最近は毎週聞いている「ゴンチチの世界の快適音楽セレクション」がきっかけでCDを買うことが多いけど、こちらもそう。
Greed
Ambitious Lovers
アート・リンゼイはGUT時代の坂本龍一やテイ・トウワのアルバムなんかで歌っているのを聞いていたり、なんとなく「昔は暴れてたけど今は落ち着いて?ボサノバ系の人」ってイメージでしかなかったんだけど、こんなカッチョイイ事をやってた人なんだ!? 今更だけど!!
「12弦ギターに11弦しかはらず、チューニングを一切しない」というよく分からないギターへのアプローチだけどこれが音になるとかっこいい。
トーキング・ヘッズとトーマス・ドルビーを連想した。
この時代特有の、ニューウェーブな感じがそのギターの音だけでも伝わってくる。
とにかくイカス!!
2010年4月26日月曜日
「ランナウェイブレイン」
ひさびさにディズニーモータースの新作が出たので、実物を確認してこいつを購入。
前から、狂気のミッキーマウスのフィギュアなんかがあって、あれはなんなんだろう?ニセ?とか疑問に思ってたんだけど、webで調べてみると
邦題「ミッキーのアルバイトは危機一髪」に登場する、ジュリアスの脳と入れ替わった暴走状態のミッキー
だそうな。
なんかストリートフィギュア的な受け入れられ方をしているのがなぜかちょっと好きじゃなかったんだけど、このバイクはカスタムガレージピートが改造したことになっていて、いわゆる暴走族仕様になっているのがシャレがきいていて面白い。
とくに、通常のミッキーだと足をモチーフにしている前輪のカウル?が、特徴的な鼻面になっているのがよい。
同時に、車バージョンも出てたんだけど、こちらは見送り。
フロントグラスが目になっているのが、このシリーズだと違うんだよなぁ。
ディズニートミカ ディズニーモータース DM-19 ドリームスター ミッキーマウス ランナウェイブレイン
前から、狂気のミッキーマウスのフィギュアなんかがあって、あれはなんなんだろう?ニセ?とか疑問に思ってたんだけど、webで調べてみると
邦題「ミッキーのアルバイトは危機一髪」に登場する、ジュリアスの脳と入れ替わった暴走状態のミッキー
だそうな。
なんかストリートフィギュア的な受け入れられ方をしているのがなぜかちょっと好きじゃなかったんだけど、このバイクはカスタムガレージピートが改造したことになっていて、いわゆる暴走族仕様になっているのがシャレがきいていて面白い。
とくに、通常のミッキーだと足をモチーフにしている前輪のカウル?が、特徴的な鼻面になっているのがよい。
同時に、車バージョンも出てたんだけど、こちらは見送り。
フロントグラスが目になっているのが、このシリーズだと違うんだよなぁ。
ディズニートミカ ディズニーモータース DM-19 ドリームスター ミッキーマウス ランナウェイブレイン
もうすぐ星新一展だ
文学館の中でも足を運ぶことが多い世田谷文学館は、引っ越してから歩いて10分ぐらいという近さにあるんだけども、次回の企画展が「星新一展」。
個人的にタイムリーすぎる。
2010年4月29日(木・祝)~6月27日(日)とのこと。
ちなみにその次の企画展は「サザエさん」だそうな。
今は「星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人」に時々取り上げられていた福島正実の「未踏の時代」がそういや最近ハヤカワ文庫で出たよなぁ、と思って読んでる。
日本のSF黎明期のエピソードは小松左京の本を読んだときも思ったけど、トキワ荘並にオモシロエピソードが多い。トキワ荘はわきあいあいだけど、こっちは嫉妬・ねたみ・ケンカも多くて大人な感じ。
星新一とF先生はなんか重なるところが多い気がする。
もっとも星新一はまったく家庭人ではなかったようだけども。
個人的にタイムリーすぎる。
2010年4月29日(木・祝)~6月27日(日)とのこと。
ちなみにその次の企画展は「サザエさん」だそうな。
今は「星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人」に時々取り上げられていた福島正実の「未踏の時代」がそういや最近ハヤカワ文庫で出たよなぁ、と思って読んでる。
日本のSF黎明期のエピソードは小松左京の本を読んだときも思ったけど、トキワ荘並にオモシロエピソードが多い。トキワ荘はわきあいあいだけど、こっちは嫉妬・ねたみ・ケンカも多くて大人な感じ。
星新一とF先生はなんか重なるところが多い気がする。
もっとも星新一はまったく家庭人ではなかったようだけども。
「尊敬する人物」の欄にはF先生の名を書く。
NHKこだわり人物伝「藤子F不二雄」は素晴らしい内容だった。NHK、グッジョブ。
とくに奥さん、娘さんの話でホントに家庭人としても尊敬できる人だったんだなぁ、と感服。
さて、藤子F不二雄大全集の第一期もあと少しになってきたけど、「旧パーマン」、「旧オバQ」、そして「海の王子」が積ん読気味。あんまり面白くないですー。
と思ってるところに新刊「新パーマン」「エスパー魔美」「ドラえもん」が来て、やっぱりどうしてもこれらに手が伸びちゃう。
「新パーマン」、ホントに主役が2号&スミレか?っていうぐらいスポットがあたってるなぁ。こちらはグイグイ読める。
次回配本はおそらく第一期の目玉の1つ「ジャングル黒べえ」!
