本を読むのはほとんど通勤時だけなんだけど、このところ読みたい本のストックが尽きた。
買ったもののいざ読もうと思ったらノレなくて、というパターンもあったせい。
「ヒップ アメリカにおけるかっこよさの系譜学」(P‐Vine BOOKs)なんかはまさにそれで、この本の訳文はちょっとどうかと思うほどだった。まるで日本語になってなくて、読める人いるのか、ホントに??という感じ。内容が面白そうなだけに個人的にとても残念だった。あと値段が高かったのでちょっとした怒りも。
それはそれとして、ストックが尽きたため、気に入っている本を再読したりしてたんだけど、ふと「そういや、Amazonのほしいものリストに何冊か入れてたな」と思いだして、集中的に購入。マーケットプレイスだと安いのもよい。
買った本を紹介。
開幕ベルは鳴った―シアター・マスダへようこそ
増田 通二
以前読んだ「永江朗/セゾン文化は何を夢みた」で紹介されていた、パルコ創設者の自伝的な本。
予想より個人史的な側面が強くて、期待とちょっと違った。
しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)
佐藤 多佳子
よく知らないんだけど、落語家もの、というのと1円+送料パターンだったので買ってみた。
先日、久々に神保町を歩いた。
自分のサブカルチャー中心の読書に対して、神保町の古本屋ってそんなに相性は良くないんだけど、「岡崎武志/女子の古本屋」で紹介されていたように近年裏通りなどに小粒だけど気の利いた店(←我ながら生意気な書き方)が増えている。
そんな店で本に出会いつつ、しかし結局Amazonのマーケットプレイスで買ってしまう、という嫌な客。
製本工房から―装丁ノート (集英社文庫)
栃折 久美子
前に古本屋でややプレミア価格で買った「モロッコ革の本」が感動的だったので、購入。
メイキング・オブ・サンダーバード―シルヴィア・アンダーソン自伝
シルヴィア アンダーソン Sylvia Anderson
古本屋では4000円ぐらいの値付けでとても買えねーと思ったけど(その古本屋は総じて値段が高かった)、マーケットプレイスだと送料込みで610円。そりゃ、ネットで買うよねー。
ちなみにシルヴィア・アンダーソンはジェリー・アンダーソンの元妻で、この人もITCの重要メンバーだったらしい。全然知らなかった。夫への恨み節と「アタシの功績ももっと認めて!」てな部分含めて面白本。
前に図書館で借りて分厚くて読むのを断念した「サンダーバードを作った男―ジェリー・アンダーソン自伝」もいつか読んでみよう。
できそこない博物館 (1981年) (徳間文庫)
星 新一
昨年世田谷文学館で「星新一展」をやっていたけど、その中で彼の創作について書かれた本ということで興味を持ったが、なぜか新潮文庫版でも絶版。古本屋にて、汚れがあるせいで100円で売っていたので購入。
なんだけど、タイトル通り「自分が作品にしなかったメモ群」をこうやったら作品になったかもなぁ、といじくり回すような内容で、半分ぐらいで読むのをやめた。そもそも今の自分に星新一の作品は刺さらないしなぁ・・。
オールバックの放送作家――その生活と意見
高橋 洋二
このところ読書の流れの一つである「放送作家が書いた本」の一つだけど、むしろ彼の「10点さしあげる」のファンだったから買った面が強い。
こちらは東京駅の「R.S.BOOKS」にて購入。読み始めたら止まらない面白さで、編集は樽本周馬氏。相変わらずいい仕事してます。
ブラウン監獄の四季 (1979年) (講談社文庫)
井上 ひさし
これも井上ひさしの放送作家時代の回想録。藤井青銅が紹介してたので買ってみたけど、なんか内容が下品で、途中で読むのをやめた。絶版になってるのは本人が気に入ってないからなのかどうなのか。
今夜は最高な日々
高平 哲郎
高平哲郎は文章が苦手なんだけど、送料込516円と安かったので購入。
なお、星新一からここまで、表紙が和田誠つながり。
現在、世田谷文学館で彼の作品展を開催中。
放送作家ではなくプロデューサーものだけど、先日、神保町の古本屋ではじめて実物を見て、おお!と思って手にとったら4000円でとても手が出なかった、
「井原高忠/元祖テレビ屋大奮戦!」(文藝春秋)
なんのことはない、図書館で取り寄せました。楽しみ。
新刊では
モリナガ・ヨウのプラモ迷宮日記: 第1集〔フィールドグレイの巻〕
モリナガ ヨウ
彼の「35分の1スケールの迷宮物語」は自分のベスト10に入るぐらいに好きな本だけど、同じようなフォーマットの本がまた読めるとは。掲載誌が「ARMOR MODELING」だったことでやや戦車ネタ比率が上がっているけど、それでも面白い。
ジ・アート・オブ カーズ2
ベン・クイーン カレン・ペック スタジオジブリ
予告編を見て期待しなかった(できなかった)せいもあったのか、大変楽しめた「カーズ2」。
��に続いてアート本を買ってしまった。もっと車の絵を載せてほしかったけど、やはり楽しい本。
と、なぜダラダラと本を紹介したかということ、自分の読書に明らかに傾向があるなぁ、と気づいたからだ。
それは「主にエンタティンメントの、制作現場の裏側・内幕もの」をやたら読んでることである。
今日買ったマンガも「バクマン」だし。
我ながら偏りすぎ。
ニッチ帳
2011年8月6日土曜日
2011年7月1日金曜日
「SUPER8」が……
ネットで偶然予告編を見て、「これ見る!」と思った「SUPER8」。
やっぱりすごいツボだった!
