2007年10月31日水曜日

和久井映見がいかに人気あったかを小一時間……

先週末あたりから、サーバ容量の関係でメールを受信できなかったようです。メール出してくれたのに送れなかったよ!という方は問題が解決しましたので、お願いします。

��

さて、前にもちらっと書いた朝ドラ「ちりとてちん」。
一応眠い目をこすりつつ皆勤で見てるんだけど、なかなかもりあがらないなー。同姓同名(漢字違い)のライバル?へのコンプレックスで引っ張るのはもう限界な気もするぞ。
あと、落語の世界に到達するまでがけっこう長くてダレた。こりゃ、ライバルA子とともに漫才師になる、ぐらいじゃないと意外性がなさすぎる。あ、だからナレーションが上沼恵美子なんだ!(←絶対違う)

あと、オープニング映像が面白いと思ってたら、小島淳二仕事なんすね。納得。


2007年10月29日月曜日

ヴァラエティブックの話は「ワンダー植草・甚一ランド」からはじめよう。

先日、突然見知らぬ人からメールがきて、なんだろう?と思ったら、3年前に作った個人誌を買いたいとのこと。ここ1年以上、まったく在庫が減らなかったのと作ったのはもう3年前かぁと、両方の理由でビックリした。
ちなみにまだ在庫ありますんで、こちらの宣伝を見てほしい方がいましたら、喜んでお売りします(笑)。

この本については何度も書いたけど、いわゆる晶文社を起源とする「ヴァラエティブック」を模して作ったもので、そのヴァラエティブックに関してはこちらでまとめているのでどうぞ。
その注文してくださった方も「ヴァラエティブック」で検索していたら当サイトに行き着いたそう。

��

さて、現在そんなヴァラエティブックの元祖的な存在である植草甚一氏の展覧会が、世田谷文学館にて開催されている(2007/11/25まで)。

10/28に元ピチカート・ファイブの小西康陽氏と小梶嗣氏による「きょうの話は「ワンダー植草・甚一ランド」からはじめよう。」なるトークショーがあり、その事前申込をしていたので、本日ようやく観覧に出かけたのだった。

まずはトークショーのレポート。参加料は1000円で、1時間程度。定員150名と書いてあったけどほぼ満員ぽかった(最前列に座れたので、後ろの方は見なかった)。
小梶嗣氏って誰??と思っていたら朝日新聞社の方だそうで、なんでそんな人が?と思ったら、小西さんの「これは恋ではない」(幻冬舎)につづく第2コラム集、というかヴァラエティブックを編集中だそうな。来年2月あたりに出版予定だとか!
会場にはスクラップマニアという彼が作ったというスクラップブック(雑誌をベースにその上にお気に入りの記事を貼り付けて透明のテープでコーティングしたもの)が多数展示されていた。その編集中のコラム集もスクラップブックバージョンというか、見本のようなものがあるらしくて持ってきていた。どうも、絵や写真などもふんだんに入ったものになってるっぽい。これは期待大。
なお小西氏は今となってみると「これは恋ではない」はそれほどいい出来の本ではない、と語っていた。もっとも謙遜もあると思う。
さて、トークショー自体は、小西さんは会場に知り合いがいたこと、小梶嗣氏は晶文社の人がいたこと、そして年季の入った植草マニアみたいな人たちがいたことなどで序盤は少々あがり気味だったものの、たどたどしく(笑)進行。
ちなみに会場には、今回の宣伝物アートディレクションも担当した信藤三男氏(世田谷区在住)のほか、小西氏の奥さん(長谷部千彩)もいたっぽい。
トークの内容自体はなかなか面白くて、その中でも覚えているネタをメモ。
・トークショーのタイトルは彼らが考えたものではなく、文学館側からお題として出されたものだとか。
・ただ2人とも、「ワンダー植草・甚一ランド」から話を広げるというのは正しい、という。
・「ワンダー植草・甚一ランド」の初版(1971年12月25日)は3000部。
・小西さんが1971年の大晦日、北海道札幌の書店にて手に入れたものは、不思議なことに第3刷。この3刷の年月日は特に言ってなかったので分からず。
・小西さんの「これは恋ではない」は現在、絶版。総部数は28,000部とのこと(少ない!)で、大体「ワンダー植草・甚一ランド」の総部数と同じぐらいではないか、とのこと。
・小梶嗣氏は今回のトークショーのために「ワンダー植草・甚一ランド」を通読してみようとするも挫折。通読することになんの意味もない本であることを改めて確認したそう。
これはとてもよく分かる。
・ちなみに現在出ている「ワンダー植草・甚一ランド」は21刷で、僕が持っているものは1997年6月20日付の19刷。
ワンダー植草・甚一ランド
植草 甚一
4794955014

