2006年9月17日日曜日

「くろす としゆき/アイビーの時代」

五反田TOC近くにマダム鄭という中華料理屋があって、以前から知ってたんだけど今回初めて入ってみた。
担々麺をプッシュしていて、ちょうど担々麺は好きなので注文。オススメだけあっておいしかった。

で、そこのご主人が付け合わせの白米をおかわりしてほしそうな雰囲気。なんで?追加料金?とか思ったら、ご主人曰く、担々麺のタレにご飯を入れて食べると絶品らしくて、ぜひそうやって食べてほしいらしい。そういう「食べてみてよ」てなオーラが出てて、もちろんお願いした。これまたおいしかったけど、やっぱりご主人が「おいしいでしょ?」とうれしそうに言う。

う~ん、感動した。味が云々(もちろんおいしいけど)よりも、自分が作ったものにここまで自信があって、食べてもらいたくてウズウズしている様子に。当たり前のことなんだけど、なかなかできることじゃないと思いました。

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くろす としゆき/アイビーの時代(らんぷの本)
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学生時代にアイビーを知り、少ない情報量の中で、なんとか本物に近づこうとする。でも当然想像の部分が多くて、勘違いして変な服装になってたりするのが笑える。正直、どの著者の昔の写真もキモイのが、ファッションオタクになるとモテから遠ざかる好例かと思われる。
著者はVANにも勤めるんだけど、そこで石津謙介が著者が作った商品を見て「これ、着るか?」と。著者が自分は着ないけど誰かが着ると思うと言うと、石津は「やめておけ。自分が着たい服を作れ。モノ作りの基本だ」と言ったという。
著者も言うように名言。

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