2007年1月31日水曜日

「本の家賃」って考えたことあります?

知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る
日垣 隆
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同著者のちくま新書「情報の「目利き」になる!」を少し読んで、なんかおっかない人だなぁと思ってたけど、そんなおっかない人が書く情報整理の本というのに逆にピンと来たのか、本屋で手にとってパラパラ読んだら面白くて買ってしまった。

本の一冊あたりの保有コストを計算したり(ただしこれに気づいても著者は職業柄もあって本を所有しておく主義みたいだけど、僕はできるだけ買わずにもう一度読むことがないと思ったら捨てたり売ったりするようになった)、スイッチオンの必要がないコピー機の重要性について書いたり、理想の本棚を考えたり、オーダーメイドのカバンのすばらしさを語ったりするあたり、非常に共感できた。

あと、数をこなすと自分の実力以上のことができるようになる(要約)、てな部分もなるほど。

その他にもいちいち頷ける部分が多くて、自分が何となく考えていた仕事などの方向性が間違っていなかったことに勇気づけられた。


2007年1月30日火曜日

小ネタ、できるだけ。

昨年9月に「そのまんまトースト」が復刻発売してたのが、シンクロニシティ。
ちなみに、最近あのCMのメロディがある曲に似ていて、ちょうどこのパンのことを思い出していたところだった。

そういや、ヘルシオでトーストしたパンはなかなかおいしいです。

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ボジョレー・ヌーボー/ボジョーレ・ヌーボー、この表記ユレをなんとかしてほしい、と昨年末に思った。

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食べ物といえば、少し前の話だけどマクドナルドが出した「メガマック」がけっこう周りで話題になって、それだけならまだしも、わざわざ買って食べてるのを見て驚いた。
「スーパーサイズミー」が話題になりながら、メガマックも話題になる日本は平和だ。まるでキャスターが飲酒運転のニュースを沈痛な面持ちで伝えた後に、ビールと車のCMが流れるかのような(実際、そのコンボを目にしたことはないから分からないけど)。

あれって人に「メガマック食べた」という話をしたい、という、いわゆるネタとして体験してるって面もあるんだろうなぁ。

以前「POP2*0(ポップにーてんぜろ)」で、

友達とのダベりの最中に携帯通販で買う行為は、本来の欲しいものを買うという購買行為というより、一種のイベント、ネタ作りなのだ


という一節があって、なるほどと思ってたけど、僕もコツコツと「接待用音源」的なものを集めたりしていて、たとえばアニソンだとかカバー曲、カバー曲の元曲など、人が「買うまでではないけど聴いてみたい曲」。
自分で聴いても面白いことは面白いんだけど、友達に聴かせたい、聴かせて面白さを共有したい、というのが大きい。
DVDを買う時も「友達に見せたい」という要素もあるかもなぁ。

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本筋と全然関係ないけど、流れ的にちょうどいいのでアニソン関連のメモをここに貼り付けたおこう。

・「花の子ルンルン」の「ルルルンルンルン……」って部分って「明治チェルシーの歌」と同じだよなぁと思ったら、どっちも作曲が小林亜星だった。

・ほんのさっきまで「亜空大作戦スクランブル」だと思ってた(正解は「亜空大作戦スラングル」)。

・「さすがの猿飛」のエンディング「恋のB級アクション」が最近マイブーム。作曲・編曲はオープニングと同じく、「うる星やつら」で有名な小林泉美。歌うは伊藤さやか。

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テレビ界は捏造問題の追求もいいけど、大晦日の件を受けての「おっぱいのガイドライン」を早く出してほしいところ。何がダメなのかにすごい興味がある。昔はバラエティでもポロンポロン出していたもんですがねぇ。

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裸になって、
棒立ちになり、
自分のつま先を見てください。

ほら見えたでしょう、石立鉄男(*1)。
*1 人によっては林家ペーとか昔の鶴瓶、はたまたサミュエル・L・ジャクソンかも。

2007年1月29日月曜日

お父さんのバックアップ

前に書いたRD-XS53のDVDドライブ故障は部品代5000円、技術費7500円、出張費2200円、と合計14700(+消費税)円かかった。HDDレコーダーを修理に出しちゃうとその間使えないから仕方ないかと思うけど、レンズクリーニングぐらいしてみたらよかったか?(キットないけど)と思ったり。

ところで、実はこのHDDレコーダーは東芝製なので、マイナーメディアと思われる「DVD-RAM」が使える。
以前、いろいろDVD系メディアを試していた時に1枚買って、その対応機器の少なさに閉口してたんだけど、使わないのももったいないので細かい番組の断片を保存しておくのに使っていた。

ところがそれを久しぶりにトレイに載っけて読み込ませたら、ローディングが無限ループになる。なにをしてもとまらないからコンセント抜く以外に手がなく、それをしたところDVD-RAMの中身がふっとんだ。え?そんなことあるのかい!読み込み中の動作でデータが飛ぶなんてむちゃくちゃ不安定なメディアだなぁ(ちなみにこれは半年以上も前の話なので、DVDドライブの故障とは関係ないです)。

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さて、これまた先日書いた奥サマのibookは前と同じロジックボード交換で帰ってきたけど、まだ怪しい。喉元に熱さが残っているうちに、とバックアップ。
ところがこのibookは書き込みができないCDドライブしかついてないので、バックアップが面倒。ギガ単位である写真なんかは1GBのメモリースティックで何往復もして自分のPCへコピー。
すべて移し終えたらDVD-Rに焼くという行程を踏んだ。
DVD-Rを焼くソフトは今回初めて使ったので、2枚ぐらい失敗したけど、なんとか成功。焼くのは問題ないんだけど、バックアップ対象ファイルを選ぶ際にミスしたのだ。

もうCD-Rだとバックアップ容量が足りないんだなぁ(DVD-Rでもすぐ限界きそうだけども)。

……てなことをしていたら、自分のPCは昨年8月に購入してから一度もバックアップを取ってないことに気づいたので、やる。

終わった後に、先ほど書いたDVD-RAMも簡易バックアップメディアとしてうまく使えないかなぁ、と思い出した。
が、今のところいまひとついいアイディアが思い浮かばない。

2007年1月28日日曜日

HONDAはカブでもうけた

映画「どろろ」
主演の百鬼丸役には俳優、妻夫木聡(24)、どろろ役は女優の柴咲コウ(24)が演じる


……そのキャスティング、マンガ読んでない人には大きなネタバレ(号泣)。

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バイクのミニチュアはスクーター系を中心にいくつか持っているんだけど、2006年はけっこういろんな車種が手頃な値段で出た。

「モペットコレクション」は1/24でフィギュア付き。

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富士重工業ラビット スーパーフローS601C

↓が当時の広告。
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同じ衣装の女性フィギュア(女優のマチコさん)がついてました。

お次、「ホンダスーパーカブコレクション」は1/24で、なんと食玩ながら一部ダイキャストを使用したモデル!以下の2種類を専門通販店で手に入れた。
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HONDA スーパーカブストリート
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HONDA モペッティ(カブ改)

