2008年4月30日水曜日

チルドビールが凍結!?

温かくなってくると、やはり仕事から帰って一風呂あびたらキュッとビールを飲みたくなる。
ところが最近、愛飲してたキリンのチルドビール「まろやか酵母」が最寄りのスーパーに並ばなくなってあれれと思ってたんだけど、このたびwebで確かめたら

「まろやか酵母・グランドエール・一番搾り無濾過<生>」につきましては、販売数量が低迷している現状をふまえ、「まろやか酵母・グランドエール」を2008年3月21日(金)11時迄、「一番搾り無濾過<生>」を2008年4月28日(月)11時迄のご注文分をもって、終売とさせていただきます。永らく、「まろやか酵母・グランドエール・一番搾り無濾過<生>」をご愛顧賜りまして誠にありがとうございました。


ガ~ン!!そうだったのか!
確かに味にこだわった多少値段の高いビール、って需要はあんまりないとは思ってはいたんだけども。5/28に「ザ・プレミアム無濾過<リッチテイスト>」なる新製品が出るらしいので、それを楽しみに待つか。

とか書きながら実はその間に缶ビールをいろいろと試してみて、意外とおいしいことを発見。アサヒスーパードライはさすがで、サントリーモルツも好き。缶になると意外とキリン系は好きじゃなかったりするんだよなぁ。

でも銘柄よりも製造日の方が重要だったりする。缶の底に書いてあるでしょ。必ずチェックして買うんだけど、一ヶ月以内ならばOK。それ以上経過してると銘柄に関係なくおいしくない、と思って買わない。

実は酒屋って商品の回転が悪いからかなり前に製造されたビールを平気で売っていたりするので要注意。スーパーなんかの方がよっぽど回転がいいので新鮮なものが多い。ただし、人気がない銘柄は古いことも多いのでこれまた要注意。

blog移行以後、最少エントリ月間。

なんかやたらと更新が滞ってしまった。

いろいろと理由はあるんだけども、一番は生活時間の変化。
この春から長女が幼稚園に通うことになって、朝に弱い奥サマと朝はやたらとナーバスな自分がホントに娘を遅刻しないで送り出せるんだろうか、と半年前から悩んでいた心配性のパパだったけど、フタを開けてみると幼稚園に行くと意識しだしてからの長女の目覚めが早い早い。むしろ毎朝起きろ起きろと騒いでうるさいぐらいで、子供の順応性というのはすごいなぁと思った。

それにあわせて通勤を約一時間ほど早めたんだけど、そこがちょうどblogをまとめてた時間なので生活時間の中で「blogを書く」という時間を捻出しにくくなった。そこにちょうど仕事が重なり帰宅も遅かったので、まるでblogを更新できなかったというわけ。

ややblogとのつきあい方も考えながら、ぼちぼち再開していきたいです。


2008年4月6日日曜日

小市民の神様

今年のF1が開幕してしばらく経つ。
面白いシーズンになりそうと期待してるんだけど、オフシーズンからなんとか子供に邪魔されず自室にてF1生中継を楽しもう、と計画していた。自室は部屋の位置関係で、ベランダに設置してあるCSアンテナのケーブルを引き込めないのだ。

「自室でF1生中継」にはいくつか選択肢があるもののどれも一長一短で、これ!というのがなくて決められないままだった。

ところが最後の最後に、もしかしてと期待していたダークホースが突如浮上してきたのだ。
それが、e2 by スカパー! ch306「フジテレビCSHD」の開局である。

以前書いたけど、今住んでいる賃貸マンションの共同アンテナはBSアンテナに対応しており、つまりBSデジタルは見ることができる。なのに、CSデジタルは中途半端にしか入らないのだ。
具体的には、80%のチャンネルが「受信できません」というステータスになる。またそうじゃないチャンネルはブロックノイズがひどくてとても試聴できない。ところが、プロモーションチャンネル「e2メイト」と239「日本映画専門チャンネル」だけはきっちり写る。つまり、「放送が入る可能性はあるが、チャンネルによる」という状態。
残念ながらF1中継をしている「フジテレビ721」は写らないので、ずっとe2 by スカパー!でのF1観戦はあきらめていた。

