貯蓄したり人から果物をもらってプランテーションをしたり毎日コーヒーを飲んだりしている。まぁ、前作とそんなに変わってないから驚きもあんまりないけど、すぐに立ち上げられるのはやっぱりこのゲームにあってるなぁ。

うちの娘(ちょうど1歳半)が「どうぶつの森」を触りたがって(他のソフトではダメなのだ)、というのも、タッチパネルでキャラが動いたりするから楽しいらしいのだ。彼女のキャラをこさえてあるから、まぁいいかと思っていたら、なんと電源ボタン押しまくり。
僕も最初は何度かスタートボタンを押すつもりで電源ボタンを押してしまって、リセットさんに怒られてしまったけど、彼女の場合はけっこう確信犯。とりあえずボタンを押すのが赤ん坊の習性なのだ。
なもんで、できるだけ彼女が見ている時には起動しないようにしている。トホホ……。

ところで、エイブルシスターズ(可能姉妹)なんだけど、なんか変にイベント多くない?しかもなんかコテコテの浪花節みたいなの。あれ、ちょっと違和感あるなぁ。「どうぶつの森」シリーズはもっと腹に黒さを抱えてないと。だけども時々ポロッといいこと言う、ってなぐらいがいいんじゃないか。

あとGAMECUBE版から思ってたけど、道具の持ち替えや道具を持っている時に話しかけたり建物内に入る際にいちいちそれをしまう動作が入るのがめちゃくちゃうざったい。道具は別スロットにしてLRキーがあいているんだからそれによって切り替えさせてほしかった。個人的にはかなりマイナス。

前作からの追加部分でとくにいいところは、コーヒー屋のハトの親父。たたずまい・BGMとか脱サラ感が出てて最高。コーヒーサーバの動きも食玩のプチサンプルシリーズのようなかわいさがあって、まったくメリットがないんだろうけど、必ず一杯飲んでしまう。


2005年12月13日火曜日

「マリオカートDS」

「おいでよ どうぶつの森」に続いて、「マリオカートDS」も楽しい。ぜんぜん別の面白さなところに任天堂の恐るべき「ブ厚さ」を感じてちょいチビりそうになる。
マリオカートDS
B0002FQD7M
「マリオカート」ってスーファミ版を学生の頃ちょっとだけ友達にやらせてもらったんだけどやっぱり面白くて、このシリーズはとりあえず買いなのかと思いこんでいたんだけど、どうもアドバンス・GCと評判がいまひとつな印象で対応ハードを持っていても買ったことがなかった(wikipediaによるとSFC「スーパーマリオカート」が382万本、「マリオカート64」が224万本、GBA「マリオカートアドバンス」が94万本、GC「マリオカート ダブルダッシュ!!」が84万本)。


シリーズが失速?した理由はちょっと分からないけど、今回の「マリオカートDS」は対戦において初めて「簡単に」自分だけの画面で対戦ができるようになったのがかなり大きい。
据え置きのハードって対戦しようと思うと面倒で(そもそも二台以上用意できる環境はまれだ)、じゃあネット対戦はどうかというとこれまた意外と対応してなかったりする。
ところが「マリオカートDS」は持ち寄っての対戦は簡単だわ、無線LANを持っていればWi-Fiで寝ながらにして文字通り世界中の人と対戦できるわ、ソフトはとりあえず1本あればみんなでできるわ、で本当にヤバすぎる。これは無線LANのお手軽さによるものだなぁ。
コースもオーソドックなものはもちろん、トリッキーなコースもユーモアと気持ちよさが同居してて思わずニヤニヤしながら走ってしまう。
ちょうど1年前に買った「グランツーリスモ4」はレトロカーが好きな自分はそれなりに琴線に触れたけど、ゲームとしてはあんまり好みのベクトルではなかった。だけど「マリオカートDS」はレース+パーティゲームみたいなノリがあってとても好みな仕上がり。
といっても実はドリフトがよく分かってなくて今日ようやく人からコツを教えてもらったというレベル、というのはナイショ。

2005年12月11日日曜日

「ワンダと巨像」クリア

やっと終わりました、「ワンダと巨像」。
ワンダと巨像
B00064A8G6


主に休日プレイだったけど、1体約1時間、計16時間、リトライ含めて20時間ぐらいの濃密なゲーム体験ができた。特に中盤までは巨像を倒すたびにいちいち「このゲーム、面白いなぁ」と何度も口に出してしまったぐらい。

同チームの前作「ICO」が業界・ゲームファンの間で評価が高かったけど、個人的にはパズル要素が嫌いなため奥様が横でプレイしていたのをチラチラ眺めるだけだった(奥様は珍しくクリア)。
今回の作品は、巨人と戦う際にかなり爽快感があって、パズル要素もそれほど強くないからとっつきはよかった。

僕がこのゲームで一番いいなぁと思ったのは、「映画みたい」といわれているわりに実はかなりデジタルっぽい作りをしていたところだ。というのもたとえば、

・握力ゲージが0にならない限り、どれだけ絵的にヤバそうでも絶対にはがされない。
・登れるところと登れないところはかなりハッキリ描き分けられている。

とか、ゲーム部分がとてもシンプル。でもそこに現代的なリアルタイムCG演出が加わることで自分がすごいことをやっているように感じることができる。
もちろん基本となる、動く地形につかんで登っていく、って部分があってこそなんだろうけど。

また、その豊穣な世界観をセリフや設定の説明じゃなくて、演出や雰囲気で語ろうとしていて、またそれに成功しているのがすばらしい。
自分も仕事でリアルタイムムービーを作ることがあるけど、このゲームのそれは全然レベルが違うなぁ。レベルというかセンスというか……。何度も見てみたい(けど見るのが難しい)。

音楽も素晴らしい。
平成ガメラの大谷幸が担当しているんだけど、思わずサントラを買ってしまった。いや、曲のよさだけじゃなくて、ふだんフィールドをさまよっている時は音楽はならないんだけど、いざボスと対峙するとどこか哀しげな・しかし勇ましい音楽がなり始め、より戦いが進むとまた音楽が変わる、ってな設計が素晴らしかった。個人的にずっと音楽が鳴り続けてるゲームってあまり好きではないので。

……と褒めてばっかりだけど、本当に面白かったし、ゲーム制作を仕事としている人間としても刺激を受けたのは事実。


どうしようかと迷っている人はぜひやってみたらいいと思う。
そんな今からやろうとしている人へいくつかアドバイス。
・説明書をきちんと読んでワンダの基本的な動かし方を覚える。一度覚えると大丈夫だけど、ちゃんと知らないと詰まることがあると思う。
・弓は意外と使います。とくに巨像を挑発する際には。
・トカゲ狩りとかのレベル上げ的な行動はやらなくておクリアできる。
・一度巨像と対面してから違うルート(巨像から離れるので音楽が鳴らなくなる)で回り込まなくてはならない、って攻略はないです。必ずそのマップ内で倒せます。
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さて、最近自分の中でもテーマだったんだけど、面白いルールを作っただけではプレイヤーは飽きてしまう、ということに関して。
トランプとかは素晴らしいルールを持っているけど、基本的に代わり映えしないのでそう何度もやれない(あれは対戦相手が変わることが飽きないことにつながってるんだろうけど)。
そんなの当たり前で、たとえばゴルフやレースゲームならコースを加えたり、RPGならレベルがあがり使える技や魔法が増えていくことで飽きさせないようにしている。
それらは「ルールの上にのっけるデータ部分」と言える。
そこで思うのが、ルールを作る際に「上にのっけるデータ」をのせやすいような設計になっているかどうか、って部分まで考えておかないとダメだ、ということ。
「ワンダ……」の場合は剣をかざして敵を見つけだし、つかまって急所を探し突く、というルールがあって、その上に様々なタイプの巨像データをのっけている。そこから考えると、レベル上げの要素もないこのルールでは「16体」というのはとてもいい数値だと思う。たぶん、それ以上はデータのアイディアを出すのは難しいし、出たとしても他の巨像の焼き直しになり、それならいっそない方がいい。
では、そのデータ部分である巨像の感想を一体一体書いておこう。ネタバレあります。
★は5が最高点です。
1.★★★★★
オーソドックスだけど、最初のせいもあって一番巨大感を感じた。
学校の帰り道に向こうから来たヤンキーににらまれる戦慄!
ダメージをくらっても回復をマメにやれば大丈夫。
剣を持っていないと弱点が光らないことは覚えておいた方がいいです。
2.★★★★
四つ足。
ちゃんと考えないと倒せないけど、実は他人がこの巨像と戦っているのを見ちゃってた(&それがあまりにもすごかったので購入を決意)ので、とくに迷わなかった。
ヒントは「光っているところが弱点」、ってことか。
3.★★★(攻略サイト見た)
もちつきハンマー。
巨像がいる場所に行くまでのマップアクション部分がすごいうざったかった。失敗した際のリトライはもうちょっと楽にさせてくれてもよかったんじゃないか。
巨像戦は攻略サイト見ちゃいました。天の声のヒントがやや分かりにくい。
あそこは足で踏ませればいいのかと思ったら、もちつき攻撃をあてないとダメなんですな。
あと、設定的になぜあそこを壊すとああなるのかよく分かりません。
4.★★★
かくれんぼ。
自分がすぐに倒せたせいでこいつのことを思い出すのに時間がかかった(笑)。
あからさまに何かに使いそうなマップ構造になっているのがご愛敬。いや、でも後半にいくとあやしいだけで全然関係ないマップオブジェクトがあったりもするので注意。
5.★★★★(攻略サイト見た)
空中戦。
最初、どうやってつかまればいいのか分からず一所懸命高台を探すが見つからず(この手の勘違いは最後までやってしまっていた)。
つかまればあとはいつも通り。
6.★★★★
室内戦。
巨像が入れない場所に入ってのぞき込んだところを……というパターン。
よく昔の東映アニメなんかにありそうな巨人との戦い方で、仕掛けは単純だけど気分的に面白かった。
7.★★★★★
水中戦。
潜水艦との戦いのような。
8.★★★★
タワーによじのぼるタイプ。
ここで初めて戦闘不能→リトライに。強烈な光の毒みたいなのを放ってきてキツかった。
やり方が分かると、あとはいかに迅速に下りるかがカギ。
やはり「光っているところが弱点」、です。
9.★★★(攻略サイト見た)
温泉。
ネタは分かったんだけど、どう巨像を誘導するか分からなかった。
なんてことはない、誘導の基本=弓でした。
こいつも遠隔攻撃がキツめ。多少はダメージ食らうことを覚悟した方がいいかも。
10.★★★(攻略サイト見た)
もぐら。
アグロに乗って戦うんだけど、弓をかまえるのとアグロを進ませるのを同時にやるにはどうやればいいんだ?と悩んだら、アグロは×ボタン押さなくても勝手に走り回るんですね。ここの操作はフィールドとルールが違っていてちょっとイヤだった。それが分かればあとは7番目の水中戦のような戦い方で。
11.★★(数度戦闘不能)
素早いイノシシ。
何度も戦闘不能→リトライをした。というのもこいつ、ハメてくるんすよ。失神→起きあがったところをガツン→失神。これのループが何回か。あとワンダが違う道具を持つのはここだけなので、それもイヤだった。
12.★(1度戦闘不能、攻略サイト見た)
頭ぼこん。
ちなみにこのマップは以前別の巨像がここにいると思ってやってきて水に流され戦闘不能になった場所だった(笑)。
しかし、こいつは最悪。「高いところにのぼれ」というからマップの高いところをがんばって探すけどどうしてもよじ登れない。どう考えても分からないので攻略サイトを見た。
……こんなの分かるわけねーじゃん!!この攻略法は個人的にはナシだと思った。あと、天の声のヒントもちょっとどうかと。マップにいかにも関係ありそうな高い場所を作らない方がよかった気も。
9、10、11、12とどんどん自分が好きじゃない方向へ向かっていくので懸念したけど……。
13.★★★★
トンボ。
これは面白かった。5・10の複合技なんだけど、この方向性でいいと思う。
ボヨンボヨンしたところが虫っぽくてかなりキモチワルイのが素晴らしい。
14.★★
体当たり。
ちょっとやらされ感が強かったかも。
あと、一度にやっつけようとせずに適度にやり直した方が早かったです。
15.★★★(1度戦闘不能、攻略サイト見た)
高いところから頭に乗っかるタイプ。
巨像がドシン!って足踏みをすると足場がバコッと斜めになるからそれを利用してよじのぼる、ってのはちょっとどうかなぁ。それならば真ん中あたりにそういう板を用意してその習性を描いてほしかった。
しかし、こうして見ると意外とこういう高いところからしがみつくパターンって少ないなぁ。
16.★★★★(マップ仕掛けで戦闘不能、攻略サイト見た)
マップ固定ジオング。
さすがにラスボス、集大成という感じ。とはいうものの、やや力押しな感じも否めず。
エンディングは「ICO」をあまり知らないから衝撃とかなかったけど、それでもよかった。ホントに詩情あふれてて。意味はよく分からないけど、ワンダの行為は報われた気がした。
このゲームってたとえば投げ出すのもゲーム内ストーリーの選択肢の一つのような気がした。「もういいや、女の子が助からなくても」という。だってそもそも禁忌を犯しているんだし。でもなぜかちゃんとワンダの「戦わなくちゃ」という気持ちを共有できるから不思議だよなぁ。

2005年12月7日水曜日

はじめての重松清

先日、書店で重松清の本を偶然手にとってパラパラと読んでみると、面白くて一気にその短編を読んでしまった。「卒業ホームラン」という短編集「日曜日の夕刊」の一編だったんだけど、実は重松清の本って読んだことなかったのでいい機会だと思って購入。
日曜日の夕刊
重松 清
4101349142
いやぁ、うまい小説を書く人だなぁ。今さらなのは重々承知で書くけど。
今は短編しか読んでないけど、どれも出だしが非常にうまい。
安易に泣きや感傷に走らず、それでいて読後感はいろいろ感じさせられる。
わりと現代風な言葉づかいとかセリフもあるけど、ギリギリリアリティを保っている。
他の本もいくつか読んでみたいと思った。

そんなタイミングで以前から太陽の塔の表紙が気になってた彼の「トワイライト」が文庫化。さっそく買って読み始めている。

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ところで、NHKスペシャルで矢沢永吉を放送するらしいけど、構成が重松清。
こりゃ期待大でしょう!