面白い、というよりこれは自分の映画だ!と思う(思い込む)ような映画。
思わず10年ぶりぐらいでパンフレットを買ってしまった。
いろいろ好きなところがあったんだけど、
・よく言われてるように全体的にかつてのスピルバーグっぽい
・主人公が模型好きなところ(ドライブラシなんて単語が映画で聞けると思わなかった)
・主人公の男の子がいい
・仲間と8ミリで映画を撮っている
・宇宙人系ミステリー(「サイン」とか「プロフェシー」とかこの手のに弱い)
・70年代後半のアメリカの郊外が舞台
・青春もの
・親子もの
・1時間52分という長さ
などなど、ツボつかれまくり。冒頭から映画に引き込まれっぱなしだった。
もっとも、ややキレイにまとまりすぎじゃない?とかアイツはもうちょっとなんとかならなかったのか、とか気になる部分はあったけど、久々に最後まで夢中になって見た映画だった。
エンドクレジットにもニヤリ。
やっぱりすごいツボだった!
面白い、というよりこれは自分の映画だ!と思う(思い込む)ような映画。
思わず10年ぶりぐらいでパンフレットを買ってしまった。
いろいろ好きなところがあったんだけど、
・よく言われてるように全体的にかつてのスピルバーグっぽい
・主人公が模型好きなところ(ドライブラシなんて単語が映画で聞けると思わなかった)
・主人公の男の子がいい
・仲間と8ミリで映画を撮っている
・宇宙人系ミステリー(「サイン」とか「プロフェシー」とかこの手のに弱い)
・70年代後半のアメリカの郊外が舞台
・青春もの
・親子もの
・1時間52分という長さ
などなど、ツボつかれまくり。冒頭から映画に引き込まれっぱなしだった。
もっとも、ややキレイにまとまりすぎじゃない?とかアイツはもうちょっとなんとかならなかったのか、とか気になる部分はあったけど、久々に最後まで夢中になって見た映画だった。
エンドクレジットにもニヤリ。
2011年5月29日日曜日
googleマップ「マイマップ」機能の使い方
前回、スマートフォンに機種変更したことを書いたけど、今回はその中でもgoogleマップの活用方法について、まとめ。
以前、「37歳の地図」というエントリで「東京」という都市に興味が出てきたこと、「[雑貨屋大好き芸人]雑貨屋めぐりLifehack」というエントリで、やや見つけにくい場所にある雑貨屋や古本屋までどうたどりつくか、という話題について書いた。
その時も「スマートフォンでgoogleマップが使えたらなぁ」と思っていたけど、このたび実際にそれができるようになって、活用してみたらやっぱり便利だった。
といってもとくに画期的な使い方を発見!というわけではなくて、具体的に「マイマップ」を使うか?というだけ。
これが意外と、僕がちょっと調べた範囲ではきちんと説明されてなかったので、せっかくだからメモしておく。公式にもヘルプがあるけど、これだけだとやっぱりちょっと分かりにくい。
ただし、聞いた話によるとiPhoneでは、肝心の「googleマップ」のレイヤ機能が今のところ使えないという話を聞いたので、Andoroidじゃない人はそこを確認してからの方がよいでしょう。
��
行きたい場所の名前・住所は知っているけど、どの辺かよく分かってない、というところからスタートします。
また、googleのアカウントは持っていてログインしている前提です。
例として、「新宿」にある「ブルックリン・パーラー」というハンバーガーショップ+本屋を登録してみます。PCでしこみをして、最終的にはスマートフォンから
こんなふうに表示できるようにします。
��
まず、googleマップのマイマップだけど、これはカテゴリを作って場所を登録できるという、いわゆる「Favorite/お気に入り」機能と思ってよい。
新しいカテゴリを作るには「新しい地図を作成」をクリック。
タイトルと説明をつける。自分でしか使わないので「限定公開」にしてるけど、ここはそれぞれの好みで。
また自分で使うだけなら説明もとくにいらないけど、一般公開したいなら説明を入れるといいでしょう。
住所を検索窓に入れて「検索」。該当する住所があると、地図上に目印がつきます。
ここでは汎用性の高い住所で説明してますが、店名で検索して目印がつくならそれでもかまわない。
また、住所も分からないけど、地図上の場所が分かっているときは、地図上で右クリックして「この場所について」を選んでも同じことができます。
この時、マイマップ編集モードから一時的に離れますが、そこは気にしないでいいです。というか、ここがミソ。
左に出てくる目印の詳細情報の「保存」をクリックします。
すると、さきほど作ったマイマップが選べるので「新宿」を選んで保存。
選択肢の一番下に「新しい地図を作成..」というのがあるので、先に目印をつけてその後にカテゴリを作ることもできます。
