いつも書いてるように、手のひらサイズの車には興味があっても、現役の車や実際にそれを運転することにはあまり興味がない。
それでも小さい子供がいるうちのような家族は、出かける際に車があるととても便利。だって子供はいつ騒ぐか分からないし。
というわけで年に数回レンタカーを利用してドライブする機会があるんだけど、ペーパードライバーの僕が人並みに運転できるのは
��.クラッチ操作がいらないAT車
��.カーナビによる案内
だからだよなぁ、とつくづく思う。あ、レンタカーを利用してない人は分からないかもしれないけど、今のレンタカーはほとんどAT車・カーナビ付き・ETC装置付き、なのである。
教習所ではマニュアル車だったけど、クラッチ操作とギアのことを考えてたら、とても右折なんてできやしない(対向車が来る右折が苦手なのです)。ATは本当に楽だ。
普段走ってない自動車道路のことなんてよく分からないから、カーナビがついてない昔はよく変な山道に迷い込んだりしていた。だけど今はナビがあるから道に迷うことはまずないし、あらかじめ右折・左折も分かるから車線変更も余裕を持ってできる。
これに加えて、ETCも使うようになれば、あのわずらわしい料金所でのやりとりも省略できるわけでこの10年ぐらいで確実に車の運転は簡単になっているのである。
ちなみに僕が免許を取ったのは10年以上前のことだ。
��
さてさて、レンタカーなのでいつも乗る車が違うんだけど、今まで乗ったのは
コンパクトカー
・日産マーチ
・TOYOTAヴィッツ
・HONDAフィット
・MAZDAデミオ
セダン?
・SUBARUインプレッサ
ミニバン
・TOYOTAアイシス
・HONDAストリーム
といったあたり。
最近はチャイルドシートが2つ必要なので、2・3列目にそれぞれ乗せられるミニバンを借りるようになった。サイドブレーキがなかったりして、最初はとまどった(笑)。
HONDAはF1好きとしてはどうしても贔屓したくなるメーカーだけど、車はアクセル・ブレーキとも遊びが少ない気がしてあんまり好みじゃない。
ちなみに一番運転していて気持ちよかったのは、インプレッサ。発進・加速・ギアのつなぎ・原則などなどがなんだかスムーズな気がした。
2008年3月31日月曜日
2008年3月30日日曜日
ロボコンぽい?
相変わらずチョコマカとミニチュアカーや車のおもちゃをチェックしてるんだけど、PONTIKIというシリーズの車版「チョビカ」が面白そうで、ある通販サイトをのぞいたら人気がないせいか半額で売っていたので大人買い。

これ、前から店頭で見てはいたんだけどいまいち何なのか分からなかった。
調べてみると、いくつものパーツを穴に差し込むことでカスタマイズをするおもちゃだった。
とくに顔にあたる部分はちょっとした組み替えで印象が変わって、意外と面白い。3歳と1歳の娘にもウケがよく、上の子は自らパーツを変えて遊んでいる。
「チョビカ」はその車バージョンでプルバックゼンマイを搭載して、いわゆるチョロQのように自走する。
特筆すべきはそのギア比設定で、普通この手の車はビューンと走ってしまうんだけど、こいつらはジジジジ……と低速で走ってくれる。
ラジコンなど自分でコントロールする車は操縦に一所懸命になっちゃうので、走る姿を「鑑賞」するのが難しいけど、プルバックカーはじっくり眺められるのが利点だと思うから、その選択は正しいと思う。
この低速ギア、もっと一般的になってくれるといいんだけどなぁ。
ちなみに以前プルバックカーについては少し取り上げたことがあるのでそちらも。
��追記080330)
『「チョロQ」のシャーシ・モーター・タイヤを利用したオリジナルデザインの自作Q』を製作・販売しているサイトを紹介。
「St.marya635 site」

チョロQなどデフォルメものはあまり好きじゃないんだけど、イセッタなど丸め方のセンスがよくて完成品があったらほしい(商品はガレージキットなのです。値段もそれなり!)
ガレージキットといえば、プルバックではないけどデフォルメカーを手頃な値段で販売しているのがこちら。
「NEKO WORKS」

種類が豊富なのがすごい。
��
ちなみに子供は「前に走るために一度後ろにひく」という仕組みが分からないので、うまくゼンマイがまけないみたい。なのでゼンマイ系のものはけっこう壊されがち。
あと、プルバックカーはなにかに衝突して止まることがほとんどなので、フロントバンパーが壊れがち。

これ、前から店頭で見てはいたんだけどいまいち何なのか分からなかった。
調べてみると、いくつものパーツを穴に差し込むことでカスタマイズをするおもちゃだった。
とくに顔にあたる部分はちょっとした組み替えで印象が変わって、意外と面白い。3歳と1歳の娘にもウケがよく、上の子は自らパーツを変えて遊んでいる。
「チョビカ」はその車バージョンでプルバックゼンマイを搭載して、いわゆるチョロQのように自走する。
特筆すべきはそのギア比設定で、普通この手の車はビューンと走ってしまうんだけど、こいつらはジジジジ……と低速で走ってくれる。
ラジコンなど自分でコントロールする車は操縦に一所懸命になっちゃうので、走る姿を「鑑賞」するのが難しいけど、プルバックカーはじっくり眺められるのが利点だと思うから、その選択は正しいと思う。
この低速ギア、もっと一般的になってくれるといいんだけどなぁ。
ちなみに以前プルバックカーについては少し取り上げたことがあるのでそちらも。
��追記080330)
『「チョロQ」のシャーシ・モーター・タイヤを利用したオリジナルデザインの自作Q』を製作・販売しているサイトを紹介。
「St.marya635 site」

チョロQなどデフォルメものはあまり好きじゃないんだけど、イセッタなど丸め方のセンスがよくて完成品があったらほしい(商品はガレージキットなのです。値段もそれなり!)
ガレージキットといえば、プルバックではないけどデフォルメカーを手頃な値段で販売しているのがこちら。
「NEKO WORKS」

種類が豊富なのがすごい。
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ちなみに子供は「前に走るために一度後ろにひく」という仕組みが分からないので、うまくゼンマイがまけないみたい。なのでゼンマイ系のものはけっこう壊されがち。
あと、プルバックカーはなにかに衝突して止まることがほとんどなので、フロントバンパーが壊れがち。
2008年3月24日月曜日
裏声で歌えイン・ザ・スペース
レコードを買うのが好きな人はたいていいつも「WANTリスト」を、財布や手帳、昨今なら携帯電話の中に忍ばせていることだろうと思う。
もちろん僕もそういう人間の一人なんだけど、そのリストの中に数年間ずっとあった「ゴダイゴCMソンググラフィティ」はなかなか見つけることができなく、探すのもやめていた。
ゴダイゴは好きなわりにはベストとライブ盤「マジックカプセル」しか持ってなくて、ずっとオリジナルアルバムを聴いてみたいと思っていた。しかし、ほぼ廃盤状態が長く続いていたのだ。
昨年、数多いゴダイゴ(というかミッキー吉野)のサントラ仕事の「小さなスーパーマン ガンバロン」が初CD化された時には、「なんで先にゴダイゴを再発しない!?」と思ったけど、こうして突然再発されると、心の準備ができてないから困るんだ。
CMソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパーヒッツ
GODIEGO タケカワユキヒデ

しかし通しで聴いても、なぜ数年前に欲しいと思ったのか全然思い出せない……。おそらく田中雄二著「電子音楽インジャパン」の、ミッキーの章を読んで興味を持ったんじゃなかったかなぁ。
ポップな曲が並んでいていいアルバムではあったけども。とくに3曲目の「NOW YOUR DAYS」がかなりカッチョイイ。
実は買う前にリストをよく見直さずに、間違えて↓を買ってしまっていたので、なんのためのWANTリストなんだか……と情けなくなった。
CMソング・グラフィティ VOL. 2
GODIEGO タケカワユキヒデ

こちらはvol.1に比べるとまとまりがなくてイマイチ。
なお、4曲目「DAZZLED BLIND BY YOU~友達はいいもんだ」は、「みんなのうた」の「友だちはいいもんだ(うたと演奏:トランザム 作詞:岩谷時子・作曲:三木たかし)」とは同名異曲。
��
さて、ゴダイゴと同時代にこの手のバンドはたくさんあって、正しいのかどうか分からないけど以下のバンドは僕の中でなんとなくひとくくりになってる。
トランザム(1973~)チト河内
ゴダイゴ(1976~)
スペクトラム(1979~)竹田和夫etc.
SHOGUN(1979~)芳野藤丸、大谷和夫、ケーシー・ランキンetc.
クリエイション[アイ高野ボーカル時代](1981~)結成自体は1969年。
少し違うけど、以下のバンドも同時代性があると思う。
ジョニー、ルイス&チャー(1978~)
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド(1973~)
井上堯之バンド(1972?)スパイダース+タイガース→PYGから発展。「太陽にほえろ!」「前略おふくろ様」が有名。
今回はスペクトラムに注目したい。
いわずとしれた新田一郎のバンドなんだけど以前紹介した阿久悠の本を読んでいたら、ベースの渡辺直樹について書かれていてwikipediaで調べてみると
渡辺直樹(B. Vo.)
ex.藤丸バンド、MMP。兄はザ・ワイルドワンズの渡辺茂樹、妹はアニメ「うる星やつら」の主題歌「殿方ごめん遊ばせ」を歌っていた南翔子。ザ・ドリフターズの加藤茶とは従弟関係。
ほお!!渡辺茂樹と兄弟というのは知らなかった。
他のメンバーも調べてみると
西慎嗣(G. Vo.)
Charの江戸屋で名前を見て知ってはいた。なぜかBeingの明石昌夫と混同してた。
奥慶一(Key.)
戦隊ものの主題歌や「夢戦士ウイングマン」などのアニメで作・編曲をしてたので名前を見たことがあった。
今野拓郎(Per.)[1980~1981]
解散後、河内淳一らと共にスタジオバンド「STRIX!」(「よろしくメカドック」主題歌を歌ってました)に在籍。KUWATA BANDではリーダーを務める。
と裏方だけどそうそうたるメンツ。西慎嗣、奥慶一が在籍していたのは知らなかった。
ちなみに彼らの4thシングル「SUNRISE」ってスタン・ハンセンのテーマだったんだなぁ。そう言われれば。
もちろん僕もそういう人間の一人なんだけど、そのリストの中に数年間ずっとあった「ゴダイゴCMソンググラフィティ」はなかなか見つけることができなく、探すのもやめていた。
ゴダイゴは好きなわりにはベストとライブ盤「マジックカプセル」しか持ってなくて、ずっとオリジナルアルバムを聴いてみたいと思っていた。しかし、ほぼ廃盤状態が長く続いていたのだ。
昨年、数多いゴダイゴ(というかミッキー吉野)のサントラ仕事の「小さなスーパーマン ガンバロン」が初CD化された時には、「なんで先にゴダイゴを再発しない!?」と思ったけど、こうして突然再発されると、心の準備ができてないから困るんだ。
CMソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパーヒッツ
GODIEGO タケカワユキヒデ

しかし通しで聴いても、なぜ数年前に欲しいと思ったのか全然思い出せない……。おそらく田中雄二著「電子音楽インジャパン」の、ミッキーの章を読んで興味を持ったんじゃなかったかなぁ。
ポップな曲が並んでいていいアルバムではあったけども。とくに3曲目の「NOW YOUR DAYS」がかなりカッチョイイ。
実は買う前にリストをよく見直さずに、間違えて↓を買ってしまっていたので、なんのためのWANTリストなんだか……と情けなくなった。
CMソング・グラフィティ VOL. 2
GODIEGO タケカワユキヒデ

こちらはvol.1に比べるとまとまりがなくてイマイチ。
なお、4曲目「DAZZLED BLIND BY YOU~友達はいいもんだ」は、「みんなのうた」の「友だちはいいもんだ(うたと演奏:トランザム 作詞:岩谷時子・作曲:三木たかし)」とは同名異曲。
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さて、ゴダイゴと同時代にこの手のバンドはたくさんあって、正しいのかどうか分からないけど以下のバンドは僕の中でなんとなくひとくくりになってる。
トランザム(1973~)チト河内
ゴダイゴ(1976~)
スペクトラム(1979~)竹田和夫etc.
SHOGUN(1979~)芳野藤丸、大谷和夫、ケーシー・ランキンetc.
クリエイション[アイ高野ボーカル時代](1981~)結成自体は1969年。
少し違うけど、以下のバンドも同時代性があると思う。
ジョニー、ルイス&チャー(1978~)
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド(1973~)
井上堯之バンド(1972?)スパイダース+タイガース→PYGから発展。「太陽にほえろ!」「前略おふくろ様」が有名。
今回はスペクトラムに注目したい。
いわずとしれた新田一郎のバンドなんだけど以前紹介した阿久悠の本を読んでいたら、ベースの渡辺直樹について書かれていてwikipediaで調べてみると
渡辺直樹(B. Vo.)
ex.藤丸バンド、MMP。兄はザ・ワイルドワンズの渡辺茂樹、妹はアニメ「うる星やつら」の主題歌「殿方ごめん遊ばせ」を歌っていた南翔子。ザ・ドリフターズの加藤茶とは従弟関係。
ほお!!渡辺茂樹と兄弟というのは知らなかった。
他のメンバーも調べてみると
西慎嗣(G. Vo.)
Charの江戸屋で名前を見て知ってはいた。なぜかBeingの明石昌夫と混同してた。
奥慶一(Key.)
戦隊ものの主題歌や「夢戦士ウイングマン」などのアニメで作・編曲をしてたので名前を見たことがあった。
今野拓郎(Per.)[1980~1981]
解散後、河内淳一らと共にスタジオバンド「STRIX!」(「よろしくメカドック」主題歌を歌ってました)に在籍。KUWATA BANDではリーダーを務める。
と裏方だけどそうそうたるメンツ。西慎嗣、奥慶一が在籍していたのは知らなかった。
ちなみに彼らの4thシングル「SUNRISE」ってスタン・ハンセンのテーマだったんだなぁ。そう言われれば。
2008年3月23日日曜日
ツボから大魔王が出てきません。
どうもすでに花粉は散りまくってるらしいのだけど、前に書いたとおり今年は散布前から薬を飲んでるので、ちょっとムズムズするぐらいかなって具合で、鼻水は全く出てない。薬の副作用も全くないし。よく眠くなるんでしょ?と聞かれるけど、僕が飲んでるのは眠くならない薬。
やっぱりこういうのはちゃんと専門家と相談するのがいいんだなぁ。もっと前から相談するべきだった。
とはいえ外出時は必ずマスクしたりといった基本は、もちろんおさえている。
自分の経験では、目がかゆいときは意外にも鼻うがいが効果的だと思う。
そしてこの間近くのスーパーでこんなものを見つけた。
ハナノア 300ml

