2006年12月28日木曜日

パパのニューバッグ。

自分のクリスマスプレゼントにを買いました(実話)。


そして「James Brown Is Dead」(by L.A. Style)
合掌、いやこれこそ逆に「合唱」がふさわしいかも。

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最近、高級嗜好のイヤフォンがやたら出ているのはiPodの影響なんだろうか。

仕事場では音楽を聴きながら仕事をすることは黙認されていて、僕はノリたい時、もしくはあまりノレない時などにはiTunesで音楽を聴きながら仕事をする。
だけど、人から話しかけられたときに気づかないようでは困る。
だもので、ノイズキャンセリングイヤフォンとかあるけど、会社だと必ずしも音漏れなしがいいとは限らず。また、作業に没頭するときはホントに一日中音楽を聴いてたりするので、イヤホン部分が耳の形にフィットして痛くならないことが最重要。
というわけで、ソニー製の1000円もしないものを愛用している。

それだけじゃなくて、イヤフォンって断線してダメになることが多いためあまりお金をかけたくないのだ。
あと最近はイヤフォンで音楽を聴くのは、基本的に好きじゃないかも(なんだそりゃ)。

2006年12月27日水曜日

「源」ではない方

こないだのM-1グランプリを見ていて、チュートリアルとライセンスとペナルティの区別がついてなかったことに気づいた(どれもゲームに出てきがちな用語、というのが共通)。

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天才になりたい
山里 亮太
402273115X


M-1グランプリ2004で大ブレイクした漫才コンビ「南海キャンディーズ」山ちゃんの自叙伝。
自叙伝といっても、暴露系でもなく本人だけ気持ちいいフカシ系でもなく、わりと真面目に今までのことを振り返っていて面白かった。
一番興味深いのは、あまり知ることがない「お笑い予備軍」の人たちの姿。たとえば、吉本のお笑い学校ってどんなことをやっているのか?とか、そこで頭角を現すとどうなるのか?とか。

山ちゃんは自分が天才ではないことを痛いほど知っていて、だけど本人はそう思いたくないから一所懸命天才であろうとする。そのすれ違いが、しずちゃんとコンビを組むまで続くわけだけど、山ちゃんだってお笑いの経歴(足軽エンペラーでTBS「ガチンコ!」の企画「漫才道」で優勝など)を見ると決して凡人ではないところが、お笑いの世界の厳しさを感じさせる。

でもこういう「お笑い」をやりたいというより、「お笑い芸人」になりたい、という人は多いんだろうなぁ。山ちゃんはそれを自分で自覚していたところが救いなんだろう。また、自己反省のトライ&エラーの多さも。

芸能人本としては、NSC22同期生のキングコング(本書の中では天才扱いされてるけど、そうなの?)、インディーズ出身のライバル的存在である笑い飯・千鳥、後輩で頭角を現す友近、大学時代の同級生として無名時代の矢井田瞳などが出てくるあたりが読みどころ。

2006年12月22日金曜日

パイクカー

都内でもたまに見かけるけど、かつて日産は「パイクカー」という限定生産の車を出していた。
昭和62年のBe-1、平成元年のPAO、平成3年のフィガロ、平成6年のラシーン(ラシーンもこのシリーズにはいるかどうかちょい自信ない)。くわしくはこちらとか。

Be-1、PAO、ラシーンは坂井直樹がコンセプトを手がけたらしいです。坂井氏はカメラのO-ProductやEcru(ともにOLYMPUS)を手がけたデザイナーですね。
実は僕はこのカメラのスタイルも好きで、誰かが言っていたけど「未来世紀ブラジル」なんかで見られるいわゆる「レトロフューチャー」なトーンがある。
ちなみにPAOはルノー4Lに似てると思う。

さてこのパイクカー、僕の浅いミニカー歴で見る限りあまり立体化される機会がないようで、ショーケースやオークションでもたまにしか見かけない。とくに小スケールでは見たことなかった。

