2006年5月31日水曜日

ソーセージ

こないだBSで「永遠の音楽・アニメ主題歌大全集」ってアニソンの番組をやってたのを見た。
最近は串田アキラやMojoなんかも出るんで驚くけど、太田貴子にもビックリ。堀江美都子が49歳ってのもヤバイです。

話がディープになりそうなんで本題に行くけど、その番組で「アンパンマンのマーチ」を歌っている「ドリーミング」が出てて、この人たちは一卵性か?とか思っていろいろ調べてたら双子に関する小ネタがいくつか。
あ、そうそう、僕は自身が二卵性の双子なんで、双子ってふつうの人より気になるんです。

双生児-Wikipedia

エビちゃんって双子なのね。
あと、長州小力も双子だとか。
でも一番驚いたのはマナカナが二卵性であること。僕も二卵性ではかなり高いレベルで(笑)似てたんだけど、マナカナは信じられない。それぐらい二卵性なのに似てます(二卵性って生物的には兄弟が同時に出てきた、っていう程度なので、本来はそれほど似ません)。

「奥様は魔女」のタバサ役の子も双子だった、ってあったけど(アメリカの子役は法的な拘束時間の関係で双子が多いそうな)、その子が大きくなってエロエロなロックバンド「ランナウェイズ」のボーカルになった、というのはホントなのかどうか……。webで調べる限りはあいまい。本人は否定した、ともあるけど、だったらそもそもなんでそんな噂が立つのやら。

あと、友達に「双子が主人公の作品は思い入れが強い」という話をしたら「タッチも?」と聞かれたけど、そんなことないんだよなぁ。で、ちょっと考えたけど、「タッチ」は双子っぽくないんだと思う。
あそこまで考え方や性格が違うのは、年の離れた「兄弟」ぽい気がする。双子がもつニュアンスが、あの作品には欠落してるのだ。
でも、それはあだち充自身がお兄さんのあだち勉(少し前に逝去された)に影響を受けているからなんじゃないかなぁ……とか思ったら、Wikipediaでも指摘されてるし。

あだち勉-Wikipedia


それにしてもWikipediaは面白いなぁ。blog全盛のこの時代に、興味をリンクでたどっていく、っていうのが昔のネットサーフィン(死語)を思い出して懐かしい。
僕が理想としていた「巨大なアーカイブを作る」ってな部分も共感できるし。
電子辞書ってどれがいいか迷って結局持ってないんだけど、オプションのメディアにWikipediaがあって毎年更新されていく、とかだと絶対それに決めるなぁ。著作権的に難しいのかな?

2006年5月27日土曜日

おいでよ ぶつよくの森

やっと手に入りました、NintendoDS Lite。3/2発売時から買えるなら買いたいと思っていたので、2ヶ月半経ってようやく。
ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト
B000ELYHZY

カラーはibookとかtINFOBAR ANNINを彷彿とさせるクリスタルホワイトをチョイス。

初代NintendoDSは持っているのになんで買うの?という疑問もあるかもしれない。
だけど、これはもう別ハード。
初代はとにかく画面が暗くて、イライラする。しかし、Liteは本当に明るくて、一番の効果は、いまだに毎日やっている「おいでよ どうぶつの森」にて、今までほとんど見つけるのをあきらめていた地面のヒビがうそのように見つけることができること。
十字キーやボタンなども遊びが多くなって快適。全然プレイしてなかった「マリオカートDS」も再び遊ぶようになった。
軽くて小さいのもいい。

欠点は、初代に比べて全体的に作りがチープだったりキズがつきやすそうだったりすること、GAMEBOY ADVANCEのソフトを挿すと本体より飛び出てしまって気持ち悪いところぐらいか。

ちなみにDSは通信機能があるから、二台持っていても対戦ができたりして意味があるというのも大きい。

久々に鼻息荒くした買い物だった。

2006年5月24日水曜日

あこがれのいとこ

スネオじゃなくても、「あこがれのいとこ」っているもので、僕の場合もそういう年上のいとこがいた。
子供の頃は、そのいとこの部屋を見せてもらうのが大好きで、特に覚えているのが、そのいとこが、今考えるとやや丸文字で手書きしてある、ラジオのヒットチャートを表にしたものやカセットテープのインデックス。