公式ページはこちら。
なんといっても安い! というのは洗浄液じゃなくて洗浄器具の値段。
携帯性にも優れているし、なにぶんとてもシンプルな構造なのがよい。なにかこれに近いようなものを代用できないもんかとは思っていたけど、ズバリ製品としてあったんですね。
洗浄液もついてきて、経済的ではないものの自分で生理食塩水を作るのがめんどくさいときにはとても楽。花粉シーズンなら単体売りもしている洗浄液を買ってもいいかなと思う。
実は今まではこちらを使っていたんだけど、
ハナクリーンS

お湯を入れるせいもあるのか、2年ぐらい使うと劣化して容器が割れる。今使っているものは3台目で、値段が高いから結構お財布にキビしい。
あと、こんなにも使わねーよ!というサイズでもあった。これで小さい方のサイズなのに……。
やっぱりこういうのはちゃんと専門家と相談するのがいいんだなぁ。もっと前から相談するべきだった。
とはいえ外出時は必ずマスクしたりといった基本は、もちろんおさえている。
自分の経験では、目がかゆいときは意外にも鼻うがいが効果的だと思う。
そしてこの間近くのスーパーでこんなものを見つけた。
ハナノア 300ml

公式ページはこちら。
なんといっても安い! というのは洗浄液じゃなくて洗浄器具の値段。
携帯性にも優れているし、なにぶんとてもシンプルな構造なのがよい。なにかこれに近いようなものを代用できないもんかとは思っていたけど、ズバリ製品としてあったんですね。
洗浄液もついてきて、経済的ではないものの自分で生理食塩水を作るのがめんどくさいときにはとても楽。花粉シーズンなら単体売りもしている洗浄液を買ってもいいかなと思う。
実は今まではこちらを使っていたんだけど、
ハナクリーンS

お湯を入れるせいもあるのか、2年ぐらい使うと劣化して容器が割れる。今使っているものは3台目で、値段が高いから結構お財布にキビしい。
あと、こんなにも使わねーよ!というサイズでもあった。これで小さい方のサイズなのに……。
2008年3月22日土曜日
1984年のアニソン
タイトルの「アニソン」は「マリリン」のイントネーションで読んでください(泣)。
こないだ友人と話してたら「地球防衛軍テラホークス」の話題になった。ITC、ゼロ軍曹、10-10、ゼルダ……。
鳴り物入りでNHKが輸入して放送したらコケたのが子供心にも印象的だったけど、そういえばあの主題歌ってどんなんだっけと思ってYouTubeで調べてみたら、うわやられた!エンディングも含めてこりゃ懐かしい。
残念ながら前にはアップされていたオープニング「ギャラクティカ・スリリング」は見つからなかった。↑はエンディングの「大切な言葉(ワン・ワード)」。
ちなみに歌っている燕 奈緒美・真由美の正体(?)はあの「ザ・リリーズ」。
それにしてもこの曲、サウンド的にはこの時代(1984年頃)ならでは。妙な歌詞はアニソンということを差し引いてもこれまた時代。もちろん好きなんだけど。
振り返ってみると、なぜか1984年頃のアニメソングは好きなものが多い。目当ての曲があったからとはいえ、こんなコンピレーションすら持ってたり。
みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1984
テレビ主題歌 芦部真梨子 岡本舞子

収録は『牧場の少女カトリ』『夢戦士ウイングマン』『ルパン三世 PARTIII』『GU-GUガンモ』『ガラスの仮面』『魔法の妖精ペルシャ』『ふたり鷹』『レンズマン』『北斗の拳』。
なにせあの大野雄二に「セクシー・アドベンチャー」なる怪作を作らせてしまう時代なのだ。後にも先にもこんな曲は彼の中からは出てきてないと思う。
戸田誠司仕事で、松原みき(スージー松原名義)の『GU-GUガンモ』「ガンモ・ドキッ! 」はフェイク・ジャズなアレンジが面白い。「夢戦士ウイングマン」は林哲司仕事でAOR調、「ガラスの仮面」「魔法の妖精ペルシャ」あたりは「フラッシュダンス」とかのちょっとグルーヴ感の少なめなダンスミュージックを連想させる。
この他1984年のアニメでは、「OKAWARI-BOY スターザンS」「機甲界ガリアン」「巨神ゴーグ」「超時空騎団サザンクロス」「超力ロボ ガラット」「とんがり帽子のメモル」「ビデオ戦士レザリオン」「名探偵ホームズ」「よろしくメカドック」と、知ってる人なら分かってくれると思うけど、どれもこの時代独特の曲になっていると思う。「キャッツ・アイ」の「デリンジャー」もこの年ではないか?
サウンド的にはシンセが多用されはじめるけど、今ではあまり使われない硬い音色が多い。あと、この辺からドラムにゲートリバーブをかけた「ドンパン!ドンパン!」という、今聴くとかなり退屈なリズムが多くなってくる。
前年の1983年のアニメでは「ストップ!! ひばりくん!」が前に書いたように異色だけど、「亜空大作戦スラングル」「機甲創世記モスピーダ」「銀河疾風サスライガー」「銀河漂流バイファム」「光速電神アルベガス」「装甲騎兵ボトムズ」「超時空世紀オーガス」「特装機兵ドルバック」「プラレス3四郎」「未来警察ウラシマン」「キャプテン翼」「キン肉マン」「聖戦士ダンバイン」「魔法の天使クリィミーマミ」「愛してナイト」「スプーンおばさん」「ななこSOS」「ベムベムハンターこてんぐテン丸」「みゆき」(「想い出がいっぱい」ですね)あたりは、まだまだ生のブラスホーンも多様されて、ロック調の曲も多い。シンセはキーボード的、つまり鍵盤楽器として使われていることが多いような気がする。
ちなみに大ヒットした「キャッツ・アイ」はこの年。
やはりシンセの本格的導入はヤマハが1983年5月にDX7を発売して以降、つまり1984年あたりからということなんだろうか。これ以降しばらくの間、アレンジがシンプルになって代わりにサウンドがキラキラしはじめるような。
1985年のアニメには、先のテラホークスと曲調が似ている「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の主題歌(筒美京平作曲)や「ダーティペア」(「ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット」)「魔法のスターマジカルエミ」とかがシンセが印象的だけど「機動戦士Ζガンダム」「タッチ」「ハイスクール!奇面組」といったメジャー作品の主題歌を思い出しても、1984年よりもややキラキラ感は後退している気がする。
これは想像に過ぎないけど、1984年のアニメソングは「1983年に発売されたYAMAHA DX7」「1980年代前半に流行したゲートリバーブドラムサウンド」のちょうど交差点で、あの独特なサウンドになってるんじゃないか。
こないだ友人と話してたら「地球防衛軍テラホークス」の話題になった。ITC、ゼロ軍曹、10-10、ゼルダ……。
鳴り物入りでNHKが輸入して放送したらコケたのが子供心にも印象的だったけど、そういえばあの主題歌ってどんなんだっけと思ってYouTubeで調べてみたら、うわやられた!エンディングも含めてこりゃ懐かしい。
残念ながら前にはアップされていたオープニング「ギャラクティカ・スリリング」は見つからなかった。↑はエンディングの「大切な言葉(ワン・ワード)」。
ちなみに歌っている燕 奈緒美・真由美の正体(?)はあの「ザ・リリーズ」。
それにしてもこの曲、サウンド的にはこの時代(1984年頃)ならでは。妙な歌詞はアニソンということを差し引いてもこれまた時代。もちろん好きなんだけど。
振り返ってみると、なぜか1984年頃のアニメソングは好きなものが多い。目当ての曲があったからとはいえ、こんなコンピレーションすら持ってたり。
みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1984
テレビ主題歌 芦部真梨子 岡本舞子

収録は『牧場の少女カトリ』『夢戦士ウイングマン』『ルパン三世 PARTIII』『GU-GUガンモ』『ガラスの仮面』『魔法の妖精ペルシャ』『ふたり鷹』『レンズマン』『北斗の拳』。
なにせあの大野雄二に「セクシー・アドベンチャー」なる怪作を作らせてしまう時代なのだ。後にも先にもこんな曲は彼の中からは出てきてないと思う。
戸田誠司仕事で、松原みき(スージー松原名義)の『GU-GUガンモ』「ガンモ・ドキッ! 」はフェイク・ジャズなアレンジが面白い。「夢戦士ウイングマン」は林哲司仕事でAOR調、「ガラスの仮面」「魔法の妖精ペルシャ」あたりは「フラッシュダンス」とかのちょっとグルーヴ感の少なめなダンスミュージックを連想させる。
この他1984年のアニメでは、「OKAWARI-BOY スターザンS」「機甲界ガリアン」「巨神ゴーグ」「超時空騎団サザンクロス」「超力ロボ ガラット」「とんがり帽子のメモル」「ビデオ戦士レザリオン」「名探偵ホームズ」「よろしくメカドック」と、知ってる人なら分かってくれると思うけど、どれもこの時代独特の曲になっていると思う。「キャッツ・アイ」の「デリンジャー」もこの年ではないか?
サウンド的にはシンセが多用されはじめるけど、今ではあまり使われない硬い音色が多い。あと、この辺からドラムにゲートリバーブをかけた「ドンパン!ドンパン!」という、今聴くとかなり退屈なリズムが多くなってくる。
前年の1983年のアニメでは「ストップ!! ひばりくん!」が前に書いたように異色だけど、「亜空大作戦スラングル」「機甲創世記モスピーダ」「銀河疾風サスライガー」「銀河漂流バイファム」「光速電神アルベガス」「装甲騎兵ボトムズ」「超時空世紀オーガス」「特装機兵ドルバック」「プラレス3四郎」「未来警察ウラシマン」「キャプテン翼」「キン肉マン」「聖戦士ダンバイン」「魔法の天使クリィミーマミ」「愛してナイト」「スプーンおばさん」「ななこSOS」「ベムベムハンターこてんぐテン丸」「みゆき」(「想い出がいっぱい」ですね)あたりは、まだまだ生のブラスホーンも多様されて、ロック調の曲も多い。シンセはキーボード的、つまり鍵盤楽器として使われていることが多いような気がする。
ちなみに大ヒットした「キャッツ・アイ」はこの年。
やはりシンセの本格的導入はヤマハが1983年5月にDX7を発売して以降、つまり1984年あたりからということなんだろうか。これ以降しばらくの間、アレンジがシンプルになって代わりにサウンドがキラキラしはじめるような。
1985年のアニメには、先のテラホークスと曲調が似ている「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の主題歌(筒美京平作曲)や「ダーティペア」(「ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット」)「魔法のスターマジカルエミ」とかがシンセが印象的だけど「機動戦士Ζガンダム」「タッチ」「ハイスクール!奇面組」といったメジャー作品の主題歌を思い出しても、1984年よりもややキラキラ感は後退している気がする。
これは想像に過ぎないけど、1984年のアニメソングは「1983年に発売されたYAMAHA DX7」「1980年代前半に流行したゲートリバーブドラムサウンド」のちょうど交差点で、あの独特なサウンドになってるんじゃないか。
2008年3月21日金曜日
連載の方もストップ!!
ここ最近、手元の音源をいろいろと整理している最中にアニメ版「ストップ!!ひばりくん!」の主題歌にハマった。
アニメ自体はあまり見た記憶がないけど、ヘタウマ系の歌唱含めてよい。
そういやエンディングもよかったよなぁ、と収録されてるCDをレンタルしてきた。
輝け!週刊少年アニメ王・増刊号
テレビ主題歌 馬渡松子 おニャン子クラブ

