2008年8月27日水曜日

デビューは僕が生まれた年なんだが。

8/17にNHKBS2で放送していた「BSまるごと大全集 作詞家・阿久悠の時代~時代を作り 時代を紡いだ歌~」を見ていたらかなり小さい頃、桜田淳子が好きだったことを思い出した。

ベスト盤を借りてみたけど結構知ってる曲が多くて、とくに後期の曲にやられた。

TWIN BEST
桜田淳子
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中島みゆきの「しあわせ芝居」(♪恋人が~いま~す)「追いかけてヨコハマ」とか、「サンタモニカの風」とか。

声が好きだなぁ。
あと、デビューしたての(「夏はご用心」とか)ベレー帽が似合うような明るいルックスも好き。

桜田淳子は、立ち位置が河合奈保子っぽい気もする。優等生的な感じとか。
統一教会の件で、芸能界的にややなかったことになってるのが残念。僕が子どもの頃はホントにトップアイドルだったんだよなぁ。

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ところで、同番組内で「ZIGGY/グロリア」が「伊藤咲子/君可愛いね」とAメロが一緒なことに気づいた。けっこう有名らしいけど、パクリ云々はどうでもよくてロック畑の曲がこういう歌謡曲と類似性がある、っていうだけで愉快。
「ZIGGY/グロリア」は当時やたらとポップなメロディで好きだったんだよなぁ。なるほど、と思った。

似てるといえば、Wii FitのCM曲は「それゆけガイコッツ」かと思ったぞ。スタッフは誰か気づくように。


2008年8月26日火曜日

●ボタンが持つ懐の広さ

このところ、購入したゲームが自分にとってハズレが続いたので、メモ。

ぼくらのテレビゲーム検定 ピコッと!うでだめし
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買うまでは「メイド・イン・ワリオ」シリーズのナムコ版みたいなものと思っていたけど、やってみるととにかくテンポが悪い。それが致命的。
わりとオリジナルゲームの一部分を忠実に切り取って「検定」的にプレイさせるんだけど、別にゲームのうまさを検定してもらってもうれしくないしなぁ。
この企画内容で大幅に発売延期したのは、やはりゲームとしてまとめるのが難しかったからなのかなぁ?

リズム天国ゴールド
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かなりヒットしているようだけど、僕自身まさかこれが自分にとってハズレ作品になるとは思わなかった。
おそらく同じスタッフによる「まわるメイドインワリオ」「リズム天国(GBA)」は大好きな作品だけに、最新作の「ゴールド」も心待ちにしていたんだけども、最初の数ゲームからもう全然ノリきれない。
もちろん、リズムゲームは得意ではないので実際にノレてなかったのかもしれないけど、まずやや難易度が高い気がした。でもそんなことはたいした問題ではないはず。

その後ゲームを進めてみての僕なりの推論。
原因は「タッチペンを使ったインターフェイス」にあるのではないか。
前作は●ボタンだけでリズムをとるんだけど、●ボタンであるがゆえにリズムを刻む行為のモチーフとの一体感がすごくて、指先に、たとえばヒゲを抜いた感触、しろいおばけの鼻の穴に矢が刺さる感触、バレーボールをトスしたときの感触、などなどがホントに伝わってきた。そしてそれこそが「リズム天国」のキモだった。
ところが「ゴールド」は画面にタッチペンを押しつけたり払ったり、といった具体的な感触があるせいで、指に感じるバリエーションがとても狭く感じる。指が気持ちよくないのだ。
「●ボタンが持つ懐の広さ」を改めて認識。

国盗り頭脳バトル 信長の野望
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当方、「信長の野望」「三国志」といった光栄のシミュレーションゲームはやったことがなかったし、あんまり興味もないんだけど、こちらはゲームサイトで紹介されていて気になったので購入。

まず、意欲作であることは間違いない。
ボードゲームといってもすごろくではなく陣取りゲームなんだけど、ターン制の感触を残しつつ待ち時間をなくす工夫、などこの手のゲームにおけるネット対戦スタイルの1つの模範解答なのでは、と思った。

また駒が鉄砲>馬>槍>鉄砲……と三すくみになっていて、これを利用して相手の戦力を削りつつ、しかし攻め込むときは駒をまとめて攻撃力を表す数値を防衛側より大きくすればOK、しかし行動順は攻撃力の小さい駒順、などなど思わず「よく考えたなぁ!」とうなる部分が多い。