モペッティはシークレットPt2。カスタムパーツでカブを改造したものらしいです。一見、カブをベースにしてるとは思えないのが面白い。

他にもモンキーのシリーズがあったりと、昨年のバイク食玩は盛況だったよう。

2007年1月27日土曜日

浦安ねずみ園

以前「プーさんのミキサー車」というディズニートミカを紹介したけど、その後その仲間たちも手に入れた。

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左から、イーヨーのクラッシックカー、ティガーのスポーツカー、ピグレットのコンバーティブル。プーさんも含めてそれぞれのキャラクターと車種があっているのもうまい。
ディズニーランド内のショップ(とくに「プーさんコーナー」というプーさんショップ)で変えます。

もう一つ、ディズニー関連。

ロック・アラウンド・ザ・マウスというシリーズの、ミッキーのロードスターとドナルドのサーフワゴン。
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他にもミニーのコンバーティブル、ビッグバッドウルフのストリートロッドがありますが、前車は娘がピンク色という理由で彼女のものになっており、後者はよく知らないキャラクターだったので未購入。

ロック・アラウンド・ザ・マウスの方はプーさんのと違ってキャラクターのシールなども貼ってないから、インテリアとしても面白いかも。

2007年1月26日金曜日

海外の車

外国車のミニカーはあんまり持ってなくて、あっても新旧ビートル、ミニクーパー、フィアット500、ワーゲンバスなどとお約束なものばっかりなんだけど、やや毛色が違うのがこちら。

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どちらもシトロエンで、左がアミ6(NOREV HOスケール)、右がID[イデ]19(WIKING)。

アミは正面から見るとスターウォーズのアクバー提督とかの宇宙人的な凶悪な面構えなんだけど、うなじの部分がマツダキャロルみたいに刈りあがっているのがかわいい。そのアンバランスさがいい。

ID19はwikipediaを調べるとDSの廉価版だそうで、こないだ近くの駐車場にDSが停まっていて、やっぱりイカす形をしてたなぁ。このミニチュアもその特徴をうまく捉えていて気に入っている。
後輪が隠れているのがポイントなのかなぁ。

こちらは、共産圏・東欧の大衆車トラバント

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herpa 1/87。
モデルチェンジがほとんどないまま1950年代から作られ続けたのは、共産圏ならでは。スペック的にはかなり粗悪なんだけど、スタイルがかわいくて前から好きだった。
目(ライト)と屋根がTOYOTA パブリカのように少しだけ飛び出ているのがポイント。

これらはどれもプラスティック製で、正直いうとそこがダイキャスト大好きな自分としてはいまひとつなんだけど、このスケールでこのディティールを実現してるのはプラスティックならではと言えるのかも。

最後にマグネットのこちらを紹介。
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マグネットをガラスでくるんで着色してあるんだと思います。
前と後ろに切断されていて紙などを挟むようですが、そうすると後ろ部分が見えなくなるので今ひとつマグネットとして使い勝手が悪い。

2007年1月25日木曜日

ヤットデタ

こないだ来た友達にうちの10年選手の電子レンジが「壊れている!」と指摘されて、急遽新調することに。革新的なプロダクト好きな僕としては、狭い家にもかかわらずこちらを購入。
SHARP 第3世代ヘルシオ ウォーターオーブンレンジ 26L シルバー AX-HC3-S
B000HYZDE2


僕でも簡単な料理ができることを期待。
それにしても、デカい。

もひとつ、突然昨日、愛用している東芝のHDDレコーダー「RD-XS53」のDVDドライブが故障。DVD系のメディアを認識できなくなった。
もっともHDDレコーダー部分は正常だしDVDプレイヤー自体は単体で持っているので、とりあえずは差し支えない。ただ、修理に出すとその間レコーダーが使えないので出張修理に来てもらうことに。
この機種、けっこうドライブがいっちゃうことが多いみたい。

さらにもうひとつ、夏にイカれてマザーボード交換までしてもらった奥様用ibookが再び同じようにイカれた。こりゃ、根本的にダメっぽいなぁ。5年保証内なので修理に出したけど、Windowsノートの新規購入を検討しつつある。
だけど、もうすぐVistaが出るのもあって買うタイミングが難しい。

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さて月曜日に、復刻版の「ハムサラダくん」が出るという情報を得て、勢いよく書店に飛びこむもののまだ出てないとのこと。
ガックリしていつもの巡回ルートをまわっているとついに!これが!!出てた!!!

Yellow Magic Orchestra
アスペクト
4757210892


インタビュアーの田中雄二氏のblog「POP2*0(ポップにーてんぜろ)」は今時珍しいガチンコの長文テキストだけども、毎回更新が楽しみ。これでライターではなく編集者が本業というから恐れ入る。
そんな著者だけに、ここでのインタビュー(再発CDのライナーに分割して掲載されたものの編集版だけども)の質問も面白い。

昨年末に別著者の「NICE AGE」というYMO本も出てて、それを書店で見たときは思わずこれか?と思ったけど、いやいや、内容・装幀ともにこちらは別格だなぁ。

その「ハムサラダくん」は今日ゲット。

藤子不二雄物語 ハムサラダくん 完全版 上
吉田 忠
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ほぼ初めて読むけど、「まんが道」の大ファンの僕としては想像以上に楽しめた。ぶっちゃけ絵のなめらかさはA先生以上の絵で、まんが道のおいしいところだけを抜き出したような内容。とはいえダイジェスト感はなく、単体で楽しめる。
下巻も楽しみ。


2007年1月24日水曜日

ペコちゃんが涙ながらに納豆を食べるパフォーマンス!

件の「あるある大辞典」って、「あるある探検隊」と混同します。

……じゃなくて自ら二番煎じ番組「教えて!ウルトラ実験隊」を作って自爆してた日本テレワークが制作だとか。

日本テレワークというと中学の頃愛読していた「銀河乞食軍団」の作者・野田昌宏が社長だった会社だと、今でも思ってしまう(現在は相談役だとか)。実は就職活動の時に応募したことがある。結局、説明会はすっぽかしたけど。

wikipediaの野田昌宏の項目には「政治家の麻生太郎は従弟」と書いてあって、ホントにどうでもいい知識を得ることができてサイコー。
「銀河乞食軍団」は読んでいるうちに絶版になっちゃって、古本屋でコツコツ集めてたんだけど、数年前にBOOKOFFで最後の1冊を見つけてコンプリート。ちょっと自慢。加藤直之の表紙や口絵がよかったんだよなぁ。

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詐欺といえば、ジー・オーグループの大神源太の懲役18年求刑のニュースの