タイトルは「コンガラコネクション」。ギターは布袋寅泰が演奏しているとの噂もあり。ライトパンクなアレンジと、OPと歌手は違うようだけど同じくヘタウマな歌がまたよい(というか、この投げやりな歌手名は作曲者本人だったりするのか??)。
さて、問題はこの作・編曲をしたのがあの「小林泉美」であったこと。プロフィールはwikipediaにまかせるとして、つまりは
「ラムのラブソング」他(「うる星やつら」)
「恋の呪文はスキトキメキトス」「恋のB級アクション」(「さすがの猿飛」)
の作・編曲をした人物だということ!
そうか、そうだったのか。
「うる星やつら」もアニメはあまり見たことがないけど、「ラムのラブソング」が名曲であることに異論はなく、その他にも「心細いな」が変拍子など不安な展開がかなり歌詞とあっているのもあり気に入っていて、改めて調べれば彼女の仕事だった(アレンジは井上陽水や小椋佳との仕事が有名な名アレンジャー・星勝[ex.モップス])。
残念ながら、それほど作品があるわけじゃないようだけど、機会があったら彼女の仕事をまとめて聴いてみたい。だって、ここまで自分の中でヒット率が高いんだもの!!
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ところで、よく考えたら「ストップ!! ひばりくん!」って単に女の子を強引に「男の子」っていう設定にしただけの作品で、「ひばり」が男である描写ってほとんどなかったよなぁとか考えてたら、wikipediaにもいろいろ書いてあった。確かにラストとかどうしようもないもんなぁ。
面白いのが
ちゃんとオチてたりする(笑)。
ちなみに、当時は全く思わなかったけど、この作品と「Dr.スランプ」はかなり似たものを持っていると思う。たとえば、キャラクターのファッションとかイラスト的であったりとか当時の少年マンガに持ち込んだものが似ていると思うのだ。
アニメ自体はあまり見た記憶がないけど、ヘタウマ系の歌唱含めてよい。
そういやエンディングもよかったよなぁ、と収録されてるCDをレンタルしてきた。
輝け!週刊少年アニメ王・増刊号
テレビ主題歌 馬渡松子 おニャン子クラブ

タイトルは「コンガラコネクション」。ギターは布袋寅泰が演奏しているとの噂もあり。ライトパンクなアレンジと、OPと歌手は違うようだけど同じくヘタウマな歌がまたよい(というか、この投げやりな歌手名は作曲者本人だったりするのか??)。
さて、問題はこの作・編曲をしたのがあの「小林泉美」であったこと。プロフィールはwikipediaにまかせるとして、つまりは
「ラムのラブソング」他(「うる星やつら」)
「恋の呪文はスキトキメキトス」「恋のB級アクション」(「さすがの猿飛」)
の作・編曲をした人物だということ!
そうか、そうだったのか。
「うる星やつら」もアニメはあまり見たことがないけど、「ラムのラブソング」が名曲であることに異論はなく、その他にも「心細いな」が変拍子など不安な展開がかなり歌詞とあっているのもあり気に入っていて、改めて調べれば彼女の仕事だった(アレンジは井上陽水や小椋佳との仕事が有名な名アレンジャー・星勝[ex.モップス])。
残念ながら、それほど作品があるわけじゃないようだけど、機会があったら彼女の仕事をまとめて聴いてみたい。だって、ここまで自分の中でヒット率が高いんだもの!!
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ところで、よく考えたら「ストップ!! ひばりくん!」って単に女の子を強引に「男の子」っていう設定にしただけの作品で、「ひばり」が男である描写ってほとんどなかったよなぁとか考えてたら、wikipediaにもいろいろ書いてあった。確かにラストとかどうしようもないもんなぁ。
面白いのが
TVアニメでひばりを演じた間嶋里美と耕作を演じた古谷徹は、その後夫婦になっている。
ちゃんとオチてたりする(笑)。
ちなみに、当時は全く思わなかったけど、この作品と「Dr.スランプ」はかなり似たものを持っていると思う。たとえば、キャラクターのファッションとかイラスト的であったりとか当時の少年マンガに持ち込んだものが似ていると思うのだ。
2008年3月19日水曜日
星が輝いていた頃。
昨年逝去した阿久悠だけど、その作品群を見ると改めてすごい人だったんだなと思う。
そんな阿久悠が自分の全盛期を振り返ったのがこちら。
夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫 あ 8-5)
阿久 悠

阿久悠って作詞家としてのピークを過ぎてからは、なんだか説教臭かったり変に詩人ぽくなっててちょっとなぁ……と思ってたんだけど、この本はその辺のバランスはよくて逆に文章にちょっとした味わいがあってよかった。
テレビ番組「スター誕生」を軸に書かれているんだけど、僕はこの番組はあまり見たことがなくて、でもここから巣立った歌手はかなり知っているぐらいの世代になる。
だから欽ちゃんや一時期はタモリが司会をしていたことや、西山浩司や黒部幸英はここの素人コーナーから芸能人になったことなどは全然知らなかった。
やはり読みどころは阿久悠の代表作といっていいピンクレディーに関する部分で、その時の本命は清水由貴子で、ピンクレディーは「ドラフト5位」ぐらいというから驚き。
また、この時ピンクレディーはフォークデュオっぽいいでたちで出演していたという話は聞いていたけど、それは作戦であって、とくにフォーク指向ではなかったらしい。だからピンクレディーも彼女たちにとって決して無理矢理ではなく、それなりに積極的に活動していたとは言えそう。
ピンクレディーのもう一人の生みの親といえばやはり都倉俊一だけど、当時からすればやや日本人離れした彼のファーストインプレッションも読みどころのひとつ。
都倉俊一と阿久悠がピンクレディーを生み出すまでには「山本リンダの復活プロジェクト」→「フィンガー5」という流れがちゃんとあって、それは「歌のアニメ化」である、という言い方をされていて面白い。細野晴臣がYMOの「ライディーン」はアニメのように作った(アニソンという意味ではない)といっていたけど、YMOが初期のライブで「ウォンテッド」をカバーしてたのは必然なのだ。
さて、他にもこの本にはちょっとしたことがいろいろ書かれていて芸能本としても面白かった。たとえば
由美かおるって金井克子(ex.「他人の関係」)と奈美悦子(ex.乳首喪失裁判)らと「レ・ガールズ」というアイドルグループだったとか。
いくつかアニソンを歌っている町田義人は元ズーニーブー。
ズーニーブーの「ひとりの悲しみ」はのちに阿久悠が歌詞を変えて「また逢う日まで」になった話は有名。
などなど。
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ところでこの本を読んでいたら、ピンクレディーも司会をしていた「ザ・チャンス」という1979年4月10日~1986年10月2日にTBS系で放送されていた視聴者参加クイズ&ゲーム形式のアトラクション番組を思い出した。
この番組、ゲームの企画を考えてるときによく思い出す。「あ、これザ・チャンスであったネタだよなぁ」とか。今、再評価したい番組である。
そんな阿久悠が自分の全盛期を振り返ったのがこちら。
夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫 あ 8-5)
阿久 悠

阿久悠って作詞家としてのピークを過ぎてからは、なんだか説教臭かったり変に詩人ぽくなっててちょっとなぁ……と思ってたんだけど、この本はその辺のバランスはよくて逆に文章にちょっとした味わいがあってよかった。
テレビ番組「スター誕生」を軸に書かれているんだけど、僕はこの番組はあまり見たことがなくて、でもここから巣立った歌手はかなり知っているぐらいの世代になる。
だから欽ちゃんや一時期はタモリが司会をしていたことや、西山浩司や黒部幸英はここの素人コーナーから芸能人になったことなどは全然知らなかった。
やはり読みどころは阿久悠の代表作といっていいピンクレディーに関する部分で、その時の本命は清水由貴子で、ピンクレディーは「ドラフト5位」ぐらいというから驚き。
また、この時ピンクレディーはフォークデュオっぽいいでたちで出演していたという話は聞いていたけど、それは作戦であって、とくにフォーク指向ではなかったらしい。だからピンクレディーも彼女たちにとって決して無理矢理ではなく、それなりに積極的に活動していたとは言えそう。
ピンクレディーのもう一人の生みの親といえばやはり都倉俊一だけど、当時からすればやや日本人離れした彼のファーストインプレッションも読みどころのひとつ。
都倉俊一と阿久悠がピンクレディーを生み出すまでには「山本リンダの復活プロジェクト」→「フィンガー5」という流れがちゃんとあって、それは「歌のアニメ化」である、という言い方をされていて面白い。細野晴臣がYMOの「ライディーン」はアニメのように作った(アニソンという意味ではない)といっていたけど、YMOが初期のライブで「ウォンテッド」をカバーしてたのは必然なのだ。
さて、他にもこの本にはちょっとしたことがいろいろ書かれていて芸能本としても面白かった。たとえば
由美かおるって金井克子(ex.「他人の関係」)と奈美悦子(ex.乳首喪失裁判)らと「レ・ガールズ」というアイドルグループだったとか。
いくつかアニソンを歌っている町田義人は元ズーニーブー。
ズーニーブーの「ひとりの悲しみ」はのちに阿久悠が歌詞を変えて「また逢う日まで」になった話は有名。
などなど。
��
ところでこの本を読んでいたら、ピンクレディーも司会をしていた「ザ・チャンス」という1979年4月10日~1986年10月2日にTBS系で放送されていた視聴者参加クイズ&ゲーム形式のアトラクション番組を思い出した。
この番組、ゲームの企画を考えてるときによく思い出す。「あ、これザ・チャンスであったネタだよなぁ」とか。今、再評価したい番組である。
2008年3月15日土曜日
ジャリズムの人
ちょっと前の話になるけど、ピン芸No.1決定戦「R-1ぐらんぷり」はじめ“世界のナベアツ”の「3の倍数と3の付く数字だけアホになる」というネタを目にする機会が何度かあったけど、 こんなのよく思いついたよなぁと感心する。
内容は、「3の倍数と3がつく数字の時にアホになる」が基本で、1から40まで数えるというもの。そこにバリエーションとして「5の時、犬っぽくなる」とかが加えられるというもの。
応用バージョンもあって観光案内をつけて「三宮」とか「六本木ヒルズ」とかでもアホになったりもする。
これ、よくよく考えると「3の倍数と3がつく数字」っていうのがセンスよくて、3の倍数だけだと一定のリズムでくるんだけど「13」とかでも来たりするのでちょっと変拍子(?)になる。で、ほほぅと見てると「30」からずっとアホになって「40」で戻る、というオチになる。
と得意げに友人に語ってたら、「それ、おんなじようなことを三谷幸喜が朝日新聞に書いてた」と一蹴された(泣)。
ちなみにこのネタの応用編には、「(アホで)アルフィー」「(アホで)ジ・アルフィー」ってのもあったけど、このメンバー数ってのはもっといろいろできるんじゃないか。
たとえば
��マジメに)チャンバラトリオ
��アホで)ぴんからトリオ
��マジメに)ぴんから兄弟
��アホで)たのきんトリオ
��アホで)V6
��アホで)SMAP、森くん
��マジメに)今のSMAP
とか。
内容は、「3の倍数と3がつく数字の時にアホになる」が基本で、1から40まで数えるというもの。そこにバリエーションとして「5の時、犬っぽくなる」とかが加えられるというもの。
応用バージョンもあって観光案内をつけて「三宮」とか「六本木ヒルズ」とかでもアホになったりもする。
これ、よくよく考えると「3の倍数と3がつく数字」っていうのがセンスよくて、3の倍数だけだと一定のリズムでくるんだけど「13」とかでも来たりするのでちょっと変拍子(?)になる。で、ほほぅと見てると「30」からずっとアホになって「40」で戻る、というオチになる。
と得意げに友人に語ってたら、「それ、おんなじようなことを三谷幸喜が朝日新聞に書いてた」と一蹴された(泣)。
ちなみにこのネタの応用編には、「(アホで)アルフィー」「(アホで)ジ・アルフィー」ってのもあったけど、このメンバー数ってのはもっといろいろできるんじゃないか。
たとえば
��マジメに)チャンバラトリオ
��アホで)ぴんからトリオ
��マジメに)ぴんから兄弟
��アホで)たのきんトリオ
��アホで)V6
��アホで)SMAP、森くん
��マジメに)今のSMAP
とか。
2008年3月13日木曜日
「必聴disc徹底ガイド」って……
本屋でなにげなく手に取ったら、90年代初頭の紹介盤がドンピシャ過ぎて自嘲しつつ、思わず図書館で借りてしまった。
Jポップを創ったアルバム―1966~1995 必聴disc徹底ガイド
北中 正和

