2009年2月25日水曜日

作者がノリノリ

刊行中のマンガ単行本をいくつか買っているけど、その中でも特に新刊が出るとすぐにでも読みたい!とテンション上がるのが「へうげもの」。
へうげもの 8服 (8) (モーニングKC)
山田 芳裕
4063727742

最新刊は8巻だけど、7巻あたりからいよいよ利休のクライマックスに入ってきたのと、もう一つ伊達政宗が登場したことで、これまでの中では面白さのピークに達していると思う。

とくにまんま歌舞伎役者の伊達政宗は作者がいじってるのが楽しくてしょうがない!という感じでキャラが立ちまくっていて、読む方も楽しすぎる。作者が得意とする異常なパースで描かれる率がやたら高かったり。

本来のテーマ的には、徐々に織部焼の萌芽が芽生えつつあったりと、こちらも先が読みたくなる。

NHKは「へうげもの」を大河ドラマにすればいいのに、と思ったけど、いややっぱりだめか。実写にするとこの面白さはでないだろうなぁ。

そういう意味ではとても「マンガ」らしい作品なのかも。

2009年2月22日日曜日

クイズ番組

平日のゴールデンタイム、というのは勤務時間の関係からほとんど家にいることがなく、ゆえにどんなテレビ番組をやってるのかもよく分からないんだけども、どうもバラエティに近いクイズ番組が多いような?

テレビ朝日の開局50周年特番を見てたら、子供の頃にたくさんあったクイズ番組を思い出した。(wikipedia-日本のクイズ番組一覧

視聴者参加型だと「クイズタイムショック」「ザ・チャンス!」「三枝の国盗りゲーム」「人生ゲームハイ&ロー」、そしてビックイベントだった「アメリカ横断ウルトラクイズ」。

タレント出演型だと「連想ゲーム 」、「象印クイズ ヒントでピント」。

バラエティに近いモノだと「なるほど!ザ・ワールド」、「クイズ面白ゼミナール」、「クイズダービー」。

今のスタイルに近い常識系だと「クイズ!年の差なんて」、「クイズ赤恥青恥」。

これらを振り返って思うのは、昔のクイズ番組ってゲーム、しかもテレビゲーム的な構成が多かったなぁ、ということ。ギミックが多いというか。

「三枝の国盗りゲーム」「人生ゲームハイ&ロー」などはボードゲームっぽいし、とくに「ザ・チャンス!」は僕はゲームの企画を考えるときなぜかよく思い出すんだけど、かなり凝っていた。
「クイズダービー」はギャンブル要素が入って、「象印クイズ ヒントでピント」は今でいう脳トレっぽい部分があった。

そして、クイズ番組の極北が1990年前後の超難関クイズ系。
「カルトQ」はまだしも、「ギミア・ぶれいく」内の「史上最強のクイズ王決定戦」とか今考えるとムチャクチャで、完全に視聴者おいてけぼりな内容で、「こんな問題が分かるちょっと変わった人」をすげーとかい言いながらながめる番組だった。
当然、飽きられるわけだが。

2009年2月19日木曜日

東京タワー、どびんチャビンはげチャビン

昨年末に、誕生日だから無料というのをダシにされて家族で東京タワーに登りにいった。奥様が東京タワー好きなのだ。

個人的には「高いところが好き」とかはないので特別興味がなかったんだけど、ちょうど東京タワー完成50周年ということでその歴史を紹介するパネル展示があって、思わず魅入ってしまった。

そっか、これ放送塔なんだよな。ちなみに東京タワー内では携帯のワンセグやラジオはむちゃくちゃ感度がよく、キレイにはいるよ。当たり前だけど。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は昭和33年(1958年)を舞台にしていて、その年末に東京タワーが完成するシーンが出てくる。
僕はずっと「東京タワーの完成=テレビ放送のはじまり」だと思っていたけど、よく考えたら「ALWAYS 三丁目の夕日」でもタワー完成前にテレビを見てるシーンがあるからそりゃ間違い。
それ以前にNHK、日本テレビ、TBSは独自の電波鉄塔を持っていたそうな。それらがすべて東京タワーに集まったのはなんと1980年。

調べてみると東京タワー設立の翌1959年これを機にNHK教育、テレビ朝日、フジテレビが次々開局。テレビ東京は1964年放送開始。
だから年明けからこの局が順番に50周年記念特番をやってたんだなぁ。
つまり、テレビ朝日とフジは後発で、だからテレビ朝日の特番でやってた番組はどれもちょっとB級っぽい香りがする。そう考えるとフジテレビの躍進はすごいわけで、それはドラマ「ザ・ヒットパレード~芸能界を変えた男・渡辺晋物語~」なんかを見たからなんとなく分かる。