2005年12月6日火曜日

ゲルインキボールペン

普段使う筆記具というと圧倒的に「ゲルインキボールペン」なのである。油性・水性ボールペンなんて僕にとってはホントにゴミであって、実際に景品でもらったりしても捨てちゃうぐらいだ。

でもゲルインキボールペンは割とインキがなくなりやすくて、黒いのなんてオフィスデポで箱入りのリフィル(替え芯ね)を買ってきて使ってるぐらい。しかもそれが残り1本とかになってる現状。

先日、会社で使っていた赤ボールペンのインキが切れたので、リフィルを探すかとハンズに行ったけど、ない。「SAKURA Ballsign NX(0.8)」って製品だったんだけど、ややマイナーなメーカーはリフイルを出してないのか・おいてないのか。こちらも切れてたけど一応取っておいた「ぺんてるuni-ball VISION ELITE」ってのは構造的にリフィルがなさそうで、実際になかった。まぁ、これらは自分で買ったわけではなく、いつの間にか持っていたものだからしかたない。
正直、金額的にはリフィルを買うメリットってあんまりないんだけど、なんかチャージしたみたいでうれしいのだ。なんでだろう?

そんなわけで今回はちゃんとリフィルのある「PILOT G-Knock」を購入。ややグリップが太いけど、まぁいいか。

2005年12月5日月曜日

フライング発売日

レコードってなぜか発売日の1日前に店頭に並ぶんで、せっかちな僕はいつもそうやって買ってたんだけど、同じような流通形態なのに本とかゲームとかDVDってちゃんと発売日にならないと出ない、ってことが最近ようやく分かってきた。
それまではよく1日前にお店に行って出ていない、ということを繰り返していたもんなぁ。


2005年12月4日日曜日

「なぜか混同」更新

今回のネタは

・シャンプーとt.A.T.u.
・「パンクポンク」と「おはよう!スパンク」
・「きょうの猫村さん」と「生協の白石さん」

の三本です。ンガクック。

こちらからどうぞ

2005年12月3日土曜日

MacOS9のブラウザ問題

ちょい前のエントリーにて、MacOS9のIEではblogツールMovable-typeのインストールができない、と書いたけど、実は「はてなRSS」も事実上使えない。
そんなことが続いたので、こりゃメインブラウザをMozillaにしようかと何日か試してみたんだけど、大いなるデメリットが!
なんとMovable-typeでの投稿画面で、「投稿」ボタンが非表示になるのだ!おそらくJavaScript関連だと思うんだけど、いかんせんMovable-typeの中身のことも分からないのでどうしようもない。

結論からいうとOS9においては完全なブラウザなど存在しない(っていうか、「完全なブラウザ」ってのはWindowsのIEしかないと思うんだけども。全然完全じゃないけど、さすがにこのブラウザで見られない、ってのはないだろという意味で)。
たとえばF1公式サイトがレース中にラップタイムを出してるけど、それを見る際にはわざわざOSXを立ち上げて、Safariで見なくてはならない。

ブラウザに関しては特に時代遅れを感じる>OS9。でもまだまだ使いたい。

2005年12月2日金曜日

最近買ったマンガ

何冊か集中的にマンガが発売。

漫画家超残酷物語
唐沢なをき
4091800505


新刊コーナーで発見。唐沢なをきは当たりはずれがあると思うんだけど、これはまぁまぁ当たり。
「がんばれみどりちゃん」はハズレだった。割とメジャー雑誌で連載してるはずなのに……。

藤子F不二雄/ドラえもんプラス 4
これ、ドラミちゃんをおぶっているドラえもんのジャケがめちゃくちゃかわいくてグッド。

藤子F不二雄/ウメ星デンカ1
そして、ぴっかぴかコミックスはウメ星デンカ。月末には2巻も出る予定。

2005年11月25日金曜日

RSSリーダー

実は最近、定期購読しているblogで可能なものはすべてRSSリーダーで読んでいる。
ずいぶん前からその名前を聞いていたけど、自分でblogをやってみるまでその仕組みがよく分からず、関係ないやーとか思ってたけど、一度ページを移動することなく記事が読めるRSSリーダーを使うと、はてなアンテナですら面倒くさくなってしまう(とかいって「はてなRSS」を使ってるんだけど)。

よく雑誌なんかで小ネタとか短いトピックが集まっているコンテンツがあるけど、あれと同じ感覚。しかもできたてホヤホヤの興味のある記事だけを読める、……ってそりゃ雑誌も読まなくなるわ。

しかし、RSSリーダーにpingを送っていると2重投稿してしまった際に2つとも登録されてしまってカッコ悪かった昨日のボク……。


2005年11月24日木曜日

「おいでよ どうぶつの森」

前から買う買うと書いてたNintendo DS「おいでよ どうぶつの森」をゲット。
おいでよ どうぶつの森
B0002FQD8G
同シリーズのGAMECUBE「どうぶつの森+」以来だから、自分にとっては2年ぶりぐらいか。
GAMECUBEは「どうぶつの森+」をプレイするために買ったんだけど、Nintendo DSも「おいでよ どうぶつの森」をプレイするために買ったのだった。


なにせ休日というのに朝8:00ぐらいに起きて、24時間営業のTSUTAYAへ出向いて(自転車で行ける範囲ではそこぐらいしか思いつかなかった)ポイント還元もない定価で手に入れたんだから、どれぐらい気合いが入っていたかは分かる人には分かる(?)。
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中身は今さら書くまでもないんだけど、描画が思ったよりもキレイでよかった(雑誌などで見るDSの画像ってどれも汚いのはなぜだ)。
前作で不満だったプレイ開始までの手続きやセーブの面倒さなども改善されてて素晴らしい。
前作をやった時に「これはネットワークゲームだ」と思ってたんだけど、本当にそうなって帰ってきたのもうれしい驚きだった。ネットといってもmixiっぽいソーシャルネットワーキングってのも考えたなぁ。
自宅が無線LAN環境なのでさっそくWi-Fiも設定してみたけど、簡単簡単。もっともこれは無線LANの設定自体がとても簡単だからなんだけど。
残念ながらまだWi-Fiを使用して村を行き来してないんだけど、もし希望する方がいたらメールで教えて下さい。メールはコチラ
「〜+」の時にレビューで書いたんだけど、このソフトはとにかくゲームにおける「イベント」部分だけでゲームシステムができていて、しかもそれがちゃんと面白いところがすごい。これは自分の職業的に本当に悔しくて、この系統のゲームの可能性を思い知らされたのだった。
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ちなみに「ワンダと巨像」はようやく10体目。こちらもたのしー。

2005年11月22日火曜日

MAC OS9のIE5.1ではMovable Type3.2は導入できないっぽい?

ここ2、3日、やたらとblogにスパムが多くなってきたので、これはもしかしてMovable Typeをアップグレードせにゃならんのか?と思い、重い腰をあげてやってみる。こういう時、たいてい夜中なのはなぜだ??

最初にインストールした際に参考にしたページが相変わらず素晴らしいんだけど、

Movable Type 3.2 導入手順

最後の最後、「データベースをアップグレード中...」で固まったままになる……。
データベースを変えた方がいいのか?とかよく分からないのに試行錯誤するが、ムダ。

うーんと考えて、先のページのコメント部分などを読んでみると「Java Script」がどうこう、と書いてある。確かにこのアップグレードcgi「mt-upgrade.cgi」の中を見た際に「Java Script」を使用していたなぁ、と思い、Java Scriptの動作が時々いまいちなMAC OS9のInternet Explorer5.1ではなくて、Mozilla 1.3.1でやってみたらビンゴ!うまくいった。

ここに書いておきますけど

MAC OS9のInternet Explorer5.1ではMovable Type3.2は導入できないっぽい

です。なんてこったい。
この際マイクロソフトは別にいい、Movable TypeのSix Apartのうんこ仕様が問題!?

2005年11月20日日曜日

久々にレゴる

「TVチャンピオン第2回レゴ王選手権」が先日(2005/11/17)放送されたけど、これとは関係なく僕の中でちょっと前からLEGO熱が再燃しつつあった。

もっとも、そもそもプログラムを組んでLEGOを動かすMindstormはとても興味があって、ちょうどMAC OS9で動くパッケージを見つけたので購入を検討してはいた。

そんなタイミングで、そろそろ子供にブロックを与えてもいいのかなぁ……と子供用LEGO「duplo」をチェックするためにカタログを見たりしていたら、ムズムズ。


実はいい大人になっても、いくつか買ってはいたのだ。ラインナップは
7127 AT-ST(STARWARS)
7128 SPEEDER BIKE(STARWARS)
7150 TIE FIGHTER&Y-WING(STARWARS)
1356 STUDIOS
1357 STUDIOS
7420 ジョーンズのファイヤーボール号
とくにスターウォーズのものはインテリアとして飾ったらカッコカワイイかもと買ったものだし、フリースタイルで組み立てるということはなかった。でもLEGOを説明書どおりに組み立てるのって本当につまらなくって、そのうえ飾ることすらも飽きてしまって押入の肥やしになっていた、というわけ。
今回はそれらをバラバラにして、何となく組み立てるところからはじめてみた。
今はネットでいろんなメカの絵をみることができるから、イメージソースにはことかかない。
とりあえずできたのはこんなの。



いやぁ、やっぱり楽しいなぁ。
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そんなことをしているタイミングで、前から知ってはいたんだけどお台場のヴィーナスフォートにはLEGO専門店LEGO click brickへ、子供と遊びに行ったついでに寄ってみた。
……これはマズいなぁ。やはり品数(種類)が違う。カタログに載っていないものもいろいろある。
コンテストみたいなものも行われていて、素晴らしい作品も展示されている。シゲキ強すぎ。
ふーんとか思いながらいろいろ見ているとこんなのが!
レゴ デザイナーセット ロボットデザイナーデラックス 4508
B0002HLBWC
うわ、こんなのあるんだ!しかも4,000円ぐらいで売られてるじゃん!
ちょっと迷ったけど、思い切って買ってしまった。
最初は案配を見るために説明書通りにパッケージのロボットを組んでみたけど、やたら時間がかかる割にやっぱりつまんない。できたロボもLEGO強度的に貧弱だし。
というわけでこれもバラバラにして、オリジナル作品を組んでみようと奮闘中。
あれ、子供に買うという話はどうなったんだっけ???