あれば買うんだけどなぁと思っていたら、さすがに最近の小スケールミニカーは食玩を中心に勢いがあるのか、出ました。
コナミの「Car of the 80's EDITION RED」の一台、PAO(1/64)。
DSC093791-2.JPG
とても丁寧な作りなんだけど、よく言われる「ミニカーにする際のデフォルメ」が甘い。確かに実車はこういう形をしていると思うんだけど、体感的にはこんなにボンネットの傾斜はないし、全体的な特徴が捉えられてなくて残念。

Be-1は同シリーズにて来年2月末に発売とか。ここまで来たらフィガロも頼む。


2006年12月21日木曜日

福袋みたいなもんか?

コンピレーション系のCDをいくつか購入。

SOUL TREE~a musical tribute to toshinobu kubota~
ATSUSHI from EXILE Keyco,RHYMESTER BOO BOO
B000ALMUZW


久保田利伸トリビュート。
発売時に買おうと思ったのにCCCDだったために買う気が失せて、レンタルにて強引にダビング(マックだとできたんですよ)。しかしそのCD-Rを娘に傷だらけにされて聴けなくなってたのでいつか手に入れようと思っていたところ、amazonで調べてみるとCDで再発されていたので購入。

今から考えるとメンツが異常に豪華で、中身もけっこう面白い。
MISIAの「Indigo Waltz」が一番よかったかな。

チューリップ・ベスト IN VISION -From TV-
チューリップ
B0000C0SY7


こちらもレンタルでダビングしたものを愛聴していていつか買おうと思っていたところ、最寄りのタワレコ店頭から消えたので、あわてて探すハメに。
このところチューリップの決定版ベストみたいなのが出てたので、こういうやや企画モノっぽい盤はもしや……と思ったら案の定amazonでは手に入らず。廃盤らしい。
結局、TSUTAYAオンラインというサイトにて購入できた(在庫が残ってたのかな)。

このCDはチューリップのテレビソングを集めたという企画モノで、チューリップの代表曲だけじゃなくて、財津和夫ソロの「切手のないおくりもの」「WAKE UP」も収録されているのが個人的にうれしい。ちなみに「WAKE UP」は早起きの曲じゃなくて、娘が嫁ぐウェディングソングです。

それにしてもオフコースをライバル視していたという財津和夫だけど、やっぱりバンド名で負けてたんじゃないか(笑)。僕はどちらもそれなりには好きなんですが。

みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1984
テレビ主題歌 小林千絵 ポプラ
B000GFM930


こうしてたまにコンピレーションを買うんだけど、買う条件は目玉となる収録曲はもちろんのこと、1枚通して聴けそうかどうかが大きい。
このCDの場合、すでに手元にある音源が多かったんだけど、「GU-GUガンモ」の主題歌が前から欲しかったのと、テレビ版「レンズマン」はOP・EDどちらもアナログ盤でしか持ってなかったので、購入まで至った次第。
スージー・松原こと松原みきが歌う「ガンモ・ドキッ!」は作詞作曲が森雪乃丞で、編曲が戸田誠二(!)フェイクジャズみたいなサウンドで、異常にテンションが高くて楽しい。同作家陣によるエンディング「ヒョコポン関係」も、「黒くてチビ ピンクでデブ」という、タイトルこそ出てこないもののまさに「GU-GUガンモ」ならでは、という歌詞に仕上がっている。

拾いものは、もろチェッカーズサウンドの(芹澤&売野と作曲作詞が同じなのでしょうがない)「ふたり鷹」主題歌「ハートブレイク Crossin'」、歌うは陣内孝則。

それにしてもこのCD、リマスタリングしてあったり、それぞれの曲に解説がつけられたりしていていい仕事。監修の高島幹雄氏は「MUSIC FILE」シリーズの人か。なるほど。