自分もいつかそういうことができるようになるのかと思っていたけど、あいにく僕は字がきれいとはいえない。比較的きれいだと言われることもあったけど、メモの字とかは自分でも汚いと思う。

ただし、まれにペンと紙の組み合わせで自分でも「お、いい感じ」と思える字が書けることがあって、ずっと不思議に思っていた。
それがこの本を読むと、そういうことは普通に起こりえることが分かった。

文房具を楽しく使う (筆記具篇)
和田 哲哉
415208622X


たとえば僕が愛用している中性ボールペンなどのローラーボールは

ローラーボールの驚くところ。書く紙によって書き味が大きく変化するのです。紙によって書き味の変化が少ない油性ボールペンとは大きな違いです。たとえば表面の平滑なノートの上で使いますと、このペンをずっと使っていたいという気持ちになります。それがたとえば一部のコピー用紙に書いてみると、いきなり悲惨な書き味に……。(P68)


なるほど!確かにこの手のペンはいい字が書ける時と書けない時が極端だったけど、そういう特徴があるのか。この本によると紙を選ばないのは油性のボールペンだという。油性ボールペンは嫌いで、捨ててたぐらいだけど、封筒の宛名書きなどではこっちを使った方がいいのかもしれない。

なおこの本は↓の続編なんだけど、

文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)
和田 哲哉
4152085827


どうもこの人独特な、偏執狂的なこだわりが前面に出過ぎていて、文房具本でありがちな「それ本末転倒じゃない?」という思いがぬぐいきれなかった。

筆記具篇はそれに自分で気づいたかどうか分からないけど、あまり「気持ち悪さ」はなくて、とてもためになった。

ところで、文房具といえば、以前から紹介したいと思ってたのがこちら。

ヒーローの書き心地

この手のは好きじゃない僕だけど、このさりげなさ(?)はグッズとして好きなベクトルである。
とくに鉄人28号のがかわいい。

2006年5月18日木曜日

なぜか「米米CLUB」

ちょっと前から、米米CLUBの「K2C」というベストアルバム?に初回限定でついていたオマケシングル「Kick Knock/2much 2ist/Co-conga」を聴きたくて、レンタルや図書館で探してたんだけど、アルバム本体はあれど初回のオマケシングルまではさすがにおいてない。
ちょっとあきらめかけていたら、先日BOOKOFFの100円コーナーで難なく発見。そうか、最近中古レコード屋で探すという発想がなくなりつつあった。

この「Kick Knock/2much 2ist/Co-conga」は、この頃のツアーのテーマソングだったと思うんだけど、どの曲もなかなかいい出来で満足。とくに「2much 2ist」が好き(「Co-conga」だけは昨年出たベストに収録されていた)。

これに刺激されて、米米CLUBを聴きなおしてみた。というのも、うちの奥様が昔かなりファンだったようで、家に初期のアルバムを中心に何枚かあるのだ。

その中でも、僕自身もリアルタイムでよく聴いた「GO FUNK」というアルバムが、今でもかなり楽しめた。ヒットシングル「KOME KOME WAR」が入っているけど、それで分かるように、全体的にとてもファンキー。彼ら特有のおふざけもその「黒さ」ととてもマッチしていて聴いていて楽しい。「BEE BE BEAT」「あ!あぶない!」「なんですか これは」「僕らのスーパーヒーロー」など。
その中にいい具合でまじめなバラード「TIME STOP」「いつのまにか」などが挟まっていて、奥行きがある。

どうも廃盤らしいけど、BOOKOFFの安売コーナーにあると思うので、興味がある方はどうぞ。

ディスコグラフィは20周年ベストリクエスト用のサイトをどうぞ。
発表当時は全然好きじゃなかったけど、「君がいるだけで」はやっぱり名曲だと思った。意外と人気が下降してからの「STYLISH WOMAN」「愛はふしぎさ」「ア・ブラ・カダ・ブラ」も好きだったりする。

