2008年7月27日日曜日

空気をつかむ(ような)話

何度か書いてるように日常的にPodcastは楽しんでいるものの、普段ラジオはほとんど聞かない。もともとAMはまったく聞かないけど、FMはたまにどうしても聞きたい番組がある。

その番組はNHK-FMの
今日は一日**三昧」(不定期、祝日が多い)

小山田圭吾の中目黒ラジオ」(正月とお盆のみ)
である。

前者は今までのラインナップをみてもらうと分かるけど、
http://www.nhk.or.jp/zanmai/archive.html
とくに録音しておきたいのが、「みんなのうた三昧」。未CD化の音源がガンガン流れるので、ある時期の「みんなのうた」が好きな自分にとってはおいしい番組なのだ。
あとは「アニソン三昧」も面白いし、5月の連休に放送していたCharのDJによる「ギタリスト三昧」もよかった。

とくに「今日は一日**三昧」はたいてい休日に放送するんだけど、最近はレンタカーで遠出することが多いためカーラジオで楽しめる場合も多い(こういう時全国で放送されてるNHK-FMはすごいなぁと思う)。それだとちょうどいいんだけど、必ずしもそううまく聞けるわけではないから、やはりエアチェックしておけるといいなぁと思っていた(つか、エアチェックという言葉は通じるのか?)。
これまでの方法では

1.ラジオとHDDレコーダーをつなぐ

ラジオは選曲してつけっぱなし、HDDレコーダーの外部入力からラジオの音だけを録音(当然画面は真っ暗)。
これはなかなかいい方法なんだけど、保存音源がHDDかDVDとメディア的に扱いが不便。

2.ラジオとPCをつなぐ

僕のPCには音声外部入力があるので、ラジオをつないでフリーの録音ソフト「RecPlay」で録音。タイマー予約もできる優れもの。「再生>モニタ開始」にしてちゃんと音が来ているかどうかを確認できれば、あとは大体分かると思う。

このあと、ファイルを分割して扱いやすくしてやるため、こちらもフリーの音ファイル分割ソフト「Audio Editor」を使用してあげる。

この方法の利点は、パソコンで扱えるファイルとなること。iPodへ転送して聞くこともできるので長時間の番組もちゃんと消化できる。
ただし、PCを立ち上げていないとダメなことと、PCのおいてある自分の部屋はうちの中で一番感度の悪い部屋なのとで、ノイズがすごい。そもそもPCはラジオにノイズをのせやすいので、相性はよくないと思う。

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というわけで、どちらの方法でもややめんどくさくて、よっぽどの時じゃないとエアチェックしていない。
実はエアチェックに適した製品がいくつかあることは知っていたんだけども、

「TalkMasterⅡ-s」
http://www.suntac.jp/shopping/talkmaster/tm2sr/index.html
�27,800→¥22,800

「TalkMaster Slim」
http://talkmaster.jp/lineup/index.html
39,800円

「Radio Server VJ-10」
http://olympus-imaging.jp/product/audio/vj10/index.html
39,800円(スタンダード)

値段的にどうかなぁと思っていて保留にしていた。

ところが最近一番上の「TalkMasterⅡ-s」が安くなっていることを知って、勢いで購入。
据え置きの「Radio Server VJ-10」もいいなぁと思ったんだけど、うちの賃貸マンションは全体的に受信状況が悪いので、感度のマシな場所にポンとおける携帯型の方がいいと判断。
その前に値段の面で「TalkMasterⅡ-s」しかありえないんだけども。

これらは基本的に語学番組を録音する層に向けたニッチ商品で、一部書店かネットでしか取り扱ってない。
ネットで注文したら2日ぐらいで届いた。

トークマスター2 レッド RIR-500SR
B001C4NN7K


説明書を見なくても大体の使い方は分かった。

残念だったのが、充電用クレードルにおいて充電状態にすると受信の際ノイズがひどいこと。つまり、充電しながらの録音が難しいということだ。録音時の連続動作時間が満充電時で10時間、とのことなので、先の「今日は一日**三昧」シリーズなんかは放送時間が12時間だったりするので、充電池だけで全部録音するのは難しそう。ムム。

