2009年4月19日日曜日

こおろぎ'73

「とびだせ!マシーン飛竜」の主題歌は「こおろぎ'73」が歌ってるんだけど、昔からこの「こおろぎ'73」ってなんだろう?と思っていて僕は勝手に特にメンバーが固定されていない児童合唱団の青年部、みたいに思っていた。
けど、以前NHK-FMで放送された「今日は一日童謡三昧」で彼らによるやたらハイテンションの「おべんとうばこのうた」が流れていて、どうもこのメインボーカルはいつも同じ人のようだとはじめて意識した。

こんな時はwikipediaということで調べてみると、固定メンバーによるコーラスグループだった。
不思議なグループ名の由来などなど、そうだったのかぁ!

個人的に好きな曲は

・がんばれドカベン
・剣人・男意気 (『未来ロボ ダルタニアス』)
・がんばれゴンベ
・おれたちゃクロダコブラザーズ(『とんでも戦士 ムテキング』)
・おじゃまんが山田くん

あたりで、どうしても陽性になってしまう声質がすばらしい。

超空想サーキット

前から気になっていたCDがあって、ついにAmazonでポチッた。

ミュージックファイルシリーズ/MFコンピレーション 超空想サーキット~歌のスーパー・グランプリ~
アニメ主題歌
B0000AVT5B


70年代を中心に、レースや自動車を題材にしたアニメソングのコンピレーションCD。マッハGoGoGoからサイバーフォーミュラ、ミニ四駆ものまで入っている。

このあいだ紹介した超合金の生みの親・村上克司の本を読んでいて、そういえば自分が幼稚園児の頃(1970年代後半)はちょうどスーパーロボットとリアルロボットの過渡期で、当時から僕はメカ好きではあったけど必ずしも好きなのはロボットばかりじゃなかったなぁと思った。
たとえば、宇宙戦艦ヤマトのコスモタイガーⅡなんかのおもちゃも持っていた。その他、「スタージンガー」など松本零士ものは今では考えられないぐらい人気があった。
タイムボカンシリーズのメカも人気があった。

そして、そんな中に車系もあった。
おもちゃではないけど、このCDにも入っている「マシンハヤブサ」のハンカチを持っていたなぁ。

今考えると1974年あたりからスーパーカーブームがあって、1976年、1977年とF1が日本の富士スピードウェイで行われて、その影響でいろんなアニメができたのだろう。「マシンハヤブサ」が1976年で、「アローエンブレム グランプリの鷹」「超スーパーカー ガッタイガー」「とびだせ!マシーン飛竜」が1977年、「激走ルーベンカイザー」が1978年。
それ以降は1991年のサイバーフォーミュラまで待たねばならない。1987年以降F1が日本の鈴鹿で毎年開催になったことがとくにアニメには影響してないようなのは、やはり本物が見られたからだろうか。

さてさて、その70年代のレース系アニメに影響を与えたのは、やはりなんといっても6輪タイヤのティレルだろう。
それらのアニメはたいした人気は得られずたいてい打ち切りになっているが、唯一「グランプリの鷹」だけは放送が延長されて、全44話作られたという。それでも1年放送できなかったというから、レースとアニメの相性は決してよくなかったのかもしれない。

それにしても、「グランプリの鷹」のフォーミュラマシン「トドロキスペシャル」がすさまじい。



なんと8輪タイヤ!
この「仮想グランプリ系はタイヤが多い」というのはサイバーフォーミュラにも受け継がれていくから、6輪ティレルの置き土産がいかにでかかったか分かるというもの。

タイムスリップCD

音楽の不思議な効能に、「それを聴いていた時代にもってかれる」というのがあると思う。
もちろん、他のメディアや五感にうったえるものでも、そういう効能はあるにはあるんだけど、なぜか音楽はそれが強い。

そして、春先は、とくに子どもの頃なんかはいろんな変化があって印象的なせいか、けっこうそういう「もっていかれる」CDが多い。

なんだけど、子どもの頃なもんだから、CCBのアルバムだったり特に自分が好きでもなかったプリンセス・プリンセスのアルバムだったりするからちょっと悲しい(笑)。

それでも確実に「あの頃」を思い出させてくれて、この季節になると一度は聴いてしまうのだ。


2009年4月12日日曜日

Do the shuffle

少し前にiPod shuffleの新しいのが発表されたけど、僕が第二世代愛用者であるのも差し引いても今回のは改悪だと思うなぁ。

以下、ダメだと思う点。

・新フィーチャーのしゃべる機能→そもそもエアチェックしたラジオ番組を聞いてるのでデータがないため読み上げてもらえないし、必要なし。
・操作部分がイヤフォンと一体→イヤフォンを選びにくい
・早送り・巻き戻しができないらしい(スキップはできる)
・値段が高い(8800円)。Shuffleは4GBもいらない。
・電源・再生スイッチがシャッフル再生←→通常再生←→OFFという切り替えになってる。通常再生しか使わない自分にとってこれはイヤすぎる(今使ってるshuffleはシャッフル・通常再生ボタンの上に白いシールを貼って触れなくしてある)

Podcastやエアチェックしたラジオ番組を中心に聞いている自分の、あくまで個人的な評価だけど、でもハズしてると思うなぁ。

そういえば、iTunesを最新バージョンにしたら、以前はPodcastファイルは必ず先頭に来る、という仕様だったけど、それがしばりがなくなってた。前までなんでしばりを入れていたんだろう?