会員ら計135人から総額約13億4000万円をだまし取った。

という部分。1人1000万円として1人分計算があわないのが気になります。そこんとこ説明よろしく>各紙

こうしてニュースを見てるとホントにみんな騙されやすいよなぁと思う。
とくにちょうどこんな本を読んでいたからタイムリーだった。

人はなぜ簡単に騙されるのか
ゆうき とも
4106101963


この本は、マジシャンである著者が手品を中心に騙す・騙されるメカニズムと、では手品の本質とは何なのかを解いた本。かなり面白かった。

僕の友達で手品が趣味の人がいて、クリスマスパーティで会った時なんかに披露してくれるんだけど、それを見ていて思うのが、手品の大部分は演出力というか観客を飲み込む力なんだっていうこと。本人のキャラクター含めて、場の空気の誘導がすごく上手だなぁと思う。これって落語なんかの話芸にも似てると思う。


2007年1月23日火曜日

素顔のままで

ビリー・ジョエルの「Just the way you are(素顔のままで)」という有名な曲は、「今のままの君がいいんだ」という内容の曲だったけど、今回取り上げるのは、ミニカーにとって必ずしもディティールアップが吉と出るとは限らない、という話題(ギリギリ歌と関係あるよね??)。

以前から当blogでは登場頻度が高い「トミカリミテッド」は、基本的には既存の金型を使用しタイヤ・ホイール、ライト、その他ディティールアップを施したシリーズで、僕はこれぐらいの値段と大きさとディティールがちょうど好きなので、新製品をいつも楽しみにしている。

そのシリーズの10月の新製品がバモスHONDAと聞いてまさに指折り数えて待っていた僕なんだけど、というのも通常品がとても気に入っていた車種だったので、リミテッド化されればカンペキになるに違いない!と思いこんでいたのだ。

ところが、雑誌や公式サイトでの写真を見ると「……」という感じ。
なんか違う。これは僕の好きなあのコじゃない!

実際に発売日に購入してみると、やっぱり通常品との時のようにトキめかない。

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左がリミテッド、右が通常品(復刻版)

確かにリミテッド版は、シートやその横にあるパイプが再現されたり、フロントのタイヤがちゃんと色塗りされたりと実車に近くはなってるんだけど、左の通常品にあった独特な「ほのぼの感」が失われている。その「ほのぼの感」こそ、通常品が持っていた「味」であったと思う。

ある意味、ミニカーが実車から離れてキャラクターを帯びることもありうる、そしてそれが面白かったりもする、ということを感じた一品だった。

ところで、このバモスは「ウルトラマンタロウ」のZATのビークル「ラビットパンダ」の元になった車種でもある。ZAT隊員に「さぁ、これで逃げるんだ!」と言われても……な「ラビットパンダ」。あの鼻はないだろ。あとネーミングの「パンダ」もひどい。
ちなみに最近知ったんだけど、「ウルトラセブン」の「ポインター」のベースはクライスラー社のインペリアル・クラウンだそうな。アメ車だったとは。



2007年1月21日日曜日

げむしたい。

うちの長女はCD棚や本棚から背表紙がカラフルなものを抜き出して楽しむんだけど(だもんで、いつも同じCDを出してくる)、この間偶然このCDを抜いてきた。

ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
ゲーム・ミュージック
B00005HQB4


1. ゼビウス
2. ボスコニアン
3. パックマン
4. フォゾン
5. マッピー
6. リブルラブル
7. ポールポジション
8. ニューラリーX
9. ディグダグ
10. ギャラガ

以前、友達からテレビにつなげてナムコのソフト5つ(ゼビウス、マッピー、ギャラガ、Mrs.パックマン、ポールポジション)を遊べる海外産のハードウェアをもらったんだけど、その娘がこれが大好きで困った。もちろん自分ではできないから、親にやらせてそれを見ている。

だからこのCDも裏ジャケのゲーム画面を見て「ゲームゲーム!」とうるさくて、「ゲームじゃなくてCDだってば」とプレイヤーに入れて聞かせると、逆に「これ知てる!これやたね?」と驚喜。
テレビ番組のオープニングなんかで電子音が聞こえてきても「げむしたい!(=ゲームしたい)」。

……親がゲーム関係の仕事をしてるからしかたないけど、2歳でこれでは先が思いやられる。

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特にこういう子供にとって、コンピュータゲームは自分のキャラクターを自由自在に動かすことができることがとても魅力的なんだと思う。
僕が小さい子供の頃は、ゲームといえばゲームウォッチとかだったので、自由自在に動かすというほどではなく、そういう魅力はラジコンが担っていた。
でも、当時は300円のプラモデルを買ってもらうのでも大変だったから万単位のラジコンなんて全く自分には縁がないものだったし、正直、あんまり興味もなかった。もちろんコロコロ世代なので「マイティフロッグ」だの「グラスホッパー」だの知ってはいるけど。

といってもさすがに1280円で買えまっせ、と言われたら手を出してしまう。

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「Qステア」という、まさにチョロQが赤外線リモートコントロールになった製品。この手のは今までもいくつか出たけど、ここまで小さく安くなったのは初めてなんじゃないかな?
ちなみに、ちょっと改造すれば既存のチョロQのカウルをつけることができるそうな。

少し遊んでみたけど、まぁこんなもんだよなー。正直、テレビゲームが当たり前にある今の時代、この手のおもちゃを与えられても昔ほどの感動はないなぁ。


2007年1月20日土曜日

名前をつけてやる

「名前をつけるという行為は、創造の中でもっとも困難なもののひとつであろう」

と銀河を旅する吟遊詩人は言った(変な巻物をバックに)。
いや、ホントに娘2人の名前を考えるのも頭が痛かったし。

とかいいながら、今回はゲームの話なんですが。以前購入予定と書いたこれ。

世界樹の迷宮
B000HQUP5M
特典 豪華デジパック仕様 世界樹の迷宮アウトテイクミニサントラ付き


「出荷本数は少ないのに一部で人気が出て発売日に手に入りにくい類のゲームだろう」という自分の読みは大正解で、amazonで早期に予約していた僕はちゃんと初回特典もついて当日購入できた(というか初回特典があるから手に入りにくかったのかもしれんが)。もっとも、初回特典のCDには全然興味ないのでほしい人にあげようかと思ってるけど。

内容については各所で盛り上がってるだろうから割愛するけど、最低限のシナリオ、シンプルなグラフィック、ゲームブック調の語り口、シビアなバランスなどなど、子供の頃あまりテレビゲームで遊べなかった僕でさえ懐かしさと一周まわって新鮮さを感じる。
マッピングが面白いことは知っていたけど、今の時代だとゲーム中でやれないとやらないよなぁと思ってたんで、そのメインとなるフィーチャーもgood。

社内でも発売まであまり話題にならなかったのにみんなひそかに注目してて、けっこう購入してた。業界ウケするゲームではあるのかも。

そしてこのゲーム、ギルドと各キャラに名前をつけられるんだけど、これが難しい。
まずはギルド。う~んう~んと悩んで、確かパーティメンバーは5人だから「セイントV」「フルハウス」(文字制限があるのです)……とか考えたんだけど、あれ、6人?と思って、また悩む。
キャラ名は「ジョジョ」や「バスタード」みたいにロックミュージシャンの名前でいこうと決めていたので、じゃあ6人パーティだから「ロックス」にしよう!と決定。