遅いよ、小学館!!
そして、第二期のラインナップが……!
「ドラえもん」「大長編ドラえもん」「オバケのQ太郎」(新かな)「21エモン」「チンプイ」「みきおとミキオ」といったメジャー作品に加えて、「バウバウ大臣」「てぶくろてっちゃん」「パジャママン」「宙ポコ」「宙犬トッピ」、そして待望のステーキ、じゃなくて「ドビンソン漂流記」!!
マイナー作品てんこもりで期待大だ!
あれ、そういえばメジャー作品の中でも「ウメ星デンカ」がないね。
「ポコニャン」はいいとして、「T・Pぼん」「ミラ・クル・1」とかもない。
これらは第三期なのかな。
とくに奥さん、娘さんの話でホントに家庭人としても尊敬できる人だったんだなぁ、と感服。
さて、藤子F不二雄大全集の第一期もあと少しになってきたけど、「旧パーマン」、「旧オバQ」、そして「海の王子」が積ん読気味。あんまり面白くないですー。
と思ってるところに新刊「新パーマン」「エスパー魔美」「ドラえもん」が来て、やっぱりどうしてもこれらに手が伸びちゃう。
「新パーマン」、ホントに主役が2号&スミレか?っていうぐらいスポットがあたってるなぁ。こちらはグイグイ読める。
次回配本はおそらく第一期の目玉の1つ「ジャングル黒べえ」!
遅いよ、小学館!!
そして、第二期のラインナップが……!
「ドラえもん」「大長編ドラえもん」「オバケのQ太郎」(新かな)「21エモン」「チンプイ」「みきおとミキオ」といったメジャー作品に加えて、「バウバウ大臣」「てぶくろてっちゃん」「パジャママン」「宙ポコ」「宙犬トッピ」、そして待望のステーキ、じゃなくて「ドビンソン漂流記」!!
マイナー作品てんこもりで期待大だ!
あれ、そういえばメジャー作品の中でも「ウメ星デンカ」がないね。
「ポコニャン」はいいとして、「T・Pぼん」「ミラ・クル・1」とかもない。
これらは第三期なのかな。
なぜか雑誌をたくさん買った
最近全然雑誌買わないなぁ、と思ってたら、立て続けに買ってしまった。
Pen#266 「水木しげる大研究」
カラーも多用したちゃんとした特集で、知ってることばっかりだけど面白かった。
Number#752 「Formula1特集」
F1はもうニュースサイトで見るだけのプロレスで言うところの「紙プロレスファン」みたいな状態だけど、Numberの特集はいつもながら面白い。佐藤琢磨の近況が載っているのもよかった。それにしても中嶋一貴ってなんであんなに人気ないんだろう。なんか感情移入しにくいキャラだったけど。
BRUTUS#20010 5/1「真似のできない仕事術2」
できる人の話ばっかで落ち込むよね(笑)
CUT#265 「藤子不二雄Aの主人公は深くて強い」
CUTは初めて買った。正直、なめてたけど本人へのインタビュー、作品解説などかなり読み応えあり。ちょうど同じ時期にNHKでF先生の評伝シリーズを放送していたりF先生の方は不動の評価を築きつつあるけど、ここでA先生にスポットをあてるのはえらい。ま、ドラマ「怪物くん」(ひどかった……)のタイミングはあるんだろうけど。
ハットリくんは終盤ケムマキの双子の兄ケムノスケ、弟のケムシが出てきたり、最終回は忍者たちが唐突に帰郷する、というのは全然知らなかった。
それにしてもどれも600円ぐらいというのは高いね。この中で10年後に生き残ってるのは何誌あるのだろう……。
そういえば!