追記。

岡田有希子 All Songs Request
岡田有希子
B000065BDS


これもレンタルで聴いて、思ったよりも知っている曲が多い&けっこう好きな路線だったのでいつか買おうと思っていて、タワレコWポイントを機に購入。
正直、アイドルとしてはほとんど印象になく、彼女の話題はどうしても「自殺」となるんだけども、そういう先入観抜きに聴いてみると非常に歌唱力がある。楽曲も竹内まりや、尾崎亜美、坂本龍一、アレンジを松任谷正隆が手がけたりしてなかなか豪華かつ佳作揃い。
CMとタイアップしていたからか、ほとんどテレビで見たことないのに知っている曲が多かった。

余談だけど、先日発売したこれ。
MAGIC VOX 一風堂 ERA1980-1984(DVD付)
一風堂 土屋昌巳
B000JBWY2M


BOXはやめてー。「RADIO FANTASY」と土屋ソロ「RICE MUSIC」は聴いてみたいんだけど、他のはちょっと(「NIGHT MIRAGE」はアナログで持ってるし)。
バラ売りに期待。


2006年12月19日火曜日

「諸星和己/くそ長~いプロフィール」

僕が中学生の頃、女子たちに圧倒的に人気があったのが光GENJIだった。
今思うと光GENJIは、1968年、1970年、1972年、1973年生まれのメンバーで構成されていて、僕は1973年生まれだからちょうど赤坂晃、佐藤敦啓が同学年になる。
女子中学生ぐらいってちょっとアレなところがあって、本気で芸能人と結婚できると思っていたりする。だもんで、この「同学年」というのは妄想に拍車をかけたんだと思う。

さて、そんな元女子たちがガッカリするような自叙伝がこちら。

くそ長~いプロフィール
諸星 和己
4391128950


ただの田舎のゴロツキ(だってホントに野宿とかするんだもん!)が、上京してジャニー氏の目にとまりアイドルとしてデビュー、というホントに芸能界ってヤクザなところだなぁと思わせられる内容。もちろん、バツグンに面白い。
モロボシくんも、当時の自分が天狗になってたことを認めてはいるけど、それを反省するでもなく自慢するでもなくそういう自分もまた真実、てな書き方をしていて、イヤな感じがない。

読みどころは、ジャニーズの合宿所の様子や、むちゃくちゃな芸能活動内容とか。
またジャニーズ所属のアイドルたちのエピソードも面白い。

「合宿所」という言葉からもわかると思うが、当時のジャニーズは基本的にノリが体育会系だ。いまはどうだか知らないが、少なくとも俺がいた頃はまさに縦社会。上には逆らえなかった。その中でもトシちゃんは別格だった。マッチさんでさえ頭を下げる場面もあるくらい、ある意味天皇のような人だった。(P48)


だから独立して失敗したのか、トシちゃん……(涙)。基本的に空気読めない人なのかも。
18歳のときだった。
俺は、当時シブがき隊が合宿所に行くことになり、そこで少年隊のヒガシ君と同じ部屋に住むことになった。つまり、俺の初の同棲相手というわけだ。
どういう組み合わせか知らないが、俺とヒガシ君は血液型は一緒でも、性格は正反対。ヒガシ君はひと言で言うとまとまっていた。靴もピタッときれいに並んでて、クローゼットの中にかけられた洋服の色も、まるでまるでクレヨンの箱みたいな感じで、色別、しかも薄い色から濃い色へときっちり順番に並んでいて、まるで虹みたいだった。(P67)


その後、財布の中の札がすべてピン札で、それに驚いた諸星にニヤリとして、それだけじゃなくて札の番号まで順番になっていることを自慢したという。やっぱりヒガシはどこかおかしい。


