2007年7月31日火曜日

水面下でトラブル。

あ~、もうホントに前から書いてるようにwebのメンテナンスに時間を取られたくないのに!!

ここしばらくblogの新しい記事を投稿しようとすると、めちゃくちゃ時間がかかって、しまいにはエラー表示→しかし投稿自体は成功している、という現象が多発していて困っていた。
そして先日、ついに事実上投稿ができなくなってしまった(常に「再構築」でコケちゃうのだ)。

調べてみるとこのblogツール「Movable Type」は、データベースにBerkeley DBを使用しているとそのパフォーマンスの低さからこういった現象が多発する、との記事をいろんな人が書いていて、あちゃー。

紹介されていた付け焼き刃的な対策もいくつか試してみたけど、変わらない。
結局、データベース自体を違うものに移行しないと完全解決はしないらしい。

というわけで、現在使用できるもう一つのデータベース「PostgreSQL」を使ってみる。
データのコピー自体は思ったよりすんなりできたけど、このBerkeley DB→PostgreSQLへの移行はいろいろと問題を生むらしく、新しい記事を投稿しようとするといろいろとトラブルが。

最初は文字コードが原因と思われる、mt_entry_keyが一意でないというエラーが出る。
もう一度文字コードの設定をし直したDBを作って試すとそのエラーは消えたけど、今度は

null value in column "entry_id" violates not-null constraint

というエラーが。
調べてみると、よく分からないけどシーケンスがどうのこうのとかで、専門的な対策をして解決したという事例をいくつか散見。
専門的すぎてとっかかりがなくて、結局PostgreSQLはあきらめる。

今契約しているレンタルサーバでは、月額210円でMySQLを1つ使用できるので、それを注文。
この投稿がうまくいっていれば、成功したということだ。

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なお、PostgreSQLでは、サブカテゴリ名は親カテゴリが違っていても重複が許されない、とのこと。なんかあったときの自分メモとしても記述。MySQLではこれは問題ないみたい。

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2007年7月29日日曜日

SONY スゴ録 RDZ-D700

ついにうちに地デジ環境がやってきた。というか、自分で買ってきたんだけども。

SONY スゴ録 地上/BS/110度CSデジタルハイビジョンチューナー搭載HDD&DVDレコーダー250GB RDZ-D700
B000IMVJ50


またソニーかよ!!
現在使用しているアナログHDDレコーダーが東芝製だったのと、いつも家電を買うヨドバシにて最安値だったのとで、こちら↓と迷ったんだけども、

TOSHIBA VARDIA デジタルハイビジョンチューナー内蔵 HDD&DVDレコーダー 300GB RD-E300
B000J6GTD2


このRD-E300はデジタルチューナーがシングルなのに対して、RDZ-D700はダブルデジタルチューナーの中で最安値だったのが、多少値は上がるけど購入を決めた理由だった。
値段が69,700円でポイントが9,061円(13%)だったので、実質60639円。


で、ハイビジョン放送を見る。
いや、正直驚いた。こりゃ違うわ。
とくにモニタが小さめなせいか店頭の大きなディスプレイで見たときによく感じる粒々した感じもほとんど気にならず、心配した残像感も全然ない。
目新しさもあってなんでもない番組でも見てしまう。
つなげているモニタはいわゆるテレビじゃなくてちょうど2年前に購入したPC用液晶ディスプレイ。
購入時のファーストインプレッションはこちら↓にまとめてあります。
SONY MFM-HT95(液晶モニタ)
このディスプレイはアナログ地上波を見られたり、外部入力がD4×1、S×1とゲーム用にもなかなか活躍してくれていた。ただ、アナログ地上波やDVDプレイヤーを外付けしたときの映像は、残像が多かったりととても気持ちのいい視聴とはいえなかった。
だから、地デジなどハイデフの映像環境を用意してもどこまでステキな映像が見られるのか疑問で、なかなか導入に踏み切れなかったのだ。
そういうこともあり、ハイデフ映像をディスクに保存しておけるレコーダーがある程度手の届く値段になったら考えようと思っていたんだけど、それが東芝から出たのを知って、久しぶりに店頭にレコーダーを見にいった。
東芝のHD DVD搭載機「VARDIA」は
・価格が思ったりやや高かった
・記録メディアであるHD DVD-Rもかなり高い
・なんかコピーワンスとかもめてない?
・よく考えたらHD DVDとプルーレイって決着ついてないうちに本格的なマシンを買うのはどうなのか?
てな理由から今回は見送り。
でもその検討を通して自室にて録画した番組を見たいという欲求を再確認して、自室用に先述のレコーダーを買ったというわけ。
まぁ、これぐらいのスペックのレコーダーが実質6万で買える今がいい時期だったのかもしれない。
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さて、うちのマンションはBSアナログが見られるので、BSデジタルも見られることは予想していたけど、残念ながらCS110°は入らないみたい。CS110°が入れば、自室でF1中継を見られるんだけども。
あと、ハイデフ映像を見てしまうとDVDの映像クオリティはキツく感じて、かなり購入意欲が落ちるなぁ。レンタルすら考えてしまいそう。
ちなみに以前地デジに否定的なことを書いたけど、ま、確かに個人的には映像のクオリティアップ以外は変わってないかもなぁ。
決戦前夜にひとりごと。

2007年7月25日水曜日

親になったら親知らずが……

左下の親知らずが知らぬうちにすくすく育ってきたので、近日中に歯医者に行く予定。上の2本は10年ぐらい前に抜いたんだけども。
ちなみに親知らずって大人になって生えるから親知らずって言うんですね。知らなかった。「親不孝でバチがあたった」みたいな意味かと思ってた。

