2007年3月26日月曜日

よしなしごと。

火曜日あたりから首筋、肩、右肩甲骨にいつもと違う痛みを感じて、木曜になっても治らないから「てもみん」で揉んでもらうけど完治せず。
原因はなんだろ?と考えてみたら、どうも日曜日に子供と遊びに行った公園でやった鉄棒の逆上がりのせいで筋を痛めたらしい。運動不足と準備運動を怠ったせい。情けない。あ、ちなみに逆上がりはちゃんと今でもできました(笑)。

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シンクロナイズドスイミングって「2人以上で動きをシンクロさせる」からそういうのかと思ってたのにソロもあるっていうから、「音楽にシンクロする」ってことなんだろうか?

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今、僕が毎週見ている番組が、
「タモリ倶楽部」(テレビ朝日)
「マニアの叫び」(テレビ東京)
「熱中時間~忙中”趣味”あり」(BS hi/BS2)
なんだけど、これらは「マニア観察番組」てな感じで、実際に出てくるマニアたちもかなりかぶっている。

ところで「タモリ倶楽部」に時々出てくる、ビル&歌謡曲オタクの若手俳優・半田健人ってこの番組でしかみたことないけど誰?と調べてみると、「仮面ライダー555」の主人公だったんですね。なるほど。
僕は昔、特撮番組に凝ったことがあったけど、今のイケメンを軸とする特撮ブームは全然疎くて、だから平成の仮面ライダーとかウルトラマンとかを、タイトルを羅列したり順番に並べることができない。
これを機に調べてみると

「仮面ライダークウガ」→オダギリジョー
「仮面ライダーアギト」→賀集利樹、要潤
「仮面ライダー龍騎」→主役じゃないけど、小田井涼平(ガンプラと「甘栗むいちゃいました」 のCMの人)
「仮面ライダー555」→半田健人
「仮面ライダー剣(ブレイド)」→椿隆之(オンドゥル語の人)
「仮面ライダー響鬼」→細川茂樹
「仮面ライダーカブト」
「仮面ライダー電王」

ということでした。オダギリジョーって芸名をカタカナにしたのがすごいよなぁ。

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うちの長女が生まれる少し前からmaclarenというメーカーのベビーカーが、少なくとも東京の東急沿線なんかでは大流行した。
うちもご多分に漏れずなんだけど、逆に今のようにmaclarenだらけなんて状況になってくると今度はまた別のものが流行るというのはどこの世界でも一緒だ。
今はどうも三輪のベビーカーが流行してるみたい。

ちなみに、maclaren voloは畳んだとき自立しないのが難。あと、重い。

2007年3月23日金曜日

後日譚いろいろ

��前回までのあらすじ:Pasmoによって快適な電車通勤を手に入れた主人公。調子に乗って定期入れをやめて財布の中にPasmoを入れて使おうと思いきや、Suica機能がついているルミネカードがあるためそのままでは改札でエラーになってしまい、一夜悩むのであった)

いやいや、単純に考えると、僕の財布は二つ折りだから、片方にPasmo、片方にルミネカード(チャージなし)を入れておいて、タッチするときはパカリと開いて片方だけタッチすればOKだった。
というわけで、定期入れを持ち歩かずにすむようになった。
あと、Suicaが使えるコンビニなどではPasmoでも買い物ができて、これが想像以上に便利。もっともオートチャージだからなんだけども。

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前回ビールネタを書いた後「他のブランドのビールも飲んでみよう」と思い、とりあえず一番売れている「アサヒスーパードライ」を飲んでみる。
確かに、これはおいしい。辛い感じが普段飲んでいるビールと違って新鮮。

あと、キリンの100周年アニバーサリービール「キリン・ザ・ゴールド」をさっそく飲んでみた。
うん、缶ビールなのになかなかおいしい!隠し苦みをうたっているけど、苦い感じはしない。