googleで検索しても紹介アルバムすべてのリストがなかったようなので、OCRを利用して作ったので貼り付けとく。
◎は所有してるもの、○はCDはないけど聴いたことがあるもの、△は他のアルバムや代表曲を聴いたことがあるもの。
1960~
「アルバムNo.1」ザ・スパイダース△
「ハレンチ」ザ・フォーク・クルセーダーズ△
「ジャックスの世界」ジャックス
「わたしを断罪せよ」岡林信康
1970~
「はっぴいえんど」はっぴいえんど△
「SATORI」フラワー・トラヴェリン・バンド
「ごあいさつ」高田渡
「満足できるかな」遠藤賢司
「元気です。」吉田拓郎△
「乙女の儚夢」あがた森魚
「少女」五輪真弓
「にんじん」友部正人
「ルイジアンナ」キャロル
「ライブ村八分」村八分
「摩天楼のヒロイン」南佳孝
「ひこうき雲」荒井由美○
「氷の世界」井上陽水○
「一触即発」四人囃子
「ラビ ひらひら」中山ラビ
「黒船」サディスティック・ミカ・バンド△
「力ルメン・マキ&OZ」力ルメン・マキ&OZ
「ナイアガラ・ムーン」大滝詠一○
「センチメンタル・シティ・ロマンス」センチメンタル・シティ・ロマンス
「飛・び・ま・す」山崎ハコ
「ハワイ・チャンプルー」久保田麻琴とタ焼け楽団
「火の玉ボーイ」鈴木慶一とムーンライダーズ
「私の声が聞こえますか」中島みゆき
「泰安洋行」細野晴臣◎
「ジャパニーズ・ガール」矢野顕子◎
「グレイ・スカイズ」大貫妙子△
「サーカス・タウン」山下達郎○
「喜納昌吉&チャンプルーズ」喜納昌吉&チャンプルーズ◎
「赤花」知名定男
「熱い胸さわぎ」サザンオールスターズ△
「イエロー・マジック・オーケストラ」イエロー・マジック・オーケストラ◎
「マラッカ」パンタ&HAL
「東京ロッカーズ」V.A.
「パパ・ヘミングウェイ」加藤和彦
1980~
「ウェル力ム・プラスチックス」プラスチックス○
「ラプソディー」RCサクセション
「Home Bound」浜田省吾
「十七歳の地図」尾崎豊○
「ヴァラエティ」竹内まりや
「ヴィジターズ」佐野元春◎
「BOφWY」BOφWY◎
「THE BLUE HEARTS」ザ・ブルーハーツ△
「ありがとう」りんけんバンド△
「フラワー」ミュート・ビート△
「Such A Funky Thang」久保田利伸◎
「猫のテブクロ」筋肉少女帯
1990~
「CUE」高野寛◎
「スカパラ登場」東京スカパラダイスオーケストラ○
「月面軟着陸」ピチカート・ファイヴ◎
「カメラ・トーク」フリッパーズ・ギター◎
「さんだる」たま◎
「上々颱風」上々颱風○
「マーシー」サンディー○
「踊ってばかりの国」ハバナ エキゾチカ◎
「思春期」ザ・ブーム◎
「Let's Knife」少年ナイフ
「SOUL KISS」Chara
「ポップタタリ」ボアダムス
「The Swinging Star」DREAMS COME TRUE○
「アトミック・ハート」Mr.Children◎
「Strictly Turntablized」DJ Krush○
「29」奥田民生
「ハチミツ」スピッツ△
「ジェリー・トーンズ」ケン・イシイ◎
アウトトラックとなる1996~2000年のものは期間限定でここにて読めます。
『空中キャンプ』フィッシュマンズ
『Sweet 19 Blues』安室奈美恵
『11』UA
『ドミノ』山崎まさよし
『First Love』 宇多田ヒカル
『図鑑』 くるり
90年代の高野寛、ピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギター、たま、あたりは超リアルタイム。この前後は自分が当時注目してたシーンにフォーカスがあてられてて、思わずうなづきながら読んだ。りんけんバンドとか当時ちょっと流行ったワールドミュージック方面も多く取り上げられている気がする。今の20代の子なんかにとっては、なぜ上々颱風とかが取り上げられているかはピンと来ないかも。
正直、ディスクガイドとしてすごく面白いわけじゃないんだけど、なるほど確かにどれも一度は聴いてみたいと思わせる文章にはなっている。
未聴のもので聴いてみたいと思ったのは
「ハレンチ」ザ・フォーク・クルセーダーズ、「ルイジアンナ」キャロル、「摩天楼のヒロイン」南佳孝、「ハワイ・チャンプルー」久保田麻琴とタ焼け楽団、「ラプソディー」RCサクセション、「29」奥田民生
あたり。
Jポップを創ったアルバム―1966~1995 必聴disc徹底ガイド
北中 正和

googleで検索しても紹介アルバムすべてのリストがなかったようなので、OCRを利用して作ったので貼り付けとく。
◎は所有してるもの、○はCDはないけど聴いたことがあるもの、△は他のアルバムや代表曲を聴いたことがあるもの。
1960~
「アルバムNo.1」ザ・スパイダース△
「ハレンチ」ザ・フォーク・クルセーダーズ△
「ジャックスの世界」ジャックス
「わたしを断罪せよ」岡林信康
1970~
「はっぴいえんど」はっぴいえんど△
「SATORI」フラワー・トラヴェリン・バンド
「ごあいさつ」高田渡
「満足できるかな」遠藤賢司
「元気です。」吉田拓郎△
「乙女の儚夢」あがた森魚
「少女」五輪真弓
「にんじん」友部正人
「ルイジアンナ」キャロル
「ライブ村八分」村八分
「摩天楼のヒロイン」南佳孝
「ひこうき雲」荒井由美○
「氷の世界」井上陽水○
「一触即発」四人囃子
「ラビ ひらひら」中山ラビ
「黒船」サディスティック・ミカ・バンド△
「力ルメン・マキ&OZ」力ルメン・マキ&OZ
「ナイアガラ・ムーン」大滝詠一○
「センチメンタル・シティ・ロマンス」センチメンタル・シティ・ロマンス
「飛・び・ま・す」山崎ハコ
「ハワイ・チャンプルー」久保田麻琴とタ焼け楽団
「火の玉ボーイ」鈴木慶一とムーンライダーズ
「私の声が聞こえますか」中島みゆき
「泰安洋行」細野晴臣◎
「ジャパニーズ・ガール」矢野顕子◎
「グレイ・スカイズ」大貫妙子△
「サーカス・タウン」山下達郎○
「喜納昌吉&チャンプルーズ」喜納昌吉&チャンプルーズ◎
「赤花」知名定男
「熱い胸さわぎ」サザンオールスターズ△
「イエロー・マジック・オーケストラ」イエロー・マジック・オーケストラ◎
「マラッカ」パンタ&HAL
「東京ロッカーズ」V.A.
「パパ・ヘミングウェイ」加藤和彦
1980~
「ウェル力ム・プラスチックス」プラスチックス○
「ラプソディー」RCサクセション
「Home Bound」浜田省吾
「十七歳の地図」尾崎豊○
「ヴァラエティ」竹内まりや
「ヴィジターズ」佐野元春◎
「BOφWY」BOφWY◎
「THE BLUE HEARTS」ザ・ブルーハーツ△
「ありがとう」りんけんバンド△
「フラワー」ミュート・ビート△
「Such A Funky Thang」久保田利伸◎
「猫のテブクロ」筋肉少女帯
1990~
「CUE」高野寛◎
「スカパラ登場」東京スカパラダイスオーケストラ○
「月面軟着陸」ピチカート・ファイヴ◎
「カメラ・トーク」フリッパーズ・ギター◎
「さんだる」たま◎
「上々颱風」上々颱風○
「マーシー」サンディー○
「踊ってばかりの国」ハバナ エキゾチカ◎
「思春期」ザ・ブーム◎
「Let's Knife」少年ナイフ
「SOUL KISS」Chara
「ポップタタリ」ボアダムス
「The Swinging Star」DREAMS COME TRUE○
「アトミック・ハート」Mr.Children◎
「Strictly Turntablized」DJ Krush○
「29」奥田民生
「ハチミツ」スピッツ△
「ジェリー・トーンズ」ケン・イシイ◎
アウトトラックとなる1996~2000年のものは期間限定でここにて読めます。
『空中キャンプ』フィッシュマンズ
『Sweet 19 Blues』安室奈美恵
『11』UA
『ドミノ』山崎まさよし
『First Love』 宇多田ヒカル
『図鑑』 くるり
90年代の高野寛、ピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギター、たま、あたりは超リアルタイム。この前後は自分が当時注目してたシーンにフォーカスがあてられてて、思わずうなづきながら読んだ。りんけんバンドとか当時ちょっと流行ったワールドミュージック方面も多く取り上げられている気がする。今の20代の子なんかにとっては、なぜ上々颱風とかが取り上げられているかはピンと来ないかも。
正直、ディスクガイドとしてすごく面白いわけじゃないんだけど、なるほど確かにどれも一度は聴いてみたいと思わせる文章にはなっている。
未聴のもので聴いてみたいと思ったのは
「ハレンチ」ザ・フォーク・クルセーダーズ、「ルイジアンナ」キャロル、「摩天楼のヒロイン」南佳孝、「ハワイ・チャンプルー」久保田麻琴とタ焼け楽団、「ラプソディー」RCサクセション、「29」奥田民生
あたり。
2008年3月12日水曜日
実はフランス人
リチャード・クレイダーマンの曲で「星のセレナーデ」ってのがあって、ずっと聴いたことあるなぁと思ってはいたんだけど、ピアノ曲なのにどうしても歌謡曲に聞こえる。なぜだか「歌える」気がするのだ。
ずっと不思議だったんだけど、こないだネットで調べてみたら岸田智史が日本語詞をつけて「潮風のセレナード」というタイトルで歌っていた、とのこと。
GOLDEN☆BEST/岸田智史
岸田智史 岡本おさみ 谷村新司

しかも1982/04の「みんなのうた」だったそうで、なるほどそれなら聴いたことあったはず、と納得。
ずっと不思議だったんだけど、こないだネットで調べてみたら岸田智史が日本語詞をつけて「潮風のセレナード」というタイトルで歌っていた、とのこと。
GOLDEN☆BEST/岸田智史
岸田智史 岡本おさみ 谷村新司

しかも1982/04の「みんなのうた」だったそうで、なるほどそれなら聴いたことあったはず、と納得。
2008年3月11日火曜日
トクを逃すと損した気分になる不思議。
PASMO開始からもうすぐ1年。Suicaともども本当に素晴らしいサービスだと思う。
さて、会社が移転して電車通勤をするようになって4、5年経過するけど、今まで定期券は「3ヶ月」を購入していた。
このたびPASMOになって駅の自販機で定期券の継続更新ができるようになって、改めて1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の値段を比べてみて驚いた!
うわ、6ヶ月定期券てむちゃくちゃオトクじゃん!!!!
実はこれまで高校生の頃に電車+バス通学したぐらいで定期券というものとほとんど縁のない人生を送っていたのもあって、定期券の仕組みをよく分かってなかったんだけど、長いものほどオトクなんですね!知らなかった……。なんかショック。
今まで定期券を落としたときのリスク回避として3ヶ月を選んでいたんだけど、PASMO定期券は落とした場合手数料をいくらか払えば再発行できるというし、6ヶ月でも問題ない。
��
先日、いつも使っているクレジットカードのポイントが貯まっていることに気づいて、期限ぎりぎりで五千円近くの商品券と替えてもらった。
こういうささいなことって面倒だから普段はスルーしていることが多いんだけど、改めてしっかり調べると思ってもなかった額が手に入ったりするからあなどれない。
さて、会社が移転して電車通勤をするようになって4、5年経過するけど、今まで定期券は「3ヶ月」を購入していた。
このたびPASMOになって駅の自販機で定期券の継続更新ができるようになって、改めて1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の値段を比べてみて驚いた!
うわ、6ヶ月定期券てむちゃくちゃオトクじゃん!!!!
実はこれまで高校生の頃に電車+バス通学したぐらいで定期券というものとほとんど縁のない人生を送っていたのもあって、定期券の仕組みをよく分かってなかったんだけど、長いものほどオトクなんですね!知らなかった……。なんかショック。
今まで定期券を落としたときのリスク回避として3ヶ月を選んでいたんだけど、PASMO定期券は落とした場合手数料をいくらか払えば再発行できるというし、6ヶ月でも問題ない。
��
先日、いつも使っているクレジットカードのポイントが貯まっていることに気づいて、期限ぎりぎりで五千円近くの商品券と替えてもらった。
こういうささいなことって面倒だから普段はスルーしていることが多いんだけど、改めてしっかり調べると思ってもなかった額が手に入ったりするからあなどれない。
2008年3月10日月曜日
「たるにのるぞう」って……
ファンタジー系RPGに強いゲーム会社で企画職を10年以上勤めてはいるんだけど、実はファンタジーってあんまり思い入れがなくて、その手の小説などはほとんど読んだことはない(仕事がら断片的な知識はあるにはあるんだけども)。
だから「ロード・オブ・ザ・リング」もこれ幸いとばかり3作とも映画館で観たけどそこまでで、とくに原作に手をのばすことはなかった。
もっとも、大長編でかつ海外小説、という僕にとっての二重苦な作品なのでしかたないとも言える。
ハリー・ポッターも最初の学校ものだった頃は好きで、その後小説は4巻ぐらいまでつきあったけどだんだんとシリアスな内容になっていくにつれ興味がなくなって、最近の数冊は全然読んでない。映画も先日最近作をDVDで観たけど正直ストーリーについていけなかった。
という状況ではあったんだけど、前に書いたようにケストナーを数冊読んで翻訳物の児童文学に耐性がついたのと、子供に絵本を読んでやっているうちに少し古くさい文体慣れもしたのとで、こちらを手にしてみた。
ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
J.R.R. トールキン J.R.R. Tolkien 瀬田 貞二