2006年12月17日日曜日

「なぜか混同」更新

なぜか混同するんです」更新。
たまっていたネタをやっとまとめました。

今回のネタは

松原みきと平山みき
大野雄二と大野克夫
武満徹と武藤満
平尾昌晃とデイブ平尾
松村雄策と松村雄基
田辺聖子と森瑤子
今敏と今野敏
高樹澪と高木美保と高樹沙耶
千利休と小林一茶と松尾芭蕉
明智光秀と石田三成
AMAZONSとシュークリームシュとEVE
ペドロ&カプリシャスとロス・プリモスとロス・インディオス
シンバルズとザ★タンバリンズ
紀伊國屋書店と紀ノ国屋
ジャック・バウアーとエディ・バウアー
カイリー・ミノーグとアリッサ・ミラノ
ホルガー・シューカイとホルガー・ヒラーとクラウス・ノミ
デイヴィッド・カッパーフィールド(ディケンズ)とデビッド・カッパーフィールド(イリュージョニスト)とデヴィッド・カヴァーディル(ホワイトスネイク、元ディープ・パープル)
「大都会」と「西部警察」
「チップス先生さようなら」と「飛ぶ教室」
「ふたりのロッテ」と「ちいさいロッタちゃん」と「長くつ下のピッピ」
「ふたりのロッテ」と「ふたりのイーダ」
「ドリトル先生航海記」と「どくとるマンボウ航海記」
「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と「ライシャワー自伝」
「鉄コン筋クリート」と「浦安鉄筋家族」
「シンプソンズ」と「シムソンズ」
ゴンザレス三上(GONTITI)と小山薫堂


2006年12月16日土曜日

トゥルースの真実。

最近DVDなどで映画を観たりする時間があるのは、F1がシーズンオフだからということに気づく冬。

F1ファンであるからして、当然のように「T-SQUARE/Truth」は好きなんだけど、アレって別にF1のテーマとして作られたわけではないと思うんだけど、ものすごいレース的な展開をする曲だよなぁ。

スターティンググリッドにつく(0:00~)

エンジンふかす(0:06~)

スタート

1コーナーつっこむ(0:30~)

後続車がスリップ入ってインねらう(0:55~)

デッドヒート(1:14~)

……とか。
選んだ人、天才。
あ、でも同アルバムに「GRAND PRIX」って曲が収録されてるから、意外とモータースポーツを意識して作った曲なのかも?でもこの曲はどちらかというとフリー走行。「CELEBRATION」はレースっぽい。

あと、タイトルからしてまんまな、フジのツール・ド・フランス中継のテーマ曲「CHASER」もレースナンバー。二番煎じといえばそうなんだけども。

2006年12月13日水曜日

やや肩が凝るのが難

ドラクエ9、まさかのDS発売!
業界に激震、というか社内震撼!でしたよ、ええ(笑)。
とはいえ、個人的にはいい流れだなぁと思ってます。

さて業界人でありながらXBOX360もPS3もWiiも持っていないという不届者なんすけど(いや、ホントにいかんなぁと思うんだけども、どれにもやりたいタイトルがないからしかたない)、DSのソフトならコツコツ遊んでいる。

先日ようやく、意外と長かったこちらをクリア。8月末発売だから3ヶ月以上遊んでた。

ルーンファクトリー -新牧場物語-
B000GHMWRG


「クリア」といってもラスボスを倒してもずっと続けることができるゲームシステムなんだけど、さすがに飽きた(笑)。プレイ時間が出ないけど、40時間ぐらいはかかったんでは?
内容的には、ダンジョンの畑を耕して補給地点を作り攻略していく、ってのが斬新だった。ただ、そのシステムのせいで全然「牧場」経営する必要がないところはいいのか?と思った。やったことないけど、「牧場物語」シリーズとは別物だと思う。
あと街の女の子にアタックして(というかモノを貢ぐ)結婚するとかいう要素も目玉らしいけど、全くスルー。必要以外の会話すらせず。そちらは僕にとってのモチベーションとはならなかった。
でもいろんな目標があるという点ではいいと思う。

