2006年12月28日木曜日

パパのニューバッグ。

自分のクリスマスプレゼントにを買いました(実話)。


そして「James Brown Is Dead」(by L.A. Style)
合掌、いやこれこそ逆に「合唱」がふさわしいかも。

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最近、高級嗜好のイヤフォンがやたら出ているのはiPodの影響なんだろうか。

仕事場では音楽を聴きながら仕事をすることは黙認されていて、僕はノリたい時、もしくはあまりノレない時などにはiTunesで音楽を聴きながら仕事をする。
だけど、人から話しかけられたときに気づかないようでは困る。
だもので、ノイズキャンセリングイヤフォンとかあるけど、会社だと必ずしも音漏れなしがいいとは限らず。また、作業に没頭するときはホントに一日中音楽を聴いてたりするので、イヤホン部分が耳の形にフィットして痛くならないことが最重要。
というわけで、ソニー製の1000円もしないものを愛用している。

それだけじゃなくて、イヤフォンって断線してダメになることが多いためあまりお金をかけたくないのだ。
あと最近はイヤフォンで音楽を聴くのは、基本的に好きじゃないかも(なんだそりゃ)。

2006年12月27日水曜日

「源」ではない方

こないだのM-1グランプリを見ていて、チュートリアルとライセンスとペナルティの区別がついてなかったことに気づいた(どれもゲームに出てきがちな用語、というのが共通)。

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天才になりたい
山里 亮太
402273115X


M-1グランプリ2004で大ブレイクした漫才コンビ「南海キャンディーズ」山ちゃんの自叙伝。
自叙伝といっても、暴露系でもなく本人だけ気持ちいいフカシ系でもなく、わりと真面目に今までのことを振り返っていて面白かった。
一番興味深いのは、あまり知ることがない「お笑い予備軍」の人たちの姿。たとえば、吉本のお笑い学校ってどんなことをやっているのか?とか、そこで頭角を現すとどうなるのか?とか。

山ちゃんは自分が天才ではないことを痛いほど知っていて、だけど本人はそう思いたくないから一所懸命天才であろうとする。そのすれ違いが、しずちゃんとコンビを組むまで続くわけだけど、山ちゃんだってお笑いの経歴(足軽エンペラーでTBS「ガチンコ!」の企画「漫才道」で優勝など)を見ると決して凡人ではないところが、お笑いの世界の厳しさを感じさせる。

でもこういう「お笑い」をやりたいというより、「お笑い芸人」になりたい、という人は多いんだろうなぁ。山ちゃんはそれを自分で自覚していたところが救いなんだろう。また、自己反省のトライ&エラーの多さも。

芸能人本としては、NSC22同期生のキングコング(本書の中では天才扱いされてるけど、そうなの?)、インディーズ出身のライバル的存在である笑い飯・千鳥、後輩で頭角を現す友近、大学時代の同級生として無名時代の矢井田瞳などが出てくるあたりが読みどころ。

2006年12月22日金曜日

パイクカー

都内でもたまに見かけるけど、かつて日産は「パイクカー」という限定生産の車を出していた。
昭和62年のBe-1、平成元年のPAO、平成3年のフィガロ、平成6年のラシーン(ラシーンもこのシリーズにはいるかどうかちょい自信ない)。くわしくはこちらとか。

Be-1、PAO、ラシーンは坂井直樹がコンセプトを手がけたらしいです。坂井氏はカメラのO-ProductやEcru(ともにOLYMPUS)を手がけたデザイナーですね。
実は僕はこのカメラのスタイルも好きで、誰かが言っていたけど「未来世紀ブラジル」なんかで見られるいわゆる「レトロフューチャー」なトーンがある。
ちなみにPAOはルノー4Lに似てると思う。

さてこのパイクカー、僕の浅いミニカー歴で見る限りあまり立体化される機会がないようで、ショーケースやオークションでもたまにしか見かけない。とくに小スケールでは見たことなかった。

あれば買うんだけどなぁと思っていたら、さすがに最近の小スケールミニカーは食玩を中心に勢いがあるのか、出ました。
コナミの「Car of the 80's EDITION RED」の一台、PAO(1/64)。
DSC093791-2.JPG
とても丁寧な作りなんだけど、よく言われる「ミニカーにする際のデフォルメ」が甘い。確かに実車はこういう形をしていると思うんだけど、体感的にはこんなにボンネットの傾斜はないし、全体的な特徴が捉えられてなくて残念。

Be-1は同シリーズにて来年2月末に発売とか。ここまで来たらフィガロも頼む。


2006年12月21日木曜日

福袋みたいなもんか?

コンピレーション系のCDをいくつか購入。

SOUL TREE~a musical tribute to toshinobu kubota~
ATSUSHI from EXILE Keyco,RHYMESTER BOO BOO
B000ALMUZW


久保田利伸トリビュート。
発売時に買おうと思ったのにCCCDだったために買う気が失せて、レンタルにて強引にダビング(マックだとできたんですよ)。しかしそのCD-Rを娘に傷だらけにされて聴けなくなってたのでいつか手に入れようと思っていたところ、amazonで調べてみるとCDで再発されていたので購入。

今から考えるとメンツが異常に豪華で、中身もけっこう面白い。
MISIAの「Indigo Waltz」が一番よかったかな。

チューリップ・ベスト IN VISION -From TV-
チューリップ
B0000C0SY7


こちらもレンタルでダビングしたものを愛聴していていつか買おうと思っていたところ、最寄りのタワレコ店頭から消えたので、あわてて探すハメに。
このところチューリップの決定版ベストみたいなのが出てたので、こういうやや企画モノっぽい盤はもしや……と思ったら案の定amazonでは手に入らず。廃盤らしい。
結局、TSUTAYAオンラインというサイトにて購入できた(在庫が残ってたのかな)。

このCDはチューリップのテレビソングを集めたという企画モノで、チューリップの代表曲だけじゃなくて、財津和夫ソロの「切手のないおくりもの」「WAKE UP」も収録されているのが個人的にうれしい。ちなみに「WAKE UP」は早起きの曲じゃなくて、娘が嫁ぐウェディングソングです。

それにしてもオフコースをライバル視していたという財津和夫だけど、やっぱりバンド名で負けてたんじゃないか(笑)。僕はどちらもそれなりには好きなんですが。

みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1984
テレビ主題歌 小林千絵 ポプラ
B000GFM930


こうしてたまにコンピレーションを買うんだけど、買う条件は目玉となる収録曲はもちろんのこと、1枚通して聴けそうかどうかが大きい。
このCDの場合、すでに手元にある音源が多かったんだけど、「GU-GUガンモ」の主題歌が前から欲しかったのと、テレビ版「レンズマン」はOP・EDどちらもアナログ盤でしか持ってなかったので、購入まで至った次第。
スージー・松原こと松原みきが歌う「ガンモ・ドキッ!」は作詞作曲が森雪乃丞で、編曲が戸田誠二(!)フェイクジャズみたいなサウンドで、異常にテンションが高くて楽しい。同作家陣によるエンディング「ヒョコポン関係」も、「黒くてチビ ピンクでデブ」という、タイトルこそ出てこないもののまさに「GU-GUガンモ」ならでは、という歌詞に仕上がっている。

拾いものは、もろチェッカーズサウンドの(芹澤&売野と作曲作詞が同じなのでしょうがない)「ふたり鷹」主題歌「ハートブレイク Crossin'」、歌うは陣内孝則。

それにしてもこのCD、リマスタリングしてあったり、それぞれの曲に解説がつけられたりしていていい仕事。監修の高島幹雄氏は「MUSIC FILE」シリーズの人か。なるほど。

追記。

岡田有希子 All Songs Request
岡田有希子
B000065BDS


これもレンタルで聴いて、思ったよりも知っている曲が多い&けっこう好きな路線だったのでいつか買おうと思っていて、タワレコWポイントを機に購入。
正直、アイドルとしてはほとんど印象になく、彼女の話題はどうしても「自殺」となるんだけども、そういう先入観抜きに聴いてみると非常に歌唱力がある。楽曲も竹内まりや、尾崎亜美、坂本龍一、アレンジを松任谷正隆が手がけたりしてなかなか豪華かつ佳作揃い。
CMとタイアップしていたからか、ほとんどテレビで見たことないのに知っている曲が多かった。

余談だけど、先日発売したこれ。
MAGIC VOX 一風堂 ERA1980-1984(DVD付)
一風堂 土屋昌巳
B000JBWY2M


BOXはやめてー。「RADIO FANTASY」と土屋ソロ「RICE MUSIC」は聴いてみたいんだけど、他のはちょっと(「NIGHT MIRAGE」はアナログで持ってるし)。
バラ売りに期待。


2006年12月19日火曜日

「諸星和己/くそ長~いプロフィール」

僕が中学生の頃、女子たちに圧倒的に人気があったのが光GENJIだった。
今思うと光GENJIは、1968年、1970年、1972年、1973年生まれのメンバーで構成されていて、僕は1973年生まれだからちょうど赤坂晃、佐藤敦啓が同学年になる。
女子中学生ぐらいってちょっとアレなところがあって、本気で芸能人と結婚できると思っていたりする。だもんで、この「同学年」というのは妄想に拍車をかけたんだと思う。

さて、そんな元女子たちがガッカリするような自叙伝がこちら。

くそ長~いプロフィール
諸星 和己
4391128950


ただの田舎のゴロツキ(だってホントに野宿とかするんだもん!)が、上京してジャニー氏の目にとまりアイドルとしてデビュー、というホントに芸能界ってヤクザなところだなぁと思わせられる内容。もちろん、バツグンに面白い。
モロボシくんも、当時の自分が天狗になってたことを認めてはいるけど、それを反省するでもなく自慢するでもなくそういう自分もまた真実、てな書き方をしていて、イヤな感じがない。

読みどころは、ジャニーズの合宿所の様子や、むちゃくちゃな芸能活動内容とか。
またジャニーズ所属のアイドルたちのエピソードも面白い。

「合宿所」という言葉からもわかると思うが、当時のジャニーズは基本的にノリが体育会系だ。いまはどうだか知らないが、少なくとも俺がいた頃はまさに縦社会。上には逆らえなかった。その中でもトシちゃんは別格だった。マッチさんでさえ頭を下げる場面もあるくらい、ある意味天皇のような人だった。(P48)