いわずとしれた「指輪物語」の前日譚なんだけど、数年前にすてきな装丁のバージョンが出て
ホビットの冒険 オリジナル版
J. R. R. トールキン 瀬田 貞二

それにつられて興味は持っていた。
けど、結局読むのは携帯性にすぐれた新書版というのがちと悲しい。
読み通せるか不安だったんだけど、翻訳文体でしかも古い言い回しが逆に異世界の演出を醸し出してくれて、いい具合に読み進むことができた。
たとえば剣の名前が「つらぬき丸」、主人公が名乗る偽名が「たるにのるぞう」ってかなり笑ったんだけど、これも味といえば味。
でも僕が一番この本を読み進めやすかった点は、主人公ビルボ・バギンズがいやいや冒険をしているところ。なによりもドワーフの宝探しに無理矢理つきあわされる、というのがよい。正義感とかほとんどなくて、ときどきは調子に乗ったりもするけどすぐに家が恋しくなる。その辺の気持ちにリアリティがあってよかった。彼の煙草の煙を見るのや地図が好きで、ごはんやお菓子のことばかり考えている点も愛嬌がある。
またドワーフたちがヒゲにこだわっていたり、それぞれの人種でそれぞれのこだわりやルールがあり、また種族同士に生理的な好き嫌いがあるのもらしくてよかった。
というわけで、思いがけなく楽しめる小説だった。やっぱり名作といわれるだけあるな、と思った。
かといって「指輪物語」に手を出す気はさらさらないのが僕らしいのだが。
映画になるとかで、そちらも楽しみ。
だから「ロード・オブ・ザ・リング」もこれ幸いとばかり3作とも映画館で観たけどそこまでで、とくに原作に手をのばすことはなかった。
もっとも、大長編でかつ海外小説、という僕にとっての二重苦な作品なのでしかたないとも言える。
ハリー・ポッターも最初の学校ものだった頃は好きで、その後小説は4巻ぐらいまでつきあったけどだんだんとシリアスな内容になっていくにつれ興味がなくなって、最近の数冊は全然読んでない。映画も先日最近作をDVDで観たけど正直ストーリーについていけなかった。
という状況ではあったんだけど、前に書いたようにケストナーを数冊読んで翻訳物の児童文学に耐性がついたのと、子供に絵本を読んでやっているうちに少し古くさい文体慣れもしたのとで、こちらを手にしてみた。
ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
J.R.R. トールキン J.R.R. Tolkien 瀬田 貞二

いわずとしれた「指輪物語」の前日譚なんだけど、数年前にすてきな装丁のバージョンが出て
ホビットの冒険 オリジナル版
J. R. R. トールキン 瀬田 貞二

それにつられて興味は持っていた。
けど、結局読むのは携帯性にすぐれた新書版というのがちと悲しい。
読み通せるか不安だったんだけど、翻訳文体でしかも古い言い回しが逆に異世界の演出を醸し出してくれて、いい具合に読み進むことができた。
たとえば剣の名前が「つらぬき丸」、主人公が名乗る偽名が「たるにのるぞう」ってかなり笑ったんだけど、これも味といえば味。
でも僕が一番この本を読み進めやすかった点は、主人公ビルボ・バギンズがいやいや冒険をしているところ。なによりもドワーフの宝探しに無理矢理つきあわされる、というのがよい。正義感とかほとんどなくて、ときどきは調子に乗ったりもするけどすぐに家が恋しくなる。その辺の気持ちにリアリティがあってよかった。彼の煙草の煙を見るのや地図が好きで、ごはんやお菓子のことばかり考えている点も愛嬌がある。
またドワーフたちがヒゲにこだわっていたり、それぞれの人種でそれぞれのこだわりやルールがあり、また種族同士に生理的な好き嫌いがあるのもらしくてよかった。
というわけで、思いがけなく楽しめる小説だった。やっぱり名作といわれるだけあるな、と思った。
かといって「指輪物語」に手を出す気はさらさらないのが僕らしいのだが。
映画になるとかで、そちらも楽しみ。
2008年3月9日日曜日
完全版てほんとに完全?
以前、鳥山明が描く「Dr.スランプ」扉絵の話題を扱ったけど、あれはBOOKOFFで安く揃えることができた文庫版をスキャニングしたもので、そのあとポストカードにしたりカレンダーにしたりして楽しんでいる。
ただずっと気になっていたのは、ジャンプコミックス版には文庫版には入っていないイラストがあるのでは、ということ。また、コミックスには各巻におまけページもあって、これも楽しいものだった記憶があり、気になっていた。
だけどジャンプコミックスの「Dr.スランプ」はBOOKOFFにはなかなかなくて、実は最近書店で新刊としても売られているのも確認したんだけど、定価で購入するほどでもない。
どうしようか……と考えていて隣の区の図書館を調べてみたところ、全巻セットで借りることができた。
さっそくそれぞれの巻をみてみると、まずは各単行本の口絵が文庫版には未収録。
たとえばこんないいイラストがある!

ガッちゃん@イセッタ!組み合わせに悶絶。
14巻のコラムでは、鳥山明の車に関するコラムがある。

そうやって車ばかり描いていたら、担当の鳥嶋氏は苦い顔をするらしく、同じく14巻の作者の近況ではこんなことが書かれている。

というように、少なくとも文庫版にはない情報がたくさんある。とくに感じるのは、作者がその時面白いと思っていたことや流行っていたことなどを取り入れたオンタイムなライブ感覚が単行本の中にあることだ。これが文庫版ではそぎ落とされて純粋な作品集となっている。
作品を簡潔に読みたい場合は文庫版の方がいいんだけど、アラレちゃんのようなバラエティ感覚あふれた作品だと単行本の方が楽しい、と僕は思った。
それで気になったのは最近集英社がご熱心な「完全版」。これって「完全」とうたっているけど、さきほどの口絵やコラムもちゃんと掲載されているんだろうか?カラー原稿を収録することだけが「完全」ではないと思うんだが。
たとえば、「スラムダンク」は単行本では話と話の間に1コマ入っていてクスリと笑わせてくれることが多かった。これは完全版ではどうなっているのだろう?
��
ところで最近マンガを買うと、コミックのシュリンクパックで本が傷んでることが時々ある。以前ほどマンガ本を大切にしてないからあんまり気にならないけど、気持ちのいいものではないよなぁ……。
ただずっと気になっていたのは、ジャンプコミックス版には文庫版には入っていないイラストがあるのでは、ということ。また、コミックスには各巻におまけページもあって、これも楽しいものだった記憶があり、気になっていた。
だけどジャンプコミックスの「Dr.スランプ」はBOOKOFFにはなかなかなくて、実は最近書店で新刊としても売られているのも確認したんだけど、定価で購入するほどでもない。
どうしようか……と考えていて隣の区の図書館を調べてみたところ、全巻セットで借りることができた。
さっそくそれぞれの巻をみてみると、まずは各単行本の口絵が文庫版には未収録。
たとえばこんないいイラストがある!

ガッちゃん@イセッタ!組み合わせに悶絶。
14巻のコラムでは、鳥山明の車に関するコラムがある。

そうやって車ばかり描いていたら、担当の鳥嶋氏は苦い顔をするらしく、同じく14巻の作者の近況ではこんなことが書かれている。

というように、少なくとも文庫版にはない情報がたくさんある。とくに感じるのは、作者がその時面白いと思っていたことや流行っていたことなどを取り入れたオンタイムなライブ感覚が単行本の中にあることだ。これが文庫版ではそぎ落とされて純粋な作品集となっている。
作品を簡潔に読みたい場合は文庫版の方がいいんだけど、アラレちゃんのようなバラエティ感覚あふれた作品だと単行本の方が楽しい、と僕は思った。
それで気になったのは最近集英社がご熱心な「完全版」。これって「完全」とうたっているけど、さきほどの口絵やコラムもちゃんと掲載されているんだろうか?カラー原稿を収録することだけが「完全」ではないと思うんだが。
たとえば、「スラムダンク」は単行本では話と話の間に1コマ入っていてクスリと笑わせてくれることが多かった。これは完全版ではどうなっているのだろう?
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ところで最近マンガを買うと、コミックのシュリンクパックで本が傷んでることが時々ある。以前ほどマンガ本を大切にしてないからあんまり気にならないけど、気持ちのいいものではないよなぁ……。
2008年3月8日土曜日
行進したくなる3月
前に少し書いたけど、温かい春になるにつれてお楽しみが増えた。冬の間はなんか地味だったなぁ……。
・iPod Shuffle
・LEGO
については書いたように楽しんでいるが、その他にもいろいろと。
まずは黙々コツコツプレイ中の
世界樹の迷宮II 諸王の聖杯 特典 オリジナルサントラCD「古代祐三~世界樹の迷宮II ピアノスケッチver.~」付き

ホントに風呂の中でコツコツ、空いた時間にコツコツ……。そうやってたとえば3日間耐久クエストを終え5Fのボスを撃破、ようやく2層へ。
最初に組んだソードマン、パラディン、ドクトルマグス、レンジャー、ガンナーはそのままで、パラディンが硬くなってきたのでドクトルマグスを後衛にまわしてみた。このメンバーで大体のことには対応できて今のところ好感触。とくにガンナーはいい。
二作目なので2chなどではいろいろと意見はあるようだけど、僕はあいかわらずしっくりきていて、やっぱりこのゲームの根幹と相性がいいんだなぁと思う。だって、こんなに積極的にプレイするゲームはあんまりないもの。
ただ、ポリゴン二頭身女ガンナーのデモ画面は雰囲気壊してちょっといや。しかもあれは毎回見ることになるからなぁ……。
��
さて、世界樹2と同じく「出る」という話を聞いてから心の中でカウントダウンしながら待っていたこちら。
ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008
小西 康陽

3/7発売だけど、編集大変そうだし延期するんじゃないの?とか、書籍の発売日ってマンガと違ってあいまいなんじゃないの?とか自分に保険をかけて3/7を待ってたんだけど、なんと3/5に書店に行ったら平積み!!不意打ちで文字通りドッキンコだった。即、手にとってパラパラ中身を見て、レジへ。
編集をやんちゃにやりすぎてめちゃくちゃなんじゃないの?というちょっと懸念していた点はまったく問題なしで、いわゆるバラエティブックに仕上げられている。とか思いながら、「知らない本や本屋を捜したり読んだり」を超えるような過激なことをするのかなぁ、という期待も表裏一体であったので、逆におとなしく仕上がっているなぁとも思った(←どっちやねん)。
文章の方は、一人称が「オレ」になってからの小西さんはどうもなぁと思っていたけど、編集の妙か、出てくる固有名詞が分からなくてもグイグイ読ませる。
あえてしおりも使わず、目についたところから読んでいく……という読み方ができる幸せな本。
この他、
新潮クレスト・ブックス ペット・サウンズ (Shinchosha CREST BOOKS)
ジム・フシーリ Test 村上春樹

とか
B級コレクションのススメ しあわせの集め方
森永 卓郎

とか文庫以外の本ばかり買ってしまった。
読む本のストックがなくなると、面白い新刊が出るという不思議。紙様、いや神様ありがとう。
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Wiiは案の定、体重も落ちたし子供が「ファミリースキー」ばかりやるせいか「Wii Fit」をほとんどやってない。やっぱり茶の間のテレビに接続してあるゲーム機は、やる機会に恵まれないのは今まで通り。
とはいえ、4月発売の「マリオカートWii」はキラーソフトで、すでに予約済み。
でもそれでもWiiはすごいなぁと思ったのが、先日(3/4)テレビ番組表ソフトを無償ダウンロードで提供したこと。ふつうゲームとテレビってライバルなのに、Wiiは共存しようとするんだよね。あれはなかなかマネできない。
さて、前からWiiの「バーチャル・コンソール」には興味あったんだけど、ファミコンソフトをコツコツ集めていたのもあってそれほどキラータイトルがなかったところに、ついに「ファンジー・ゾーン」が配信予定に!
といっても別に個人的な思い入れがあるわけではなくて、このソフトは奥サマの実家にあったらしくて、義父が「目から血が出るほどやりこんだ」という伝説があるのだ(笑)。
もっとも、今回配信されるのはセガマスターシステム(セガ・マークIII)版のようで、奥サマのはおそらくPCエンジンだろうから、やや違うのかもしれない。
3/11配信。
��
そして、もうすぐF1開幕。
だけど開幕戦の日は小旅行に行くので、テレビでの生観戦ができない予定(涙)。
今年こそは自室でCSを見られる環境を設定して、ゆっくりF1が見たいんだけど、ソニーのロケフリ以外にいい案がなかなかない。
そこへ4/1にCSデジタルのe2 by スカパーにてハイビジョンチャンネル「フジテレビCSHD」が開局してここでもF1が放送されるとの報が!
CSデジタルは自室にチューナーがあるんだけど、マンションのアンテナがBS用のものらしくて、入る局がいくつか、あとはほとんど入らないという状況。なので、もし運よくこの「フジテレビCSHD」が入る局であるならば問題は一気に解決する。
あぁ、なんとか入りますように!!
・iPod Shuffle
・LEGO
については書いたように楽しんでいるが、その他にもいろいろと。
まずは黙々コツコツプレイ中の
世界樹の迷宮II 諸王の聖杯 特典 オリジナルサントラCD「古代祐三~世界樹の迷宮II ピアノスケッチver.~」付き

ホントに風呂の中でコツコツ、空いた時間にコツコツ……。そうやってたとえば3日間耐久クエストを終え5Fのボスを撃破、ようやく2層へ。
最初に組んだソードマン、パラディン、ドクトルマグス、レンジャー、ガンナーはそのままで、パラディンが硬くなってきたのでドクトルマグスを後衛にまわしてみた。このメンバーで大体のことには対応できて今のところ好感触。とくにガンナーはいい。
二作目なので2chなどではいろいろと意見はあるようだけど、僕はあいかわらずしっくりきていて、やっぱりこのゲームの根幹と相性がいいんだなぁと思う。だって、こんなに積極的にプレイするゲームはあんまりないもの。
ただ、ポリゴン二頭身女ガンナーのデモ画面は雰囲気壊してちょっといや。しかもあれは毎回見ることになるからなぁ……。
��
さて、世界樹2と同じく「出る」という話を聞いてから心の中でカウントダウンしながら待っていたこちら。
ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008
小西 康陽