この、マイマップの編集モードで登録していくのではなく、検索した情報をマイマップへ保存していく、という流れが最初全然分からなかった。これを知ってから飛躍的に登録が楽になった。
ここでは「新宿」カテゴリに保存して、再び「マイマップ>自分で作った地図>新宿」をクリック。
「編集」ボタンを押します。
先ほど登録した住所があるので、クリックして編集します。
地図上の目印に対して出てくる情報ウィンドウの中身が編集できます。
店の場合、
・タイトル:店名
・説明:開店・閉店時間、定休日、電話番号、住所、URL
を入れておくといいでしょう。
とくに開店・閉店時間、定休日は重要。
なおストリートビュー対応地域だと、その場所の写真が自動で貼られているようです。個人的にはこれは削除してます。
アイコンをクリックすると、他のアイコンに変えることができます。
自分は「イエローのおうち」アイコンが好きで使ってます。
変更するとこうなります。
「保存」「完了」ボタンを押して編集終了。
PC上でのしこみはこれで終わり。
��
さて、これをスマートフォンから見てみますが、
「googleマップ>レイヤ>その他のレイヤ>マイマップ>新宿」と選べば、ほらこのとおり。GPSとも連動するので、近くまで行けばまず見つけられます。
ダンドリくんとしては、これまでエリア別にしていた行きたいところリストのファイルをガシガシマイマップ化しました。
こりゃ便利だろうなぁ!
ただし、100%信じきってないので、まだしばらくは文庫サイズの地図帳は持ち歩くと思う。
以前、「37歳の地図」というエントリで「東京」という都市に興味が出てきたこと、「[雑貨屋大好き芸人]雑貨屋めぐりLifehack」というエントリで、やや見つけにくい場所にある雑貨屋や古本屋までどうたどりつくか、という話題について書いた。
その時も「スマートフォンでgoogleマップが使えたらなぁ」と思っていたけど、このたび実際にそれができるようになって、活用してみたらやっぱり便利だった。
といってもとくに画期的な使い方を発見!というわけではなくて、具体的に「マイマップ」を使うか?というだけ。
これが意外と、僕がちょっと調べた範囲ではきちんと説明されてなかったので、せっかくだからメモしておく。公式にもヘルプがあるけど、これだけだとやっぱりちょっと分かりにくい。
ただし、聞いた話によるとiPhoneでは、肝心の「googleマップ」のレイヤ機能が今のところ使えないという話を聞いたので、Andoroidじゃない人はそこを確認してからの方がよいでしょう。
��
行きたい場所の名前・住所は知っているけど、どの辺かよく分かってない、というところからスタートします。
また、googleのアカウントは持っていてログインしている前提です。
例として、「新宿」にある「ブルックリン・パーラー」というハンバーガーショップ+本屋を登録してみます。PCでしこみをして、最終的にはスマートフォンから
こんなふうに表示できるようにします。
��
まず、googleマップのマイマップだけど、これはカテゴリを作って場所を登録できるという、いわゆる「Favorite/お気に入り」機能と思ってよい。
新しいカテゴリを作るには「新しい地図を作成」をクリック。
タイトルと説明をつける。自分でしか使わないので「限定公開」にしてるけど、ここはそれぞれの好みで。
また自分で使うだけなら説明もとくにいらないけど、一般公開したいなら説明を入れるといいでしょう。
住所を検索窓に入れて「検索」。該当する住所があると、地図上に目印がつきます。
ここでは汎用性の高い住所で説明してますが、店名で検索して目印がつくならそれでもかまわない。
また、住所も分からないけど、地図上の場所が分かっているときは、地図上で右クリックして「この場所について」を選んでも同じことができます。
この時、マイマップ編集モードから一時的に離れますが、そこは気にしないでいいです。というか、ここがミソ。
左に出てくる目印の詳細情報の「保存」をクリックします。
すると、さきほど作ったマイマップが選べるので「新宿」を選んで保存。
選択肢の一番下に「新しい地図を作成..」というのがあるので、先に目印をつけてその後にカテゴリを作ることもできます。
この、マイマップの編集モードで登録していくのではなく、検索した情報をマイマップへ保存していく、という流れが最初全然分からなかった。これを知ってから飛躍的に登録が楽になった。
ここでは「新宿」カテゴリに保存して、再び「マイマップ>自分で作った地図>新宿」をクリック。
「編集」ボタンを押します。
先ほど登録した住所があるので、クリックして編集します。
地図上の目印に対して出てくる情報ウィンドウの中身が編集できます。
