2010年12月31日金曜日

バンダイクリック

次女は誕生日もクリスマスプレゼントも、プリキュア関係の玩具。

ハートキャッチプリキュア! なりきりキャラリートキッズ キュアサンシャイン
B003TNBDMY

↑誕生日

ハートキャッチプリキュア! 変身香水 シャイニーパフューム
B003TN947A

↑祖父母に買ってもらった

ハートキャッチプリキュア! シャイニータンバリン
B003TN92YK

↑クリスマス

もうバンダイの思う壺。

それはさておき、親である自分が触ってみると・・

なんか、気持ちいい~。

パフュームはカチッ、カチッと開いたり閉じたりする感触がすばらしい。
タンバリンは回したときにカリカリという手に伝わってくる感触がすばらしい。
なりきりグッズは、とくに気持ちよくはない(当たり前)。

そういえば甥っ子の仮面ライダーベルトも同じ触感だったなぁ。

このあたり、そうとうノウハウあるんだろうなぁ。

夏への扉、再読。

高校の頃だったかに福島正実訳で読んで、「普及の名作」云々言われるわりに、あまり面白くなかった記憶があって自分の読み方がよくなかったのかなぁ、と思ってた。

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)
ロバート・A. ハインライン Robert A. Heinlein
415011742X


20年経って新訳ということで再び手にしてみたけど・・。

夏への扉[新訳版]
ロバート・A・ハインライン 小尾芙佐
4152090596


ごめんなさい、やっぱりあんまり面白いと思わなかった。読み方じゃなくて趣味の問題のような。

・とくに猫は好きじゃない
・年下の女性は好みじゃない
・株とかそういうの苦手なんです
・タイムトラベルの理屈が(頭悪いので)よく分からない

などなどこの小説にノレない要素が自分の中に多い。ラストもとくに爽快感はなかったなぁ・・。
時間ものは大好きなんですが。

ただ、小説としてはとても読みやすくてグイグイ読んじゃいました。


2010年12月27日月曜日

プリンタって寿命短いよなぁ……。

2006年の5月に、電話機を交換する際、FAX・プリンタ・スキャナ・コピーの複合機を買ったので、これまでずっとプリンタはこれを使っていた(買った当時のblog記事)。

BROTHER 薄型デジタル複合機MyMIO MFC-840CLN [MFC-840CLN]
B000EHRWDC



メリットは

・電話含めた複合機なので、常時電源を入れており、プリントアウトする際にいちいち電源を入れなくてよかった。
・当時は複合機が珍しかったので、コンパクトにいろんな機能が使えて便利
・当時としてはネット経由で印刷できるのは珍しかったような気がする。

デメリットは

・紙詰まりが多い。
・インクを取り出す際に手につくなどしやすい。このインクがまた洗っても取れないんだ。さすが染料。
・インクが1つでも足りないとエラーが出て、白黒印刷ができないのはまだしも、電話を受けれなくなったりする。

などなど。

不満がありつつも使い続けていたんだけど、先日からどうもインク以外の何らかの部品が消耗したらしくて、カラー印刷がキレイにできなくなった。
何度もヘッドクリーニングをしたけどいっこうによくならず、買い換えたばかりのマゼンダがなぜか残りインクが少なく認識したりで、これはもうダメだ、と判断。
カラーインクを変えたばっかりだったから悔しいが、しかたない。

年賀状印刷があるからとあわてて物色してみると、あー、この数年でプリンタはものすごい進化してますね。

まず、スキャナ・コピー機能は当たり前。

無線LAN対応も当たり前。

それでいて2万円切る価格だから、驚く。

メーカーは激減していて、基本的にEPSONかCanonなんだけど、総合的に

EPSON Colorio インクジェット複合機 EP-803A 有線・無線LAN標準搭載 カンタンLEDナビ搭載 前面二段給紙カセット 6色染料インク ブラックモデル
B0041N4Z6C


に決定。Amazonで17,980円! 安すぎる!!