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ディズニーの「チップ&デール」ってリスの二人組はドナルド・ダックとトムとジェリーみたいなことをするキャラということを娘とDVDを観ていて初めて知ったけど、

名前の由来は家具デザイナーのトーマス・チッペンデール(Thomas Chippendale)

チップとデール-wikipedia


だそうな。その人、知らないけど。

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プロポーション(porportion)という言葉があるけど、割合・比率、つり合いみたいな意味だったのか。

プロポーショナルフォントは文字ごとに最適な幅を設定したフォント。

ラジコンの「プロポ」は

RCの送信機を一般的に「プロポ」と呼んでいますが、語源は「プロポーショナル=比例する」ということで、送信機のスティック操作に比例してサーボを作動させることから、簡略的に送信機のみをプロポと呼んでいます。本来は、送信機~受信機~サーボの一連の操作がすべて比例して動作するものの総称です。

http://www.sanwa-denshi.co.jp/rc-beginner-01.html


へ~!!

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アーケードゲーム専門誌「月刊アルカディア」の誌名って、「アーケード」からの連想なのか!?語源は一緒なのかな?

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最近やたらと「ピアノの天才もの」のマンガや映画が多いような気がするけど、「のだめカンタービレ」は最初に読んだとき「さそうあきら/神童」のパクリじゃん!と思った。もっとも「のだめ~」の方が笑えるしクラシック界のエピソードも面白いけど(といいながらパリ編になってから急速につまらなく感じて、単行本を買うのをやめた)。
あと、一色まことの「ピアノの森」。
この人って、20年ぐらい前に週刊少年ジャンプで「はなったれBoogie」描いてた人だよね。当時そのあっけない打ち切りぶりが友達の間でネタになってた。10年ぐらい前のスピリッツでは「出直しといで!」ってのを描いてたなぁ。
どちらも興奮すると鼻水を垂らすのがいやだった。
にしても「花田少年史」「ピアノの森」などヒット作を生む漫画家になってるのは感慨深い……。

2007年7月23日月曜日

ロッカーでPK見てるオシム萌え。

この週末はスポーツ観戦を中心にいろいろと忙しかった。

20(金)は、生で見れたのは後半だけだったけど、オールスター第1戦。セ・リーグの1イニング1投手は単純に見てて面白かった。「いっぱい見ました」っていう満足感あり。

21(土)は、昼間がオールスター第2戦。屋外にてワンセグで見てたのでマーくんがメッタ打ちされたのは見逃したけど、雨でコールドだったのはやや残念。

夕方の大相撲は白鳳が負けて優勝争いが朝青龍と琴光喜に。

ふだんはあまり見ないサッカー、アジアカップ日本vsオーストラリアは、最初から最後まで見てしまう。素人目にもオーストラリアが10人になってから明らかに守備に集中して同点を維持しようとしてる、ってのが分かったのに、「10人になったのになぜ点が取れない?」とマスコミがオシム監督に質問しててホントに試合見てたんかい!?と思った。
日本のプレイ、素人目にも(←こればっか)今までと違う!と感じました。

その裏でF1ヨーロッパGP(ニュルブルクリンク)予選が行われてたんで、チャンネルを変えながらちらちら見てたら、なんとハミルトンがマシントラブルでクラッシュ!明日走れるんだろうか?

22(日)、大相撲名古屋場所千秋楽は、嗚呼、琴光喜が勝てるはずの稀勢の里に負け、朝青龍がしっかり白鳳に勝って優勝。朝青龍、ここはさすがに精神力の差なのか。

19:00からはふだん聴かないAMのTBSラジオで「TABOO SONGS~封印歌謡大全」なる番組をやっていたので、聴く。伝説の番組、森達也の「NONFIX 放送禁止歌 ~唄っているのは誰?規制するのは誰?~」はあるイベントにて見たし本も読んだので、まぁその手の基礎知識はあった。けれど、実際にそういう曲が聴けるのは、単純に興味をそそられる。
でも、たとえばNHKの「昼の歌謡曲」なんかで「今日はあまり放送されることがなかった曲を中心に放送します」とかってなんの気負いもなくこの手の曲がかかったら本当に感動するんだと思うが、今回の番組では自主規制を批判しつつ曲をかけていくという構成だったので、その辺は先述の番組や本を知らなければ「へー」だろうけど知ってる人間には「その先を!」という感想ではあった。
でも、この手の番組を組んだだけでも意義はあると思いました。

夜は、F1ヨーロッパGP本戦。これがすごくて、開始早々どしゃ降りで大混乱。赤旗中断で再スタート、その後路面は乾き、ポールだったライコネンがマシントラブルでリタイア(彼はホントにこのサーキットではトラブルが多い……)。最後の数周でまた雨が降ってその状況でのマシン特性を活かして、トップを走っていたフェラーリ・マッサをマクラーレン・アロンソがパス!
この勝ち方には朝青龍の強さと同じものを感じました。
ちなみにCSではブリジストンの浜島さんが初めて解説で登場。こんなドライ/ウェットタイヤの差が顕著に出るレースで彼を呼べたのはラッキーだと思った>フジテレビ721。

ところで、CSでのレース観戦後に偶然見た地上波F1中継のオープニングアニメ。なんだありゃ(笑)。
クイーンの「フラッシュ」を使っているから、「フラッシュ・ゴードン」を意識してるのかな??ちなみに「フラッシュ」は「フラッシュ!アアー!いっせいのでわらわす」と聞こえる空耳があって、それ以来それにしか聞こえなくなってしまってる。

2007年7月22日日曜日

せめて2年は我慢してほしい。

2007年7月に買ったこの本。

悠悠おもちゃライフ
森 博嗣
4093411239

なんと、たった1年で文庫に!?