だから独立して失敗したのか、トシちゃん……(涙)。基本的に空気読めない人なのかも。
18歳のときだった。
俺は、当時シブがき隊が合宿所に行くことになり、そこで少年隊のヒガシ君と同じ部屋に住むことになった。つまり、俺の初の同棲相手というわけだ。
どういう組み合わせか知らないが、俺とヒガシ君は血液型は一緒でも、性格は正反対。ヒガシ君はひと言で言うとまとまっていた。靴もピタッときれいに並んでて、クローゼットの中にかけられた洋服の色も、まるでまるでクレヨンの箱みたいな感じで、色別、しかも薄い色から濃い色へときっちり順番に並んでいて、まるで虹みたいだった。(P67)


その後、財布の中の札がすべてピン札で、それに驚いた諸星にニヤリとして、それだけじゃなくて札の番号まで順番になっていることを自慢したという。やっぱりヒガシはどこかおかしい。


2006年12月17日日曜日

「なぜか混同」更新

なぜか混同するんです」更新。
たまっていたネタをやっとまとめました。

今回のネタは

松原みきと平山みき
大野雄二と大野克夫
武満徹と武藤満
平尾昌晃とデイブ平尾
松村雄策と松村雄基
田辺聖子と森瑤子
今敏と今野敏
高樹澪と高木美保と高樹沙耶
千利休と小林一茶と松尾芭蕉
明智光秀と石田三成
AMAZONSとシュークリームシュとEVE
ペドロ&カプリシャスとロス・プリモスとロス・インディオス
シンバルズとザ★タンバリンズ
紀伊國屋書店と紀ノ国屋
ジャック・バウアーとエディ・バウアー
カイリー・ミノーグとアリッサ・ミラノ
ホルガー・シューカイとホルガー・ヒラーとクラウス・ノミ
デイヴィッド・カッパーフィールド(ディケンズ)とデビッド・カッパーフィールド(イリュージョニスト)とデヴィッド・カヴァーディル(ホワイトスネイク、元ディープ・パープル)
「大都会」と「西部警察」
「チップス先生さようなら」と「飛ぶ教室」
「ふたりのロッテ」と「ちいさいロッタちゃん」と「長くつ下のピッピ」
「ふたりのロッテ」と「ふたりのイーダ」
「ドリトル先生航海記」と「どくとるマンボウ航海記」
「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と「ライシャワー自伝」
「鉄コン筋クリート」と「浦安鉄筋家族」
「シンプソンズ」と「シムソンズ」
ゴンザレス三上(GONTITI)と小山薫堂


2006年12月16日土曜日

トゥルースの真実。

最近DVDなどで映画を観たりする時間があるのは、F1がシーズンオフだからということに気づく冬。

F1ファンであるからして、当然のように「T-SQUARE/Truth」は好きなんだけど、アレって別にF1のテーマとして作られたわけではないと思うんだけど、ものすごいレース的な展開をする曲だよなぁ。

スターティンググリッドにつく(0:00~)

エンジンふかす(0:06~)

スタート

1コーナーつっこむ(0:30~)

後続車がスリップ入ってインねらう(0:55~)

デッドヒート(1:14~)

……とか。
選んだ人、天才。
あ、でも同アルバムに「GRAND PRIX」って曲が収録されてるから、意外とモータースポーツを意識して作った曲なのかも?でもこの曲はどちらかというとフリー走行。「CELEBRATION」はレースっぽい。

あと、タイトルからしてまんまな、フジのツール・ド・フランス中継のテーマ曲「CHASER」もレースナンバー。二番煎じといえばそうなんだけども。

2006年12月13日水曜日

やや肩が凝るのが難

ドラクエ9、まさかのDS発売!
業界に激震、というか社内震撼!でしたよ、ええ(笑)。
とはいえ、個人的にはいい流れだなぁと思ってます。

さて業界人でありながらXBOX360もPS3もWiiも持っていないという不届者なんすけど(いや、ホントにいかんなぁと思うんだけども、どれにもやりたいタイトルがないからしかたない)、DSのソフトならコツコツ遊んでいる。

先日ようやく、意外と長かったこちらをクリア。8月末発売だから3ヶ月以上遊んでた。

ルーンファクトリー -新牧場物語-
B000GHMWRG


「クリア」といってもラスボスを倒してもずっと続けることができるゲームシステムなんだけど、さすがに飽きた(笑)。プレイ時間が出ないけど、40時間ぐらいはかかったんでは?
内容的には、ダンジョンの畑を耕して補給地点を作り攻略していく、ってのが斬新だった。ただ、そのシステムのせいで全然「牧場」経営する必要がないところはいいのか?と思った。やったことないけど、「牧場物語」シリーズとは別物だと思う。
あと街の女の子にアタックして(というかモノを貢ぐ)結婚するとかいう要素も目玉らしいけど、全くスルー。必要以外の会話すらせず。そちらは僕にとってのモチベーションとはならなかった。
でもいろんな目標があるという点ではいいと思う。

ちなみに噂通りバグ多すぎ。最後の方は2回ぐらい暗転フリーズ。メモリ破壊?
これ、あんまりデバッグしてないでしょ。

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んで、次にこちらをやろうと思ってたんだけど、

もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド
B000FJ37WY


ちょっと買うのを保留中。というのも1/18にこれが出るから。

世界樹の迷宮
B000HQUP5M
特典 豪華デジパック仕様 世界樹の迷宮アウトテイクミニサントラ付き


amazonで予約しました。うわ、ジャケかっこ悪い……。
ダンジョンにもぐって自分でマップを書いていく(ほら、DSだからタッチペンで!)という地味な内容なんだけど、意外と「トルネコ」とかミニマルなゲームが下手なのに好きな僕はかなり気になってます。

そういうわけで今つなぎで遊んでいるのが、前に書いたこちら。

ロードランナー
B000HP69T4


やっぱり面白いー!ノーマルの方は50面クリア、しかしチャンピオンシップはまだ1面もクリアできず(涙)
おまけモードの「詰めロードランナー」ってのがシビアで、解法が分かっても「こんなん、タイミング的に絶対無理」とか思ってたのを、速度設定を「遅い」にして何度か挑戦したらギリギリ説けたり。しかもそれが30面中の3面だったりするから恐ろしい。

2006年12月12日火曜日

Wiiの先祖

バレーボールはルール変えすぎだろ!

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Wii発売。
僕はあの手の斬新な内容の遊びには飛びつくタイプなんだけど、まだ買うまでいってないのはエポック社の体感ゲームを知っていたからかもしれない。
といってもはまったのはこれだけなんだけども。

体感ゲームシリーズ ストライク決めるぜ!!エキサイトボウリング
B0002YMP0C


会社の人に話しても存在すら知らない人が多くて、意外とゲームユーザーはスルーなのね、とか思った。

正直、Wiiスポーツのボウリングよりもこちらの「エキサイトボウリング」の方がよくできてると思う。ちゃんとデバイスがボーリングの球になってる点がよい。あと、投げるときの勢い、くいっと手首をひねるとちゃんと回転がかかる、など入力がちゃんと反映されるのも面白い。

ちなみに、amazonで調べて初めて知ったんだけど、これってXaviXのテクノロジーが使われてるんですね。XaviX(ザビックス)ってのは、テレビにつないでスポーツをするアイテムで、東急ハンズなんかで売ってます。


2006年12月11日月曜日

手帳の選び方

どうも最近手帳ブームらしくてよく特集などを目にするけど、それらはどうも営業マンとかアポの多い人向けの手帳ノウハウであるため、アイディアを整理・進行管理をする自分の仕事とはちょっと活かせないなぁと思ったりする。

僕は1日のうち、仕事でもプライベートでもパソコンの前にいる時間が圧倒的に長いため、メモなどはweb上で書き込んだりすることが多い。
だもので、ほぼ日手帳とかいろいろあるけど、
カレンダー式の予定表(見開き1ページが1ヶ月→そもそもそんなに約束事もないので)
なんらかの些末なメモ(たいていはWANT LIST)をする罫線の入ったページ
だけがあればいい、という結論に。電話番号帳も携帯電話を持ってから使ったためしがない。住所録は持ち運ぶ意味がないし、そもそもPCで管理しているし。

ただし、そのメモ用紙は「常に一番後ろに最新の情報が来てほしい」というこだわりのため、いらない紙を捨てたりソートできたりするバインダー式のメモ帳しか使わない。しかもズボンのポケットに入るミニ5穴タイプという最小サイズを愛用。サイフ、定期入れ、メモ帳がほぼ同サイズでうれしい。

なお、この手帳にはめったにない「いざ」というときのための靴擦れ用の絆創膏が入っていたり、あまり行かない店のポイントカードなども入れてある。
ダンドリ、ダンドリ(笑)。


2006年12月9日土曜日

カレンダーの選び方

毎年末書いてる気もするけど、こりずにカレンダーねた。
今回は自分が「会社で使うカレンダー選び」の条件をメモ。こういうメモをするのは、実は来年また買うときに見直すためだったりするので、あまり他の人の参考になるとは思ってなかったり(仕事によって全然違うだろうし)。

「月曜始まり」であること
仕事はなんだかんだで月曜から金曜という単位で考えるため、月曜はじまりは必須。……と思うんだけど、月曜始まりのカレンダーは実に少ない。

会社における、仕事以外の用事を書き込める卓上サイズ
タスクリストはPCデスクトップの付箋と小さな紙(アナログ!)にて管理してるので、それ以外の突発的な用事などを書いて忘れないようにしておきたい。たとえば「会社の飲み会」とか。

次の月もすぐめくれるようにバインダー構造になっている
仕事のスパンが長いので、月をまたぐことなんて当たり前。
フロッピータイプではこれができない。

「土曜日」の青色、もしくは平日と違う色表示
たとえ土曜出社があっても平日とは仕事の仕方が違うので、意識はしたい。
今使っているものにこれがないため、やや見にくく不満に思った。日曜/祝日の赤色表示は当然。

なんとかこの条件にあうものを、と探しに行った東急ハンズには1つしかなかったのでそれを購入。
少し大きい卓上タイプだったのが残念だけど、とりあえずキープできてよかった。