チョイアキ(ややアキバ系)の友人と雑誌の話をしていたら、「STUDIO VOICE」を声優の雑誌だと思っていて(確かにエヴァ特集とかやってたしな)、その上で手に取らなかった、というエピソードが、ヲタクなのかなんなのかよく分からなくて爆笑だった。
確かに「スタジオ」で「ボイス」だもんなぁ。でもその発想はなかった。
自分はサブカル系雑誌のコーナーはふつうに行くから手に取ることがなくてもその手の雑誌の内容は大体分かるけど、友人のようにそもそもそういうコーナーに行かないと誌名すら知らないんだなぁ。
ちょっとカルチャーショック。
Pen#266 「水木しげる大研究」
カラーも多用したちゃんとした特集で、知ってることばっかりだけど面白かった。
Number#752 「Formula1特集」
F1はもうニュースサイトで見るだけのプロレスで言うところの「紙プロレスファン」みたいな状態だけど、Numberの特集はいつもながら面白い。佐藤琢磨の近況が載っているのもよかった。それにしても中嶋一貴ってなんであんなに人気ないんだろう。なんか感情移入しにくいキャラだったけど。
BRUTUS#20010 5/1「真似のできない仕事術2」
できる人の話ばっかで落ち込むよね(笑)
CUT#265 「藤子不二雄Aの主人公は深くて強い」
CUTは初めて買った。正直、なめてたけど本人へのインタビュー、作品解説などかなり読み応えあり。ちょうど同じ時期にNHKでF先生の評伝シリーズを放送していたりF先生の方は不動の評価を築きつつあるけど、ここでA先生にスポットをあてるのはえらい。ま、ドラマ「怪物くん」(ひどかった……)のタイミングはあるんだろうけど。
ハットリくんは終盤ケムマキの双子の兄ケムノスケ、弟のケムシが出てきたり、最終回は忍者たちが唐突に帰郷する、というのは全然知らなかった。
それにしてもどれも600円ぐらいというのは高いね。この中で10年後に生き残ってるのは何誌あるのだろう……。
そういえば!
チョイアキ(ややアキバ系)の友人と雑誌の話をしていたら、「STUDIO VOICE」を声優の雑誌だと思っていて(確かにエヴァ特集とかやってたしな)、その上で手に取らなかった、というエピソードが、ヲタクなのかなんなのかよく分からなくて爆笑だった。
確かに「スタジオ」で「ボイス」だもんなぁ。でもその発想はなかった。
自分はサブカル系雑誌のコーナーはふつうに行くから手に取ることがなくてもその手の雑誌の内容は大体分かるけど、友人のようにそもそもそういうコーナーに行かないと誌名すら知らないんだなぁ。
ちょっとカルチャーショック。
結局アニソン三昧またやるのかよ
サイトがリニューアルされた「今日は一日○○三昧」、連休はなにをやるのかと思ったら、
4月29日(木・祝)午後0:15~10:45 今日は一日“戦後歌謡”三昧
5月2日(日)午後0:15~11:00 今日は一日“清志郎”三昧
司会:黒沢保裕アナウンサー
5月3日(月・祝)午後0:15~10:00 今日は一日“ラ・フォル・ジュルネ”三昧
5月4日(火・祝)午後0:15~6:50 今日は一日“サッカー音楽”三昧
司会:倉敷保雄 ゲスト:DJ DRAGON カジヒデキ 山本浩 植田朝日
5月5日(水・祝)午前9:20~翌午前1:00 今日は一日“帰ってきたアニソン”三昧
司会:緒方恵美
アニソン三昧、結局やるのかよ! うれしいけど。
個人的に実現したら悶絶しそうな三昧。
・今日は一日YMO三昧
関連アーティスト多いからネタはいくらでもあるだろうなぁ。
・今日は一日シブヤ系三昧
ほら、NHKは渋谷にあるし。
4月29日(木・祝)午後0:15~10:45 今日は一日“戦後歌謡”三昧
5月2日(日)午後0:15~11:00 今日は一日“清志郎”三昧
司会:黒沢保裕アナウンサー
5月3日(月・祝)午後0:15~10:00 今日は一日“ラ・フォル・ジュルネ”三昧
5月4日(火・祝)午後0:15~6:50 今日は一日“サッカー音楽”三昧