悠悠おもちゃライフ (講談社文庫)
森 博嗣
4062757974


自分でも

エッセイやとくにこの手のホビー系の本はとても好きで、ハードカバーだったりしても買う。


と書いたように、写真や画像も魅力的な本だから文庫化が早いのはいいとして、なんと文庫には未収録三回分が追加!!もともと小学館の雑誌「ラピタ」での連載なんだけど、ハードカバー版は最後の三回分が未収録だったのだ。

計算式としてはこうなる。















文庫


ハードカバー

��ポジティブ)

小さく、狭い家に住む自分にとってありがたい

未収録分掲載の完全版。

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ほとんどは一度読んだことある。

��年前に買った単行本を789円で買い直し?


 > 

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写真がやや大きく、印刷もきれい(な気がする)。

1900円した。

��ネガティブ)

重い・かさばる



それでも、この本だったら未収録分がなければ買い直さなかっただろうに。そもそもなんで連載終了を待って単行本にしなかったんだ……。
逆に未掲載分があったから、早めに文庫になったんだろうか。本人が気に入ってたからなのか。


2007年7月20日金曜日

梅雨になると蛙は

とにかく雨の日は憂鬱になるので、梅雨は大嫌いなのである。
朝、目を覚まして天気がいいとガバッと起きることもできるんだけど、空がどんよりだとヤル気がでない。これ、高校生ぐらいからずっとそう。

しかし冬の終わりから梅雨直前までずっとグズグズいってた鼻が、梅雨に入るといつの間にか治っていて、鼻をかむこともまったくなくなった。
むしろ長年の鼻うがい効果で、両鼻ともスースー通っている。

そうそう、毎年梅雨になると自分の花粉症が完全に治まるんだよな。
梅雨も悪くない……。


2007年7月16日月曜日

売野雅勇の世界

さて前回の最後に書いた「80年代カッコよさ」を歌謡曲の中でリードしていたのって、売野雅勇の歌詞世界じゃないかと、最近感じることが多い。

同時代では松本隆、森雪乃丞、秋元康などが活躍していたけど、売野雅勇の歌詞世界は「ツッパリ」と、「なんとなくクリスタル」とは正反対のAOR的世界観を体現していたような気がするのだ。

なんというか、部屋にはブラインド、髪にはムース、夏にはタンクトップ、冬にはスタジャン、ズボンにはタック、乗り物はバイク……てな感じ。子供の頃はこういう世界って「うわ、大きくなったら自分にはムリ」とか思ってたんだけど、実際に大きくなった頃には全然そういう世界観は流行ってなくてホッとした(笑)。
もっとも実際にこの手の世界がリアルであったのかどうかははなはだ疑問だけど、モデルケースであったことは確かな気がする。


自分が知る範囲で手がけた曲をあげていくと
チェッカーズ「涙のリクエスト」「哀しくてジェラシー」「星屑のステージ」「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」「あの娘とスキャンダル」「俺たちのロカビリーナイト」「OH!! POPSTAR」「Song for U.S.A.」
吉川晃司「サヨナラは八月のララバイ」「ラ・ヴィアンローズ」
1986オメガトライブ、カルロス・トシキ&オメガトライブ「Super Chance」「Miss Lonely Eyes」「Stay Girl, Stay Pure」「アクアマリンのままでいて」
稲垣潤一「夏のクラクション 」「想い出のビーチクラブ」
郷ひろみ 「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~」
近藤真彦「ケジメなさい」「大将」
シブがき隊「挑発∞」「サムライ・ニッポン」「喝!」「アッパレ!フジヤマ」「KILL」
中森明菜「少女A」「1/2の神話」「禁区」「十戒(1984) 」
荻野目洋子「さよならの果実たち」「フラミンゴ in パラダイス」「六本木純情派」「湾岸太陽族」「北風のキャロル」、アルバム「246コネクション」
本田美奈子「殺意のバカンス」「好きといいなさい」
松本伊代「ビリーヴ」
河合奈保子「エスカレーション」「UNバランス」「コントロール」「唇のプライバシー」「北駅のソリチュード」「ジェラス・トレイン」「デビュー~Fly Me To Love」
wikipediaで知ったけど、矢沢永吉、山本達彦といったあたりを手がけているところも、なんか分かるなぁ。
そしてこれらの歌詞世界はかわいいアイドルには厳しすぎるけど、たとえば河合奈保子のキャラクター路線が変わってからしばらく彼が手がけたように、少年・少女に「背伸び」する感じを与えたいときにはかなり有効だったんじゃないかと思う。
前回紹介した「歌謡曲 名曲名盤ガイド1980’s」には、秋元康へのインタビューが載ってて面白かったけど、売野雅勇もどんな人なのかしりたいなぁ。最近は名前を見ない気がする、というより専業作詞家自体の活躍の場が少ないので、今は何をしているんだろう。これだけ有名曲があれば印税生活ができるんだろうか?
ちなみに意外にもアニソンもけっこう手がけていて、
井上大輔「めぐりあい」(劇場版ガンダム)、「水の星へ愛をこめて」(Zガンダム)、「サイレント・ヴォイス」(ZZガンダム)、鮎川麻弥「風のノーリプライ」(重戦機エルガイム)、ラフ&レディ「背番号のないエース」(劇場版タッチ)、「ガラスの仮面」、「ハートブレイクCrossing」(ふたり鷹)、「ON THE WING」(レンズマン)、「光戦隊マスクマン」「地球戦隊ファイブマン」
といった作品がある。作品としての共通点よりも彼がとくに売れっ子だった80年代中盤の作品群という見方をした方がいいのかも。
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80年代における「かっこよさ」というのは、後年の評価はともあれ
・ツッパリ
・アーバン(シティポップス的な世界)
・ニューウェーブ/テクノ
みたいに僕なんかは感じてるんだけど、そこからさかのぼって70年代になると、なんとなく「ヨコハマ」へのベクトルがかっこよさの基準になってるんじゃないかという気がして、これまた最近のテーマでもある。
それについてはまたいつか書きたい。