ちなみに、ここ2年ほどオーダーメイドしていた自宅用カレンダーはやめるつもり。だって、手帳以外のカレンダーはあんまり見ないんだもん(自爆)。


2006年12月7日木曜日

「山中恒/おれがあいつであいつがおれで」

おれがあいつであいつがおれで
山中 恒
4652021615


半年前に映画「転校生」を再見して、原作も読み直したくなり、購入。

本当に本を読まない子供だったけど、これは下ネタをフックとして珍しく最後まで読んだはず。先に映画を見てスジが頭に入ってたのかもしれないが、どちらを先に見たのかは記憶が曖昧。

今回読み直してみて、思いの外、映画が原作を忠実になぞっているのに驚いた。小学生→中学生という改変はあるものの(これは正解だと思う)、校長先生一家とのやりとり(映画にて山で一美を襲ったニイちゃんは校長先生の軟派息子!)をカット、原作では行かなかった移動教室は行ったことにしてプールでのエピソードを持ってくるといったマイナーチェンジを施し、そして最後に2人で行く小旅行は映画のオリジナル。
あと、一夫が8ミリマニアというのも映画のオリジナル。

両者を比較してみると、やっぱり映画版はすごい出来だと思う。筋を忠実になぞりながら、原作のコアの部分をより高いレベルで展開している。
こういうのこそ映画化した意味があると思うんだよなぁ。もっとも、この本は長さ的には中編ぐらいだから題材としてはもってこいだったのかもしれないけど。

ところで、「転校生」の感想で

それは、入れ替わる前の少女(小林聡美、めちゃくちゃ演技がうまい)が出番が短いくせにわりとおてんばに描かれているせいで、入れ替わったあとの少年(尾身としのり、こちらもうまい)が、その少女ではなく単にナヨナヨしたキャラに変貌した、というふうにしか見えないのだ。だから同時に女性の方は単にたくましくなった、というふうに見えてしまい、入れ替わったというよりそれぞれのメンタリティが変化した、という印象の方が強い。
この辺は実写映画の難しさなのかもしれないけど、この演出方針はちょっとどうかなぁと見るたびに思う。


と書いたけど、これは原作から存在する問題点でした。一美に対する周りの態度が決定しないうちに入れ替わっちゃってる。

ちなみに大林監督は「転校生」のセルフリメイクを撮影中だそうですが、どうなんだろうなぁ。

2006年12月6日水曜日

意外と「立つな、ジョー!」というセリフが多い

su1さんがblogでちらりと書いていたのをきっかけとして、唐突に「あしたのジョー」にはまってしまった。

僕は格闘技ではボクシングと相撲が好きなんだけど、その点では題材として申し分ない。
とはいえ、実は原作は読んだことないしテレビシリーズも見たことなくて、10年ぐらい前に劇場版2作品を見て「おもしれぇなぁ!」と思ったぐらいだったんだけど、今回はきちんと原作を読んでみた。

……やっぱり面白いなぁ!!

なんだか最近のマンガを読んでてもあまり思うことがない、「マンガとしてのうまさ」をすごい感じた。
構図のうまさとか、妙に多いモブシーンのうまさとか。ちばてつや、やっぱりすごい(←遅い)。

文庫本で読んだんだけど、その7巻での、小池一夫の解説(p395)や

「私は特に構成構図において、ちばてつやは最高の漫画家だと思っている。切り返しを使わず常に読者の眼でコマを左に流していく。コマの中に全身を入れてもなお、表情を豊かに見せ空間まで出してしまう。この構成力の妙、画力の冴えにはいつも舌を巻く。」


12巻でのさいとう・たかをの解説(p379)は

「ちば漫画の魅力。それを一言で表現するのは困難だが、あえて言うなら<<ちば節>>とも言うべき、あの独特の間合い、ということになろうか」


どちらもなるほど、だ。
その演出テンポの個性において、ちばてつやは「天才」なのだ。

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マンガを読んだ後にやっぱりアニメ版と比べてみたくなって、レンタルにあった「劇場版1」のDVDを見た。
さすがに1970年とかの作品なので絵は荒い。
だけど、力石との勝負が決まるシークエンスは漫画だと思ったよりあっさりしていたのに驚いたのに対して、アニメ版のジョーが放ったパンチが空を切り2人の汗がニョーと延びる……という「懐かしのアニメ」系番組があったらほぼ選ばれると言っていい一連の描写は素晴らしかった。思わず何回か見直してしまった。

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偶然なんだけどMXテレビにて「あしたのジョー2」のテレビシリーズが放送中なので、こちらも見ている。1と比べて断然絵がキレイでよい。
見ているとどうしても「キャッツアイ」を思い出すのでなんでだろと思ったら、キャラクターデザインがどちらも杉野昭夫。制作が同じ東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)で、音楽も同じ人じゃないかな(というか、「新ルパン三世」含めて社内でBGM使いまわしてるような?)。

だけど、オープニングは曲はいいのに映像がめちゃくちゃかっこわるくてガッカリ。現在、力石戦のトラウマで苦しむあたりで、例の「光るゲロ」を初めて見た。

これを見ていて、そういや子供の頃(1973年生まれ)、主に自分たちのお兄さん世代で「あしたのジョー」が流行ったことがあったなぁと思いだした。
テレビシリーズ「あしたのジョー2」は、1970年に放送された最初のテレビシリーズの再編集劇場版を1980年に公開し、その後を受ける形で始まったそうな。ゆえに原作に追いついて終了した最初のテレビシリーズはカーロス・リベラ戦で終わっていたのだけど、劇場版では力石戦を最後に持ってきて、「2」はその後からリメイクする形になっているそう。
そのテレビシリーズが終わる頃に、劇場版として「あしたのジョー2」が公開されたんだろう。

ちなみにこの1980年前後における東京ムービー新社はリメイクに熱心だったようで、「あしたのジョー2」の前番組は「ルパン三世 (TV第2シリーズ)」、後継番組は「新ど根性ガエル」、その他にも「鉄腕アトム」「太陽の使者 鉄人28号」「新巨人の星」などなど、今となってはなるほど、という感じのラインナップだ(ほとんどリアルタイムで目にしていた)。

2006年12月2日土曜日

SMOKY

会社の帰り道なんかに歩きたばこをする人が前を歩いていて、その煙がこちらにかかったりすると
「誰に断って吸っとんじゃ、このボケ!」
と素でむかつく僕ですが(もちろん言葉には出しませんよ)、今日のやつはあきれた。

だってプカプカ吸ってたタバコを自分の住んでるマンションの前でポイ、それを足でもみ消す。
そこはお前んちの玄関ではないのか?と。

そして、そのマンションは僕が住んでるマンションでもあるので、マジでやめてください(泣)。

あと、隣に住んでるお姉さんはベランダで吸ってるタバコの煙が、洗濯物を干しているこちらのベランダにもきてることには気づいてないんだろうなぁ。洗濯物干してるとかなりの確率で煙が来るから、けっこうなヘビースモーカーと思われる。


2006年12月1日金曜日

「11まである!」

ずいぶん前に人から薦められたまま、ずっとほったからしにしてあったこれをようやく見た。

スパイナル・タップ
クリストファー・ゲスト ロブ・ライナー マイケル・マッキーン
B000G7PSEU


いやぁ、噂に聞いてたけど笑えた、これは!
知らない人に説明すると、「偽ドキュメンタリー手法で、架空のハードロックバンドの典型的な姿を描く」というヒネくれた作品なんだけど、たとえばメインボーカルとギターが女性関係で決裂&絆復活、ドラマーが次々と変死する、とか。
でもそういう具体的な部分よりも、いかにもインタビューに答えたりといったディティールの勝利。コージー富田の芸とかに近い。パロディにするネタに対して愛があるんだよなぁ。愛がないとこんなディティールは生まれまい。
今なら、ヒップホップをネタにこういうのをやると笑えるんだろうなぁ。

薦めてくれた人がお気に入りの「ストーンヘンジ」のエピソードも笑えたけど、もっとも爆笑したのが
「目盛りが11まであるアンプ」!
目盛りが11まであっても音量がデカいってことじゃないじゃん、分割の度合いの話であって(笑)!

しかも「wikipedia-スパイナル・タップ」で調べると、

作中でナイジェルが考案した「ボリュームの目盛りが11まであるアンプ」は音楽業界やファンの間では伝説となっており、数多くの有名ミュージシャンが特別にその様なアンプをオーダーメイドしたという逸話が残っている。又、このアンプの説明をするナイジェルの台詞"Up to eleven"は「最大音量」という意味を持つ慣用句として使われるまで英語文化の中で浸透しており、『The Shorter Oxford English Dictionary』にも掲載されているほどである。


ホントか?と思って会社のアメリカ人に聞いてみたところ、知ってるとの解答。もっとも、その人はガンガンロックドラム叩く人だから、ってのはあるかもしれないけど、わりと有名な言葉らしい。
すごい!

ところで、これを見るきっかけになったは、どうも今の若い子には人気があるらしいこのマンガが、僕にとってはかなり不完全燃焼だったからというのもある。

デトロイト・メタル・シティ 1 (1)
若杉 公徳
4592143515


う~ん、どうもこの作者って、メタルもネオアコも好きじゃないんじゃない?
だからどちらへの目線にもいい意味でも悪い意味でも思い入れが感じられなくて、僕はそこが今ひとつだと思った。

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さてこの流れと、最近買ったみうらじゅんの本で絶賛していたのをきっかけに、これをようやく見た。

ウェインズ・ワールド
マイク・マイヤーズ ペネロープ・スフィーリス ダナ・カーヴィ
B000EULVDG


うっ、「オースティン・パワーズ」はサントラ他周辺アイテムにつられ劇場で見てつまんねーと思ったけど、同じマイク・マイヤーズのこれもちょっとつらい……。根本的にこの人のギャグは僕は笑えないみたい。
ちなみに、ずっとメガネの方がマイク・マイヤーズだと思ってたら、逆でした。そのメガネのガース役のダナ・カーヴィはスパイナル・タップにも出てたみたいけど、どの役か分からなかった。

最後に、まだDVDになってはないけど、こちらの、ヘビメタファンの、ヘビメタファンによる、ファンのためのドキュメンタリーも気になるところ。

メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
サム・ダン スコット・マクフェイデン ジェシカ・ジョイ・ワイズ
B000JVSVHY



2006年11月29日水曜日

バムとケロ

ずいぶん前に出た絵本なんだけど全然知らなくて、姪っ子が持っているのを見せてもらい、一発で気に入ったのがこちら。

バムとケロのおかいもの
島田 ゆか
4894232103


バムとケロという、なぜか同居している犬とカエルが、月に一度のマーケットに出かけていろいろと買い物をするというプロットなんだけど、絵の隅々に「遊び」があって読むたびに発見がある。
そもそも僕はこういうマーケットの雰囲気が大好きなので、それだけでまいってしまう。

このシリーズは他に

バムとケロのにちようび
バムとケロのそらのたび
バムとケロのさむいあさ

というのがあるけど、圧倒的に本書が面白いと思う。
雑貨好きにもオススメな一冊。

2006年11月28日火曜日

続編は「四丁目」

11/26放送の「サザエさん」、Mr.アナゴ&ヒズワイフ(注:恐妻)出まくりでトクした気分。

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「Always 三丁目の夕日」以後、高度経済成長期を扱った映画とかドラマ、多すぎ(というか、企画通りやすすぎ)。
あとそこで出てくる車、後期型ミゼット多すぎ。少なくとも僕が見た限りでも「Always」、「ザ・ヒットパレード~芸能界を変えた男・渡辺晋物語」(ドラマ)、「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」(スペシャルドラマ)、すべてで使ってた。たまにはひねってマツダK360とか出したらダメなのかな?