なお年譜によると1995年11月に晶文社創立35周年を記念して復刊されたそう。確かにそれまでは古本屋でしか目にしたことがなかった。
・小西氏は「ワンダー植草・甚一ランド」「これは恋ではない」の他、「太陽1995.6 特集・植草甚一」などを持参。小梶嗣氏は「知らない本や本屋を捜したり読んだり」「植草甚一主義」などを持参。
・小西さんも小梶嗣氏も植草甚一の中で一番好きな本は「知らない本や本屋を捜したり読んだり ワンダー植草・甚一ランド 第2集 アメリカ篇」だそうで、二人とも自分で所蔵しているものを持参していた。
・小梶嗣氏は晶文社のシリーズ植草甚一倶楽部(1994)は、テキストのみの編集だったので手には取ったけど買わなかった、という。小梶嗣氏はその時に「自分は別に植草甚一のテキストが好きなわけではないのでは?」と自覚したそう。
ちなみに僕は1999年11月頃に、自分のwebでこのシリーズの「収集誌」「散歩誌」、ランティエ叢書「植草甚一/古本とジャズ」(角川春樹事務所,1997)について書いている。これらの本が出るまでは、植草甚一の文章を新刊書店で探すのは難しかったと記憶している。
・小梶嗣氏はその後、「ワンダー植草・甚一ランド」以降の植草甚一というのは、ユニット名~植草本人、津野海太郎、平野甲賀を中心にときどき片岡義男などが入ってくる~と捉えた方がいいのでは?という考えに至った、という。この話は面白かった。
・今回の展覧会は、両氏にとってはいまひとつ、らしくて、というのも晶文社が所蔵していた大事な旧蔵資料を北海道のある書店(成美堂書店?)が返してくれてないから画竜点睛を欠く状態なんだそう。
この件はそこでの断片的な話とネットでちょっと調べたことをあわせてみると、どうやら2002年に小樽文学館で開催された「小樽・札幌喫茶店物語」展の際に晶文社が資料を貸し出して以後、その資料が戻ってこないということらしい(これは憶測が入った不確実な話です)。この未返却は何らかの事情があるらしい。
・その問題の書店は小西氏が札幌時代によく通った店で、先述の「ワンダー植草・甚一ランド」を手に入れたのもそこだそうな。奇縁。
・ちなみにそれらの旧蔵資料は「太陽1995.6 特集・植草甚一」やそれを元にして編まれた「植草甚一スタイル」(平凡社コロナブックス)にて見られるそうな。僕は前者の雑誌をネット古本屋で手に入れて喜んでいたら、少し後に後者のムックが出ちゃって、そちらは意地で買ってない。
植草甚一スタイル (コロナ・ブックス (118))
コロナ・ブックス編集部
458263415X

・途中、植草甚一が出演している桜田淳子主演映画「愛の嵐の中で」(1974)からの出演シーン2カットをビデオで上映。小梶嗣氏はしゃべっている映像を初めて見たそうで、思っていたキャラクターと違っていて見なければよかったかも、と言ってた。
・今回の植草甚一展には特徴があって
 1.図録がやたらと売れる
 2.残念ながら失念。普段と客層が違うとか若い人が多いとか、そんなんだった気がする。
 3.中高年の女性の姿が少ない(若い男女、中年男性はいるけど……)
3が植草甚一の魅力を表しているのでは、とのこと。なるほど。
・ちなみに来年は植草甚一生誕100周年だそうな。この展覧会を企画した学芸員の矢野氏は特に意識していなかったとか。
以上、覚えてる部分を書いてみた。こうしてみると、けっこう濃い内容だったのかもしれない。
��
トークショー後に見た展覧会は著作物や書簡中心で、確かに「太陽」で見た本人のスクラップブックなどは見られず残念。
マッチ箱に入った切手のコレクションなんかはイームズ展で見た彼らのコレクションを思い出した。
また、昔の人は手紙をたくさん書いたんだなぁと感心した。しかも、そこにちょっとしたイラストやコラージュを入れる、ってのはなかなかマネできない。
植草氏の字がまた、少しかわいらしく、でもとても魅力的で、直筆原稿を見るのはなかなか楽しい。「植草甚一コラージュ日記」なんかでも確認できるけど。
植草甚一コラージュ日記〈1〉東京1976
植草 甚一 瀬戸 俊一
4582831869