2007年7月15日日曜日

80年代歌謡曲2.0

携帯電話をリニューアルして格安のmicroSDカード1GBを差し込んでからというもの、そこにちょこちょこと曲を入れていっている。

面白いのが、大容量である今のiPodなんかと違って1GBしかないから、おのずと曲を「厳選」する必要があること。「とりあえず入れとけ」だともったいない容量なわけで、結果的に「究極のオレベスト」みたいなセレクトになっていく。もっともそこには「携帯で聴く時の」という条件は入るんだけども。

そこに前から入れようと思っていた「80年代歌謡曲」たちをようやく加えることができた。曲をセレクトしていて面白かったのが、今まで好きだった曲と今回セレクトした曲にびみょうにズレがあることだ。

では入れた曲を具体的に紹介してみよう。
なお、松田聖子、河合奈保子、CCB、うしろゆびさされ組あたりは選曲が難しすぎてまだ入れてない。



早見優
夏色のナンシー
誘惑光線・クラッ!
好きな曲は変わってないけど、誘惑光線>夏色のナンシーだなぁ。「誘惑光線」というタイトルが天才過ぎる。そこへきて「クラッ!」って……。ステージ上のアイドルとファンの関係が、歌詞の中の空想的な恋愛模様と重なっているという僕の好きなパターン。
菊池桃子
卒業-GRADUATION-
BOYのテーマ
菊池桃子はアレンジ含めた林哲司仕事が今の僕のAOR耳には異様に響いてくるんだけど、今一番いいなぁとおもうのは「卒業-GRADUATION-」。これ、当時はやや哀しげな曲で好きじゃなかったんだけど。「雪にかいたLOVE LETTER」「Say-Yes!」あたりを一度入れたけどいらないなぁと外したのが自分でも意外。
南野陽子
さよならのめまい
悲しみモニュメント
実は南野陽子の曲って暗いのが多くてあまり好きじゃなかったけど、今は「はいからさんが通る」「吐息でネット」よりもむしろこれらの影のある曲の方がいい。
中山美穂
クローズ・アップ
JINGI・愛してもらいます
今や妙に「高くなった」中山美穂だけど、八重歯&色黒でヤンキーと微妙なスタンスを保っていた時代の魅力も、もう少しちゃんと語られていい気がする。
昔だったら「派手!」「50/50」あたりを選んでたと思うんだけど、今は前にも書いたことがあるけど財津和夫の「クローズ・アップ」が最強。
本田美奈子
殺意のバカンス
Sosotte
Temptation(誘惑)
とにかく「殺意のバカンス」が入るのが意外。この曲、リアルタイムでは知らなかったし、歌もデビュー曲ゆえまだ少し拙いんだけど、その不安定さが逆に魅力。
「1986年のマリリン」はともかく、「One Way Generation」はなぜか入れないんだよなぁ……。
それにしても本田美奈子は歌がうまい。だけども、声が持つキャラクターやサウンド・歌詞世界まで含たアイドルとしての魅力を考えると、やはり「隙」がなさすぎる気がする。
小泉今日子
半分少女
渚のハイカラ人魚
The Stardust Memory
なんてったってアイドル
「半分少女」を入れるのが自ら?これ、曲が好きなんだと思う。ベストは「渚のハイカラ人魚」だなぁ。「The Stardust Memory」「なんてったってアイドル」あたりはもう聴き飽きてたので外してもよかったかも。
岡田有希子
Love Fair
- Dreaming Girl - 恋、はじめまして
二人だけのセレモニー
岡田有希子はここ数年でその歌の魅力に気づいたんだけど、選ぶとしたらこの3曲。「くちびるネットワーク」はもういいかという感じ。
中森明菜
スローモーション
サザン・ウインド
十戒(1984)
Fin
ジプシー・クイーン
SOLITUDE
明菜はとくに「十戒」が最近の好み。この曲、なんか展開が変な感じがして魅力的。
荻野目洋子
スロープに天気雨
涙はスピード揺らすから
NONSTOP DANCER
夏のステージ・ライト
荻野目洋子は自分にとっての定番曲。
斎藤由貴
卒業
白い炎
初恋
MAY
意外に今一番好きなのは「白い炎」だなぁ。清潔な暗さがよい。
近藤真彦
情熱☆熱風せれなーで
永遠に秘密さ
マッチは好きな曲が多いけど、「情熱☆熱風せれなーで」のメロウネスがやはり最高。「永遠に秘密さ」はサウンドもタツローが手がけていて、本人が歌ってもおかしくない。それぐらいこの頃のマッチが初期の「ちょっと不良のニイチャン」からキャラクターを広げていたことが分かる。
田原俊彦
恋=Do!
君に薔薇薔薇…という感じ
墜ちないでマドンナ
銀河の神話
ユーミン作の「銀河の神話」がよい。
シブがき隊
100%…SOかもね!
Zokkon命
KILL
「100%…SOかもね!」はシブがき隊の不良になりきれない感じがうまく出ていて、彼らにとって名刺的な曲だと思う。そして「Zokkon命」は彼らの無駄に力が入ってる姿を象徴する曲だと思う。「KILL」は少年隊に通ずるスーツを着てる感じがよい。ヤックンではなくモックンがフロントになった、ってのが曲調にも端的に現れていると思う。
少年隊
仮面舞踏会
STRIPE BLUE
ABC
大ヒット曲とはいえ「仮面舞踏会」は何度聞いてもスリリングでいい。「STRIPE BLUE」「ABC」の独特なさわやかさは、ジャニーズの中でも少年隊ぐらいでしか聴けない気がする。
チェッカーズ
哀しくてジェラシー
星屑のステージ
あの娘とスキャンダル
「星屑のステージ」は最近好きになったけど、いくつもあるヒット曲の中から「哀しくてジェラシー」を選んでるのが意外。「あの娘とスキャンダル」はいらなかったかもなぁ。
吉川晃司
モニカ
サヨナラは八月のララバイ
ユー・ガッタ・チャンス
ラ・ヴィアンローズ
終わらないSun Set
実は隠れ吉川晃司好き(アイドル自体限定)なんだけど、それはきっと80年代にかっこいいとされていたことがこの頃の彼の中に詰まってるからだと思う。そのかっこよさをかっこいいと思ってるわけではないんだけど、もはや刷り込みレベルといっていいなぁ。
ちなみに今回これを書くにあたって、ちょっと前に買ったこの本が参考書としてすばらしかった。
歌謡曲 名曲名盤ガイド1980’s―Hotwax presents
440175106X

