どうせ管理会社は土日休みだろうから、早くても月曜……。
納得いかない!
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工夫貧乏のシアワセ
久住 昌之

前に絶賛した「とうとうロボが来た!」のQ.B.B.こと久住ブラザーズの父親「オジハル」の、珍妙なそれでいてどこか哀しい発明・工夫品の数々を紹介するという内容。
家族にいやがられても、「こうするといいかも」という思いつきだけで、大胆な工作に出るオジハル。当然計画性がないからおかしなことになる上に、途中から当初の目的を忘れ、手段ばかりに目がいったり。
その品々からオジハルのキャラクターだけでなく、その妻(つまり久住ブラザーズの母親)、息子たち(ブラザーズ)の様子も浮かび上がる、一種の家族ものとしても読める。
「とうとうロボが来た!」もあった、ところどころでほんのちょっと顔を出す久住昌之の叙情性は健在で、そのことはあとがきでちょっと反省してたりするのも、妙におかしい。
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