確かに全体的にはすごい展覧会という感じではなかった。思ったより小規模だったし。でも、トークショーの面白さと資料性の高い図録(読み物としてはあんまり面白くないですよ)の援護射撃もあって、個人的には満足だった。
��
展覧会からの帰り道、今の世の中に植草甚一的なものってたくさんあるなぁと思ったけど、たとえば出来のいいblogなんてそうだろうし、あと先日紹介したBSフジ「所さんの世田谷ベース」ってどうでもいい知識を披露したり気に入ったものを改造したり、ってやってることがまんま植草甚一だよなぁ。所さんは現代の植木等かと思ってたけど、植草甚一なのかもしれない。

2007年10月28日日曜日

「スカパー!」ってバカっぽい名前だよなぁ……

ことの起こりは、F1の日本、ブラジルGPを、生中継だった地デジで見てしまったことにあった。

今までF1中継は、とにかく生中継で見たいのと解説が詳細なのとで(あと実は生中継ゆえにCMがないというのも重要)スカパー!によるCS放送で見ていたんだけど、なんと!地デジでは今年あたりからF1もハイビジョン放送になっていたのか!
実際に見てしまうとなんだかんだでその鮮明な画像はうらやましぃ……。しかし、なによりも生中継じゃないと意味がないので、これは難しい問題なのだ。

もう一つかねてから問題に思っていたのは、寝室と隣あうリビングではなく、自室にてゆっくりと中継を見たい!ということだった。ハイビジョンHDDレコーダーを買ってからテレビはほとんど自室でみるようになってしまったんだけど、メインディッシュであるF1こそまさにそうやって見たい。

なんで自室でスカパーが見られないの?というと、自室はアンテナを設置しているベランダからいちばん遠くて、とてもケーブルをはわせることができないのだ。賃貸マンションだからその辺は融通が利かない。

��

で、いろいろ考えた結果、方法はいくつかあって、

��.ロケーションフリーで、リビングのスカパー!チューナーから自室へ映像を送信する
��.e2 by スカパーに移行
��.スカパー!光に移行
��.ケーブルテレビを利用

という選択肢になる。

��はとりあえず導入料金が高い。先日ひょんなことから手に入ったPSPでも見られるけど、う~ん、あんまり乗り気ではない。

��は、実はうちのマンションはe2 by スカパーというCSデジタル放送が中途半端に入る。ただ、導入の判断をするためのTBSウェルカムチャンネルというのが受信できないため、おそらくきちんとは対応していないらしい(管理会社にもちょっとだけ確認済み)。たぶん、マンションの機器が対応すれば見られるんだけど、こればかりはどうしようもない。
HDDレコーダーにCSデジタルチューナーがあるので、録画予約がとてもシンプルでいいんだけどなぁ……。あとハイビジョン対応なのも魅力。

……とここまで書いていてちょっと気になったので調べてみると、あれれ、もしかしてe2でもF1はハイビジョン放送じゃない!?e2=全部ハイビジョンだと思ってたけど、一部の番組だけなのか……。でもなんでハイビジョン放送しないんだろう>F1。

��のスカパー!光は、いつもマンションの郵便受けに「フレッツB」とかいうチラシが入っててスルーしてたけど、どうもスカパー!光だけでも入れるらしくて、それならば一番手っ取り早い解決方法かもしれない。
ただし、通常のスカパー!同様、CS放送はチューナーが必要(基本はレンタル)なので、録画予約は面倒。連動対応は東芝のモデルぐらいだったりするしなー。
ま、基本はF1決勝を生で見られればいいので、これも悪くない選択肢ではある。

��は、基本料金が高いのと自由にチャンネルが選べないのとで×。

ちょうどオフシーズンの今のうちにいろいろと検討して、来季のための環境を整えておこう。

2007年10月24日水曜日

おっととっと鉄だぜ!!

