2008年9月30日火曜日

「ゲーム&ウオッチコレクション2」「セブンスドラゴン」とか。

普段遊んでいるゲームはなぜかNintendoDSばかりなので、「クラブニンテンドー」のポイントがけっこうたまる。

会員特典のプレゼントは、最近あまりピンと来るものがなかったけど、先日「ゲーム&ウオッチコレクション2」が加わったので早速申し込み。


今回は「オクトパス」「パラシュート」「パラシュート&オクトパス(2つのゲームをあわせた新作)」。
ゲーム&ウォッチは基本的にお手玉だと思っていて、だから大半のゲームは実は同じだったりする。その中でどれだけプラスアルファがあるかで面白さに差が出る。
「オクトパス」は大ダコの触手を逃れて深海に沈んだ宝箱から財宝を取ってくる、という内容もいいけど、一度船上に戻ってもいいし、深海に居続けて宝を取りまくってもいい部分がとてもスリルを生んでいて傑作。タコのとぼけた表情もミスった時にも憎めなくてとてもよい。
このゲームは基本の面白さがしっかりしてるから、たとえば、財宝を多く持って船上に戻るとボーナスが増える、とか財宝を持ちすぎると動きが鈍る、とかあまりに海中に居続けると酸素が切れる、などなどいろんなファクターをつけてアップデートすることもできるだろう。

その点、「パラシュート」はくだらないなぁ!GAME Aなんて注意しているとほとんどミスしないからやっていると作業的になって途中でやめたくなる。

ふたつをあわせた「パラシュート&オクトパス」は、まぁオマケということで。

もうひとつ、新たに加わったプレゼント「Touch!ジェネレーション」サウンドトラックも申し込み中。うちでは「似顔絵チャンネル」「Miiコンテストチャンネル」の曲とか気に入っているので、うれしい。



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さて先週末に出たこちら。

ナイツ・イン・ザ・ナイトメア(通常版)
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予想通り、今まで見たこともない仕上がりなシステムの反面、複雑なルールと情報量多すぎな画面。
まだ序盤を少しプレイしただけだけど、今のところまだゲームの肝が分からない。あとシナリオがプレイヤーを置いてきすぎ。
グラフィックと音楽はとてもいいです。
まだまだ評価を下せないソフト。

ゲーム関連、今後の注目メモ。必ずしも買うとは限らない。

10/16
PSP-3000
カルドセプトDS 特典 カードガイド付き
B000Y9EGGG


10/23
采配のゆくえ 特典 キャラクターカード6枚セット付き
B001DLUR08


11/27
レイトン教授と最後の時間旅行 特典 レイトン教授メインテーマ トリロジーCD付き
B00108F7K4



2009年春
セブンスドラゴン」(セガ)
「カドゥケウス」「世界樹(1)」の新納さん待望の新作!! 信者だからまず買う!!!

ダン←ダム
なんか変だけど自分と発想が似てるようで気になる。

なぜか相変わらずDSソフトばっかし!!

2008年9月24日水曜日

改編期

秋は番組改編期などもあって、お気に入りだった番組が終わったりだとかいろいろと変化がある。

Podcastだと

・「タカアンドトシのケチャケチャラジオ」→終了
正直、漫才以外のタカアンドトシってそんなに面白いと思えないけども、楽しめる番組だったのに残念。

・「島本和彦のマンガチックにいこう!」→終了
この人のマンガは「燃えよペン」「アオイホノオ」ぐらいしか読んでないけど、しゃべりは面白い。

・「機動戦士ガンダム」BS11→終了
テレビシリーズは学生時代に全部通しで見たことがあるんだけど、今回のBSデジタルでの放送にあわせて毎週コツコツ見てきて先週ようやく終了。
見所は劇場版でカットされたエピソードと、劇場版との演出の違い。最終回「脱出」ってほとんど劇場版と同じシークエンスだったので驚いた。そして、「めぐりあい」「ビギニング」がなくても泣けた。ファーストガンダムの最終回は何度観ても感動する。

あと、テーマによっては見ていた「TVチャンピオン2」が終了。でも次回番組が「チャンピオンズ」って単なるリニューアルか?