店の場合、
・タイトル:店名
・説明:開店・閉店時間、定休日、電話番号、住所、URL
を入れておくといいでしょう。
とくに開店・閉店時間、定休日は重要。
なおストリートビュー対応地域だと、その場所の写真が自動で貼られているようです。個人的にはこれは削除してます。
アイコンをクリックすると、他のアイコンに変えることができます。
自分は「イエローのおうち」アイコンが好きで使ってます。
変更するとこうなります。
「保存」「完了」ボタンを押して編集終了。
PC上でのしこみはこれで終わり。
��
さて、これをスマートフォンから見てみますが、
「googleマップ>レイヤ>その他のレイヤ>マイマップ>新宿」と選べば、ほらこのとおり。GPSとも連動するので、近くまで行けばまず見つけられます。
ダンドリくんとしては、これまでエリア別にしていた行きたいところリストのファイルをガシガシマイマップ化しました。
こりゃ便利だろうなぁ!
ただし、100%信じきってないので、まだしばらくは文庫サイズの地図帳は持ち歩くと思う。
IS06 SIRIUS-αに機種変更
ようやく携帯電話をスマートフォンに変えた。
2007年1月にW43SAに機種変更して以来なので、なんと約4年半ぶり。そりゃ充電池もへたってくるわけだわ。
これまで使っていたW43SAには「2011年7月で使えなくなる」という最後通告が来ていて、
いろいろ調べてみた結果、スペックと、機種変更せざるをえないユーザーのための金額的優遇とで、auのIS06 SIRIUS-αという機種に変更した。
↑これまで他人の見てて、「なんでスマートフォンにガワをつけるんだろう?」と思ってたけど、自分も自然とガワを同時購入していた。ガワつけないとなんか頼りないんだよなぁ・・。
これまではずっと、貯まっていたポイントで機種変更できてたのに、今回はポイントと優遇あわせて2万円ぐらいはあったにもかかわらず、それ以上の金額が必要だった。個人的には高い買い物・・。
さて、この機種を選んだ理由は、
・重量が軽い
・キビキビと動く
・ネットも速い
・バージョンアップすればCメールも使える(家族間無料だったこともあってうちの夫婦ではCメールがデフォルト)
・ワンセグやおサイフケータイといった日本独自の機能がなくて人気がないのか、比較的元の値段が下がっていた
などなど。
仕事がほぼデスクワークで外回りがなく、仕事に関する情報をスマートフォンで処理する必要は今のところないため、ほぼプライベートに使っている。
機能的には、これまでの携帯電話と同様、
・リマインダ
・プレイベートの予定表
・メモ帳
は重宝している。しかもPCと連動するなど、スマートフォンになってこれらの機能は劇的にアップした。ちなみにアプリはgoogleカレンダー+ジョルテを使用。
かつてのザウルス、CLIEなどPalm OS系PDA、AppleのNewtonが夢みた世界がついに現実になったんだなぁ。
PCにつなぐと普通に外部記憶装置として認識されるのも便利。
テキストを入れておけば、テキストビューワーで確認できる、という普通のことが今まで使ってきた携帯電話ではできなかった。メモ魔としてはこれは大きい。
これまでPCで使っていたサービス群も専用アプリでそのまま使える。
・Gmail
・Google Reader
・Twitter
・ニュース・天気予報
・乗換案内
とくに、「google map」は外出先で見られるようになったことで使い方が変わった。
その話は次回に。
もちろん、どこからでもブラウザでググれるのはかなり大きい。
というようにやはりメリットは大きい。
これまではネット接続サービスに入ってなかったため月額料金がグンとアップするけど、その分の価値はあると思う。
それにしても、Android OSを使うということは、googleという長いものに巻かれていくってことだなぁ、とつくづく思った。もともとgoogle系のサービスは使っていたけど、それがますます加速していく。
その割にブラウザがGoogle Chromeじゃなかったり、google日本語入力を採用してなかったり、と?な部分はあるけども。
��
逆にスマートフォンに変えたデメリット。
・電話として使いにくい。
とくに切る際に、ソフトウェア操作で切るので切れたのかどうか非常に分かりづらい。
・文字入力がやりにくくなった。
テンキーレベルであっても、キーの打鍵感覚がある方が文字入力しやすい。
・そのせいか、肩がこる。
・充電池の消費が激しい。毎日充電しないとすぐに電池が切れる。
機種特有の問題として、
・ワンセグ、FMラジオががなくなった。
これは以前の機種からの変化。もっとも、どちらもほとんど使ってなかったけど、とくにワンセグはいざという時便利だったたけにちょっと残念。