……しかし、やっぱり5人パーティだった(前衛・後衛の編成画面を見ると勘違いした理由が分かると思う)。しかも、パーティ名ではなくギルド名だからもっと団体っぽい名前にすればよかったと後悔。「アンサンブル」とか。でもすでにキャラを作ってたのと変更が面倒だったで、「ロックス」もまぁ悪くない、とそのままに。

次にキャラ。
まずは数少ない好きなロックミュージシャン、Char周辺からつけてみようと(ならばギルド名は「エドヤ」にすりゃよかったかな)、

ソードマン:チャー
パラディン:ジョニー
パラディン:アピス
メディック:コウプリー
バード:マリ
レンジャー:ルイズルイス

で、レンジャー以外がレギュラーという、防御力重視のパーティ。
このゲームは街でしかセーブできないので、タフな方が戦闘不能で成長を無駄にしないだろうという考えから、こうしてみた。

あ~楽しい。

2007年1月19日金曜日

携帯談義(3)機種変遷編

以下は自分のための覚え書き。
今までどの携帯電話を使ってきたかと今後変更する際に気をつけたい点。

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確か1999/1頃に、結婚するのを機に携帯電話を購入。今でも電話が大嫌いなので、当時もなんでこんなものを買わなくちゃならないんだと思ってた。けど、夫婦で持っていると出先で自由行動を取りやすくなることに気づく。

購入当時はauじゃなくてIDOだった。なぜIDOにしたかは覚えてないけど、たぶん筐体で選んだんじゃないかな。
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DDI HD-60DE/IDO デジタルミニモ 528G

一番右のやつだったけど、みんなに親父くさいといわれ不評だった(涙)。自分では気に入ってたんだけど。
この頃はまさに「携帯する電話」で、それ以上でも以下でもなかったなぁ。

2001/1に一度再契約してこれに。
kyocera_c313k.jpg
京セラCK313K

EZwebが使えるようになったが、Eメールは事実上使いものにならず。

2004/7に無料交換キャンペーンで
INFOBAR ANIN
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家族間でCメールを使うようになった。
が、全体的に操作感はもっさりしてるし、カメラはしょぼかった。

2007/1に割引キャンペーンにて今の機種に。

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今後自分にとって重要な要素メモ。

「メモ」ボタン
スペック表に書かれないけど一番重要かも。

折りたたみ式
というか、キー部分が物理的に隠れればなんでもいい。INFOBARがいちいちキーロックをかけなくちゃならなくて、めちゃくちゃうざったかった。


操作感
サクサク希望。モッサリはイヤン。

ワンセグ、ラジオ、ミュージックプレイヤー
この辺は一度知ると、ないのが寂しく感じるに違いない。

外部スピーカー、その位置
コード類なしで音を楽しみたい。

データ容量が大きいもの
メモリカードを買い足すのはちょっとイヤかもなぁ。

モバイルSuica対応
Pasmoの導入で、首都圏はほぼモバイルSuicaで乗り降りできるはず。それならほしい!

ぶっちゃけ電話自体のスタイルはどうでもいい。IT機器にあんまりそういうことを求めなくなった(大人)。


2007年1月18日木曜日

携帯談義(2)基本機能編

お次は今までもあったけど、今回から使うようになった機能を主に。

メモ帳
なんといっても本体脇に「メモ」という起動ボタンがあるのが大きくて使いまくり。ちょっとでも思いついたこと、調べようと思ったことなどはすぐにメモ。手帳と違って片手でできるのがいい。

カレンダー&タスクリスト
カレンダー機能はたまに使ってたけど、前機種では祝日とかが明示されなかった。
今度の携帯電話はスケジュールやタスクリストを利用して何かの発売日や用事などを書きつけておくと、当日に待受画面に出るように設定できるので備忘に最適。

これら2機能の使いやすさによって、学生の頃からモノは変われどいつも持ち歩いていたプライベートな手帳を手放すことに。

カメラ
前機種同様、メモ用と親バカ写真かなぁ。ただ、PCに転送できるので今までとちょっと違う使い方もできそう。

webブラウザ機能
ネット上にある自分のWANTLISTを見るときぐらいしか使わない。けど通信速度があがって快適になった。

メール
相変わらず奥サマにCメール(家族間無料)でカエルコールするぐらいしか使い道がない。
EメールはTSUTAYAから半額クーポンのお知らせが来るぐらいで、使う機会がほとんどない。

ナビ
某場所にて迷ったのでさっそく使ってみたけど、うーん、画面が狭いのもあるし正直イマイチだった。有料登録しないと「無料機能はここまで……」というのが多い。

時計
前からそうだったんだけど、携帯電話を持ち歩くようになって休日などは腕時計をしなくなった。

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ところで、今後携帯電話にはどういう機能がついていくんだろ?と友達と話していた時に出たネタをメモ。

健康系
万歩計はすでにあるので、血圧計とか。

もっと本格的なゲーム
携帯ゲーム機の需要はあるのに、携帯電話のゲームソフトには大ヒット作がないような?とりあえず入力デバイス側に革命が起こらないとブレイクスルーはないのかも。あと、無料で提供しても儲かるビジネスにしないとダメかも。なにせテレビが無料で見られるんだもん。

電子キー
自宅のキーを……と思ったけど、セキュリティ的な問題があるかもなぁ。
ホテルでキーを携帯電話に登録してもらって開け閉め、ぐらいなら。

レシートリーダー+家計簿機能
レシートにQRコードが入っていて、それを読み取ると家計簿になる、とか。

ラジオの予約
英会話とか深夜放送ファンに希求。意外とエアチェックできるデジタル機器ってなかったりするし(TalkMasterぐらいか)。

もういっちょ続きます。


2007年1月17日水曜日

携帯談義(1)新機能編

携帯電話について書いていたら、ちょうどauの春の新機種が発表されて複雑な気分。もっとも、だからこそ自分はリーズナブルに今の機種を手に入れたってのは十分承知の上ですけども。

それにしても携帯電話を予想以上に活用している。

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SANYO W43SA


それぞれ機能別に覚え書き。
まずは今回初めてついてきた機能から。

FMラジオ(アナログ)
今までSONYの携帯ラジオ(FM/AM/テレビ対応)を持ち歩いてたんだけど、これはたとえばどうしても生中継で見たいスポーツがあった場合などに音だけでも聴けるようにしときたかったのと、震災などが起こった際の危機管理のためだった。
それが携帯電話にFMがついて、ワンセグでテレビも見られるし、AMは聴かないし、と携帯ラジオは現役引退することに。

今まで使っていた携帯ラジオはイヤフォンがメインでスピーカーがモノラルな上に音的に聴けたものではなかった。ところがこの携帯電話はスピーカーがそれなりに聴けるものを搭載しているので、イヤフォンをしないで歩きながらラジオを聴くことができる。

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アンテナをのばしたところ。スピーカーが確認できる。写ってないけど反対側にもついている。また、左下の「メモ」ボタンにも注目。

これがどういう時に役立つかというと、子供を公園で遊ばせるとき。
子供を公園にリリースする場合、目では常に子供を見ていないと危ないし、イヤフォンなどをしているのもマズい。だけどそうしているとお父さんはとてもヒマなのだ。
それが首から携帯電話をぶら下げてラジオを聴くぐらいならとくに問題はない。危なかったら手は空いてるわけだし飛んでいけばいいし。

ところで、この「首からぶら下げる」に関してだけど、普通にネックストラップにつけてるだけだと、支点が1つなのでどうもブラブラして定位が変化して気持ち悪い。
よくiPodなんかである支点が2つあるケースとネックストラップを探してみると、あった!