ちなみに噂通りバグ多すぎ。最後の方は2回ぐらい暗転フリーズ。メモリ破壊?
これ、あんまりデバッグしてないでしょ。

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んで、次にこちらをやろうと思ってたんだけど、

もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド
B000FJ37WY


ちょっと買うのを保留中。というのも1/18にこれが出るから。

世界樹の迷宮
B000HQUP5M
特典 豪華デジパック仕様 世界樹の迷宮アウトテイクミニサントラ付き


amazonで予約しました。うわ、ジャケかっこ悪い……。
ダンジョンにもぐって自分でマップを書いていく(ほら、DSだからタッチペンで!)という地味な内容なんだけど、意外と「トルネコ」とかミニマルなゲームが下手なのに好きな僕はかなり気になってます。

そういうわけで今つなぎで遊んでいるのが、前に書いたこちら。

ロードランナー
B000HP69T4


やっぱり面白いー!ノーマルの方は50面クリア、しかしチャンピオンシップはまだ1面もクリアできず(涙)
おまけモードの「詰めロードランナー」ってのがシビアで、解法が分かっても「こんなん、タイミング的に絶対無理」とか思ってたのを、速度設定を「遅い」にして何度か挑戦したらギリギリ説けたり。しかもそれが30面中の3面だったりするから恐ろしい。

2006年12月12日火曜日

Wiiの先祖

バレーボールはルール変えすぎだろ!

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Wii発売。
僕はあの手の斬新な内容の遊びには飛びつくタイプなんだけど、まだ買うまでいってないのはエポック社の体感ゲームを知っていたからかもしれない。
といってもはまったのはこれだけなんだけども。

体感ゲームシリーズ ストライク決めるぜ!!エキサイトボウリング
B0002YMP0C


会社の人に話しても存在すら知らない人が多くて、意外とゲームユーザーはスルーなのね、とか思った。

正直、Wiiスポーツのボウリングよりもこちらの「エキサイトボウリング」の方がよくできてると思う。ちゃんとデバイスがボーリングの球になってる点がよい。あと、投げるときの勢い、くいっと手首をひねるとちゃんと回転がかかる、など入力がちゃんと反映されるのも面白い。

ちなみに、amazonで調べて初めて知ったんだけど、これってXaviXのテクノロジーが使われてるんですね。XaviX(ザビックス)ってのは、テレビにつないでスポーツをするアイテムで、東急ハンズなんかで売ってます。


2006年12月11日月曜日

手帳の選び方

どうも最近手帳ブームらしくてよく特集などを目にするけど、それらはどうも営業マンとかアポの多い人向けの手帳ノウハウであるため、アイディアを整理・進行管理をする自分の仕事とはちょっと活かせないなぁと思ったりする。

僕は1日のうち、仕事でもプライベートでもパソコンの前にいる時間が圧倒的に長いため、メモなどはweb上で書き込んだりすることが多い。
だもので、ほぼ日手帳とかいろいろあるけど、
カレンダー式の予定表(見開き1ページが1ヶ月→そもそもそんなに約束事もないので)
なんらかの些末なメモ(たいていはWANT LIST)をする罫線の入ったページ
だけがあればいい、という結論に。電話番号帳も携帯電話を持ってから使ったためしがない。住所録は持ち運ぶ意味がないし、そもそもPCで管理しているし。

ただし、そのメモ用紙は「常に一番後ろに最新の情報が来てほしい」というこだわりのため、いらない紙を捨てたりソートできたりするバインダー式のメモ帳しか使わない。しかもズボンのポケットに入るミニ5穴タイプという最小サイズを愛用。サイフ、定期入れ、メモ帳がほぼ同サイズでうれしい。

なお、この手帳にはめったにない「いざ」というときのための靴擦れ用の絆創膏が入っていたり、あまり行かない店のポイントカードなども入れてある。
ダンドリ、ダンドリ(笑)。


2006年12月9日土曜日

カレンダーの選び方

毎年末書いてる気もするけど、こりずにカレンダーねた。
今回は自分が「会社で使うカレンダー選び」の条件をメモ。こういうメモをするのは、実は来年また買うときに見直すためだったりするので、あまり他の人の参考になるとは思ってなかったり(仕事によって全然違うだろうし)。

