2006年9月21日木曜日

面白くない時のみうらじゅん

はなまるマーケット見てたらミハエル・クルム夫人である伊達公子が、夜に偶然つけた番組ではミカ・サロ夫妻(奥さんが元レースクイーンの日本人)が。
しっかし、ミカ・サロクラス(つってもそれなりに活躍したけど)でもホントに儲かるのね>F1レーサー。

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爆笑問題って漫才はそこそこ面白いけど、司会者としてはチャンネル変えちゃうぐらいイヤで、というか太田光ってなんであんなに評価されてるのか僕にはまったく分からない、と心の中で思っていたら、同じようなことを書いてる人がいてすっきり。
週刊朝日2006年9月22日号書評:青木るえか
爆笑問題って実は太田光じゃなくて、相方の田中裕二が太田光に対してするイヤな顔が面白いんじゃないかと思っている。ゆえに立川談志が「田中だけは切るなよ」と太田に言ったのだけはとてもよく分かるのだ。

さて、前にも書いたけど、みうらじゅんのpodcastが面白い。
もともと、タモリ倶楽部なんかでのみうらじゅんは大好きなんだけど、なぜか本人のコラムなどはあんまり面白くないのが不思議。むしろ小説の方が面白かったぐらい。
もしかしてゴーストライター?とか思ったけど、いやいや、共著ではあるけど本人はまるで文章を書いていないはずのいとうせいこうとの「見仏記」でのみうらじゅんはめちゃくちゃ面白いので、逆説的にそれは違うと思う。

ちょっと考えたんだけど、みうらじゅんは「本を出す」「文章を書く」ということに思い入れがありすぎるんじゃないかな。自ら文化系というぐらいだから、変に気負っちゃうのかも。
インタビューなど目の前に笑ってくれる人がいないと、あのサービス精神が120%発揮されないんじゃないか。そういう意味でライブアーティスト。

逆に小説はそういう活字への思い入れがうまく活かされ(まさに活字!)、丁寧に書かれていてよかった。もっと評価されていいと思う、この小説。
色即ぜねれいしょん
みうら じゅん
4334924425

太田光と同じく、根はすごく真面目な人なんだろうなぁ。


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