2005年6月17日金曜日

私説・個人サイトの変遷(5)2002

のび「あの……。なるべく短くすませましょう。長ながやると、このブログの人気がおちる」
パパ「いいやあと3回ほどやる!!」

【つながり】
SEOノウハウが確立され、結果的にgoogleでamazonなどの商業サイトがやたらと上位に来るようになり、気の利いた個人サイトに出会える確率がぐんと減る。上位に来るサイトとそうでないサイトに格差ができる。
��いろいろ検索してみるけど、最近のgoogleのランキングのアルゴリズムはやや疑問。)

またgoogleがメジャーになった結果、見る人がリンク集をたどらなくなったと思う(記事中の個々のトピックへのリンクならたどる)。だって、たとえばサイト運営者のリアル友達だからって別に読む人には関係ないし。
サイト同士をリンクで結んでいく、という文化が崩れたなぁと思ったのがこの頃。たとえば「リンクしました」というメールが来ても、「そちらもリンクしてね」って書いてあることがほとんどなくなった。

この頃のweb制作者の気持ちの一部はこちらのまとめサイトを読むと分かるかも。
1日6hotだけれど

【コーディング】
タグの乱立でブラウザでの表示互換性が保たれなくなり、スタイルシートがはやりだす。tableタグでのレイアウトはダメ、という風潮も一部で出てくる。みんな何年かやってきてページ数が増え、レイアウトに関する情報を1つ1つのページに書いていると管理が大変になってきたもあると思う。
また、しょせんhtmlなんてあまり凝ったことはできないじゃん、とみんな気づきはじめた。

【個人的なエピソード】
これ以上内容の更新以外にやることもないから、ひたすらサイト内をいじくりまくる。

2002/07、それまでhtmlベースで公開していた「砂原良徳ディスコグラフィー」をperlを使ったテキストベースのデータベースシステムに作り変えた。逆にデータを更新するのがいやになってきた。

2003/02、これ以降、自分も他の個人サイトの紹介リンク集を更新しなくなった。

2003/04、今でもよく覚えているけど、会社を1日休んでサイトのコーディングをすべてperlで書き直した。フレームを撤廃、完全にスタイルシートを導入。今のサイトの基本コーディングはこの時から変わっていない。
この書き直しには、今は亡き雑誌「Web Site Design Vol.7」(技術評論社)の「CSSでデザインしてみよう」が大変参考になった。
ちなみにスタイルシートでの色指定の基本は、2001/02ごろから変わってない。無印良品、SF3Dのパッケージ、岩波文庫あたりを参考にした。

この頃から、先に書いた解析をたどったりgoogleで調べても自分のサイトが新たなサイトで取り上げられることが少なくなって、どうしたら読んでくれそうな人に読ませられるかで悩む。

また、昔ながらの手書きhtmlの人のサイトの更新が滞りがちになる。結構な数のリンクしてた同士サイトがやめていき、悲しかった。




のび「玉になるぞ!!」

0 件のコメント:

コメントを投稿