次はサッポロ黒ラベルか。

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Nintendo DS「世界樹の迷宮」はシナリオボスを倒して(レベルあがってたから楽勝だった;涙)、でもまだ続行中。クエストをこなしてたら、1ターン目で全員を死亡させる強敵がでてきて、またやる気に。
開発者Podcastも全部聞いてかなり信者状態になってます。周りの人に薦めまくってるし。

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「砂原良徳/WORKS '95-'05」はAmazonで購入。レコード屋で買わない時点で自分の中で盛り上がってないのが分かる(笑)。当然中身はほとんど聴いたことある曲で、う~んという感じ。ベスト盤でリマスターされてもなぁと正直思う(全アルバム、リマスターして出してほしいという意味。もちろんペイしないから難しいだろうけど)。

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「ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~」は子供2人含む家族4人で鑑賞。娘たちは映画館は初体験、といっても次女はまだ8ヶ月だからちょっとグズって授乳後爆睡してたけど。

最近、長女(2歳半)をドラえもん好きにすることに成功して(かわりに「おかあさんといっしょ」「アンパンマン」あたりは卒業気味)、毎週テレビのドラえもんを一緒に見てるんだけど、その啓蒙具合がすごい。
今回の映画は時間が長いから、2週に分けて1時間のエピソードを放送したり、映画に出てくる道具の短編を放送してみたり・・。
もっとも、最近の大ヒット邦画は何かしらテレビと連動してたりする傾向があるから、ドル箱のドラえもん映画をプッシュしていくのは分かるんだけども。

以下、ネタバレ。



オリジナルを知っていると逆に誘われやすいミスリード、ドラえもんが猫型になった美夜子に惚れるというくすぐり、メデューサのエピソードなど、新しい追加・改変部分はなかなか楽しかった。ライオン仮面&オシシ仮面のボトルキャップなどマニアックなネタもいいなぁ。
だけど、満月&美夜子が現実世界にも存在する、ってのだけはちょっとなぁと思った。最後は美夜子と別れるわけじゃないから、「風だよね、きっと」が今ひとつ響いてこなかった。
声優は美夜子役の相武紗季は○、 満月牧師役の河本準一(次長課長) はかなり×(年齢と本人が乖離しすぎ)、メジューサ役の久本雅美は△(知らないで見たら○なんだろうが、なにせ顔が浮かぶ)。
ただ全体的に「長い」。「のび太の恐竜2006」が90分ぐらいだったけど、こちらは2時間近くあって見終わったらぐったりした。
でもスタッフの熱意が伝わってくるいい映画でした。
ところでこの映画は品川プリンスシネマで観たんだけど、「渡辺竜王vsボナンザ観戦云々」ってプラカードを持った人がいて、格闘技イベント?とか思ってたら、こういうことだったんですね。テレビで見た渡辺竜王、仕草なんかが典型的なオタクで、逆にいまどき珍しいなぁと思った(wikipediaで調べると、愛称が「魔太郎」なんだってさ。本人も認める藤子A顔;笑)。
このボナンザというフリーウェアソフト、「インターネット上で入手できた6万局に及ぶ棋譜データを元に、評価関数を自動生成する」という。たとえば中原誠の棋譜を読むと、突撃型になるというわけだ(←古い)。と茶化してるけど、中原永世名人って将棋の世界ではものすごい人なんすね。
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F1はスーパーアグリにぶっくりした(@長女)。
あとフェラーリのジャン・トッドは桂米朝に似てると思った。

2007年3月20日火曜日

読書記録を考える

Pasmoでの通勤がはじまったり社内のブース移動があったりして、ここは心機一転、通勤カバンを年末に買ったトートに変えよう!……かどうしようかと迷っていたら(←優柔不断)、先日から調子が悪かった取っ手がまた壊れて(以前壊れて修理してもらった)、今度壊れたらさすがに買い換えようと思っていたので、ある意味グッドタイミング。
3年半毎日おつかれさまでした>マイ吉田カバン。

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さて、上で過去の記事にリンクしているように、この「ニッチ帳」というblogはますます自分の個人メモ化してきてるなぁ、と感じていて、htmlベースのwebサイト時代にはかなりアクセス数とか解析とか見て喜んだり悩んだりしてたけど、今は全然見なくなって、更新のモチベーションは「書いておかないと忘れる」である。
いってみれば、自分の脳内スクラップ集みたいな感覚。

