2006年9月11日月曜日

「桂米朝/落語と私」

ついにM・シューマッハーが引退宣言。
僕がF1を見始めたのがシューマッハ黄金時代と重なっているだけに(つまり、結構最近のF1ファン)、さすがに生中継でそれを本人の口から聞くとグッとくるものがあった。しかも、フェラーリの地元・モンツァで優勝しての記者会見にて発表。トップのアロンソとはついに2ポイント差!ホントに有終の美を飾ってほしい。

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先日書いた宅配ボックスのトラブルは、いろんなとこに電話かけて案の定たらい回しにされて、ついに直しに来ると言われたんだけど、留守にするから他の正常な宅配ボックスに入れておいてくれと頼んでおいて(業者の人、カンが悪くて伝わったかどうかちょい心配だった)、無事手元に。
「くろうみそ」なめてないんだけど。

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落語と私
桂 米朝
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��写真は、2005年ポプラ社から出た新装改訂版のもの。値段を考えると文春文庫の方がおすすめ。

米朝さんの落語は前から聞きたいと思っていて、先日今のところ一番好きな噺「はてなの茶碗」をようやく聞いたんだけど、やっぱりその語りは好きだった。とくに茶金さんの人柄がいくつか聞いた中で一番よかった。

さて、僕が落語を聞けるようになったのは、ちくま文庫の「上方落語 桂米朝コレクション〈4〉商売繁盛」というアンソロジーに自分好みの噺が集められていて、それらを軸に聞きたい噺を探していけるようになったからなので、僕はたいしてよく知らないのに米朝さんを神格化してるふしがある。

そんなこともあって、この本を読んでもいちいち関心してしまう。もともとポプラ社から出た子供向けの本なんだけど、落語とはどういうものなのか・どういところが他の演芸と違うのか・どう発展していけばいいのかなのが丁寧に書かれていて、とくに寄席におけるスピーカーの考察とか、本当に研究熱心な方。
落語以外のエンタティンメントにも通ずる内容です。

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