「月曜始まり」であること
仕事はなんだかんだで月曜から金曜という単位で考えるため、月曜はじまりは必須。……と思うんだけど、月曜始まりのカレンダーは実に少ない。

会社における、仕事以外の用事を書き込める卓上サイズ
タスクリストはPCデスクトップの付箋と小さな紙(アナログ!)にて管理してるので、それ以外の突発的な用事などを書いて忘れないようにしておきたい。たとえば「会社の飲み会」とか。

次の月もすぐめくれるようにバインダー構造になっている
仕事のスパンが長いので、月をまたぐことなんて当たり前。
フロッピータイプではこれができない。

「土曜日」の青色、もしくは平日と違う色表示
たとえ土曜出社があっても平日とは仕事の仕方が違うので、意識はしたい。
今使っているものにこれがないため、やや見にくく不満に思った。日曜/祝日の赤色表示は当然。

なんとかこの条件にあうものを、と探しに行った東急ハンズには1つしかなかったのでそれを購入。
少し大きい卓上タイプだったのが残念だけど、とりあえずキープできてよかった。

ちなみに、ここ2年ほどオーダーメイドしていた自宅用カレンダーはやめるつもり。だって、手帳以外のカレンダーはあんまり見ないんだもん(自爆)。


2006年12月7日木曜日

「山中恒/おれがあいつであいつがおれで」

おれがあいつであいつがおれで
山中 恒
4652021615


半年前に映画「転校生」を再見して、原作も読み直したくなり、購入。

本当に本を読まない子供だったけど、これは下ネタをフックとして珍しく最後まで読んだはず。先に映画を見てスジが頭に入ってたのかもしれないが、どちらを先に見たのかは記憶が曖昧。

今回読み直してみて、思いの外、映画が原作を忠実になぞっているのに驚いた。小学生→中学生という改変はあるものの(これは正解だと思う)、校長先生一家とのやりとり(映画にて山で一美を襲ったニイちゃんは校長先生の軟派息子!)をカット、原作では行かなかった移動教室は行ったことにしてプールでのエピソードを持ってくるといったマイナーチェンジを施し、そして最後に2人で行く小旅行は映画のオリジナル。
あと、一夫が8ミリマニアというのも映画のオリジナル。

両者を比較してみると、やっぱり映画版はすごい出来だと思う。筋を忠実になぞりながら、原作のコアの部分をより高いレベルで展開している。
こういうのこそ映画化した意味があると思うんだよなぁ。もっとも、この本は長さ的には中編ぐらいだから題材としてはもってこいだったのかもしれないけど。

ところで、「転校生」の感想で

それは、入れ替わる前の少女(小林聡美、めちゃくちゃ演技がうまい)が出番が短いくせにわりとおてんばに描かれているせいで、入れ替わったあとの少年(尾身としのり、こちらもうまい)が、その少女ではなく単にナヨナヨしたキャラに変貌した、というふうにしか見えないのだ。だから同時に女性の方は単にたくましくなった、というふうに見えてしまい、入れ替わったというよりそれぞれのメンタリティが変化した、という印象の方が強い。
この辺は実写映画の難しさなのかもしれないけど、この演出方針はちょっとどうかなぁと見るたびに思う。


と書いたけど、これは原作から存在する問題点でした。一美に対する周りの態度が決定しないうちに入れ替わっちゃってる。

ちなみに大林監督は「転校生」のセルフリメイクを撮影中だそうですが、どうなんだろうなぁ。

2006年12月6日水曜日

意外と「立つな、ジョー!」というセリフが多い

su1さんがblogでちらりと書いていたのをきっかけとして、唐突に「あしたのジョー」にはまってしまった。

僕は格闘技ではボクシングと相撲が好きなんだけど、その点では題材として申し分ない。
とはいえ、実は原作は読んだことないしテレビシリーズも見たことなくて、10年ぐらい前に劇場版2作品を見て「おもしれぇなぁ!」と思ったぐらいだったんだけど、今回はきちんと原作を読んでみた。

……やっぱり面白いなぁ!!