3/7発売だけど、編集大変そうだし延期するんじゃないの?とか、書籍の発売日ってマンガと違ってあいまいなんじゃないの?とか自分に保険をかけて3/7を待ってたんだけど、なんと3/5に書店に行ったら平積み!!不意打ちで文字通りドッキンコだった。即、手にとってパラパラ中身を見て、レジへ。
編集をやんちゃにやりすぎてめちゃくちゃなんじゃないの?というちょっと懸念していた点はまったく問題なしで、いわゆるバラエティブックに仕上げられている。とか思いながら、「知らない本や本屋を捜したり読んだり」を超えるような過激なことをするのかなぁ、という期待も表裏一体であったので、逆におとなしく仕上がっているなぁとも思った(←どっちやねん)。
文章の方は、一人称が「オレ」になってからの小西さんはどうもなぁと思っていたけど、編集の妙か、出てくる固有名詞が分からなくてもグイグイ読ませる。
あえてしおりも使わず、目についたところから読んでいく……という読み方ができる幸せな本。
この他、
新潮クレスト・ブックス ペット・サウンズ (Shinchosha CREST BOOKS)
ジム・フシーリ Test 村上春樹

とか
B級コレクションのススメ しあわせの集め方
森永 卓郎

とか文庫以外の本ばかり買ってしまった。
読む本のストックがなくなると、面白い新刊が出るという不思議。紙様、いや神様ありがとう。
��
Wiiは案の定、体重も落ちたし子供が「ファミリースキー」ばかりやるせいか「Wii Fit」をほとんどやってない。やっぱり茶の間のテレビに接続してあるゲーム機は、やる機会に恵まれないのは今まで通り。
とはいえ、4月発売の「マリオカートWii」はキラーソフトで、すでに予約済み。
でもそれでもWiiはすごいなぁと思ったのが、先日(3/4)テレビ番組表ソフトを無償ダウンロードで提供したこと。ふつうゲームとテレビってライバルなのに、Wiiは共存しようとするんだよね。あれはなかなかマネできない。
さて、前からWiiの「バーチャル・コンソール」には興味あったんだけど、ファミコンソフトをコツコツ集めていたのもあってそれほどキラータイトルがなかったところに、ついに「ファンジー・ゾーン」が配信予定に!
といっても別に個人的な思い入れがあるわけではなくて、このソフトは奥サマの実家にあったらしくて、義父が「目から血が出るほどやりこんだ」という伝説があるのだ(笑)。
もっとも、今回配信されるのはセガマスターシステム(セガ・マークIII)版のようで、奥サマのはおそらくPCエンジンだろうから、やや違うのかもしれない。
3/11配信。
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そして、もうすぐF1開幕。
だけど開幕戦の日は小旅行に行くので、テレビでの生観戦ができない予定(涙)。
今年こそは自室でCSを見られる環境を設定して、ゆっくりF1が見たいんだけど、ソニーのロケフリ以外にいい案がなかなかない。
そこへ4/1にCSデジタルのe2 by スカパーにてハイビジョンチャンネル「フジテレビCSHD」が開局してここでもF1が放送されるとの報が!
CSデジタルは自室にチューナーがあるんだけど、マンションのアンテナがBS用のものらしくて、入る局がいくつか、あとはほとんど入らないという状況。なので、もし運よくこの「フジテレビCSHD」が入る局であるならば問題は一気に解決する。
あぁ、なんとか入りますように!!
2008年3月7日金曜日
大人は風邪の子
昨年に引き続き、冬の間はホントに体調を崩すことが多かった。
というか、全快しないまま少しよくなったり悪化したを繰り返していた気もする。
今年は寝込んで会社を休むことはあまりなかったけど、午前中などかなりダルくて早退したくなるときもあった。
少し前にも書いたけど、今は少しでも体調が悪いかも、と感じたら
・早めに寝る
・朝も少しぐらい遅刻してもいいから、と自分に言い聞かせて起き上がってつらくなくなるまで寝る(しかしいつもそんなにハイテンションで起きるタイプじゃないので、体調がよく分からないことが多い)。
・体に違和感を感じる場合は葛根湯、少し痛いところなどがあったら市販の風邪薬を早めにのむ。
・体を温める。最近は背中痛・肩こり・腰痛などすべて肌着に貼るタイプの小さめのカイロを使うことが多い。これ、せんねん灸をするよりも効果あるかも。もともと血行が悪いので、これにより促進されて痛みが取れることが多い。
と思っていても、日中ツライ→薬やカイロでやわらぐ→あ、もう風邪治ったかな?→ちょっと夜更かし→翌朝、まだ治っておらず、という悪循環もあるので、最近では反省して朝つらかった日は持ち直しても早く寝るようになった。
日頃睡眠時間がやや足りてないから、少し多めに寝るだけでもかなり効果があるみたい。
てなことを思っていたら、森先生が風邪対策について書いていた。
薬をのむかどうかは体質もあるだろうけど、「1)食べる量を減らす(水分は取る)」は意外だった。というのも、スチャダラパーの歌詞に「風邪になったら中華屋でくっちゃうくっちゃう」ってのがあって、むしろ食べた方がエネルギーになっていいんだと思ってた。もちろん森先生が正しいとは限らないけど、そういう方法もあるのか、と。
水分は取った方がいいのも、へぇ~という感じ。確かにそう言うのは聞いたことあるけど。熱が出た際や体を温めた際のラジエータとか?
「2)なるべく動かない(体力の消耗を防ぐ)」は、まぁそういう場合は動けないからなぁ。
まだまだ風邪における「ボク・ルール」は見直す必要があるなぁ。
というか、全快しないまま少しよくなったり悪化したを繰り返していた気もする。
今年は寝込んで会社を休むことはあまりなかったけど、午前中などかなりダルくて早退したくなるときもあった。
少し前にも書いたけど、今は少しでも体調が悪いかも、と感じたら
・早めに寝る
・朝も少しぐらい遅刻してもいいから、と自分に言い聞かせて起き上がってつらくなくなるまで寝る(しかしいつもそんなにハイテンションで起きるタイプじゃないので、体調がよく分からないことが多い)。
・体に違和感を感じる場合は葛根湯、少し痛いところなどがあったら市販の風邪薬を早めにのむ。
・体を温める。最近は背中痛・肩こり・腰痛などすべて肌着に貼るタイプの小さめのカイロを使うことが多い。これ、せんねん灸をするよりも効果あるかも。もともと血行が悪いので、これにより促進されて痛みが取れることが多い。
と思っていても、日中ツライ→薬やカイロでやわらぐ→あ、もう風邪治ったかな?→ちょっと夜更かし→翌朝、まだ治っておらず、という悪循環もあるので、最近では反省して朝つらかった日は持ち直しても早く寝るようになった。
日頃睡眠時間がやや足りてないから、少し多めに寝るだけでもかなり効果があるみたい。
てなことを思っていたら、森先生が風邪対策について書いていた。
少し喉に違和感がある、というくらいで、もう徹底的に養生をする。暑いくらいの格好をして、なるべくじっとしている。気をつけることは、1)食べる量を減らす(水分は取る)。2)なるべく動かない(体力の消耗を防ぐ)。3)早く寝る(睡眠時間を多くとる)。の3点。薬は飲まないし、医者にも行かない。
薬をのむかどうかは体質もあるだろうけど、「1)食べる量を減らす(水分は取る)」は意外だった。というのも、スチャダラパーの歌詞に「風邪になったら中華屋でくっちゃうくっちゃう」ってのがあって、むしろ食べた方がエネルギーになっていいんだと思ってた。もちろん森先生が正しいとは限らないけど、そういう方法もあるのか、と。
水分は取った方がいいのも、へぇ~という感じ。確かにそう言うのは聞いたことあるけど。熱が出た際や体を温めた際のラジエータとか?
「2)なるべく動かない(体力の消耗を防ぐ)」は、まぁそういう場合は動けないからなぁ。
まだまだ風邪における「ボク・ルール」は見直す必要があるなぁ。
2008年3月6日木曜日
気分はガスマスク
そろそろ花粉の季節で周りでも発症している人がちらほら。
僕も小学生の頃から自覚していて検査しても反応がある、それなりにひどい花粉アレルギーなんだけど、今年はまだ大丈夫。
というのも、毎年ホントにひどい思いをするので、きちんと対策を立てたからなのだ(と思う)。
2月上旬に今年こそはレーザー治療なるモノをしてみっか!といくつか病院にあたってみたところ、予約がいっぱいでムリだった。
でもいろんなサイトを見ていると、発症前から薬をのみはじめると体が対抗するようになって効果があるというので、近くの耳鼻科に行ってみたところ
・アレグラ錠(朝食後、寝る前の二回)
・フルナーゼ点鼻液(一日に2、3回)
を出されて、しばらく使って両方とも副作用がなかったので、毎日必ず服用している。
これに今までやっていた
・外出時には必ず使い捨てマスク(メガネが曇りにくいワイヤー入りの、耳ひもはゴム製のものを愛用)
・鼻うがい
・市販の花粉症用の目薬
も続けてしている。
休日は外に出る時間が多いせいか、目がかゆくなることが多くて、こういうときには意外と鼻うがいをすると治ったりする。目薬はあまり効かないので、出先の気休めといったところ。
とか書いているけど、おそらくアレルギーのたとえで言うところの「個人の器」が薬で少し大きくなってるだけだろうから、もっと花粉が増えると発症しないとも限らない。
でも今のところ確実に効果が出ているので、もう発症しているともしかすると遅いかもしれないけど、一応耳鼻科なりに行ってみることをオススメします。
僕も小学生の頃から自覚していて検査しても反応がある、それなりにひどい花粉アレルギーなんだけど、今年はまだ大丈夫。
というのも、毎年ホントにひどい思いをするので、きちんと対策を立てたからなのだ(と思う)。
2月上旬に今年こそはレーザー治療なるモノをしてみっか!といくつか病院にあたってみたところ、予約がいっぱいでムリだった。
でもいろんなサイトを見ていると、発症前から薬をのみはじめると体が対抗するようになって効果があるというので、近くの耳鼻科に行ってみたところ
・アレグラ錠(朝食後、寝る前の二回)
・フルナーゼ点鼻液(一日に2、3回)
を出されて、しばらく使って両方とも副作用がなかったので、毎日必ず服用している。
これに今までやっていた
・外出時には必ず使い捨てマスク(メガネが曇りにくいワイヤー入りの、耳ひもはゴム製のものを愛用)
・鼻うがい
・市販の花粉症用の目薬
も続けてしている。
休日は外に出る時間が多いせいか、目がかゆくなることが多くて、こういうときには意外と鼻うがいをすると治ったりする。目薬はあまり効かないので、出先の気休めといったところ。
とか書いているけど、おそらくアレルギーのたとえで言うところの「個人の器」が薬で少し大きくなってるだけだろうから、もっと花粉が増えると発症しないとも限らない。
でも今のところ確実に効果が出ているので、もう発症しているともしかすると遅いかもしれないけど、一応耳鼻科なりに行ってみることをオススメします。
2008年3月5日水曜日
ダンサーがメンバーにいる類の
こないだの「R25」にEXILEのリーダーの人が出てたけど、「あれ、この人って元ZOOの人だっけ?確かZOOからTRFに行った人とかいたよなぁ」と思って調べてみたのでメモ。
元ZOO HIRO(五十嵐広行)→現EXILE(リーダー)
ちなみにEXILEのボーカルだったATSUSHIは「ASAYAN」でCHEMISTRYになれなかった人だったはず。
ちなみにTRFとZOOはよく間違えるんだけど
元ZOO YU-KI(北村夕起)→現TRF(ボーカル、 wikipediaによると
SATSUKIは今、何をやってるんだろう?
ZOOが流行っていた当時、僕は大学生で、その手の音楽を全然聴いてなかった時期だったんだけど、「Choo Choo TRAIN」「Gorgeous」あたりは好きで今でも中古シングルを持ってたりする(笑)。
今までずっと「Choo Choo TRAIN」が1stシングルで、「Gorgeous」「Native」と続いたのかと思いこんでいたけど、先述のTRFのYU-KIがボーカルだった「CarelessDance」が1st、「Native」が3rd、「Choo Choo TRAIN」が4th、その後「Gorgeous」「YA-YA-YA」と続くのが正解らしい。
TRFは安室奈美恵の元旦那SAMがいますね。
小室つながりといえば、彼が作った有象無象のユニットの1つに「GABALL」ってのがあって、ここにDJとして「DRAGON」って人がいたんだけど、前からTOKYO NO.1 SOULSETの元メンバーDRAGONと関係あるのか?と思ってたら同一人物なんですね。TOKYO NO.1 SOULSETから脱退したいきさつは前のエントリで取り上げた「LIFE AT SLITS」で語られてました。
それにしても小室哲哉って謎が多いよなぁ。何度も離婚してるし(キララとウララのキララ・大谷香奈子→dos/Kiss Destinationのasamiこと吉田麻美→globeのKEIKO)、家族:妻(globe?)KEIKO)、華原朋美はおかしくなってるし、globeにX JAPANのYOSHIKIを加入させるも実質的な活動はないし(これはYOSHIKIのせいだと思うが)、YOSHIKIとは「V2」なる黒歴史があるし。本家TM NETWORKの活動もパッとしないしなぁ。
彼がプロデュースしたユニットでは「dos」てのがあって「more kiss」というシングルが好きだったけど、あの「カバちゃん。」がダンサーとして在籍していたグループですよ! ボーカルは元アイドル・西野妙子で、ダンス・コーラスだったasamiは、のちに小室本人のユニット「Kiss Destination(TRUE KiSS DESTiNATiON)」のボーカルで、小室哲哉の前妻。TOTOの「AFRiCA」のカバーがデビューシングルという謎っぷりだった。
ちなみにglobeでは「Joy to the love」が好きだった(笑)。この手の曲で突然変異のように好きになるのがあるんだよなぁ。
��
それにしても「R25」の求められ率ってすごいよね。みんな(含む自分)積極的に探してもらっていくもんなぁ。フリーペーパーの常識を破ってるよ、ホントに。
元ZOO HIRO(五十嵐広行)→現EXILE(リーダー)
ちなみにEXILEのボーカルだったATSUSHIは「ASAYAN」でCHEMISTRYになれなかった人だったはず。
ちなみにTRFとZOOはよく間違えるんだけど
元ZOO YU-KI(北村夕起)→現TRF(ボーカル、 wikipediaによると
1990年5月21日発売のファーストシングル「Careless Dance」とカップリング曲「Last Play」ではボーカルとしても参加していたが、その後脱退。とのことで、「Choo Choo TRAIN」がヒットした際のボーカルはSATSUKIなので別人。)
SATSUKIは今、何をやってるんだろう?
ZOOが流行っていた当時、僕は大学生で、その手の音楽を全然聴いてなかった時期だったんだけど、「Choo Choo TRAIN」「Gorgeous」あたりは好きで今でも中古シングルを持ってたりする(笑)。
今までずっと「Choo Choo TRAIN」が1stシングルで、「Gorgeous」「Native」と続いたのかと思いこんでいたけど、先述のTRFのYU-KIがボーカルだった「CarelessDance」が1st、「Native」が3rd、「Choo Choo TRAIN」が4th、その後「Gorgeous」「YA-YA-YA」と続くのが正解らしい。
TRFは安室奈美恵の元旦那SAMがいますね。
小室つながりといえば、彼が作った有象無象のユニットの1つに「GABALL」ってのがあって、ここにDJとして「DRAGON」って人がいたんだけど、前からTOKYO NO.1 SOULSETの元メンバーDRAGONと関係あるのか?と思ってたら同一人物なんですね。TOKYO NO.1 SOULSETから脱退したいきさつは前のエントリで取り上げた「LIFE AT SLITS」で語られてました。
それにしても小室哲哉って謎が多いよなぁ。何度も離婚してるし(キララとウララのキララ・大谷香奈子→dos/Kiss Destinationのasamiこと吉田麻美→globeのKEIKO)、家族:妻(globe?)KEIKO)、華原朋美はおかしくなってるし、globeにX JAPANのYOSHIKIを加入させるも実質的な活動はないし(これはYOSHIKIのせいだと思うが)、YOSHIKIとは「V2」なる黒歴史があるし。本家TM NETWORKの活動もパッとしないしなぁ。
彼がプロデュースしたユニットでは「dos」てのがあって「more kiss」というシングルが好きだったけど、あの「カバちゃん。」がダンサーとして在籍していたグループですよ! ボーカルは元アイドル・西野妙子で、ダンス・コーラスだったasamiは、のちに小室本人のユニット「Kiss Destination(TRUE KiSS DESTiNATiON)」のボーカルで、小室哲哉の前妻。TOTOの「AFRiCA」のカバーがデビューシングルという謎っぷりだった。
ちなみにglobeでは「Joy to the love」が好きだった(笑)。この手の曲で突然変異のように好きになるのがあるんだよなぁ。
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それにしても「R25」の求められ率ってすごいよね。みんな(含む自分)積極的に探してもらっていくもんなぁ。フリーペーパーの常識を破ってるよ、ホントに。
2008年3月4日火曜日
30代からはじめるLEGO
こないだ男の子供がいる同級生の家に遊びに行ったらその男の子がLEGOで遊んでいて、挨拶もかねて(?)僕も作らせてもらった。
これが予想以上に楽しかった!
実は僕は大人になっても時々、スターウォーズなどのLEGOを買ってきて→説明書通りに組み立てて→飾っておく、てな感じでLEGOと接してはきた。
blogになる前のwebページ時代からLEGOについてはたびたび書いてきたけど
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/an0013_lego.shtml
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/2005/11/post_96.html
それらをバラしてフリーでなにかを作ってみようという段階で、いつも挫折してきた。
というのも、なんだか楽しめないのだ。子供の頃LEGOで楽しんだ「あの感覚」がよみがえってこない。
これはずっと大人になったせいだと思ってきたのだけど、それが友人宅のLEGOをいじってるうちにまさに「あの感覚」がよみがえってきた。
これはなんでだろう?と考えた結果、分かったことがあった。
それではLEGOを楽しむコツ、公開。
「コツその1/作るものを決めない」
そうなんです、これが重要なのです。
今までは、なにかしらのモチーフがあったり、映画やアニメのあのメカを!とか目標があって、それに近づけようとLEGOを作ってみていたけど、それがそもそもの間違い。しょせんLEGOはブロックなので、よほどのパーツとテクニックがないと具体的なものをイメージ通りに作るのは難しい。
ならば、最初からそれを決めずに、とりあえず気になるパーツを手にしてそこからなんとなく組み立てていけばよいのだ。
作っていて途中で違うものになってきたら、そのまま路線変更。
臨機応変、行き当たりばったりで組み立てていく。これぞ、LEGOの醍醐味。
そうそう、大人になって仕事などで集団でものを作ることが多くなり、こういう行き当たりばったりな作り方というのが通じなくなってきて、かなり見通しを立てて作り出すことが多い。というより、設計をしている段階で大部分が決まりというか。
それはそれで楽しいんだけど、LEGOのように頭より手が先行してモノを作れるという機会はそうそうない。ラクガキ的というか。
ゆえに、LEGOの個人サイトなどでむちゃくちゃすごい作品などを見て「よし、あんなのを!」と気負うのはよろしくない。現実とのギャップに嫌気がさしてしまう。作例を見たり資料を集めるよりも、とにかく組み立てていくことが必要。
そしてこれを実現するには……
「コツその2/パーツを分けないで、ごちゃまぜにぶちまける」
これも大きかった。友人宅ではLEGOのバケツに他のセットのパーツも入れて、それを部屋にジャララ~とぶちまけていた。このことで、パーツがランダムに目に入ってきて、すごい刺激される。
僕は「TVチャンピオン レゴ王選手権」でLEGOの達人たちがパーツを仕分けしていたのを見て、ああした方がいいのかと思い、100円ショップでいろいろ買ってきてパーツを整理して分けていた。
確かに目的のパーツを探すときは楽なんだけど、パーツをジャラジャラかき分けて、でも探していたパーツよりも魅力的なパーツが見つかりそれを組み込んでみると想像以上にいいじゃん!と脱線していくLEGOの醍醐味が薄くなる。
素人はやはりジャララ~が基本だと思う。
さて、この2つが重要なんだけど、大人なのでこれをやりやすくするためにもう少し工夫をしてやる。
「コツその3/ばらまけるシートや敷物を用意する」
フローリングの床などだとパーツがすべりやすいけど、布製のシートなどをひくとそれが防げる。あと片付けるときも粉薬を飲むときの要領で箱にいれられるので便利。
「コツその4/パーツをキープする皿を用意する」
ジャラジャラとパーツをかき分けている際に、気になるパーツや使えそうなパーツは一時的に保管しておく。無印良品で「ポリプロピレン メイクボックス 1/4」(300円)というのを買って使ってみたけど、ちょうどよい。
「コツその5/製品を買うときは作例ではなくてパーツで選ぶ」
結局、ガイドブックの作例をそのまま作っても面白くないわけで、またそれと似ていてもしょうがない。だから製品を買うときはバラバラのパーツとして見たときに使えそうかどうかで判断した方がいいのでは。
その他、コツではないけどある程度満足いくものができたら、それをそのままにして次に遊ぶときにパーツを取り替えたり付け足したり削ったりしていくのもなかなか面白い。本当にちょっとしたパーツのつけ方や色の組み合わせ方、装飾用の細かい部品であればつける向きなどでかなり印象が変わるから面白い。ドット絵的な感じ。