あ、再結成は別にしなくてもよかったと思う(笑)。


2006年5月15日月曜日

最近気づいたり、知ったりしたこと。

「マイルストーン」が「mile stone」からきてること。
「一里塚」と比較すると面白い。

「テンガロンハット」が「10ガロンをくむことができる帽子」の意味だったこと。
そのまんま。

「ウルフルズ/大阪ストラット」の歌詞にある「紀ノ国屋でまっちきって」の「まっちきって」が「待ち合わせをする」の意であること。
「マッチ切って」だと思ってたら、ちゃんと歌詞カードには「待っちきって」と書いてあった。

子供の頃、絆創膏のことを「ハンザプラスト」と呼んでいたけど、その呼び方がマイナーだったということ。
webでちょっと調べると、絆創膏は地域と時代で、どの固有名詞が俗称になるかが決まるみたい。。
発売順だと1960「リバテープ」、1961「カットバン」、1963「サビオ」、1964「バンドエイド」、1975「ハンザ プラスト」
だそうな。「ハンザプラスト」は名前から分かるようにドイツのもの。ちなみに僕はそう呼んでいた1970年代後半は、「くすりの富山」に住んでいました。

「笑点」でざぶとん運びをしている山田君がいた「ずうとるび」が元々「笑点」関係者だったこと。
wikipediaで「笑点」を調べると
「ちびっこ大喜利」で人気者となった山田隆夫、新井康弘、江藤博利、今村良樹の4人で座布団10枚の賞品として「ずうとるび」が結成

なんだー、そうだったのか!でも大喜利には参加させてもらえないのか。
しかし、春風亭昇太の新規参入は意外だった。BS笑点の司会をやっていたというが。


2006年5月12日金曜日

セカチュー

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション
B0002Z7QDM


なぜ今頃見たかというと、回想シーンの舞台が80年代の地方都市でウォークマンなどが小道具として使われる、という雑誌記事を読んだので。これはもしや、僕ごのみの映画かも?という勘がはたらいたのだ。

DVDをレンタルしようかとも思っていたんだけども、CSで放送してくれたのでそれにて鑑賞。
原作は読んでません。予備知識としては「ある愛の詩モノ」、ぐらいしか知らなかった。
obaq.jpg個人的には、主演の長澤まさみが全く琴線に触れないんだけど(目の下の線が気になる……)、それでも前半のコテコテのラブコメ展開は萌えた!あれだけでご飯3杯。
もし後半の「泣ける」展開というカムフラージュがなければ、あのエピソードの数々はとても2000年代にはありえないぐらい恥ずかしい(しかし、むしろそこがいい)と思った。そもそもこれ、泣ける映画じゃなくて(実際、僕はこの手の映画では泣かない)、萌え映画だと思った。

全体的には、演出が好みだったから最後まで飽きずに見ることができた。同監督の「GO」は全然好きじゃなかったけど(あれは主演がイヤだっただけか)、「ロックンロールミシン」は好きで、セカチューもこの「ミシン」同様、光の演出に凝っていていい。手持ちのカメラ?も好きだった。
長澤まさみも出てた大林宣彦の「なごり雪」とプロットが似てるけど、こちらの方が断然うまい。

役者では、主演の森山未来という少年がとてもよかった。
柴崎コウがあの役をするのは、ちょい恐い。オープニングはマジでホラー映画かと思った。

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僕が長澤まさみと綾瀬はるかを混同してたのは、ドラマ版の主演が綾瀬はるかだからなんだろうなぁ。そっちもどんな感じか1話ぐらい見てみたい。

そういえば、長澤まさみの「ロボコン」は、最初の30分でこりゃ見てもダメそうと思いやめた。最近はインプットの時間を節約するため、こういうことをする。この映画の主人公のモチベーションの説得力のなさはさすがにマズい。登場人物にも全然感情移入できないし。