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FIRE FIRST produced by IAN design

あたかも専用ケースであるかのように大きさはジャスト。
ちょうどスピーカー部分は隠されず、しかもアンテナが延ばせる!
これ、まったくの偶然です。

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首からぶら下げたところ。引っ張り上げるとスピーカーが耳に近づいて聞き取りやすい。また、予想通りブラブラと動くことが少なくなった。

ワンセグ
外に出て携帯電話を手に持ってテレビを見る、って面倒でやんない。こりゃ、あんまり使わないかなと思っていたけど、友達が透明の防滴ケースに入れて風呂で見る、と言っていたのでマネしてみると、これがいい!

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僕はまさに「烏の行水」な感じで早風呂なんだけど、とにかく風呂に入っている間がヒマで嫌いなのだ。今まではSONYの防滴CDプレイヤーでCDを聴くことでそれを解消しようとしていたんだけど、優柔不断な僕はCDを選ぶのに時間がかかったり、結局ゆっくり聴かなかったりでイマイチ。ラジオ機能でFMやテレビも聴けたけど、風呂場ということもありしゃべり声が聞き取りにくくてイライラするから、あまり聴かなかった。

その点、ゆっくり風呂につかりながらニュースなんかを見る、というのはけっこう長く入っていられるようで、これは定番になりそう。

au Music Player
僕はiPodに興味を持ちつつ、持ち歩くものが増えること、充電残量を気にするものが増えること、いつか充電池がヘタって寿命がくること、コード類がわずらわしいこと、単純にあまり外で音楽を聴かないこと、てな理由で持ってない。
でも、Podcastingや落語なんかの「しゃべりもの」を入れておいて聴きたいなぁとは思うことはしばしば。

この携帯電話は本体に少しだけデータ領域があるので、30分ぐらい音を入れることができる。
付属のau Music Portをインストールして、付属のUSBコードで携帯電話をつないで、曲を転送。ウィルスソフトが邪魔してけっこう手間がかかった。PC側のソフトであるau Music Portはインターフェイスとかがイマイチかも。やっぱりiTunesってよくできてるわ。

さて、残念ながら長めのファイルが多い「しゃべりもの」を入れた場合、聴くのを中断した際にまた頭から聴かなくてはならないのでむいてなかった。だから一番気に入っているアルバム「Sweet Robots Against The Machine」を入れてみた。

microSDカードをさせばもっともっと曲を入れられるけど、うーん、お金をかけるほどじゃないかもなぁ。後継機はデフォルトで1GBあるみたいけど、それぐらいだと遊べるとは思う。

以上、これらはどれだけ使ってもタダなのがよい。

ところで、これってドラえもんの「オコノミボックス」(てんとう虫コミックス19巻収録)だよなぁと思った。

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今読み返してみると、四角いものならなんにでもなるというこの道具は「テレビ」「レコードプレイヤー」「インスタントカメラ」になっているから、まさに。

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もっともその後の洗濯機・ライター・冷蔵庫・ストーブ・クーラーは無理だけども(笑)。
続きます。


2007年1月16日火曜日

タイムマシンにお願い

僕はミステリを読むと不満に思うことが多いので、あまり読まない。
どっちかというと物語の整合性とかはそれほど気にしない方だと思うんだけど、それは整合性以外の部分が面白ければ、という前提であって、整合性を核にしているミステリだとやたらと気になってしまうからなのかもしれない(というか、たいてい事件の発生の部分にすごいつっこみたくなる。そんなぐらいで殺人しないって、とか)。

ただ、ミステリとは違うけど似た面白さを持つ「時間もの」はけっこう好きなので、ついつい手に取ることがある。これはそんな作品の1つ。

削除ボーイズ0326
方波見 大志
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オビの大森望氏の「時間ものにまだこんなすごい奥の手があったなんて……。」ってのがそそるそそる。過去の出来事を3分26秒だけ消せる機械、というのは取り立てて新しいと思わないけど、どういう仕掛けがあるのか期待させる。

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……読んでみたけど、構成はSF的というよりミステリ的だと思う。
時間ものというより、ドラえもんの道具でいうと「どくさいスイッチ」に似てる。タイム・パラドックスの面白さを扱っているわけではない。

また、ホントに好みの問題だけども、トーンがやや暗い。それが小学生を主人公にしているからやや違和感があるのかも。中学生ぐらいに設定してもよかった気もする。
そういう点でいうと、これは僕がもう30越えだから的確な意見かどうか分からないけど、小学六年生というには、主人公や周りの子供のセリフや行動などにやや違和感があった。今の子は小六でblogとかやるもんなんでしょうか?

他に気になった点としては

・核となる「事件」に関して、つっこみどころが多い
・削除装置のルールがやや不明確(兄の事故をああいうオチにするなら、主人公自身の心理的混乱をもっと描いた方がいいのでは??)

など。
子供の心理を描きたいのか・SF的ガジェットを使ったミステリを描きたいのかがやや分からないのが、読んでて消化不良だったかも。どちらも描きたいとしても、軸足をどちらかに決めた方がいいような。

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時間もの、といえばこんなのも読んだ。

イエスタデイ・ワンス・モア〈Part2〉―ミート・ザ・ビートルズ
小林 信彦
前作の「イエスタディ・ワンス・モア」はあんまりな内容に途中でギブアップしたけど、こちらは「ビートルズ来日前夜を描写する」というテーマに惹かれるものがあったので、読了できた。

小林信彦という人は素晴らしい評論家だと思うんだけど、自身の創作はどうもそうならないのが不思議。というか、小説はむしろ下手な部類だと思う(そしてそのことを著者自身がとてもよく分かっていると思う)。
だけど、「夢の砦」(僕はとても好きな作品)とかこの作品のように、自分が偏愛している時代を描かせると、その物語的な面白さではなく、ディティールを積み重ねていくことで浮かび上がってくる「時代の雰囲気」みたいなもので楽しませてくれる。
ちなみにこの本を発端として「ビートルズ論争-Wikipedia」というものがあったそうだけど、その論争自体が実にくだらない。そしてこういう論争をしてしまうところと、小林信彦が描く小説が持つ「面白くなさ」には関連があると思う。