しかし、そのスクラップは完璧ではない。
たとえば読んだ本なんかは、よっぽど面白かったり人に勧めたくならない限りこのblogには書いてない。だから「あの本ていつ頃読んだっけ?」と思い出したいときは5年連用日記の中からあたりをつけて探し出すことになる。
これはめんどくさい。日記はたとえメモばかりだとしても読み物としては面白いんだけど、データベースとしては機能的に弱い。

以前は、日記とは別に表計算ソフトで読書・映画・購入したものなどのメモをつけてたけど、なんだか面倒くさくなったのと意外と見返さないのとで2年ぐらいでやめてしまった。こういうのってweb上にあってブラウザで見られないと死蔵しがちなのかも。

でも図書館で借りてきた本なんかは、ホントにいつ読んだのかさっぱり思い出せなかったりするもので、なんかいい方法はないかと考えてみる。

ポク、ポク、ポク、チーン。

まずは別のblogを利用するという手。
僕はyahooとmixiのアカウントを持っているため、今はほとんど使ってないそれらのblogに書くことはできる。
しかし、どちらも「日付」を投稿日にしかできないため使えない。あと、mixiはログインがめんどう。

もっといい手はないか。
携帯電話にあるToDoのようなものが使えれば……。

��!
そっか、Yahoo!カレンダーにToDo機能があるだろうから、それを使えばいいんだ!

というわけで、これから読む本を未完了、読んだ本を完了にして書き込んでいくことに。本は優先度1、映画は優先度2……とかするとソートもできるだろうし。

しばらく続けてみます。

2007年3月19日月曜日

通勤野郎タッチ&ゴー

このところ、たとえば何かの発売日を楽しみにして待っているだとかいうことがまるでなく、わりと日々淡々と暮らしている。毎日が充実していると言えるのかもしれないけど、ちょっと寂しい。

そんな最近の僕だけど、3/18はかなり待ち遠しかった。

その日はF1開幕戦オーストラリアGPの決勝がある。
それも確かに楽しみではあったんだけど、違う。

ついに「Pasmo」サービスが開始日されるのだ!
無記名PASMO

以前から私鉄にもJRのSuicaのようなIC乗車券が導入されるとは聞いていたけどすっかり忘れていて、昨年末ぐらいに導入がもうすぐであることをやっと知った。

別にIC乗車券になったからってどうってことないじゃん、と思うかもしれない。
しかし、僕のような私鉄~JRを乗り継いで通勤しているような人間にとっては大きい。

今までは、私鉄の磁気定期券とJRのSuica定期券2枚を使っていて、ぼおっとしていると出し間違えて改札機が閉じたりすることがたびたびあった。
そもそも磁気定期券を連絡定期券にしときゃよかったんだけど、SuicaはSuicaなりに便利だったため、便利なことに弱い僕はついついそういうふうにしていたのだった。とはいえ、その後Suica機能付ルミネカードなんてのを作ったから、ますます磁気の連絡定期券を使えばよかったのである。
メリットとして定期圏外の乗り越し精算とかが楽だったりはするんだけども。

でも、そんな悩みもついに3/18に解消される!

しかし、ここで新たに悩むのが、連絡定期をSuicaベースで作るのか、Pasmoベースで作るのか。
どっちでもいいんだけど、僕の理想としては、

『ルミネカードでオートチャージ+定期券』

だったんだけど、ルミネカードは定期券に対応していない。
となると、たとえばアトレのクレジットカードを新たに作って……とか考えたんだけど、手元に東急のTOPカードというものがあるのを思い出して、これからオートチャージ機能付Pasmoを発行してもらうことにした。

3/13頃にはそのオートチャージ機能付Pasmoが自宅に届く。
あとはこれに定期券を書き込むだけだ。
公式ページの「Pasmo>定期券の購入」を読んで予習も忘れない。