2005年11月18日金曜日

マイ法則。

実際に妹がいる人は「妹萌え」が分からない

少なくとも僕は分からない。
あとジャイアンは「妹萌え」かどうか、アキバ方面の方々は真剣に考えてほしい。

ちなみに僕は「お姉さん」に憧れるなぁ。それはお姉さんがいないからだと思ってるんだけど。


2005年11月16日水曜日

最近の読書から

通勤快読用にストックしてあった文庫本や新書が底をつきつつあったけど、先のエントリーで書いた数冊などなんとか補給できた。
その他にも
「小林信彦/テレビの黄金時代」(文春文庫)
4167256177

を買って読んでいるけどこれがめっぽう面白い。同著者の自伝的小説「夢の砦」のノンフィクション版、といったおもむきで、話のはじめがこないだ見た「ALWAYS 三丁目の夕日」あたりの時代なのも個人的に興味津々丸。

ではちょっと前に読んだ本の紹介。


別冊宝島編集部「甲子園名勝負!」(宝島車文庫)
タイトル通り、甲子園の名勝負の数々を紹介している。内容はいいとして、これを読んでいて甲子園からプロ野球に入った選手が気になっていろいろ調べてたら、僕は中途半端に知識がある分、面白かった。
たとえば、
・73春夏準決勝で江川擁する作新を破った広島商には達川光男(広島カープ)がいた
・81夏、工藤公康(名古屋電気)と金村義明(報徳学園)が対戦。
同チームねただと
・79春夏浪華商で牛島和彦と香川伸行がバッテリーで出場。 
・87春夏PL、片岡篤史と宮本慎也
・88春89春夏上宮、元木大介と種田仁
・92春PL、今岡誠と松井稼頭央
と意外な人が一緒にプレイしてたり。
あと松坂擁する横浜高校が優勝した98年夏の序盤でノーヒットノーランをやった投手がいたなぁと思ったら、あれが現ダイエーの杉内なんですね(横浜高校戦で敗退)。知らなかった。
その年って松坂、杉内の他にも新垣、和田毅、久保田智之がいてやたら投手豊作だなぁ。
他にもいろいろ面白いネタがあるけど、これぐらいに。
なお、どれもネットでのファンサイトなどを参照にしてるので、間違いがあるかも。上記のメモはソースとしてはとても頼りないものと思ってください。
少年カメラクラブの時間
藤田 一咲
4777903672

webをはじめてデジカメで写真を撮るようになって撮影とか写真の面白さとかを知ったけど、自分で撮る小物の写真はあくまでオーソドックスな撮影方法、いわゆる教科書的な撮り方しかしてない。
この本ではそこから一歩踏み出して、たとえば日光写真、ピンホールカメラ、トイカメラ、コンパクトカメラなどチープなカメラとそれで撮影した写真を紹介。
写真はどれも雰囲気があっていいけど、ややテキスト部分が面白くない。そこは著者がカメラマンなので、しょうがないか。
エイ(木へんに世)出版の文庫はかわいくて雑貨好きな心をくすぐります。
森 博嗣/森博嗣の TOOL BOX
4822244806
ミステリ作家・森博嗣は20代ぐらいの人にはとても人気があるそうだけど、残念ながら自分はその小説はあまりピンと来なかった。でもノンフィクションものはなかなか面白いので日記シリーズを中心に何冊か読んでいる。
机周りの工具やメカなどをテーマにしたこの本は、今まで彼が書いたノンフィクションの中でもバランスがとてもよくて楽しめた。著者の特徴である、理屈っぽいところ、ややセンスのないユーモア、耽美的な部分、メカ好きのバランスがとてもうまく、他の本でありがちな多少イヤミな部分やくだらないダジャレなどが顔をひそめて、一冊の本としていいパッケージングがされていると思う。
この本を読んでから同著者の初エッセイ「工作少年の日々」(集英社)を図書館で借りてきたけど、こちらは本人があとがきで書いているようにエッセイとして成功しているとは思えなかった。
いくつかエッセイを書くうちにコツのようなものをつかんだんじゃないだろうか。
また装丁(松嶋和実)や横長で正方形に近いサイズ、本人が撮影したであろう写真などブックデザインもいい。
小澤征爾/ボクの音楽武者修行
4101228019
世界的指揮者小澤征爾が、24歳で単身ヨーロッパに渡航、富士重工に宣伝費としてそのお金をだしてもらい、スクーター(ラビットジュニア125cc、写真が載ってるけどすごいかわいい)でパリに向い、ブザンソン国際指揮者コンクール入賞で優勝し、カラヤン、バーンスタインに師事して世界に認められていく過程が自伝の形でまとめられている。
とはいっても、27歳の時に書かれているので自伝というより手紙を中心にまとめた、ここ最近のボクの近況、ってな力みのない語り口になっているのが貴重。
というか、この本は「リアル千秋」(@「のだめカンタービレ」)なのだ。あのマンガに出てくる千秋とはキャラクターが全然違うけど、日本人が海外で認められていく過程というのはのだめの作者も参考にしたんじゃないだろうか。のだめファンなら副読書としても楽しめるはず。
また、以下は現在はないwebページのキャッシュから拝借した小沢家の家系図であるけど、
          小沢開作━━┯━━小沢さくら
     (歯科医・政治活動家)│(作家「北京の碧い空を」)
                │
   ┌──────┬─────┴──────┬─────────────┐
   │      │            │             │
 (長男)   (次男)          (三男)          (四男)
 小沢克巳   小沢俊雄━━┯━小沢牧子  小沢征爾━━┯━入江美樹  小沢幹雄
��彫刻家)(筑波大名誉教授)│(心理学者) (指揮者) │(モデル)  (俳優)
      (ドイツ文学) │             │
              │          ┌──┴────┐
            小沢健二       小沢征良     小沢征悦
            (歌手)      (演出家)     (俳優)
「小沢一族」に触れるという視点でも面白い。小沢健二の父親である「兄貴」も手紙の中でしょっちゅう出てくる。
100%ORANGE/スパゲッティになりたい
4052024222
最後は自分の本ではなく、子供のために買った絵本。
これをチョイスしたというのは「いかにもお前らしい」などと言われそうだけど、実は絵本に関して僕はどちらかというと保守的なのであって、このような最近のイラストレーターが書いたものは敬遠していた。
というか、最近まで子供に絵本を読んでやる機会があまりなかったので、どんな絵本がいいかさえもよく分からず、家にけっこうな数がある絵本はすべて奥様が選んだものだった。
ちょっと読んでやるようになると、長さや文章の多さ、話の複雑さなど、子供に最適なレベルが少し分かった気がして、本屋でも絵本のコーナーを見るようになったというわけ。
この本がいいなと思ったのは、スパゲッティ、うでどけい、ハブラシ、はさみ、おはし、などなど実際にうちの子供が好きなものが多く描かれている点だった。その点が「子供っぽく」ではなくて「子供の視点」で書かれているなぁ、と。
もっともうちの子供はあまりこの絵本への反応はよくない。絵がちょっと個性的すぎるから、まだ早かったかも。

2005年11月14日月曜日

「祖父江慎+cozfish展」

ギンザグラフィックギャラリー(ggg)で開催されている「祖父江慎+cozfish展」に行ってきました。11/26までやってます。

祖父江慎、ときいてピンと来なくても本好きなら彼が手がけた装丁の本は必ず見たことがあると思う。
自分が持っているものだと

よりみちパン!セシリーズ(「いのちの食べかた」「こどものためのドラッグ大全」)「ムーミン・コミックス」「ケロロ軍曹」「完全版おそ松くん」「岡野玲子/陰陽師」「とりみき/SF大将」

……ってマンガ多いな。活字は文庫本主体で買うからだと思う。

読んだことや書店で手にしたことがあるものだと、

有名な「伝染るんです」他吉田戦車のいくつか、「さくらももの/神のちから」ほか、「松本大洋/GOGOモンスター」「言いまつがい(単行本の方)」「杉浦茂マンガ館」「どすこい(仮)」「ルー・ガルー」「悪趣味百科」「講談社ミステリーランドシリーズ」

……って書いていくときりがない。
どうでしょ、どれか一冊ぐらいなかったでしょうか?


会場では「出点作品一覧」というコピー紙がもらえるんだけど、仕掛けがたくさんなので先にこちらを読んだ方がいいみたい。
トイレの前に「ウゴウゴ文学大賞選集 うんこ」がおいてあったり、階段に「耳袋」とか怪談本がおいてあったりといったこの人が好きそうなベタなネタも解説されてるし、僕は単なる飾りだと思ってた映像が実はパラパラマンガを見せてくれていた、とかかなり気が抜けない展示がされている。
その辺、事前にお腹空かせておかないと、かなり胃もたれする感じ。
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僕は子供の頃、自分でも信じられないぐらいに本を読まなかった。
そんな僕がマンガ以外の本に興味を持ったのは、親父の本棚にあった本の造本だったり装丁だったりがきっかけだった。たとえば中身は興味ないくせにそういった装丁のカッチョイイ本を抜き出して自分の部屋に飾ったりしていたぐらい。
今思うと祖父江慎が手がけた「荒俣宏/本朝幻想文学縁起」もそういった一冊だった。表紙にはぶっとい活字がモリモリと印刷されていて手触りも当時としてはかなり変わったものだった。
祖父江慎の装丁はとても肉感的だと思う。それは手触りということだけじゃなくて、とても「本」というオブジェに対するフェチぶりを感じる、ということだ。
来場していた人がみんなして彼の装丁した本をねぶるように触ったりじろじろ眺めていた図はなかなか面白かった。

2005年11月12日土曜日

追記まとめて

いつもエントリーの後日談をどう書こうか迷う。
自分のエントリーにコメントつけるのもなぁ。でも本文につけ足しちゃうのもなんか違う気がして。
そんなわけで、追記などをまとめて。


2005年11月10日
ルミネカードを作ったため新宿ルミネ内のブックファーストでは5%オフで本が買えるので、うれしい悲鳴。


次の日からセールで全品10%オフだった……。喜びがスネオメロン。
あと赤瀬川原平先生の本は今までのまとめっぽい入門的な本で、ファンには食い足りない内容だった。
ここ最近の著作をみても、自分にとってはコラムニストとしての全盛期は過ぎてるなぁ。


2005年11月09日
TVでレイザーラモンHGが「フー!」といったのを見た直後に


レイザーラモンは「フー」じゃなくて「フォー」だった。なんか違うなーと思いながら書いてたが。


2005年11月07日
この色の塗り分け方って、「稲村ジェーン」に出てきたのと似てるような。それを見るためだけにあの映画がまた見たい。


TSUTAYA半額セールで、本編の隣にあったメイキングを借りてきた。
本編はやっぱり半額とはいえ借りるのを躊躇させるだけのダウナーなパワーがあるなぁ。
メイキングでは予想通り主人公が乗るミゼットがかなり出てきて満足。


2005年11月06日
メイキングが入ったDVDも出てるみたくて、TSUTAYAにあったらレンタルしたいところ。
-ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ


TSUTAYA新宿店でレンタルできた。
映画ではほとんど写らないスタジオセットをくわしく見せてくれたり撮影風景が見られたりと大変楽しめる内容だった(買うには値段がちょっと高い気はするけど)。

ちなみにこのDVDによると、この映画に出てくるミゼットが寸胴なのは珍しいタイプだからだそうで、日本に2台しか現存しないそうな。でもやっぱりノーマルタイプと違ってたんだな。自分の目がおかしいのかと思ってたからスッキリした。

さて、映画ってたとえばテレビが出てきたら差別化するためにシネスコにしたり、といった歴史があったんだそうだけど、たとえばハリウッド映画はお金をつぎ込んでテレビでは見られないような映像を見せることでそのアイデンティティを保っている。

では今の邦画のアイデンティティって何だろう?
そう考えて、最近の邦画がやたらと「泣き」を前面に押し出している理由がやっと分かった。

映画館って暗いじゃないですか。日本人ってシャイだから、とくに男の人なんかはお茶の間でたとえばドラマやドキュメンタリーを見て泣くのはちょっと抵抗がある。でも暗い映画館ならば泣いてもそんなに目立たない。
そういう「泣きが許される空間」として劇場を再定義することで、邦画はその流れを変えたんじゃないかなぁ。だから別にテレビで見られない迫力のある映像とかは邦画には求められてないのでは。

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2005年10月27日
すごいアキラが聴きたくなってくる。
吉田拓郎のベストと一緒にネット予約したので、楽しみにしてます。


小林旭はやっぱりよかった。「しょうがないね節」もいい。
吉田拓郎は僕は苦手だった。声が好みじゃないのと、ブルースハープが入るようなフォークってダメみたい。カントリー系がホント聞けないんだよな。

あと米米クラブの「君がいるだけで」の出だしの「たとえば」ってけっこうすごいと思った。「たとえば」って言葉で始まる歌ってなかなか考えつけないと思う。すごいフックあるもん。この出だしでヒットは確約されたと思う。

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2005年10月30日
あと花沢さん、その存在感が誰かにかぶると思ったら、谷亮子(ヤワラ)だった。


こないだテレビ見てて谷亮子(ヤワラ)か?と思ったら、北斗晶って人だった。


2005年08月16日
「まんが日本昔ばなし」ゴールデン復活
ひこねのりお作品がたくさん放映されますように!