時事ネタ。

先日の日曜深夜のF1最終戦ブラジルGPは、ええもん見せてもらいました。まさか、あんな逆転劇があるとは。昔のマンガならいざ知らず、あんなベタなシナリオはフィクションだとNGでしょう!
なにはともあれ、ライコネンおめでとうございます。やっぱり今年のマクラーレンはチャンピオンを取ってたとしてもケチがついちゃうからこれでよかったんじゃないかな。
追う者の強さとチーム内調和の大切さを思い知らされるシーズンだった。

スポーツといえば、ちょい古くなったけどボクシングの亀ちゃん。
前から周囲に公言してるけど、実は僕は亀田家って嫌いではない。好きでもないけど。
今回は内藤選手が「ロマンティックが止まらない」で入場するというジャスト同世代なのもあって、やっぱりスカッとしたのは事実ではあるけども、亀田兄弟ってどう見ても根が優しいじゃん。なのに、ああいうふうに虚勢を張らされてるのがなんだか気の毒な気がするんだよねー。あれって洗脳だもん。
だからといってオヤジに対して憤りを感じるというとそうでもなく、それ以上に実の子たちにああいうことをさせてまでやりたいことがあるという「業」に、なんかとても痛々しいものを感じたりするのであった。ただ負けたときのシナリオを用意してなかったのは、父ちゃんの不手際だよなぁ。ああするなら負けてもおいしい状態にしておかないと。とにかくサプライズを起こし続けるのであれば、もう内藤選手に弟子入り、とかしてもらいたい。←70年代の劇画か!

で、タイトルのモー娘関係。
モー娘。って現代の宝塚みたいなこと言われてた時期もあったけど、卒業後の各メンバーの落ち方を見ると全然違うよなぁ。小学生なんてよっすぃー知らないし(涙)。事務所の力が弱いとかあるんだろうか?
タレントって大きくバラエティ要員(面白いこと言える)、歌手、俳優に分けられると思うんだけど、モー娘関係はどれに対しても中途半端な印象がある。
それに対して、もちろん事務所の力もあるけどジャニーズはすごい。上のどれもこなすもん。最近はホントに才能豊かなメンツがそろってて感心することが多い。

2007年10月22日月曜日

マニア!マニア!マニア!

先日NHK-BSで放送していた「熱中時間~忙中“趣味”あり~ 鉄分補給スペシャル2!」は相変わらず突き抜けた「鉄」たちが続々登場して満足。

相変わらずマニアやコレクターに関するテレビを見たり本を読んだりしてるわけだけど、その中でも名著のPart2が待望の文庫化。

本棚探偵の回想 (双葉文庫 き 15-2)
喜国 雅彦
4575713384


さすがにPart1の面白さには及ばないものの、「本を、読むために買うのではなくただただほしいから買う」という姿勢を、開き直って過激に展開していく様が笑える。買いたい本が少なくなってきて困る、というのもコレクションが趣味の人ならではの悩み。

��

やはり骨董の世界は面白いわけだけど、こんな小説があるなんてしらなかった。

人が見たら蛙に化れ (朝日文庫)
村田 喜代子
402264334X


芥川賞作家による朝日新聞に連載された小説だそうだけで、冒頭を読んでいくと普段僕が読まない大衆小説っぽい雰囲気なんだけど、中島誠之助が書いているような世界が展開されていて思わず引き込まれる。

こちらの本もストックしてある。

ニセモノ師たち (講談社文庫)
中島 誠之助
4062751372



2007年10月18日木曜日

さよならBook1st渋谷店

久々に自分のblogに自分でコメントをつけようと思ったら投稿できず……。あらら。
よく見ると、コメントを書き込むcgiのファイル名(mt-comments.cgi)がいつの間にやらmt-comments_.cgiになってました。なんでだろう??
もしコメントつけようとした方で、「書き込めなかったよ!」という方がいたらすんませんでした。

��

さてさて、先日10/14でかつてお世話になった渋谷book1stが閉店(というか規模縮小して移転。ますます渋谷には行かなくなりそう)、その前日にたまたま顔を出して、今までのお礼というわけじゃないけど数冊購入。

その中の一冊がこちら。

レストアガレージ251(25) (BUNCH COMICS)
次原 隆二
410771361X


レストア対象は当blogで頻出のバモスホンダ!!実は鳥山明に描いてほしい車ナンバーワン(描いてたらゴメン)。
偶然「コミックバンチ」掲載時に目にしていて、単行本になったらこのエピソード収録単行本は買おうと思ってたのだ。読んだら話が次巻に続いてたので、26巻が出たら買わないと。
ちなみに、ストーリーはすごいベタでちょい閉口。登場人物泣きすぎ。「コミックバンチ」ってなんかビックコミック臭がするのは気のせいなのか??やや保守的な感じがする。