無線LANのセットアップはやや面倒だったけど、やはり便利。

印刷はキレイなのは当然として、スピードが早い! これまでのMyMIO MFC-840CLNと比べて体感10倍。でもこれまで一日がかりだった年賀状印刷が2時間もかからず刷れたので驚いた。

もっと早く買うべきだったか……。

しかし、MyMIO MFC-840CLNは電話機としてはまだ使っているので当分捨てられない。

いまどき据置の電話機を買うむなしさったらない。

2010年12月26日日曜日

「日めくりタイムトラベル」の残りは昭和63年のみ?

3時間というボリュームから見る前はめんどくさいなぁ、と思いつつ、ツボに入るときはやたらと面白いNHK-BS「日めくりタイムトラベル」。

昭和30年から一年ごとをテーマにして番組を作っているけど、バックナンバーを見ると残りは昭和63年のみ。これは2011年3月26日に放送予定なんだけど、これでこの番組は終わりなんだろうか。



2010年12月22日水曜日

「窓ふきは難しいでござる」の巻。

先日、毎年恒例のクリスマス・パーティーをうちでやることになったので、それにあわせて前倒しで大掃除をやった。

建てて1年しか経ってないのでそもそもそんなに汚れがないのと、キッチンはIHなので汚れやすい五徳はナシ、網戸もない、窓やドアはサッシじゃないので溝がないので掃除が楽、などなどわりと掃除が難しいところがないので、それほど難航しなかった。

あと、必須アイテムの重曹水(弱アルカリ性・油系に強い)・クエン酸水(賛成・水アカ系に強い)を用意していたのも大きかった。

ただ、窓ふきがやっぱり大変。
結露がないから、そんなに汚れはしないんだけども、窓って専用スプレーとスクイージーで汚れを落とすと、どうしてもあとがつく。
うまくやれば着かないらしいんだけども、ヘタクソだからかどうしてもついてしまう。
で、結局からぶきで磨くという、二度手間。

う~ん、なにかやり方が悪いのだろうか……。

後続車に対して感謝の意を伝える方法について。

車を運転していて、列に入れてくれたときなど、主に後ろのドライバーに感謝の意を伝えたくなるときは多い。

なのに、自動車というのは怒りをあらわしがちなクラクションはあるくせに、感謝を伝える機能に乏しい。

よくハザードランプをチカチカやって感謝の意を伝える人もいるけど、本来の使い方と違うから嫌な人もいるみたい。

もっと車にそういう機能をつければいいのになぁ……、と車社会への参加年数が短い自分などは思ってしまう。

おそらく同じことを考えて、八谷和彦氏が「サンクステイル」という車につけるしっぽを開発したけど、全然浸透しなかった。

もし簡単に実現するなら、リアワイパーにアクセサリーをつけて、「ありがとう」とワイパーを動かすことぐらいかなぁ……。

けっこう本気で考えてます。

抽象~具体をマインドマップで行き来する

最近またFreeMindを使ってのマインドマップをやりはじめた。

本来のマインドマップの使い方とは違うのかもなんだけど、これを使う一番の利点は

「抽象~具体までを結んで、それらを交互に行き来できる」

という点にある。

中心に行くほど抽象的にする。枝に行くにしたがい、具体的にする。

自分で考えるときも人に話すときも具体案がないと分かりにくい。

かといって、抽象化されていないと具体案が壁にぶつかった時にもろい。すぐに崩れる。
別のルートやアプローチで解決できることでも、そこばかりを考えてしまう。
ゆえに枝葉末節で悩んで、中心を見失いがちになってしまう。

逆に具体案を書きだして行って、それらを抽象化するときにも使いやすい。
「これってそもそもなんなんだろ?」というふうに。

仕事だけじゃなくて、家族(というか奥様にだけども)と共有するために
「大掃除」
といったことでも一度マインドマップで「なぜやるのか?」「それをするにはどうすればいいのか?」を確認して、行うようにしている。

2010年12月15日水曜日

あえてテプラといわない「こはる」@KINGJIM

クローゼットを整理していて、小物なんかをいろいろと箱に分けたりするんだけど、中に何を入れたか忘れがちになる。

最初はKINGJIMのテプラでも買おうかなぁと思って調べてたみたら、あまりに出来てくるラベルがかわいくなくてやめた。
けっきょく味のある文房具屋とか雑貨屋で見かけていたDYMOを購入。アルファベットしか打てないけど。

