2006年12月22日金曜日

パイクカー

都内でもたまに見かけるけど、かつて日産は「パイクカー」という限定生産の車を出していた。
昭和62年のBe-1、平成元年のPAO、平成3年のフィガロ、平成6年のラシーン(ラシーンもこのシリーズにはいるかどうかちょい自信ない)。くわしくはこちらとか。

Be-1、PAO、ラシーンは坂井直樹がコンセプトを手がけたらしいです。坂井氏はカメラのO-ProductやEcru(ともにOLYMPUS)を手がけたデザイナーですね。
実は僕はこのカメラのスタイルも好きで、誰かが言っていたけど「未来世紀ブラジル」なんかで見られるいわゆる「レトロフューチャー」なトーンがある。
ちなみにPAOはルノー4Lに似てると思う。

さてこのパイクカー、僕の浅いミニカー歴で見る限りあまり立体化される機会がないようで、ショーケースやオークションでもたまにしか見かけない。とくに小スケールでは見たことなかった。

あれば買うんだけどなぁと思っていたら、さすがに最近の小スケールミニカーは食玩を中心に勢いがあるのか、出ました。
コナミの「Car of the 80's EDITION RED」の一台、PAO(1/64)。
DSC093791-2.JPG
とても丁寧な作りなんだけど、よく言われる「ミニカーにする際のデフォルメ」が甘い。確かに実車はこういう形をしていると思うんだけど、体感的にはこんなにボンネットの傾斜はないし、全体的な特徴が捉えられてなくて残念。

Be-1は同シリーズにて来年2月末に発売とか。ここまで来たらフィガロも頼む。


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