これは、シド・ミード風?スーパーカー。少しずついじっている。僕は自動車を見るのが好きなので、車を作るのが一番楽しい。
そして形になったところでデジカメでパシャリと撮っておけば記録にもなるし、作成レシピにもなるので心おきなく分解してまた新しいものが作れる。
��
さて、ダイヤブロックとか他にもブロックはあるけど、なんでLEGOがいいんだろう?
もちろん、子供の頃に親しんだというのもあるけど、まずはあの大きさ。
うちの子供には今までLEGOでもDuploを与えていたんだけど、あの大きさは大味すぎてさすがに大人は楽しめないと思う。
その点LEGOはけっこうディティールを作り込める。
もう一つはブロックの色。
全体的にシャープでクックリハッキリした色が多い。だから組み上げてもキレイに見える。
あとLEGOには強度を保つ、という要素もあって、パーツをうまいこと組み合わせることで崩れにくくすることができる。これはちょっとしたパズル的な面白さがある。
ブロック全般にいえるメリットとしては、いくら作ってもタダということで、リーズナブルな点があげられる。
あとは、クリーンであること。プラモデルのようにキット、塗料、工具etc.とお金はかからずシンナー系のものも使わないで、立体造形が楽しめる。ま、できたものはしょせんブロックで作ったものではあるんだけど、それは「見立て」でカバーしてポジティヴに楽しめばいいかと。
��
ところで、今のラインナップには女の子向けの基本セットがあるんですね。
レゴ 基本セット ピンクのコンテナ 5585

もうすぐ4歳になる長女もそろそろLEGOで遊べるかな、と購入。
黄緑色はDuploにもあってとてもきれい。他にもピンク、パープルなど女の子受けしそうな色のパーツが多い。
子供には、誕生日・クリスマスなど特別な時以外はおもちゃは買わないんだけど、こういう道具や材料的なものはふんだんに買ってあげたい、と思うのだ。でもまだまだ積極的に組み立てられるところまでいかないから難しい。
これが予想以上に楽しかった!
実は僕は大人になっても時々、スターウォーズなどのLEGOを買ってきて→説明書通りに組み立てて→飾っておく、てな感じでLEGOと接してはきた。
blogになる前のwebページ時代からLEGOについてはたびたび書いてきたけど
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/an0013_lego.shtml
http://www.geocities.jp/expop2001/webfile/2005/11/post_96.html
それらをバラしてフリーでなにかを作ってみようという段階で、いつも挫折してきた。
というのも、なんだか楽しめないのだ。子供の頃LEGOで楽しんだ「あの感覚」がよみがえってこない。
これはずっと大人になったせいだと思ってきたのだけど、それが友人宅のLEGOをいじってるうちにまさに「あの感覚」がよみがえってきた。
これはなんでだろう?と考えた結果、分かったことがあった。
それではLEGOを楽しむコツ、公開。
「コツその1/作るものを決めない」
そうなんです、これが重要なのです。
今までは、なにかしらのモチーフがあったり、映画やアニメのあのメカを!とか目標があって、それに近づけようとLEGOを作ってみていたけど、それがそもそもの間違い。しょせんLEGOはブロックなので、よほどのパーツとテクニックがないと具体的なものをイメージ通りに作るのは難しい。
ならば、最初からそれを決めずに、とりあえず気になるパーツを手にしてそこからなんとなく組み立てていけばよいのだ。
作っていて途中で違うものになってきたら、そのまま路線変更。
臨機応変、行き当たりばったりで組み立てていく。これぞ、LEGOの醍醐味。
そうそう、大人になって仕事などで集団でものを作ることが多くなり、こういう行き当たりばったりな作り方というのが通じなくなってきて、かなり見通しを立てて作り出すことが多い。というより、設計をしている段階で大部分が決まりというか。
それはそれで楽しいんだけど、LEGOのように頭より手が先行してモノを作れるという機会はそうそうない。ラクガキ的というか。
ゆえに、LEGOの個人サイトなどでむちゃくちゃすごい作品などを見て「よし、あんなのを!」と気負うのはよろしくない。現実とのギャップに嫌気がさしてしまう。作例を見たり資料を集めるよりも、とにかく組み立てていくことが必要。
そしてこれを実現するには……
「コツその2/パーツを分けないで、ごちゃまぜにぶちまける」
これも大きかった。友人宅ではLEGOのバケツに他のセットのパーツも入れて、それを部屋にジャララ~とぶちまけていた。このことで、パーツがランダムに目に入ってきて、すごい刺激される。
僕は「TVチャンピオン レゴ王選手権」でLEGOの達人たちがパーツを仕分けしていたのを見て、ああした方がいいのかと思い、100円ショップでいろいろ買ってきてパーツを整理して分けていた。
確かに目的のパーツを探すときは楽なんだけど、パーツをジャラジャラかき分けて、でも探していたパーツよりも魅力的なパーツが見つかりそれを組み込んでみると想像以上にいいじゃん!と脱線していくLEGOの醍醐味が薄くなる。
素人はやはりジャララ~が基本だと思う。
さて、この2つが重要なんだけど、大人なのでこれをやりやすくするためにもう少し工夫をしてやる。
「コツその3/ばらまけるシートや敷物を用意する」
フローリングの床などだとパーツがすべりやすいけど、布製のシートなどをひくとそれが防げる。あと片付けるときも粉薬を飲むときの要領で箱にいれられるので便利。
「コツその4/パーツをキープする皿を用意する」
ジャラジャラとパーツをかき分けている際に、気になるパーツや使えそうなパーツは一時的に保管しておく。無印良品で「ポリプロピレン メイクボックス 1/4」(300円)というのを買って使ってみたけど、ちょうどよい。
「コツその5/製品を買うときは作例ではなくてパーツで選ぶ」
結局、ガイドブックの作例をそのまま作っても面白くないわけで、またそれと似ていてもしょうがない。だから製品を買うときはバラバラのパーツとして見たときに使えそうかどうかで判断した方がいいのでは。
その他、コツではないけどある程度満足いくものができたら、それをそのままにして次に遊ぶときにパーツを取り替えたり付け足したり削ったりしていくのもなかなか面白い。本当にちょっとしたパーツのつけ方や色の組み合わせ方、装飾用の細かい部品であればつける向きなどでかなり印象が変わるから面白い。ドット絵的な感じ。

