2006年10月29日日曜日

10月に買ったCD

最近買ったCD。

BREATH
bird
B000HBK0ZM


birdって、数年前のディーバブームの頃に、個人的には一番好きな歌手だったんだけど、最近はぱっとしないなぁと思ってた。先日、J-WAVEの公開録音でミニライブを見る機会があったけど、もうソウル指向ではなく、マイペースにやってるのが分かった。

今回のアルバムはあの冨田恵一がプロデュースとのことで興味を持った。
割とテーマが人の一生、みたいなヘヴィな感じなんだけど、bird本人も言っていたように冨田恵一がめちゃくちゃポップに仕上げたということで、期待して購入。

いやぁ、ええわぁ。曲もなかなかだし、アレンジはもろ冨田節で堪能できる。得意の1人スティーリー・ダンみたいなのもあるし。冨田ファンにはオススメ。

Sensuous
Cornelius
B000HEWJLC


渋谷系好きでありながら、実はコーネリアスを買うのって2nd「69/96」以来だからもう10年ぶりか!3rd「FANTASMA」「POINT」は借りて聴いて嫌いではなかったけども。「POINT」は周りでも評判よくて、でもみんなが言うほどかなぁ?と思って購入は見送ってたけど、今回のはジャケのグラフィックも好きだし、先行シングルもなかなかいい感じだったので、買ってみた。
内容は予想通りで、スルメ系な味わい。けっこう聴くと思う。
ちなみにタワレコ、HMVではそれぞれVersion違いの特典シングルCDが付きますが、内容はNHK-FM「中目黒ラジオ」で放送したこのアルバムをいじくったものです。あんまり面白くなかった。

渋谷系と呼ばれた人たちが復活気味(オザケン新譜、フリッパーズ再発、ドゥーピーズ新譜etc.)だけど、なんでなんだろう。でも僕はどっちかというとフリッパーズ~トラットリア系よりもピチカートファイヴ~サバービア系が好きだったので、最近の「渋谷系復活」とはやや毛色が違うんだけども。

エデン(紙ジャケット仕様)
エヴリシング・バット・ザ・ガール
B000HXE0RO


先日、一息ついてエヴリシング・バット・ザ・ガールの「82-92essence and rare」というコンピレーション(ライナーは渡辺満里奈!)を聴いてたら、「each and every one」がめちゃくちゃよくて、そういや近々再発するはずということでその曲が収録された彼らのデビューアルバムを購入。
いやぁ、ええわぁ。今ぐらいの季節にぴったり。
今月号のbounce連載のpeople treeが彼らについてだったけど、ここ最近はドラムンベース~エレクトロニックの人たちなんだよなぁ。このばりばりアコースティックなアルバムからは想像つかない。
ところで、トレイシー・ソーンって誰かに似てると思ってたら、ミハエル・シューマッハだ!

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上の2枚を買いに行ったタワレコでこんなんが出てた。

あの日の教室~さわやか3組 NHK子ども番組テーマ集(DVD付)
TVサントラ
B000I8OBJA


DVDもついてうーんと思ったけど試聴したら、

みんななかよし(♪口笛吹いてー空き地へ行ったー
明るいなかま(♪なかまなかまなーかーまー)
できるかな
はたらくおじさん
おーいはに丸
ウルトラ・アイ

以外は知らなかったので、パス。こういうのこそ曲単位でiTSで買わせてほしいなぁ。

↑のCDをamazonで調べてたら、これを買った人はこんなん買ってます、と↓がリコメンドされた。

かおりくみこ スーパー・ベスト
かおりくみこ メアリー・マッグレガー 冬杜花代子
B000FGG3ZU


すげー!!こんなCD出てたんだ!
時々、アニソンのコンピレーションを聴いているとかおりくみこの歌が聞こえてきて、この声でご飯何杯でもいけるとか思ってたんだけど、こうして一枚にまとまるとは。収録音源はけっこう手元にあるものが多いけど、いやいいんだ、一枚全部かおりくみこがいいんだ!というわけで、amazonで1クリック購入。

かおりくみこのボーカルって、たとえば堀江美都子と比べると少女度低い、エロ度高い、母性度やや高い、てな感じ。だから「THEかぼちゃワイン」の「Lはラブリー」はズバリはまってると思う。

それにしても、アニソンCDは時々こういうお宝がさりげなく出るから見落とせない(見落としてたけど)。タワレコ行った時とかにたまに定点観測するんだけど、さすがにジャケが見えないと見つけられないっす。amazonはやっぱり優れてるなぁ。


2006年10月27日金曜日

ハドソンか!