写真やデータも多いし、客観的な評価と各曲・アルバムへの広い愛が感じられて名著。高護や榊ひろとといった執筆陣なので、なるほどなんだけど。
この話題、つづく。

2007年7月14日土曜日

レコ屋で見かけたやつ。

ブラバン!甲子園




企画はとても面白いと思う。でも演奏に切迫感がなくて、あの「甲子園の臨場感」は薄い。iTunes Storeで聴けるので、それで十分(笑)。
タッチ、夏祭り、恋してカリビアンとかあったらなぁ。

ちなみに、これって「ミュージックエイト」という出版社?が出している譜面を演奏してるそうなんだけど、なるほど、甲子園応援曲のセレクトになんらかの意味があるとすると「譜面がある」ってことなのか。
そういや、中学生の頃ブラバンの連中が金を出し合って譜面を買う、って話がよく分からなかった。譜面が商品である、ってことにピンとこなかったのだ。でも演奏できる人にとっては「あれば楽しめる」ものなんだろうなぁ。その感覚も楽器がまるで演奏できない僕には分からない。

僕だって歌いたい(紙ジャケット仕様)
浜口庫之助
B000P2XK2I

歌えば天国(紙ジャケット仕様)
浜口庫之助
B000P2XK28

決定盤! これぞボサ・ノバ
沢田駿吾とモダン・ジャズ・オールスターズ
B000QEIWFU


僕にとって、一瞬手に取るんだけど「やっぱ聴かないなー」で棚に戻しちゃう、ってなCDの典型例。
この手のおいしい感じのイージーリスニング系って、意外と聴く機会がないのだ。

たしかに
アンジェラ・アキ
B000RMMK36


えと、曲はどうでもよくて、ロバートのコントで洋楽オタクがレコード屋に言って「こういう曲を探してるんだけど」と鼻歌を歌い始めてなぜか最後だけ「~たしかにー」と歌う、というのがあったんだけど、それを思い出すので笑える。それだけ。

2007年7月12日木曜日

押井守の娘は乙一夫人だとか。

もう何年も前からずっと折にふれ考えていることに、「RMT」がある。

RMT=Real Money Trade、簡単に言うと実際のお金でMMORPG内などのバーチャルなデータを売買する行為のことだけど、それがゲーム内容にいろいろ悪影響を与えて深刻……ってことを書きたいのではなくて、

「いつか自分もなんの違和感もなく、バーチャルなデータを買う日が来るんだろうか?」

という自問なのである。
だからRMTに限らず、そういう行為がオフィシャルなシステムに組み込まれた「アイテム課金制」のゲームなどに関しても同じ自問をしてみる。

だけど、今の僕の感覚からいうと、「買わないなぁ」。
だから、アイテム課金制のゲームも「やらないなぁ」。

……終了。

とずっと思っていたんだけど、一年前にPCを買ってわりとすぐにAppleのiTunesStoreにて曲をデータとして購入するに至って、それとゲーム内のデータを買うことにいったいどれだけの差があるのか?とこれまた自問自答してしまった。

差があるとするとかろうじて、「ゲームタイトル内でだけ有効」「ある特定のオーディオプレイヤーで使用可能」てな、データの使用可能範囲の差でしかないような気もする。

もちろんその差は大きいんだけども、もしもゲーム内世界がその人の実生活においてかなりのウェイトを占めているならば?
端的な例を言うと、たとえば休日はほとんど外出せずにネットゲームを楽しんでます、という人にとっては、明らかに

ゲーム内の服装 > 休日の外出着

という価値観になる。
それを考えると、結局のところリアルなオブジェクトと同程度、人によってはそれを超える価値がすでに「バーチャルな情報」そのものに宿っている、ということなんだろうなぁ。