その他、閉鎖などでは

・恵比寿の「Mr.CRAFT」が倒産
たまに足を運んでいたけど、こないだ行ったら店が真っ暗で、張り紙を見たら倒産した次の日。
ビックリした。

・会社近くの本屋
以前一度潰れて違う本屋が入ってたんだけど、こちらも潰れた。単行本・雑誌ともどもマンガをほとんど扱ってなかったしなぁ。

・仕事関係のwebサイト
閉鎖。あちらは儲からなかったのかなぁ。

なんてことが立て続け。

あと、しつこい勧誘と料金のオトクさに負けてYahoo! BBのADSL+BBフォンからフレッツ光マンションタイプに移行。でも電話料金込みで移行後の方が安い、はず。
でも、ネットの速度が変わっても今のところほとんど体感できず。モデムが1つになったのと発熱が少ないことの方がうれしかったりする。

どれもたいしたことではないけど、まとめてやってくると、動くべき時期なのかも?と思ったりする。

2008年9月18日木曜日

「レ・ミゼラブル」を楽しめなかった理由。

9/15にNHK-FMで放送していた「今日は一日ミュージカル三昧」を、以前取り上げたTalkMasterで録音→iPod Shuffleに転送してちまちまと聴いている。

ミュージカル映画はわりと好きなんだけど、以前舞台の「レ・ミゼラブル」を見に行ったことがあって、これがさっぱり楽しめなかった。
そもそも僕が好きなミュージカルはポピュラーソング寄りのものなので、「レ・ミゼラブル」のクラシカルな曲調(?)を受け付けなかったのもあるんだけど、今回の放送を聞いていてもっと大きな理由に気がついた。

僕は歌詞を物語的に聞くことができないのだ。
歌詞を聞いていたとしてもフレーズ単位がせいいっぱいなので、たいてい歌詞のテーマを理解できてない。

これが洋画ミュージカルだと字幕がついていて歌詞を文字で読めるため、ちゃんと物語の一部として理解できていたのだ。
今まで全く気づかなかった!

それでも、ABBAの「マンマ・ミーア!」、クイーンの「WE WILL ROCK YOU」なんかは見てみたい。ワンミュージシャンによるヒットパレードミュージカルなら、意外とTOTOとか向いてるんでは? ほら、マーティ・ペイチの息子だし。

あと映画を舞台化するパターンも多いけど、「ロシュフォールの恋人たち」なんかいいんじゃないのかなぁ? あと「サタデーナイトフィーバー」とか。

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ちなみに最近知ったんだけど、ベンチャーズの「十番街の殺人」ってミュージカル「On Your Toes」の劇中劇の曲だそうな
リクエストすればよかった!

2008年9月16日火曜日

大人の立体塗り絵

��ひとつ前から続き)
工作におけるプラスチックの優位性を感じたりしながら、

・磨いてピカピカにする
・塗装(スプレー+マスキング)

なんてことがとても楽しいことを知って、これに前からやってみたかった

・(ウレタンでの)研ぎ出し

を加えれば、これってプラモデルの行程じゃん!ということで、何年ぶり、というか何十年ぶりにプラモデルを作ってみることに。
最近、文庫で復刊中の「プラモ狂四郎」を読んでるのも後押しした。

プラモ狂四郎 第1巻 (1) (講談社漫画文庫 や 12-1)
やまと 虹一
4063705668

各巻の巻末に再録されている小田雅弘との「プラモテクニック教室」は、すでに技術的には古いんだろうけど、模型工作技術を体系的に知ることができる。

子どもの頃などは、完成品で遊ぶことを楽しみにしていたけど、今はどちらかというと「大人の立体塗り絵」。
初心者なのでまずはきれいに塗装することを目指す。模型の塗装って「そう見えればいい」という“だまし”みたいなところがあり、奥が深くて面白い。