時東ぁみ」って、メガネよりもむしろ聖子ちゃんカットなところが注目すべき点だと思う。久々に見たよ、この髪型。

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祝!タカアンドトシ初DVD。即購入。
こんなおいしい単独ライブを6月にルミネよしもとでやってただなんて全然知らなかった。知ってたら絶対行ってたのにぃ。

タカアンドトシ新作単独ライブ タカトシ寄席 欧米ツアー2006
B000I0RAXC


「欧米か!」が有名になってるけど、このDVDではそのパターンの漫才は少なめで、けっこうチャレンジングなネタをやってます。でもどれも漫才なのがうれしい。
それにしても、見ててすごく安心感があるなぁ。たとえトチったとしても場が寒くならないというか。

もう一つ購入したアイテム。

ロードランナー
B000HP69T4


ファミコン版のロードランナーは全然好きじゃないんだけど、子供の頃親父が持っていたNEC PC-9801版はよく遊んだ。アクション性とパズル性が絶妙。そして、ファミコン版のは画面がスクロールする時点で別ゲームになってしまっていることに気づく。
その後、PSのシンプルシリーズで出て買ったんだけど、クリアする際にカギが必要だったりステージに変なテクスチャがついてたり、と余計な部分があってそれほど熱中できず。

今回のは、上が全体画面・下がスクロール画面になっていて、ぶっちゃけ上の全体画面しか見てないです(笑)。キャラは青い●、敵は赤い●なんだけど、これで十分だったりする。
またテクスチャをファミコン版にできたり、裏技モードをON/OFFできたりとなかなかニクイ演出になってる。


2006年10月25日水曜日

「ガールズ&ボーイズ」

ガールズ&ボーイズ
ナタリー スタンディフォード Natalie Standiford 代田 亜香子
4072462217


時々書いてるように僕はアメリカの学園映画とか大好きなんだけど、劇場公開されないビデオスルーの作品もけっこうある。
映画ですらそうなのだから、アメリカにてティーン向けに流通していて読み捨てられていくだろう小説なんて、日本で訳されることも少ないんじゃないかと思う。日本でいうとなんだろう、ライトノベルというとなにか違う気がする。うーん、アイドルが主演するテレビドラマみたいなもんか?

これはまさにそういう本で、仲良し女子3人組が恋した・別れた・パーティ行く?ってな話が展開するだけの、いい意味でくだらなさがキープされている。
一つだけうまい設定なのが、3人が学校内の男女をカップリングするお手伝いをするwebサイトを運営しているところ。これによりふつうの人が知らない情報を彼女たちが握ることができて、展開に幅を持たせることができてると思う。このあたり、それこそ日本のテレビドラマは参考にするべきなんでは(て、全然ドラマ見てないから無責任だけども)。

それにしても100%オレンジの表紙は内容と違うだろ!けど、これがなかったら手に取らなかっただろうから、出版社の思惑通りかも。
ちなみに「デート・ゲーム」という前作があるようだけど、読まなくても本書の内容はだいたい分かりました。

2006年10月22日日曜日

「日本プラモデル興亡史」

日本プラモデル興亡史―子供たちの昭和史
井田 博
4167679892


北九州の模型店経営から本邦初のプラモデル雑誌「モデルアート」を創刊した著者の回想録。
模型店といういわば営業サイドの「日本模型史」という視点もなかなか面白くて、人気商品がガバチョと入荷して飛ぶように売れていくという描写はこういう人じゃないと書けないよなぁと思わせられる。

僕の世代だとプラモデルといえばガンプラだけど、それ以前にも怪獣&キャラクターもの、スロットカーなどいくつかのムーブメントはあった。でも一番最初はこの本を読むと模型飛行機だったようで、それもいわゆる飾って楽しむソリッドモデルではなくて、実際に飛ばすことができるもの。
この本で何度か書かれているけど、日本の模型はヨーロッパと違ってギミック重視なのは、このルーツにあるのではないか。
確かに、スロットカー、ミニ四駆などは走るし、戦艦、車、戦車なども昔はモーターやゼンマイで動くのがふつうだった。ガンプラだって動力こそないけど各関節が動くようになっている。
逆にいうと、日本でプラモデルは模型というよりおもちゃの延長線上として受け入れられたということで、逆に海洋堂なんかは「模型」を重視した結果、プラモデルではなく食玩という道を選択したとも思える。