そして問題の感度。
環境的にマンションだし無線LANもあり(←関係あるのか?)ラジオの感度は悪くて、AMなんかは全然入らない。FMは肝心のNHKが一番入りにくくて、うちにあるいくつかのラジオの中ではいい方なんだけど、それでもノイズが入る。

それでもベストポジションはあるはず、と家の中を探し回って見つけたのがこちら。
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うちでは珍しく電子機器がまったくない寝室のクーラー用排気の穴。ふだんはフタで閉じられているんだけど
パカッと開くとこうなっていて
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TalkMasterがスポッと入る。
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付属の簡易アンテナもつなげてあって、それは隙間から外に出してある。
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このスポットで録音すると、ほとんどノイズがないことを確認!やっぱり小型のものを選んで正解だった。

シウマイを買って横浜へ行こう(←逆)

僕も崎陽軒のひょうちゃんは好きで、いくつか持っていて、それらは中に入っていた醤油を洗い流して乾かしたものだ(みんなやるでしょ?)。

そのどれもがミスタードーナツやオサムグッズで有名な原田治デザインのもので、オリジナルの横山隆一のものはない(現在はまた横山デザインのものに戻っているとか)。
オサムグッズとひょうちゃん、という一見ミスマッチな組み合わせが好きだったのだ。

この前、横浜方面に遊びに行った際におみやげでも、とデパ地下を歩いていたら当然崎陽軒もあって、なんと現在「100周年記念「ひょうちゃん」醤油入れ登場」とのことで、アンクルトリスや山口瞳の表紙で有名な柳原良平デザインのものが売られているではないか!
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もちろん買いました。
シウマイもうまい。モグモグ。

2008年7月24日木曜日

ついにファイナルアンサー登場か!?

ゴミを捨てるときにゴミ袋の出し主(?)を特定されるのがイヤなので、たとえば自分宛のハガキなどの名前の部分だけを見えないようにしたい。
それに関していくつかのグッズを試してきた。

まずはname-off (ネームオフ)。
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/2007/02/post_241.html
これは紙を噛んじゃうし、なによりもホチキスのように紙を挟まないといけないのが気に入らなくて、ほしいという人にあげちゃった。

次に買ったのが、無印良品 手動シュレッダー5連刃はさみ。
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/2008/01/post_371.html
悪くはないけど、紙くずが出たり、そもそも切るのが面倒。

と思ってたところにこいつが登場!

プラス 個人情報保護スタンプ ケシポン ブルー IS-100CM 37099
B0013N5634


今までの製品は、発想がシュレッダーだったので、どうしても穴を開けたり切り刻んだり……といった解決案だったけど、こいつはまったく違って、塗りつぶすのだ。
実はマジックなんかで名前に部分を塗りつぶしてみたことがあるんだけど、意外と字が浮き上がっちゃって効果がなかったりする。
むろんこのケシポンも完璧に消すことはできないけど、かなりジロジロ見ないと字は判読できない。

セキュリティは100%を求めるとそのメンテナンスが大変になるという問題があるけどこれも同じで、どうしても見られたくないものには使えないけど、ちょっとした個人情報を隠すぐらいには十分。

2008年7月19日土曜日

ベースが西部劇だとは子供には分からなかった。

来年の劇場版ドラえもんはなんと「新・のび太の宇宙開拓史」!!
子供の頃、親父に連れられて劇場に観に行ったなぁ。原作ではクライマックスがやや淡泊だったのが残念だったけど、映画だと補完してあってよかった。ラストで庭に花を植えるところも好き。

当時の同時上映作品「怪物くん 怪物ランドへの招待」も面白かった。

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ところでふと、怪子ちゃんっていわゆるツンデレだったのか?と思ったけど、イヤちょっと違うかなぁ、と。
でも同じA作品「忍者ハットリくん」のケムマキは明らかにツンデレ。