模型屋に行くとキットがガンプラだらけでびっくりするんだけど、ガンプラはパーツ数・表面積・色数などなどすべてにおいてハードルが高いし、そもそもロボットメカ自体にあんまり興味がないのでやっぱり車のコーナーへ。
ところがミニカーの多彩な展開を知っていると愕然とするぐらい種類が少ない。

最近もよく行っていた恵比寿の車関係に強いホビーショップ「Mr.CRAFT」がつぶれたりと、カーモデルはあまり人気がないのかなぁ。いくらでも完成品が手に入っちゃうんだもんなぁ。

結局購入したのは、アリイの1/32オーナーズクラブの「'60 マツダR360クーペ」600円。この値段の安さとパーツの少なさがちょうどよい。

きちんとヤスリがけしてバリやパーティングラインを削り、サーフェイサーを吹いてやる、……などなどセオリー通りやってます。

所さんに学ぶ。

相変わらず所さんの番組を信者的に見てるけど、

所さんの世田谷ベースII DVD-BOX
所ジョージ, 清水圭
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そこでやってたいくつかの遊びを自分でもやってみた。

1.金繕い

少し欠けてしまった茶碗をエポキシパテで埋めてやすりをかけ、新うるしと呼ばれるうるしに似た塗料と金粉を使って色をつけてあげる。

webでもやり方は見つけられるし(ex.「陶芸blog 薪窯火鳥金繕い」)、本も出ている。

やさしい金つくろい入門―食器を直す、茶道具を直す
大野 雅司
4473018466


行程自体はそんなに難しくはないけど、金粉がムラになるためキレイに仕上げられず、まだまだ満足いく結果は出せてない。でも欠けた茶碗などを捨てなくてよくなったのは奥さんにも好評。

エポパテ、って子どもの頃から知ってるけど使ったのは初めて。扱いやすくて、固まってからも加工しやすいのはいいけど、けっこう手にくっつくと落とすのに苦労するのが難。

2.ステンシル

所さんはステンシルの機械で型紙を作ってたけど、そんなものは持ってないので、webでステンシル用のフォントをダウンロードしてマット用紙などややコシのある紙に印刷して切り抜いて型紙を制作。

なにに塗装しようか、と思っていろいろ探してみたけど、いつもプライベートで履いているCROCSのシューズにはアクセサリーもなにもついてなくてさびしかったので、こいつでやることに。
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ハンズで買ってきたプラモデルなどに使うスプレーを使用。色はつや消しホワイト。
ゴシゴシこすると剥げてきちゃうぐらいの塗料の食いつきだけど、それも味。飽きたら剥がしてまたやればいいのだ。

3.子どもの水鉄砲の塗装

おもちゃの鉄砲に、マスキングしてあげて、TAMIYAスプレー「ガンメタリック」を吹く。
かなりリアルな金属的な質感に見えるのに、手に取るとチープなプラスティック、というギャップが笑える。もっと凝って塗装するとより金属的になるんだろう。

4.おもちゃのミニカーのディティールアップ

イセッタには前方にパイプがついている仕様があって結構好きなんだけど、あまり模型化されていない気がする。
それを自分でつけてみようと、ヴィレッジバンガードでダイキャストのプルバック玩具とハンズでピンバイスとアルミパイプを買ってきて挑戦。
アルミパイプは曲げやすいのはいいんだけど、強度がなくてすぐに折れるので何度も失敗した。また、左右のパーツを作るのがけっこう難しかった。
本体にピンバイスで穴を開けて、裏から楊枝(笑)をさしてエポパテで固定。
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それなりにはなったけど、実物は工作のあとが汚くて失敗。
金属、って加工や接着が難しいなぁ。改めて、工作におけるプラスチックの優位性を感じた。

