2009年6月29日月曜日

キング・オブ・ロック

スモール出版という自費出版社?があって、そこが出している冊子が面白い。
冊子といってもパンフレットっぽい作りで、そこがまた好きなんだけども。

第一弾が『音頭大百科』、第二弾が『日本語訳詞の洋楽カバー・おもしろ大百科』。

この第二弾に「王様」が多く取り上げられていて、

王様伝説~祝!即位10周年記念大全集
王様
B00009V9KW


興味を持って聞いてみたけど「??」。

よく考えたら、僕はロックを全然知らないなぁ、と。
さすがに「ハイウェイ・スター」ぐらいは知ってるけど、ツェッペリン、ジミ・ヘン、ザ・フー、グランド・ファンク・レイルロード、キッス、レインボー……名前は知ってるけど全然分からん。ストーンズは多少分かる程度。

そりゃパロディは元ネタわかんないと楽しめないわなぁ。

2009年6月28日日曜日

パン、茶、宿直

マイケル・ジャクソンが逝去したというニュースを聞いた際は、正直「ネタ?」と半信半疑だったけど、どうやら本当みたいで、それでもあんまりショックではなかった。

子供の頃こそ「マイケル・ジャクソン(笑)」という捉え方だったけど、高校生ぐらいの頃にちゃんとアルバム「スリラー」を聞いたら、うわ、いいじゃん!とファンになってしまった。
ディズニー・ランドで「キャプテンE.O.」も見た。

リアルタイムでは、中学生だった1987年の「BAD」になるんだけど、この頃は興味がなく、後に高校生の頃にテレビで放映された映画「MOON WALKER」がこのアルバムの曲を中心に構成されていて「マイケル、すげー!」という時差ありでの衝撃、だった。

といっても「BAD」の楽曲ってあんまり好きじゃなくて「SPEED DEMON」とかどうよ、という思いはいまだにあるんだけど、それでもやっぱり「SMOOTH CRIMINAL」はええなぁ。「MOON WALKER」のハイライトであるこの曲はビデオで何回も見たけど、PV集には入ってなくてガッカリした。

そういえばとんねるずがよくPVの完コピをやってて、むしろそれを先に見ることが多かったなぁ(笑)。

大学にはいるとなぜかMTVのチャンネルが無料で見られる環境だったので90年代初頭のPVは意外と知ってるんだけど、その頃は彼の「Dangerous」のPV、「REMEMBER THE TIME」「BLACK OR WHITE」(カルキンが懐かしい……)「 IN THE CLOSET」なんかが印象的だったなぁ。
「Dangerous」は初めてリアルタイムで買ったCDだったけど、あんまり好きじゃない。曲数が多すぎるし。

就職するとLDプレーヤーを購入、彼のPV集を買ってよく見ていた。そこで、「スリラー」以前の楽曲「ロック・ウィズ・ユー」が好きになってアルバム「Off The Wall」を買ってみたら、これが個人的に大当たり。

オフ・ザ・ウォール(紙ジャケット仕様)
マイケル・ジャクソン
B00273D3YS


それもそのはず、プロデュースはクインシーだけど、デビッド・フォスター、パティ・オースティンといったAOR系のミュージシャンが参加していたりとダンサンブル過ぎないメロウなテイストが特に後半に展開されて、このアルバムを聴く機会を増やしている。

彼の死がそれほどショックではないのは、ここ最近のアルバムは全く興味がなかったのと、生きててつらそうだなぁと痛々しかったからかも。

気の毒ではあるけど、これを機に彼のスキャンダラスな面じゃなくて(もちろんそっちも興味深いんだけど)音楽性の方により強くスポットが当たっていくことに期待したい。

クインシー・ジョーンズはなんかコメント出したのかな?

2009年6月23日火曜日

切り捨てゴメン

2001年から楽しみに見てきたF1グランプリ。

シューマッハが引退してから自分の中ではトーンダウンしてきたんだけども、琢磨もいなくなり、HONDAも撤退し、今年に入ってからはレース途中で爆睡したり、めんどくさくて最初と最後しか見なかったりということが続き、ついにこれ以上見続けるのは自分には無理、と決断。

僕は企業スポーツとしてのF1が好きだったから、今のような節約スタイルになるとどうも興味がわきにくいのかもしれない。
ここへ来てF1分裂か?とかゴチャゴチャやってるのも、どうもなぁ……。

またF1ヨーロッパラウンドは日本では日曜21時からなんだけど、その時間帯はちょうど子供を寝かす準備をしていたり、日曜は早めに起きるのでその分夜は早めに眠くなり、こないだから20時から「ビフォーアフター」が始まり、23時からは隔週で「世田谷ベース」があり、と時間の相性が悪い、という事情もある。