司会:倉敷保雄 ゲスト:DJ DRAGON カジヒデキ 山本浩 植田朝日
5月5日(水・祝)午前9:20~翌午前1:00 今日は一日“帰ってきたアニソン”三昧
司会:緒方恵美
アニソン三昧、結局やるのかよ! うれしいけど。
個人的に実現したら悶絶しそうな三昧。
・今日は一日YMO三昧
関連アーティスト多いからネタはいくらでもあるだろうなぁ。
・今日は一日シブヤ系三昧
ほら、NHKは渋谷にあるし。
「四畳半神話大系」はじまった
脚本が大好きな劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠氏だってことで興味を持っていたフジテレビ深夜ノイタミナ枠のアニメ「四畳半神話大系」。
先日第一話が放送されたけど、あれ、これって?と思ったらそうだそうだ、監督が湯浅政明だった!
大好きな「マインド・ゲーム」の人。
このアニメもかなりあのテイストで、よい。
ストーリーは正直まるで先が読めないけど、これは楽しみ。
そしてエンディング曲、「このサウンドはもしや?」と思ったらやっぱり、な砂原仕事。
「いしわたり淳治&砂原良徳+やくしまるえつこ」名義「神様のいうとおり」という曲だった。
どこまで好きな組み合わせなんだよ!と思ったけど、エンディングのモーショングラフィックはさすがにteevee graphics 小島淳二ではなかった。けど面白い。
ちなみに今回気づいた勘違い。
・このアニメのキャラデザインで原作小説のジャケも描いている中村佑介は、オレンジペコーのジャケの人かと思ってたけどそっちはカンバラクニエだった。
・原作の森見登美彦は「鴨川ホルモー」の人かと思ったらそれは万城目学だった。両者ともほぼ同世代で京大出身のちょい不思議系小説を書く、など共通点多い。実際二人は交流があるらしい。
先日第一話が放送されたけど、あれ、これって?と思ったらそうだそうだ、監督が湯浅政明だった!
大好きな「マインド・ゲーム」の人。
このアニメもかなりあのテイストで、よい。
ストーリーは正直まるで先が読めないけど、これは楽しみ。
そしてエンディング曲、「このサウンドはもしや?」と思ったらやっぱり、な砂原仕事。
「いしわたり淳治&砂原良徳+やくしまるえつこ」名義「神様のいうとおり」という曲だった。
どこまで好きな組み合わせなんだよ!と思ったけど、エンディングのモーショングラフィックはさすがにteevee graphics 小島淳二ではなかった。けど面白い。
ちなみに今回気づいた勘違い。
・このアニメのキャラデザインで原作小説のジャケも描いている中村佑介は、オレンジペコーのジャケの人かと思ってたけどそっちはカンバラクニエだった。
・原作の森見登美彦は「鴨川ホルモー」の人かと思ったらそれは万城目学だった。両者ともほぼ同世代で京大出身のちょい不思議系小説を書く、など共通点多い。実際二人は交流があるらしい。
2010年4月5日月曜日
相変わらず自伝・評伝ばかり読んでいる
NHKの朝の連続テレビ小説は水木しげる妻の自伝「ゲゲゲの女房」。
これまで何度も途中で挫折している連続テレビ小説なだけに、一所懸命見るとしんどくなるので、わざと適当に流して見ることにしている。
それに関連して、NHKは水木しげるの番組をこれでもか!と放送するわ、各出版社はいつも以上に自伝・評伝的な作品を出すわ、と「水木先生総決算」みたいになってて「やめて!それ以上出すと水木先生が死んじゃう!」という感じ。
とはいえ、水木しげるの自伝・評伝はもうどれを読んでも面白いから、内容が重複してようが何度でも読んでしまう。ここ最近出たのでは
私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝 (角川文庫)
ビビビの貧乏時代―いつもお腹をすかせてた! (HMB M 6-7)
どちらもマンガで、前者が最近描かれた子供の頃から最近の事までの回想記のような内容、後者は「貧乏」をテーマにした作品集。
活字だと「ねぼけ人生」(ちくま文庫)がオススメ。