造形集団 海洋堂の発想
宮脇 修一
4334031609

↑その辺を知るにはこの本がいいでしょう。

この本の読みどころとしては、タミヤ登場以前の、プラモデルがどう成立したかという部分。たとえばマルサンなど昔の大手メーカーが倒産した理由とかが分かるのが面白い。

タミヤ登場以降に関しては、本家が書いたこちらとセットで読むのがいい。

田宮模型の仕事
田宮 俊作
4167257033


2006年10月21日土曜日

「きみ何ドリくん?」「ぼく、ダンドリくん」

この夏に「ガリガリくん」が大好物になった長女(2歳)は、秋になった今でも「ガリガリたべたいよゥ」とせがむ。僕は氷菓子があまり好きじゃないからあんまりガリガリくんを食べたことがなかったけど、ちょっと食べさせてもらうとなるほど、確かに味、食感ともに絶妙なバランスに仕上がっている。
確か「ガリガリくん」は社長が直々命名したはず。

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QBB「とうとうロボが来た」とか久住昌之「工夫貧乏のシアワセ」とかを読んでいたら、久住昌之のメインユニットである泉昌之(久住昌之が原作、泉晴紀が絵を描くというコンビ)のマンガが気になって、文庫なら買うというルールでいくつか買ってみた。

新さん
泉 昌之
4101436215

かっこいいスキヤキ
泉 昌之
4594025773


この2冊は現在amazonでも在庫があるようです。
しかし一番面白かったのは、残念ながら絶版だったのでヤフオクで中古価格にて手に入れたこちら↓。

ダンドリくん (上)(下)
泉 昌之
4480034420


いやぁ、爆笑。一気に読んだ。
とにかく日常にあるさまざまな自分ルールや無駄な効率化の工夫を面白おかしく書き連ねていく、という趣旨なんだけど、読んでるとき、かなり「これ、自分じゃん」と苦笑すること多し。とくに途中で帰省する先が自分と同じ石川県金沢市、ってホントにドキッとした。調べてみると絵を担当している泉晴紀が金沢出身なんだそう。

冒頭、朝起きる際のダンドリが書かれているけど、たとえば最近確立に成功した自分の朝起きダンドリ。

目覚ましは隣の部屋におく(これはダンドリくんでも同じことをしていた)。もちろん、起き出して停める際に立ち上がって布団から出るから。

時刻は7:50。

時刻が中途半端なのは、10分でシャワーを浴びて顔を洗い、その際に風呂オケを洗うから。シャワーをすると眠くてもかなり目が覚める。

8:00からしばらく簡単な朝ご飯の用意。家族を起こす。

テレビは8:15朝の連ドラ(「芋たこなんきん」)→8:30NHKニュース→8:35おかあさんといっしょ

9:00にテレビを消して、出勤までごちゃごちゃと用意。

どうでしょう(笑)。

あと、ATMでおこずかいを下ろすときのダンドリ。1万円ではなくて9千円だけおろす。
感覚的には1万円も9千円もあまり変わらないんだけど、そのたびに1000円貯金したことになる。あと、1000円札9枚で出てきて万札をくずさなくてもいいから便利。
あと、普段は財布に9千円しか持たないのもポイント。カードを持たない僕の友人はゲンナマで数万円持ち歩いてると言っててビックリしたけど、逆に恐くてできません。
カードでの買い物ってちょい面倒だったりするので、買うときにちょっとブレーキになるのです。

どうでしょう(笑)。

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ちなみにもう一冊、こちらは泉昌之ではなくて久住昌之+谷口ジローだけど、面白かった。

孤独のグルメ
久住 昌之 谷口 ジロー
459402856X


絵が緻密で、行ったことがある場所が「あ、ここは!」と分かるのが面白い。緻密さに意味がある。
話もグルメ系ショートショートなんだけど、久住昌之の叙情的な部分が出ていてよい。


2006年10月20日金曜日

元祖ふたりっ子

兵庫国体マスコット「はばタン」、コウノトリには勝てず(朝日新聞)
関連商品が次々と生まれ、国体マスコットとしては異例の人気で、県のマスコット案も出ていた。


ゆるキャラの勝ち組!!