CDに入っているのが曲のデータである、という認識が決定的になった今、かつてレコードやCDが持っていた「アウラ」ってのは明らかに薄くなっているよなぁ。
フィギュアを買うのが流行っているのは、CADの発達・技術の蓄積によるクオリティアップや海洋堂が起こした流通革命以外に、この「本、ビデオ、CDってのはつまるとこデータでしかない」ということをみんなが薄々感じ始めているからなんでは、と思ったりもする。

これ以上考え出すと、換気扇がカラカラ回り出す(←この表現は僕と友人の間での「リアルとはなんぞや?」と悩む時のイメージ。もちろん押井守の映画が元です)ので、今回はこの辺で止めておこう。

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あ、ちょっと関係ないけど、PCで「モンスターハンターフロンティア」をやってみてます。パッドのキーコンフィグで苦労したけど、なかなか楽しい。課金まで行くかどうかはまだ分からないけど、可能性はあるなぁ。

2007年7月9日月曜日

茶色の小瓶

僕が大学生の頃(調べたら1992年らしい)サントリーの「デカビタC」が発売された時に、驚いたことが2つあって

「オロナミンCにそっくりじゃん!」

てのと

「オロナミンCって一度にたくさん飲んでもいいんだ?」

ということであった。

それまでオロナミンCって言ってみれば栄養ドリンクのようなものだと思っていたのに、デカビタCの場合、製造会社の違い(オロナミンCは「大塚製薬」、デカビタCは「サントリー」)もあってあまり薬品的な雰囲気がなかった。
だからこそ、デカビタCはネーミングからして「容量が多い」ことをアピールしていたんだと思う。ライバル登場後も「オロナミンC」が増量しないのは、その「薬品的なイメージ」を保ちたかったからでは、と思うがどうだろう。

さて、その後さらに驚いたのは、そういう「オロナミンCみたいなやつ」がいろんな会社から大量に出たことだ。しかもその「オロナミンCみたいなやつ」は、ほとんどが

「茶色の瓶で、黄色いシールが貼ってある」

という、本家のスタイルを踏襲していたのにもびっくりした。

言ってみりゃパクリなわけでこれが裁判になったのかどうかは知らないけど、消費者にとっては飲んだことがない商品でも「あ、中身はオロナミンCね」と判断ができるという、かなり便利な状況にはなっているのである。

てなことを、ジュースの販売機を見ながら考えていたんだけど、こういうことがコーラのゼロカロリー戦争においてもあるような気がした。



というのは、僕の印象では、大衆支持的に
ペプシネックス」>「コカ・コーラ ゼロ
というイメージがあるのだが(しかもこの勝手なイメージを前提として書くので、これが違っていたらこれから書くことはまったくのデタラメになってしまう)、味や流通はおいといて、こういう理由があるからなのでは?
まず、コカ・コーラと聞くと何を思い出すだろうか?
僕はもう「赤い缶」なのである。
ではペプシは?
う~ん、確定的ではないけど、「青い缶」?
この、イメージの絶対性の差が今回の新製品に影響を与えてる気がする。言ってみれば、ペプシは別に青くなくてもいいのだ。けれど、コカ・コーラの缶が黒いのはなんかコーラじゃない気がする。
だから僕は黒い缶のコーラってのは、元々コーラを飲まないにしてもどうも違和感がある。
しかもペプシネックスは黒をベースにしているけど、元々のマークを入れてあるのでペプシ感は残してある。コカ・コーラ ゼロは特に缶だと赤がなくてほぼ黒になっちゃってるのだ。
これを考えたときに、缶ジュースを買うときって中身の液体の色よりも入れ物のスタイルの方に影響されてるなぁ、となんだか変な気分になった。缶のまま飲むから当たり前なんだけども。
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あ、そういえば同じサントリーの「ビックル」が出たときにも「ヤクルトって一度にたくさん飲んでもいいんだ?」って思った記憶がある。
サントリー、あなどれん。

2007年7月7日土曜日

エロは隠してナンボ。

友人(チョイアキ=チョイアキバ系、40歳・妻帯者)と最近プレイしているNitendo DSのソフトの話をしているときに、とっておきのネタ公開!てな感じで「どきどき魔女神判!」なるソフトを見せてきた(ちなみにリンク先はのっけからかなり恥ずかしいものがあるので会社などで見てる人は注意)。

いちおう仕事柄ゲーム雑誌は目を通すので、「あちゃ~、こんなソフトあるのかぁ、しょうがねぇなぁ」とは思っていた。ま、それぐらいではあった。

けれど、なんかその友人に見せられた時、やたらとムカッときたのである。
友人のロリコン傾向は前々から知ってたので(笑)、とくに意外というわけでもなかったのに。

自分でもその理由がなんなのかよく分からなかった。
でもこれと似た「不快感」は、時々アキバ系の趣味の世界をのぞき見したときに感じることはあった。今までその不快感は何か分からなくて漠然と考えてはいたけど、今回これを機会にじっくりと考えてみて、ようやく答えが見えた。

結論を先に書くと「マナーの悪さ」が不快の原因なのだ。

うっかり喫煙可能な場所にいっちゃった時に、もちろん吸う権利はあるんだけども無神経にタバコを吸っちゃう人への不快感に似ている。こちらが不満を表明しにくい部分もより不快感に輪をかける。