2006年5月10日水曜日

「永遠に」

同じ学校だったので存在自体はかなり昔から知っているゴスペラーズ。
ベスト盤だけ持っている。
ゴスペラーズ/G10
B000666PFM

なんだけど2枚組というボリュームとベスト盤は意外と聴かないものなので(シングル曲ってその同時代の曲とあわせて聴いた方が面白い)、あまりCDトレイに載せる機会がなかった。

先日聴きなおしてみたけど、やっぱり「永遠に」以外はあまり好きじゃない。でもこの曲だけは突出して素晴らしいと思う。

んで、これって曲は誰が書いたんだろう?と調べてみると妹尾武というメンバーではない人物。
検索してみると、この方自身もアーティストで、先日ニューアルバムを出してた。

妹尾武 公式web

プロフィールをみると

1994年、大学在学中に作曲した「So Heavenly.」がサウンド&レコーディング ・マガジン誌上での細野晴臣監修のオーディションにて優秀作に選ばれ、同曲 がコンピレーションアルバム「ecole」(EPIC SONY) に収録されたのを機 に、プロとしての音楽活動を開始。


えー!「ecole」持ってたよ!売ったけど(笑)。

他のwebでは「永遠に」にまつわるいい話も。
妹尾 武さんからの手紙


ちなみにアレンジをやってるBryan Michael Coxという人はけっこう有名らしいですね。

2006年5月8日月曜日

地球のことに飽きたところなので。

木原 善彦「UFOとポストモダン」(平凡社新書)
4582853099

この本は最近読んだ新書でもピカイチに面白かった。大プッシュ!

僕は子供の頃オカルト方面がとても恐くて、それゆえなんとかそれがウソであることを証明してくれないか、と思っていたクチなんだけど、いつの間にか自分のまわりからオカルトっぽいことが消えてそんなことすら思わなくなった。
そういうオカルトパワーが壊滅した決定的な出来事が、1999年8月がなにごともなく来てしまい、みんなの中から「ノストラダムスの予言」のトラウマがなくなったことだったんではないか、と僕は思っている。あと、デジカメ時代になって「心霊写真」が激減したように思えるし(カメラの構造的にデジカメは光学的・薬学的エラーが少ないからという意見もあり)。そもそもインターネットでちょいと調べると、オカルトに限らずいろんなことを検証しているサイトがあるわけで、おかしいことを市民レベルで指摘してくれる時代ということも言える。

さて、そんなオカルトの中でもホントに誰ももう信じてないというかお笑いネタにしかならないのがUFOと宇宙人にまつわる話(それらの存在を否定するのではなくて、今まで存在を証明していたとされるものがすべて信じられていない、ということ)。
本書では時代を「空飛ぶ円盤神話(1947-73)」「エイリアン神話(1973-95)」「ポストUFO神話(1995-)」に分けて、それぞれのUFOにまつわる流行り廃りがその当時の世相や流行、サブカルチャーなどと密接に絡んでいることを解き明かす。たとえば「空飛ぶ円盤神話(1947-73)」では神への畏敬と核技術に対する恐怖がベースにある、とか、よくある「政府が隠している」というのは70年代にアメリカ政府の隠蔽スキャンダルが相次いだから、とか。
また「ポストUFO神話(1995-)」というのも面白くて、UFOや宇宙人がさすがに簡単には肯定できない現代においては、ミニマムで目に見えないウィルスやバイオテクノロジー系の噂を信じがちであることが指摘されている。たとえば「環境ホルモン」。本書では取り上げられていないし実際に恐怖なんだろうけど「狂牛病」や「鳥インフルエンザ」。かわいいところで「マイナスイオン」。この手のものが恐怖や信仰の対象となる。なるほど、これも広義の「UFO」である、という考え方は面白い。
つまりUFOというのは「Unidetified」という部分が重要なんだろう。