しかし25巻も出てるんだね、このマンガ。次原隆二って連載が続かない(途中で投げ出すわけじゃなくて……以下略)ので有名らしいけど、これでその不名誉なレッテルもはがれたのか。
僕は連載開始時にいつか「メカドック」のメンバーが出るに違いないと思ってたけど、今のところ出たという話は聞かない(といっても全然読んでないので本当かどうかは知らない)。


��

本屋といえば、最寄り駅から2駅の白金台(ex.シロガネーゼ)にあのbookoffが出店!自転車で10分ぐらいなのでさっそく行ってみると、カフェがあったりキレイな本が多めだったりと自由が丘店の方法論を踏襲した感じだった。悪くないけど。

2007年10月9日火曜日

鳥山明が描くマイクロカー

先日ひょんなことからジャンプコミックス版の「Dr.スランプ」単行本を目にすることがあって、その中期から後期(とくに全18巻中の13~16巻あたり)の扉絵で、やたらと車のイラストが目についた。

元々鳥山明が描くメカ絵は大好きだったんだけど、それが自分の好きな車だったりするとたまらないわけで、スキャニング用に存分に股割りできるよう古本屋で安く文庫版を購入。
以下、それらを一覧化したものです。

arare_microcar.jpg

上から左→右に、

作業カート(「SANDLAND」の表紙のものとほぼ同じデザイン)、イセッタ(後輪が一輪のタイプ)、イセッタ
FIAT500(劇中でもよく出てくる)、FIAT500オープンカータイプ、FIAT600
マツダキャロル、スバル360(劇中でも時々出てくる)、ダイハツBee(超マニアック!)
マツダR360クーペ、HONDA CITYカブリオレ(鳥山明はCITYを所有していたような)、ジープのワイルドウィリス(TAMIYAマークがついている!)

ちなみに画集「鳥山明 the World」にはイセッタを運転している鳥山明の写真がある。ただ品川ナンバーだから名古屋在住の鳥山明本人の所有車ではないかも。

��

「Dr.スランプ」はマンガとしてはあんまり興味なかったんだけど、せっかくだからちょっと読んでみた。
一話完結のギャグマンガというフォーマット自体、今の自分にとっては珍しくて、たとえばオチですごいことが起こっても次回では何もなかったように進む、とか違和感があった。

あと、おかっぱでちょっとだけ会話が通じない女の子(アラレちゃん)と、ニコニコしてて何でも食べちゃう、言葉がしゃべれない女の子(ガッちゃん)の組み合わせ、って妙な既視感があってなんだろう……と思ったんだけど、分かった。

うちの長女(3歳4ヶ月)と次女(1歳2ヶ月)だ!

長女がメガネで、次女が双子だったら完璧。

2007年10月8日月曜日

マイクロカーコレクション

時々書いているように、ここ数年で、とくに小スケールのミニカーがすごいことになってる。「こんな車まで出ちゃうの?」っていう。
CADの発達と、日本では食玩ブームによる市場開拓などが考えられる要因だろうか。

日本のメーカーである京商も「サークルK」「サンクス」ミニカーコレクションとして精力的に商品開発をしているんだけど、基本的にはスポーツカー中心で僕の琴線に触れるような車種は少ない。BMWのイセッタ、フィアット&ランチアのフィアット500ぐらいだろうか。別のDydoのシリーズまで広げればマツダ R360クーペ、スバル360とかないこともないが。

だもので、ついつい「こんなシリーズがあったらなぁ……」と妄想してしまうわけで、昭和30年代ぐらいの車はトミカリミテッドビンテージがかなりかなえてくれているのでいいとして、もう一つはズバリ「マイクロカーコレクション」。ラインナップまで決めました(笑)。

マイクロカーというと先述のイセッタやメッサーシュミットなどがまず入るだろうけど、それらはしょっちゅう立体化されてるのでパスして、あえてあまり見かけない車種にしてみたい。もちろん金型があるんだからイセッタやフィアット500あたりを入れても全然いいですよ>京商さん(←何様!?)。