ところが先述の「フジテレビCSHD」でもF1中継を流すことが発表されて、もしかするとこのチャンネルは入るかも、開局の4/1をドキドキしながら待っていたところ、ビンゴッ!!(これを確かめるためにあらかじめ16日間無料体験を申し込んでいた)
見事、この「フジテレビCSHD」が数少ないうちのマンションで試聴可能なチャンネルに該当していたのだ。

これによって投資額ゼロで、自室で、生中継で、しかもハイビジョン映像で、という一番理想的な形でのF1鑑賞環境を実現できた。

あぁ、こういうツイてることってホントにあるんだなぁ!!

2008年4月5日土曜日

バブル二世

最近、なんかバブル時期を振り返る内容のものをいくつか立て続けに見たり読んだりした。

バブル期、というのは僕が中学生から高校生ぐらいの頃だったんだけど、大学に入学した直後に先輩たちが「バブル崩壊だ~」とか言っていて、むしろそれで「バブル」という言葉を意識したぐらいだった。

今思うと僕はこのバブル期のチャラチャラした文化というのがイヤでイヤでたまらなかった。僕は確かに文化系タイプで根性なんかとは無縁ではあったけれども、田舎のオタクってほら、言ってみれば硬派じゃないすか(笑)。だから軽薄な感じがとても受け入れられなくて、イヤな時代だなぁと思っていた。

それが上京したらあっさりと状況(お、シャレか!?)が変わっていて、わりと過ごしやすくはなっていた。もちろん、入った大学が私立とはいえややダサめな学校だったというのは、あるけども。

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さて、具体的にバブル時期を振り返った作品というのはやはりホイチョイの

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
馬場康夫
B000QUU8C4

オススメでも何でもないから商品リンクはあえてしないけど(笑)、この映画を観ていても、うわ、バブルはだせぇなぁと思う、やっぱり。あの時代に大学生じゃなくてホントによかったと思う。

テレビでは、NHK-BSのシリーズ「日めくりタイムトラベル」の2月2日放送分が「昭和58年(1983)」で、バブルではないけどそこにつながる雰囲気はこの頃からあったのだなぁと思った。カフェバーとかね。
もっともバブルは1986年末から始まったらしいけども。

あ、そういえば昨年末にやってたイカ天の特番もバブルの空気を感じさせた。皮肉にもBEGINなど今も生き残ってるのはそういう空気をまとってないバンドが多い気がしたが。

さて、そんな中でも意外にもかなり面白かったのがこちら。

アッコちゃんの時代 (新潮文庫 は 18-12)
林 真理子
4101191220


林真理子の本は初めて読んだけど、ぐいぐい読まされた。
というのもこの本、小説ではあるけど半分はノンフィクションだからだ。
そのあたりはこことかここを読めばいいんだけど、僕もこの「アッコ」という女性のモデルになった人には興味があった。

林真理子は、プロフィールだけを見るとかなりビッチな主人公の女性を、でも不思議と感情移入させて読ませる。読んでいるとそれなら仕方ないなぁ……とか思ってしまうのだ。前半なんかはちょっと岡崎京子が描く女の子の心理を思い出させたりした(って岡崎ファンに怒られそう)。

しかし、後半になってもっと面白くなるのは五十嵐英雄という名で川添象郎が描かれることだ。僕は前にこの彼の父である川添浩史(その父は歴史の教科書にも出てくる後藤象二郎)のことが書かれた本を読んで、

キャンティ物語 (幻冬舎文庫)
野地 秩嘉
487728494X


川添象郎にも興味を持っていたんだけど、そもそも彼の名はYMOのプロデューサーということで知ってはいた。育ちがいい人が持つ特有の「悪びれない悪さ」ってのが、読み物や評伝としてはとても面白いのだ。
妻に風吹ジュンがいながら、アッコとつきあい、果てには結婚。そして長らく別居状態だったけど、最近離婚。何度もドラッグ関係で逮捕されていたり、彼がプロデュースしたミュージカル「ヘアー」はいろんなスキャンダルがつきまとっている。