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何度か書いてるけど、アジア系以外ではじめて「うわ、かあいい!」と思った女優がリンジー(リンゼイ)・ローハンで、気づけばそのほとんどの出演作品を見てしまってたりする。
といっても

フォーチュン・クッキー - Freaky Friday (2003年)

彼女は夢見るドラマ・クイーン - Confessions of a Teenage Drama Queen (2004年)

ミーン・ガールズ - Mean Girls (2004年)

ハービー/機械じかけのキューピッド - Herbie: Fully Loaded (2005年)


ぐらいなんだけど、もう一つ子役時代の「ファミリー・ゲーム」を見たことがなかったため、NHK-BSで放送されたのを機に見てみた。

ファミリー・ゲーム
ナンシー・マイヤーズ デニス・クエイド ナターシャ・リチャードソン
B000BI55QK


これって原作が「ケストナー/ふたりのロッテ」なんですね。あんまり期待してなかったのと、自分が双子であることとで、かなり面白かった、長めだったのにもかかわらず。
それにしても邦題が台無し。

子役時代のリンジー・ローハンは表情や動きこそかわいいものの、個人的には胸キュンしなかった(というか、この頃はまだ子供だしなぁ、どっちかというと娘として見てしまってた)。むしろ母親役のナターシャ・リチャードソンがいい感じ。
ちなみにけっこう前の作品なのに、一人二役なのが全然分からなかった。知らなかったらホントにそっくりな双子が演技してたんだと思っていただろう。

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さて、なぜかケストナーはこのところ読む機会が多くて、「飛ぶ教室」(これ、やっと映画版を見たけどまぁまぁかな)「点子ちゃんとアントン」に続いて、せっかくだから「ふたりのロッテ」も読んでみた。

ふたりのロッテ
エーリヒ ケストナー Erich K¨astner 池田 香代子
4001141388


ちょうどケストナーは新訳が出ているところなので、それも手に取らせる気にさせたのだろう。
ちなみに「ふたりのロッテ」は今まで読んだケストナー作品では一番面白かった。ケストナーはホントに「優しい」なぁ。


2006年10月18日水曜日

やーいおまえんちおっばけやーしき

今日偶然、知らない人がしていた話を小耳にはさんだんだけど、曰く「となりのトトロ」のサツキにはモデルがいる、と。
その、今はおばさんだというモデルの女性は、

・七国山のモデルとなった八国山(調べたら狭山丘陵に実在する地名)近くに住んでいた
・自宅が和風の家を改築して見た目がちょっと洋風だった。
・本名を五月といい、あだ名がメイだった。
・若い頃、宮崎駿がたびたび遊びに来ていた。

だそうな。どこまでホントか分からないけど、メモ。確かに、制作段階ではサツキとメイは同一人物だったしなぁ。
ちなみに最近BOOKOFFで「久保つぎこ/小説となりのトトロ」(徳間書店アニメージュ文庫)を手に入れてパラパラと読んでたけど、カンタの名字は「大垣」っていうのね。劇中に出てたっけ??

2006年10月17日火曜日

「おとつら」とか略されたりして

「メガネっ娘、世にはびこる」
……いや、書いてみたかっただけ。

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先日久しぶりにNHK-BS2で「男はつらいよ」を見たけど(大原麗子マドンナの「寅次郎真実一路」)、寅さんシリーズって元祖「妹萌え」だよなぁ。
知らない人のために書いておくと、寅さんと妹のさくらは異母兄妹で、寅さんは妾の子なのだ。だから叔父にあたる「おいちゃん」からはちょっと冷たく扱われたりする。
んで、誰か評論家が書いてたような気もするけど、演出上(設定、じゃないよ)では寅さんとさくらってのはプラトニックな恋愛感情がその根底にあるように感じられる。そう思うといつも寅さんがふられるのも納得がいくし(?)、さくらは倍賞千恵子クラスが演じることに意味があるんだと考えられる。