マンガだと「完全版水木しげる伝(上・中・下) (講談社漫画文庫)」を読めば間違いない。
漫画家といえばF先生がNHKの番組で取り上げられている。
NHKこだわり人物伝 2010年4-5月 (知楽遊学シリーズ/水曜日)
日本放送協会
こんな薄っぺらいテキストで690円もするのか、NHK!?ということはさておき、A先生、藤子プロ社長、奥様、岡田斗司夫という面々がF先生を語る内容なんだけど、F先生、悪い話がなさ過ぎ!!全部神エピソード過ぎて、感心しまくり。こんな人がいたんだなぁ、と嘆息。
改めて尊敬の念を深めました。
そんなF先生とちょっとかぶるのが星新一。
前から文庫になったら読もうと思っていた、最相葉月の力作が念願の文庫化。
星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人 (新潮文庫)
しかし、上巻の前半部分はほとんど父親・星一の評伝で、正直、とばし読みした。
いよいよ星新一が作家としてデビューするあたりから俄然面白くなってきて、同時代の人(小松左京、野田昌宏、手塚治虫、大伴昌司、和田誠etc.)の自伝・評伝なんかとリンクする内容も出てきて、いわゆる「オタク第一世代」の人たちの様子がくっきりとよみがえってくる。
それにしてもこの文庫本、上下巻で装丁似過ぎじゃない?間違えて買う人、結構いる気がした。
最後に、前から「二郎さんとの関係は?」「なんで急に看板番組が減ったの?」とか謎が多い欽ちゃんだったけど、この自伝を読むとなんとなく分かった。
なんでそーなるの!萩本欽一自伝 (集英社文庫)
欽ちゃん、ちょっと変わった人なんだなぁ。若いときはかなり苦労した人で、ちょっとズレてるところがある。もともとお笑い芸人としての自分がたいしたことがない、ということにかなり自覚的なのが面白い。放送作家的なスタンスもある人なのか。
これまで何度も途中で挫折している連続テレビ小説なだけに、一所懸命見るとしんどくなるので、わざと適当に流して見ることにしている。
それに関連して、NHKは水木しげるの番組をこれでもか!と放送するわ、各出版社はいつも以上に自伝・評伝的な作品を出すわ、と「水木先生総決算」みたいになってて「やめて!それ以上出すと水木先生が死んじゃう!」という感じ。
とはいえ、水木しげるの自伝・評伝はもうどれを読んでも面白いから、内容が重複してようが何度でも読んでしまう。ここ最近出たのでは
私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝 (角川文庫)
ビビビの貧乏時代―いつもお腹をすかせてた! (HMB M 6-7)
どちらもマンガで、前者が最近描かれた子供の頃から最近の事までの回想記のような内容、後者は「貧乏」をテーマにした作品集。
活字だと「ねぼけ人生」(ちくま文庫)がオススメ。
マンガだと「完全版水木しげる伝(上・中・下) (講談社漫画文庫)」を読めば間違いない。
漫画家といえばF先生がNHKの番組で取り上げられている。
NHKこだわり人物伝 2010年4-5月 (知楽遊学シリーズ/水曜日)
日本放送協会
こんな薄っぺらいテキストで690円もするのか、NHK!?ということはさておき、A先生、藤子プロ社長、奥様、岡田斗司夫という面々がF先生を語る内容なんだけど、F先生、悪い話がなさ過ぎ!!全部神エピソード過ぎて、感心しまくり。こんな人がいたんだなぁ、と嘆息。
改めて尊敬の念を深めました。
そんなF先生とちょっとかぶるのが星新一。
前から文庫になったら読もうと思っていた、最相葉月の力作が念願の文庫化。
星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人 (新潮文庫)
しかし、上巻の前半部分はほとんど父親・星一の評伝で、正直、とばし読みした。
いよいよ星新一が作家としてデビューするあたりから俄然面白くなってきて、同時代の人(小松左京、野田昌宏、手塚治虫、大伴昌司、和田誠etc.)の自伝・評伝なんかとリンクする内容も出てきて、いわゆる「オタク第一世代」の人たちの様子がくっきりとよみがえってくる。