と、電波塔として東京タワーをおさらいすると、メディア好きとしてはかなりグッとくるものがあった。

せっかくなのでwikipediaなどから拾い集めたテレビの歴史をおすそわけガム。

1953年
2月1日 NHK東京テレビジョン局(コールサイン・JOAK-TV)が放送を開始。

1954年
1月23日 カラーの本放送 米NBCのニューヨーク局であるWNBC局

1958年(昭和33年)
12月23日 東京タワー完工式挙行、正式オープン。

1959年(昭和34年)
1月10日 NHK教育テレビジョンがVHF1chで放送開始。(同年4月にNHK総合テレビジョンと入れ替わる)
2月1日 日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)がVHF10chで本放送開始。
3月1日 フジテレビジョンがVHF8chで本放送開始。6月17日からナベプロ帝国を築く「ザ・ヒットパレード」放送開始。
4月10日 皇太子さまと美智子さまのご結婚、パレード。テレビ普及を一気に促した。

1960年(昭和35年)
1月17日 東京放送が赤坂の自社敷地から主送信所を東京タワーへ移転する(送信は移転前からVHF6ch)。

1960年
9月10日 日本でカラー放送はじまる

1963年
日本初の海外衛星中継
放送される予定であったケネディのメッセージに代わって事件の詳細を日本に伝えた。

1964年
4月12日 日本科学技術振興財団テレビ事業本部(現在のテレビ東京)がVHF12chで本放送開始。
東京オリンピック カラーテレビの普及

1968年
4月 NHKがラジオ契約を廃止してカラー契約を創設することによりカラー放送を大幅に増やしたことなどから普及が促進

1980年
NHKが教育テレビ送信所を移して全放送局が東京タワーにそろう

1984年
日本で衛星放送開始

やっぱり名前の響きが違う。

時々足を運ぶお台場のTOYOTA MEGA WEBの「ヒストリーガレージ」にて「1970年代 憧れのスーパーカー展」という催しをやっていて
・ランボルギーニ カウンタック LP400S
・フェラーリ365GT4 BB
・ランチア ストラトス(レプリカ)
が展示されていた。

いやぁ、カウンタックはヤバイ!!無駄に格好良すぎる。子供の頃さんざんおもちゃとかミニカーで見てきたんでもはや「カウンタック(笑)」ってかんじだったけど、実物はホントにヤバイ。
090208_162759.jpg
あと、ランチア ストラトスも初めて実物を見たけど、カッコイイ。例のアリタリアカラーのラリー仕様ではなく赤いボディだったけど、いいなぁ。

二台に挟まれた真ん中のフェラーリが普通の車に見えるというありさま。

��

僕はスーパーカー世代ではないんで、あまり知識はないんだけども、カウンタック LP400もランチア ストラトスもマルチェロ・ガンディーニ(wikipedia)のデザインだとか。
カーデザイナーだとジョルジェット・ジウジアーロ(僕の座っている椅子、Okamuraのコンテッサは彼のデザイン。といってもどこまでなのかなぁ)が有名だけど、ガンディーニの方が断然好きだなぁ。


2009年2月18日水曜日

今号のBRUTUSは買い、だ。

今売っているBRUTUSがラジオ特集でなかなか読ませる!

BRUTUS (ブルータス) 2009年 3/1号 [雑誌]
B001RCKQOA


最近、またBRUTUSに面白い特集が多くなった気がするが、編集長が変わったりしたんだろうか。

さて、この雑誌では僕が毎週聞いている「山下達郎のサンデーソングブック」と「GONTITIの世界の快適音楽セレクション」もちゃんと紹介されていたけど、最近、後者の番組にて

森昌子「越冬つばめ」の作曲者は「夢想花」の円広志(作曲者名義は本名の篠原義彦)

であることを知った。ビックリ。

そして、円広志とやしきたかじんを混同していたことに気づいた。

ちなみに、やしきたかじんは「たかじんnoばぁ~」という番組を知るまで、ずっと「やしきた・かじん」だと思ってた。




2009年2月17日火曜日

「ハイスクール・ミュージカル」

遅ればせながら、ようやく話題の「ハイスクール・ミュージカル」(テレビ版)を観た。
ハイスクール・ミュージカル [DVD]
ドン・シェイン ピーター・バルソッキーニ
B000NIWHNC