「ヘアー」めぐる麻薬騒動

昭和45年2/26午前7時、ミュージカル「ヘアー」制作のアスカプロなどに捜索が入り、プロデューサー象太郎こと川添象郎(28)、主演俳優の寺田稔(28)、幹部俳優の元ザ・タイガースの加橋こと高橋克己(22)、フィリピン人のバンドマン、エディことオーツーノ・エドモンド(20)がハッシシ(大麻樹脂)を使ったとして逮捕された。「ヘアー」は昨12/5に渋谷の東横劇場で開演、招待客310人には三笠宮、舟橋聖一、三島由紀夫、石井好子、大仏次郎、千宗室、田宮二郎、丸山明宏、柴田錬三郎、渥美清らがいた。海外では舞台で全裸になるという話題ばかりが先行した舞台だったが、特にハプニングもなくかなり肩透かしな内容だったという。実際は本場での公演は、ラストで客が舞台に連れ込まれ、踊りながら全裸になるというのが売りだった。2/25に東京公演が終わっており、それを待っての一斉逮捕で、3/1からの関西公演は中止となった。川添はジャンパーにハッシシ140グラムを持っており、20万円で買ったという。1/20には港区南麻布5の川添の自宅の応接間でハッシシパーティが行われており、昨10月から4、5回、こうした事が行われていたという。3/20までには安井かずみ(29)が昨8月下旬、文京区春日の自宅でハッシシ1グラムを川添らと回しのみしたとして逮捕された。「ヘアー」がらみの大麻逮捕者は安井で9人目だった。

http://www.geocities.jp/showahistory/history05/topics45a.html


そんな川添象郎を小説化してるんだから面白くないわけがない。後半は、主役であるアッコを喰ってる印象すらある。
前半に出てくる、アッコを囲った地上げの帝王、早川興産の社長早川佐吉(最上興産の早坂太吉がモデルとか)もバブルを象徴するような人物だけども、バブルという泡の真ん中には、やっぱり川添象郎みたいな人がいて、泡がはじけようが関係なく浮世離れした生活をしてるんだなぁ!

2008年4月1日火曜日

そ~お~ね女のっ子のハートーはー

先日書いたように、娘と、というより娘はそっちのけでLEGOで遊んだりするんだけど、面白いのは女の子たちは僕と作ろうとするものがまるで違うこと。

車はタイヤをゴシゴシやって遊べるからかろうじて興味を持つけど、その他のメカは完全スルー。では何を作りたがるかというと、「おうち」。しかも草花のパーツを重視してそれをつけたりしたがる。また透明パーツやキラキラするパーツをとても珍重してそれだけ集めたがったりする。
う~ん、3歳と1歳でこれだもんなぁ、男と女の間には深い溝があることは間違いないと確信したりする近頃なのである。

これはLEGOだけじゃなくていろんな面で感じることで、彼女たちはおうち妄想系の絵本も大好きだったり。

わたしのおうち (あかね創作えほん 8)
神沢 利子 山脇 百合子
4251030087


リコちゃんのおうち
さかい こまこ
4032049408


おうちをつくろう (学研おはなし絵本)
角野 栄子
405202589X


改めてまとめると全部タイトルに「おうち」がついてる(笑)。これはひとつのジャンルだなぁ。ちなみに、「リコちゃんのおうち」は「わたしのおうち」とプロットが似すぎ。

あと面白いのが、カバンが大好き、という点。実際のカバンはもちろん、ビニール袋にさえごちゃごちゃといろんなものを詰め込んで家の中を歩いている。だからうちにはそういう一見ゴミ袋のようなものが部屋に放置されていたりするのだ。
下の1歳の娘もマネしてやってるけど、あれはいったい何なんだろう?