というわけで、この6月を持ってスカパー!との契約を切って、また面白くなりそうになるまでサヨナラすることにしました。地上波での放送も見るつもりはないです。

いやぁ、本当に趣味って変わるもんだなぁ。自分自身で信じられない。

2009年6月22日月曜日

ヨーロッパ企画が面白すぎる

映画、音楽、マンガ、ゲームなどなどいろいろあるエンタティンメントの中で、今自分がもっとも楽しみにしているのは、ヨーロッパ企画の舞台かもしれない。

一度当blogでも取り上げたことがあるけど、この劇団のことを知ったのは、映画化された

サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) [DVD]
上田誠 上田誠
B000C98CTA


で、偶然NHK-BS2で元になった舞台版を放送しているのを見たらもっと面白くて、こりゃ他の作品も見たい!と思い、通販で買えるDVDを買いまくり、ここ2年ぐらい

「衛星都市へのサウダージ」
「火星の倉庫」
「あんなに優しかったゴーレム」
「昭和島ウォーカー」(V6井ノ原快彦と共演)

と東京で公演があるときには必ず足を運んでいる。

先日は青山円形劇場で最新作

「ボス・イン・ザ・スカイ」

の公演があったんだけど、3階層の舞台設計をはじめいつもながら楽しませてもらった。

内容的にはコメディで僕が知る中で一番近いのはシティボーイズの舞台なんだけど、彼らのようなナンセンスさはあまりない。
意表を突く設定、ディティールのくすぐりが似ていて、わりとラストにちょっとした哀愁を漂わせるあたりに、脚本家で劇団を率いる上田誠氏の非凡さを感じる。

興味がある人はまずレンタルなんかで借りやすい「サマータイムマシーンブルース」の映画版を見て、興味を持ったら公式サイトで買えるDVDで面白そうなのを買ってみるといいと思います。

自分のおすすめは
「Windows5000」
「苦悩のピラミッダー」

ちなみに今年の冬に、上田誠氏が脚本を手がけた長澤まさみ主演「曲がれ!スプーン」という映画が公開されるそうです。
この舞台も同じぐらいにやるそうで、楽しみ。

2009年6月21日日曜日

「網棚には荷物を置かない」を家訓にしたい。

先日、家族で郊外の公園に出かけるため山手線から中央線に乗り換えたんだけど、ここのところ仕事でいろいろ考えごとがありぼぉっとしてたのに加え、降りる際に子供が「虫籠のフタが閉まらないよ~」などとバタバタしてたら、思わず網棚においたショルダーバックを忘れてしまった……!!

降りてから5分ぐらい経過して気づいたんだけど、あとのまつり。

山手線は周回してるから、乗った車両の位置や網棚の位置も分かっていたので一周まわってくるまで待つ、という選択肢もあったんだけど、
・幸い財布や携帯電話はポケットで、中身はほぼ買い戻せるものだった
・「どうせ見つかるんじゃない?」という期待があった
・家族で出かけるのを中断したくなかった
ということで、それはしなかった。

遺失物取扱所に行って報告したけど、一日経っても一週間経っても見つからなかった……。
山手線て終点とかないし、ひっきりなしに乗客が出入りするから網棚の荷物が忘れ物かどうかなんて分からないんだろう。で、そのうち心ない人に持ってかれてしまう、という。
あ~あ。

仕事で凹んでた上にダブルパンチ。凹んでもいいことないなぁと思ったけど、さらに凹んだ。

■中身で一番痛かったのは、いつも使っているメモ帳。

仕事、プライベート問わずToDoをざざっと書き込んで終わったらチェックを入れていく、という使い方をしてるんだけども、仕事内容が漏洩しないかちょっとヒヤヒヤ。
でも他人に見られてもなにが書いてあるか分からないと思う。

■次がPSP+メモリスティック8GB+ソフト「機動戦士ガンダム戦場の絆ポータブル」

これは主に通勤時間に録画したテレビ番組を見るためのもので、昨年10月末に買って以来毎日のように使っていたのにほぼ半年で紛失……。しかもメモリスティック8GBってかなり高いんだよなぁ。
ソフトはセーブデータともどもあまり遊んでなかったからまぁいいや。ちょこっと遊んでた「カルネージハートポータブル」のセーブデータの方が痛い。
しかし、モンハンとかやり込んでる人がなくしちゃったらショックだよね。PSPはデータがPCにバックアップできるから、やっておくといいかも。

結局、録画したテレビ番組がたまりまくってきて耐えきれず購入。しなくていい買い物だけにくやしさナンバー1。

■そして値段的には一番高かったデジタルカメラ「SONY DSC-T9 S サイバーショット T9」+メモリスティック1GB

2005年末に買ったもの。ちなみに以前、買ったばかりのデジカメを旅行でなくしたので二度目(涙)。
軽くてかなり愛用していたけど、最近はアスペクト比1:1で取れたりするリコーのデジカメがちょっと気になってたり。
でもしばらくはこれを買うまで使っていた単焦点のSONY DSC-F77で我慢するか。最近はもっぱら子供のスナップばっかりだしなぁ。