本書はUFOを信じている人をバカにしたり、その人たちが信じている内容を鼻息荒く否定したりするスタンスは一切なくて(でも冷静に分析して否定しているけど)、この手のテーマの本でも新鮮な構成といえる。学者ゆえに少しだけ哲学・社会学的な話がめんどうくさい部分があるけど、テーマの面白さゆえ特に気にはならない。

でも、このタイトルは売る気ないよなぁ……。「UFOはなぜ見えなくなったか」とかなんとかあるだろうに。もっとも学者である著者がその手のちょっと詐欺っぽいタイトルをよしとしなかったのかもしれないけど、もったいない。

ちなみに僕の世代が子供の頃「宇宙人はいる」と信じてしまった大きな原因のひとつは、学研マンガ「いるいないのひみつ」の捕獲された宇宙人の写真であることはメモしておこう。だって学研マンガだよ?他のシリーズは基本的に学習マンガだから確かなことばかりを載せているのに、この「いるいないのひみつ」だけは暴走してたよなぁ。時代だ。

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「UFOとポストモダン」で紹介されていたこの本も図書館で借りて読んでみた。
トンデモUFO入門
山本 弘 皆神 龍太郎
4896919459

UFO版「妖怪馬鹿」をめざした鼎談集だそうだけども、UFOに関する基本的な知識が得られるようになっている。僕は「と学会」ってあまり好きじゃないんだけど、この本はまぁまぁ面白かった。その辺はやっぱり彼ら自身もUFOが好きだからなんだろうなぁ。
ここで紹介されていた2本の映画を観て、一応マイUFOブームは終わり。
プロフェシー デラックス・ コレクターズ・エディション
リチャード・ギア マーク・ペリントン ローラ・リネイ
B000BVVFNY

僕は知らなかったんだけど、UMAの世界でも有名なモスマン事件を題材にしたサスペンス映画。監督が「隣人は静かに笑う」の人なので、常時不安にさせるような演出はよかった。とくにオチがない話なんだけど、嫌いではなかった。
指摘されているけど、プロットが「サイン」とかなり似ていて、比べると「サイン」の方がよくできているのでちょっと気の毒。
原作は一応ノンフィクションのこれ。
プロフェシー
ジョン・A. キール John A. Keel 南山 宏
4789719294

買って読んでみたけど、途中で投げた。やっぱり僕はこういう現象について本気で書かれていたりするのはダメみたい。
もう一つは、子供の頃見て、すごいつまんなかったイメージがあったこれ。
未知との遭遇 ファイナル・カット版
リチャード・ドレイファス スティーブン・スピルバーグ フランソワ・トリュフォー
B000ALVYEU

見たのはファイナルカット版ではないです。
この映画は、先の本によると、UFOに関する都市伝説的なものをとにかく入れ込んであるそうだけど、確かに前半はかなり面白かった。主人公のオヤジがおかしくなっていくところなんかもとてもいい。
けども、がっかりなのが実際のUFO〜宇宙人登場。なんだこりゃ。こんな宇宙人は見たくない!UFOとの交信もなんかマヌケだし。妙に地球側が友好的な存在にしたがっているのも変。だってアブダクションしてたじゃん。
あと、その主人公のオヤジがなぜ最後にああいう行動をとったのかもかなり謎。
これなら「プロフェシー」の方が面白いと思った。

2006年5月6日土曜日

ヒマの過ごし方&MyMIO紹介

ゴールデンウィークも終わろうとしているけど、今回は家庭の事情などもあり、あまり遠出できずまだ終わっていない引っ越し後の片付けなどをしている。

それでも普段できないことはいろいろとできるわけで、たとえばこんなこと。

・毎晩キリン樽生をたしなむ
��1520mlだけど、全部飲むのに6日かかった。でも鮮度が保てるところがすごい。最近はチルドビールが味・少な目の量ともにお気に入りだけど、やっぱりこちらの方がおいしい。)

・子供にちょっとした工作をしてやったり、絵本を読んでやる。
��工作は岩井さんのリベットくんをまねたもの。材料は廃品中心。

第1号の「てんとう虫」


掃除機が好きなので、「ぞうさん型そうじき」


金庫が気に入っていたので、「金庫型おもちゃ」
ダイヤルがまわるよ!