ダイモ ラベルキュティコン、スケルトン(グリーン)、9MMテープ用 DM622603
B0011NCM4W


ビニルテープにガチンガチンとアルファベットを刻印していくのがなんだか荒っぽくて、決してプリントでは出ない「モノ」感にあふれてるのが魅力。
とりあえずすぐに取り出して使えるのも便利。

このちょっとポップに荒々しい感じは、一年ぐらい前に衝動買いしてしまった↓にも通じる。
余談だけど、オンラインゲームで運営側がある箇所に弱体化をする際の「NERF」ってこのナーフから来てたのを最近知った。

ナーフ N-ストライク マーベリック
B001QFYQ6M


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ところが。
KINGJIMがこんな製品を出してきた。

KINGJIM マスキングテーププリンター「こはる」 ホワイト MP10
B004CV6YN0


テプラのガーリー版。くわしくは公式サイトを見るべし。さすがPomeraを出したKINGJIM……!

感熱紙だから色は落ちてくるらしくホビーユースだけど、ぶっちゃけ

ほしいー。

文字を打つ、ってなんか子供の頃から刺さるんだよなぁ。

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ちなみに娘のクリスマスプレゼントに↓を推してて乗り気だったんだけど、

レターパッド
B00370J1PA


いつの間にか

ともかおスタンプ
B003NB7IPI


に変わってた……。
まぁいいけど。

男にとって“も”  「かわいい」もの

blogになってからそんなに書いてないけど、実は「かわいいもの」がいまだに好きなのである。

ただ、この「かわいい」はとても難しくて、女の子がいう「かわいい」とは重なってはいるけど、違うのだ。

簡単に言うとたとえばサンリオとかは基本的には好きじゃない。ガーリー系はほとんど興味なくて、フリル・リボン・ピンクみたいなのはむしろ敬遠する。

それをなんと言ったらいいんだろう……と思ってたら

男にとっても 「かわいい」もの

という言い方をしていて、あ、うまいなと思った。「も」というところが。
これは、ほぼ日で「カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)」を連載していた山下哲氏で、かなり分かる分かる!という感じだった。

たとえばアーティストの岩井俊雄さんのテイスト、島田ゆか(バムとケロ)の絵本とか造形作家の諸星昭弘氏のレイアウトとかが、自分の考える「かわいい」に近い。

なんだけど、ふだんなかなかそういったセンスに巡り会うことはない。
ので、それについてどうやったら伝わるのかなぁ、と時々考える。
考えるだけだけど。

じゃがりこが好きかどうかで世代が分かる、かも?

子供が生まれてから、自分が子供の頃からある商品がいまだに人気で感心することが多いけど、中にはぜんぜん縁のない商品が定番になってることがあって驚く。

その一つがカルビーのじゃがりこ。



1995年生まれというから、僕はあまりスナック菓子は食べない派(おやつはチョコレート系至上主義)でもあるので、これが人気あるというのは全然知らなかった。ポテロングのパチモン、とか思ってた。

しかし、うちの子供がこれを買う率が高いのだ。

そんなにおいしいと思わないけどなぁ……。

パーティゲームの傑作。

子供の頃、父親が買ってきて、けっこう家族で遊んだのがこれ。いまだに実家にある。

黒ひげ危機一発NEWパッケージ
B0002U3IRU


1975年に出たから、超ロングセラー。

自分でも子供が生まれて買ったんだけど、すぐに緑色の剣が1本紛失するというお約束が……。1本だけならなくても遊べるんだけど、そのせいでなんとなく疎遠になっていた。

しかし、なんと昨年末の引っ越しの際にタンスの裏にて発見され、また時々遊ぶようになったのだった。
大人になっても「ポコンッ!」って飛び出すときはドキッとするから、スリル演出という点でホントによく出来てる。

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このゲーム、公式ルールが「飛び出させたら勝ち」→「負け」になった、というのは有名なエピソードだけども、wikipediaで調べると、

当初は敵に捕まり樽の中で縛られている仲間の海賊を救出するため、短剣を刺しながら樽の中でロープを切って助け出すという設定であり、「飛び出させた人が勝ち」となるゲームであった。