そんな大好きなミゼット(トミカ)をまた仕入れたので紹介。

トミカって一度金型を作ると色を変えたりしてバリエーションをいろいろ出すんだけど、ミゼットも例に漏れず多い。
元々が好きな形に仕上がっているので、色さえキレイであれば欲しくなってしまう。まんまとタカラトミーの策略にはまっているような。

DSC09377-1.JPG

どちらもプラスチックの幌がついてますが、つけない方が好きなのでどれも外してます。

奥はトイズドリームプロジェクト ミゼットコレクションの1台。ショーケースでバラ売りされていたものを購入。落ち着いた色がいいです。

手前は奈良にあるミニカーショップ Zi:lジール特注の、DUNLOPロゴ入りミゼット。スバル360と同時発売だったようです。モロ日本人(?)体型のミゼットの横に英字ロゴとマークをつけると、なんだか海外の車のように見えてくるから不思議。

2006年11月27日月曜日

ホットな話題をお届け。

春に引っ越しをした時に、新しい家では部屋にガス栓がなかったので、それまで使っていたガスファンヒーターは廃棄した(ちょうど一部故障してたし)。

だもので、今住んでいるマンションにある暖房は、リビングにある備え付けのエアコン、持参のコタツ、ホットカーペットと、4番打者がいない状態(僕個人としてはどれも嫌いなので、あまり使いたくない)。

それにそれらはどれもリビングで使用するため、特に日が当たらず寒くなりがちな自室には何かしらの暖房器具が必ずいる。それはすでに春で実証済みだった(夜は寒くて厚着してパソコンに向かってた……)。
冬になる前に買わなくては……と思っていたんだけど、このところ急に寒くなってきたので慌てて本気の検討に入った。

検討する上でもう一つ縛りがあって、うちは小さい子供が2人いるので触ってやけどするような器具はNG。また、同じ理由で空気が汚れるものもNG。ガスファンヒーターはこの条件を満たしていたのだ。

また僕は好みがうるさくて、カァ~と体が照るようなストーブタイプはイヤ。エアコンのように乾燥するのもイヤ。

となると、どうしても輻射熱系のものになってくる。

かの有名なオイルヒーターは昔から使ってみたかったんだけど、どうもイマイチな評判も聞く。調べてみると、暖まるまでに時間がかかる、暖かさもそれほどではない、その割に電気代はけっこうかかるらしい。
う~んでも使ってみないとなぁ、と迷っていたところにデロンギから「未来世紀ブラジル」みたいなレトロフューチャーな商品が登場。


http://image.www.rakuten.co.jp/e-yamagiwa/img10262321421.jpeg
デロンギ レトロモダン ヒーターコレクション オイルラジエターヒーター


実際に見たけど、カッコイイ!サーモスタットのダイヤルもイカス。
でも36,000円もする……。

あと暖房器具って冬以外は収納するものだから、できるだけ小さい方がいい(この商品は結構小さかったですが)。

とか悩んでいたところに無印良品でこんなのを発見。

http://www.muji.net//img/campaign02/cp_061020_img06.jpg
ミニオイルヒーター


高さが36cmしかなくてまるでオイルヒーターのミニチュアみたいでかわいい。お値段も6300円と、ダメでもいいかというお試し値段。
というわけで早速購入。

僕は自室にいるときはずっと机に向かっているので、その下に入れておけばOK。部屋中を暖める必要もないし。
今はあまり寒くないのもあるけど、十分活躍してくれてます。

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ところで、リビングの主力にはこういうのを買った。

サンルーム550N

主に通販などで扱っているタイプなんだけど、遠赤外線の輻射熱で暖めるらしい。それってコタツみたいなもの?

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ちなみに就職して最初に住んだマンションは、夜にお湯を作っておくタイプの湯沸かし装置があって、冬は一切暖房がいらなかった。今考えると、夏はめちゃくちゃ熱かった、ということだ(泣)。


2006年11月26日日曜日

芸能ニュースメモ2006/11

最近、知ってる人の結婚と訃報が続いたので、自分メモ。
順序は必ずしも時系列通りではないと思う。

IZAMと吉岡美穂
井川遥と14歳年上のファッションデザイナー

吉岡美穂と井川遥と乙葉が自分の中でかぶってたけど(あと優香も)、みんな立て続けに結婚したので数年後に同一人物化しそうな予感(例:マシューの奥さん=井川遥と勘違いとか)

押尾学と矢田亜希子

矢田亜希子はドラマ「愛していると言ってくれ」に出てたときにかわいいなぁと思っていてその後もけっこう好きだったけど、まさか「大先生」と結婚されるとは。

神田うのとITの人

このパターン飽きた。

ミムラと指揮者・金聖響(きむ・せい・きょう)

ミムラってムーミンのミムラから名付けられたらしいけど、似てねー。
というかそれを芸名にするのってどうなんだろう。

・(結婚してないけど)陣内智則と藤原紀香
陣内智則のネタは好きな系統です。

訃報。

ポール・モーリア
はらたいら
元「フォークダンスDE成子坂」の村田渚
内山田洋
三原さと志(和田弘とマヒナスターズのリードボーカルで、小山田圭吾の父)
石川賢
仲谷昇
ロバート・アルトマン
灰谷健次郎
アニタ・オデイ

どの人も多少その作品に接したりテレビで見てたりしたので、やたらと知ってる人がお亡くなりになるなぁというのが最近の感想。というか、自分がそれなりに年取ってきたということだけなのか?

その他。

竹内結子と中村獅童

だから結婚するときにあれほど「歌舞伎役者はやめておけ」と言ったのに!(ブラウン管に向かって)
竹内結子はけっこう好きです。

完全に噂レベルだけど、個人的には信憑性高いと思う広末はどうなんでしょ。アイドルや女優がモデルとかデザイナーとかと結婚するとけっこう離婚率高い気がする。

あとカタカナ女性と個性派俳優、離婚しすぎ。
YOUと松岡俊介、UAと村上淳、RIKAKOと渡部篤朗、KYON2と永瀬正敏。
残ってるのはCharaと浅野忠信ぐらい、ってのは言い過ぎ?

またカタカナ歌手といえばこれが!

・(結婚してないけど)birdの子供はみうらじゅんの子という噂

かなりビックリした。どちらも好きですが、もし本当だったら、両人とも芸能人としてはあまりプラスにならない組み合わせと内容なような。

というかこんなんメモしてどうするんだ>自分。

2006年11月24日金曜日

雑草生えまくり

「おいでよ どうぶつの森」が発売されてちょうど今日で一年だけど、僕は8月半ばに借金をすべて返して以来、それまで毎日やっていたのにピタッとやらなくなってしまった。
見たかった家具をほぼ見てしまった、というのもある。

「リズム天国」もすべてを「ハイランク」でクリアしたらピタッとやらなくなってしまった。むちゃくちゃ面白かったけど。

現在はDSの「ルーンファクトリー-新牧場物語-」をもくもくとプレイ中だけど、これもダンジョンをすべてクリアしたらピタッとやめることが分かっているので、終盤だけどダンジョン攻略以外のことをしている。

僕はそもそも純粋なゲーマーではないので、ゲームにおいてはある自分の中の目標を達成するとどんなに面白くても興味がなくなってしまうらしい。

そういう意味ではちゃんと目標が設定されてないゲームはとても苦手だということも分かってきた。

逆にいうと、今はゲームデザイン以上に、目標と達成感のデザインが気になるかも。


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ところで「おいでよ どうぶつの森」において、いろいろと用意された遊びの中でなぜ釣りが突出して面白いのか、やる気がするのか考えてみた。
単純に、魚影を見つけてから道具を持って釣り糸をたらす、でOKだからだと思う。
昆虫採集などは基本的に網を持ちっぱなしにする必要があって、そうすると話しかけたり・家中に入る際に面倒。なんか遊ぶ前にストレスが多すぎるのだ。もっとも昆虫は最初から姿が見えているので、魚と違った面白さはあるんだけれども。

2006年11月22日水曜日

めざまし時計の選び方

先日ちらりと書いたけど、夏頃に目覚まし時計の目覚まし針が微妙におかしいことに気づいて、新調しようとなんとなく商品をチェックしていた。
といっても、僕はほとんど同じ時刻に寝て同じ時刻に起きるから、目覚まし時計がなくても起きられはする。でも、たまーに寝坊することがある。ので、保険として目覚ましはかけておきたいのだ。精神的にも安心できるし。
ちなみにこういう生活をしていると、特別に早起きしなくてはならない時などにはけっこう弱い。後ろにもずれないけど前にずれるのも難しい、という。

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さて、目覚まし時計には、いや「にも」、僕なりのこだわりがあるのだ!