この話に興味を持った人は、第一作とか初期の作品を見るといいかも。一作目はさくらが結婚する話だったりします。


2006年10月15日日曜日

当分ハガキは見たくない

引っ越したのと次女が生まれたのとで、その通知ハガキを作らなきゃということで、最近はその作業におわれていた。

今回はパソコンとプリンタを買い換えたのもあってかトラブル続出でまいった。自分の備忘も兼ねてメモしておく。

住所管理と宛名印刷は、マックでは「宛名職人」という市販ソフトを使っていたんだけど、ちょうどWin版がソースネクストから出ているのを発見して購入。データベースのコンバートも簡単で、操作にも慣れているのでよかった。
ただ場末の店で2006年夏版を買ったら、他の店で2007年版が出てたのを見かけてちょい悲しかった……。
ちなみに、うちの奥様の「宛名職人」の使い方がよろしくなくて(フィルタリング機能をよく分かってないため)、いい機会だったのでそれを根本的に改めさせた。

通知面のデザインは、Windowsのフリーソフトでは今のところしっくり来るのが見つからず、今まで通りマックのAdrawを使用。機能も適度でよいのだ(いろいろ出来過ぎると素人の僕には逆に使いにくい)。

プリンタは以前紹介したBROTHER 薄型デジタル複合機MyMIO MFC-840CLN。
複合機は電源入れっぱなしなのでいつでもすぐに印刷できるのがいいけど、プリンタ中に電話がかかってきたときに子機で電話を取ると電話口がガッチャンガッチャンうるさいので注意(笑)。

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トラブルその1。
宛名印刷をする際にレイアウト設定が「年賀状」になっていたので、普通のハガキに印刷する際に一番下の懸賞部分がないため、ずれた。
途中で気づいてその後の印刷分から修正。

トラブルその2。
うちの複合機は印刷したい面を下にするんだけど、あわてているとそれを忘れてしまい、裏表逆に印刷してかなりのハガキを無駄にした。

トラブルその3。
ふちなし印刷にしなくてもいいのに設定していて、印刷がえらい遅くなってた。

トラブルその4。
失敗したハガキの束と間違えて、印刷済みのハガキの束を郵便局で書き損じ交換してもらって、1時間後に気づいてあわてて返してもらった。恥ずかしかった。失敗したハガキにはちゃんと斜線でも引いておかないとダメですね。

トラブルその5。
最後に気づいたけど、宛名印刷が速すぎてインクが乾かないうちに次のハガキが重なってしまうため、通知面にインクが移ってしまってた。これはいかんともしがたい、と思って調べてみると「乾きにくい紙」という印刷設定があることを発見。
説明書によると、「「乾きにくい紙」は、一部のインクジェットハガキの宛名側など、インクが乾きにくい記録紙を使用する場合に選びます。 」だって。なるほど。

2006年10月14日土曜日

ター坊(野村トーイ)とかあったよなぁ

いつも書くけど、チョロQって実はあんまり好きじゃなくて興味対象外だったりする。
あの無理矢理なデフォルメがどうも……。

とかいいながら、最近立て続けに手に入れたので紹介。

DSC093391-1.JPG

これはずっと欲しかったルイジ・コラーニデザインのチョロQ。TYPE-2001~2004の4台ある中の「TYPE-2003」。ショーケース販売にて付属の透明ケース付き500円というびっくりなお値段で購入。
白いプラスチックが黄ばんでいるのが時代を感じるけど、なにせちょうど20年前の製品だからこれも味か。


もう一つも同じくショーケース販売にて手に入れたけど、セブンイレブンでブラインドボックス販売されている「ちびっこチョロQ」のHONDA T360。後ろにまめつぶのようなモトコンポがついているのもいい(取り外し可能)。

DSC09343-1.JPG

最近までHONDAのTN360とT360を混同してて、TN360って別に何とも思わないなぁ……だったんだけど、T360はトラックのくせに実車からしてかわいい。
なお、T360はノーマルチョロQでも商品化されているけど、こっちのちびっこの方がいいと思った。

DSC093401-1-1.JPG
最後に、チョロQではないけど少し前に友人からもらったプルバックカーの「青い自動車スージー」。デフォルメしなくてもそのまんまチョロQっぽくなってしまうのがおかしい。
ちなみに、こいつはちょっとプルバックさせただけでもかなり走ります。

2006年10月9日月曜日

秋の休日に小ネタ

何となくJ-WAVEのHOLIDAY SPECIALを聴いてしまう小市民です。

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シューマッハ@鈴鹿、エンジンブローだなんてガックリー。リタイアだけは避けなきゃいけなかったのに……。でも、しょうがない。
それよりも「アデランス」とサイドに書かれているマシンは速くなれないんじゃないかと思うがどうか。

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ビールの記事かと思った。

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以前、ちらりと「ばんそうこう」の呼び名について書いたけど、最近新聞に載ったらしくて何人の人からその話をふられた。
ところが、この調査には僕が呼んでいた「ハンザプラスト」が書いてない!だめだめ!