学園ものは大好きなのでこれも興味はあったんだけど、なんとなく敬遠してた。
少し前に同じディズニーチャンネルの「キャンプ・ロック」を見たんだけど、こっちは面白くなかった。アメリカ特有の「キャンプ」を題材にしてたのはいいんだけど、いかんせん脚本がマジメすぎる。かなり古い感じがした。

その点、「ハイスクール・ミュージカル」はお約束の中に今風な部分も入れていて面白い。

「今風」とはどういうところかというと、「本当の自分」というよりも「自分のキャラクター」を題材にしているところ。その点、「キャンプ・ロック」は「本当の自分」の域を出ていない。

元々主人公2人は、バスケ部と化学部で、ミュージカルに出るのは「キャラが違う」。
周りもそう思っているし、演劇部もそう思っている。そのボーダーラインを乗り越えることで笑いも生まれるし、ドラマも生まれる、という構造になっているのだ。
つまりは、「本当の自分のキャラ」を確立していく話。


それに至るまでに対立軸がうまく作られていて

・バスケ部の顧問である父と主人公
・体育系と主人公
・化学部とヒロイン
・体育系と化学部
・演劇部と体育系
・演劇部と化学部
・演劇部の女王と新参作曲者
・演劇部の女王と双子の弟(対立はしてないけど)

などなど、事細かにある。しかもどれも2項対立でしかなくて複雑な絡みなどはない。ないけど、それぞれの2項が絶妙に重なっているからいろんなドラマを多層的に発生させることに成功している。

バスケ部の1人が実はお菓子作りが大好き、化学部の1人が実はヒップホップダンス好き、とかをカミングアウトしていくシーンはかなり面白い。アメリカってこれほど所属する集団によってキャラが分けられてしまうものなのか、映画ならではの誇張なのか。

そういうしっかりした脚本のうえに、主人公やヒロインがまたいい。個人的好みだけど。
主人公は70~80年代の日本のアイドル(新御三家を足して三で割った感じ。事故前のマーク・ハミルにも似てるような)を思わせるし、ヒロインは石川ひとみ似。あ、それならば主人公は太川陽介似といえるかも(笑)。
2人とも王道アイドル顔でまぶしい。

2009年2月10日火曜日

そろそろ終わり時なのでは。

このところずっと思ってたけど、「タモリ倶楽部」の劣化ぶりがひどい。

数年前までは、「それをネタにする!?」というセンス・オブ・ワンダーに近い驚きと笑いで見てたりしたのに、最近はなんだか同じようなパターンばかり。
しかも要のマニアックさでも「アメトーク!!」とか「熱中時間(NHK)」など他番組に負けている。
誰かが「タモリ倶楽部はタモリの接待番組になってる」と評してたけど、まさになぁ。

今、自分の中で視聴当落ギリギリのボーダーラインにいる。「空耳アワー」がなかったら確実に見ない。なんとか持ち直しを期待したいが……。

2009年2月8日日曜日

どうりで手に入らない。

このところ、ジョジョの第三部(ジャンプコミックス12巻~28巻)をコツコツ読んでいた。

何度か書いたけど、「ジョジョの奇妙な冒険」はリアルタイムで連載開始時から読んでいて、第一部は気持ち悪くて敬遠してたけど、第二部が好きで単行本を買い始め、第三部で興味がなくなってジャンプコミックスの21巻で買うのをやめてしまっていた。

その後20年近くブランクがあり、一年ほど前に第四部に興味を持って読んでみたらこれが衝撃的に面白くて、じゃあついでに間を埋めるために読んでなかった第三部も読んでおこうか、と単行本を買いそろえはじめた。

実はジョジョのこの頃の単行本って初版が1990年とかなので、かなり大きな書店に行かないとない。どうせ一回しか読まないからBOOKOFFでコツコツ集めてたら、ようやく22~28巻を揃えることができた。
……と思っていたら、イスラム絡みで第三部って出荷停止だったのか!! 集英社文庫版もらしい。どうりで書店で第三部だけがスコンと抜けてたわけだ。Amazonでも新品は手に入らないみたい。

ジョジョの奇妙な冒険 (28) (ジャンプ・コミックス)
荒木 飛呂彦
4088516346


ただ、ぶっちゃけ僕にとってはやっぱりこの第三部はあんまり面白くない。
後半からスタンドの幅が広がって第四部っぽいところもチョコチョコ出てきたけど。

とはいえ、今、DIO戦の手前、ヴァニラ・アイス戦(26巻)。
この気分、まるでRPG。
ヴァニラ・アイスはボス前の強敵。DIOはまさにボス戦。

あの「ポルナレフの有名なセリフ」が読めるかと思うとワクワクしてます。

眉毛が、太いんです。

みんなblogにアバターとか気に入った写真を貼り付けてていいなぁと思ってたんだけど、そういえばNintendo WiiのMiiをシミュレートできるエディタがあったなぁと思ってそれを利用して作って貼り付けてみた。

mii_expop.jpg
My Avatar Editor Beta 2!