なんと!
うちでは最初からデファクト・スタンダードな「飛び出させたら負け」で遊んでいたので、なんでヒゲの親父にリンチ加えてるんだろう、と子供の頃からナゾだったんだけど、疑問が解けた。実際は助けていたのか。
……しかしよく考えたら、公式ルールを変えちゃったから、その説明成り立たないな>タカラ・トミー。

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それはそれとして、遊んでいると分かるが、実は剣を刺す穴を選ぶ行為ってほとんど意味がない。だってヒントないし。要は安全スロットが減っていくロシアンルーレットだよなぁ。

で、これに味付けをするためにちょっとした追加ルールを入れてみる。

[追加ルール案その1]
一発目で当てたら勝ち、もしくはやり直し。少なくとも負けにしない。

[追加ルール案その2]
最後の一発で当たっても負けにならない。ただし、確認の意味も込めて一応刺す。

[追加ルール案その3]
剣は4色×6本だけど、各色の1本に目印をつけておく。輪ゴムを巻くとかでもOK。その目印のついた剣で刺した場合、当たっても負けとならない。
つまり一枚「スペードの3」を持てるので、「ここは当たるかも!?」と思ったときにそれを使う、という遊びが生まれる

どうでしょう?

ところで、うちの親父は「ひょっこりひょうたん島」関連商品だと思っていたらしい。
それはトラヒゲ。

今年の一枚はこれ。

別にクリスマスは好きでもないし嫌いでもないんだけども、毎年この時期になると一枚は買ってしまうクリスマス・アルバム。

今年はこれだった。

Merry Christmas with GONTITI~best selection of christmas songs~
ゴンチチ
B0043C3FJO


悪いわけはないけど、ジャケも含めてこれはよい!

ゴンチチのクリスマスアルバムといえば、ミニアルバムではあるけど、20年前に出たこれが名盤。ソニーはなぜこれを絶版にしてるのか理解に苦しむ。
Fingering Christmas
GONTITI
B00005G4E0

「修学旅行夜行列車南国音楽」なんて曲が入ってるんだけど、聴くとなぜかクリスマスにマッチしてるのがゴンチチマジック。
Amazonマーケットプレイスだと安価で手に入るので中古に抵抗がないならオススメです。
「Merry Christmas with GONTITI」との曲のかぶりもあまりないので、「Merry Christmas~」が気に入ったならぜひ。



2010年12月12日日曜日

デジカメは「ぼかし」フェイズに入ったのか

CMを見ていると、おそらくミラーレス一眼デジカメの分野において、SONYもPanasonicも「簡単に背景がぼかせますよ」ということをプッシュしていて面白い。

ずいぶん前からデジカメは画素数に関してはどの製品でも問題ない状態になり、手ぶれ補正も当たり前になってきた。

その上で、僕も含めてデジカメで写真を撮りはじめたような層は「さすがにブレやピンボケは少なくなったけど、プロっぽい写真が撮れないんだよなぁ」と思う。
写真技術が、テクノロジーによって底上げされた、と考えるべきだろう。

その「プロっぽい写真」とは何か、というと、分かりやすいところでいうと背景がぼけていることなのだ。

これをメーカーも分かっていて、カメラの仕組みを知らなくても簡単に背景をボカす機能をつけていた。確かに魅力的だ。

もう一つ驚いたのが、SONYのカメラでかなり激しい手ぶれでもちゃんとした写真が撮れる機能。どうやってるのかと思った、連射をしていて、それを一枚の写真として合成するそうな。それ、写真と呼んでいいのかどうなのか……。



SONY READER、大丈夫なのか??

電子書籍はもちろん気になっていて、先日実際に「自炊」してる会社の先輩の話を聞いて、iPadも持ってるわけだし「あー、いいかも」と思ったりした。
ただ、「自炊」は事実上元になる本はパーになるわけで、本当に「PDF」というフォーマットでいいのかちょっと気になったり。

そんな中、偶然電気屋でSONYの電子ブック「READER」を見かけたので触ってみたんだけども……。

これ、大丈夫なのか??

