2005年7月22日金曜日

タバコパッケージ

タバコの煙は大嫌いだけど、パッケージに罪はない。
実はタバコのパッケージってけっこう好きで、もらったりして本棚に飾ってたりする。本家サイトのグッズコーナーでも近々紹介するつもり。
渋谷のたばこと塩の博物館では思う存分タバコパッケージが堪能できるので、暇な人にはオススメ(入場料が安いです)。
たばこ専門店 さくらんぼではweb上でいろんなパッケージを見ることができて楽しい。


僕にとってタバコのパッケージってF1カーの柄なんだよね。セナが駆ったマクラーレンなんてまんまマルボロの柄だったし(今はフェラーリにロゴがついてる)、佐藤琢磨が載るBARはHONDAとLUCKY STRIKEの合弁チーム。レイモンド・ローウィのデザインをつけて走ってるわけだ。
そんなF1の世界にもEUタバコ広告規制の波が押し寄せていて、グランプリによってはタバコ広告を外さなくてはならない場合もある。最近、中国やらトルコやらでGPが新たに開催されるのはこのタバコ広告が規制されていないから、というのも大きいという。この動きはEU圏以外でも広まっているから、5年後のF1カーの意匠はかなり変わってそうだ。
最近、日本でもパッケージに「吸ったらいつか死ぬで(意訳)」ってな注意書きを入れなくてはならないらしくて、そのこと自体は賛成するけど、タバコパッケージデザイナーの心中はお察しする。
HI-LITE」のデザインを担当したのが無名時代の和田誠なのは有名だけど、さぞかし残念がるだろうなぁ。というのも彼は書籍にバーコードをつけるのに非常に反対していたらしくて、それ以後装丁の仕事への情熱が薄くなったという。村上春樹とのコラボ「ポートレートインジャズ」のハードカバー版はわざわざバーコード部分がはがせるシールになっていて、もちろん僕ははがした。さすが和田誠は一流デザイナーである。
さてそんな中、まだ近所では見かけないけど、「isit?」というかなりデザイン寄りパッケージのタバコが発売されている。なぜかJTの公式サイトには写真がないので、↓のレビューをどうぞ。
新 世 界 | isit?
うーん、好み。規制文面もデザインに取りいれた最初のパッケージじゃないかな?
しかしこれ、↓に似てない?ま、バウハウス系のありがちな配色ではあるんだろうけど。
モッドイースト
コモエスタ八重樫
4887062354

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