2007年1月15日月曜日

読む方も年末進行

年末に単行本で読んでいるマンガの発売ラッシュだったのと、友人に借りたのとで、いつもよりマンガを読んだ。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (14)
安彦 良和
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これにてひとまず回想編は終わりだそうで、残念。前から気になっていた「ルウム戦役」におけるレビル捕獲~脱出のエピソードが描かれてスッキリ。
ちなみにこの回想ってどこで始まったんだっけ?と単行本を読み直すとジャブローだった。あれ、でも連載誌「月刊ガンダムA」の最新号予告がミハルのエピソードだったのはなぜ?と思って調べてみたら、アニメ版でのホワイトベースの「北米→アジア(ex.オデッサ)→南米のジャブロー」という進路は不自然なので、THE ORIGINでは先にジャブローを目指して、その後オデッサなどへ進むという構成変更がなされているらしい。
でもランバラルや黒い三連星は出てきたけど?と思ったら、それは南米でのエピソードにしてあるんですね(単行本7巻の巻頭に地図が載っている)。気づかなかった……。

げんしけん (9)
木尾 士目
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同人誌を作成する5巻から買い始めて、ついに完結。
買い始めたあたりからいい意味で「イタい」エピソードが多くてよかった。機会があったら著者の他の作品なんかも読んでみたい。

PLUTO (4)
浦沢 直樹 手塚 治虫
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浦沢直樹は「MONSTER」も「20世紀少年」もツボに入らなかった僕だけど、これは今のところ面白い。たぶん、リメイク・リミックス・競作みたいなものが好きだからだろう。

ムーたち (1)
榎本 俊二
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書店で平積みになってて、なんか気になったので予備知識なく購入(著者は知ってたけど)。
おおひなたごうを理屈っぽくして赤瀬川原平的テイストを加えた感じで、けっこう好き。「moo.24念栞」「moo.33ウェルカム自分」あたりがとくによかった。

塾師べんちゃん 上
ビッグ錠
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こちらも本屋で偶然見つけて購入。
僕が小学生ぐらいの時に「別冊コロコロコミック」で連載されていて、「別冊~」は本家コロコロと違って、内容も判型もやや年齢層が高い、少しお兄さんが読む雰囲気だった。
その中でこのマンガは偶然どこかで読んだんだけど、勉強ができない子供に秘伝を教えて成績をあげるという内容が意外に面白くて、もっと読んでみたいとずっと思っていたのだ。
なにより、その「秘伝」が実際にやっても効果がありそうなネタなのがポイント。これ、よく毎月考えたよなぁ。
ちなみに復刊のきっかけは「ドラゴン桜」なんでしょうか?あの「ドラゴン桜」ってマンガ、絵がすさまじい。こちらはビッグ錠なんで、好みはともかくマンガとしての絵はバツグンにうまい。


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ここからは友人に借りたものを。
働きマン (1)
安野 モヨコ
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うーん、安野モヨコって初めて読んだけど、まず絵があんまり好みじゃない。それと、どうだろう、これってそんなに面白いのかなぁ?最近文庫で復刊された「編集王」を思い出してしまうし、「編集王」と違って主人公が「デキる人」ってのも読んでて盛りあがれず。
「モーニング」を購読していたら毎週読むと思うけど、単行本で読みたいと思う内容ではなかった。というか、単に自分がこの手のお仕事系の話を漫画でまで読みたくないだけかもしれない。
よつばと! (1)
あずま きよひこ
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以前ちらりと読んだことがある「あずまんが大王」がギャグマンガとして苦手だったので、「よつばと!」も実際に読むまでは「アキバ系のマンガね」と無視してたんだけど、一般的なマンガと同じ目線で読んでも十分面白かった。ごめんなさい。
まず、絵がとてもうまい。モノの形をすらりすらりと、しかも単にデッサン的な正しさだけでなく「その形が持つ気持ちよさ」なんかも込めてかける、という類のうまさ。藤子・F・不二雄にも通ずる。
あと、自分にも娘がいるのがより面白く感じさせてるのかもしれない。

2007年1月14日日曜日

2006ベストアイテム

2006年はミニカーばっかりな感じだったけど、その中でもやっぱりこれがベスト。

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プーさんのミキサー車

リアリティとファンタジーのバランスが絶妙。ドア横のプーさんシールがやや減点だけど。

ただ、このミニカーを面白いと思っても発展性がないなぁとも気づいた。僕が実車のミニチュアに興味を持ったのは、そこから実車はどんなものだったのかだとか、それこそ他のメーカー製のモノや、サイズやカラー違いのミニカーが手に入る可能性を感じるからなわけで、その点、このプーさんのはこれ一台のみの商品なのが物足りなさを感じてしまう。

あと、自分でも2006年がミニカーマイブームのピークだろうなぁと思った。
というのも、自分がいろいろ調べた限りで、欲しかった車種(少ないんだけど)のほとんどが手元に集まってしまったからで、僕はコレクターではないからカタログ的な買い方などしないし、今後は「これがついに!」てなコーフンはあまりないような気がしてる。

この自分の中の「秋」な感じは、レコード買いまくってた時に感じたものと同じなので、たぶん正しいと思うなぁ……。


2007年1月13日土曜日

2006ベストアルバム


相変わらず新譜はほとんど買わないで、リマスター再発、ベスト、コンピとかばっかりなので選ぶのもなんなんだけど、一応これがベストか。

土岐麻子/LIVE AT VILLAGE VANGUARD
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大石学のエレピが超きもちいー(←古)。

土岐麻子は12月にもポップスを中心としたカバー集を出したけど、これ、CDで買うと2500円、iTSだと1500円!(曲数の関係から)。買うなら後者なんだけど、まだ決心つかず。
ちなみにそのアルバム発売時の新宿タワーレコードのインストアライブ(無料)にも行きました。というのも、土岐麻子って写真によって顔が全然違うので、実際にどんな顔か知りたかったから(笑)。結果的には、女優の深津絵里に似た感じでした。あと、生でも聴かせられる歌い手さんでした(いや、この手の雰囲気系の人って生だと下手だったりするんで)。
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他のアルバムだと「pizzicato five we dig you」はやっぱりというか、ある程度聴いたら飽きてしまった。やっぱりこの手のサンプリングサウンドは、今の自分には音数が多すぎるのかも。

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また、購入時にamazonを利用することが多くなったのと、一曲単位で欲しいものはiTSで買うようにもなった(これは夏にPCを買ってようやく利用できるようになったからだけど)。

2007年1月12日金曜日

2006ベストブック

本は面白いものが次から次へと出てきてうれしい悲鳴をあげて読み続けている状態(今なお継続中)。

その中でもベストは

木原 善彦「UFOとポストモダン」(平凡社新書)
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他には

武井 武雄「本とその周辺」
斎藤 由多加「ハンバーガーを待つ3分間の値段」
本城 直季「small planet」
岩井俊雄「いわいさんちへようこそ!」(紀伊國屋書店)

など。

マンガではやっぱり

山田 芳裕「へうげもの」

が次巻が楽しみな作品で、同著者の絶版書「度胸星」も帰省先にBOOKOFFで手に入れて読了。こちらも未完ではありながら、面白かった。


2007年1月10日水曜日

マスコットのロボがちょいツボ。

先日、自分の手帳について書いたばかりだけど、実は携帯電話を機種変更して
・横のボタンからメモ帳機能が立ち上げられる(←これすごい大事!)
・解像度が上がってカレンダーが使いやすくなった
という2点から、手帳をやめてみることにしたのだった。

手帳に入れていたあまり使わないカードなどは定期入れの中に入れることにしたけど、ナヌ、3/18にPASMOってのが始まると、Suica定期で私鉄の定期もタッチ&ゴーできるのか!?