2枚の定期券を1枚のPASMO定期券にしたいとき
僕のケースは下のパターン。

3/16頃にはいままでマスクされていた改札機のタッチパネルがオープンされていて、いやがおうにも盛り上がる。

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さて、いよいよ導入当日。
10時にはさすがに手続きの窓口が開いているだろうと、出発。

まずは目黒線にある最寄り駅の自動改札で、磁気定期券をPasmoに変更できることに気づく。
とりあえずやっておいていいだろう、とここで磁気定期券とオサラバ。

Pasmoを改札でタッチすると、ピピッと3000円がチャージされる。僕が持っているオートチャージは2000円以下になると3000円までチャージする、というものなのだ。

ちなみに目黒線トリビア。

目黒線を名乗っているものの、目黒区を通過する部分は少なく、目黒区に属している駅は洗足駅のみである。



JR目黒駅は品川区、JR品川駅が港区、ってのも有名なネタです。

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その目黒線に乗って連絡駅である目黒へ。
予想通り手続き窓口はやや混んでいる。

前の親子3人連れは、Pasmoの記念切符?かなんかを狙ってたらしいけど、9時発売開始後1時間で売り切れとのことでゲットできず。そういうの狙うには出足が遅いと、人ごとながら思った。

しばらく列に並んで、手続き開始。

まずはさきほどPasmo化した定期券は、一度払い戻すことに(Pasmo自体ではなく書き込まれた情報を払い戻す)。クレジットカードを持っていたので、その口座に入金してくれた。ちなみに6/17まで払戻手数料は無料だそうな。

そして、今回新たにJRとの連絡定期券をPasmoに書き込んでもらう。
では、Suicaの定期券はどうなるか?というと私鉄側が「払戻し申出証明書」というのを発行してくれるから、これをJRみどりの窓口などに持って行けばOK。

というわけで、JR目黒駅のみどりの窓口へ行く。
こちらもそこそこ人が並んでいる。
しばらく待って、

「定期券の日割り払い戻し料金+Suicaの残金+デポジット500円」

を返金してもらう。これはクレジットカードの口座へは無理だった。また、同じく手数料は無料だった。

これにてミッション完了。
明日からは、1枚の定期で改札をタッチ&ゴーできるというわけだ。

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しかし、こうなると人間の欲は際限なくて、「もう出し入れもないし、パスケースいらないじゃん」と試しに財布の中にPasmoを入れてタッチしてみるけど、通れない。
財布の中を調べてみると、ルミネカードにSuica機能がついていて、SuicaとPasmoを2枚タッチしていることになってしまうようだ。
これはルミネカードからSuica機能を取り除いてもらわねばならない。
↑窓口で聞いたところ、現在ルミネカードには必ずSuica機能がついているため不可能なんだそうな。残念。

以上、Pasmoのレポートでした。

2007年3月16日金曜日

小ネタ。

いよいよF1 2007年シーズン開始。
今年は新人2人がマクラーレン(ルイス・ハミルトン、実質的に初の黒人F1ドライバー)、ルノー(ヘイキ コバライネン)という強豪チームに入り、昨年の王者アロンソがマクラーレンに移籍、そのマクラーレンのライコネンがフェラーリ入りと大きなシャッフルが。
ちなみにマーク・ウェバーって存在感がデビッド・クルサードとかぶるなぁと思ってたら、今期から同じレッドブルで戦う、ってちょい笑った。

F1予備軍であるサードドライバーには中嶋悟の息子である中嶋一貴(ウィリアムズ)、ネルソン・ピケJr.(ルノー)なんかもいるよ。

タイヤはワンメイクになったけど、シューマッハが去って何が起こるか分からない楽しみなシーズン。

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いつもレコードレビューだけ立ち読みしてる「TVブロス」だけど、今週号の「鉄」特集の、鉄道に似ている芸能人、ってのが笑った。確かにどれも似てる。
なにせ僕は、子供の頃に車や電車が顔に見えてしょうがなかったもので、ツボ過ぎる。ある女の子なんて某地下鉄に似てたから、ふつうに「ちかてつちゃん」ってあだ名つけてたしなぁ。