2005年10月9日放送分でついに来ました、ひこねのりお(カールおじさんの絵の人)作画の「こぶとり爺さん」!!太い枠線のキャラクターデザインもグッドだが、あの独特の動きがかわいすぎ。


2005年11月10日木曜日

こんな本が

これすごいよ、これ!フンガー!

バブル&コンパクトカーグラフィックス
ピエブックス
4894444658

あれ、なんか自分が買ったのと表紙が違うけど……、まぁいいや。
本屋で目にして、値段見ずに購入決定(4000円ぐらいしましたけど)。

このwebでしつこく紹介している、実在した小さな車=バブルカーのチラシやらイラストやら写真やらが満載。メッサーシュミット、イセッタ、フィアット500、スバル360、マツダR360クーペがメイン。
あぁ、こういう自分のために作られたかのような本に出会うとホントにうれしい。


通勤快読用の文庫本が底をついたので、調子に乗って何冊か購入。
まずは発売日を待っていた赤瀬川原平先生の新書。
目玉の学校(ちくまプリマー新書)

クラフト・エヴィング商會が装丁のちくまプリマー新書は気になるシリーズだったけど、ようやく買えた。
先生得意の「見る」ことに関しての本なので期待。
あるblogで「瀬名秀明/八月の博物館」(角川文庫)を紹介しているのを読んで、以前読むかどうか迷ってやめたんだけど、もう一度チェック。
が、やっぱりあまり読む気がせず(長くて字が細かすぎる)、うーんと思って隣を見たら
ハートのタイムマシン!—瀬名秀明の小説/理科倶楽部
瀬名 秀明
4043405057
なんて本があって、これもしや、と思って手に取るとビンゴ!
以前から読みたいリストに入れていた、岩波高校生セミナー8「小説と科学 文理を超えて創造する」(岩波書店)を文庫化したものだった。
ずっと読みたかったのでちょうどよかった。しかし、タイトルが変わりすぎだよなぁ。
いつもチェックする木世(エイ)文庫の棚を見ると、
鈴木ケイザブローのレディオデイズ
鈴木 啓三郎
4777901769
こんなのが。
ラジオ番組の舞台裏とか興味があるので、便乗購入。
ルミネカードを作ったため新宿ルミネ内のブックファーストでは5%オフで本が買えるので、うれしい悲鳴。

2005年11月9日水曜日

wikipediaから

wikipediaで「枕投げ」を調べるとすごい、というのがちょっと前に話題になったけど、はてなでそういう「無駄にすごい」のが他にあったら教えてほしいという人がいて、その解答にとんちんかんなのが多くてちとイタい。

「卵かけご飯」とか挙げているのは分かる。これってまさに「タモリ倶楽部」的無駄、なんだよね。
他には「じゃんけん」がやや面白いかな、って程度で多くの解答者が質問者の「無駄にすごい」の行間を読めてないところが見所。


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この中でwikipedia-住谷正樹、つまりレイザーラモンHGが取り上げられていたけど、「レイザーラモン」ってコンビ名なのね、知らなかった。で、やっぱりゲイでもなんでもないと。よく同性愛の団体から苦情来ないなぁ。
それにしても片言しか話さないうちの娘が、TVでレイザーラモンHGが「フー!」といったのを見た直後に「フー!」とマネしてたのは、さすがに流行りになるだけあるなぁと思った。ギター侍もネタはしょうもないんだけど「いうじゃなぁ〜い」ってところが音的に面白いんだよね。自分でも言ってみたくなる。
こういう耳に面白い、って芸においては重要だよなぁ。
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さて先に紹介したwikipediaでレイザーラモンHGはプロレスマニアだと書かれていたけど、ネットニュースで見出しを見ただけではあるけど「ハッスル」というプロレスイベントに彼や和泉元彌が出たそうじゃないですか。
和泉元彌は今読んでいる「船曳建夫/二世論」(新潮文庫)にて姉とともにインタビューされていて、かなりしっかりしたこと言ってんだけど(この頃はまだ能楽協会を退会処分されてなくて、紅白司会、大河主演で昇り調子の頃ですな)、なんでまた。
プロレスも芸っちゃ芸なんだろうけど、すごい説得力ないなぁ。人間国宝の孫、重要無形文化財の息子なのに……。
wikipedia-狂言
wikipedia-和泉元彌
というか、この辺りのゴタゴタ&グダグダって何なんだろ。和泉元彌も今の能の世界を批判するなら、ずっとストイックに狂言をし続けていくべきな気もするが、まぁどうでもいいか。やっぱりあの学園祭の出し物みたいな博物館がなぁ。あれはすごかった。
狂言といえば、野村萬斎は映画「陰陽師」とか出てるはいるけど、しっかりやってるみたいだしなぁ。
wikipedia-野村萬斎
……ってか「敦—山月記・名人伝—」なんてやってたのね!!卒論で中島敦を取り上げた自分としてはぜひ見に行きたかった。残念。
それにしてもwikipediaは面白いなぁ。

2005年11月7日月曜日

ミゼットほかミニカー

先のエントリーで取り上げた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」では、ミゼットが走るシーンがけっこうあるんだけどそれがとてもかわいい。チョロQが走ってるみたいなチョコマカした感じがある。ただ、あんなに寸胴だっけ?とは思ったけど。
ちなみにミゼットは昭和34年発売なので、昭和33年を舞台にしたあの映画の中では大きなウソなんだそうな。でも監督が昭和30年代の記号として絶対必要とのことで登場となったそうな(「ALWAYS三丁目の夕日オフィシャル・フォト・ブック」P75 美術・上條安里氏の談話より)。
ミゼット以外にもクラシックカーマニアが実車を持ち出して協力しているので、かわいい昔の車がいろいろ出てきて、そういう視点でも楽しい映画でした。

そんなわけで(?)、新しく手に入れたミゼットを紹介。


やっぱりミゼットはいいなぁ。ただ、ちょっと写真から想像していたより薄いも空色だったのが残念。
この色の塗り分け方って、「稲村ジェーン」に出てきたのと似てるような。それを見るためだけにあの映画がまた見たい。


こちらも同じ方からオークションで譲っていただいたんだけど、色のイメージはよかった。でも残念だったのが、リアウィンドウ(でいいのか?)に(下の写真に続く)

うわぁ、台無し(泣)。なんじゃこりゃ。
実はミゼットの幌にも書いてあって、まぁこちらは最初から外すつもりだったからよかったんだけど、S800の方は出品時の写真ではよく確認できなかったので、けっこうがっかり(もっとも実際に製品パッケージを手にしたとしてもこれが見えたかどうか)。
このようなイベントや限定ものでのロゴ以外でも、車体に何かデザイン的なものが描かれているのが最近はイヤなのである。ノベルティグッズが好きと前に書いたけど、それとはまた反するこのわがままな複雑な男心の未練でしょうか。

次はボンネットバス。この復刻されたオリジナルを見ると、リミテッドクオリティの高さが分かる。色の塗り分けもちょっと物足りない。

こっちは某店のショーケースで見つけて思わず脊髄買いしたものの、後でヤフオクにてその1/10の値段で落札してる人がいるのを見つけて、フンガフッフとなったCITY。
個人的には、生まれて一番最初に意識した乗用車かもしれない。かわいくてかっこいい、ってなセンスを教えてもらった。リミテッドに限らず、最近いろいろと復刻が多いTOMICAだけど、こいつはまず復刻されないだろうなぁと思い購入した、マイ名車。
ターボやターボIIではなくて初代のCITYで、僕はこれが一番好き。色も気に入っている。

最近やたら多い、缶コーヒーの車系オマケ。といってもこれはブラインドではなくて中身が選べ、その代わり500円とかするので、価格的にはノ−マルトミカより高いぐらい。
全8種類30タイプ。2000GTはこれ以外にシルバーボディ、世界速度記録車がある。出来は悪くないです。

缶コーヒーだからってんでけっこう買ってたんだけど、結局欲しかったマイティ・フロッグ、グラスホッパー、ホーネット、ホットショットは出ず……。それ以外はバンバン出やがってつくづく自分のクジ運の悪さを嘆く。
くやしいのでセカンドハンズショップで探したら、マイティ・フロッグ以外ゲットできた。やっぱりマイティ・フロッグは特別に人気あるのか、と改めて納得。

「ALWAYS 三丁目の夕日」

予告通り見てきました、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」。

観客層はたぶん狙い通りおじさん・おばさんが多かったけど、客の入りはかなりよかった。
噂通り泣かせ系のストーリーでまんまと泣かされましたが(笑)、全体的にもなかなかの佳作。
テーマ的に、決して現代を否定せず逆にこういう時代があって今があるんだ、という描き方をしているのが好感を持てたし、ビンボー臭さがあまりないのもよかった。よくこの映画と引き合いに出される「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」が僕はまるで楽しめなかったんだけど、その違いはこの辺のポリシーの違いにあるような気がする。
ちなみに原作は読んだことないです。けっこう改編してありそうだから原作好きな人はどうなんだろう、これ。


キャストは懸念したとおり吉岡秀隆がなぁ……。僕はずっとこの人は演技が下手なんだと思ってたけど、巧拙ではなくて単に僕がこの人の演技と相性が悪いのかも。同じように苦手な人に妻夫木くんがいる。
一番よかったのは意外にも堀北真希(って知らない女優さんだけど)。最初はうーんと思ってたけどどんどんよくなっていって、クライマックスなんかはかなり持っていってます、この娘。
薬師丸ひろ子が役のわりに美人過ぎるのがやや気になったけど、みんななかなか役にマッチしてた。
美術は、主舞台にハリボテ感があったのがやや気にはなったけど(後述のフォトブックを読んだらスタジオ・セットだった)、かなりよかった!東京タワーの使い方がとくにいい。
この手の映画はどうやって撮ったのかという部分がとても気になるので、見終わってから思わず「ALWAYS三丁目の夕日オフィシャル・フォト・ブック」なる本を購入。あそこはCGなのか!って驚きがあったり、役者へのインタビューもかなり読み応えあって満足。フォトブックというと写真集みたいに思うけど、もっとメイキング的にも時代背景的にも資料性が高いです。「夕日町オフィシャルガイド」という本よりもこっちの方がオススメ。
美術に関しては、邦画においてエポックメイキングな作品だと思う。
メイキングが入ったDVDも出てるみたくて、TSUTAYAにあったらレンタルしたいところ。
-ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ
B000AZ6LTE
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そういえば、先日録画してあったのをやっと見たジャック・ドゥミの「シェルブールの雨傘」(10年ぐらい前に一度見たことがある)。
ストーリーはかなり納得いかないんだけど、画面の端々からドゥミの「かわいいもの好き」なのが伝わってきて、それがすごく楽しかった。彼が「かわいいもの好き」なのは彼の妻アニエス・Vが撮った「ジャック・ドゥミの少年期」を見れば明らか。
そういえば先日より彼の監督作品「ロバと王女 デジタルニューマスター版」が公開されてるけど、面白いのかな?

2005年11月4日金曜日

スタバのフリーペーパー/Suicaのペンギンマグネット

スターバックスにいったらジャバラ折りのフリーペーパーがあったので、さっそくゲット。


店でできるオプションによるカスタマイズ紹介、モデル、デザイナーによるそれの実践例、裏を返すとFPMこと田中知之セレクトのコーヒー豆にインスパイアされて選ばれたレコード紹介、ユトレヒト江口宏志による鎌倉をテーマにした本の紹介、横文字商売の方々のコーヒーに関するいくつかのテキスト。
これって元relax編集長の岡本仁の仕事?ではないとしても、たとえばフリーペーパー版relaxとかああいう感じの作り。執筆陣もかぶってる。
やや気取りすぎなのが「レイト'90s」な感じがするけど、これはこれで嫌いではない。

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ネットを見ていると、Suicaのマスコットキャラであるペンギンが人気のようだけど、僕はそれほど思い入れがあるわけではない。
けど、最近の癒し系マスコットキャラのような媚びがないところが新しいなぁ、とは思っていて、JRの売店にこれがあったので磁石好きの我が子のことも頭にあってついつい買ってしまった。

いろんな表情があって楽しい。背中に小さい丸い磁石がついていて冷蔵庫などに貼りつけられます。
うちの子供は「トット!(鳥の意)」と言いながら遊んでいる。よかったよかった。


2005年10月31日月曜日

笑点における根比べ

円楽が倒れて誰が司会をやるんだろうと「笑点」を見てみると、楽太郎が出てきてやりたい放題だった(23日放送分は桂歌丸が司会)。楽太郎は円楽の弟子だから師匠のフォローってことか?