ツェンダップ(ツンダップ) ヤヌス
ZUNDAPPJANUS.jpg
funayou28-img600x450-1186445477dscf0013.jpg
バイクメーカーが作ったバブルカーらしい。フロントがパカッと開くのはイセッタと同じ。横から見るとどっちが前か分かりにくい。最近1/43でどこかのメーカーが出してました。
ゴッゴモビル TS250 クーペ
goggomobilTS250Coupe.JPG
ゴッゴモビルは数年前にGOGGOMOBIL TL250 BOX VAN "MILK"の1/43ミニカーを半額だったのもあって購入したけど、ここでラインナップに入れたいのはクーペ。
これも最近モデル化されてました。
アウトビアンキ ビアンキーナ
65060_o.jpg
「ビアンキーナ」って最近話題の「アッキーナ(南明奈)」みたいだけど、イタリア車でフィアット500をベースとしていたそうな。フィアット500と比較するとやや角張っているところが新鮮。
ハインケル・キャビン
hklcabn1.jpg
一見するとイセッタと間違えそうになるけど、個人的には丸っこすぎて今ひとつ好きじゃなかったりする。
これじゃなくてイセッタの最終型「BMW600」でもいいかも。イセッタよりもモデル化の機会が少ない感じがするし(わりと普通の車に見えるからかも)。
ちなみに最近気づいたんですが、イセッタのバンパーって2パターンありますね。
DSC00168.JPG
これらの手元にあるミニカーを比べても分かりますが左右にしかついてないもの(写真左2つ)、前面に渡ってついているの(写真右)。後者はバンパーの役割を果たしてないのでは?と思ったり。1956年にマイナーチェンジしたそうなので、その時の変更点なのだろうか??
日本からも。
コニーグッピー
cony001.jpg
cony000.jpg
今いちばんほしいミニカーがこちら。ホントにかわいいし、なんてったって「グッピー」ってネーミングが最高。愛知のトヨタ博物館にあるのはスポーツAF8型というオープンカーのタイプで、そちらはいまひとつかわいくなかった。
三菱500
DSC01288.jpg
この車はミニカーの世界だとなんだかマイナーな気がしてあえて入れてみた。実はそれほど好きではない。
なお、今回の参考文献として
バブル&コンパクトカーグラフィックス
モンキープロダクション
4894444658

かわいいクルマで遊びたい
近田 茂
4576031953

Pen no.95 2002/10/15号「可愛いね、の車。」(TBSブリタニカ)

などなどをメモしておきます。
��
おまけ。
「カーグラフィックTV」ではかつてマイクロカーの世界的集会「クラインバーゲン・ミーティング」と2回にわけて取り扱ったことがあるらしく、BS朝日では7/318/7に再放送があったみたい。見られるチャンスがあったのに……!!と悔やんでいたら、テレ朝チャンネルでも放送があった。放送前に知ってたので、もっと早く書いておけばよかったなぁ。
#947「クラインヴァーゲンミーティング PART1」 09/23 5:00-5:30 15:30-16:00
#948「クラインヴァーゲンミーティング PART2」 09/29 23:00-23:30
この番組目当てでテレ朝チャンネルを契約して見ようかと思っていたら、TOKYO-MXではBS朝日から3ヶ月遅れで放送しているらしくて(日曜21:30~21:56)、それを狙うことに。12月頃かな?
なお、アメリカにはmicrocarmuseumなんてものがあるらしくて、いつか行きたいと本気で思っている。

2007年10月7日日曜日

いまさらながら「修悦体」。

ちょっと前にどこかのwebで見かけてその正体を知った「修悦体」。

そういや勤務先の最寄り駅である「新宿駅」で見たことあるかも……そしてその時に「デザインフォントもこんなところにまで!」と思った記憶があった。

それにしても、一見普通のオジサンがガムテープで作っていただなんて……、かっこよすぎる!“グラフィティ”気取りで落書きしてる人は、人々の役に立ちながらこうやって人の目にとまってしまう「修悦体」ムーブメントを見て恥じてほしい。

元々、テクノっぽいフォントとかに反応しちゃう自分ではあったけど、さすがに最近はそうでもなかった……といいつつも、内容はともかくオーブ新作のジャケにはしっかり反応しちゃってたりして。

ザ・ドリーム
ジ・オーブ
B000TCU5L8


さて、その修悦体の伝道師であるトリオフォーという方々がグッズを販売してるので、


DVD(1000円)

ミニブック(300円)
を購入。

送金した次の日に届きました。DVDの内容はYouTubeで見られるものが中心だけど、思ったより画質がよくて満足。基本は佐藤修悦氏へのインタビュー集。
ミニブックは、勝手に僕はフォントをイラストレーターなどで描きなおして印刷したものかと思ってたけど、写真を印刷したらしきものでイマイチ。おまけで買うぐらいでちょうどよかった。

��

修悦体とは全然関係ないけど、今日行った中華街で、タバコ「is it?」デザインのマッチを発見!