もともと子供の頃から似顔絵好きだったんだけど、こうして簡単に作れるのは面白い。パーツ数の割には意外といろんな顔に対応できる。

Wii.com JP - 開発スタッフが語る『似顔絵チャンネル』の話。
↑で開発の話が読めて、メイキング好きの僕には大変面白かったです。確かに「パーツを回転や移動、拡大」はブレイクスルーだと思う。あれをいじるとグッと似てくるからなぁ。

ちなみにMiiの公式投稿サービスではお笑い芸人が多いんだけど、やっぱりキャラ立ちしてるんだなぁと感心した。

花粉症を克服しましたよ。

昨年の今頃、花粉症対策でレーザー治療を受けようと思ったら、値段が高いのと予約数がすごかったのとであきらめた。
でもサイトをいろいろ検索してとりあえず近場にある耳鼻科に行ってみようかと足を運んで、薬を処方されたんであるが……。

これがすごい!

小学生の頃から春先にはアレルギーで苦しんでいた僕が、ほとんど症状が出ず、しかも眠くなるといった副作用もなくかなり快適に春を過ごすことができた。しかも昨年は花粉の量が多かったという。

医者がいうには、花粉が本格的に舞う前、つまり症状が出る前の2月頃から薬を飲み始めるのがいいということで、今年ももらって飲み始めた。

ちなみに薬は

・アレグラ錠(内服)
・フルナーゼ点鼻薬

というものです。
苦しんでる方、早いうちに医者に行って相談してみてはいかがでしょうか。

2009年2月5日木曜日

われわれも動物である。

今まで子供がオムツにウンコをする際になぜか隠れる理由として、「恥ずかしいから」と半信半疑で思っていたけど、やっぱり違うんじゃないか。

排便、とくにウンコをする時、人は非常に無防備になるのだ。もっというと、敵に襲われると非常に危険な状態になる。
だから本能的に身を隠して排便するのだ。

男子がトイレで小を足す時、横や後ろに人がいると非常に出にくいのも、同じ理由だと思う。

出さないと当たらない。

帰宅したら白泉社から小包が届いていて、なんだろう?と開けてみたら、MOE12月号の抽選プレゼント「COPIC sketch杉浦さやか8色セット」があたった!! 10名様中の1名!
コピックは高くてなかなか色を揃えられないので単純にうれしい。

ちなみに色の種類は
R17 Lipstick Orange
Y13 Lemon Yellow
RV11 Pink
100 Black
YG17 Grass Green
B24 Sky
E01 Pink Flamingo
E15 Dark Suntan

2009年2月4日水曜日

ウォーリー

こないだの日曜日(2/1)は映画の日だったので、家族で「ウォーリー」を観に行った。
ウォーリー
サントラ
B001HK0H7I

なんだかんだでピクサー作品は「トイ・ストーリー2」以外全部劇場で見てるから、その信頼感は無意識レベルで大きい。

ただ「ウォーリー」はピクサー作品の中でも自分の中でもっとも評価が低い「ファインディング・ニモ」の監督だったので、ややハードルは下げ目で鑑賞。

全体的には、よかったです。
うちの子供は女の子のせいもあって、よく話が分からなかったみたいで見終わってポカンとしてましたが。

��以下ネタバレ含む)