あとは、猛烈に面白い「東京大学のアルバート・アイラー歴史編」は半分ぐらいまで読んでいたけど、買い直し。新潮文庫Yondaのブックカバーもさようなら。

他にもネックストラップイヤフォン(2000円ぐらい)、液体ムヒ、虫除けスプレーとかこまごまとしたものも買い直し。

というか、家族で出かけるのにいらないもの持ちすぎ。猛反省。

鞄自体は前から新調しようと思っていたので、吉田カバンのショルダーバックを購入。

でも、買い戻せるモノならマシだなぁとつくづく思った。ゲームのセーブデータであれ、仕事の成果であれ、お金を払っても買えないものはいざなくすとその価値の高さに気づく。

家族なんてその最たるものだなぁ。子供が乗り換えでトラブルにあった、とかに比べればなんてことはない。とポジティブに考えるようにしよう。

2009年6月14日日曜日

お父さん

娘をおもちゃ屋に連れていき、「誕生日のプレゼントを何にするか選んでごらん」と言って

娘があれでもない、これでもない、と真剣に選んでいる後ろ姿を見て

「本当は全部買ってやりたい!」と思うのが、お父さん。

「だけどそれはおまえのためにならないのだ……!」と思うのも、お父さん。

娘が選んだおもちゃを見て、「あとで気が変わらないかなぁ」とちょっと心配になるのも、お父さん。

選んだおもちゃを一番安く売ってる店を探して、子どもが寝てる間にこっそりと家に運びこむのも、お父さん。

それが、お父さん。

2009年6月4日木曜日

雑誌の色

もう趣味の蘭に
「読書(自伝・評伝)」
と書いていいぐらい、相変わらずその手の本が好きで、最近も「哀川翔/俺、不良品。」「山城新伍/おこりんぼさびしんぼ」「HIRO(EXILE)/Bボーイサラリーマン」を読了。
今は藤原ヒロシの評伝「丘の上のパンク」を読んでる最中。

自伝マンガでは藤子A先生の「愛しりそめし頃に」(いつも思うけどすごいタイトルだな)も新刊が出たけど、今最も面白いのは先日2巻が出た島本和彦の「アオイホノオ」。

このマンガの読みどころは、
��.彼がのちのガイナックスを設立する庵野秀明たちと同級生であるため彼らの奇才ぶりが堪能できるところ
��.当時のたとえば週刊少年サンデーがどういう立ち位置だったのかがありありと分かるところ
だと思う。

��は、アニメブームが発生していく中で、あだち充、高橋留美子、細野不二彦といったアニメと親和性の高い漫画家たちが次々とデビューしていき、人気が出て行く様を読者視点で描いている。
2巻では高橋留美子が「うる星やつら」を抱えながらなぜ「めぞん一刻」を連載するのか本気で理解に苦しんでいる主人公が面白すぎるけど、たしかにリアルタイムではない僕でもその2つが同時期に連載されていたことに驚いたので、よく分かる。

��

ところで、たまに会社の休憩所に置かれているマンガ雑誌をパラパラ見るけど、相変わらず「週刊少年サンデー」は絵がきれいなマンガしか載ってないよね。あれってなんでなんだろう。あだち充、高橋留美子がずっと看板作家だからひっぱられちゃうのかなぁ。

あと「週刊少年チャンピオン」のヤンキーマンガと萌えマンガが順番に掲載されているという編集方針が謎。読者層が分からなさすぎ。ヤンキーも萌えマンガ読むのか、やはり非ヤンキーもヤンキーマンガが好きなのか。
僕はどっちも苦手だけども。

そして「めぞん一刻」を掲載していた「ビッグコミックスピリッツ」。10年ぐらい前は僕が唯一自腹で毎週買っていたマンガ雑誌だったけど、当時のようなポップな面影はまるでなく、肉体的にも精神的にも痛いマンガが多い。いつからああいう感じになったんだろう?

でも、僕のようなマンガ雑誌を買わない人間でもメジャー感を感じるのはやっぱり「モーニング」だなぁ。このマンガはこの雑誌でやってたのか!と思うこと多し。

2009年6月2日火曜日

ちょっとしたきせかえカメラ

確かに、ユニクロで売っているTシャツはなかなかカッコイイと思う。
だけど、ユニクロで売っているがゆえに普段着ていて他人とカブる可能性大なのだ。

服がカブるのは見知らぬ人とであっても気まずいので、とくにTシャツはできるだけ希少性が高いモノを着たい。
と思って結局ユニクロで無地のものを選ぶのが無難だったりするんだけど、それはそれで面白くないので昨年からアイロンプリントでちょっとしたカスタマイズをしている。

その際、気をつけたい点をいくつかおすそわけ。

・アイロンプリント用紙への印刷は左右逆で行う。
・生地は綿100%がよい。ポリエステルが入っていたりすると定着力が弱いようだ。
・生地の色は明るい色を選ぶ。紺色とか黒だと失敗します。
・一度Tシャツを洗ってからやった方がよい気がする。
・絵柄は自由に選べばいいけど、あまりキャラクター性が高いものだとちょっと恥ずかしいかも。

4枚ほどやってみた中で一番よかったのは最初に作ったデイブ・ディール描くところのピクサー映画「カーズ」のルイージ
一見ふつうのイラストに見えるけど、よくよく見るとキャラクターなところがよい。生地はユニクロの緑色のTシャツをチョイス。