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宛名印刷ってけっこうレイアウトなどの微調整が難しいんだけども、住所録の並び的にア行の一番上に来る人は、トライアンドエラーの途中で妥協されて、「ま、これぐらいでいいか、次の人で完全アジャストだ」てなイマイチなものが来ることが多いのではないかと推測(←ていうか自分がそう)。
ごめん、浅井くん。

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床屋にあるという、左右逆の時計って見たことがない。

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いつも読んでいるサイトで、「石渡治とよしもとよしともって兄弟で驚いた」ってあったけど、確かに。でも前にメモした気もしてたんで、ここにメモす。

2006年10月6日金曜日

小説を読むリハビリ

「魔女っ子メグちゃん」ってキューティハニーのスピンオフ作品、って有名な話なの?全然知らなかった。

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最近はめっきり小説を読まなくなって、というのも最近の小説の主流はミステリなのに僕はミステリ音痴なのでその周辺が全滅というのが大きい。
そんな僕が久々におっ、と思って買ってみたのがこちら。
劇場でアニメ映画「時かけ」を見たときに、これを原作にしたアニメ映画(監督:今敏)の宣伝が流れていて、初めてこの作品のことを意識したんだけど、「残像に口紅を」みたいな実験小説と思いきや、全然違っていてエンタティンメント作品だった。人の意識(夢)にジャックイン……ってわりと興味ある内容だったので、本屋で見つけて分厚いけど大丈夫かなぁと思いつつ購入。

パプリカ
筒井 康隆
4101171408


筒井康隆は数冊しか読んだことなくて、「朝のガスパール」とかは発想に興奮しつつ読んでみたらなんかとっちらかっててガッカリ、てな印象だったので、このところやたら映像化されたり(「時をかける少女」「富豪刑事」「日本以外全部沈没」「パプリカ」)、傑作選が出てるけどふーんとか思ってた。
あ、「時かけ」だけは映画の原作として読んだけど、筒井作品という意識は薄かったなぁ。

ちょっと読んでみたらそのままぐいぐい最後まで読んでしまった。
正直、ストーリーとかそれほど面白いわけじゃないんだけど展開がスピーディで、キャラも変人ばかりなのにイヤな感じがしなかったりと、うまいなぁと思わせられた(って大御所に失礼だけど、僕は筒井康隆にそういう感想を持ったことがなかったので)。女性はいやがりそうだけど、主人公もいいですね。アニメ映画はぜひみたい。
読んでいるときは中島らもの傑作「ガダラの豚」を何度も思い出した。別に内容が似てるというわけじゃなくて(あ、でもプロットはちょっと似てるかも)、ああいう面白さということ。

この手のバーチャル世界を扱った小説は割と好きで、「いとうせいこう/ノーライフキング」(ちょっと違うか) 「柾悟郎/ヴィーナスシティ」「草上仁/お父さんの会社」「川端裕人/SOUP」「森博嗣/すべてがFになる」あたりはどれも面白かったなぁ。



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調子に乗ってもうちょっと小説を読んでみようと、たまたまフェアで平積みされてたので買ったのがこちら。
魂の駆動体
神林 長平
4150306346

神林長平は「あなたの魂に安らぎあれ」を読んだと思うんだけど、やや難しい小説を書くイメージがあった。
けれどもこの本は自動車に関する内容で、前半は人が電子化もできつつあるという近未来に、1970~80年代の車にあこがれる老人とその友人が自分で車を設計するという話。正直、会話内容が全然老人っぽくないとか、文章自体にあんまり魅力がないなぁとか不満点はあるんだけど、彼らの車談義が面白いからOK。僕は本物の車に関してはろくに知らないんだけど、それでも車の魅力とは何か、という2人の会話を聞いているだけで楽しかった。
ただし、遠い未来の別の主人公の話になる第2部がどうもノレず、そこで挫折。
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と思っていたところで、前から読んでみたいと思っていたこちらが新潮文庫で再刊されたので挑戦。
八月の博物館
瀬名 秀明
4101214336