まず、ウォーリーのガレージがむちゃくちゃよかった。あれは男の子は共感するよなぁ!!iPodとかさりげなく出てきたり。キャタピラを脱ぐところとかピクサーっぽくて好き。
ちなみにあのミュージカルは「「ハロー・ドーリー!」という映画らしいですね。タイトルすら知らなかったけど。
ウォーリーのブリキ缶みたいな音をはじめ、サウンドもよかった。僕はあまりこういうことを思うタイプじゃないからよっぽどよかったのか。
そうそう、ウォーリーの起動音はG4 CUBEオーナーだった自分にはちょっとうれしかった。
宇宙船の中で光の線が交通の要になっているアイディアが面白かった。未来世界とか異世界とかってああいうその世界の独特なルールを見せられるとグッとリアリティが増すと思う。
ちなみに、あの線ってウォーリーがつけたキャタピラ跡となにかリンクするのかと思ったけど、全然関係なかった。
ウォーリーがスクラップになったところで「来たか、来たか!?」と思ったらやっぱり来た「ロボットがメモリを失いそうになる」ネタ。やっぱりやるんだなぁ。僕も仕事で使ったことがあります(笑)。
シナリオでは、なぜあの舵型のロボットが地球に帰るのをいやがったのか、船長はなんであんな急に地球へ帰るモチベーションが発生したのか、などなどいまひとつよく分からなかったところもあった。
また、地球では定期的に嵐が来てたけど、あれは大丈夫だったのか、いつ宇宙船から降りた人々を襲うのかハラハラしてみてたけど、全くなし。ウォーリーが避難していた嵐は一体何だったんだろう?
作品評価をマイナスにするほどではないけど、脚本のきれいさで感銘を受けるタイプの作品ではなかった、というところ。
また、イヴがスリープモードに入ってるときのウォーリーの自分への献身を見るところはもっと泣かせてほしかったなぁ、など食い足りないところもあった。
最後に。
あまりみんな指摘してないけど、実写映像が出てきたのにはけっこうビックリした。この映画はCGで人間を描かないからこれもありなのか?と思ったら後半でブヨブヨの人間がCGで描かれていて、もう一回ビックリ。
人間を実写にすることで映画全体を実写って思ってねというメッセージなのか?と考えてみたけど、どうもそんなこともなく。
なんでCGにしなかったんだろ?
��
さて、ピクサーの次作は「カールじいさんの空飛ぶ家」(原題「UP」、トレイラー)という「え、大丈夫?」「キテレツ大百科?」という感じだけど、もちろん面白いんだろうなぁ。
ところで、ピクサー以外のCGムービーってどんなのがあるんだろう、と挙げてみたけど、実は全然見てないことに気づいた。
見たのはテレビ放送で見た「シュレック」ぐらいか。ディズニーのすら見てないなぁ。それにしてもドリームワークスは動物ものを作り過ぎ。
これを見ていて思ったけど、ピクサーって独特のトーンがあるのと、ドリームワークスなどと比べてグロいデザインのものが出てこなかったり、とはいえちょっとした毒はあったり、そのバランスが秀逸。
ディズニー
「チキン・リトル」
「ルイスと未来泥棒」
「ティンカー・ベル」(米ではビデオ作品)
ドリームワークス
「アンツ」
「シュレック」シリーズ
「カンフー・パンダ」
「シャーク・テイル」
「マダガスカル」シリーズ
「ビー・ムービー」
「森のリトル・ギャング」
それ以外
「アイス・エイジ」シリーズ
「ロボッツ」
「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」

2009年2月3日火曜日

ペンの選択

前回の続きで、ノートにあわせたペン選び。

メモ用なのでオーソドックスに

★色は黒

ペンといっても前回書いたようにノートにくっつけておくものなので、なくす可能性も高い。
なので、

★安い
★手に入りやすい

は大事。

となると、基本的にはボールペンかサインペンになるけど(シャープペンシルは普段から使わないので除外)、スタイル的には、キャップの有無・クリップの有無がポイントとなり、

★素早く書くことを考えるとノック式
★ノートのリングにひっかけるのでクリップは必須

ここで、おそらくノック式はないであろうサインペンは候補から外れる。
これはあくまでも持ち歩くノートにつけておく時であって、通常の筆記具ではキャップ式サインペンは多用している。むしろノック式はついついパチンパチンやってしまうので少ないぐらい。

そんなわけでターゲットはボールペンに絞られたわけだけど、ここで問題になるのがインクの種類だ。

主に、油性・水性・ゲルなどがあるけど、僕はずっとゲルインク派で油性ボールペンの書き味は大嫌いだった。
なんだけども、ゲルインク用のリフィル(替え芯)をダース購入したところ、ペン先がハズレでまるで書けないものがけっこうあってやや印象が悪くなった。
あと、僕は1.0とか太めの芯が好みなんだけど、このぐらいの太さだと少々インクが乾きにくい。

てなところにでたのが、油性ボールペンの革命的製品、三菱「JETSTREAM」

……とか書きながらも最初に買った0.7の製品はあまりにすべりやすくて好きじゃなかったんだけど、このたび1.0の製品を買ってみたら、なかなかよい!