・電池を抜かないと、SDカードが取り出せない。
これは、PCとつなぐ際にケーブルを使えばいいからとくに問題はない。
��
携帯電話は電話としてだけ使ってモバイル端末としてiPhoneを持つ、といういわゆる二台持ちをすればいいじゃん、という声もあると思うし、おそらく金額的にもオトクだとは思うけども、もともと荷物を極力減らしたいタイプなのと電話をほとんどしないので、その線はナシだった。
ただ、iPhoneと違いイヤフォンジャックがなくて、イヤフォンを挿す際には変換アダプタが必要なのは以前の機種から引き続きよろしくない。
変換アダプタを持ち歩くのも面倒なので、ちょっと曲を入れておいて聴こう、とは思えない。
2007年1月にW43SAに機種変更して以来なので、なんと約4年半ぶり。そりゃ充電池もへたってくるわけだわ。
これまで使っていたW43SAには「2011年7月で使えなくなる」という最後通告が来ていて、
いろいろ調べてみた結果、スペックと、機種変更せざるをえないユーザーのための金額的優遇とで、auのIS06 SIRIUS-αという機種に変更した。
↑これまで他人の見てて、「なんでスマートフォンにガワをつけるんだろう?」と思ってたけど、自分も自然とガワを同時購入していた。ガワつけないとなんか頼りないんだよなぁ・・。
これまではずっと、貯まっていたポイントで機種変更できてたのに、今回はポイントと優遇あわせて2万円ぐらいはあったにもかかわらず、それ以上の金額が必要だった。個人的には高い買い物・・。
さて、この機種を選んだ理由は、
・重量が軽い
・キビキビと動く
・ネットも速い
・バージョンアップすればCメールも使える(家族間無料だったこともあってうちの夫婦ではCメールがデフォルト)
・ワンセグやおサイフケータイといった日本独自の機能がなくて人気がないのか、比較的元の値段が下がっていた
などなど。
仕事がほぼデスクワークで外回りがなく、仕事に関する情報をスマートフォンで処理する必要は今のところないため、ほぼプライベートに使っている。
機能的には、これまでの携帯電話と同様、
・リマインダ
・プレイベートの予定表
・メモ帳
は重宝している。しかもPCと連動するなど、スマートフォンになってこれらの機能は劇的にアップした。ちなみにアプリはgoogleカレンダー+ジョルテを使用。
かつてのザウルス、CLIEなどPalm OS系PDA、AppleのNewtonが夢みた世界がついに現実になったんだなぁ。
PCにつなぐと普通に外部記憶装置として認識されるのも便利。
テキストを入れておけば、テキストビューワーで確認できる、という普通のことが今まで使ってきた携帯電話ではできなかった。メモ魔としてはこれは大きい。
これまでPCで使っていたサービス群も専用アプリでそのまま使える。
・Gmail
・Google Reader
・ニュース・天気予報
・乗換案内
とくに、「google map」は外出先で見られるようになったことで使い方が変わった。
その話は次回に。
もちろん、どこからでもブラウザでググれるのはかなり大きい。
というようにやはりメリットは大きい。
これまではネット接続サービスに入ってなかったため月額料金がグンとアップするけど、その分の価値はあると思う。
それにしても、Android OSを使うということは、googleという長いものに巻かれていくってことだなぁ、とつくづく思った。もともとgoogle系のサービスは使っていたけど、それがますます加速していく。
その割にブラウザがGoogle Chromeじゃなかったり、google日本語入力を採用してなかったり、と?な部分はあるけども。
��
逆にスマートフォンに変えたデメリット。
・電話として使いにくい。
とくに切る際に、ソフトウェア操作で切るので切れたのかどうか非常に分かりづらい。
・文字入力がやりにくくなった。
テンキーレベルであっても、キーの打鍵感覚がある方が文字入力しやすい。
・そのせいか、肩がこる。
・充電池の消費が激しい。毎日充電しないとすぐに電池が切れる。
機種特有の問題として、
・ワンセグ、FMラジオががなくなった。
これは以前の機種からの変化。もっとも、どちらもほとんど使ってなかったけど、とくにワンセグはいざという時便利だったたけにちょっと残念。
・電池を抜かないと、SDカードが取り出せない。
これは、PCとつなぐ際にケーブルを使えばいいからとくに問題はない。
��
携帯電話は電話としてだけ使ってモバイル端末としてiPhoneを持つ、といういわゆる二台持ちをすればいいじゃん、という声もあると思うし、おそらく金額的にもオトクだとは思うけども、もともと荷物を極力減らしたいタイプなのと電話をほとんどしないので、その線はナシだった。