こどもの日で、トイレットペーパーの芯で作った「こいのぼり」


しかし、あまりウケない……。絵本は「ちびくろさんぼ」がお気に入り。)

・しつこく継続中の「おいでよどうぶつの森」にてはじめて白カブを買ってみる。
��毎日午前午後と見る遊びなのでこういう時でないと挑戦しにくい。ちなみに95ベルで買って105ベルで売ってホッとしてたら次の日は180ギルになってた!This is 株。損しなかったのに悔しい。

2Fは「チープな雑貨屋」をコンセプトに家具を収集中。)


・家の片付け
��スクラップのファイル整理とか。楽しいなぁ!)

��

なかなか時間がなくて吟味できない家電とか家具も見ている。その中の一つが電話
やや不調だったのと置き場所の事情とで、買い換えることにした。僕はあまり使わないけど、奥様がFAX付きを条件にしたのでそれを軸に探す。

量販店に行くと、電話機能だけの製品って、いわゆる「子機」だけの状態なのに驚き。そんな中、複合機というジャンルがBROTHERとSHARPから出ていて、僕が使用するMacOS9に対応しているのが前者だったのでそちらに決定。

BROTHER 薄型デジタル複合機MyMIO MFC-840CLN [MFC-840CLN]
B000EHRWDC

電話・FAXの他に、プリンタ・スキャナ・コピー機能がある。これが意外に、というかめちゃくちゃ「アタリ」な製品だった。
自宅はBBフォンのため、電話とパソコンの位置が近くてUSBケーブルでつなげられたからいろんなメリットがあった。これが遠くてつなげられなかったらあまり意味ないと思う。

もちろん、プリンタもスキャナも持ってはいる。
プリンタ機能は専用機よりも設定の幅が狭いものの、ずっと紙をさしておけるので普段印刷する時はとても楽。スキャナ機能は今まで使用していたもの同様CISだから立体的なもののスキャンは苦手なんだけど、スキャンスピードが断然早い。
でも一番ミソなのが常時電源オンであること。USBケーブル一本でつないでおくだけで、すぐにパソコンからプリントアウトやスキャンができる、って想像以上に便利だ。マルチなメモリカードリーダーとしても使え、いちいちカードリーダーをささなくてもいい。←メモリカードリーダーとしては重すぎて通常使用としてはツラかった。ただ、友達のメモリカードを読みたいとか非常な時ならがまんできるかも。
また細かいことだけど、今まで使っていたスキャナは、なぜか僕がメインで使っているフリーの画像編集ソフト「Photonick」と相性が悪くてうまくスキャンできなかったんだけど、それも克服できたのもうれしい。

コピーは今まで家でできなかったのでちょっとした時などに重宝する。

イーサネットケーブルで家庭内LANにぶらさげることもできる。MacOSには今ひとつ対応が弱いんだけど、これによって奥様の無線LANノートから印刷ができるようになった。

……といいことづくめ。
しかも、プリンタなどを片付けたことで、かなりスペースを確保することができた。

2006年5月5日金曜日

「転校生」

少し前に「時をかける少女」を見直したら無性に「転校生」が見たくなって、でもレンタルビデオ屋にはDVDがなく借りれず、どうしようかと思っていたらスカパー日本映画専門チャンネルで放送されてグッドタイミング。
転校生小林聡美 尾美としのり
B00005HXBN

この映画は、子供の頃に偶然原作にあたる「おれがあいつであいつがおれで」という児童書を読んでいたので、初めて見た時は役者の年齢層が高いなぁという感じだった(原作は確か小学生。映画は高校生に見えるけど、中学生)。