もし円楽がこのまま復帰しなかったら誰が司会をやるといいだろう?という話をしてたけど、

・偉そうに見えるけど、発言力はない人
・落語関係の人だといろいろありそうだからできれば外部の人(三波伸助がこのパターン)
・笑いが分かるけど、決して最先端のお笑いには理解がない人

あたりが条件。
う〜んと考えて友達が「青島幸男」と提案。
それだ!ヒマそうだし、偉そうだし、司会はできるだろうしピッタリ。

その時でなかったけど彼とほぼ同世代の巨泉とかマエタケとかどうなんだろ。巨泉の笑点はイヤだけど(てか本人が地方まわりをしないだろう)。

あと関西の人を持ってくるのも意外といいかもね。

��

続いて「サザエさん」見てて思ったけど、カツオは彼の元にドラえもんが来てくれない限り、カオリちゃんじゃなくて花沢さんと結婚だな。ま、ジャイ子と違って彼にとってはその方がいいんだろうけど。
あと花沢さん、その存在感が誰かにかぶると思ったら、谷亮子(ヤワラ)だった。

2005年10月30日日曜日

PS2「ワンダと巨像」/「ALWAYS 三丁目の夕日」

PS2「ワンダと巨像」がヤバいです。アクションゲームはとても苦手で、同スタッフ制作「ICO」は3D酔いもあって投げた自分にさえ、すごく面白い。重くヤバイ。
ワンダと巨像
B00064A8G6

��

さて、偶然トレーラーを見てすごい勢いでツボをつかれた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」。11/5から公開。

監督が「ジュブナイル」「リターナー」の人、ってのはやや不安要素ではあるんだけど、あの「昭和ビジュアルの再現」がノルタルジィではなく、テーマパークのようなエンタティンメントとして展開してくれていれば……。

最近はどんな映画でも公式サイトでトレーラーなどが見られてありがたいんだけど、この作品も例外ではない。いろいろ見ていくうちにますます期待は高まった。というかミゼットが走ってる映像だけでも萌えー(←たぶん使い方違いますね)。

しかし、web上の「遊び」なんかでFlashとかが画面いっぱいに起動してどうやって終了していいのか分かんないのとか、たまにあるでしょ??
このサイトにもあったんだけど(「三丁目探索」)、ホント、勘弁してほしい。地雷ですよ、これは。

ちょうど最近借りた「ゴリラズ」1stのCDをリッピングしようとしたら、勝手にアプリが起動して無理矢理なんか変な映像見せられて萎えたばっかりだったので、なおさらムカついた。

ホントに見る人のことを考えてない。これはただの押しつけだ。
ユーザーの許可なしに
・ブラウザの画面サイズをいじらない
・新規ウィンドウをポップアップしない
・音を出さない
あたりってもう数年前からの常識だと思ってたんだけどなぁ(商用サイトでもね)。

かなり減ってはきてはいるのがうれしいけど。


2005年10月27日木曜日

最近聴いたCD(長いです)

僕はカバー曲を聴いたり、そのオリジナルを探して聴き比べたりするのが昔から大好きで、このつじあやののカバーアルバムも楽しく聴いている。
COVER GIRL
つじあやの
B0001ZX2MW
やっぱりオリジナルを聴いてみたくなってて、こういう時に図書館は便利なもので、ネット予約してさっと借りられる。
スパイダース/なんとなくなんとなく」「井上順/お世話になりました」「ロス・インディオス/別れても好きな人」をそれぞれベストで鑑賞。いいなぁ。井上順のベストにはみんなのうた「テトテッペンソン」も入っていてトクした。


これをきっかけに「歌謡曲スイッチ」が入ってしまって、ブルーコメッツ経由の「真赤な太陽」と最近はもっぱら小椋佳のセルフカバーで耳にする「愛燦々」目当てで、美空ひばりのベストも借りる。
演歌っぽい曲は聴けないけど、ポップス調のはいけます。「川の流れのように」も入ってるけど、この曲はやっぱり「愛燦々」のヒットを受けた曲だと思った。正直、詩としてはたいしたことないなぁと思うんだけど、美空ひばりの人生を断片的にでも知っていると重みが違う。なんていうか「遺書」っぽいんだよね。秋元康は作詞家というより策士だよなぁ。
ちなみに「真赤な太陽」はピンキーとキラーズの「恋の季節」と混同してました。
森進一のベストも借りた。
目当ては「襟裳岬」。これ、当時バッシングを受けていた森進一と吉田拓郎(作曲者ね)のことを知って聴くとますますいい。「なにもない春です」ってすごいフレーズ。
また大滝詠一作曲の「冬のリヴィエラ」も素晴らしい。
これと安田謙一の名著「ピントがボケる音」のP224で小林旭について熱く書かれているのを読んでいたのがリンクして(「熱き心に」は大滝詠一作曲)、すごいアキラが聴きたくなってくる。
もひとつリンクがあって、今東京モーターショーやってるじゃないですか。そこで「自動車ショー歌」ですよ!この歌がヒットした頃の日本車は大好きだし、聴きてー。
もっとも東京モーターショのオフィシャルコンピレーションCDではまったくスルーされてるんですが。当たり前か。
「赤いトラクター」も聴きてー。もちろん「熱き心に」も。
吉田拓郎のベストと一緒にネット予約したので、楽しみにしてます。
��
流れは全然変わってbounceの最新号を読んでいたら元チボ・マットの羽島美保が載っていて、彼女がゴリラズのメンバーだったというのを全然知らず、ゴリラズは前から聴いてみたかったので、「チボ・マット/VIVA! LA WOMAN」(1st)、「ゴリラズ」(1st)をそれぞれTSUTAYAでレンタル。
でもうわ、この辺の90年代後半のオルタナティブ系って個人的に苦手だ。なんか恐い。
ちょい違うけど、今日ラジオでイマーニー・コッポラかかっててすごい懐かしかった。アルバム買ったけど即処分したから忘却の彼方でした。
ついでにこれまた最近ラジオでかかってて聴きたくなった「マドンナ/1st」もレンタル。これはまぁまぁだったけど、買うほどじゃないかなぁ(11/23に再発されます)。2ndは聴いてみたいけど、3rdは「PAPA DON'T PREACH」「LA ISLA BONITA」が好きじゃないからパスだなあ。ちなみにマドンナで一番好きな曲は「INTO THE GROOVE」。
そうそう、新譜「Confessions On A Dancefloor」がディスコっぽいらしくてやや注目。11/16発売。
ディスコといえば、「Disco Fever2」という実はなかなかおいしいディスコ・コンピレーションを久々に聴いていて
DISCO FEVER(2)
B00005Q7UG
「Vernon Burch/Get Up」という曲の一部の音に聞き覚えがあってなんだっけーと思ったら、DEEE-LITEの「Groove Is in the Heart」のピュゥゥゥ………って部分か!と気づいて改めて彼らの1stを引っぱり出して聴いたんだけど、いまさらながら名盤なことに気づいた。
World Clique
Deee-Lite
B000002H8B
というのも僕は2ndがリアルタイムだったのでそのイメージが強いからで、でもやっぱり彼らはこの1stアルバムありきのユニットですね。
頭にPがつく方のファンクネス、ヒップホップの軽やかさ、サンプリングのセンス(「YMO/磁世紀のテーマ 開け心」なんてここを使うのか、って感じ)、意外と聴かせるレディ・キアーのボーカル。いいなぁ。リマスター盤出たら買い直したい。
��
また話は変わり、奥様が昔ファンだった米米クラブのベスト盤「米~Best of Best~(初回生産限定盤)」が出たので購入。
初回生産分にはライブのダイジェストDVD(35分ぐらい)がついていて、これがやっぱり楽しい。ホントにお金がかかってて、それだけじゃなくて衣装もすばらしい。
このお祭り感を継承してるのは氣志團だけだよなぁ。ただ氣志團は石井竜也のような歌唱力と、ジェームズ小野田のようなマスコットキャラを欠いてるのが弱みだと思う。
あとマスコットキャラはバンドが解散したり休業したりすると大変そうだなぁ。このDVDを見ていてもしょっちゅう思い出したピエール瀧はうまくやってるけど、たまのドラムの人とかどうなのか。スカパラのギムラ氏は病気でなくなっちゃったし。もうやめたけどドリカムの西川氏とかTMネットワークの木根氏とかをここに入れるのは酷だろうか(笑)?
さて、米米クラブだけど、やっぱり大ヒット曲「君がいるだけで」がこのバンドの寿命を縮めたのかなぁと思う。それまでの米米ってバラードやいい感じの曲をやってもなんちゃってってな照れがあったと思うんだけど、「君がいるだけで」があまりにヒットしすぎて照れていられなくなった。
だからその後どうにか路線を戻そうとふざけたアルバムとかを出すんだけど、そちらはなかなか受け入れられず。というのも、彼らはおふざけと意外に聴かせる部分のバランスが魅力だったからで、どうしてもその絶妙さを取り戻せなかったんだろう。
あと今でもそうだと思うけど石井竜也のズボンが象徴的で、それは下にいくほどすぼまっていくいわゆるボンタンみたいなスタイルなんだけど、これがもう時代にあってない。それは何もファッションだけじゃなくて、歌唱力、ギャグのセンスなどなどどれもがどうしても古いんだなぁ。
とはいっても、こうして振り返ってみてもあれだけの歌唱力、作曲能力、舞台や衣装のデザインと多才だと思うのに、今の石井竜也の「安さ」はなんなんだろ?ホントはもっと上がってもいい気がするのにフミヤレベルの気がする。まだフミヤは裏原コネみたいのがあるからいいけど、石井氏はファッションリーダーではないからなぁ。
やっぱあれか、映画の「河童」のせいか。ホントに映画を作るのは難しいよね。
しかしこのベスト盤、歌詞カードがホントに歌詞しか載ってなくてがっかり。ディスコグラフィ、ツアー名、メンバーの変遷ぐらいはテキストデータでもいいから欲しかった。
でも奥様がずっとCDにならなくて残念だったという「日没航」(「sure danse」のB面)が初CD化してたりとツボはおさえた選曲らしい。
……僕は全然ファンじゃないんだけど(笑)。
あ、そうそう、amazonで坂本龍一らが筑波万博のジャンボトロンでやった「TV WAR」のDVDを買ったんだけど、予想通り今見れるもんじゃないっすね。まぁ、自分の中でいろいろと想像が膨らんでしまってるものはつぶしとかないといろいろと問題なので、スッキリしたってことで。

2005年10月26日水曜日

シャカタク

「ナイトバーズ」で有名なフュージョンバンド・シャカタクはなぜか英国のバンドなのにいつもカタカナ表記される。しかもなんとなくアジアっぽい名前なので、昔はてっきり日本のバンドかと思ってた。


そもそも名前の由来は何なのか、と公式サイトを見ると

The name SHAKATAK was decided upon by way of a "thank you" to the RECORD SHACK for their distribution, and the word ATTACK was added simply because it sounded good! By dropping the C's and a T the logo SHAKATAK was born.(http://www.shakatak.com/html/history1.htmより抜粋)

……って、すごい単純なネーミングじゃん!!

2005年10月24日月曜日

キャディ

スポーツにおいて出場選手以外の重要性が分かると、そのスポーツを観戦する際にかなり「通」な見方ができると思う。野球やサッカーの監督・コーチ、F1のメカニックなどなど。

そんなことを思っているので、横峰さくらがキャディーを頻繁に変えるのを見ていて、キャディーとゴルファーの関係にとても興味を持った。音楽のおけるプロデューサーぐらいな影響力があるんだろうか?


��
ルール的に、キャッチャー兼監督をやるヤクルト古田が、何度マウンドへ行っていいかってなかなか面白いなぁ。
野村楽天とヤクルト古田の師弟対決って、オープン戦・交流試合ともに盛り上がるだろうなぁ(日本シリーズで相見えることは残念ながら想定外)。

2005年10月23日日曜日

「のび太の恐妻」

��ドラえもんが来る前までのジャイ子。

ところでアナゴくん@サザエさんの奥さんが登場したことってあるのだろうか?