僕は私鉄→JR乗り入れで通勤していて、私鉄の定期券が従来のペラペラの磁気カード・JRがSuicaなもんで、たまにボォッとしていると間違えて腹立たしかったんだけど、これでピピッと通れる。

……でもまてよ、今の携帯電話は対応してないけど、Suica対応携帯電話ならSuicaカードすらいらなくなるということか(←今さら)。

あぁそうか、携帯電話を「ケータイ」というのは単に省略しているだけじゃなくて、ありとあらゆる「携帯」するものをその中に取り込もうとしているからなんだろうなぁ!
手帳、時計、カメラ、PDA、定期券、クレジットカード、そして財布。

使う人も、持ち物を1つにしたいという欲望には抗えないのだ。

2007年1月9日火曜日

2006ベストムービー

ホントに劇場に行かなくなってるんで、ベストを選ぶのもどうかと思うんだけど、やっぱり

時をかける少女」(アニメ版)

かな。
あと、スカパーで「まんが道」「まんが道青春編」が放送されて、DVDになったのもうれしい。今見ても十分面白かった。

DVDといえば、タカアンドトシのDVDが出たことも書いておこう。
……あれ、意外にDVDも買ってないな?

そうそう、子供が生まれて起きる時間が変わったので、NHK朝ドラを初めて通しで見られるようになった。「芋たこなんきん」、なかなか面白い。


2006ベストプロダクト

引っ越ししたこともあって、いろいろと家電を買ったりしたんだけど、ベストはこれ。

「BOSE Wave Music System」

といっても決して音がいいわけじゃない。その使い勝手に関して考え抜かれているデザインに感動した。
気づいた点を挙げていくと

  • そもそも扱いが通販のみで、商品の到着から30日以内であれば代金を全額返金(返品時の送料もBOSE負担)という販売形態。オーディオって部屋や環境との相性もあって(たとえば普段どれぐらいの音量を出せるかとか)店で聴いても判断できないことが多いので、これはうれしい
  • ダイレクト販売で顧客登録をしているため、ファームウェアアップデートCD-ROMが何もしないでも送られてきた
  • 本体が意外と軽くて小さい
  • ボタン類はすべてリモコンに統合(別売りオプション品で本体スイッチもつけられる)
  • リモコンは小さいモノと大きいモノ2種類ついている
  • スロットローディングで、とにかく聴きたいときはCDを差し込めば自動で再生してくれる・CDを取り出したあと、しばらくしてもCDが抜かれなかったら安全のためまた吸い込む
  • FMアンテナはミニプラグタイプで、共同アンテナがFM対応なら接続可能(しかしうちのマンションは対応してなかった)
  • 意外とこの手の製品にはない外部オーディオ入力がある。
  • なんといってもレジューム機能がある。たとえばCDを聴いてる最中にFMに切り替えるとCDはレジューム。電源を切ってもレジューム。とにかくレジューム
  • あまり使わないけどmp3のCD-Rも再生してくれる(曲名表示もしてくれる)


などなど、かゆいところに手が届き、かつ非常に使いやすい。使っていて感心することが多いのだ。

ただ、前にも書いたけど、スピーカーの位置は耳と同じぐらいか高い位置に置くのがいいと思う。とりあえず床置きとかだと音が悪いです。


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他のプロダクトに関してもその後を含め簡単に書いておきます。
NEC「VALUESTAR G タイプC」
相変わらず静かで、WindowsXPも安定していて快適。
SONY「DVP-M20P DVDプレーヤー」
HDDレコーダーで録画した映画などをDVD-RWにダビングして自室のモニタで見る際に活躍。使いやすくて思ったよりも愛用。
BROTHER「薄型デジタル複合機MyMIO MFC-840CLN」
印刷トラブルが少なくてよい。なんだけど人的トラブルが多くてコツを覚えるまで面倒。インクが各色別売なのがいい。
「ニンテンドーDSブラウザー」
あまり使わなかった。やっぱり通信速度が遅すぎるかなぁ。
無印良品「ミニオイルヒーター」
部屋の机周りだけを暖めるなら十分。小さいから、使わない間の収納も問題なし。
「サンルーム550N」
見栄えはイマイチだけど、子供がいる家庭の暖房器具としてはなかなかいいかと。あまり部屋も乾燥しないし。
「象印ミニでか」(食器洗い乾燥機)
年末に購入。やはり子供が小さいと、家事が1つ減るのはありがたい。買うまで、手洗いとの大きな違いが分からないかったけど、「手洗いでは不可能な高温でのお湯洗い」がメリット。殺菌効果もあるそうで、なるほど。
ヤザワ「スタンドライト クローム SD12CH」
スタンドです。寝るときに本を読むのに購入。ちょっとレトロな感じがいいけど、ライトが明るすぎるきらいも。
「999.9のメガネ」
それまで使っていたメガネを改めてかけたら耳のあたりが痛くてしょうがなかった。このメガネは、ホントに「バネではさむ」という感じでかけている時の違和感が少なくてよい。
「SKECHERSのスニーカー」
3足連続でこのメーカーのスニーカー。つま先が丸みのあるスタイルのものが多くてうれしい。
「須田帆布のBOXトート」
久しぶりに鞄を買った。肩にかけるとなで肩なので下がってくるのは自分のせいだけど、いわゆる縦長のトートのようにブラブラしないし、中身もチャックを開ければ一目で見えるのもよい。

2007年1月7日日曜日

一番驚いたのは、著者が宮沢章夫であること

夏休み前に買ったはいいけど、やたらと(物理的に)重い本であったため、自宅でしか読めずに、冬休みを利用してようやく読了。読んだらあっという間だったけど。

東京大学「80年代地下文化論」講義
宮沢 章夫
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これは面白かった!
なにせずっと自分の中で問題にしている、80年代文化における「オタク」(00年代のアキバ系のルーツの1つでもある)と、「ニューウェーブ」的なメンタリティ(90年代の渋谷系のルーツの1つでもある)をどうとらえたらいいのか、ということに関して、がっぷりと取り組んでいるのだ。