表示はeInkというけど、一世代前のモノクロ液晶みたいな感じだし、eInkといえば「あれ、これってディスプレイなの!?」と思わせてくれるような文字の解像感がキモだと思うんだけど、それはまるでナシ。正直、iPadでPDF読んでる方がきれいな気さえした。

あとページ送り。いちいちフラッシュみたいになって気持ち悪い。

店頭で見る限り、とてもほしいとは思わなかった。というか、これならiPadで全然いいや、って感じ。


2010年12月4日土曜日

1997年はやはり何かをもってた。

Fantasma
CORNELIUS
B00410QBQW

「CORNELIUS/FANTASMA」というアルバムは、自分のiTunesライブラリには入っているもののCDは持っていなくて、
BOOKOFFなんかで500円以下で売られているのを見て「う~ん、買ってもいいけど、でもなぁ」というぐらいの作品であった、僕にとっては。
初回盤の無駄なCDの厚さ(特典のイヤフォンが入っていた)も敬遠した理由の一つだった。

フリッパーズ・ギターファンだった自分は、コーネリアスに関しては1st、2ndと買ってきていたんだけど、2ndあたりからの、いわゆるデス渋谷系への接近とか、音数が多くてワチャワチャした感じが好みではなく、この3rd「FANTASMA」はレンタルで済ませていたし、実際あまり聴くことはなかった。
1st、2ndも、もう手元にはない。

ゆえに名盤4th「POINT」は友人に薦められて半信半疑に聴いてみて、その「聴いたことがないサウンド・感触」に驚いてあわてて買いに行ったのだった。
あんなに「化ける」と思わなかったし、ましてやYMOと競演するなど想像できなかった。

そんな「FANTASMA」、今回砂原良徳リマスターということで、それでも貯まっていたポイントを使って手に入れたんだけど、一番興味深かったのが、このアルバムが1997年の作品だということだった。

以前、1997年という年がリスナーの僕にとっていかに面白い年だったか、という話を書いたけど、最近改めて聴いて今更ながら名盤だなぁ、と思ってAmazonマーケットプレイスで美品を手に入れた「電気グルーヴ/A(エース)」もこの年の作品で、やっぱりなにかのピークだったんだなという思いを強くした。

以前まとめたものに付け加えて書くと、1997年の前後はこんな感じ。

1996.6.21 Pizzicato Five/(mini album) 宇宙組曲

1997.2.11 Sweet Robots Against The Machine
1997.5.14 電気グルーヴ/A(エース)
1997.5.25 Tei Towa/Sound Museum
1997.6.21 Pizzicato Five/HAPPY END OF THE WORLD
1997.9.10 CORNELIUS/FANTASMA
1997.10.10 Fantastic Plastic Machine/1st

1998.3.31 砂原良徳/TOKYO UNDERGROUND AIRPORT
1998.5.21 砂原良徳/TAKEOFF AND LANDING
1998.9.10 Fantastic Plastic Machine/2nd
1998.11.11 砂原良徳/The Sound of '70s

1997年については、今回のリマスターを受けて特集を組んだミュージックマガジンなんかが検証していたけど、やや洋楽観点だったのが残念。
簡単にいうと、この年はいわゆる渋谷系的な音楽文化の総決算年だったんだと思う。

テイ・トウワ、電気グルーヴ、CORNELIUSらがそれぞれ重要アルバムを出していて、FPMがデビュー、Pizzicato Fiveはやや勢いがなかったけど、それでもアルバムを出している、という今考えるとかなり贅沢なラインナップで、当時は「こういう感じ」がずっと続くと思ってた。

ところが、やっぱり続かなかったんだよなぁ……。
僕もこの年をピークにして徐々にレコードを買わなくなっていくんだけど、CDの生産量は1998年をピークに下がっていったそうな。

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そのことについても書かれた本をタイムリーに読んで、大変面白かった。
未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
津田 大介 牧村 憲一
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第二章の、日本のレーベル史は、本論と少し違うけど「レーベルとはなんぞ?」という問いへの答えとして、日本の音楽史としても必読。フリッパーズやトラットリアのディレクターだった牧村憲一氏ってどんな人だったのか興味があったけど、彼の仕事史にもなっている。