ただ、iPhoneと違いイヤフォンジャックがなくて、イヤフォンを挿す際には変換アダプタが必要なのは以前の機種から引き続きよろしくない。
変換アダプタを持ち歩くのも面倒なので、ちょっと曲を入れておいて聴こう、とは思えない。
2011年5月22日日曜日
自炊で本棚の残り物を整理(6)まとめ
というわけで数回に渡って電子化することで本を捨てる作業について書いてきたが、感覚的にはドラえもんの「チッポケット二次元カメラ」という道具に近い。
このポラロイドカメラみたいな道具は、写したものを写真の中に保存できて、お湯で戻すことができる、というもの。
どんどん保存して、見たいときはビューワーで戻す、みたいなイメージに通ずるものがある。
��
自炊をすることで、本の物体的な特性・データ的な特性についていろいろ気付かされるのも面白い。
本のままで持っているメリットは、
・読みやすい
・付箋などを貼りやすい
デメリットは
・場所をとる
・収納場所によっては探すまでに時間がかかる
・紙なので劣化する
・キーワードによる検索などができない
などが考えられる。
もうひとつ、これは確か内田樹氏だったと思うけど、本棚に本を並べているといつもその背中のタイトルを目にするわけで、それはとても意味があると書いていた。
このことが本の形で持っていることの一番のメリットのような気がする。
すでに読んだ本だと「この本にはこんなことが書いてあったよなぁ」と思いだしたり、「この本はまだ読んでないけど、きっとこんな内容だろう」と想像したり。
電子化した場合は、一覧性が低いということか。
しかし、それってまさに保管場所をとる、ということと表裏一体なんだよなぁ。
ネットショップと実際の店舗の違いとも共通する。
ゆえにやっぱり今のところ「すべてを電子化に!」ではなくて、時々引っ張り出したい本は本棚へ、それ以外の本は電子化、が現実的だと思った。
このポラロイドカメラみたいな道具は、写したものを写真の中に保存できて、お湯で戻すことができる、というもの。
どんどん保存して、見たいときはビューワーで戻す、みたいなイメージに通ずるものがある。
��
自炊をすることで、本の物体的な特性・データ的な特性についていろいろ気付かされるのも面白い。
本のままで持っているメリットは、
・読みやすい
・付箋などを貼りやすい
デメリットは
・場所をとる
・収納場所によっては探すまでに時間がかかる
・紙なので劣化する
・キーワードによる検索などができない
などが考えられる。
もうひとつ、これは確か内田樹氏だったと思うけど、本棚に本を並べているといつもその背中のタイトルを目にするわけで、それはとても意味があると書いていた。
このことが本の形で持っていることの一番のメリットのような気がする。
すでに読んだ本だと「この本にはこんなことが書いてあったよなぁ」と思いだしたり、「この本はまだ読んでないけど、きっとこんな内容だろう」と想像したり。
電子化した場合は、一覧性が低いということか。
しかし、それってまさに保管場所をとる、ということと表裏一体なんだよなぁ。
ネットショップと実際の店舗の違いとも共通する。
ゆえにやっぱり今のところ「すべてを電子化に!」ではなくて、時々引っ張り出したい本は本棚へ、それ以外の本は電子化、が現実的だと思った。
2011年5月21日土曜日
自炊で本棚の残り物を整理(5)スキャニングに向く本・向かない本
FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500
ScanSnapはスキャナなんだけども、読み取り方法とそのスピードを動画で見るまでそのすごさが分からなかった。
プリンタについてるようなフラットベッドスキャナとは別の道具と思ったほうがいい。
意外にコンパクトであることも魅力的だった。
なので、scansnapのレンタルは考えなかった。
本以外でも日常のちょっとした書類やチラシ、絶対に見ないけど捨てるのは少し不安てな説明書などをガンガン取り込んでポイポイ捨てられるので、買って損はないと思う。
��
それでは、スキャンに向く本と向かない本について。
まず、サイズが大きい本、具体的には一枚がA4以上の紙は断裁しても普通にスキャナを通せないので注意。
たまに大判の雑誌があるけど、仕方がないのでスキャナを通るサイズに切り落としてしまった。
そしてなんといっても、紙質で向き/不向きが、非常にある。
重くてつやがある、ページをめくる際にニチャッっという質感があるカラー紙がとにかく苦手。
単純に一枚一枚の紙送りに失敗することが多いのだ。紙送りに失敗するとスキャニングに非常に時間がかかる。
雑誌についているハガキや折り込んだPRページなどは構造上巻き込んでしまうことが多くて難儀する。