第一条件として、時計の背面に「時刻あわせ」「目覚まし時刻あわせ」の両方があるものがとてもいや。だって、目覚まし時刻を調整したいときに文字盤を見ながらあわせようと思ったら、時刻調整の針を動かしていた、って猛烈にいやじゃないすか!
時刻をあわせることなんてめったにないんだから、電池ブタの裏に隠しておいてくれ!!
とはいえ意外とないのです、この仕様。

第二条件として、目覚まし音は電子音じゃなくて、物理的にベルを叩く大きな耳障りな音が出るやつを希望。ちょっとやそっとの音では目を覚まさないマイワイフでも起きざるを得ないようなのを(笑)!
あと、針に蓄光塗料が塗られているのは当然として、ライト機能がついていると夜中に目が覚めたとき何時か確かめやすいのでうれしい。

最近は目覚まし時計を枕元においておくとすぐ消しちゃうから隣部屋においている。ゆえにあまり重視しないけど、秒針がカチカチいわない方がいい。というか、純粋な目覚まし時計に秒針はいらない気もするが、秒針がないと動いているのか止まっているのか分からないから、いるかも(←どっちや)。

さて、これらの条件にあったものを家電量販店で見つけたんだけど、1000円ちょっとのやたら安いやつで、大丈夫かなぁと思ったら案の定一週間ぐらいでおかしくなったので、返品。

う~んどうしようとか思ってたら、洗面台にミッフィーの卵型時計があることに気づいた。電子音であること以外は条件にあっていたので、とりあえずそれを使ってみることに。何年も使っているから信頼性はある。

本当は、前にも紹介したドイツWEHRLE(ウエラ社)製のこちらのが、ほとんど条件を満たしてるんだけど、高いのと店頭で実物を見たことがないのとで、買うまで行ってない。

しかも思わず、「かわいかったから」というだけで上記の第一条件を満たしてないこんなのを、LOFTで買ってしまった。

SINOテーブルクロック ブルー/CL-2434BL

四角いスタイルに弱い……。

2006年11月18日土曜日

ブルボン解禁。

ブルボンといえば、僕は最近まで製菓会社のブルボンを嫌っていて、コンビニでオヤツを選ぶときにもセレクトから除外していた。
なにせ「きこりの切り株」なんて「きのこの山」のパクリ商品出してたり、なんとなくやる気ないイメージがあるのと、なぜか子供の頃のオヤツで「ルマンド」「ホワイトロリータ」「チョコリエール」なんかを死ぬほど食べたので、もう食べたくないのだ(実際外で出されても手を出さないぐらい)。モンドセレクションとか出しまくってんじゃねーよ、とか思ったり。

だけど他の有名製菓メーカーの、「ホントにそれうまいと思って作ってる?」てな一発もののお菓子をやたら出していたり、定番化するつもりのない味のバリエーションとか出してたりと、その目新しさで売ろうとする姿勢もどうなのかと思い始めていた。

そんな時にたまたまパッケージがおいしそうに見えたスイートセレクションシリーズガナッシュソフトを食べたら、うまい!
ガトーレーズン、エルフィーユもなかなかのもんだ!

というわけで、僕の中でブルボン解禁。


2006年11月16日木曜日

元祖天才ブルボン

ぐっとくる題名
ブルボン小林
4121502272


ブルボン小林は「ファミ通」にゲームのコラムを連載しているので名前を知ったけど、正直面白くなくていつも飛ばしている。しかし、この本はなかなか面白かった。見直した!

本、映画、曲などの題名に関して考察するこの本は、実は「詩」に関する本だったりする。短い、シンプルな言葉にどれだけ言外の意味を感じさせられるか。この本で取り上げているタイトルは、確かにかなりの割合で「ぐっとくる」。
「部屋とYシャツと私」に潜むもう1人の人物の考察、「利家とまつ」が「トミーとマツ」へのタイトルオマージュであるという仮説、「勝訴ストリップ」「無罪モラトリアム」はどちらも「SS」「MM」と頭韻を揃えているという指摘、ITのハウツー本で「今夜わかる」シリーズが味わい深いという感覚などなど。
うーん、一見ふざけた文体だけどさすが芥川賞作家とうなった、小説作品は読んだことないけど(長嶋有名義、「猛スピードで母は」)。

ちなみに同じく別名義で芥川賞を取っている赤瀬川原平(尾辻克彦名義、「父が消えた」)も同趣向の本を出していて(「赤瀬川原平の今月のタイトルマッチ」ギャップ出版)、偶然なんだろうけど面白いなぁと追った。



余談だけど、ここで紹介されていた「角田光代/これからはあるくのだ」を買ってしまった。あと、悪い例というニュアンスで紹介されていた「松原 隆一郎 辰巳 渚/消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか」と「ブルボン小林の末端通信」も図書館で借りてしまい、意図せずにブックガイドになってしまった。
ブルボン小林の末端通信 Web生活を楽にする66のヒント
web連載をまとめた本。
前半、おそらく芥川賞を取る前まではけっこう面白かった。それ以後は自分でも書いているけどやや硬くなっていてイマイチだなぁと思った。あと、webで書いた文章って本になるとどうも軽薄な感じがする。お前もwebで書いた文章を同人誌にしたじゃん、と言われるかもしれないけど、だからこそ全面的に文体には手を入れたのだった。
あとよく文末に書いてある「(へぼ)」ってのがなんかイライラした(というかどういうニュアンスで書いているのか分からない)。
松原 隆一郎 辰巳 渚/消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか
対談形式で、次のような辰巳氏(「捨てる技術」の人)の疑問について経済系社会学者?の松原氏が答えるという本。
・ブランドものを買うような人がなぜ100円ショップで買い物をするのか?
・高い財布を買うのと温泉旅行、後者の方が「ためになる」と思うのはなぜか?
・ランキング上位のものや、行列に並びたくなるのはなぜか?
・ユニクロについて
・ペプシマンのボトルキャップとペプシの戦略、オマケについて
・マクドナルド、スターバックスからみる割安感と高級感
・ネットオークションとフリーマーケット
・素人が株を買うこと
ほか
とテーマ的にはいつも自分が考えてるような疑問が多かったので、なかなかだったんだけども、どうも対談の雰囲気がいまひとつ楽しくなさそうなのが残念。「経済ってこういうことだったのか会議」と比べると売れないだろうなぁと思ってしまう。
たぶん、辰巳氏が勉強体質しすぎなんじゃないかな。はっきりと考えを持ちすぎていて、しつこい質問になってしまっているような。この手のはある程度教えてもらう人に丸めてもらうぐらいがいいと思った。
あと、やっぱりタイトル、装幀、まるでだめだと思った。表紙のイラスト、軽薄すぎて内容とまるであってないし。もうちょっと高級感のある装幀の方があってると思う。タイトルは「消費の天才・秀才・凡才」とかどうか。
余談だけど辰巳氏の「捨てる技術」シリーズに興味が出て、どれもBOOKOFFで100円だったので「捨てる技術」「暮らす技術」「もう一度捨てる技術」を買ってしまった。わりと実践してることが書かれてたけど。
それにしてもこの辰巳渚という人はどうしてもこうも終始イライラしてる感じがするんだろうか。もうちょい落ち着け、と読んでいて何度も思った。こっちの話を聞いてくれない感じというか。主張自体は分かることも多いので、なんかもったいない。
これからはあるくのだ
角田 光代
4167672014

短いコラム集。
表題コラムが、タイトルは感傷的だけど内容はコミカル、というのに興味を持って読んでみた。
さすが小説家のコラム、という感じで、なかなか文学的な余韻があるものと、単にハハハと笑えるものとがバランスよく並んでいて楽しく読めた。機会があったら小説も読んでみたい。

2006年11月13日月曜日

箱絵もよかったのよ。

ガンダム関係ってほとんど反応しない昨今だけど、これらが復刻されたと聞いて思わず即買いしてしまった。

機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション 1 ザク編 復刻版
講談社
4063721752


機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション 2 ジオン軍MS 復刻版
講談社
4063721760


機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション 3 連邦軍編 復刻版
講談社
4063721779


いわゆる「ファーストガンダム」終了後のプラモデル展開に頭を悩ましたバンダイが考え出した、プラモデルを売るためのガンダムシリーズ。つまり、ガンダムがモビルスーツ+プラモデル>アニメ作品となった瞬間の記録なのです。
ちなみに僕は民放が少なかった地方育ちのため、テレビアニメっていうのは放送されなくて当たり前、だけどプラモデルは手に入るから、別にアニメを見ていようといまいとあまり関係なかった(そもそも、あんまりロボットもののアニメを面白いと思って見てなかった気もするが)。

さて、この本では当時発表されたMSVシリーズの大河原邦夫御大によるイラストと小田雅弘らによる(今となっては公式かどうかすら怪しい)設定・ストーリーが網羅されていて、リアルタイムで衝撃を受けた僕にはたまらん内容。

wikipedia-モビルスーツバリエーション」で調べてみると(この項、めちゃくちゃ読み応えある)、この展開って講談社の編集者が考えたそうで、

「モビルスーツバリエーション(プラモデル販売は1982~1984)」の原点は、「怪獣倶楽部」所属のフリーライターで当時「テレビマガジン」編集長であった安井尚志(安井ひさし、やすい尚志)が、『講談社ポケット百科シリーズ15 機動戦士ガンダム』、『テレビ版 機動戦士ガンダム ストーリーブック』、『劇場版 機動戦士ガンダム アニメグラフブック』といった3つの書籍の執筆を氷川竜介に依頼したことに始まる。安井は設定が無ければ新たに作るという思想の持ち主で、ウルトラ超伝説(アンドロメロス)など、ウルトラシリーズの拡張作品のプロデュースを行い、設定を多く作り上げたことで知られている。


なんてこった!おそらく「アンドロメロス」はウルトラシリーズでは限りなく黒に近いグレーな歴史であるだろうが、僕にとってはこれまた衝撃だったのだ。それを同じ人が担当してたなんて!うーん、この人の手のひらの上で遊んでいたようなものか……。というか、この手のサイドストーリーが好きなだけなのかも(笑)。

モビルスーツバリエーションはスタジオぬえなどもたずさわっていた名著「GUNDAM CENTURY」が元になった、というのはwikipeiaを読んで初めて知った。MSV本編にスタジオぬえが関わってないのは、同時代に全面的に「超時空要塞マクロス(1982)」にたずさわっていたからだろうか。まぁ、ガンダムは大河原邦夫のものだから、仕事的な広がりという意味で限界を感じたのかもしれないけども(どうせなら、自分たちにとっての「ガンダム」を作ってやれ、と。そしてそれは成功だった)。