それにしてもこの文庫本、上下巻で装丁似過ぎじゃない?間違えて買う人、結構いる気がした。
最後に、前から「二郎さんとの関係は?」「なんで急に看板番組が減ったの?」とか謎が多い欽ちゃんだったけど、この自伝を読むとなんとなく分かった。
なんでそーなるの!萩本欽一自伝 (集英社文庫)
欽ちゃん、ちょっと変わった人なんだなぁ。若いときはかなり苦労した人で、ちょっとズレてるところがある。もともとお笑い芸人としての自分がたいしたことがない、ということにかなり自覚的なのが面白い。放送作家的なスタンスもある人なのか。
峠を越した我が家
住み始めて3ヶ月たち、家の中の残りの工事も外構工事も終わり、一段落ついた。
改めてうちの特徴をメモしてみると
■木製サッシ
最初はカタチから入ったけど、結露はないし、断熱にもいいし、言うことなし、だ。
ただ、後述の24時間計画換気があるから、窓を開ける必要がないのでハメ殺しの窓を増やした方が金銭的・断熱的・防犯的によかったかもなぁ、と思った。
でも、ここまで換気がいらないなんて、住んでみるまで分からないからなぁ。
■ロールカーテン
木製サッシだから、とロールカーテンにしてみたら、これが開け閉めが楽で便利。
途中まで下ろして西日を避けたりもできるし。
■24時間計画換気
吸気用・排気用の換気扇をいくつかつけて、それらを回し続けることで常に換気を行う仕組み。
これは説明だけ聞いていたときは「ふ~ん」という感じだけど、すごい。なにせ前のマンションであれだけ臭かった室内干しの洗濯物がまるで臭わないのだ。
これはいかに室内の空気がきれいかを証明している。
家族の中でも空気の質に敏感で「空気が悪いなぁ」と思って換気する事が多かった僕だけど、全くそういうことを感じたことがない。
なお、空気の通りをよくするために、部屋のドアの下に透き間があったりと各部屋ごとの密閉度は低い。
ゆえに各部屋で大きな音を出していると他の部屋にも聞こえて迷惑だったりする、というデメリットはある。
逆にいうとひきこもりにくくなっているので、親としてはいいだろう。
■オール電化
奥サマがこだわった部分。実家で使っていたIHが気に入ったようで、キッチン選びにおいても最優先設備だった。
エコキュート、という夜間の安い電力でお湯を沸かしておくシステムは確かに電気代が節約できている。
電気を貯めるのは難しいけど、一度別のエネルギーに変えて保存しておく、って発想がすごいなぁ。
■フレッツ光・フレッツテレビ
うちには電話用回線の端末が一カ所しかない。そこから無線LANをとばしている。
ただし、テレビのアンテナ口は家の至るところにつけたので、リビングの構成は自由度が高い。
またフレッツテレビに入ることを決めていたので、アンテナ・パラボラアンテナもない。
フレッツテレビは念願のFM受信感度が最高で文句なし。
■ロフト
家の設計をしたときに「たくさんある本をなんとかする」というのもテーマの1つだったけど、その答えがこれ。
設計の方に「天井裏など行きにくい場所はデッドスペースになるから、どうせならすぐに行けるロフトがよい」と言われたけど、確かにハシゴをかければすぐに登れるので、倉庫としては便利。
もちろん重いものなどは運べないけど、普段読み返すことが少ないマンガとか小説などはここに置いている。
ただ部屋にハシゴを吊しておかなくてはならず、またハシゴをかける位置に家具が置けない、などデメリットはある。
今は床に積んだ本の山状態になっているけど、今後本棚などで整理していかないとなぁ……。
■掘りゴタツ
子供の頃、近所の家にあってすごいなぁ!と感心して、それ以来飲み屋や宿屋にあるとうれしくなるのが掘りゴタツ。コタツかどうかはどうでもよくて、床なのにイスのように座れるのがよいのだ。
こちら、なぜ北欧風住宅に?という感じで、なかなか大工さんにこのテイストが伝わらなかったんだけど、先日ようやく仕上げ工事も完了。