2008年7月18日金曜日

乗るか着るか

10年ほど前に公開された「スターシップトゥルーパーズ」は諧謔的な反戦映画になっているという監督のココロザシは好きだったけど、SF映画としてはとにもかくにも原作のパワードスーツが出てこない、というのが不満だった。

宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))
ロバート・A・ハインライン
4150102309


ところが!
今度公開される「スターシップトゥルーパーズ3」にてついにそのパワードスーツが出てくるらしい!
ちょっとちょっとどんななのよ、と公式サイトを見に行くと、う~んよく分からん。というか意図的に隠してないか?
前売り券にはミニフィギュアがついてくるというのでどんなのかと見てみるとこちら。



「コレジャナイ」感がアリアリなんだけどー!!
パワードスーツというより乗り物に近いのかな?

なんで早川書房と加藤直之に許可を取って(それでいいのかどうかしらないけど)、こちらを登場させなかったんだろう!?

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↑友だちにもらったフィギュア。色がオリジナルとは別バージョンだと思う。

それか、パワードスーツを作らせたらピカイチの横山宏に頼むとか。マシーネンクリーガーも盛りあがってるし。

日本アニメでパワードスーツに近いものといえば「装甲騎兵ボトムズ」だと思うけど、その中で放映当時キット化されなかったためか最近やたらと立体化されている「ファッティー」はとくにデザインがパワードスーツっぽくて好きで、この手のものでは珍しく部屋に飾っている。

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「異星人が乗ってる」という不気味な設定もよいが、このフィギュアに関していうとなんか素組みしたプラモデルみたいでややディティールが甘いのがやや残念。

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さてさて、パワードスーツで面白いのは、米国ではガンダム系の巨大ロボットよりもこういったパワードスーツの方が受け入れられやすい印象があること。
日本で人気がある巨大ロボットは、自分が操縦するけれでも通常とは違ったパワーを手に入れることができるという、いわば「ウルトラマン」みたいな変身モノの要素もある気がする。
その点、パワードスーツはあくまで自分の身体能力を拡張するもので、「バットマン」とかアメリカンヒーローのスーツに近いのでは。米で巨大変身ヒーローというのは聞いたことがない。
この2つの端的な違いは、スーツを着たまま素顔を出していいかどうか、にあると思う。変身して別人になっているのか、あくまでマスクをかぶっているのか。

米国ではそういうマスクドヒーローか、もしくはビーグルなどの兵器的乗り物の延長線上にある二足歩行機械的な演出が多いと思う。「スターシップトゥルーパーズ3」のマローダーはこちらな気がする。

どうして日米でこういう違いが出てきたのかは、根本的な身体に関する感覚の違いと、やっぱり戦争で勝った国と負けた国、というのはあるんじゃないかなぁ(全くの憶測)。

あこがれのDVD-BOX

「HERO」「HEROES」「ROOKIES」の区別があいまいなぐらいドラマは見ないので、DVD BOXなんてほとんど買ったことがないんだけど(あ、でも「まんが道」は2シリーズとも持ってるな。あと「タイガー&ドラゴン」は欲しい)、そんな僕が珍しく買ってしまったのがこちら。

所さんの世田谷ベース
所ジョージ.清水 圭
B000W7N12U


所さんの世田谷ベースII DVD-BOX
所ジョージ, 清水圭
B0017P24U6


BSデジタルで放送しているこの番組については何度か書いてるけど、今一番楽しみにしている番組。DVD BOXはその傑作選。
僕は所ジョージのファンでもなんでもないけど(彼の地上波の番組は一切見てない)、この番組の所さんは面白いし、憧れるなぁ。
ちなみに、ムック本の「世田谷ベース」とは全然別物です。あれってグッズ紹介とかモノ的な視点が強すぎて鼻につくけど、この番組はもっと日常生活をコツコツと面白くする指南に満ちていて関心したり実際にやってみようと思うことが多い。
友達が言ってたけど、ちょっと「ほぼ日」っぽいかも。Podcast的でもある。「暮らしの手帖」と植草甚一を足して二で割った感じかもしれない。