原作の方はもうあまり覚えていないのでまた機会があれば読み直してみたいけど、映画ではある致命的な問題点がある。

それは、入れ替わる前の少女(小林聡美、めちゃくちゃ演技がうまい)が出番が短いくせにわりとおてんばに描かれているせいで、入れ替わったあとの少年(尾身としのり、こちらもうまい)が、その少女ではなく単にナヨナヨしたキャラに変貌した、というふうにしか見えないのだ。だから同時に女性の方は単にたくましくなった、というふうに見えてしまい、入れ替わったというよりそれぞれのメンタリティが変化した、という印象の方が強い。
この辺は実写映画の難しさなのかもしれないけど、この演出方針はちょっとどうかなぁと見るたびに思う。

けども、そんな欠点にもかかわらず、この映画はとても面白い。
その面白さはなんであるかこれまであまり意識していなかったけど、自分が思春期という時期を大きく過ぎた今、少し分かったような気がする。

そもそもこの話は、「幼なじみだった男の子と女の子が久しぶりに出会い、また分かれる」というプロットなわけだけども、幼なじみだった頃は男の子も女の子も性差がなかった、つまりある意味一心同体だったわけだ。ところが久しぶりに再会してみると、中学生ぐらいになっているものだからお互いに違和感がある。それが肉体が入れ替わることでより顕著になり、お互いに相手が変わってしまったことを知るのである。

つまりこれは、意識的にも肉体的にも未分化であった2人が実はもうそれぞれ1人なんだ、ということを強く意識するビルディングロマンなわけで、だからこそ物語的に必ず最後に2人は離ればなれにならなければならないのだ。少年が転校しなくてはならないのは、単に物語的にタイムリミットを設定して緊張感を持続させるためだけではない。

少年が自分の8ミリカメラごしに、少女に「さよならオレ」とつぶやきプツンと切れるフィルム、というラストの演出は、まさに「幼年期の終わり」を感じさせる、素晴らしい出来になっていると思う。


2006年5月1日月曜日

トミカリミテッドヴィンテージほか

最近(といってもけっこう経ってしまったけど)、手に入れたアイテムを紹介。
どれもクリックで大きな画像になります。

まずは一番好きな「トミカリミテッドヴィンテージ」より。

いすゞ ヒルマンミンクス

イギリスからライセンスを取得して作っていたとかなんとか。くわしくは調べてみてください。
色の組み合わせの妙で2台並べておくといい感じです。


トヨペットクラウン1500スタンダード(クリーム)

初代クラウン、といわれても実はこの手の車はよく知らない。けど、ツートーンに塗り分けられた色がかわいくてグッド。他に黒も出たけどそちらはかわいくないのでパス。

これらは今までのTLVと変わらない路線だけど、先月ぐらいから小型車も同スケールの1/64で出るようになった。かなり狂喜乱舞してたんだけども……

スバルサンバーとスバル360カスタム


マツダ キャロル


マツダ K360

けっこう小さいし、なんというか肉厚も薄い。あまりTLVという感じがせず、むしろ最近の食玩系のものと言われるとそうかと思ってしまうような感じ。期待が大きすぎたせいかあまりうれしくなかった。こうして写真に撮ってみると、この「ちょっとガッカリ感」が伝わらない感じがする。

徳大寺コレクションのマツダ R360とマツダ キャロル


もちろんそういった食玩より値段設定が高い分、作りは精巧なんだけど、なんか物足りない。
たとえばマツダ K360などは、

やや胴長なのが残念。

縮尺的に正しいのかもしれないけど、ミニカーは上から眺めるので印象が違うのだ。もうちょっと寸を詰めてほしかった。

そういう点でいうと、最近ふつうのトミカのこいつがとても気に入ってるんだけど、

バモスホンダ(復刻版)

省略とまとめ方がうまい。

さて、最近は今まで紹介したような小スケールのダイキャストミニカーがメインなんだけど、たまにはこういったものも手に入れたりする。

S.I.C.匠魂 ロボコンver.2

これ、モチーフはメッサーシュミットなんだろうか?あ、でも後ろは二輪か。なにせとてもいい。

もちろんVer.1も手元にあります。

S.I.C.匠魂 ロボコンver.1