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2007/2/5 NHK放送のプレミアム10 「サウンド・オブ・ミュージック マリアが語る一家の物語」が面白かった。マリアといっても、お母さんではなく娘の方のマリアなんだけど、特に映画では描かれていないアメリカ大陸亡命後の話とか、へぇ~と感心することしきり。
あと面白かったのが、亡命前のオーストリアで、マリアさんはあのカラヤンとピアノ教室?の同窓生だったそうな。先生に「なんであなたはカラヤンのように弾けないの」とか言われたという。

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「NANA」や「下妻物語」で有名になった(というか僕はそれで知った)ヴィヴィアン・ウエストウッドって、

マルコム・マクラーレンと共に、ブティック「レット・イット・ロック」をキングロード430番地にオープン。



1974年、店名を「SEX」に変える。



1975年にマルコム・マクラーレンと共にパンク・ロックバンド、セックス・ピストルズをプロデュース。バンドのメンバーは「SEX」の従業員や常連客であった。

wikipedia-ヴィヴィアン・ウエストウッド


だったのか! 今はどっちかというとゴスっぽいから全然結びつかなかった。

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「ワールドプロレスリング」で大仁田厚と絡んでいたテレビ朝日の真鍋由(まなべ ゆう)アナウンサーって真鍋博の息子、って知らなかった。

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加護ちゃんって謹慎長いよね。

2007年3月12日月曜日

キリンにエールを!

キリンのチルドビールに新商品「GRAND ALE」が加わったというので、さっそく買って飲んでみた。

このシリーズは今まで


  • まろやか酵母
  • 一番搾り 無濾過<生>
  • ゴールデンホップ
  • Latte Stout(ラテスタウト)(2004年販売終了)
  • ホワイトエール(2005年販売終了)
  • 豊潤(2007年1月販売終了)


というラインナップで、個人的には「まろやか酵母」が一番のお気に入り、「豊潤」がまぁまぁ、「一番搾り」「ゴールデンホップ」は苦手という感じだった。他のは飲んだことがない。
公式サイトのテイスティングチャートによると


  • まろやか酵母 コク2 爽快感5 苦み1
  • 一番搾り 無濾過<生> コク4 爽快感2 苦み3
  • ゴールデンホップ コク3 爽快感4 苦み5


とあって、僕はどうも「苦み」が強いのはダメなのかなぁと思った。
しかし、新商品「GRAND ALE」はコク5 爽快感1 苦み4、と「苦み」は高い。

飲むまではどうかなぁと思ったけど、これが予想外にうまい!
一番搾りは、どうも飲んだときに鼻から頭にかけてツンというエッジがあって、それが苦手なんだけど、これにはない。色も濃いブラウンできれい。

いつものようにwikipediaで「ビール」を調べてみると

醸造法と酵母の種類によって、上面発酵のエールと下面発酵のラガーに大別される。


とあって、このGRAND ALEはエールなんだそうな。
僕はビールは好きだけど、下戸レベルでアルコールに弱いので、飲み比べて味がどうこう言えるわけではない。けど、ラガーとエールのどちらが好きかぐらいは分かるようになりたいなぁ。

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それにしても全然意識してなかったけど、週末に飲むのはチルドビール・平日で飲みたいときは低アルコールの「MALT SQUASH」、長めの休みの時は「樽生一番搾り」……、と自分が飲んでいるのは全部キリンであることに気づいた。「チルドビール」も家庭用サーバーも、他の会社はやってないしなぁ。

キリンといえば、今月大型新商品「キリン・ザ・ゴールド」てのが出るそうです。

とはいえ、缶ビールはそもそもあんまりおいしいとは思わなくて、各社の主力商品「キリン一番搾り」「キリンラガー」「サッポロ生 黒ラベル」「サッポロラガービール」「サントリーモルツ」「アサヒ スーパードライ」とかはどれもちょっと……。「ヱビスビール」も苦手。あと、黒ビールは総じて苦手。
発泡酒はそもそも酔いたくて飲んでるわけじゃないし、おいしいと思ったことがないからまったく買わない。

というわけで、チルドビールが発売されるまでは、こうして毎週のように家で飲むこともなかったんだよなぁ。キリンはエライ!