それにしてもこの番組見てると所さんって器用だしセンスがいい人なんだけど、本人が一番欲しかったであろう音楽のセンスには恵まれなかったんだなぁ。思うに、この人はシャイなので歌詞に詩心がなさ過ぎるんだと思う。

2008年7月16日水曜日

100発100中

それなりな年月にわたって本やレコードを買い続けていると、今は手に入らなくても待っていれば意外と再版・再発・初○○化などがあることに気づく。

中学生日記 (扶桑社文庫 く 3-2) (扶桑社文庫 く 3-2)
Q.B.B
4594057136


こちらは新潮文庫化された際に図書館で借りたら爆笑もので、いつか買おうと思っていたら絶版。ブックオフなどで定点観測してたけど見かけることなく、結局Amazonマーケットプレイスでリーズナブルに購入。
それがめでたく今回、扶桑社文庫に入った。新刊で手に入るんだから、今のうちに買っとけ!

面白かったら、絶版にならないうちにこちらもぜひ買おう!

とうとうロボが来た! (幻冬舎文庫)
Q.B.B.
4344406389


久住昌之仕事はかなり好きなんだけども、中でもこの兄弟ユニット「Q.B.B.」はバツグンにシンクロできて、Amazonマーケットプレイスにて「幼稚なOTONA」「ヨーチA」も購入してしまった。

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もひとつ、10年以上前に読んだ川勝さんの「ポップ中毒者の手記(約10年分)」にて紹介されていたこちらの映画。

100発100中/100発100中 黄金の眼(ツインパック)
都筑道夫 宝田明 浜美枝
B0018OFIKO


LDで出てたので買うかどうか迷って結局買わず、「オースティン・パワーズ」公開時だったかにオールナイトでなにかと併映していたけど眠らずに見る自信がなく行かず。CS「日本映画チャンネル」をチェックしていてもなかなか放送されない。
いつか観たいなぁと思いながらもそのことすら忘れかけていた頃に、ふとネットで検索してみるとなんと7/25に初DVD化!

……といっても値が張るからレンタル店に並ぶかどうか見て、なければ購入かなぁ。

2008年7月13日日曜日

小ネタ。

サミットを意識してなのかしらないけど、やたらエコエコ言っててしゃらくせぇと思っていたけども、さすがに「eco」と書かれた使い捨て手提袋には笑った。そりゃねぇだろ!
あと家電業界もエコを名目に買い換えを薦めるのをやめれ。

7/1からTaspoなるカードを持たないと自販機でタバコを買えなくなったそうで嫌煙家の自分にとってはいいことなんだけど、周りの喫煙者に聞いたらTaspoは顔写真貼ったりと面倒らしくて自販機で買わなくなったとのこと。
なるほど、確かにそんなカード持ってまで……、って必死すぎて格好悪いもんなぁ。そしてその格好悪さとタバコを吸う際に感じるであろういくらかの格好良さというのは相容れないはずだ。
やっぱり自販機での売り上げは激減して、だんだんと少なくなる流れなんだろうなぁ。逆にタバコ自販機に変わる需要を見込める自販機を考えつけば、もうけるチャンスかもしれない。

ノンシュガーがはやってるけど、僕は甘いものを飲みたいときは砂糖が持つあの独特の感じ、そう、あの脳にツーンと来る感覚がほしいから、ノンシュガーだとやっぱりダメだなぁ。とくにノンシュガー系コーラとか全然ダメ。
健康を考えるなら、水飲んでるのが一番いいし、ノンシュガーは中途半端な気がする。
けども、砂糖入りの飲み物を夏に飲んだりすると汗がベタベタするのは気持ち悪い。あれがないのはいいかもしれない。

もうひとつ、最近気づいたんだけども、ソフトクリームのミルク味とヴァニラ味は見た目は同じだけど全く別物だね。ヴァニラってなんか麻薬的な要素がある。ミルク味だけだと途中で飽きちゃうけど、ヴァニラはすいすい入っていく。香料の不思議。