2005年10月18日火曜日

protect him

趣味欄に「読書」だの「音楽鑑賞」だの「映画鑑賞」だの書いてる人ってのは、何だかんだで家の中にモノがあふれかえっているんじゃないだろうか。
というか自分がまさにそれなんだけど、とくに見境なく買っていたのが大学終盤〜就職したての頃。ちょうど月給取りになり学生時代のようにガマンをせずとも本・CD・ゲーム・封切りの映画なんかをバンバン(というほどでもないが)消費できるってんで、自分には「勉強勉強」とか言い聞かせて、ちょっとでも興味があって安けりゃ買う、ってなことを繰り返していた。

そして多くの人がそういうポトラッチの後、ハッと気づくのである。

��人の人間が持てるモノの数は有限だと。

時すでに遅し、最初は誇りだった本棚やCD棚の数も、気がつけば狭い部屋を圧迫している。


その時どうするかは人によって違うだろうけど、僕の場合は、
本……なるべく図書館で借りる。文庫本はOK、面白かった本が文庫になると、文庫で買い直して元のは処分。
CD……厳選。聞かないものがたまったら売る。アナログ盤は買わない。
映画……できるだけ劇場&レンタル。これは昔LDを喜んで買って今その処分に大いに苦しんでいるから。
ゲーム……厳選。
食玩……厳選しつつ、飾らないものは袋に入れてダンボールに詰める。
とがんばってきた。
そして、どの場合でもなるべく中古などは見ないようにする。いらないものまで買ってしまうことが多いからだ(最近はかなり免疫がついてそうそう買わなくなったが)。
とかいいつつ、最近はミニチュアカーが加速度的に増えているからどうしようもない。
��
やっぱり誰でも同じ悩みがあるんだなぁと思ったのが、ほぼ日のこちら。
明日に向かって捨てろ!! 〜ボーズの脱アーカイブ宣言〜
もう、「あるある」の嵐で爆笑しつつ・でもどこか寂しくなりながら通読。名言だらけです。
さてその中の
2003-12-25 第15回 『ボーズのCD整理術』
で紹介されていたFLASH Disc RanchのCDソフトケースにピンと来た。
あのタワーレコードのレジ前にあったり、レコードコレクターズに広告が載ってるやつ……!
実はここへ来て2つあるCD棚にCDが入り切らなくなってきたのである。ごまかしながら適当に新譜を手前に積んでみたりしてたんだけど、やっぱり容量オーバーなのが明らかになってしまった。
全く聴かないCDなんかは定期的に売っているんだけど、それでも来るべき時は来てしまう。
人生設計的に(ウソ)これ以上CD棚は増やしたくない。そこでこのソフトケースである。
さっそくタワーレコードで50枚セットを購入して試してみた。ポイントもつくよ。
結論だけど、1年に1度聴くかどうか・でも処分したくないCDには、これは適していると思う。
だけど1軍というかけっこう定期的に引っぱりだして聴くCDは、やっぱりプラケースの方が探しやすいし取り出すのも楽だ。またケースというだけあってデリケートなCD本体を守っているのも確かなのである。
そしてまた、そういう2軍のCDをソフトケースに入れながら、「これ、聴くのか?」という疑問をぬぐいさるのがけっこう大変だったこともつけ加えておこう。

2005年10月17日月曜日

イームズ夫妻とファインマンさん

自宅から歩いていける目黒区美術館で、イームズの展覧会をやっていたので行ってきた。

目黒区美術館チャールズ&レイ・イームズ〜創造の遺産〜 2005/10/8〜12/11


この展覧会、アメリカやヨーロッパをまわってようやく日本に来たんだけど、偶然うちの奥様がワシントンへ行った時にやっていて、その時に話だけは聞いていた。
僕がイームズファンになった、2001年夏に東京都美術館での「イームズ・デザイン展」は日本独自の企画展だったけど、今回はよりオフィシャルに近いものらしい。「イームズ・デザイン展」の感想にも書いたけど、僕は彼のイスとか家具にはさほど興味がなくて、彼の作る教育映画のファンなのである。
その映像作品に関しては「イームズ・デザイン展」の方が展示数が多かった気がするし、たとえば映像作品に一切日本語字幕がなかったり、と「そのまま持ってきた」感がかなりあって、やや不満。
11/23と27にイームズフィルム セレクション1《アメリカのミッド・センチュリー》・イームズフィルム セレクション2《芸術と科学》という上映会があるので、そちらに期待。
家具などの展示点数もそれほど多くないけど、面白かったのは、イームズ夫妻の所蔵品。
といってもいわゆるガラクタなんかが引き出しに入っていて、それを引き出して見るんだけど、他人の机の引き出しなんかを見るのって今はもうなかなかできないけどとても楽しいことで、ましてやイームズ夫妻の引き出しを覗き見できるなんて!
世界中のコマをあつめた映像作品「Tops」やおもちゃを集めて作った「おもちゃの汽車のトッカータ」「パレード」なんかを見ると、この人たちはホントにこういった「小さきもの」をたくさん集めた人なんだろうなぁとは思っていたけど、やっぱりその通りで、ちまちましたものが引き出しの中にギッチリと詰まっていた。すごいシンパシーを感じる。
あと35万点あるというスライド写真の一部も展示。これも形なきものをコレクトしてたんだろうなぁ。
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さて、先日までこれらの本を読んでたんだけど、
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉
リチャード P. ファインマン Richard P. Feynman 大貫 昌子
4006030061
困ります、ファインマンさん
R.P. ファインマン Richard P. Feynman 大貫 昌子
4006030290
バリバリ文系だった僕にもファインマンさんのこれらのシリーズは面白かった。理系の人にみられる「正しいことしか言わず、正しいことを行おう」とする態度の潔さとそれをイヤミに感じさせないユーモア。
イームズ夫妻とファインマンさんの好奇心には共通点があると思う。
イームズはチャールズが1907年生まれ・レイが1912年生まれ、ファインマン氏は1918年生まれ、と同時代にアメリカを生きた人たち、ということで環境的にも似たようなところがあったんだろうか。
またファインマンさんが
科学的知識というものは、非常に疑問のあるものから、ほとんど確実なものまで、さまざまな度合いの確実性をもった理論の集まりですが、絶対的な確実性をもつものはいっさい存在しません。

といっているのが印象的だった(科学の価値とは何か「困ります、ファインマンさん」)。
それ以外でも宗教的なダマシを暴こうとしたり、芸術に感動したり、なぁなぁになっている組織にて断固として自分の態度を崩さなかったり、とそのキャラクターが本当に面白い。

2005年10月13日木曜日

最近読んだマンガ

最近読んだマンガねた。

以前から「ピーナッツ(いわゆるスヌーピー)ってその面白さがよくわからないよなぁ」と思ってたんだけど、その個性的なキャラクターたちは味わってみたかった。
だけどどうも単行本、しかも編集ものがたくさん出ていてどれを読んでいいのやら。

前から行ってみたかった青山にある旅関係書物に強い本屋「BOOK246」へ行ったらこんな本があったので、即購入。

A Peanuts Books Special featuring SNOOPY -チャーリー・ブラウンの逆転ホームラン-
チャールズ・M. シュルツ 谷川 俊太郎
4047044164

文庫ドラえもんでいうと「ジャイアンズ編」(そんなのないけど)。野球に関するエピソードをセレクトした一冊。これなら読める。
初期の頃から最晩年の作品まで入っているので、今とはまるで違うけどこれはこれでかわいいチャーリー・ブラウンが見られる(スヌーピーはちゃんとビーグル犬っぽいし!)。
注目のペパーミント・パティはやっぱりスヌーピーのことを人間だと思っている。
キレたマーシーも見もの。
でも、ルーシ−とサリー、シュローダーとライナス、それぞれキャラがかぶってると思う。しかもこの辺の関係がゴチャゴチャになる。
お次は、藤子不二雄との共作「オハゲのKK太郎」が収録されているので買ったこれ。
おそ松くん 完全版 (22)
赤塚 不二夫
4812423511
1995年に竹書房から文庫本で「おそ松くん」が全7巻で出ていてそれは実家にあるんだけど、今回のは完全版らしい。装丁は見れば分かる祖父江慎仕事でイカす。11/4〜11/26にギンザグラフィックギャラリーで祖父江慎+cozfish展があるので行くつもりです。
さてこの22巻は、「週刊少年キング」に移ってからのほとんどイヤミが主人公のエピソードが収録されているんだけど、これがつまらない。僕の中では赤塚不二夫のマンガって面白いことになっていたんだけど、これを読む限りはちょっと……。なんか「ギャグゲリラ」とか読んだ時のキツさを感じた。端的にいうと出てくるキャラクターが気持ち悪いんだよね。かわいさがない。
その点、本屋で隣においてあったので思わず購入したこちらの文庫本は、赤塚不二夫のキュートな部分が全開。
赤塚不二夫名作選 (5) ひみつのアッコちゃん
赤塚 不二夫
4091935753
和田誠ジャケがモノとしていい。
実は僕の世代では、最初のアニメの放映時は生まれてなくて、リメイク版「ひみつのアッコちゃん」放映時はもう大きくなっていて見てないぐらいなのでちょうど知らないのだ。昔は「魔法使いサリー」と区別がつかなかったぐらいだ(こちらは横山光輝ですね)。
ストーリーもほのぼのしていて和むし、昭和な感じのレトロなインテリアや衣装もいい。
でもなんといっても親友モコちゃんの弟・カン吉の生意気だけどかわいいのが絶妙。この辺、チビ太にも通じる赤塚不二夫特有の愛嬌たっぷりのキャラで読んでいて楽しい。
最初はコンパクトじゃなくて大きめの鏡で変身していたってのは知らなかった。
ちなみにこの名作選は、「天才バカボン」「おそ松くん」「もーれつア太郎」「レッツラゴン」とあわせて全5巻。
最後はマンガではないんだけど……
あの人気マンガの続きが読みたい!
4796647902
この手の本はできるだけ手にしたくなかったんだけど、ほとんど自分は読まないであろう&しかしどういうものかは知りたい、という作品ばかりだったのでついつい買ってしまった。
いやぁ、僕はマンガ雑誌を読んでないから疎いんだろうけど、世の中にこんなに続編やリメイクがあるなんてねぇ。とくにジャンプ系がやたら多い。マガジンもちらほら。サンデーはほとんどないね。サンデーの何がすごいって今でもあだち充と高橋留美子が看板マンガ家であることじゃないかな。ジャンプではありえない。
少年・青年マンガだけじゃなくて、少女マンガでも「花のあすか組!」「私を月まで連れてって!」「僕の地球を守って」「スケバン刑事」の続編があるとは。
それでも、たとえば松本零士作品が一切なかったりと、ここでも取り上げられてないものもあるはずなのだ……。うーん、ホントに再生産の時代に入ってるんだなぁ。
この中で読んでみたいなぁと思ったのは「村枝賢一/仮面ライダーSPIRITS」(ゼクロスのエピソード、ってのがいいなぁ)、「由利聡/風魔の小次郎 柳生暗殺帖」か。
ところで車田正美は「男坂」の続編を書くべきなのではないか?