具体的にはBRUTUS・Number、お前らのことだ。
とくにBRUTUSは本来紙質・作りともども好きだし一番よく買う雑誌なんだけども、雑誌の中に小冊子が貼り込んであったりとか変化球が多いので、自炊に関してはできない子扱いになってしまう。ホントにイライラした。
あと、付箋を貼りつけた本は、そのままスキャンもできるけどやはり外して補完したいので、面倒。
そもそも付箋を貼りつけてるような本を捨てるなよ、という気もするが。
なお、スキャニングの際は紙の巻き込みなどで紙を痛めてしまうリスクは高い。100%スキャニングに成功するわけでない点は意識する必要がある。
ScanSnapはスキャナなんだけども、読み取り方法とそのスピードを動画で見るまでそのすごさが分からなかった。
プリンタについてるようなフラットベッドスキャナとは別の道具と思ったほうがいい。
意外にコンパクトであることも魅力的だった。
なので、scansnapのレンタルは考えなかった。
本以外でも日常のちょっとした書類やチラシ、絶対に見ないけど捨てるのは少し不安てな説明書などをガンガン取り込んでポイポイ捨てられるので、買って損はないと思う。
��
それでは、スキャンに向く本と向かない本について。
まず、サイズが大きい本、具体的には一枚がA4以上の紙は断裁しても普通にスキャナを通せないので注意。
たまに大判の雑誌があるけど、仕方がないのでスキャナを通るサイズに切り落としてしまった。
そしてなんといっても、紙質で向き/不向きが、非常にある。
重くてつやがある、ページをめくる際にニチャッっという質感があるカラー紙がとにかく苦手。
単純に一枚一枚の紙送りに失敗することが多いのだ。紙送りに失敗するとスキャニングに非常に時間がかかる。
雑誌についているハガキや折り込んだPRページなどは構造上巻き込んでしまうことが多くて難儀する。
具体的にはBRUTUS・Number、お前らのことだ。
とくにBRUTUSは本来紙質・作りともども好きだし一番よく買う雑誌なんだけども、雑誌の中に小冊子が貼り込んであったりとか変化球が多いので、自炊に関してはできない子扱いになってしまう。ホントにイライラした。
あと、付箋を貼りつけた本は、そのままスキャンもできるけどやはり外して補完したいので、面倒。
そもそも付箋を貼りつけてるような本を捨てるなよ、という気もするが。
なお、スキャニングの際は紙の巻き込みなどで紙を痛めてしまうリスクは高い。100%スキャニングに成功するわけでない点は意識する必要がある。
自炊で本棚の残り物を整理(4)断裁に向く本・向かない本
断裁機は、小さい子供がいること・値段が高いこと・そう頻繁に使うものではないことからDMMというサービスによるレンタルで済ませた。
借りたのは
プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106
amazonだと3万円です。
ちなににレンタルだと
5日: 3,220円 (1日あたり644円)
10日: 5,490円 (1日あたり549円)
30日: 10,640円 (1日あたり355円)
延滞: 1,288円 (1日あたり)
自分は5日でレンタルしたけど、これはDMMが発送した日からこちらが返却してDMMに届く日までなので、5日といっても実質2日ぐらいしか使えない点に注意。
それでもほとんど1日でやりたかった本を全部切っちゃったけど。
なお、最初は3月末に予約してたんだけどおそらく震災の影響でDMM側が確保できず、その場合、予約日がずれるのではなく強制キャンセルになってしまう。
2回目はきちんと届いたけど、「この日に確実に使いたい」というような人にはあまりにオススメではないシステムである。
届いて改めて思ったけど、断裁機は重くてデカイし、やっぱり刃物なので所持するのは抵抗がある。
あと、刃がなまくらになっていくので、意外に消耗品である点も注意。
ちなみに大量の本でなければクランプでカッティングマットにカッティング用定規とともに固定してやって、大型カッターで何度かスパスパ切ってやれば断裁は充分可能である。
カメラを構える関係で手の向きが変だけど、そこは補完よろしく。
日常でも
・カッティングマット(A3がおすすめ)
・カッティング用定規(背中が金属になってる。50cmぐらいがオススメ)
・大型カッター(出す刃の量を固定できるもの)
のカカオコンボは最強なので揃えておくと重宝するのでオススメ。
クランプも接着して圧着させておきたい時に便利。
写真のものは、今はなき東宝日曜大工センターの閉店セールで購入したもので一般にクランプから想像する形状と違うんだけど(バー・クランプというらしい)、軽くてもきちんと固定できて、補完も楽なので意外にオススメ品。
��
では、断裁機を確保したところで、実際に断裁してみると、やっぱり断裁に向いてる本と向いてない本がある。
・ホチキス止めの雑誌は、一度ホチキス針をはずす必要があり面倒。
・丸背だと背中をスパッ切り落とすのではなく、一度真ん中にあたるページを開いて切る必要があるので面倒。
・切れやすい紙と切れにくい紙がある。たとえばマンガ本とか文庫本はページの割にサクッと切れる。雑誌の紙は見かけよりも切れにくい場合があった。
以上、BRUTUS・Number、お前らのことだ。
・ハードカバーだと一度表紙を切り取る必要があって面倒。
・ページ数が多いと断裁機に通せる太さに本を割る必要があって面倒。
なお自分の場合は、本の表紙カバーは場所をとらないのでスキャンせずに残しておくことにした。これは「こういう本を持っている」という物理的なデータになると思ったのと、単純にスキャンするのが面倒だったから。
そういう意味では、表紙カバーがない方がスキャニングには向いているといえる。
それでも、断裁はそんなに苦労しない。
次のスキャニングが大変なのだ。
調子にのって断裁しまくっていると、スキャニングで泣きをみるので一度スキャニングまでやってみてから、どれぐらいの量を断裁するかを考えたほうがよい。
借りたのは
プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106
amazonだと3万円です。
ちなににレンタルだと
5日: 3,220円 (1日あたり644円)
10日: 5,490円 (1日あたり549円)
30日: 10,640円 (1日あたり355円)
延滞: 1,288円 (1日あたり)
自分は5日でレンタルしたけど、これはDMMが発送した日からこちらが返却してDMMに届く日までなので、5日といっても実質2日ぐらいしか使えない点に注意。
それでもほとんど1日でやりたかった本を全部切っちゃったけど。
なお、最初は3月末に予約してたんだけどおそらく震災の影響でDMM側が確保できず、その場合、予約日がずれるのではなく強制キャンセルになってしまう。
2回目はきちんと届いたけど、「この日に確実に使いたい」というような人にはあまりにオススメではないシステムである。
届いて改めて思ったけど、断裁機は重くてデカイし、やっぱり刃物なので所持するのは抵抗がある。
あと、刃がなまくらになっていくので、意外に消耗品である点も注意。
ちなみに大量の本でなければクランプでカッティングマットにカッティング用定規とともに固定してやって、大型カッターで何度かスパスパ切ってやれば断裁は充分可能である。
カメラを構える関係で手の向きが変だけど、そこは補完よろしく。
日常でも
・カッティングマット(A3がおすすめ)
・カッティング用定規(背中が金属になってる。50cmぐらいがオススメ)
・大型カッター(出す刃の量を固定できるもの)
のカカオコンボは最強なので揃えておくと重宝するのでオススメ。
クランプも接着して圧着させておきたい時に便利。
写真のものは、今はなき東宝日曜大工センターの閉店セールで購入したもので一般にクランプから想像する形状と違うんだけど(バー・クランプというらしい)、軽くてもきちんと固定できて、補完も楽なので意外にオススメ品。
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では、断裁機を確保したところで、実際に断裁してみると、やっぱり断裁に向いてる本と向いてない本がある。
・ホチキス止めの雑誌は、一度ホチキス針をはずす必要があり面倒。
・丸背だと背中をスパッ切り落とすのではなく、一度真ん中にあたるページを開いて切る必要があるので面倒。
・切れやすい紙と切れにくい紙がある。たとえばマンガ本とか文庫本はページの割にサクッと切れる。雑誌の紙は見かけよりも切れにくい場合があった。
以上、BRUTUS・Number、お前らのことだ。
・ハードカバーだと一度表紙を切り取る必要があって面倒。
・ページ数が多いと断裁機に通せる太さに本を割る必要があって面倒。
なお自分の場合は、本の表紙カバーは場所をとらないのでスキャンせずに残しておくことにした。これは「こういう本を持っている」という物理的なデータになると思ったのと、単純にスキャンするのが面倒だったから。
そういう意味では、表紙カバーがない方がスキャニングには向いているといえる。
それでも、断裁はそんなに苦労しない。
次のスキャニングが大変なのだ。
調子にのって断裁しまくっていると、スキャニングで泣きをみるので一度スキャニングまでやってみてから、どれぐらいの量を断裁するかを考えたほうがよい。
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