目黒の庭園美術館でオールドノリタケ展をやっていたけど、ずっとノリタケって人の名前だと思ってた(笑)。

チョロQのようなプルバックカーって、意外とまっすぐ走らない。いや、もちろんさすがにチョロQはそんなことないけど、なにかのオマケについてくるようなやつはけっこうヒドイ。少しでもどこかがいい加減だと、まっすぐ走らなくなるんだろう。

2008年7月12日土曜日

製造から一ヶ月以内のものを選びましょう。

最近、仕事から帰宅して気がつくと缶ビールを飲んでいる。
といっても、アルコールにめっぽう弱いので一本飲むとかなり酔っぱらってすぐに寝てしまう。飲む量が少なくていいけども、なんにもできないで寝てしまうことが多いのはあんまりよくないかも。
余談だけど、こうして自分のペースで飲んでる分にはいいんだけど、飲み会などでちょっと多め(といってもジョッキ2杯とか程度)に飲んでしまうと頭痛に至ることが多い。あれってなんなんだろう?アルコールの分解酵素の問題なのかなぁ。

実は今まで缶ビールってあんまりおいしいと思わなくて敬遠してたんだけど、キリンのチルドビールがなくなってしかたなく買ってみるとこれはこれでおいしいものだと気づいて、いろいろ試して飲んでいる。
ちなみに今一番好きな銘柄はサントリーのモルツ。

ビールは、いろいろなバリエーションがあるのが面白い。

まず、製法とか原料などによるスタイル。
あんまりくわしくないけど、上面発酵のエールと下面発酵のラガー、ピルスナー、モルト、スタウト……。うわ、よく分かりません。でも立派なうんちくになるぐらいの情報量である。

次にメーカー。
アサヒ、キリン、サントリーなどなどシェア争いもF1のコンストラクターズみたいで面白い。おまけに地ビールというインディーズもあるし。

また定期的に新製品が出るのもポイント。

これらは既製品でコレクション対象となるものの条件でもあるかもしれないなぁ。

さてさて、そんなビールに関しての面白いPodcastがあるので紹介。
ビールの話。

iPhoneが盛り上がってるけど、Podcastを楽しむにはiPod Shuffleがむいてると思う、……たぶん!

2008年7月4日金曜日

迷彩柄の服とかもちょっと着にくい

ネットでLEGO作例を見ていると、ロボット、というか“モビルスーツ”を作る人が多くて、ホントに根強いなぁと思う。

僕はメカ好きで、ロボットも決して嫌いじゃないんだけど、その辺がやや複雑な思いがある。

まずロボット以前に「ミリタリー色が濃いもの」に関して素直にのめり込めないところがある。
もちろん理屈を考えれば、たとえば戦車のプラモデルを作ることと本物のナイフを持つこととは全然異なることなんだけども、常にそのエクスキューズを自分に用意しておかないと気が済まない。それが単純に面倒くさい。
あとはミリタリー系のメカニックはどうしても機能性のみが求められるデザインになり、そこが面白いといえば面白いんだけども、ポップさやキャッチーさはどうしても足りなくて、完全に満足はできないという面もある。

その延長線上にあるロボットになると、それに加えて今度はリアリティに関するエクスキューズを用意しなくてはならなくなる。つまり、なんでそんな巨大なロボットが存在するの?という。それにハッと気づいてしまうと一気に冷めてしまうんだよなぁ。

とまぁ、とにかくエクスキューズを用意したがるのは、↓の岡田斗司夫の本ではオタク第二世代の特徴らしくて、その世代分けと理由は本書を読んでもらうとして、まるで自分のことを言われているみたいで面白かった。

オタクはすでに死んでいる (新潮新書 258)
岡田斗司夫
4106102587


そして、第三世代との感覚のズレみたいなものも納得がいった。だから僕は現在のオタク文化にはあまり興味が持てないんだなぁ。