なんだか最近のマンガを読んでてもあまり思うことがない、「マンガとしてのうまさ」をすごい感じた。
構図のうまさとか、妙に多いモブシーンのうまさとか。ちばてつや、やっぱりすごい(←遅い)。

文庫本で読んだんだけど、その7巻での、小池一夫の解説(p395)や

「私は特に構成構図において、ちばてつやは最高の漫画家だと思っている。切り返しを使わず常に読者の眼でコマを左に流していく。コマの中に全身を入れてもなお、表情を豊かに見せ空間まで出してしまう。この構成力の妙、画力の冴えにはいつも舌を巻く。」


12巻でのさいとう・たかをの解説(p379)は

「ちば漫画の魅力。それを一言で表現するのは困難だが、あえて言うなら<<ちば節>>とも言うべき、あの独特の間合い、ということになろうか」


どちらもなるほど、だ。
その演出テンポの個性において、ちばてつやは「天才」なのだ。

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マンガを読んだ後にやっぱりアニメ版と比べてみたくなって、レンタルにあった「劇場版1」のDVDを見た。
さすがに1970年とかの作品なので絵は荒い。
だけど、力石との勝負が決まるシークエンスは漫画だと思ったよりあっさりしていたのに驚いたのに対して、アニメ版のジョーが放ったパンチが空を切り2人の汗がニョーと延びる……という「懐かしのアニメ」系番組があったらほぼ選ばれると言っていい一連の描写は素晴らしかった。思わず何回か見直してしまった。

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偶然なんだけどMXテレビにて「あしたのジョー2」のテレビシリーズが放送中なので、こちらも見ている。1と比べて断然絵がキレイでよい。
見ているとどうしても「キャッツアイ」を思い出すのでなんでだろと思ったら、キャラクターデザインがどちらも杉野昭夫。制作が同じ東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)で、音楽も同じ人じゃないかな(というか、「新ルパン三世」含めて社内でBGM使いまわしてるような?)。

だけど、オープニングは曲はいいのに映像がめちゃくちゃかっこわるくてガッカリ。現在、力石戦のトラウマで苦しむあたりで、例の「光るゲロ」を初めて見た。

これを見ていて、そういや子供の頃(1973年生まれ)、主に自分たちのお兄さん世代で「あしたのジョー」が流行ったことがあったなぁと思いだした。
テレビシリーズ「あしたのジョー2」は、1970年に放送された最初のテレビシリーズの再編集劇場版を1980年に公開し、その後を受ける形で始まったそうな。ゆえに原作に追いついて終了した最初のテレビシリーズはカーロス・リベラ戦で終わっていたのだけど、劇場版では力石戦を最後に持ってきて、「2」はその後からリメイクする形になっているそう。
そのテレビシリーズが終わる頃に、劇場版として「あしたのジョー2」が公開されたんだろう。

ちなみにこの1980年前後における東京ムービー新社はリメイクに熱心だったようで、「あしたのジョー2」の前番組は「ルパン三世 (TV第2シリーズ)」、後継番組は「新ど根性ガエル」、その他にも「鉄腕アトム」「太陽の使者 鉄人28号」「新巨人の星」などなど、今となってはなるほど、という感じのラインナップだ(ほとんどリアルタイムで目にしていた)。

2006年12月2日土曜日

SMOKY

会社の帰り道なんかに歩きたばこをする人が前を歩いていて、その煙がこちらにかかったりすると
「誰に断って吸っとんじゃ、このボケ!」
と素でむかつく僕ですが(もちろん言葉には出しませんよ)、今日のやつはあきれた。