2008年9月15日月曜日

「赤ちゃん」の定義

今、うちの娘は上が4歳、下が2歳。
上の娘は幼稚園児でさすがに「赤ちゃん」と呼ばれることはないけど、下の娘はまだ呼ばれることがある。

では、「赤ちゃん」と呼ばれる定義は何なのか?というと、いろいろあるんだけど、

・ハイハイできるようになる
・立って歩けるようになる
・しゃべれるようになる
・オムツが取れる
・「お名前は?」とたずねてもうまく答えられる

という数段階が思いついて、これらは人や状況によって違う。ただ、これらをすべて満たしていたら絶対に「赤ちゃん」と呼ばれないことは断言できる。

最後の条件は、とくに子ども同士で遊ぶときに見られて、「お名前は?」と聞いて答えられないと「赤ちゃん枠」に入れられる。この時にきちんと自分の名前を答えられると「○○ちゃん」と呼んでもらえるようになるわけで、この場合、「赤ちゃん」というのはワイルドカード的な意味になるんだろう。
子どもが一番子どもと赤ちゃんの境界線に敏感なのかも。

2008年9月14日日曜日

「蟹工船」よりこれを読め。

ちょうど僕が小学校高学年~中学生の頃にバンドブームだったんだけど、そもそも狭義のロックが風俗的にもサウンド的にも肌に合わないので、ここに出てくるバンドマンでファンだった人は皆無ではある。

バンドライフ―バンドマン20人の音楽人生劇場独白インタビュー集
吉田 豪
4862016146


森若香織/氏神一番/関口誠人(CCB)/ダイヤモンド・ユカイ/水戸華之介/中山加奈子/阿部義晴/いまみちともたか/BAKI(ガスタンク)/石川浩司/サンプラザ中野くん/サエキけんぞう/NAOKI(コブラ)/KERA/仲野茂(アナーキー)/MAGUMI(レピッシュ)/KENZI/イノウエアツシ/DYNAMITE TOMMY(COLOR)/大槻ケンヂ

あ、ウソだ。CCBは好きだった。
……ではあるけど知ってる人が多いし、なにしろ吉田豪印なので面白くないわけがない。

まず、とにかく驚くのが、全盛期もたいして儲かってないこと。
給料制だったり、それもかなり低額だったり、印税という概念をしらされてなかったり。ロックはビジネスじゃない→ビジネス面に目を向けさせない→搾取、という図式が多い。
現在、バイトしてたりする人すらいるのが読んでて凹む。

一発屋だと一発があるからそれをなんとかすれば食っていくことができる。でもバンドマンは「一発」もほとんどないし、あっても小さい。芸人のように「存在感の一発」があっても、もともとテレビの人ではないからうまくやっていけなかったりする。氏神一番とかがその例。逆に成功例はデーモン小暮か。

バービーボーイズのコンタが暗黒舞踏とか寺山修司好きのアングラ気質だった、とか思わずメモりたくなる細かいエピソードも満載。
サエキけんぞうの「サブカルは食えないしなぁ」「上下関係ある人たちは売れますよね」は名言。
一番印象的だったのはNAOKI(ex.コブラ、ラフィンノーズ)。話の内容はかなり引くんだけどこの人の持ち前の明るさで救われてる。ラフィンノーズの事故の話は泣けた。

また、「バンド」という言葉が「絆」を意味するのかが、分裂・解散のエピソードを聞くと逆によく分かる。ユニコーン阿部義晴の話とか。
何人かが言っているけど、長く続くバンドは「ビジネス」と思っている場合も多い。そう思わないと絆はなかなか続かないのかも。子どもの頃、大半のお笑いコンビは私生活はとくに仲良しではないというのを聞いたときにびっくりしたけど、会社員になった今、それはよく分かる。
仕事で一緒にうまくやっていくこと(=ビジネス)と「絆」というのはやや違うなぁ、と。「信頼」に近いかなぁ。

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さてさて、同じ吉田豪によるB級アイドルインタビュー集がまさかの新潮文庫入り。

元アイドル! (新潮文庫 よ 31-1)
吉田 豪
4101348715


しかし、ボーナストラックどころか、いくつか本人の要請でインタビューが削られていて、購入見送り。こういうこともあるのか。

2008年9月11日木曜日

あの日にかえりたい?