DSC00244.JPG

1つ50円でした。かわいい。

2007年10月6日土曜日

諸王の聖杯

今週半ば、「ファミ通」のフライング情報で入ってきたニンテンドーDS用ゲームソフト「世界樹の迷宮II 諸王の聖杯」。
キターーーー!!
って、もうwikiあんのかよ(笑)!!

正直、前作をもう一本購入してまた最初から遊ぼうと本気で思ってただけに、これはうれしい。ていうか、むちゃくちゃ期待してます。
記事によると、

あえて"大胆な変革"を行わず、ゲームの本質的な部分(計算式や各スキルのバランス、インターフェースや、キー操作関係)をブラッシュアップする方向で、続編を開発することにした


とのことで、さすがここのスタッフは分かってらっしゃる!もっともディレクターだった新納氏が退社しちゃったからこうするしかなかったのかもしれないけど、でも正しい選択だと思います。

��

実は今、友人とPC用の「モンスターハンターフロンティアオンライン」を遊んでいて(面白いです)、DSはお休み中。
12/6発売のアルカノイドDS(コントローラ同梱版)以外はとりたてて遊ぼうと思っているものがなかったので、とにかく早く遊びたい。

あ、でも「レイトン教授と悪魔の箱」が11/29に出るのか!前作は友人に借りてナゾ部分だけやったけどこれまた面白かったので、買うかもなぁ。

2007年10月4日木曜日

MOVE ON UP

ずっと延期になってずっと待っていたこのCDがようやく出た。

フリーソウル・ポール・ウェラー
ポール・ウェラー ザ・スタイル・カウンシル ザ・ジャム
B000TLYEFW


ちなみにフリーソウルシリーズを買うのは今回が初めて。
ポール・ウェラーが好き、というわけではなくて、スタイル・カウンシルの、しかも「アワ・フェイバリット・ショップ」だけがやたらと好きで、同時期のライブ盤(「HOME&ABROAD」「IN CONCERT」)は持っていても他のアルバムは「Cafe Blue」しか持ってない、という全然熱心なファンじゃない自分なんだけども、そういう人間にこそこのコンピレーションはおいしい。

いちばんの目当ては、JAM時代のラストシングル「BEAT SURRENDER」収録の「MOVE ON UP」。カーティス・メイフィールドのカバーで、昔「Extras」というレア音源集を借りたときにこの曲だけやたらとかっこよくて、ずっと手元に残しておきたかったのだ。
スタイル・カウンシルのライブでも「MOVE ON UP」は演奏されてるんだけど(「IN CONCERT」収録)、JAMのスタジオ録音版の方が焦燥感があってよろしい。ちなみにカーティスのオリジナルを聴いたらなんかまったりした曲で拍子抜けした。

このコンピは、「MY EVER CHANGING MOODS」「WALLS COME TUMBLING DOWN」「SHOUT TO THE TOP!」「YOU'RE THE BEST THING」「THE LODGERS」といったスタイル・カウンシルの有名曲も素直に収録していて、初めての人にもお薦めだと思う。


2007年10月3日水曜日

ヘビーメルダー

10/8のNHK-FMは13:00-22:45まで

今日は一日「ハードロック・ヘビーメタル」三昧

三昧シリーズも筝曲三昧の次にヘビメタ、ってすげーなぁ>NHK。ま、聴かないけど。
ちなみに裏番組のJ-WAVE HOLIDAY SPECIALはクリス智子なのでこちらを聴きそう。そういえば、ポンキッキーズの「コニーちゃん」の声ってクリス智子だったんだって!意外。

��

さて、ヘビメタといえば前にちらりと触れたこちらを、先日ようやく見ることができた。

メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
サム・ダン トニー・アイオミ ブルース・ディッキンソン
B000JVSVHY