お客さんが来たとき、奥のダイニングテーブルに促しても、まずこちらに座ったりするのが面白い。
接客的でも活躍。
■ウォークインクローゼット
女性が3人いる家族で、子供ですら幼稚園の頃から着るモノにうるさい。
タンスをはじめ、服はまとめておきたかったので、ウォークインクローゼットも当初からの希望だった。
こちら、窓の多いこの家において、完全に外からの視線を遮れるので着替え場所としてもよかった。
■1Fウッドデッキ
ダイニングと同じ高さにウッドデッキを作ってもらい、広く見せる工夫をしている。
ウッドデッキはスリッパを履いていたらそのまま外へ出るぐらいは許せる感じで、ちょっと庭に出る、ということに貢献してると思う。
なお、庭は奥サマの希望で、専門業者に頼んで庭っぽく(笑)してもらった。僕はほとんど興味ないんだけど。
■2Fバルコニー
2Fにはバルコニーがあって、これは洗濯物を干すためのもの。家の正面・東側にある。
ただ、うちは洗濯するのが遅いため、本当は南側にあった方がよかったなぁと思った。
あと洗濯物を干すための設備がイマイチでこれは今後の検討課題。
■宅配ボックス
ネットで取り寄せ、大工さんに設置してもらった。
一軒家で宅配ボックスは珍しいと思う。
近隣の人やお客さんからは「あれっ!?」という感じらしい。
しかし今後ますますネット&宅配での買い物が増えると思うので、この先見性はいずれ評価されるであろう(笑)。
改めてうちの特徴をメモしてみると
■木製サッシ
最初はカタチから入ったけど、結露はないし、断熱にもいいし、言うことなし、だ。
ただ、後述の24時間計画換気があるから、窓を開ける必要がないのでハメ殺しの窓を増やした方が金銭的・断熱的・防犯的によかったかもなぁ、と思った。
でも、ここまで換気がいらないなんて、住んでみるまで分からないからなぁ。
■ロールカーテン
木製サッシだから、とロールカーテンにしてみたら、これが開け閉めが楽で便利。
途中まで下ろして西日を避けたりもできるし。
■24時間計画換気
吸気用・排気用の換気扇をいくつかつけて、それらを回し続けることで常に換気を行う仕組み。
これは説明だけ聞いていたときは「ふ~ん」という感じだけど、すごい。なにせ前のマンションであれだけ臭かった室内干しの洗濯物がまるで臭わないのだ。
これはいかに室内の空気がきれいかを証明している。
家族の中でも空気の質に敏感で「空気が悪いなぁ」と思って換気する事が多かった僕だけど、全くそういうことを感じたことがない。
なお、空気の通りをよくするために、部屋のドアの下に透き間があったりと各部屋ごとの密閉度は低い。
ゆえに各部屋で大きな音を出していると他の部屋にも聞こえて迷惑だったりする、というデメリットはある。
逆にいうとひきこもりにくくなっているので、親としてはいいだろう。
■オール電化
奥サマがこだわった部分。実家で使っていたIHが気に入ったようで、キッチン選びにおいても最優先設備だった。
エコキュート、という夜間の安い電力でお湯を沸かしておくシステムは確かに電気代が節約できている。
電気を貯めるのは難しいけど、一度別のエネルギーに変えて保存しておく、って発想がすごいなぁ。
■フレッツ光・フレッツテレビ
うちには電話用回線の端末が一カ所しかない。そこから無線LANをとばしている。
ただし、テレビのアンテナ口は家の至るところにつけたので、リビングの構成は自由度が高い。
またフレッツテレビに入ることを決めていたので、アンテナ・パラボラアンテナもない。
フレッツテレビは念願のFM受信感度が最高で文句なし。
■ロフト
家の設計をしたときに「たくさんある本をなんとかする」というのもテーマの1つだったけど、その答えがこれ。
設計の方に「天井裏など行きにくい場所はデッドスペースになるから、どうせならすぐに行けるロフトがよい」と言われたけど、確かにハシゴをかければすぐに登れるので、倉庫としては便利。
もちろん重いものなどは運べないけど、普段読み返すことが少ないマンガとか小説などはここに置いている。
