2005年10月18日火曜日

protect him

趣味欄に「読書」だの「音楽鑑賞」だの「映画鑑賞」だの書いてる人ってのは、何だかんだで家の中にモノがあふれかえっているんじゃないだろうか。
というか自分がまさにそれなんだけど、とくに見境なく買っていたのが大学終盤〜就職したての頃。ちょうど月給取りになり学生時代のようにガマンをせずとも本・CD・ゲーム・封切りの映画なんかをバンバン(というほどでもないが)消費できるってんで、自分には「勉強勉強」とか言い聞かせて、ちょっとでも興味があって安けりゃ買う、ってなことを繰り返していた。

そして多くの人がそういうポトラッチの後、ハッと気づくのである。

��人の人間が持てるモノの数は有限だと。

時すでに遅し、最初は誇りだった本棚やCD棚の数も、気がつけば狭い部屋を圧迫している。


その時どうするかは人によって違うだろうけど、僕の場合は、
本……なるべく図書館で借りる。文庫本はOK、面白かった本が文庫になると、文庫で買い直して元のは処分。
CD……厳選。聞かないものがたまったら売る。アナログ盤は買わない。
映画……できるだけ劇場&レンタル。これは昔LDを喜んで買って今その処分に大いに苦しんでいるから。
ゲーム……厳選。
食玩……厳選しつつ、飾らないものは袋に入れてダンボールに詰める。
とがんばってきた。
そして、どの場合でもなるべく中古などは見ないようにする。いらないものまで買ってしまうことが多いからだ(最近はかなり免疫がついてそうそう買わなくなったが)。
とかいいつつ、最近はミニチュアカーが加速度的に増えているからどうしようもない。
��
やっぱり誰でも同じ悩みがあるんだなぁと思ったのが、ほぼ日のこちら。
明日に向かって捨てろ!! 〜ボーズの脱アーカイブ宣言〜
もう、「あるある」の嵐で爆笑しつつ・でもどこか寂しくなりながら通読。名言だらけです。
さてその中の
2003-12-25 第15回 『ボーズのCD整理術』
で紹介されていたFLASH Disc RanchのCDソフトケースにピンと来た。
あのタワーレコードのレジ前にあったり、レコードコレクターズに広告が載ってるやつ……!
実はここへ来て2つあるCD棚にCDが入り切らなくなってきたのである。ごまかしながら適当に新譜を手前に積んでみたりしてたんだけど、やっぱり容量オーバーなのが明らかになってしまった。
全く聴かないCDなんかは定期的に売っているんだけど、それでも来るべき時は来てしまう。
人生設計的に(ウソ)これ以上CD棚は増やしたくない。そこでこのソフトケースである。
さっそくタワーレコードで50枚セットを購入して試してみた。ポイントもつくよ。
結論だけど、1年に1度聴くかどうか・でも処分したくないCDには、これは適していると思う。
だけど1軍というかけっこう定期的に引っぱりだして聴くCDは、やっぱりプラケースの方が探しやすいし取り出すのも楽だ。またケースというだけあってデリケートなCD本体を守っているのも確かなのである。
そしてまた、そういう2軍のCDをソフトケースに入れながら、「これ、聴くのか?」という疑問をぬぐいさるのがけっこう大変だったこともつけ加えておこう。

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