最寄りのTSUTAYAで半額サービスのたびに借りに行っても、いっつもレンタル中の人気の高さ(ちなみに新宿店の「未来世紀ブラジル」のDVDもいっつもレンタル中で、最近ようやく本数が追加されてやっと借りることができた)。

で、内容だけどやっぱり面白かった。ヘビメタファンで人類学者の監督がさまざまなヘビィメタルバンドやイベント、ファンを取材していくんだけど、中でもノルウェーのブラックメタルがすげー。ヴァイキングの時代から反キリスト教であり、教会とか焼いちゃうし。もっとも、この辺は実はメタルの本質とはやや違った負の部分であり極端な例としてこういうのもある、って感じではあったけど。
DIOのボーカルの人がやたらと紳士で面白かった。

このドキュメンタリーが面白いのは、ヘビメタがある意味虐げられる立場にあり、しかもそのことを演奏する側も聴く側も全員意識しているからだと思う。その関わる人々の微妙な感情を、微妙なまんま記録することに成功している。

ちなみにこのDVDのamazonレビューがこれまた「微妙な感情」にあふれていて興味深い。メタルファンってみんな真面目だよなぁ。


2007年10月2日火曜日

酢豆腐

10/1から後期のNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」が始まったんだけど、今回は落語ものだそうでとりあえずつきあってみるつもり。
ちなみに前期の「どんど晴れ」はあまりのつまらなさに最初の一週間で脱落したんだけど、「どんど晴れ」平均視聴率19.4% 関東地区と関東ではなかなかの視聴率だったらしい。朝だから美人が出てるといいのかな?

ちなみに「ちりとてちん」の主演・貫地谷しほりは「スウィングガールズ」の惚れっぽい女の子役の女優で、上野樹里(「てるてる家族」の準主役)、本仮屋ユイカ(「ファイト!」)となぜか「スウィングガールズ」出身の女優は朝ドラと相性がよい。
本仮屋ユイカに関しては、なんだかやぼったいなぁ、この先大丈夫かぁ?と思ってたけど、最近テレビに出てたのを見たらすごくキレイになってました。
恐るべし、年頃の女子。


2007年10月1日月曜日

♪どしゃぶりの雨の中~

日本のF1ファンにとって日本GPはお祭り気分なんだけど、今年はサーキットが富士スピードウェイに移ったこともあって現地に行きたいとは思いつつも、初年度だから交通関係とか混乱しそうというのもあってパス。さきほど終わったレースは大雨の混戦でレース観に行かなくてよかったと思いました(笑)。負け惜しみだけど。でも雨の中で観るのはイヤだなぁ。

昨年からフジテレビが地上波生中継をするようになったけど、今回は地デジで観られることもあって少し地上波放送を見てみた。画像が鮮明になり臨場感があるのは当たり前として、配信データを呼ぶと順位などが逐一分かって面白いね(もっとも、インターネットでLive Timingを見てりゃおなじだけど)。ただ地上波だと途中でCMが入るんで、結局CMがないCSを中心に観てた。解説も的確だし。

結果的にアロンソが自爆に近いリタイアで、ポールトゥウィンのハミルトンがワールドチャンピオンをほぼ手中に、という結果だったけど、日本勢はひどかったなぁ……。おしりの方にホンダ、トヨタ、山本左近、ビリが佐藤琢磨っていうのが象徴的。

そういや、スポーツ雑誌Numberはこの時期になるとF1特集をするんだけど、688号「富士日本GPスペシャル」のアーバインのインタビューがやたらと面白かった。この部分だけでも立ち読みお薦め。

��

その前日の深夜に日テレでひっそり放送していたIRL(Indy)の総集編を見たけど、最終戦の最後のラップまでチャンピオン争いをしてて熱かった。オーバルレースって生で見るとけっこう面白いんだけど、テレビ中継だと飽きちゃうのがもったいない。HONDAのIRLサイト

インディの下位カテゴリ「インディプロ」で総合2位だった武藤英紀が最終戦でスポット参戦、マシンのセッティングをキメてたびたび目にするアメリカンモータースポーツにおける日本人(ex.高木虎之介、中野信治、ロジャー安川、松浦孝亮etc.)らしからぬ走りっぷりが気持ちよかった。結果は8位とまずまずだったけど、ファステストラップが素晴らしい。