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ところで、iPod(iTunesでも他のソフトでもいいけど)の面白さって、音のファイルであればすべてが同列で扱えることだと思う。

たとえば僕はときどきラジオでエアチェックした番組の中にレアな曲や、買うほどでもないけど気になった曲があったら切り出してiTunesに登録しておくことがあるけど、そういうファイルと自分でCDからリッピングした曲、iTSで購入した曲、どれも分け隔てなく楽しむことができる。
極端なことをいうと、最新のヒット曲と自分の子供がしりとりしているさまを録音したファイルとが同列で扱えるのだ。

この体験はカセットテープ的でもあるけど、カセットテープは分数に制限があるから、1本1本は何らかのテーマにそってまとめることが多かったと思う。

iTunesは「曲をまとめておく」という発想から解放された点でエポックメイキングなんだろうなぁ。

2009年4月10日金曜日

タカってこんなに痩せてたのか!!

吉本は権利関係がうるさいから、オンエアバトルのDVDシリーズではなかなかでない、という噂を聞いていたので諦めていたタカアンドトシのオンエアバトルまとめDVDが知らないうちに出てた!!!
爆笑オンエアバトル タカアンドトシ [DVD]
タカアンドトシ
B001R65BRI

正直、彼らの冠番組やフリートークは面白いと思わないので全然見てないんだけど、漫才は生で見に行くほど大好き。
そんな彼らが漫才中心に活動していた頃の2001~2007年までのオンエアバトルのネタを一気に楽しめる僕にとっては宝物のDVD。

どこが好きなのかというと、前のボケがあとからひょいと顔を出すところやそのタイミング、タカのボケから正気に復帰するときの雰囲気、そしてやっぱり2人の絶妙なタイミングかなぁ。今見ると2001年当時からかなり完成度高くて爆笑。
一度出演したM1で知名度を上げられなかったのはホントに残念。もう何回か出ればかなりいいとこまでいけたんじゃないか。

プチクロニクル

最近、通勤の行き帰りではPSPでテレビ番組を持ち出して見ていることが多くて読書時間が激減してるんだけども、無理にでも時間を捻出して読みたい本がいくつか。
カラー版 超合金の男 -村上克司伝- (アスキー新書 105)
小野塚 謙太
4048677985

ライディーン、マジンガーZからゴールドライタン、レザリオン(!)まで、ポピー、バンダイの工業デザイナー村上克司の裏話なんだけど、ホビー雑誌連載時からこりゃめっぽう面白いと単行本化を待ち望んでいたら新書というベストなまとまり方をして発売日買い。じっくり読めてうれしい。

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ビールの科学 (ブルーバックス)
サッポロビール価値創造フロンティア研究所 渡 淳二
4062576325


意外とビールって歴史や種類があって、また鮮度や材料で味が違うんだけども、そういうことをまとめて知りたいなぁと思っていた。この本はいわばその「まとめ本」。醸造法はもちろん、酒税などにも触れられており読み応えり。

この他、文庫になった「東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・歴史編」も控えていて、そもそも「米沢嘉博/戦後SFマンガ史」を中断しまくり。

でもこういったプチクロニクルものがやはり好きなんだなぁ。


2009年4月7日火曜日

業務用のタフな世界

アルバイトや仕事をしていると、「業務用」の製品たちに出会うことがある。

たとえば、家庭用のものに比べて1パッケージの量が段違いだったり。家庭用とパッケージデザインが同じだったりするとそのままでかくなったみたいな感じがして、思わず笑ってしまう。

たとえば、質実剛健でスタイルなどお構いなし、でも故障など滅多にしない、そんなタフな機械だったり。

前にタクシー会社の前を通ったときに、同じ形の車がたくさん並べられているのを見て、これも業務用の世界だなぁ、と感心した。

業務用ではないけど、たとえば小学校でみんなが履く運動靴なんかも家庭用とはまた違う商品だろう。

で、思ったのは、家庭用に売るだけでなく、業務用として売る、という商売もあるんだなぁという当たり前のこと。

でもこれはなかなかバカにできなくて、たとえばあまり自動車が売れなくなった、といっても業務用のタクシーや店商売で使うトラックなんかはその仕事にとって必需品だったりするから、不況などにもそれなりに強いんではないだろうか。

……てなことを今になって気づく僕はやっぱり商売に向いてないんだろうなぁ。

商売というのは、モノが自分の手元を通過することでお金が手に入ることに快感を覚える人に向いている、とかねてから思っているけど、やっぱり僕はモノを売ったりすることで世の中に影響を与えたい、と思っているフシが、どうもあるらしい。

シールはがし

シールとかステッカー好きではあるんだけども、逆に台無しなシールが張ってあるとはがしたくなる。

最近のシールは粘着力が高いからなかなかキレイにはがせないんだけど、もしや、と思ってプラモデルを作る際に使う研磨剤であるTAMIYAコンパウンドを使ったら面白いようにはがせた!
タミヤ コンパウンド(粗目)
B000BLFF5I

僕は模型よりもいろんなものを磨いて傷を消したり(CDのちょっとした傷も消せるよ)、こうやってシールはがしに使うことが多いかもなぁ(けどものによっては表面の塗装まではがしたりするかも)。

��つ持っておくと重宝するかもしれないです。