しかし、こういった対戦をメインに考えられているせいで、シナリオを遊ぶとなるといまひとつ勝利条件が分かりにくく、また敵のCPUがどうしようとしているのかもよく分からず、そこは課題なんじゃないかと思った。もっともシナリオ部分はチュートリアルだ、という意見もあるかもしれないが、個人的には対戦自体には興味がないので。

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と文句ばっかり書いたけど、どのソフトも「出来が悪い」とかではなくて、あくまでも「個人的にはあわなかった」というだけなので、気になる人は自分の手で確かめてみてください。

さて、ではどんなゲームなら熱中したかというと、なぜかたたき売られていることが多いこちら。

高速カードバトル カードヒーロー
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ゲームボーイで出た前作は安売りされていたので買ってみたらチンプンカンプンですぐにやめてしまったけど、今作はそういう僕のようなユーザーに向けてチュートリアルがものすごい充実しているので、いままでカードゲーム自体に対して抵抗があった僕でもすんなりと入っていくことができた。このチュートリアルの作りは本当に素晴らしい。自分も含めていろんなソフトは教科書にすべき。
また絵柄が前作と違っているんだけど、今作の絵はとても好きな傾向だったのでそれも味方した。
ストーリーは「コロコロコミック」などにあるような「子供系ホビーマンガ」のノリなので、これまた入りやすかった。
ゲーム内容も、デッキを工夫したりUNOのあがりパターンを作るようなちょっとした戦略性などなどいい感じで頭を使わせられて楽しい。

個人的には名作認定。これはいいです。


ちなみに今は新作では特にやりたいものがないので、シナリオボス手前で放置していた「世界樹の迷宮Ⅱ」を再会。
好みのゲームをわざと放置しておく、というのもアリだなぁ。

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最後に今後の注目作。

ナイツ・イン・ザ・ナイトメア(通常版)
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カルドセプトDS 特典 カードガイド付き
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2008年8月21日木曜日

工業系博物館訪問記

ここ数年は夏休みなんかで長めの休みがとれると車を借りて家族で出かけるんだけど、今回は栃木方面へ。
個人的なメインディッシュはツインリンクもてぎでのフォーミュラニッポン観戦(第六戦)だったんだけども、その他にも大好物である工業系博物館もいろいろのぞいてきた。

��.壬生おもちゃ博物館
��.おもちゃのまちバンダイミュージアム(壬生)
��.ホンダコレクションホール(ツインリンクもてぎ内)
��.ペンタックスカメラ博物館(益子)

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��はうちの子どもは遊びまくってたけど、やや子ども向けで物足りなさはあった。2Fのテーマ別のおもちゃの展示、ゲームの歴史図などが面白かった。森博嗣がエッセイで取り上げて気になっていた線路おもちゃ「おやまのシュッポー」を実際に触れたのは収穫。

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��は松戸にあった頃はガンダム色が強かったらしいけど、移転後のこちらにはその色はほとんどない。僕はむしろその方がいいんだけど。車だと平気だけどアクセスはよくない。
「おもちゃ歴史ミュージアム」という昔から最近までのおもちゃをショーケースに並べてある展示が面白くて、写真撮影が禁止だったので、ネット画像とともにメモを。

「銀河鉄道999」の111~888のダイキャストが懐かしい!

●女の子おもちゃ(アラレちゃんグッズ含む)も多数あったけど、松田聖子はともかくキャンディーズのおもちゃもあったとはなぁ……。

●ミンキーモモのグルメポッポは有名だけど、サンディベル、ペルシャといった番組でも主人公が車(バン)を所有しているのはなぜなんだろう?

●スペースコブラのメカ・サイコロイド。

その横に同じ変形機構のフェアレディなど4車種ほどあって、あれ?と思ったらマシンロボDXのシリーズだったのね。


●ん……?これってなんか知ってるなぁ……。なんだっけ??

