2007年12月14日金曜日

文系のパズル

ファミコン時代の「ボンバーマン」、アクションRPG「ゼルダ」、「テトリス」「ぷよぷよ」といった落ち物はもちろん、PS時代の「I.Q 」「XI [sai] 」、最近では「もじぴったん」、このところ話題のPSP「勇者のくせになまいきだ」……。

こういった面白さの部分にパズル要素が入ったゲームがことごとく苦手なのである。苦手というか、ぶっちゃけ何が面白いのかサッパリ分からないのだ、悔しいことに。

もちろん、ルービックキューブなんかもろくに揃えられないし、Windowsにインストールされている「マインスイーパ」なんて遊ぶ気にもならない。
あと、本格推理小説なんかの魅力もよく分からん。

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しかし。

広義のパズルものといえる(のか?)こちらは好きなのだ。

レイトン教授と悪魔の箱(特典無し)
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最初、このシリーズの話を聞いたとき、「え、いまどき頭の体操?マジで!?プークスクス」(←このセリフ、改心フラグ)と思っていたんだけども、一作目を友達から借りて問題だけやったら面白いのなんの。

というか、実は子供の頃わりと「頭の体操」系は好きだった。
でも本になっていると、どうしても分からない場合、次ページ・巻末の答えをピラッと見ちゃうのだ。ズルをする誘惑が強すぎる。するともう面白くない。答えが見れちゃうから、考える際に必死さがない。

それがこうやってゲームになるだけで、ヒントを知るのにコストがかかるからできるだけ自力でとくし、そもそも答えを見ることはできない。というわけで本来の面白さが堪能できるのだ。
考える時のタッチペンを使ったメモ機能も、答えあわせでじらす演出もよい。
「頭の体操」をゲーム化する、って発想はまさにコロンブスの卵!すごい。

あとアドベンチャーゲームの体裁をまとっているところも考えたよなぁ。
前に書いたように個人的にアドベンチャーゲームって全然好きじゃないので正直うざったいんだけども、自キャラを英国紳士に助手、という探偵フォーマットにすることでなんか自分がすごい謎を解いて事件を解決する気になってくるからロールプレイというのは恐い。
単に子供連れたオッサンがなぞなぞ解きながら行脚してるだけなのに!ホームズというより吉四六。

ちなみに、パズルものが苦手な僕が「レイトン~」の問題をそれなりに解けるのは、この問題に必要とされるのが「数学的ヒラメキ」ではなく、「読解力」だからだと思う。つまり文系パズルといえるのではないか。


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