2007年3月11日日曜日

ジーンと感動する映画

僕は1973年生まれなんだけど、1970年代の映画・テレビ番組というのはタイトルや筋は知っていても実際に観たことがなかったりするものが多い。
この作品もそのひとつだった。ラストだけは子供の頃友達に聞いて知ってはいたんだけども。

エクソシスト ディレクターズカット版
リンダ・ブレア
B000IU4NOQ


一時期集中的に恐怖系映画を観た時もなぜか「エクソシスト」はスルーだった。
ちなみに「~2」はテレビで観たことがあるけど好きじゃなかった、というか意味が分からなかった。

数年前にディレクターズカット版が上映された際にこの作品を思い出して、観てみたいなとは思ったけど、なんとなくその機会がなかった。「Mike Oldfield/Tubular Bells」が好きなんだけど、「エクソシスト」でどういうふうに使われているのか確かめてみたくもあった。

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ここでちょっと話は「エクソシスト」から離れて、M・ナイト・シャマラン作品の話になる。

「シックス・センス」は人に話を聞いてたらその“ネタ”に気づいてしまって、それを確かめるために劇場に足を運んだのだけど、ネタが分かっていても面白くて、でもそのころは「シャマラン=どんでん返しをする人」と思っていた。
だもので、続く「アンブレイカブル」は「なんだこりゃ?」で、しばらくはアンチ・シャマランだったが、DVDでなんとなく観た「サイン」が思いの外好きな作品で、この人は「どんでん返しをすることがアイデンティティではない」ことにやっと気づいたのだった。
サイン
M.ナイト・シャマラン メル・ギブソン ホアキン・フェニックス
B000CFWNC6


じゃあ、どんな人なのかというと

「信じていたこと」が何かの事件によって揺れ動いている人の葛藤を描き、そして最後は何かを「信じていたこと」がちょっとした奇跡を呼ぶ

のが彼の主題なのではと思う。ラストはどんでん返しよりもむしろ、使い古された言葉だけど「癒し系」な感じが強い。

先日DVDで観た「ヴィレッジ」も予想通りの内容で、けっこう好きだった。
ヴィレッジ
ホアキン・フェニックス M.ナイト・シャマラン エイドリアン・ブロディ
B000FI9P1W

余談だけど、ホアキン・フェニックスは石原良純に似すぎ。

ただ、やや物足りなくもあってこのような路線の映画をもうちょっと見たいなぁと思ってると、ここで突然「エクソシスト」が思い浮かんで、レンタルしてみた。
カンとしか言いようがないんだけど、時々こういうことがある。

そのカンはビンゴ!だった。
そして思いがけなく、かなり感動してしまった。その感動の種類はかなりシャマランの映画と似ていると思う。しかもより深い。見終わってすぐに監督の音声解説付きで見直して、その後1000円だったこともあってDVDを購入してしまった。

では、どこがよかったのか?

まず、僕はもう完全に主人公が「カラス神父」(力石似)だと思って観ていて、彼の信仰のゆらぎと葛藤の描き方が丁寧でとてもよかった。
もちろん悪魔憑きになった娘をなんとか元に戻そうとする母親、というのも娘2人を持つ親としては共感できた。
その悪魔憑きも、脳障害ではないか、精神的な病気ではないか、と科学的な分析を徹底的にやる過程を描いているから、そのどれでもない……という絶望感が際だつ。
オカルト映画ではあるけど、作り手がオカルトどっぷりではないから、オカルトに否定的な僕のような人間にも説得力がある。