それにしても、ガンダムのミリタリー的なリアリティってどこまで意図されていたものなんだろう。たとえば、グフ(MS-07)とドム(MS-09)のナンバリングって1つとんでるんだけど、これって当初からこの間に1つボツになったナンバーの試作機がある、という意図でこうしてたんだろうか??だとすると、ホントに画期的な発想だったと思う。
その「ガンダム」から始まったミリタリーロボットの系譜だけど、MSVの後にテレビシリーズとして登場するのは、実は傍系(監督が高橋良輔で、プラモデルがバンダイではなくタカラ発売だった)の「太陽の牙ダグラム(1981~1983)」で、たぶん作品自体はそんなに評価されてないんだろうけど、プラモデルが異様に売れたため、なんと異例なことに一年半も放送してたそうな。今では名作と言われる「ガンダム」や「伝説巨神イデオン(1980)」が打ち切りだったのとは対照的。子供の頃は先述のように地元で放送されてなかったので放送期間が長かったことなど気づかなかったけど、プラモデルはいろいろ買ってもらった。ちょうどガンプラブームの余熱がまだあった頃だったのだ。
ちなみにダグラムは、『「兵器メーカー」の概念が明確に導入された』(「wikipedia-コンバットアーマー」)初めてのアニメ作品だそうな。
さて、「おもちゃを売る」という本来の目的においては失敗作だったテレビシリーズ「ガンダム」だったけど、その富野監督が手がけた「戦闘メカ ザブングル(1982)」は、ダグラムがウケていたため、当初の企画よりリアリティを出す方針となったそうな。
「ザブングル」は初の主役メカ交代で、これは子供心に驚いた。また、最初の主人公の機体「ザブングル」も2体あって、あんまり主人公機っぽくなかったのも印象的。
これと同時代の「ダグラム」の後継番組「装甲騎兵ボトムズ(1983)」では、そもそも主人公機が存在しなくなる。乗り捨て。すげー。もちろん兵器メーカーの概念も「ダグラム」から踏襲され、ロボットに大きさによる階級がつく(異なる星の人間は体の大きさが違うため、乗り込むロボットも少し大きいという理屈)。これは、「wikipedia-装甲騎兵ボトムズ」を見ると「ボトムズ」の最初の企画はロボット同士が格闘する「バトリング」主体だった、ということなので、ボクシング的なイメージだったのかもしれない。
ボトムズのロボットは子供の頃の僕にとってはずんぐりむっくりでとてもかっこいいと思えなかった。あと、主人公がメインで乗るロボが「ボトムズ」じゃなくて「スコープドッグ」というのも混乱した。プラモデルがバンダイじゃなくてタカラだったのもいまいちな感じだったし。
もっとも今思い返すと「コミックボンボン」連載の「プラモ狂四郎」に登場したかどうかも大きく関係してる気もする。ボトムズはほとんど出てこなかったし。
少しさかのぼるけど、先述の「マクロス(1982)」で初めてリアル路線のロボットが飛行形体に変形する。それがウケたため、この後の主人公ロボの多くは変形することを余儀なくされる。
ところが、富野監督ってのはやはり変わっているというか天才肌なんだろうか、「ザブングル」の後継番組「聖戦士ダンバイン(1983)」ではミリタリー色が薄い生態系のロボになる。
それでもマクロスの影響は免れえず、後半の主人公機として可変ロボが登場する。「wikipedia-ビルバイン」によると、
玩具展開を最重点とするスポンサーの意向を反映した最終デザイン及び変形ギミックは、それまで宮武一貴、出渕裕が構築してきたオーラマシンのデザインとは明らかに異なる、玩具然としたテイストであり、カラーリングも正義のヒーローメカという印象を全面に押し出した派手なものであるため、良くも悪くも特別な存在となっている。

とあるけど、子供の僕にはむしろ格別にかっこよく見えたから、スポンサーの意向も間違ってなかったのでは、と思う。
この頃、「超時空世紀オーガス(1983)」「銀河漂流バイファム(1983)」「機甲創世記モスピーダ(1983)」「特装機兵ドルバック(1983)」「重戦機エルガイム(1984)」「巨神ゴーグ(1984)」「機甲界ガリアン(1984)」と本当にいっぱいあったんだけど、どれもロボットの魅力という点ではいまひとつパッとせずに、満を持して本家のガンダムが1985年に「機動戦士Zガンダム」として登場するのだった。もっとも本流が復活したから、傍流は消えていくことになるんだけれども。
この頃、僕は小学校高学年だったのだから、いい時期に小学生をやっていたことよ。

2006年11月12日日曜日

今度こそカカトが斜めになりませんように。

久しぶりに靴を買った。

けど、わざと大きめのを買ってしまったため、ややブカついて後悔(ひもを強めに結べば支障のないレベルだけど)。

なんで大きめのを買ってしまったかというと、僕は細い靴が嫌いで、というか自分には似合わないと思っていて、できれば靴の横幅にボリュームを求める。

サイズが大きいと自然と横幅が広くなるんだけど、足が小さいためどうしても細身になりがち。
たとえば、サイズ26ぐらいで「あ、いいなこの靴」と思って自分のサイズである25.5を持ってきてもらうと、思ったより細身で「やめておきます」ということも少なくない。

ちなみに、このところ3足連続で買っているのが、「SKECHERS」というメーカーのカジュアルスニーカー。

2006年11月11日土曜日

決戦前夜にひとりごと。

もしかすると、ものすごいベタなことを書いてしまうかもしれないんだけども、「PlayStation3」の発売前じゃないと意味がなくなりそうなのであえて書いちゃう。

【その1】前々から思ってたんだけど、映像の「高解像度化」ってそんなにみんな望んでるの?

この疑問は映像ソフトとゲームソフトに分けて考えたい。

映像ソフトは、高画質になっても制作側はとくに困らないんじゃないかと思う、よく知らないけど。
問題は見る人がどれぐらいのお金を払ってソフトをほしがるか、だと思う。個人的にはアナログビデオテープ→DVDのようなそれまでのメディアを駆逐するような変化はしない気がする。というのも、DVDってのはそれまでのビデオテープ、LDなどが為し得なかった「一般の人が映像ソフトを買う」ことを実現したメディアで、実はその壁を越えたところに意義があるのであって、「画質がいい」というのは一般の人にとってそれほどセールスポイントでもないんじゃないか、と思うからだ。安くて、場所を取らずに、借りることもできて、たくさんの種類がリリースされた。ここらがポイント。
もちろん、標準プレイヤーの値段が現在のDVD同等(=1万円切るぐらい)になってソフトも同等になれば「買ってもいいかな」と思う人も増えると思うけども、音楽の世界でいうとSACDやらDVD-AUDIOが今もって全く普及してないことを考えると、どうなのかなぁと思う。もちろん、音と映像では情報密度の違いの分かりやすさが違うのかもしれないけど、DVDプレイヤーはパソコンやHDDレコーダーが内蔵・搭載していたことも大きかったことは忘れてはならないと思う(もちろんPS2が対応してたのがとても大きいけど)。
案外アダルトビデオが盛りあがったりして(笑)。

映像の世界と違って、ゲーム業界は大変っす。いままで行間ならぬ「ドット間」でごまかしてた部分があらわになるわけで、作業量もどっと増える。リリース間隔も長くなる。値段も上がる。
単純に考えると、大は小を兼ねるから、今までと同じグラフィックで出せばいいじゃんとか思うけど、ラットレースだからそうもいかない。もちろん、PS2における「ワンダと巨像」のように、グラフィックのレベルが上がったからこそ表現できることもあるのは分かって入るんだけども、デメリットも多い気がするなぁ。

PS3が売れるかどうかで、XBOX360の売れなかった原因が確実に分かりそうなので、個人的にはとても興味がある。
��少なくとも日本の)あと数年間のゲーム業界の向かうベクトルが見えてきそう。
個人的には、ゲームはもうテレビモニタとかに寄生してちゃだめで自分たちに適したモニタを模索すべきなんでは、と思うんだけども。その一つの答えがNintendoDSだと、個人的には思っている。

【その2】今、人はゲームにどれぐらいのお金なら出すんだろ?

そのNintendoDSのヒットに関していろいろ言われてるけど、大きい要因として本体もソフトも適度な価格であることが大きいと思う。大勢の人はゲームソフトに5000円以上出さないというか、5000円以下だとつまらなくてもまぁいいかと思えるのでは。

ちなみに、教育とかダイエットなど自己啓発が絡んでくると、その「出してもいい金額」がけっこうあがってもついてきてくれるんだなぁとも思った。たとえば「脳トレ」って2800円だけど、ゲームソフトとして体感的には1500円ぐらいじゃないんだろうか。

その点もういろんなところで言われているけど、いわゆる次世代機(Wiiは次世代じゃないから除く)は値段が高すぎる。さすがにPS3は値下げしたけど、それでも高い。本でいうとハードカバーで5000円もするだけど面白いから買ってね、というのに似てる。本ってまず値段から決めると言うけど、最近特になるほどなぁと思う。マンガ本はあの値段(労力を考えると安すぎる)だからあれだけ売れているることを忘れてはならない。

【その3】地上波デジタルはどうなの?

ちょっと話が違うんだけど、ついでに。
前に読んだ本で、鵜呑みにはできないまでもなんで地上波デジタルを急ぐのか何となく分かったけど、個人的には相変わらずあまり興味が持てない(もっとも普通のテレビもあんまり見ないから当たり前かも)。だって、実はあんまり変わらなさそうな気がするもの。チャンネル数が増えるわけでもなし、双方向性って実はテレビには不要だし。番組が遅延した際に、録画がちゃんとできるようになればうれしいけど、コピー制限がかかるのはかなり面倒。あ、ゴーストがないのは単純にいいかも。
高画質はあればうれしい、という程度。そもそも大半の人は「映画館行かない→テレビでやるじゃん」というぐらいのレベルじゃないですか。ものによってはYouTubeなんかの画質でもOKなわけで。

反面、ワンセグはみんな飛びつくと思うし、実際すでにそうなってるんじゃない?それってオーディオでいうとiTunes&iPodにあたると思うのだ。どこでも利用できて、便利で、値段もそこそこで楽しめる。こっちの方が需要があると思う。
現状でも需要は無線LAN>光、ってことない?

たぶん、どの問題も
「ほとんどの人が満足するある程度のスペックに到達したときに、より高いスペックとより高いサービス(簡便性とか)のどちらの需要が高いんだろう?」
ということなのかも。


2006年11月8日水曜日

「武井武雄/本とその周辺」

安野モヨコって小島功(黄桜のカッパ、ヒゲとボインetc.)の姪なんだって!