ちゃんと説明しないと分かってもらえないと思うので、ちょい長いけど興味ある人はどうぞ。


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まず、「ロリコン」的な性的嗜好への不快感。
でも、これは好みの問題でもあります。僕はどちらかというとむっちりでねっとりなエロの方を好む傾向があるので、昔からロリコン的な趣味が全くよく分からない。
それに加えて、娘が2人もできたもんだから、幼児的な女性に反応してる男性にはかなりひく。
また、いわゆる奥手な感じの人がロリコン趣味、ってのもなんだか屈折の仕方が分かりやすくてイヤというのもある。
このイヤさは、サブカル好きな人の挙げる理想の女性が「木村カエラ」ってのと同じ(木村カエラ自身は面白い娘だなぁとは思うけども)。
そもそも上記ソフトの「おさわり」というまわりくどさから感じるなにかしらの性的なエクスキューズも逆に脱力を誘う。むしろエロゲーです、って言われた方がこちらとしてはスッキリする。
いろいろと書いてはいるけど、やっぱりあくまで好みの問題なので、「不快」というのとはちょっと違う。あきれる、とかに近い。
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もうひとつ、これに限らず最近ウケることが「ネタ」ばっかり、ってのも前々から疑問に思ってたことだ。
たとえば、最近ペプシが「キューカンバー」とかいうキュウリ味の飲み物を出したでしょ。あれを我先に買いに走ってるのがなんかイヤ。それ、ホントに飲みたいの?飲んだことを人に言いたいだけじゃないの?という。むろん、ジュースの一本や二本だからそういう消費の仕方もアリなのは分かるけども、やっぱり「おいしそうだから買う」という基本的な部分からずれていくのがどうにも違和感を感じる。
��ちなみに、メロン味が好きな僕は上記の友人に飲ませてもらった「キューカンバー」は意外においしく感じたんだが)
ネットの世界なんて特に「ネタネタネタ……」でしんどい。ゆえにネットのそういう部分は見ないようになってきたけども、特に最近のアキバ系ってやたらネタで動いてないすか?
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以上の点は、本質的な不快感と絡んではいるけど、本質ではない。
それは何か?
それが先に書いた「マナーの悪さ」なのだ。
え、何がマナーなの?と思われるかもしれないけど、端的に言うと僕は他人の性的嗜好というのは、基本的に見たくないのである。こちらから教えてくれ、と言わない限りは見せないでもらいたい。
だから、たとえばアキバ系の人がかなりキワドいフィギュアなんかを堂々と買っている姿を見ちゃったりすると、うわ勘弁と思うのだ。別にそれを買ってることが不快なんじゃなくて「堂々と」という部分が重要。そこまで開き直らないでくれ、と。
逆に裏通りのいかがわしい店でこっそり買ってる、とかなら少なくともこの不快感は感じない。
その開き直り方にも問題があって、あちらの世界ではそれをあくまで「ネタ」として消費するふりをすることでどんどんオープンにしてるような気がするのだ。
しかも最近はアキバ趣味がどんどんメジャー化してるので「みんなでやれば恐くない」てな気分を少なからず感じるのも不快さに輪をかける。
さらにそれを拡大解釈して、共同体以外の人間に対しても「あくまでネタである」という姿勢を取ることで「アリ」と認定してくれてる、と本人たちは思っているような印象をうける。
意識的なのか・無意識的なのか分からないけど、そうやって「ネタ」として扱うことでこちらを押し切ろうとしてくるのが不快なのだ。
押し切られてたまるか、と。
言ってみれば、これは広義のセクハラなのかも。
などとカッカしていても「いや、ネタだしそんなにムキにならなくても」と言われそうで、さらに脱力……。

2007年7月6日金曜日

切り刻む。

何か買わなくちゃならないものがあって東急ハンズの文房具売り場に行くとワクワクするのである。
漫然と見ていても「あ~、いっぱいあるなぁ」という感じなんだけども、いざ具体的な目的をもって見てみると、さまざまな英知と工夫がそこにはあるのだ。

もっともいくつかはうたい文句ほど便利じゃなかったりするけど、500円もしない道具1つでぐっと作業が楽になったりすることがあるからやめられない。
ちなみにファンシー文具やデザイン文具みたいなものには全然興味ないっス。

さて、このところ雨が多いこともあって子供にペーパークラフトを作ってやることが多い。ネットにはpdfフォーマットを主としてさまざまなペーパークラフト用の型紙がころがっているので、それをダウンロードしてEPSONのマット紙に印刷すれば低コストでキットが手にはいるというわけ。

組み立てる際には、カッターとのりがあればいいんだけど、鉄の定規、カッティングマット、のりよりも木工用ボンドがあるともっと便利。
カッティングマット以外はすでにあったんだけども、定規は中学生の頃に学校で拾った(!)サビサビのもので、木工用ボンドはやや中身が減りつつあり、またつまようじを使って塗るのもなんだかめんどくさい。
というわけで、
鉄の定規は、「シンワ アルミ直尺 アル助15cmスベリ止めなし」(\220)
裏に工夫があって、圧力がかかりやすいためズレにくくなっている。アルミなので定規としてはイマイチらしい。
木工用ボンドは、「フエキ スピード強力超速乾 木工用」(\262)
スティックタイプで便利。ただペーパークラフト用としては液が出過ぎではある。
これとともに「UCHIDA きりっこA4」というカッティングマットを購入。1000円以下で快適な道具がそろうんだからリーズナブルだ。

ちなみに作ったペーパークラフトは0歳児の次女にすぐくしゃくしゃにされる(泣)。

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他にも面白いモノはないかとブラブラ見てると、ICカードプロテクターなる商品を発見。これは非接触型ICカードをスキミングから守る特殊なカードなんだけど、これを使えば財布の中にあるSuica機能付きのルミネカードを無効化して、改札でPASMOだけを反応させることができるかも?と思い、購入。