そして、これら2つのドラマを平行で描きつつ最後の方で一本にまとまっていく筋立てもうまい。

もうひとつ、この映画の魅力は意図的かそうじゃないのか分からないけど、いろんな「読み」ができるところではないか、と思う。

たとえば、主人公の母親が映画女優であること、って実は本筋にとってはどうでもよい。とくに事件が起こるワシントンにはロケで来ていて今いる家は一時的な借り家であること、というのはヘタすると気づかないまま見終わる人もいるかもしれない。
でもたとえば、そういう環境であるから父親とは離婚したのかもしれないし、いつもと別環境であるという娘の不安定さが悪魔をつかせやすくしたのかもしれない。女優の娘であるから、悪魔に憑かれた演技が得意なのかもしれない。だけど、そうだともそうではないとも描かれてはいない。
監督の解説では、この映画内映画の台詞が実はテーマと絡んでいる、とのことだけど、そういうところもニクい。

カラス神父が大学でカウンセラーをしていることも、重要なんだけどけっこう分かりにくい。これ自体は本業ではなく、あくまで神父だと言っていたと思うし。実は神父でかつカウンセラーでもある、という立場が彼の複雑な立ち位置の演出に役立っているわけだけども。
彼の母親が聞いているラジオから流れてくるのはギリシャの音楽で、彼は移民の出自であると監督の解説にある。

ちなみに、なんで警部がカラス神父に事情徴収をしたのかが最初観たときは分からなかったが、監督の解説では、カラス神父が大学でカウンセラーをしているから、もうひとつのマリア像事件のこともあって、なにか心当たりがある人物がいるのでは?と思って来たらしい。
誰かがblogで「警部はカラス神父を疑っていたのでは?」と解釈していて、その解釈自体は書いた本人が後から否定していたけど、そう読むのも面白いなぁと思った。

また、デニングスがお手伝いのオジサンに「ナチだろ?」と詰め寄るエピソードとか、本筋とどう関係あるのか曖昧だった。これもこの家に悪魔がいるからデニングスが抑圧していた感情が発露した、と解釈できなくもない。

あと、結局娘のベッドに十字架を置いたのは誰なのかが分からなかった。あれは、デニングスが置いたものなのだろうか?
デニングスがオジサンに言いがかりをつける→出る際に少し我にかえって何かを言おうとする→実はデニングスはこの家に悪魔の気配を感じて気にしている→その後、十字架を娘に渡そうと思って家に行く→悪魔に憑かれた娘に逆に殺される
と解釈できないだろうか?

とか、ミステリー小説の種明かしという意味とは違う、テーマ的な部分でいろいろと観る側に「読み」をさせたくなる演出になっていると思う。

このあたりはディレクターズカット版DVDにある監督の音声解説と「エクソシスト/オカルト映画脚本の書き方」というサイトを読むと面白いです。

そうそう、悪魔との対決が、地味なのもよかった。いわゆるサイキックウォーズみたいな描写は一切なくて、むしろ交渉(説得や誘惑、動揺を与える、とか)に近い。意外と悪魔が絶大な能力を持たないところもよい。神父たちを殺そうというよりは、その信仰を崩そうとしにかかるのもリアリティがある。

公開当時、ラストはバッドエンディング的にとらえる人が多かったそうだけど、監督はそれは観る人の解釈の自由だが自分はそうではないと考えている、と語っている。
僕も、決してハッピーエンドとは言えないけど、カラス神父は自分の命と引き換えとはいえ自分の信仰によって人を救うことができたわけで、彼の葛藤は最終的に解決したと言えると思う。また、事件自体も収束したわけだから、少なくともバッドエンディング(悪魔の勝利)とは思わなかった。

このように見終わった後も数日間いろいろと考えてしまった。そういう点でも「いい映画だなぁ」と思う。

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さて、観る前までは「Mike Oldfield/Tubular Bells」がなんでオカルト映画に?と思っていたけど、本作が上記のようなテーマを持つ作品だと分かるとかなり相性がいいと感じる。ただ、当時のCMとかで「Tubular Bellsをバックに首が180度回転する映像」だとすると、変なイメージが一般的についちゃっただろうから、それは不幸だなぁと思う。それは、「Tubular Bells」の不幸だけではなくて、この映画の不幸でもある。