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本とその周辺
武井 武雄
4122002648


中公文庫の限定復刻だけあって、確かに名著。
でも全く予備知識なくて、復刊された本ってこととこのタイトルだけで書店にてこれをつかんだ自分の選択眼もなかなかのもんだと思った(笑)。

著者は児童文学・絵本の作家なんだけど、自分で「豆本~刊本」という凝りに凝った本を自費出版、「親類」と呼んでいるファンがそれを大切に(もちろんお金を払って)譲ってもらう、という流れで何十冊も作っている。
その行為の意味は「私刊本・限定本」で書かれている。

「そうてい」にはどの言葉がふさわしいか(「装幀・装釘・装本・造本・製本」))とか、蔵書印はまぁ許すけど蔵書票は許せない(「蔵書票」)とか、言葉や本が持つ本質的な美しさへのこだわりがすごい。
でも決して怒ってるわけじゃなくて「どうでしょ?」てな柔らかさを感じられて読んでいて不快さを一切感じさせないのが、なおすごい。本にナンバーを振る時の振り方でこんなに悩むのか!

本著では主に本のハード面に関してだけ書かれているのかと思いきや、後半の「絵本」という章では「現実と空想」「説明と表現」というテーマで、本の内容に関してもきっちりと考えが書かれていて、自分が仕事で考えていることをズバリ言われて、恐れ入りました。

その他、自分がつきあった職人、本好きな人の変わった&感心させられるエピソードを紹介しているのも楽しい。

唯一、自分が制作した本に関して細かく書かれた「本の表現様式」だけはとばし読みしたけど、これは実物、せめて写真と一緒に読みたい。

久々に一生自分が持ってるだろうことを確信した面白本。

2006年11月6日月曜日

テツじゃないすから。

たまたまテレビをつけたらNHKで「熱中時間鉄分補給スペシャル!」(2006年11月03日10:10~11:40、BSの再放送)という番組をやっていた。

濃い鉄道オタク大集合の番組で、マニアとかちょっと「狂」の世界に行ってる人の話を聞いたり生活を覗いたりするのが大好きな僕としては大変楽しませてもらった。

それにしても、男の子は小さい頃に電車以外にもバスとか特殊車輌とかも好きなのに、どうして鉄道趣味だけが圧倒的に残り続けるのだろう?

そういう僕の疑問に対して、先の番組のコメンテーターである哲学者の黒崎政男氏が「鉄道は厳格なルールを持つ、つまり圧倒的な世界観が構築されているからこそ、世界観そのものやその中にある小さな差異で遊ぶことができるのでは」みたいなコメントをしていて、なるほど!と思った。
鉄道は1つの確固たる世界なんだなぁ、きっと。
ちなみに、僕はテツ(鉄道マニア)ではないのであしからず。

とはいえ、「かわいい機械」が好きなもんで、そういう観点から少し鉄道模型に興味はあったりする。

その中でもどうしても欲しかったのが、前にも紹介した凸電の銚子電鉄デキ3。
DSC09346-1.JPG
ワールド工芸というメーカー製の動力なしの模型。めちゃくちゃ小さいです。オークションで手に入れたけど、送られてきた箱を受け取ってびっくりした。
さすがに小さすぎるのと素材がプラスチックなのとカラーが地味なので、値段の割にちょい萎え。ほんとはツートーンカラーのが欲しかった。
まぁ、あの値段で手に入れれたからいいけど(けど僕にとっては十分高い買い物だった)。

これと同じ頃、東急ハンズで「Bトレインショーティー」という、リアルさはそのままに車輌の長さだけを短縮したシリーズを見て、今まで箱は見たことあったけどなんかツボに入ったためいくつか購入。

DSC09354-1.JPG
路面電車は子供の頃住んでいた富山市でよく乗っていたこともあって大好き。
パート3までシリーズが出てたのでそれぞれ1つずつ買ってみたら、手前の以外は今風のモデルで残念。丸っこい、昔ながらの路面電車が好みなのだ。

DSC09353-1.JPG
こちらは京急。この夏、よくこの路線に乗って羽田まで行っていたので、妙に思い出深い。くるりが「赤い電車」で歌った電車だけど、こちらの曲は最近iTSで手に入れた。

もう一つ、鎌倉好きとしてはおさえたいのがこちら。
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ちょっと覗いてみた名門・銀座天賞堂でゲット。
京急のもそうだけど、エッジが丸まっているのがツボ。また鎌倉いきてー。

その天賞堂にてディスプレイのためのNゲージの安価な線路も購入。やっぱり線路に載せると映えるなぁ。
ちなみに、BトレインショーティーはNゲージと同じ車輌幅で、別売りのモーターを内蔵させることで走らせることもできるそうな。

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最後に、最近借りたこちら。

月館の殺人 上
佐々木 倫子 綾辻 行人
4091885810


鉄道をテーマにした本格ミステリなんだけど、「動物のお医者さん」の佐々木倫子が絡んでるだけに、かなりコメディ色が強い。
濃い鉄道オタクが乗り合わせた車両内で殺人事件が……という内容だけど、その鉄道オタク1人1人のキャラが秀逸でいい。
ただ、ミステリとしてはどうなんだろ?なんか強引だなぁと思った。

ところで、タイトルの「月館(つきだて)」って(おそらく架空の)地名だけど、綾辻行人という作家は「~館の殺人」という密室ものを書く人ですよね?それの「西洋館」とかの「館」がここでは「函館」とかの「館」となってるわけで、なんか面白い。自分にとっては番外的な作品ですよ、ってことなのか?

2006年11月4日土曜日

丸山もも子のキャラクターたち。

「おかあさんといっしょ」でやってる「でこぼこフレンズ」のセンスのいいシュールさにまいってるんだけど(ドアをノックしてキャラが出てくる、ってフォーマットを考えた人は天才だ)、このキャラクターデザインは「QOO」の人と同じだなぁと思って調べてみると「ルミネのルミ姉」 「ぜんまいざむらい」 「ビオレのイメージキャラ」なんかも手がけてる丸山もも子という方。
売れっ子ですなあ。

ちなみに、QOOのキャラは「あたしンち」のけらえいこがやってると思ってた時期があった(笑)。そういえば先日12巻が出た「あたしンち」(相変わらずの面白さをキープしてるところがスゴイ)だけど、掲載分って2001年11月~2003年2月の連載分なのね。5年前のを読んでるのか……。
あたしンち 12巻
けらえいこ
4840117144


追記:
「ぜんまいざむらい」は原案がm&k(丸山もも子と鍬本良太郎)、キャラクターデザインは「秋穂範子」という方のようです。
丸山もも子が中心となって大体の形を作り、秋穂範子がブラッシュアップする、という流れなのかな??




2006年11月2日木曜日

「戦国茶闘伝」

戦国茶闘伝―天下を制したのは、名物茶道具だった
三宅 孝太郎
4896918177


なんどか当blogでも取り上げた山田芳裕の戦国マンガ「へうげもの」。
その担当編集者の方が公式blogをやっていて、「ぜひ副読本を紹介してください」とお願いしたら、次々に紹介記事が出て大変ありがたかった(いや、別に自分のリクエストだけでしてくれたわけではないんだろうけど)。

その中でもこの本は「これネタ本でしょ?」っていうぐらいマンガを補完してくれる内容で、「へうげもの」に出てくる武将、名物の数々も出てくる。マンガだけでは武将の親戚関係とかが今ひとつわかりにくいけど、この本を読めばバッチリ。
書店では「へうげもの」の隣に置いておくと売れると思った。

ただ著者は学者ではなく作家なので、やや妄想が多い気がした。もっともこの時代なんて妄想した方が面白いから、ガチガチの考証型歴史ファンでなければ楽しめると思う。

あといつもケチをつけちゃう新書のタイトルだけど、「茶闘」はちょい違うんでは。

ちなみに織田有楽斎(マンガではまだ「長益」)に関して

秀忠から賜った江戸屋敷が、有楽の数寄屋(茶室)としてもてはやされ、現在の東京に「数寄屋橋」「有楽町」の名をのこすこととなる(P184)


知らなかったぁ!元々は「うらくちょう」なのか。


2006年10月29日日曜日

10月に買ったCD

最近買ったCD。

BREATH
bird
B000HBK0ZM


birdって、数年前のディーバブームの頃に、個人的には一番好きな歌手だったんだけど、最近はぱっとしないなぁと思ってた。先日、J-WAVEの公開録音でミニライブを見る機会があったけど、もうソウル指向ではなく、マイペースにやってるのが分かった。

今回のアルバムはあの冨田恵一がプロデュースとのことで興味を持った。
割とテーマが人の一生、みたいなヘヴィな感じなんだけど、bird本人も言っていたように冨田恵一がめちゃくちゃポップに仕上げたということで、期待して購入。

いやぁ、ええわぁ。曲もなかなかだし、アレンジはもろ冨田節で堪能できる。得意の1人スティーリー・ダンみたいなのもあるし。冨田ファンにはオススメ。

Sensuous
Cornelius
B000HEWJLC


渋谷系好きでありながら、実はコーネリアスを買うのって2nd「69/96」以来だからもう10年ぶりか!3rd「FANTASMA」「POINT」は借りて聴いて嫌いではなかったけども。「POINT」は周りでも評判よくて、でもみんなが言うほどかなぁ?と思って購入は見送ってたけど、今回のはジャケのグラフィックも好きだし、先行シングルもなかなかいい感じだったので、買ってみた。
内容は予想通りで、スルメ系な味わい。けっこう聴くと思う。
ちなみにタワレコ、HMVではそれぞれVersion違いの特典シングルCDが付きますが、内容はNHK-FM「中目黒ラジオ」で放送したこのアルバムをいじくったものです。あんまり面白くなかった。

渋谷系と呼ばれた人たちが復活気味(オザケン新譜、フリッパーズ再発、ドゥーピーズ新譜etc.)だけど、なんでなんだろう。でも僕はどっちかというとフリッパーズ~トラットリア系よりもピチカートファイヴ~サバービア系が好きだったので、最近の「渋谷系復活」とはやや毛色が違うんだけども。

エデン(紙ジャケット仕様)
エヴリシング・バット・ザ・ガール
B000HXE0RO


先日、一息ついてエヴリシング・バット・ザ・ガールの「82-92essence and rare」というコンピレーション(ライナーは渡辺満里奈!)を聴いてたら、「each and every one」がめちゃくちゃよくて、そういや近々再発するはずということでその曲が収録された彼らのデビューアルバムを購入。
いやぁ、ええわぁ。今ぐらいの季節にぴったり。
今月号のbounce連載のpeople treeが彼らについてだったけど、ここ最近はドラムンベース~エレクトロニックの人たちなんだよなぁ。このばりばりアコースティックなアルバムからは想像つかない。
ところで、トレイシー・ソーンって誰かに似てると思ってたら、ミハエル・シューマッハだ!

