井伏 鱒二

井伏鱒二の小説なんだけどはこんな小説を書いたなんて全然知らず、Amazonで別の本を探している時に発見。
なにしろ骨董を扱っていて、実在の鑑定人をモデルとした小説、というからにはその手の本が大好物な自分としてはすぐに注文した。
骨董にまつわる描写はやはり面白かった。
小説自体の出来は大したものだとは思わなかったけど、登場人物のモデルが気になる。
加納夏麿(珍品堂主人)
→ 泰秀雄
山路孝次
→洋画家、と書かれているけど誰だろう?
来宮竜平
→「山路孝次の古くからの友人・大学で哲学を抗議している堅気の先生」ということで小林秀雄?
金尾さん
→私設の民芸美術館を自宅に持っている、ということから柳宗悦?
蘭々女
→小説では女性だけど、白洲正子によると北大路魯山人がモデル、と誰かがwebで書いていた。
都留老人
→喧嘩別れした、というからこれが魯山人だと思ったが違うのか?
途上園
→星ケ丘茶寮
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