ただ部屋にハシゴを吊しておかなくてはならず、またハシゴをかける位置に家具が置けない、などデメリットはある。
今は床に積んだ本の山状態になっているけど、今後本棚などで整理していかないとなぁ……。
■掘りゴタツ
子供の頃、近所の家にあってすごいなぁ!と感心して、それ以来飲み屋や宿屋にあるとうれしくなるのが掘りゴタツ。コタツかどうかはどうでもよくて、床なのにイスのように座れるのがよいのだ。
こちら、なぜ北欧風住宅に?という感じで、なかなか大工さんにこのテイストが伝わらなかったんだけど、先日ようやく仕上げ工事も完了。
お客さんが来たとき、奥のダイニングテーブルに促しても、まずこちらに座ったりするのが面白い。
接客的でも活躍。
■ウォークインクローゼット
女性が3人いる家族で、子供ですら幼稚園の頃から着るモノにうるさい。
タンスをはじめ、服はまとめておきたかったので、ウォークインクローゼットも当初からの希望だった。
こちら、窓の多いこの家において、完全に外からの視線を遮れるので着替え場所としてもよかった。
■1Fウッドデッキ
ダイニングと同じ高さにウッドデッキを作ってもらい、広く見せる工夫をしている。
ウッドデッキはスリッパを履いていたらそのまま外へ出るぐらいは許せる感じで、ちょっと庭に出る、ということに貢献してると思う。
なお、庭は奥サマの希望で、専門業者に頼んで庭っぽく(笑)してもらった。僕はほとんど興味ないんだけど。
■2Fバルコニー
2Fにはバルコニーがあって、これは洗濯物を干すためのもの。家の正面・東側にある。
ただ、うちは洗濯するのが遅いため、本当は南側にあった方がよかったなぁと思った。
あと洗濯物を干すための設備がイマイチでこれは今後の検討課題。
■宅配ボックス
ネットで取り寄せ、大工さんに設置してもらった。
一軒家で宅配ボックスは珍しいと思う。
近隣の人やお客さんからは「あれっ!?」という感じらしい。
しかし今後ますますネット&宅配での買い物が増えると思うので、この先見性はいずれ評価されるであろう(笑)。
終われる人と終われない人
ずっとやってきた今の仕事もついに明確に〆が切られ、かなりタイトなスケジュールだけどもうやるしかない、という状態になってきた。
ビジネスと趣味の一番の境目は「世に出す義務があるかどうか」だと思うけども、いわゆるモノづくりの仕事をしていて確信するのは、世の中には「終われる人」と「終われない人」しかいない、ということ。
「終われる人」は、多少量や質を落としてでも、なんとか終わらせようとして、作品を世に出せる人。
「終われない人」は、質が質が……といって納期なぞてんで守らず、延々作り続けてしまう人。
どちらが欠けても、いい作品は生まれない。
どちらかしかいないプロジェクトで悲劇は必ず起こるし、そうでなくとも両者のパワーバランスが偏っているときにもほぼ起こる。
そして、自分はどちらのタイプなのか、もしくは両者のバランスをどう取るのかは意識する必要がある。
……てなことを書いてるけど、もう終わらすしかないからがんばらないと!と書きたいだけ!!
ビジネスと趣味の一番の境目は「世に出す義務があるかどうか」だと思うけども、いわゆるモノづくりの仕事をしていて確信するのは、世の中には「終われる人」と「終われない人」しかいない、ということ。
「終われる人」は、多少量や質を落としてでも、なんとか終わらせようとして、作品を世に出せる人。
「終われない人」は、質が質が……といって納期なぞてんで守らず、延々作り続けてしまう人。
どちらが欠けても、いい作品は生まれない。
どちらかしかいないプロジェクトで悲劇は必ず起こるし、そうでなくとも両者のパワーバランスが偏っているときにもほぼ起こる。
そして、自分はどちらのタイプなのか、もしくは両者のバランスをどう取るのかは意識する必要がある。
……てなことを書いてるけど、もう終わらすしかないからがんばらないと!と書きたいだけ!!
登録:
投稿 (Atom)