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上の2枚を買いに行ったタワレコでこんなんが出てた。

あの日の教室~さわやか3組 NHK子ども番組テーマ集(DVD付)
TVサントラ
B000I8OBJA


DVDもついてうーんと思ったけど試聴したら、

みんななかよし(♪口笛吹いてー空き地へ行ったー
明るいなかま(♪なかまなかまなーかーまー)
できるかな
はたらくおじさん
おーいはに丸
ウルトラ・アイ

以外は知らなかったので、パス。こういうのこそ曲単位でiTSで買わせてほしいなぁ。

↑のCDをamazonで調べてたら、これを買った人はこんなん買ってます、と↓がリコメンドされた。

かおりくみこ スーパー・ベスト
かおりくみこ メアリー・マッグレガー 冬杜花代子
B000FGG3ZU


すげー!!こんなCD出てたんだ!
時々、アニソンのコンピレーションを聴いているとかおりくみこの歌が聞こえてきて、この声でご飯何杯でもいけるとか思ってたんだけど、こうして一枚にまとまるとは。収録音源はけっこう手元にあるものが多いけど、いやいいんだ、一枚全部かおりくみこがいいんだ!というわけで、amazonで1クリック購入。

かおりくみこのボーカルって、たとえば堀江美都子と比べると少女度低い、エロ度高い、母性度やや高い、てな感じ。だから「THEかぼちゃワイン」の「Lはラブリー」はズバリはまってると思う。

それにしても、アニソンCDは時々こういうお宝がさりげなく出るから見落とせない(見落としてたけど)。タワレコ行った時とかにたまに定点観測するんだけど、さすがにジャケが見えないと見つけられないっす。amazonはやっぱり優れてるなぁ。


2006年10月27日金曜日

ハドソンか!

時東ぁみ」って、メガネよりもむしろ聖子ちゃんカットなところが注目すべき点だと思う。久々に見たよ、この髪型。

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祝!タカアンドトシ初DVD。即購入。
こんなおいしい単独ライブを6月にルミネよしもとでやってただなんて全然知らなかった。知ってたら絶対行ってたのにぃ。

タカアンドトシ新作単独ライブ タカトシ寄席 欧米ツアー2006
B000I0RAXC


「欧米か!」が有名になってるけど、このDVDではそのパターンの漫才は少なめで、けっこうチャレンジングなネタをやってます。でもどれも漫才なのがうれしい。
それにしても、見ててすごく安心感があるなぁ。たとえトチったとしても場が寒くならないというか。

もう一つ購入したアイテム。

ロードランナー
B000HP69T4


ファミコン版のロードランナーは全然好きじゃないんだけど、子供の頃親父が持っていたNEC PC-9801版はよく遊んだ。アクション性とパズル性が絶妙。そして、ファミコン版のは画面がスクロールする時点で別ゲームになってしまっていることに気づく。
その後、PSのシンプルシリーズで出て買ったんだけど、クリアする際にカギが必要だったりステージに変なテクスチャがついてたり、と余計な部分があってそれほど熱中できず。

今回のは、上が全体画面・下がスクロール画面になっていて、ぶっちゃけ上の全体画面しか見てないです(笑)。キャラは青い●、敵は赤い●なんだけど、これで十分だったりする。
またテクスチャをファミコン版にできたり、裏技モードをON/OFFできたりとなかなかニクイ演出になってる。


2006年10月25日水曜日

「ガールズ&ボーイズ」

ガールズ&ボーイズ
ナタリー スタンディフォード Natalie Standiford 代田 亜香子
4072462217


時々書いてるように僕はアメリカの学園映画とか大好きなんだけど、劇場公開されないビデオスルーの作品もけっこうある。
映画ですらそうなのだから、アメリカにてティーン向けに流通していて読み捨てられていくだろう小説なんて、日本で訳されることも少ないんじゃないかと思う。日本でいうとなんだろう、ライトノベルというとなにか違う気がする。うーん、アイドルが主演するテレビドラマみたいなもんか?

これはまさにそういう本で、仲良し女子3人組が恋した・別れた・パーティ行く?ってな話が展開するだけの、いい意味でくだらなさがキープされている。
一つだけうまい設定なのが、3人が学校内の男女をカップリングするお手伝いをするwebサイトを運営しているところ。これによりふつうの人が知らない情報を彼女たちが握ることができて、展開に幅を持たせることができてると思う。このあたり、それこそ日本のテレビドラマは参考にするべきなんでは(て、全然ドラマ見てないから無責任だけども)。

それにしても100%オレンジの表紙は内容と違うだろ!けど、これがなかったら手に取らなかっただろうから、出版社の思惑通りかも。
ちなみに「デート・ゲーム」という前作があるようだけど、読まなくても本書の内容はだいたい分かりました。

2006年10月22日日曜日

「日本プラモデル興亡史」

日本プラモデル興亡史―子供たちの昭和史
井田 博
4167679892


北九州の模型店経営から本邦初のプラモデル雑誌「モデルアート」を創刊した著者の回想録。
模型店といういわば営業サイドの「日本模型史」という視点もなかなか面白くて、人気商品がガバチョと入荷して飛ぶように売れていくという描写はこういう人じゃないと書けないよなぁと思わせられる。

僕の世代だとプラモデルといえばガンプラだけど、それ以前にも怪獣&キャラクターもの、スロットカーなどいくつかのムーブメントはあった。でも一番最初はこの本を読むと模型飛行機だったようで、それもいわゆる飾って楽しむソリッドモデルではなくて、実際に飛ばすことができるもの。
この本で何度か書かれているけど、日本の模型はヨーロッパと違ってギミック重視なのは、このルーツにあるのではないか。
確かに、スロットカー、ミニ四駆などは走るし、戦艦、車、戦車なども昔はモーターやゼンマイで動くのがふつうだった。ガンプラだって動力こそないけど各関節が動くようになっている。
逆にいうと、日本でプラモデルは模型というよりおもちゃの延長線上として受け入れられたということで、逆に海洋堂なんかは「模型」を重視した結果、プラモデルではなく食玩という道を選択したとも思える。

造形集団 海洋堂の発想
宮脇 修一
4334031609

↑その辺を知るにはこの本がいいでしょう。

この本の読みどころとしては、タミヤ登場以前の、プラモデルがどう成立したかという部分。たとえばマルサンなど昔の大手メーカーが倒産した理由とかが分かるのが面白い。

タミヤ登場以降に関しては、本家が書いたこちらとセットで読むのがいい。

田宮模型の仕事
田宮 俊作
4167257033


2006年10月21日土曜日

「きみ何ドリくん?」「ぼく、ダンドリくん」

この夏に「ガリガリくん」が大好物になった長女(2歳)は、秋になった今でも「ガリガリたべたいよゥ」とせがむ。僕は氷菓子があまり好きじゃないからあんまりガリガリくんを食べたことがなかったけど、ちょっと食べさせてもらうとなるほど、確かに味、食感ともに絶妙なバランスに仕上がっている。
確か「ガリガリくん」は社長が直々命名したはず。

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QBB「とうとうロボが来た」とか久住昌之「工夫貧乏のシアワセ」とかを読んでいたら、久住昌之のメインユニットである泉昌之(久住昌之が原作、泉晴紀が絵を描くというコンビ)のマンガが気になって、文庫なら買うというルールでいくつか買ってみた。

新さん
泉 昌之
4101436215

かっこいいスキヤキ
泉 昌之
4594025773


この2冊は現在amazonでも在庫があるようです。
しかし一番面白かったのは、残念ながら絶版だったのでヤフオクで中古価格にて手に入れたこちら↓。

ダンドリくん (上)(下)
泉 昌之
4480034420


いやぁ、爆笑。一気に読んだ。
とにかく日常にあるさまざまな自分ルールや無駄な効率化の工夫を面白おかしく書き連ねていく、という趣旨なんだけど、読んでるとき、かなり「これ、自分じゃん」と苦笑すること多し。とくに途中で帰省する先が自分と同じ石川県金沢市、ってホントにドキッとした。調べてみると絵を担当している泉晴紀が金沢出身なんだそう。

冒頭、朝起きる際のダンドリが書かれているけど、たとえば最近確立に成功した自分の朝起きダンドリ。

目覚ましは隣の部屋におく(これはダンドリくんでも同じことをしていた)。もちろん、起き出して停める際に立ち上がって布団から出るから。

時刻は7:50。

時刻が中途半端なのは、10分でシャワーを浴びて顔を洗い、その際に風呂オケを洗うから。シャワーをすると眠くてもかなり目が覚める。

8:00からしばらく簡単な朝ご飯の用意。家族を起こす。

テレビは8:15朝の連ドラ(「芋たこなんきん」)→8:30NHKニュース→8:35おかあさんといっしょ

9:00にテレビを消して、出勤までごちゃごちゃと用意。

どうでしょう(笑)。

あと、ATMでおこずかいを下ろすときのダンドリ。1万円ではなくて9千円だけおろす。
感覚的には1万円も9千円もあまり変わらないんだけど、そのたびに1000円貯金したことになる。あと、1000円札9枚で出てきて万札をくずさなくてもいいから便利。
あと、普段は財布に9千円しか持たないのもポイント。カードを持たない僕の友人はゲンナマで数万円持ち歩いてると言っててビックリしたけど、逆に恐くてできません。
カードでの買い物ってちょい面倒だったりするので、買うときにちょっとブレーキになるのです。

どうでしょう(笑)。

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ちなみにもう一冊、こちらは泉昌之ではなくて久住昌之+谷口ジローだけど、面白かった。

孤独のグルメ
久住 昌之 谷口 ジロー
459402856X


絵が緻密で、行ったことがある場所が「あ、ここは!」と分かるのが面白い。緻密さに意味がある。
話もグルメ系ショートショートなんだけど、久住昌之の叙情的な部分が出ていてよい。