ところで、ディレクターズカット版エンドクレジットの一番最後あたりで「Les baxter/Quiet Village」がクレジットされている。どこかで使われていたのだろうか?全然気づかなかった。

2007年3月7日水曜日

inもしもボックス

「もしも……、もしもしょこたんがブサイクだったら!」

と、時々思ったりします。彼女の価値はあの容姿とあの人格が共存してるところにある。
そんな僕は、劇場初体験の娘を連れて「のび太の新魔界大冒険」を観に行きたいと思ってます。原作のラストのセリフ「風だよね、きっと」は毎度読んでも泣ける。

ちなみに中川翔子が中川勝彦の娘、って意外と知らない人が多い。僕が中学生の頃、中川勝彦ってそこそこ有名だったんだけどなぁ。急逝したのも覚えてる。


2007年3月6日火曜日

元祖ロハス?

今発売されてる号あたりから、「暮らしの手帖」の編集長が松浦弥太郎になったとかで、そういえばちょうど一年前に世田谷文学館で催された「花森安治と『暮しの手帖』展」に行ったときちょうどトークショーがやってて、その講師が松浦弥太郎だったなぁ。

松浦弥太郎のような人が、ロハス的視点から再評価されている印象のある「暮らしの手帖」に接近する、ってのがなんだか興味深い。

その松浦弥太郎の代表著作が文庫化されたので購入。

本業失格
松浦 弥太郎
4087461327


なかなか面白かった。古本屋をめぐる時の気分は探すジャンルが違うとはいえ「分かる分かる」てな感じ。

本ではないんだけど、海外へのレコード買いつけ旅行をインタビュー形式でレポートしたこちらも一気に読んだ。

レコード・バイヤーズ・ダイアリー―レコード・バイヤー内門洋の華麗なる海外買い付け日記
内門 洋 ミズモト アキラ
4845613301


あくまで「中古レコード店の仕入れ」なので安さと量を重視、ってのがなるほど。内門氏のパワフルぶりが読みどころ。絶対マネできないし、したくないです。


2007年3月4日日曜日

最近の雑誌から

雑誌のコーヒー特集、かぶりまくってないか?
ates(No.004)
Brutus(No.612)
別冊Lightning Vol.35 コーヒースタイルブック
「スターバックス大解剖」(スタバのムック)
前にエアライン特集がかぶりまくってたことがあったけど、こういうのって偶然なのかな?

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「銀河鉄道999」って何年か前にマンガで続編が連載されてて、掲載誌の「月刊ビッグゴールド」が休刊してweb連載とかしてたけどどうなったんだろう、とwikipediaで調べてみると

また、2004年以降は新作が一切発表されず、第41話の時点で執筆が中断されている。


とのことで、そっか、またほったらかしなのか。
ただ、偶然見た「ビッグコミック増刊号」の予告で、999の読み切りが掲載と書いてあったよ。どうでもいいが。あと、ビッグコミックって無印、スペリオール、オリジナル、その上に増刊号とかあって、雑誌でマンガを読まない人間としてはかなりわけが分からない。その点、講談社の「モーニング」「アフタヌーン」「イブニング」とかって関連もあって(←?)別の雑誌、ってのが分かっていいかも。
あ、そうそう「ビッグコミック」でやってる「築地魚河岸三代目」って、ラムちゃんの声優をやっていた平野文の夫がモデルなんだそうな。有名な話なの?

そうだ、「月刊少年ジャンプ」が休刊、ってのもあった。月刊の方は、子供の頃連載してる漫画が地味な印象があった。それが味なんだろうと思ってはいたけど。
そういや昔、「フレッシュジャンプ」とかあったよなぁ。「闘将!!拉麺男」とかやってた雑誌。

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少女マンガは全然詳しくないんだけど、最近読んだこの記事が面白かった。

Revival Gate - 最近の「なかよし」はさすがにダメだと思う

かつての「りぼん」>>>「なかよし」>「ちゃお」が現在では「ちゃお」>>「なかよし」>「りぼん」なんだそうで。そういえば小学生の姪っ子は「ちゃお」読んでたな。