だってプカプカ吸ってたタバコを自分の住んでるマンションの前でポイ、それを足でもみ消す。
そこはお前んちの玄関ではないのか?と。

そして、そのマンションは僕が住んでるマンションでもあるので、マジでやめてください(泣)。

あと、隣に住んでるお姉さんはベランダで吸ってるタバコの煙が、洗濯物を干しているこちらのベランダにもきてることには気づいてないんだろうなぁ。洗濯物干してるとかなりの確率で煙が来るから、けっこうなヘビースモーカーと思われる。


2006年12月1日金曜日

「11まである!」

ずいぶん前に人から薦められたまま、ずっとほったからしにしてあったこれをようやく見た。

スパイナル・タップ
クリストファー・ゲスト ロブ・ライナー マイケル・マッキーン
B000G7PSEU


いやぁ、噂に聞いてたけど笑えた、これは!
知らない人に説明すると、「偽ドキュメンタリー手法で、架空のハードロックバンドの典型的な姿を描く」というヒネくれた作品なんだけど、たとえばメインボーカルとギターが女性関係で決裂&絆復活、ドラマーが次々と変死する、とか。
でもそういう具体的な部分よりも、いかにもインタビューに答えたりといったディティールの勝利。コージー富田の芸とかに近い。パロディにするネタに対して愛があるんだよなぁ。愛がないとこんなディティールは生まれまい。
今なら、ヒップホップをネタにこういうのをやると笑えるんだろうなぁ。

薦めてくれた人がお気に入りの「ストーンヘンジ」のエピソードも笑えたけど、もっとも爆笑したのが
「目盛りが11まであるアンプ」!
目盛りが11まであっても音量がデカいってことじゃないじゃん、分割の度合いの話であって(笑)!

しかも「wikipedia-スパイナル・タップ」で調べると、

作中でナイジェルが考案した「ボリュームの目盛りが11まであるアンプ」は音楽業界やファンの間では伝説となっており、数多くの有名ミュージシャンが特別にその様なアンプをオーダーメイドしたという逸話が残っている。又、このアンプの説明をするナイジェルの台詞"Up to eleven"は「最大音量」という意味を持つ慣用句として使われるまで英語文化の中で浸透しており、『The Shorter Oxford English Dictionary』にも掲載されているほどである。


ホントか?と思って会社のアメリカ人に聞いてみたところ、知ってるとの解答。もっとも、その人はガンガンロックドラム叩く人だから、ってのはあるかもしれないけど、わりと有名な言葉らしい。
すごい!

ところで、これを見るきっかけになったは、どうも今の若い子には人気があるらしいこのマンガが、僕にとってはかなり不完全燃焼だったからというのもある。

デトロイト・メタル・シティ 1 (1)
若杉 公徳
4592143515


う~ん、どうもこの作者って、メタルもネオアコも好きじゃないんじゃない?
だからどちらへの目線にもいい意味でも悪い意味でも思い入れが感じられなくて、僕はそこが今ひとつだと思った。

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さてこの流れと、最近買ったみうらじゅんの本で絶賛していたのをきっかけに、これをようやく見た。

ウェインズ・ワールド
マイク・マイヤーズ ペネロープ・スフィーリス ダナ・カーヴィ
B000EULVDG


うっ、「オースティン・パワーズ」はサントラ他周辺アイテムにつられ劇場で見てつまんねーと思ったけど、同じマイク・マイヤーズのこれもちょっとつらい……。根本的にこの人のギャグは僕は笑えないみたい。
ちなみに、ずっとメガネの方がマイク・マイヤーズだと思ってたら、逆でした。そのメガネのガース役のダナ・カーヴィはスパイナル・タップにも出てたみたいけど、どの役か分からなかった。

最後に、まだDVDになってはないけど、こちらの、ヘビメタファンの、ヘビメタファンによる、ファンのためのドキュメンタリーも気になるところ。

メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
サム・ダン スコット・マクフェイデン ジェシカ・ジョイ・ワイズ
B000JVSVHY