しばらく考えて「もしかして……ガッタイガー!?」と自然に名前が出てきた。
調べてみたらビンゴ!!(wikipedia-超スーパーカー ガッタイガーおもちゃの紹介サイト
うちの親が、子どもの頃の僕が吹き込んだカセットテープを残していて、そこで自分が「ガッタイガーの歌」というのを歌っている。けれど、今聞いても全く覚えてない曲なのだ。
数年前にネットで「ガッタイガー」を調べてみた時にはグレンダイザーのプロトタイプにあたるアニメ映画「宇宙円盤大戦争」のUFOロボ・ガッタイガーしか出てこなくて、なんで劇場映画の曲を僕が?と疑問に思っていた。
上条恒彦が歌うその主題歌はニコニコ動画で見られたのでチェックしてみたけど、全く記憶になかった。
【ニコニコ動画】超スーパーカー ガッタイガー OP&ED
でもメカはかっこいいなぁ。デザインのメカマンて中村光毅と大河原邦男の会社だよね。

などなど。面白かった。

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��のホンダミュージアムはさすが世界企業だけあって素晴らしい。市販車、バイク、レースカーなど。大好きなバモスホンダが展示されててわりと注目を集めてたけど、やっぱり新しすぎたよなぁ。
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週末に月ごとに数台ずつ実際にデモランを見せてくれるウィークエンドランも楽しかった。

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��のカメラ博物館は完全に社内の一室、という感じではあったけど、珍品らしきものも多くて楽しめた。写真撮影がOKだったので、一度見て気になったのは撮りまくり。
こちらはライカのプロトタイプ「ウルライカ」。
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2008年8月7日木曜日

びゅわーんびゅわーん(と45回転で)走る

「びゅわーんびゅわーんはしるーあおいひかりのちょうとっきゅう」という新幹線の歌がある。子供の頃、あれをアナログレコードで聴かせてもらってた時にレコードがくるくる回るのを見てて、なんかすごい不思議な気持ちになったのを今でも覚えてる。
なんていえばいいんだろう、音楽のリズム感とレコードが回転するリズム感がリンクして、ちょっとトリップするような感じだったと思う。

レコードからCDになった時に一番なくなったなぁ、と思ったのは、実はこの「回転のイメージ」だったりする。CDも回転はするけど高速だし、そもそも回転してるところが目で見えなかったからだ。
テープ類にもこれはなかった。
iPodなどPC系オーディオはいわずもがな。

今でもクラブDJとかは、暗闇の中で僕が味わった不思議な気持ちになったりしているのだろうか?

2008年8月6日水曜日

竜王といってもDQじゃないよ

以前から興味があった棋士・羽生善治の本を読んでるんだけど、やっぱりおもしれー!!

決断力 (角川oneテーマ21)
羽生 善治
4047100080


といっても将棋の駒の動きすらうろ覚えでほとんど興味ないんだけど、そんな僕が知ってる棋士といえば、


  • 米長邦雄
    新聞などでなんとなく字面を認知。
  • 中原誠
    例の林葉直子との泥沼で認知。前にも書いたけどあれだけの騒動をしでかして将棋界ではお咎めなし、というのが彼の実力の高さを物語っていてすごい
  • 谷川浩司
    羽生のライバルということで
  • 渡辺明
    ボナンザとの対戦で


ぐらいなんだけど、どうやら

・96年に7冠を達成した羽生が現在4冠で再び7冠を目指している。
・今年の竜王戦で渡辺明が5連覇を達成すると初の永世竜王に、もし羽生が挑戦者として勝てば通算7期でこれまた永世竜王に

というわけで、今年の秋頃に行われる第21期竜王戦はにわかファンとしてチェックしたい。
なお谷川浩司が1962年生まれ、羽生善治が1970年生まれ、渡辺明が1984年とちょうど10年ごとの世代違いなのもドラマティック。

ちなみに将棋に関しては今後これらの本を読む予定。

羽生―「最善手」を見つけ出す思考法 (知恵の森文庫 t ほ 1-1)
保坂 和志
433478481X


集中力 (角川oneテーマ21 (C-3))
谷川 浩司
4047040118


ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21 C 136)
保木 邦仁
4047101079


あれ、「角川oneテーマ21」の編集者に将棋好きの人がいるのか??