結論から言うと、かなり序盤で挫折。
この小説、藤子F不二雄へのオマージュ的作品で、構成自体が大長編ドラえもんライク。実際、主人公の少年がテレビのドラえもんを楽しみにしているという描写や、友人と2人で同人誌を作っている、「満月博士」(c.f.「魔界大冒険」)などなど、確かにそういう部分はフックになるんだけど、どうも瀬名さんの文章は僕にとってはくどい。読んでてもなかなか進まない気がするのだ。
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こうして考えると、僕が考える「小説的うまさ」があり、できれば現代を舞台にしていて、ちょっとだけ現実から逸脱するような小説が読みたいんだよなぁ。残念ながらなかなか見つけられないんだけど。

2006年10月5日木曜日

考現学の方が好きだけど

僕は恐竜はあんまりというかほとんど興味ないんだけど、友達曰く何万年も前にあんなものが同じ大地を歩いていたと思うとわくわくする、だそうで、なるほどそう言われると分からなくもない。彼が星空を見るのが好きなのも、同じようなロマンを感じてのことかもしれない。
けれど、自分はやっぱりそういうロマンはあんまり感じないわけで、言ってしまえばイマジネーションが足りない人間なのかも。

そんな自分だから日本史を勉強していた高校時代にも、いわゆる考古学的な時代(縄文・弥生)などには全然興味がわかなくて、固有名詞が出てくる歴史以後、具体的には大和朝廷以後じゃないとちょっと……、という感じだった。そもそもそれ以前というのは試験にもほとんどでないというのが定説だったし。

さて、そんな僕が先日「スターウォーズ」を見ていて、
そういえばハリソン・フォードがやってたインディ・ジョーンズの職業はなんだっけ?→考古学者か!→考古学者といえばあれか、ゴッドハンドか!?→そういえばあの石器捏造事件って何だったんだろ?
という僕の中ではありがちな連想ゲームであの事件に関して知りたくなった。

そもそも僕はあの事件があったときに、捏造していた藤村氏よりもそれに何十年もの間気づかず、しかもその間日本の歴史がねじまげられ、それにも関わらず一般の人にとっては実はどうでもいい話という、「考古学」って何のためにあるの?というような根源的な疑問をもっていた。言うならば、その学問の存在意義自体を否定しかねない事件だ、ということ。
その疑問は今まで自分の想像で答えを出していたけど、ちゃんとこんな本が出てたんですね。
古代史捏造
毎日新聞旧石器遺跡取材班
4101468249

面白くて一気読み。文庫本で薄いしね。

なるほど、この捏造が発覚して日本に原人とか旧人がいたのが60万年前→3万年前に戻ったわけね。うわ、すごいスケールで想像つかない。というか、57万年てギャップありすぎ。そしてそれが1人のゴッドハンドによってなされていたという、ズサンさ。まさに「神の手」だよなぁ。
そして想像通り、考古学会はてんやわんやで反省した模様。企業だとつぶれてるよなぁ、これ。
また、原人で村おこししてた地元がシュンとなっちゃったそうな。まぁそれはしょうがないって。発掘を期待した方も責任がないとはいえないし。

ちなみに捏造事件自体は姉妹本のこちらにくわしいそうな。
発掘捏造
毎日新聞旧石器遺跡取材班
4101468230

残念ながら、こちらの本はあんまり興味なくて読んでないです。

「古代史捏造」にも書かれていたけど、大変だったのは高校の教科書とか参考書の出版社だったそうで、なるほどと思っておもむろに僕が歴史ドラマやマンガなどを見る時に副読本として使っている東京書籍の「図説日本史」を引っ張り出して見てみると……。

思い切り60万年前って書いてあるー!!
「馬場壇、座散乱木、ウホッ、上高森まであるぜ!日本中あらぁ」
「ニ、ニセ石器作り……」

版を見ると
1997年2月1日 初版
2000年2月1日 改訂4版
とあり、捏造発覚のスクープが2000年11月5日とあるから、おそらくこの版はここまでハッキリと書かれた最後の版なんじゃないか!なんかトクした気分!えらい、過去の僕!