店名からビーチボーイズ専門店か?と思う人もいると思うけども、確かにビーチボーイズはそろえているけどどちらかというとヤマタツの方が力を入れてるような印象。だから日曜の昼過ぎに行くと「サンデーソングブック」の放送が店内でも流れていたりした。
つまりはイヤな言い方かもしれないけど「趣味のよい店」というラベルがぴったり。
J-POPの新譜は仕入れてるけどナイアガラ関係は常備とか、かといって昔のアイドルものやノベルティ系コンピなんかもおさえてあったり、ロックはもちろんソウルからAORから雑多にみえて、でもなるほどというような品揃え。むしろよくもまぁあの広くもない店内にこれだけ見ていて楽しい棚を作れたもんだと感心する。
と、前書きが長くなっちゃったけど、ここで紹介されていたバンドのCDを買って、想像以上によかったのでおすそわけ紹介。
紹介文ではフリッパーズ・ギター、シンバルズ(土岐ちゃんがボーカルだったバンド)ファンなら、とか、ギターポップ、ネオアコ好きなら、なんて書いてあったんだけど、なによりも「インドネシアのバンドである」という点に非常に興味をひかれた。
colours
モカ

��なお、実際に店頭にあったのは1stアルバムの輸入盤で、これは最新作の3rdアルバム)
インドネシアでネオアコ……? ミシンとコウモリ傘云々ぐらいの出会わなさ加減だったんだけど、ジャケットのセンス含めて、知らなかったらとてもアジアのバンドとは思えない。
内容も、まるでなつかしのカーディガンズっぽいボーカルとサウンド。特に今の洋楽シーンではこの手の音楽が話題にならないせいもあってとんとご無沙汰だったけど、やっぱりいいなぁ。思わず「カーディガンズ/LIFE」を聞き返してしまった。
カバー曲としてビョークの「Hyper-ballad」、カーペンターズの「Sing」を取り上げていて、とくに前者がとてもいい!あれ、こんないい曲だっけ?と思ってオリジナルを聴いてみたら、うわ、もともとビョークが苦手なのもあってこれは好きじゃない。つまりはこのバンドのアレンジが好みだということなんだろう。
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