これは、シド・ミード風?スーパーカー。少しずついじっている。僕は自動車を見るのが好きなので、車を作るのが一番楽しい。
そして形になったところでデジカメでパシャリと撮っておけば記録にもなるし、作成レシピにもなるので心おきなく分解してまた新しいものが作れる。
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さて、ダイヤブロックとか他にもブロックはあるけど、なんでLEGOがいいんだろう?
もちろん、子供の頃に親しんだというのもあるけど、まずはあの大きさ。
うちの子供には今までLEGOでもDuploを与えていたんだけど、あの大きさは大味すぎてさすがに大人は楽しめないと思う。
その点LEGOはけっこうディティールを作り込める。
もう一つはブロックの色。
全体的にシャープでクックリハッキリした色が多い。だから組み上げてもキレイに見える。
あとLEGOには強度を保つ、という要素もあって、パーツをうまいこと組み合わせることで崩れにくくすることができる。これはちょっとしたパズル的な面白さがある。
ブロック全般にいえるメリットとしては、いくら作ってもタダということで、リーズナブルな点があげられる。
あとは、クリーンであること。プラモデルのようにキット、塗料、工具etc.とお金はかからずシンナー系のものも使わないで、立体造形が楽しめる。ま、できたものはしょせんブロックで作ったものではあるんだけど、それは「見立て」でカバーしてポジティヴに楽しめばいいかと。
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ところで、今のラインナップには女の子向けの基本セットがあるんですね。
レゴ 基本セット ピンクのコンテナ 5585

もうすぐ4歳になる長女もそろそろLEGOで遊べるかな、と購入。
黄緑色はDuploにもあってとてもきれい。他にもピンク、パープルなど女の子受けしそうな色のパーツが多い。
子供には、誕生日・クリスマスなど特別な時以外はおもちゃは買わないんだけど、こういう道具や材料的なものはふんだんに買ってあげたい、と思うのだ。でもまだまだ積極的に組み立てられるところまでいかないから難しい。
2008年3月3日月曜日
しつこくiPod Shuffleの話。
家事と相性がいいのと奥サマがうらやましがったのとで、奥サマ用にもiPod Shuffleを購入することになった。ヨドバシではシルバー以外売り切れだったので、Sofmapへ。すると、1つ前のラインナップにあったオレンジ色があって、しかも値段は値下げ価格というのでそれを購入。
さて、先日レンタカーで出かける機会があって、それならばと前から試してみたかったFMトランスミッターを購入。これは、iPodなどが出力する音をFMラジオの電波として飛ばし、カーラジオと周波数をあわせて電波を受信する、というもの。昔からあるけど、iPodの普及でややメジャーになったんじゃないかなぁ。
そんなに頻繁に使うものじゃないから、できるだけ安いもので試してみたいというのもあって物色してるとセール品で980円(元値2980円)のものがあったので購入。旧iPod nanoにあわせて商品らしくて投げ売りしていたみたい。シガーソケットから電源を取れるけど、iPod Shuffleの充電はできない。
実際に試してみたところ、う~ん、安物ということもあるけど音は悪いです。FMじゃなくてAM的な音質。
また、もともと局のない周波数帯にFMラジオをあわせるので、エンジンをかけた直後にFMトランスミッターのスイッチが入ってないときなどブ~ンとノイズが流れて不快。しかも不意打ちだし。
ないよりましか、という感じ。
あとこれはiPod Shuffle+FMトランスミッターとは直接関係がないんだけど、いろんなCDから曲を集めると、曲の録音時の音量レベルがまちまちで困る。とくにシャッフルモードで使うと、FMトランスミッターの音質の悪さでついつい音量をあげがち→次の曲で音量レベルが高くてうるさい、というのが顕著に出てつらかった。
今まではCDを数枚選んでいたんだけど、車でCDをかけるとCDプレイヤーや状況的にけっこうキズがつきやすくてイヤだったので、一時的にダビングして持っていくようにCD-RWを5枚ほど購入した。これはまだ使ったことがないけど、来月小旅行に行く際にはCD-RWとFMトランスミッター+iPod Shuffleを持って行くことになりそう。
��おまけ:ビデオポッドキャストをiPod Shuffleで「聞く」方法)
ネットでちょっと調べても分からなかったので、メモしておきます。
フォーマットがMPEG-で拡張子は*.m4vのビデオポッドキャストのデータは、液晶画面がないShuffleにはiTunes経由で転送ができないみたい。またこのデータに対してはiTunesの「AAC(またはmp3)に変換する」という項目が出てくれない。
そこで拡張子を*.m4aに変えてMPEG-4オーディオファイルと認識させてみる。転送はできるけど、実際には再生してくれない。
う~ん、と思ったらなんのことはない、*.m4aだとiTunesに「AAC(またはmp3)に変換する」という項目がでてきてくれるので、それで音声フォーマットに変換すれば、ふつうの音声のみのPodcastになった。
まとめると、*.m4vの拡張子を*.m4aに変える→iTunesでAAC(またはmp3)に変換。
さて、先日レンタカーで出かける機会があって、それならばと前から試してみたかったFMトランスミッターを購入。これは、iPodなどが出力する音をFMラジオの電波として飛ばし、カーラジオと周波数をあわせて電波を受信する、というもの。昔からあるけど、iPodの普及でややメジャーになったんじゃないかなぁ。
そんなに頻繁に使うものじゃないから、できるだけ安いもので試してみたいというのもあって物色してるとセール品で980円(元値2980円)のものがあったので購入。旧iPod nanoにあわせて商品らしくて投げ売りしていたみたい。シガーソケットから電源を取れるけど、iPod Shuffleの充電はできない。
実際に試してみたところ、う~ん、安物ということもあるけど音は悪いです。FMじゃなくてAM的な音質。
また、もともと局のない周波数帯にFMラジオをあわせるので、エンジンをかけた直後にFMトランスミッターのスイッチが入ってないときなどブ~ンとノイズが流れて不快。しかも不意打ちだし。
ないよりましか、という感じ。
あとこれはiPod Shuffle+FMトランスミッターとは直接関係がないんだけど、いろんなCDから曲を集めると、曲の録音時の音量レベルがまちまちで困る。とくにシャッフルモードで使うと、FMトランスミッターの音質の悪さでついつい音量をあげがち→次の曲で音量レベルが高くてうるさい、というのが顕著に出てつらかった。
今まではCDを数枚選んでいたんだけど、車でCDをかけるとCDプレイヤーや状況的にけっこうキズがつきやすくてイヤだったので、一時的にダビングして持っていくようにCD-RWを5枚ほど購入した。これはまだ使ったことがないけど、来月小旅行に行く際にはCD-RWとFMトランスミッター+iPod Shuffleを持って行くことになりそう。
��おまけ:ビデオポッドキャストをiPod Shuffleで「聞く」方法)
ネットでちょっと調べても分からなかったので、メモしておきます。
フォーマットがMPEG-で拡張子は*.m4vのビデオポッドキャストのデータは、液晶画面がないShuffleにはiTunes経由で転送ができないみたい。またこのデータに対してはiTunesの「AAC(またはmp3)に変換する」という項目が出てくれない。
そこで拡張子を*.m4aに変えてMPEG-4オーディオファイルと認識させてみる。転送はできるけど、実際には再生してくれない。
う~ん、と思ったらなんのことはない、*.m4aだとiTunesに「AAC(またはmp3)に変換する」という項目がでてきてくれるので、それで音声フォーマットに変換すれば、ふつうの音声のみのPodcastになった。
まとめると、*.m4vの拡張子を*.m4aに変える→iTunesでAAC(またはmp3)に変換。
2008年3月1日土曜日
積ん読くずし
自分も、プロフィールの趣味欄を埋める際にう~んと考えて、読書、映画鑑賞、音楽鑑賞と書いちゃう、というか書かざるをえないようなタイプで、これはこれでなんとかしたいと思うんだけど、スッパリこれらの行為をやめちゃうこともこの先ずっとないんだろうとは思う。
そしてそういうタイプの人のご多分の漏れず、常に読みたいというか読もうと思っている本が積まれ、DVDが積まれ、人によってはゲームソフトが積まれていく。
僕はこの「積んでいる」状態があまり好きじゃなくて、もっともそれはどちらかというとそれらの消化を義務的に考えているからで、興味がないものは最初から積まないか、もしくは積んだ中からだるま落としのように排除していくことも、さすがにこの年齢になってくると必要にはなってくる。
時間は無限ではないし、すべての本や映画を観ることなど不可能なのだから。
たとえばよく「チェックする」という言い方をするけど、そういった行為をできるだけやめる。なんか話題になってて気になっても、それを本心から見たい聞きたいetc.と思わないのであれば見送る。
経験値がたまって、自分が好きなものがある程度事前情報で嗅ぎ分けることができるようになったということもある。ネットが普及してそもそもの「事前情報」の数が増えたのもある。
もちろん、これは新しい作品と出会う可能性を狭めているので「アンテナの錆び」につながらないように気をつける必要はある。
だけど永遠に積みが続いていくと、それこそ他の趣味と出会う機会も失われていることにもなるわけだ。
��
そういう状態が長く続いたけど、最近になって積んでいた本、DVD、HDDレコーダーの番組、Podcastの番組がほぼなくなる状態がしばしば。
上記のように興味があるものしか積まなくなったのもあるし、このところ当blogで書いた時間の有効活用を実行したのもある。
なんとなく身軽になった気はする。
ところが、本とゲームソフトに関しては「何も積まれてない」状態になると困ることが判明した。
読む本がないと通勤中ヒマだし、ゲームは趣味と実益をかねて常に一本はプレイしているソフトがある状態にしておきたいのだ(日常的にゲームをプレイしてると、作る上でもプレイヤー視点を意識しやすいのです)。
本はもう少しボーダーラインを下げればある程度読みたい本は見つかるんだけど、しょせんそれぐらいのテンションなので、3冊に一冊ぐらいはつまらないものにあたる。
ゲームに関しては一年前に「世界樹の迷宮」(一作目)に熱中した後が大変だった。たとえば「じゃあ、ポケモンなるものをやってみっか」とプレイするもノレずに投げだし、この後もなかなかやりたいソフトがなくて手もちの未クリアのゲームを引っ張りだしたり(←結局「FFTA」は途中でやめちゃって「FFTA2]も買わずじまいだった)と困った。
なので「世界樹の迷宮II」はじっくり取り組んでいるのです(←結論が変)。
決してクリアすることが楽しみではないのだから。
そしてそういうタイプの人のご多分の漏れず、常に読みたいというか読もうと思っている本が積まれ、DVDが積まれ、人によってはゲームソフトが積まれていく。
僕はこの「積んでいる」状態があまり好きじゃなくて、もっともそれはどちらかというとそれらの消化を義務的に考えているからで、興味がないものは最初から積まないか、もしくは積んだ中からだるま落としのように排除していくことも、さすがにこの年齢になってくると必要にはなってくる。
時間は無限ではないし、すべての本や映画を観ることなど不可能なのだから。
たとえばよく「チェックする」という言い方をするけど、そういった行為をできるだけやめる。なんか話題になってて気になっても、それを本心から見たい聞きたいetc.と思わないのであれば見送る。
経験値がたまって、自分が好きなものがある程度事前情報で嗅ぎ分けることができるようになったということもある。ネットが普及してそもそもの「事前情報」の数が増えたのもある。
もちろん、これは新しい作品と出会う可能性を狭めているので「アンテナの錆び」につながらないように気をつける必要はある。
だけど永遠に積みが続いていくと、それこそ他の趣味と出会う機会も失われていることにもなるわけだ。
��
そういう状態が長く続いたけど、最近になって積んでいた本、DVD、HDDレコーダーの番組、Podcastの番組がほぼなくなる状態がしばしば。
上記のように興味があるものしか積まなくなったのもあるし、このところ当blogで書いた時間の有効活用を実行したのもある。
なんとなく身軽になった気はする。
ところが、本とゲームソフトに関しては「何も積まれてない」状態になると困ることが判明した。
読む本がないと通勤中ヒマだし、ゲームは趣味と実益をかねて常に一本はプレイしているソフトがある状態にしておきたいのだ(日常的にゲームをプレイしてると、作る上でもプレイヤー視点を意識しやすいのです)。
本はもう少しボーダーラインを下げればある程度読みたい本は見つかるんだけど、しょせんそれぐらいのテンションなので、3冊に一冊ぐらいはつまらないものにあたる。
ゲームに関しては一年前に「世界樹の迷宮」(一作目)に熱中した後が大変だった。たとえば「じゃあ、ポケモンなるものをやってみっか」とプレイするもノレずに投げだし、この後もなかなかやりたいソフトがなくて手もちの未クリアのゲームを引っ張りだしたり(←結局「FFTA」は途中でやめちゃって「FFTA2]も買わずじまいだった)と困った。
なので「世界樹の迷宮II」はじっくり取り組んでいるのです(←結論が変)。
決してクリアすることが楽しみではないのだから。
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