一番買ってた頃が1999年だけどその時ちょうど掲載されていたのが「レコスケくん」だった。
最初はなんか変な絵だなぁと思ってたけど、僕のような末端のレコード買いでもニヤリとさせられる内容でちょっと楽しみなマンガであった。
2001年には単行本が出て、いつか買おうかなぁと思ってたら絶版。
その後もレココレ関連の本で単発バージョンが掲載されたりしてたのは確認してたけど、このたびそれらを収録したプラケース入りのコンプリートエディションが発売。
当然買った。
レコスケくん COMPLETE EDITION
本 秀康

僕は最初の単行本を買ってないから得した気分になれたけど、前のを持ってる人は複雑な気分だろう。その辺もレコードでは「あるある」ネタであり、この本はそうした心理をふまえたパロディになっていたりするのは、安田謙一氏の解説を読めば納得。安田謙一氏は相変わらずクオリティの高い仕事をしてるなぁ。
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さてさて、僕が「レコスケくん」を好きなのは、このマンガがマニアの生態を楽しく描いている作品だからに他ならず、こと「レコード収集」というジャンルにおいてはこの作品を越えるものはないんじゃないかと思っている(ていうか、そもそもあまりそういう作品がないように思うけど)。
では、それぞれのジャンルで誰が面白いかというと、
古本→喜国雅彦
骨董→仲畑貴志
オーディオ→寺島靖国
カメラ→赤瀬川原平
となるかなぁ。
この人たち、マニアとしての自分を客観的に見つつそうやって自分で自分をいじる芸を身につけてるのが共通点のような気がする。
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