2009年2月25日水曜日

作者がノリノリ

刊行中のマンガ単行本をいくつか買っているけど、その中でも特に新刊が出るとすぐにでも読みたい!とテンション上がるのが「へうげもの」。
へうげもの 8服 (8) (モーニングKC)
山田 芳裕
4063727742

最新刊は8巻だけど、7巻あたりからいよいよ利休のクライマックスに入ってきたのと、もう一つ伊達政宗が登場したことで、これまでの中では面白さのピークに達していると思う。

とくにまんま歌舞伎役者の伊達政宗は作者がいじってるのが楽しくてしょうがない!という感じでキャラが立ちまくっていて、読む方も楽しすぎる。作者が得意とする異常なパースで描かれる率がやたら高かったり。

本来のテーマ的には、徐々に織部焼の萌芽が芽生えつつあったりと、こちらも先が読みたくなる。

NHKは「へうげもの」を大河ドラマにすればいいのに、と思ったけど、いややっぱりだめか。実写にするとこの面白さはでないだろうなぁ。

そういう意味ではとても「マンガ」らしい作品なのかも。

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