とくに最近になってまるでCDを買わなくなって、しかもレコード屋にいってもほしいものがない。

昔だったら、読んだら必ずほしいレコードがたんまりあってWANTLISTを書きまくってたレコード本の類を読んでも全然そういうことがない。具体的には「小西康陽/ぼくは散歩と雑学が好きだった。」「橋本徹/公園通りみぎひだり」「戸川昌士/古本パンチ」「川勝正幸/21世紀のポップ中毒者(←これだけは立ち読み)」などなど。

カバー曲とか再発・復刻盤とかばかりが気になるしまつで、カバーの場合、iTunesStoreで聴きたい曲だけ購入したり、TSUTAYAで借りてiTunesにいれて聴いたりするもんで、CD、というかいわゆる「アルバム」というパッケージを買わなくなっている、と言える。

よくよく考えると、いくつかのテーマのある曲を集めてひとつの「アルバム」という形で発表する、というスタイルはビートルズが60年代に発明したものであって、これが未来永劫続くわけではないもんなぁ……。

でも逆にベストテン番組やヒットチャートなど「今、何が売れているか」ということもあまりニュースにならなくなっている気もする。それぞれがそれぞれの聴きたい曲を聴いていているから、爆発的なヒット曲もないし。
ある意味いい時代だとは思うんだけども。

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さてさて、最近iTunesStoreで買ったカバー曲を紹介。

TRIBUTE TO FLIPPER’S GUITAR~FRIENDS AGAIN~フリッパーズ ギター トリビュート
オムニバス
B0000CGALJ


最近、2003年に出たflipper's guitarのトリビュートアルバムをレンタルしたんだけど(今調べたら第2弾もあったらしい)、こちらはタイのアーティストが1stの曲だけに絞ってカバーしたオムニバス。

flipper’s players~タイへ行くつもりじゃなかった~
smallroom allstars
B001AMRAVE


試聴して気に入った

2. Boys Fire the Tricot - fono
4. Coffee-milk Crazy - cyndi seui
9. Sending to your Heart - gramaphone children

を購入。元曲では「Goodbye, our Pastels Badges」なんてかなり好きだったけど、このカバーバージョンはいまひとつ。
でも全体的にはかなり「渋谷系」センスがあって、インドネシアといいタイといい、こういうサブカルチャーがあることは驚き。

お次はフリッパーズ「恋とマシンガン」も入っているbirdのカバーアルバム第二弾。

MY LOVE(初回限定盤)
bird
B001B56IZO


買ったのは

1. 青い珊瑚礁
7. 青い車
8. サマーヌード
9. 恋とマシンガン

だけど、不思議なのはCDには入っている

2. ジェットコースター・ロマンス
4. セロリ

がiTunesStoreだと買えない。なんで??ジャニーズが圧力かけてんの?

ところでこのアルバム、サマーヌード・松田聖子のカバーっていう点で

Summerin'
土岐麻子
B0017LF6HI



とけっこうかぶってる(笑)。

あとは図書館で

Queen's Fellows: yuming 30th anniversary cover album
オムニバス
B000075B1C


小野リサの「あの日にかえりたい」が素晴らしい。ポート・オブ・ノーツの「TYPHOON」もよい。「Dear Yuming~荒井由実/松任谷由実カバー・コレクション~」よりも選曲・参加ミュージシャンが面白くて楽しめた。