とにかく書き味が今までの油性ボールペンとは全く違う。でもゲルインクの書き味ともまた違う。
ゲルインクは紙を削るような感覚が多少あるけど、Jetstreamはそれが全くない。むしろ筆圧を必要としないところに不満を感じたりするぐらいだけど、メモ用としてならこれでよい。書類などに記入する際にも油性の方がオールマイティに使える、というメリットもある。

でも、たとえばネタ出しとかで白紙にあーでもないこーでもないとゴチャゴチャ書くときには、僕はJetstreamは使わないなぁ。もうちょっと摩擦がある、それこそサインペンを使う。

結局、あれだけ好きだったゲルインクボールペンは今の僕にはけっこう中途半端な製品となりつつある。

ちなみに先にも書いたけど、最近になって僕はけっこう太めのペン先が好きなことに気づいた。
以前、文房具店でPILOTの万年筆カスタム74というのを試し書きしていたときも、断然太いのが好きだったもん。ただし、その太さゆえ、乾きの遅さは問題となるわけで。

筆記具も個人的趣味の他に、使うシチュエーションで選択が変わるもんなんだなぁ、と確認した次第。

2009年2月1日日曜日

ライブノート

けっこういろいろなことをメモしておく方だけど、そのメモが

��会社)
B5用紙
ロディアのメモブロック

��プライベート)
携帯電話のメモ機能
webのyahooメモパッド
同じくロディアのメモブロック
etc.

と分散してしまって、なんだか扱いづらくなってきた。

う~んと考えて、いっそのこと会社もプライベートも一緒にした、ちょっとしたメモ用のミニノートを作っていつも持ち歩いた方がいいのでは、という結論に達した。

というのも、会社の中でもプライベートなことは思いつくし、逆もある。その時にとりあえずメモしてしまえばどちらの場合でもスッキリするはず。

中身はいわゆるネタ帳ではなくて、TODOに近い。
ただ、会社ではOutlookを使ってTODO管理をしているのでそこに移すまでの備忘という使い方になる。

では、どういうノートがふさわしいのか?

まず、スケジュール帳ではないから

★手帳(ダイアリータイプ)ではない

持ち運びするから

★バインダー式手帳ではない(おおげさすぎる)
★サイズはA6まで

紙の綴じ位置は上と横があるが、見開きで使えるのと本のように両手でパラパラやれるメリットで

・紙の綴じ位置は横

ここでたとえばロディアのメモパッドは脱落。
また、ペンとセットにしておきたいので

★ペンをつけられる

ちなみにロディアは単体ではムリだけど、カバーをつけるとペンをつけられる。

綴じ方は糸綴じとリングがあるが、

★紙の綴じ方はリング
★しかも開いたときにきれいなダブルリング

これはダブルリングの場合

・180度開いて両ページ見開きでも使えるし、折り返してしまうこともできる
・リングはペンをひっかけておくのに都合がいい
・しおりもつけようと思えば一番上のリングを利用してつけられる

という利点から。
ここで残念ながらあこがれのMOLESKINなどは脱落してしまう。

ここで残っているのは、たとえばデルフォニックスの「Rollbahn」。
しかし、

★表紙は固い方がよい

これは出勤中とかでもメモすることがあるからだ。

あとこれは完全に趣味の問題だけど

★紙は横罫

一般的には方眼が多い気がするんだけど、僕は横罫が使いやすくて、ロディアメモパッドもわざわざ手に入りにくい横罫のを選んでいた。

これらの条件で表紙が固くなく方眼の「Rollbahn」は脱落。あれについているゴムバンドはいいのになぁ。

★ゴムバンドはあったら○。なくてもよい。

あとは

★紙質はあんまりこだわりない

★値段は500円以内が目安

★今後も継続的に手に入る商品

★自分の行動範囲内で手に入りやすい

などなど。

実は以上の条件は実際に文房具屋で物色してみて分かってきたんだけど、条件にあうものではこんなのが見つかった。

KOKUYOの地味目な製品なんだけど、これがドンピシャ。

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しおりのヒモは自分でつけたもの。

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中に一本縦線が入っていて、やったことにチェックを入れるのに最適。

表紙も固い。

ミシン目で紙がピリッと破けるけど、リングノートだったらそもそも破きやすいからあまりいらない機能かも。

というわけで一週間ほど使ってみたけど、いい! こんなにいろんなことを書きつけると思わなかった。

とりあえずこれを製品の基準にして、どんな競合製品があるかを調べていこう。

長くなったので、筆記具は次回に。