あえて「かっこいい」という言葉を軸に、「大塚英志/『おたく』の精神史」を反語的に読む、というテーマで、この80年代当時の「オタク」文化にも「ニューウェーブ」的な文化(本書では「ピテカントロプス・エレクトス」を中心に語っているが)にも両方興味があった自分としては、いろんなヒントをもらえたと思う。

この本を読んで思い出したのは、大学生ぐらいの頃に僕がしきりに「実験的なポップニュージックが好きだ」と言っていたことだ。周りの人には伝わりにくかったんだけど、この本を読むと「保守的な閉塞感を持たない力を持った音楽」ってことを言いたかったのかもしれない。

僕はオタク的な文化は決して嫌いじゃなかったけど、その閉塞感はすごくイヤだったんだと思う。それはたとえば「コミケに集う」てな表層的なことだけじゃなくて、「先がないなぁ」という印象といった方がいい。
そういう意味で、同じ大学生の最終学年に放送された「新世紀エヴァンゲリオン」はまさにその閉塞感もテーマにした作品だったと思うし、あれによってオタク文化も何か変わるかも、と思った。
けれども、その後はむしろより保守化したような気がして、だんだんとそっち方面からは遠ざかるようになり、ハッと気づけば僕が知っていた「オタク」は「おたく」と名を変え、むしろ若者文化においてメジャー化していったような印象すら今ではある。

……などと、書いていくとものすごく長くなりそうなのでこれぐらいでやめておこう。とにかくいろんなことを考え直させてくれる本だ。

今まで80年代を扱った特集というと、当時のレコード紹介、YMO、ファッションブランド、パルコ文化、ニューアカ、ミニシアター、そしてライターなどによる80年代の反省、みたいな構成が多くてもう「80年代特集」とか言われても手に取る気さえなくなってたけど、本書はそういうものとは一線を画する、「考えるための第一歩の足場」を初めて築けた書なんじゃないか。

2007年1月5日金曜日

実は「恐竜」ではない。

レンタルでようやく観ました。

映画ドラえもん のび太の恐竜 2006
藤子・F・不二雄 渡辺歩 水田わさび
B000IMUXCA


関心はただ1つ。単行本を読み返しても涙してしまうあのラスト2ページをどう処理しているのか?

公開時のネット感想で「なんでここで?」というところで終わると目にしたけど、いやいや、このラストはこれで大正解だと思う。
確かに「あれ、ここでエンドロール?あっけないな~」と思うんだけど(といいつつ、ピー助との別れのシーンですでに号泣)、最後でもう一度ウッとなるというしかけ(?)が。ちょっとズルいけど、確かにあそこは「原作そのまま」の方がいいのかもなぁー。ただ、ああするなら劇中でピー助と遊ぶボールはちゃんとバレーボールにした方がよかったんでは、と思った。

2006年の紅白でも歌われた「ボクノート」も映画にあってたと思う。

内容的には、意外にも作画がテレビとは違っててときどき輪郭線がぐちゃっとなったりして少し違和感があったけど、全体的に面白かった。

僕はいいリメイクだったと思うんだけど、さすがに否定的意見もけっこうあるよう。
でも、実は僕は大山のぶ代時代のドラえもんが途中からホントにダメで、全く見る気にならなかったので、今の声優陣の方が好きだったりする。逆に「そんなにみんなアニメ版ドラえもんが好きだったのか!?」と驚くぐらい。
それって、たとえば今のサザエさんをリニューアル!とかいって、あのエンディングのような原作絵柄になってしまうようなものなのか?


2007年1月4日木曜日

長いようで短い。

あけましておめでとうございます。
思いのほか、更新が空いてしまった。

年末にblogのカテゴリの整理を以下のように行いました。
・「お知らせ」「雑文」「まめちしき」→「雑文」
・カテゴリをさらに年度ごとに分けた

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さて、今回の冬休みは、次女が小さいので帰省はナシにしたためずっと自宅にいる。しかも成人式まで休みという、久々の長期休暇。
だもんで、休みに入る前はいろいろできるー!と思ってたのに、これが全然。

まず年末は、春の引っ越し後中途半端だった押し入れや棚も含めた大掃除を敢行。クリスマス前から初めて結局大晦日の夕方までかかった。

あ、そうそう、年末に奥様へのクリスマスプレゼントということで食洗機を購入。台所が狭いため、象印「ミニでか」という商品以外選択肢がなく、しかもそれすらコンロの近くで使わざるを得ないため耐熱ボードが必要という有様。
大きさの割にたくさん入るのはいいけど、音はけっこううるさい。でも、やっぱり便利です。休日は家事手伝い業の皿洗いばっかりしてたので、助かった。

30日は大掃除もそこそこに、念願のCharのライブ(@SHIBUYA-AX)へ。
めちゃよかった!
今まで、いわゆるロックミュージシャンのライブって行ったことなかったけど、スタンディングで盛り上がるのはいいなぁ。もちろん、それが自分の好きなミュージシャンという条件つきではあるけども。
Charは歌・ギター・曲どれも好きという自分にとって稀なミュージシャン。そういう人が生演奏でギャンギャン弾きまくるんだから、特にアンコール後の「Shinin' You, Shinin' Day」「Smoky」「闘牛士」あたりはまさに悶絶。

31日はNHK-FMで「今日は一日みんなのうた三昧」などという、めちゃくちゃおいしい番組を放送してたので、家中のラジオをつけて大掃除に弾みをつけた。
あ、紅白もふつうに見ましたよ。初出場組が知らない人ばかりで、J-POPとの隔たりを感じましたが(笑)。あと、やっぱり目玉がなかったなぁ。

それにしても年末・年始は振り返り系、漫才系などを中心としてテレビ番組が面白くてついつい(録画して)見てしまう。
毎年、元旦の「爆笑ヒットパレード」は朝から録画してそのあとチビチビ見るんだけど、今年は目当てのタカアンドトシが出てる後半戦が、なんとHDD容量不足で取り逃してしまった(泣)。ショック。

年始は初詣と家族サービスで終わった感じだけど、元旦の夜にNHK-FMで恒例の「小山田圭吾の中目黒ラジオ」があるものの外出してるからどうしようと思って考えたら、ラジオをPCにつないでエアチェックできることに気づく。
試しにやってみたら、うまくいきました。PCデータだとハンドリングもいいし、今度からこの方法で行こう。

あと、最近携帯電話の電源がすぐに切れてしまうので換えたいと思ってたら、ちょうどauから機種限定のキャンペーンのお知らせがきたので、auショップに出向いていろいろ考えてSANYOの「W43SA」という、ワンセグ対応の機種に変更しました。5000円+手数料2000円といったところ。
でも、けっこう室内だと受信できないみたいで、ややガックリ。ちなみにアナログ地上波に比べると3秒ぐらいの受信ラグがありますね。
ま、ワンセグだけじゃなくて、今まで使ってたINFOBARよりもキビキビ動いてくれるのでそれだけでも変更した甲斐があったというもの。