2005年7月27日水曜日

「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」感想

井上ひさしほか文学の蔵「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」新潮文庫

「新潮文庫の100冊」キャンペーンに入っていたので知ったんだけど、清水義範の作文教室シリーズが面白かったので井上ひさしのはどうだろう、と買ってみた。公演を元にした内容。


正直言うと、作文指導という意味では清水義範の本の方が数倍面白い。井上ひさしは作文よりも日本語についての話に脱線しがちで、それは作家の立場からすると分かるんだけど読んでる方としてはいささかうんざりする。
また最後に公演を聞いた人たちの作文(井上の添削付き)がだぁーと載ってるけど、これは読む気がしない。構成も清水本と比べると工夫がない気がした。

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