YOSUI TRIBUTE
オムニバス
B0002Y4M1M


小野リサの「いっそセレナーデ」が素晴らしい。

COVER ALL-YO!
山崎まさよし
B000V6S6WC


正直、選曲はいまいち琴線に触れず。

2008年9月10日水曜日

興行としてのスポーツ

ツインリンクもてぎでは、実験的にワンセグでレース中継を場内放送していてかなり便利ではあったんだけど、ワンセグはどうしてもタイムラグがあるので、それが場内アナウンスとズレてやや気持ち悪かった。たとえばこういったレースには必須アイテムである場内放送を受信できるアナログFMラジオなんかだとまったくズレがない。
試みとしては面白いので今後どう発展していくのかは注目である。ラグさえなければ、別に巨大モニタの見えない場所でレース観戦してもなんの問題もないもんなぁ。

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スポーツ中継、といえば夏休み中だったので珍しくオリンピックも見てたんだけど、今回はできればマイナーな競技も見てみたいと思いつつ、これが地上波はもちろんBSでもあまり放送していない。
やっと射撃を見ることができたぐらい。

オリンピックのすごいところって、メジャーだろうとマイナーだろうと「世界大会」を一緒にやってしまって、メダルという観点からするとそれらが等価値だってことだ。たとえば「カヌー」とかあるんだもんなぁ!それが「サッカー」なんかと便宜上は同じ価値になるという不思議。

でも、せっかくの世界大会なのに映像として楽しめる種目は、実はかなり限られている。放映権とかあるだろうし大変だと思うけど、もう商業的にペイした際にはネットでアーカイブ的に公開すればいいのになぁ。
もっともすべての競技が映像として残ってるかどうかすら分からないけども。

オリンピックでもなければ絶対に興行として成り立たないスポーツなんてたくさんあるだろう。
逆に興行として世界大会が成り立つスポーツは、オリンピックでやる意味は薄いのかもしれない。サッカー、ボクシング、次回から廃止される野球、などなど。

この「興行」については、最近ちょくちょく考えているのでまた書く予定。

2008年9月8日月曜日

さすがに痛車文化は違うが。

夏休みにツインリンクもてぎへフォーミュラニッポンを観に行ったんだけど、同じフォーミュラカーレースとはいえやっぱりF1なんかとは雰囲気が違う。
なにが一番違うかというと、フォーミュラニッポンには、たとえば同じ日にツインリンクもてぎ内の別のサーキットで行われていたアマチュアのカートレースなんかの延長上にあるな、という雰囲気があるのだ。

もちろんF1だってカートレースと地続きではあるんだけど、やはり世界を転戦しているだけあってそういった雰囲気をほとんど感じさせない体裁になっている。

これがフォーミュラニッポンとはかなりドライバーが重なっているSUPER GTになると、おそらくそれがより一層明確になり、そのまま補助線をのばすと走り屋文化になり、もっと線を延ばすといわゆる暴走族にまでつながるような気がする。
つまり、極端な話、F1と暴走族とは「自動車文化」という意味では地続きなんだなぁ、と感じさせられた。

そういえば初めて鈴鹿へF1を観に行ったときに驚いたのは、客層の文化系男子の多さであった。僕はもっといわゆる車が好きそうな走り屋みたいな人が多いかと持っていたのに(いるにはいたけど)。
僕が親しんでいる自動車文化は、F1とクラシックカー(&ミニチュアカー)という文化系濃度が高い部分で、いわゆる走り屋的な文化にはまるで興味がないんだけど、でもむしろ自動車文化の主流はそちらなのかもしれない。ビデオゲーム「グランツーリスモ」シリーズの売り上げもそういう人たちが支えている面もあるだろう。

そんなことを意識しながら「VIPカー - Wikipedia」なんかを読むと、共感はしないけど、自動車文化の厚さを感じるのであった。

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そんなことを思っていて、ふと月刊少年マガジンを立ち読みしたら自動車レースを題材とした「Capeta」がようやくF3までステップアップしてたのね!!連載開始時に数度チェックしてたんだけど、カートレースを抜けたらまた読んでみよう、と思っていたのにすっかり忘れてた。
パラパラと読んでみたらなかなかリアリティがあり面白そうだったんで、カートから下位カテゴリのフォーミュラにステップアップする10巻あたりから読んでみたら、やっぱり面白い!
capeta カペタ 10 (10) 講談社コミックス―Monthly shonen magazine comics (KCDX2131)
曽田 正人
4063721310