2005年10月12日水曜日

もう聞き飽きたけど

偶然、東京MXテレビで「機動戦士ガンダム」(いわゆるファーストガンダム)が放送されてることに気づいたので(金曜の18:30)、録画して見てみると第2話「ガンダム破壊指令」だった。

ここで、あの有名な
1機のザクは通常の3倍のスピードで接近します

ってセリフが聞けたんだけど、
冷静に考えると、1人だけ走りすぎじゃないか?>赤い彗星


だって編隊組んでても、どんどん差ができちゃうじゃん。
車でいうと、時速300kmのF1カーと時速100kmのスポーツカーが一緒に走っているのと同じ。
「大佐、そんなにスピードを出されては援護できません!」とか言われてるんじゃないのか?
パイロットの腕前とは直接関係なかったりするし。
実は「通常の1.3倍」というところをオスカーが言い間違えて、ブリッジ全員テンパってたのでちゃんと1.3倍と思っていながらも誰もその間違いに気づかなかった、ということかもしれない。そうだそうだ、そうに違いない(棒読み)。
もちろん、演出上「3倍」じゃなくちゃダメなのは分かるんですけどね。
それにしても改めてすごいテンションだなぁ、ガンダムは。

よく言われてるのかもしれないが

「レイザーラモンHG」をテレビで最初に見た時、
一瞬、ほんとに一瞬だけど、
ウォーキングの「デューク更家」の変装かと思った。


2005年10月10日月曜日

Air Mac Card

NintendoDSのWiFi関連の発表を見ていて、 そういえばうちって無線LAN環境じゃないか!と思い出した。

なんで忘れてたかというと、自宅での無線LANの使い方は単純に電話線の近くからテレビの方へケーブルをひくと景観的に汚いから無線にしているだけで無線LANの子機以外のたとえばモバイル機器なんかはひとつもぶらさがってないため、その効果をいまいち実感できないからなのだ。


けっしてうちにモバイルがないわけではなくて、iBook G3(パールホワイトの方)をうちの奥様は使用している。
今販売されているマックはすべて無線LANに対応してるらしいけど、この頃のはオプション扱いでしかも対応する内蔵LANカード(Air Mac Card)はすでに販売中止。中古でプレミア価格で手に入れるか・ネットショップやヤフオクなどで代替品を調達するしかない。
ってなわけで1年前に無線LANを導入しつつ、ずっと奥様は子機にethernetケーブルをつなげてネットしていたのだった。
奥様の誕生日も近いことだし買うかなぁと思ってネットでAir Mac Cardを探すと、純正品はバカに高いけど代替品ならまぁまぁ安い。
ショップも探してみるか、と帰宅途中にソフマップのマック館に寄ってみると中古の純正品が11,000円で売っている。代替品なら7000円ぐらいで手にはいるんだけど、と迷いつつも購入。
帰宅してすぐに取り付け&設定にとりかかる。
カードを内蔵するのは簡単だったけど、無線LANにつなげるのは「パスワード」が何のことか分からず時間がかかった(説明書を調べたらすぐに分かったけど)。
iBookはこれでやっとケーブルレスで使えるようになって、奥様はとても快適(のように見えます)。

2005年10月9日日曜日

万年筆「ミニ檸檬」

今月発売の雑誌「Lapita」を買うと、付録で丸善とのコラボレーションの「ミニ檸檬」という黄色い小さな万年筆がついてくる。

というのを広告で見て、む、欲しいかも、といつも行く本屋に行ったら最後の一冊で、買う。


万年筆はけっこう太い線が出て、なかなかいい。日記をつけるのに使う予定。
今まで使ったことがある万年筆ってどれも線が細いのばっかりでイマイチ好みじゃなかったんだけど、こういうのもあるんだなぁ。980円でこれは安いよ。
しかし、このLapitaって雑誌の本体自体はすごくつまんない。というか正確には、つまんなくなってた。
以前買った時は(2000年1月号)、やや親父系オタク雑誌って感じでなかなか読ませたんだけど、今のこの雑誌はなんていうか、美容院とか歯医者とかにおいてあるどうでもいい雑誌になっちゃってる。どうもつい最近リニューアルしたみたいなんだけど、下手に「LEON」とか狙っちゃってるのかな??
そもそも万年筆の特集で、「この万年筆とこのスーツをあわせよう!」って無理ないか?あと19万円するジャケット紹介してたりするけど、そういうのを着る人はこんな雑誌読まないと思う。

2005年10月8日土曜日

「のびダス」

10年ぐらい前、いやもっと前かもしれない、漫画の内容を統計学的に分析するといえば聞こえがいいけど、ただひたすらさまざまな事象を調べてあげてデータ化するということが流行ったことがあった。たとえば、ドカベンの明訓高校の勝率だとかブラックジャックの手術の成功率だとか。ちょうどウルトラマンを科学的に捉えるというようなややスノビッシュなことが面白いと思われる時代だった。「カノッサの屈辱」とかも同時代な匂いがする。

でも「ドラえもん」に関してはそういうものの研究対象にされたことがなくて、あー自分で調べてみたい、と思ったことがあった。そんな欲望に答えてくれるサイトがこちら。

ドラえもん研究サイト 「のびダス」


ホントにすばらしい。とくに「のび太のシャツ」オールカタログ−全823話135着大図解は労作なので、ぜひ見ましょう。
これで思い出したけど、文庫でテーマ別のドラえもんが出た時にこんなのが読みたいなぁと思っていたテーマがいくつかあったので、覚え書き。
のび太ホビー編
 プラモ、ラジコン、ゲーム(ボード・ビデオとも)、同人誌(週刊のび太)、けん銃王コンテスト、王かんコレクション、階級ワッペンetc.
 藤子F不二雄が提案する「遊び」ってすごい憧れたし、実際にマネをして遊んだこともあった。
海賊放送編
 鏡などの特殊映像メディアも含む。オバQでも町内新聞を作るエピソードがあって、マネして作った覚えがある。
のび太別荘・隠れ家編
 ひみつ基地、マンション、氷の家とか。
スネ夫別荘編
 冒頭がスネ夫の別荘から始まるエピソードっていくつあるんだろ?
この他に「ジャイ子作品リスト」ってのもあったけど、「のびダス」のジャイ子・登場全話ガイド〜全国のジャイ子ファンに捧ぐでかなり達成。
「0点・家出編」ってのは出てるけど、「のび太家出全リスト」もぜひ見てみたい。

2005年10月6日木曜日

『おいでよ どうぶつの森』ほか

最近、気になってしょうがなかった、DS版どうぶつの森がついに発表ー!
クラブニンテンドーのメールより。


> ◆『おいでよ どうぶつの森』
>
>  どうぶつたちが住む村の住人となって、どうぶつたちと会話したり、部屋の
>  家具にこだわったりといった、思い通りの気ままな暮らしを楽しむことがで
>  きる「どうぶつの森」の最新作です。今作では最大4人での同時通信プレイ
>  が可能となりました。また、Wi−Fiコネクションにより、遠くに住む友
>  達とお互いの村の行き来をすることができます。
>
> 【発売日】   2005年11月23日(水)
> 【希望小売価格】4,800円(税込)
> 【対応機種】  ニンテンドーDS
> 【ジャンル】  コミュニケーション(1〜4人用)
うひー、意外にすぐじゃん。楽しみ。
��
情報だけは聞いていたウォレスとグルミット初の長編映画の公開日が決定。
>『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
>2006年3月18日(土)よりシネカノン有楽町・渋谷アミューズCQNほかにて全国ロードショー!
ショートショート集がつまらなかったから、これには期待したいところ。
��
ところであややと一緒に出てるCMキャラクター「コマーさる」って、藤子F不二雄先生の「コマーさるのパクリじゃないかって言われてる」、だって。
おいおい、ちょっと待てよぉ。このCMが「コマーさる」のアイディアならまだしも、名前をパクっていいことなんて一つもないじゃん。それは少なくともパクリじゃないよ。記事にはちゃんと藤子プロに許可とってるって書いてあるし。
ちょい前にも書いたけど、ホントに何でもパクリっていうよなぁ、最近。
��
キャラねたでつなげると、このキャラってナカムラくんっていうのね。すごい意外。
��
��新)江ノ島水族館の人気者、みなぞうが急死。合掌。
��
小ネタついでに
2月はどうして28日しか無いのでしょう?
カエサルは奇数月を31日、偶数月を30日とする暦を定めたが、それだとあわない。かつては2月終わりだったので、そこで調整した、とのこと。
……あれ、奇数月を30日、偶数月を31日にして2月だけ例外的に30日にしたら30*7+31*5=365であうじゃん!あ、うるう年があるのか。いや、そん時は2月を31日にすればいいだけだよ。
うーん、よく分からん。
��
ところで、もしかしてシャンプーの容器の側面にはギザギザがあって、リンスにはないことをド近眼じゃないあなたはご存じない?

2005年10月3日月曜日

更新履歴:タバコのパッケージ

以前にも予告してましたが、今回のかわいいものやグッドデザインを紹介するアンアンアンは
タバコのパッケージ
です。


2005年10月2日日曜日

オマンジュをパクリといただく

この事件この事件もそうだけど、有名人やその類の人が何か起こすとみんな厳しいよなぁ。


もちろん有名税じゃないけど、厳しいのはかまわない。
でも、その罪とは別の部分までも叩きまくる傾向はどうなんだろ?
たとえば、僕は「サイコ・ル・シェイム」って聴いたことないし、それは聴くまでもない内容だろうとどこかで思っているからなんだけど、だからといってこの人が逮捕されたことと彼らの音楽の評価は無関係だと思っている。
大体そんなこと言ってたら「世界に一つだけの花」はヒットさせちゃだめじゃんか。
ちなみに僕は「こどものためのドラッグ大全」を読んで以来、こういう有名人がドラッグで逮捕されたという話を聞くと、まずそんなに追いつめられたのはどうしてなのか?と考えるようになってしまった。
また後者の「落書き」ことグラフィティも、もちろん結局関係者の壁じゃねぇかよ!とか、とてもヒップホップの精神がどうのこうのと言ってほしくはない内容だけど、でもそのことと落書きの出来はやっぱり関係ないと思う。もしかすると、めちゃくちゃかっこいいものだったかもしれない(僕はヒップホップ文化には全く共感できないけど、ロゴやフォント好きなのでグラフィティはけっこうかっこいいと思ってしまうのだ)。
というのも、僕は山手線で通勤しているんだけど、恵比寿〜渋谷あたりに書かれたグラフィティらしき落書きはホントに汚いのだ。壁に落書きする人は、壁の持ち主が思わず唸ってしまうようなものを描いてやる!って気概は少なくとも持っていてほしい。
これらとは少し話が違うんだけど、たとえば「オレンジレンジ」を叩く理由が、彼らの曲がパクリだから、という人が多いらしい。
もちろんパクリ自体はパクられたと思った人がどんどん訴えればいいと思うんだけど、そのことと彼らの音楽がダメなのはこれまた関係がないと思う。
じゃあたとえば、自分がとても感動した曲がある。それが何かのパクリだと分かったら、その感動はニセモノだったのだろうか?もしパクリと知らなければ一生感動ものの曲だったかもしれないのに?
パクリとは違うけど、ものまねがオリジナルを再評価させることだってある(コロッケ→美川憲一のように)。
そもそも著作権ってのは、盗作などによってその被害者が経済的に損失しないようにと考えられたシステムらしい(福井健策「著作権とは何か」集英社新書)。ゆえに法の存在自体は「オリジナル信仰」の根拠にはならないんじゃないか。いっつもそういうことは当事者同士以外は関係ないでしょ、と思うのだ。
なぜダメと思うかをちゃんと言えないとダメと言ってはダメだと思う。それを実はその本質とは無関係の理由で説明しようとするのは、まさに思考停止だと思う。
もちろん僕はドラッグや器物破損や盗作を支持してるわけじゃない、念のため。

2005年9月29日木曜日

小ネタ、できるだけ。

「なぜか混同」に新ネタ追加。
「混同しないけど似てる」の最後に追加しておいたけど、この2つのDVDジャケットは似すぎ。
pic_swinggirlsdvd.jpgpic_575dvd.jpg
当然、左が先なんだけど。

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ところで、ものまね関係の方々は水田わさびの「ドラえもん」を早くマスターすべき。あと30年は使える。
かくゆう僕も練習中だ。「にょびたくぅん」
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テレビで見るたびに「加藤あい」って化けたなぁ、と思う。こんなにキレイな娘になるとはねぇ。元SPEEDの上原多香子とかもそうだった。ジャニーズ総帥のジャニー喜多川は男子の「化け」を見抜くのが天才的らしい。
アイドルにとって17歳あたりの大人になる時は大きな山場だなぁ。これを機に女優になるか・タレントになるか・フェードアウトするか・杉田かおるになるか、大体決まる。
もっとも、そこで何か才能=タレントがないと消費されちゃうんだけど。
たとえば「真鍋かをり」だってメガネ萌えというより、みんなメガネをかけさせて初めて彼女がとてもキレイに化けたことに気づいたってことだと思う。
blogが面白い、ってのも彼女は元々上唇をとがらせて面白いことをいう娘だったし。美人+バラドルのスキル、というパターン。
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この世界、ミニチュアなの?
本城直季という写真家の展覧会の紹介みたいなんだけど、これ、実景です。なのに撮り方なのかミニチュア(東武ワールドスクウェア)に見える。面白い。
リチャード・クーという経済学者にして熱心なモデラーの方が、ミニチュアを実写のように撮った写真集を出していたけど、それの逆。

2005年9月27日火曜日

パンク修理

自転車がパンクした。
タイヤに空気がないとホントに前に進まなくなるから、F1のパンクというのは深刻だと実感する。

今の自転車は2000年7月に買ったので丸5年もの間パンクとは無縁だったわけで、とはいえ決して乗ってないわけではなく、それこそ山手線一周したこともあれば、1年間以上は僕の脂肪を燃焼させるために夜中に出動させられていた愛車だ。

今までの僕なら、最寄りの自転車屋に持っていって1000円ぐらい払って直してもらおう、と考えるんだけど、さすがにMTBタイプ(PEUGEOTのColibriだから限りなくシティサイクルに近いけど)なのでパンクしたら自分で修理にトライしてみようと思っていたのだった。


