2011年1月10日月曜日

[雑貨屋大好き芸人]雑貨屋の定義

先に書いたある種のジャンルの店たちが持つ「雑貨屋的な要素」とはなんなんだろう?

これに関しては実は僕も長らく自分でよくわからなかったんだけども、

その店から匂い立つ独特の雰囲気を持っているかどうか

買わなくて店を冷やかすだけでもOK

コレクション的な要素とは無縁

というのが条件なんじゃないかと思い至った。

というのも、僕はテーマパークも大好きでちょくちょく足を運ぶんだけども、それらに行った時の楽しさと雑貨屋めぐりをしているときの楽しさは非常に近いのだ。

決定的だったのは、「なぜかパン屋に行きたくなる」自分に気づいたこと。

とくにパン好きじゃないのになんで行ってみたくなるんだろう?と考えたところ、パン屋ってけっこう外装・内装に凝っていて、中に窯などもあるから独特の雰囲気を持っているからだに違いないと思った。

レストランや美容院でもそういう条件は満たしてるじゃないか、と思ったけど、それらは「買わなくて店を冷やかすだけ」はありえないし、パン屋の場合、クロワッサンひとつでも買えばOK。

つまり、僕は商品を見ることよりも、店に入ってその雰囲気に浸るのが好きなんだ、と気づいた。
これは自分でも目からウロコの発見!!

子供の頃から友達の家というか部屋を見せてもらのが好きだったけど、それも同じ。
外装やインテリア、照明の雰囲気、店員さんの物腰などなどをトータルで楽しんでいるのだった。

また、知らない街や場所を散策する理由になるのもポイント。
特に用もなく街をぶらついてもしょうがないと思ってしまうタイプなので、植草甚一がいうところの「散歩」に近い。

だから、Fran Franとか無印ではあまり意味がなくて、基本的には一軒家の店が多くなる。

もちろん、そこの商品が魅力的だったら最高なんだけども、僕の場合、実際に使えるものしか買わなかったりするため、いわゆる「雑貨」的なものはそんなに買わない。実際、ネットで探すようなこともほとんどない。だって、商品を探すのが目的じゃないから。

いやまて。

それって店側にとってはうっとおしい客だよなぁ・・。

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