2008年8月5日火曜日

縁日でお金を使うのが苦手だったり。

雑誌で見てちょっとやってみたいと思ったアーケードゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」。

あまりゲームセンターには行かないんだけど、久しぶりに家の近くのゲーセンに行ってビックリ。
「三国志大戦」などなど今のアーケードゲームの主流ってかなりマニアック。正直なにをやるゲームなのかすらパッと見ただけだと分からないものが多い。前から知ってはいたけど、カードで進行をセーブしたりとか。
その店ではシューティング、格闘とかは一切置いてなかったぐらい。

さて、「戦場の絆」はチーム対戦なので正直一見さんが入っていくのにはかなりムリがありました。ので、ドームスクリーンの中を後ろからのぞく程度。でも自分の右左にも画面があるのは新鮮だった。

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ちなみに僕の中にはゲーセンでゲームをやる文化は全然なくて(つか、子供の頃そんなお金なかったし、下手なのでドンドンお金がなくなるだろうし)、むしろ子供ができてUFOキャッチャーを中心に以前より行くようになったぐらい。

2008年8月4日月曜日

すてきなステッカー

文房具屋をブラブラしていた時にふと目に入って購入したプリンタ用のアイロンプリントペーパー。
もちろん前から存在するのは知っていたけど、ちょうど家で着る無地のTシャツがあるなぁと思って、ためしに購入。

プリント直後こそいいものの、残念ながら少し経つとひび割れが発生して、洗濯したらかなりボロっとなっちゃった。それが味になるような図案だといいんだけども。

こんなもんかと思いながら、他にこういう面白ペーパーがないかと物色したら、ステッカー用のペーパーを発見。
実はステッカーはわりと好きで、気に入ったものを見つけたら買っておいて、日用品にペタリと張ったりしている。
でも気に入ったステッカーだともったいなくてなかなか貼れず、保管しているうちに飽きちゃうパターンが多い。
これが自分で作れるとなると思う存分(?)、作って貼れるわけだ。

それにしても、デザインなどできない自分にとって難しいのはネタを探すことで、たとえばネットなんかでは意外とステッカーのような図案で、しかも印刷の解像度に耐えるような画像は少ない。

結局、買う前からめぼしをつけていた、書籍「アート・オブ・カーズ」に載っていた、ライトニング・マックイーンのステッカーの図柄をスキャンして印刷。

cars_sticker.jpg

080804_012711.jpg
我ながらこれは成功!
実際にあるロゴだとなんか企業のまわしものか?とか余計な主張が入るし、よく東急ハンズにあるようなパロディもネタ的だし、あまりにフィクションに行きすぎるといわゆる「痛車」的な感じも出てしまうし、でちょうどいい落としどころだと自分では思った。

余談だけど痛車といえば最近知った「痛ンブラー」は笑った。でもセンスはともかくこういうことやるマインドは好きよ)


2008年8月3日日曜日

時は過ぎゆくままに。

8/1放送の「ヒットメーカー阿久悠物語」を録画して観たけど、ふだんドラマを見ない僕にとってもとても面白かった。
おそらく最近読んだこちらの本をベースにしてると思うんだけど、
夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫 あ 8-5)
阿久 悠
416732105X

もともとこの時代の話は大好きだから、というのもあるけど、やっぱり映画監督の金子修介が監督しただけあって、映像的にも「テレビドラマだから」みたいな部分がなく、しかも監督自身がこの時代の歌謡曲が好きなんだろうなぁ……!という愛が感じられて(とくに女性アイドル;笑)、それがとてもプラスに働いていたと思った。エピソードには事欠かない阿久悠だけど、話を「スター誕生」を軸にして絞ったのもよかった。

金子監督のblogには
ついこのあいだまで撮影やっていたかと思ったら、もう本日放送。

しかも、映像使用の権利関係で再放送もDVDも有り得ない、と言われ、おそらく今日一日だけの「祭り」となるであろう。

何か文句言われても、あとの祭り。
http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/archives/50706378.html

とあって、それは残念。

二年ほど前フジテレビで放送されたこちらのドラマが、いわばこのドラマの前史なわけで、

ザ・ヒットパレード ~芸能界を変えた男・渡辺晋物語~
柳葉敏郎
B000P6XNLM


最近やたらこの手の「当時の風俗を再現する」ドラマが増えたと思うんだけど、やっぱりきっかけは映画「ALWAYS~三丁目の夕日」のヒットなんだろうか。ああいう方法論で客が呼べるという。

で、「ヒットメーカー阿久悠物語」のエンドクレジットを見ていたら協力の所に「昭和ハウス」という名があってなんだろう?と思ってwebで検索してみると「映画やテレビドラマ・テレビ番組・CM・撮影等に昭和の物いろいろをリース」するお店らしい。