さて。
もちろん、タイヤの構造もよく分かってないわけで、手元にある一冊の教科書「困った時のMTBメンテナンス—自転車のトラブル全部解決 エイ文庫」をひもとくと、穴を見つけてパッチをあてる、とある。とりあえずパッチやタイヤを外す道具がないから東急ハンズで購入。
webで調べてみると、まず虫ゴムの劣化かパンクかを調べるとあるので、さっそく帰宅してチェック。
どうやらパンクらしい。

1.タイヤを外すのに手間取る


まずパンク箇所を探す。夜で外が暗いので狭い玄関に自転車を入れる。
ところが慣れないもんだから、ホイールからタイヤとチューブを外すのがとても手間取る。っていうか、タイヤとチューブってもののそれぞれの役割をあまり意識したことがなくて、チューブってこういうものか、といまさら知る次第。

2.パンク箇所が見つけられない


洗面器にチューブをつけてブクブクやってみるものの、パンク箇所が全然見つからない。パンクといってもスローパンクチャーなので豪快に空気が抜けていくわけではないのだ。あとから分かったけど、この作業は暗いところでやるもんじゃない。
いい加減あきらめてやっぱ虫ゴムか?と思い直し、またチューブとタイヤをホイールにつけて虫ゴムを交換して試してみるが、すぐに空気が抜ける。
とりあえず休みまで作業を延期しよう、とあきらめる。

3.ようやくパンク箇所を見つける


2日目。
休みなのでゆっくりやろうと、ちゃんと明るい屋外でパンク箇所を調べる。
するとちゃんと泡が出てくる!!
その箇所を詳しく見ると、小さい裂け目が2本入っていた。
さっそくパッチを貼る。
初心者なのでPanaracerのイージーパッチという接着剤いらずのパッチで対処。

4.まだ他にもパンク箇所があるみたい


これで完了!とチューブの状態で空気を入れてみると、空気は抜けない。
しかし再びチューブとタイヤをホイールにはめて空気を入れて体重をかけると、やっぱり空気が抜ける。
またタイヤとチューブを外して調べると、もう1箇所小さい穴が空いていた!!
こちらにもパッチをあてる。

5.まだ直らない!そして見つからない


さてこれでさすがに大丈夫だろう、とまた戻して空気を入れて体重をかけると、やっぱり徐々に抜ける。
まだ小さい穴が残っているのだろうか?
しかし、調べても分からない。
もしかして虫ゴム?とかもう何がなんだかわからない状態に。
チューブを外してはつけ、外してはつけのエンドレスループ状態。
疲れ果てて今日はもう暗いのであきらめる。

6.ついにタイヤをフレームから外す


3日目に突入。
やっぱりパンク箇所が見つからないので、思い切ってタイヤホイールを自転車から外してみる。
けっこう簡単に外れたけど、元に戻せるのだろうか??
もうこの頃にはホイールからタイヤを外したりつけたりするのがかなり手慣れてさっとできるようになる。

7.最初のパッチがうまくいってない?


さすがにチューブだけになるとパンク箇所も探しやすく、ようやく原因が分かる。
チューブに力を入れると、最初に発見した箇所にあてたパッチの横っちょから泡が少し出てくる。
イージーパッチだとダメなのか、貼り方がヘタクソだったのか。

8.パッチセットを補給。


もう余分なパッチがないので最寄りの雑貨店で買ってくる。
意外にあるもので、こんどはゴムのりでつけるタイプのものを購入。

9.パッチあてる→空気を入れて体重をかけるとまた抜けはじめる。


今度こそ、ときちんと貼る。
チューブのままパンク箇所をチェックしてみると、空気漏れはない。
しかし。
タイヤにつけて力を加えると、やっぱり空気漏れが発生。
その上からパッチを貼る。やっぱり空気漏れ。
3つめのパッチを貼る。やっぱり空気漏れ。
これはどうもおかしい、と先述の教科書をひもとくと、どうやらこのパンクは「スネークバイト」という種類のもので、こういう線状にパンクした場合は「切れ目の両端にはさみなどで穴を開ける」「小穴を開けずにパッチを貼っても走行中にチューブが伸びて亀裂が広がってしまう」とある。!!
なるほど、穴だと広がってもその張力は分散されるからいいけど、線だと張力が両端にかかり裂け目が広がるわけだ。
しかしもう裂け目はパッチの下だし、僕の修理技術のつたなさが原因じゃないと分かった。せっかくタイヤも外したことだし、この際チューブを交換することにした。

10.ついに新品のチューブを購入。


急遽、東急ハンズに出向いてチューブを購入。なんだ、700円ぐらいで買えるのかよ……。なんか最初から交換してもよかったかも。予備用とあわせて2つ購入。
そういえば、フレームとチューブの間にゴムのようなものが挟まってたけど、それは劣化していてプツンと切れてしまった。それも交換した方がいいだろう、とリムテープ(リムフラップ)も購入。残念ながらぴったりのサイズがなかったので大きめのを買って、途中で切ってゴムボンドで短くすることにした。
帰宅してチューブとタイヤをホイールにはめる。
さすがに空気は抜けていかない。
いよいよタイヤを自転車にはめる。
チェーンの動きはなんとなく覚えていたので、それをタイヤのギアにひっかけながらガチッとはめる。
意外と簡単にいった。
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試乗しても、空気は抜けない。やっと終わった……。
なんだかパソコンでトラブルにあって解決した時に技術レベルがあがることがあるように、自転車技術レベルが0から1になった気がした。

2005年9月25日日曜日

「オタクvsサブカル!」ほか

もう1ヶ月前になるけど、僕もこの本を読んだ。
ユリイカ 2005年8月増刊号 総特集 オタクvsサブカル! 1991-2005ポップカルチャー全史
加野瀬 未友 ばるぼら
4791701372
率直に言って面白かった。タイトルの「オタクvsサブカル!」がうまいなぁ。誰しもが「そんな対立軸ってあるのか?」っといきり立ちながら手にとってしまうという。


それにしても、今の僕はいわゆる萌えを中心としたような「オタク」カルチャーはかなり引いちゃってる。でも、10年ぐらい前は「エヴァンゲリオン」にハマったりしてたわけだし、ガンプラだって守備範囲だった。
だからこの本を読んでふと考えてしまったのだ、僕はいつの間にオタクが嫌いになっちゃったんだろう、と?
よくよく考えてみると、最近の男性オタク文化というのがどうも美少女というかキャラクターを中心にまわっているところに違和感を感じてるみたい。端的にいって、僕にとってそれがグラビアアイドルだろうがアニメのキャラだろうが、そういった女の子を愛でることが趣味とはとても思えないのだ。もちろん、そういうことが気持ち悪いというのもあるんだけど、それ以上に「そんなのが趣味なのか?」という疑問があるんだと思う。
「女の子が好きです」ってことが趣味だ、といわれる違和感というのはたとえば、「おいしいものを食べるのが趣味です」とか「服を買うのが趣味です」なんて言われた時の違和感に近い。たぶん僕にとって趣味性の高さと生きることに必要なことからの遠さ、というのは比例するんだと思う。
もちろんそれはそれぞれの趣味だから別にいいんだけど、この本の中でもちらりと触れられているけど「サブカルは女の子と仲良くしてる、オレたちと違う!」というのは筋違いなわけで、たまたま話せる話題があるから話してるだけ。それは自分がそうだったからとてもよく分かる(もちろん、そこから恋愛に発展しちゃうこともあるんだろうけど少数だと思う)。
そういう点でいうとキャラクターを愛でる「オタク」の男女だとなかなか接点できないだろうし、その辺が「サブカル」への変な敵対意識を生むのかなぁとも思った。
「サブカルは気取っていて自らの性癖みたいなものを表に出さないから卑怯だ」と言うのはあるのかもしれないけど、実はそれが趣味の中心部分じゃないので出す必要がないといった方が正しいのかもしれない。
この本で何人もの人が書いてるけどしょせんオタク・サブカル両者とも「文化系」じゃん、と思わなくもないけど。
……なんていろんなことを考えさせられた一冊だった。
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あとは最近読んだ本をざっと。
「伊丹十三/再び女たちよ!」(新潮社)
「女たちよ!」がけっこう面白かったので、また一冊読んでみた。これは最初の奥さんと離婚して宮本信子と結婚した辺りに書かれたそうだけど、かなり内容がまろやかになっていて、「女たちよ!」にあった鼻につく部分がずいぶん少なくなっていた。
「細野晴臣/細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING」(平凡社ライブラリー)
1992年に出た本の文庫化。
細野さんのアルバムはいつの間にかけっこう持ってたり、なんだかんだで本もけっこう読んだりしてるんだけど、この本はかなり面白かった。
細野晴臣という、演奏家としての顔、作曲家としての顔、プロデューサーとしての顔、といろいろ持っている人だけにその葛藤がよく分かる。インタビュアーの北中正和氏も丁寧に話を聞きだしていい仕事をしている。
「村上春樹/風の歌を聴け」(講談社文庫)
「BANANA FISH」を読んだら村上春樹の小説を読みたくなって(たぶんサリンジャーからの安易な連想だと思う……)、でも文庫になった未読の「海辺のカフカ」とかはどうも読む気がしなくて、デビュー長編のこれが新装版で出てたなぁと思って再読。再読、といっても読んだのは高校生の頃だからもう15年ぐらい前。
うーん、いつもうまく言えないんだけど、村上春樹の本を読むと「何か」を感じる。けれどそれが一言ではいえないようなものなんだなぁ。ゆえにこの作家はすごいと思うんだけど。
あとやっぱり洒落てるなぁと思った。といっても、「オシャレ」という言葉を越えているというか、「キザ」でもないし、「センスがいい」でもないし、いちいちかっこいいのだ、隙がないぐらいに。小道具や舞台にする街なんかも現実にありそうなのに、きっとどこにもない「村上春樹ワールド」の一つになっていて、それはやっぱり作家の力なんだろう。
あと下手すると現実味のない内容になりがちかもしれないのに、妙なリアリティがあって、その辺も支持される理由なんじゃないかなぁ。たとえばこの本に出てくるデレク・ハートフィールドがまさにそう。
次は未読の「中国行きのスロウ・ボート」を読む予定。初期の頃の作品の装丁が、これまたいちいちいいんだよなぁ……。

2005年9月24日土曜日

またまた小さいくるま

トミカの復刻ミニカー、スバルR-2。てんとう虫ことスバル360の後継車だったそうだけど、あまり人気なかったとか。全然興味ない車だったんだけど、今回の復刻でちょい目にすると意外とかわいい。奥様に見せると「スバル360の方はかわいいけど、こちらはイマイチ」ってことだけど、まぁそうだろうなぁ。この絶妙なかわいさは女・子供(=マイ・ファミリー)にゃ分かるめぇ。


ところでこれを買ってる時に、会社の人に会ってしまった(泣)。そりゃ通勤途中だったからしょうがないし、その方もおもちゃ属性がかなり高い人だからいいんだけど、「トミカ」ってのは割と説明するのが難しいなぁと思った。そもそも僕は決してトミカのコレクターではないし。ま、いいけど。


さて、このところまた缶コーヒーやジュースに車のオマケがついてる。僕は今まで缶コーヒーは飲まない方だったんだけど、アイスコーヒーの場合だとそんなにお店で出してくれるものがおいしいと思わないのでお金の節約のために時々買う。なので、それにオマケがつくとなると1日1本ぐらいで買ってしまうのだった。

ボスミニカーセレクションのランボルギーニカウンタック。カウンタックってかっこいいと思うけど、ミニカーで楽しもうと思わないんだよなぁ。本物見てシビレた方がいい(とても所有できるとは思えないが)。
他のラインナップは、ランボルギーニミウラ、ウラッコ、イオタ、ロータスヨーロッパSP、ランチアストラトス、トヨタ2000GT、ニッサンフェアレディZ432Rだって。最後の2つのぞいた、いわゆるスーパーカーって範囲外。
次は車じゃなくてラジコンカーのミニチュア。すごく購買層が限られる気もするが、GEORGIAのオマケ。
ファミコンブームの直前か並行してラジコンブームがあったんだけど、そのブームを牽引したのがTAMIYAから出ていた電動ラジコンカーのマイティフロッグ、グラスホッパー、ホーネット、ホットショット、ブーメラン、サンダーショットあたりだった。とくにマイティフロッグはそのネーミングとやや複雑な曲線のボディがかっこいいなぁと思ったけど、当然自分は持ってなく、ゆえにこういう企画には飛びついてしまうのだ。

残念ながら、マイティフロッグがまだ出ず。
あと写真は省略するけど、FIREはABS製のバイクのミニチュアをつけている。買ったらたまたま一番欲しかったSUZUKIのカタナが出たのでこれはもう興味なし。