今までレース系のマンガって、レースが持つ面白さじゃない部分、いわば漫画的な部分やドラマ的な部分で勝負してる印象が強かったんだけど、このマンガは真っ向から「レース」というものを取り上げていると思う。

2008年9月3日水曜日

傷の位置ぐらいハーロックと変えろや

友人と「結局クイーン・エメラルダスってなんなの?」って話をしていた時に、友人が「あれってスケバンだよね、つか裏番」てな説を出してすべてが氷解したような気がした。

とくに「劇場版銀河鉄道999」を中心にして松本零士の世界観をひもとくと、すべては学園もので説明がつく。

鉄郎……母親が事故で逝去したため、苦学生で奨学金を手にして大学に行くことを夢見ている。また母親の事故に関与した悪徳業者(=機械伯爵)を恨んでいる。

メーテル……鉄郎の教室の若き女教師。

ハーロック……卒業生。かつては学校の番長だったが、留学。久々に帰ってきて学校の荒廃ぶりを嘆く。

トチロー……ハーロックの同期生で秀才。ハーロックのバイクをチューンナップしたりしていた。
体が弱く出席日数が足りないため進級できず、鉄郎と同級生になっている。ほとんど学校に来ていない。

エメラルダス……女学校のスケバン。ある峠でバイクが故障した際にたまたま通りかかったトチローに助けられた。それ以後、各校をまわってトチローを探し続ける(が、上記の理由のため見つからず)。

車掌……教頭先生。

999号……校長先生。

女王プロメシューム……メーテルの母にして学校の理事長。

なかなかいい線いってるんじゃないでしょうか。

それにしてもとくにコミック版エメラルダスの意味不明さは特筆に値する。なにがしたいのかサッパリ分からないもんなぁ。
結局「劇場版銀河鉄道999」で最愛の人・トチローを探してウロウロしてる、ということが分かるんだけど、それはそれでかなり滑稽な設定である。そもそも愛しの人がトチローなのかよ!っていう。

あ、でも今はメーテルと姉妹という設定なので、この姉妹は鉄郎やトチローラインがタイプということか!

人はプロポを手にして何をするのか?

僕が子どもの頃はガンプラブーム真っ直中で、その後小学校高学年ぐらいからファミコンブームになるんだけど、その間に短期間だがラジコンブームがあった。ワイルドウィリス、マイティフロッグ、グラスホッパー、ホーネットなどなどTAMIYAの電動ラジコンカーが中心。その礎がミニ四駆ブームにつながったんだろうけど。

確かにラジコンという「自分で操作できる機械」というのに憧れはした。
当時は持ってなかったけど、最近やたらとラジコンや赤外線コントロールの商品が安く出ていて、たとえばチョロQを赤外線コントロール対応にした「Qステア」なんてものをついつい買ってしまったのは、そういう憧れが自分の中に残り続けていたからだろう。

だけど買う前から思ってはいたんだけど、ラジコンって意外にやってみるとどう遊んでいいのか分からない。もはやゲームを中心にコンピュータ上で「自分で操作できる」という感動は日常になっていて、逆に補正をしてくれないラジコンは自分の操作の下手さが如実に反映されて不快でさえある。

最近200勝を達成した中日の山本昌投手はラジコンレースが趣味だったりする(そして予想通り200勝のためにラジコン断ちしていた;笑>「山本昌200勝、趣味の無線操縦カー断ち悲願達成」)。
彼がラジコンをやっている姿をテレビで見たことがあるけど、かなりスポーツ的なものであり、とても「ホビー」てな感じではなくて、やっぱりそうかぁと思った。

レースはともかくとして、最近ではラジコンでドリフトをする、という流れもあり商品もいろいろと用意されている

YouTubeにも動画がいくつもあがってる。

けどやっぱり僕は「マリオカートWii」の方がいいなぁ!