なるほど、やっぱりこういう商売があるんだなぁ。

最近買った絵本。

たとえば子供におもちゃをせがまれても特別な時以外はほとんど買ってあげることはない僕だけど、絵本だけは自分で選んで面白そうだったら買ってあげている。

100かいだてのいえ
岩井 俊雄
4033315403


本業のメディアアーティストとしてもパパ業としてもファンな岩井俊雄氏の絵本。
岩井さんのblogを読んでいるのでこの絵本のことも知っていたんだけど、品薄でなかなか手に入らず、先日ようやく購入。
なんと1ヶ月間で早くも三刷!
これもいってみればおうち系絵本なので、予想通り長女には大受け。
岩井さんの絵本を買うのは初めてだけど、縦に本を開くというアイディアとかわいいキャラクター、細部まで手を抜かず描かれた家々が大変よい。
ただこの本、100階分あるので少々長い。途中でちょっと疲れてしまう。

さて、娘たちはアリンコを見るのが大好きで、彼らが自分より大きな獲物を運んでいるのを見つけたりすると大喜び。
そういえば子供の頃、そんな絵本を読んでもらっていたよなぁ、と調べたらあったあった、この本。

あかいありとくろいあり (かこさとしおはなしのほん 5)
加古 里子
4032060509


アリ視点なのでむちゃくちゃデカイキャラメルとビスケットが衝撃だった。

ちなみに僕が子供の頃は同シリーズの「からたちばやしのてんとうむし」とセットで買ってもらったんだけど、このシリーズには「カラスのパンやさん」(うちにある)、「おたまじゃくしの101ちゃん」とか有名なものが多い。
どの本も独特なオノマトペや歌のフレーズが楽しい。

最後に、次女を連れてアンパンマンこどもミュージアムに行った際に、隣接するグッズショップの書店でようやくこちらを購入。

それいけ!アンパンマン (フレーベルのえほん (9))
やなせ たかし
4577003090


オリジナルのアンパンマン絵本て意外と書店にないんだよなぁ。子供にとっちゃ「コレジャナイ」なのか。
でも僕にとってのアンパンマンはこれなのだ(正確にはこの前に一作ある)。今のアンパンマンよりも表情豊か。
でも子供の頃「アンパンマン」は、「自分の顔を食べさせるヒーローの絵本(笑)」という扱いだったから、時代というものは分からない。

やなせたかしで一番好きなのは最近復刻されたこちらなんだけど、

でかたん みみたん ぽんたん (あかね幼年どうわ 1)
やなせ たかし
4251006615


それがなんとアニメになった! ビックリ!

やなせたかしメルヘン劇場 第1幕 そっくりのくりのき
やなせたかし
B0014BURMK


TSUTAYAで借りてみたけど、でかたんの声はちょい違和感が。僕が子供に読んであげるときにはもっと天然ボケでぼぉっとした感じにやっているので。

2008年8月1日金曜日

閉幕。

webサイトってちょっとしたタグを覚えれば特別なツールがなくても作れるんだ!と感動して、少し技術をかじってわりとすぐに立ち上げたのがちょうど10年前、つまり1998年8月1日。

EXPOP-ポップ万国博覧会-

検索サイトはYahooが当たり前(googleなんて事実上なかったよ!)、テレホーダイ&ISDNを使ってるやつがうらやましかった、そんな時代ですよ。

僕はその頃からwebというのはミニコミのデジタル版、みたいな考え方があって、だから2004年にwebの内容を本の形式にまとめた時点で、事実上手作りwebサイトへのモチベーションはかなり低くなっていた。

それから少し考えて、えいやと現在のこのblogに移行したのが2005年。もうかなりの人がblogをはじめていた。
blogはそれまで掲示板がその役割を担っていたコミュニケーションツールとしての側面もあって、正直最初はかなりとまどった。実はいまでもblogがもつコミュニケーションツール的な側面にはあまり興味なくて、相変わらず一人ミニコミ的なスタンスでいるんだけど、まぁ、それはそれでいいかなと思っていたりする。

さて、そんなwebサイトの方だけど、ちょうど10年経ったということもあって完全に更新を止めちゃおうと思います。
といってももう2年ぐらい前からほとんど手を着けてなかったんだけど、今後完全放置する旨もトップページに書きました。
ちなみに、この数字がいつからのものか分からないけども、トップページの累積アクセス数が
183728
で、これを3650日で割ると
50
となる。つまり、大体1日50人が訪れてくれてたわけで、思ったよりも悪くない数字だなぁ、と思いました。

ギギギギギィ……、ガチャン(扉の閉まる音)。