PASMOとルミネカードの苦労話は↓を。
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/2007/03/post_261.html
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/2007/03/post_263.html


結果は……、ズバリSuica機能付きルミネカードが改札に反応しなくなった!!!
これは快適だ。


2007年7月1日日曜日

うちの娘はなぜか「ベベ」と呼ぶ

今、うちの三歳の娘が夢中になっているのが、「ディズニープリンセス」。

モーニング娘。の派生ユニットよろしく、ディズニーキャラクターの中の「お姫様」がユニットを組んでいるような公式企画なのである。

子供が近くにいない人などはなんだそりゃという感じかもしれないけど、これがなかなかスゴイ。ていうか、たぶんかなりの稼ぎ頭だと思われる。
ちなみに、キャラクター商品の世界ではディズニー内でミッキーマウスの次に稼いでいるのがくまのプーさんという話を聞いたけど、それもなるほどなぐらい子供商品はプーさんだらけだ。でもこの「ディズニープリンセス」も負けてはいない。それぐらい、女の子の間ではバカウケなのだ。



さて、この「ディズニープリンセス」がどういう経緯でいつごろ生まれたのかネットで調べようと思ったら、情報があまりない。これほどの市場があるのに!
そう、子供はネットなんて見ませんからね。僕のようにネットからばかり情報を得ていると、ネットの情報がすべてと思いがちなんですが、全然そんなことないよなぁと思わせられるのはこういう時です。
とはいえ、それ以上調べようとは思わなかったのも事実なんだけど(笑)、オフィシャルサイトに行くと、メンバーぐらいは分かる。
アリエル(「リトルマーメイド」)、オーロラ(「眠れる森の美女」)、ベル(「美女と野獣」)、シンデレラ(「シンデレラ」)、ジャスミン(「アラジン」)、ムーラン(「ムーラン」)、白雪姫(白雪姫)。
この中で、生まれたときから「王女」なのは、アリエル、オーロラ、ジャスミン、白雪姫かな?
パンピーだけど王子と結婚したのは、ベル、シンデレラ。
もちろん、ムーランはどちらでもないです。
あとスクウェア・エニックスのゲーム「キングダムハーツ」ではアリエルの代わりにアリス(「不思議の国のアリス」)が入っているとか。あれか、足がヒレだからゲーム内に登場させにくかったんか。

映画版は上野樹里がかわいかった。

ヨーロッパ企画」という劇団をご存知だろうか?
僕は、映画「サマータイムマシーンブルース」でその存在を知ったホントに後追い組なので、人によっては今更なのかもしれないけども。

その映画自体はさほど好きだったわけではなかったものの、元々舞台だったと聞いてなんかピンと来るものがあって、そのDVDを買って見ようかどうか迷っているところに、NHK-BS2で放送されているのを見ることができた。

これが、面白い!

三谷幸喜みたいに、ある一室(SFにまるで興味ない部員が集まるSF研の部室)だけで事件が展開するんだけど、タイムマシンものなので時間がそこに加わって広がりが出る。
最初は会話の今風?な感じがやや気になったけど、見ているうちにむしろそれが面白く感じてきた。

そのNHKの放送では、各作品の脚本を手がけ「ヨーロッパ企画」を主催する上田誠氏のインタビューもあり、その中で彼が「ゲームを作るように演劇を作る」てな発言をしていたのも、より興味を抱かせた。

その後、「ヨーロッパ企画」のwebサイトで過去の公演にてんこもりの特典映像をつけたDVDを販売していることを知り、
「ロードランナーズ ハイ+ロー」
「Windows5000」
を購入。
前者は汚い男子寮を掃除しなくてはならない寮生たちがついついゲームに手を出して掃除がいっこうに進まない、というただそれだけの内容。なんだけど、たとえばスクリーンがあってそのゲームプレイ(絶妙にヘタだったりするのが笑える)を写したりと工夫も多い。
後者はもっと構成が面白くて、未来の世界で立ち退きを命じられたへんてこなアパートの住人を、係員2人が監視カメラ的にそれをのぞいてコメントをしていく、という内容。そのアイディアでもう勝ちでしょ。
こうなったら残りのDVDも揃えて、いつか生の公演を見たい、と思っていたら、偶然勤務先である新宿で公演していたのを知って、仕事を早めに切り上げて当日券狙いで行ってみた。
その作品が先日観た
「衛星都市のサウダージ」
で、未来の世界で地球から惑星アルカディアへ移住するための宇宙船の中で発生するドタバタ劇。
SF設定だけど、コメディです。
いやぁ、笑った笑った。
毎回中心的なキャラクターとなるノッポ、メガネチビ、デブ、オカッパボケのキャラのバランスがよくて、お互いの「間」も素晴らしい。
「ワープが生理的快感をもよおす」というネタもよく思いついたなぁ。
でもところどころに、ほんとにちょっぴりなんだけど詩情があるのも好きだ。その量自体はホントに少ないんだけど、配置のバランスが絶妙で毎回印象に残る。
上田誠氏は今後もっと有名になるはず、と思う。
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公演の内容自体も大満足だったけど、もくろみどおり物販で残りのDVDを買うことができてホクホク。
「ムーミン」
「12人の追い抜けないアキレス」
「平凡なウエ~イ」
「ブルーハーズ・ブリーダーズ」
観るのが楽しみ。
ところで、演劇全般でいつも不思議に思うのは、コメディを演じていても終幕後の挨拶ってみんなものすごい真面目な顔をするよね。あれ、なんでなんだろ?
役から解放されると緊張するのかな?