2009年2月4日水曜日

ウォーリー

こないだの日曜日(2/1)は映画の日だったので、家族で「ウォーリー」を観に行った。
ウォーリー
サントラ
B001HK0H7I

なんだかんだでピクサー作品は「トイ・ストーリー2」以外全部劇場で見てるから、その信頼感は無意識レベルで大きい。

ただ「ウォーリー」はピクサー作品の中でも自分の中でもっとも評価が低い「ファインディング・ニモ」の監督だったので、ややハードルは下げ目で鑑賞。

全体的には、よかったです。
うちの子供は女の子のせいもあって、よく話が分からなかったみたいで見終わってポカンとしてましたが。

��以下ネタバレ含む)

まず、ウォーリーのガレージがむちゃくちゃよかった。あれは男の子は共感するよなぁ!!iPodとかさりげなく出てきたり。キャタピラを脱ぐところとかピクサーっぽくて好き。
ちなみにあのミュージカルは「「ハロー・ドーリー!」という映画らしいですね。タイトルすら知らなかったけど。
ウォーリーのブリキ缶みたいな音をはじめ、サウンドもよかった。僕はあまりこういうことを思うタイプじゃないからよっぽどよかったのか。
そうそう、ウォーリーの起動音はG4 CUBEオーナーだった自分にはちょっとうれしかった。
宇宙船の中で光の線が交通の要になっているアイディアが面白かった。未来世界とか異世界とかってああいうその世界の独特なルールを見せられるとグッとリアリティが増すと思う。
ちなみに、あの線ってウォーリーがつけたキャタピラ跡となにかリンクするのかと思ったけど、全然関係なかった。
ウォーリーがスクラップになったところで「来たか、来たか!?」と思ったらやっぱり来た「ロボットがメモリを失いそうになる」ネタ。やっぱりやるんだなぁ。僕も仕事で使ったことがあります(笑)。
シナリオでは、なぜあの舵型のロボットが地球に帰るのをいやがったのか、船長はなんであんな急に地球へ帰るモチベーションが発生したのか、などなどいまひとつよく分からなかったところもあった。
また、地球では定期的に嵐が来てたけど、あれは大丈夫だったのか、いつ宇宙船から降りた人々を襲うのかハラハラしてみてたけど、全くなし。ウォーリーが避難していた嵐は一体何だったんだろう?
作品評価をマイナスにするほどではないけど、脚本のきれいさで感銘を受けるタイプの作品ではなかった、というところ。
また、イヴがスリープモードに入ってるときのウォーリーの自分への献身を見るところはもっと泣かせてほしかったなぁ、など食い足りないところもあった。
最後に。
あまりみんな指摘してないけど、実写映像が出てきたのにはけっこうビックリした。この映画はCGで人間を描かないからこれもありなのか?と思ったら後半でブヨブヨの人間がCGで描かれていて、もう一回ビックリ。
人間を実写にすることで映画全体を実写って思ってねというメッセージなのか?と考えてみたけど、どうもそんなこともなく。
なんでCGにしなかったんだろ?
��
さて、ピクサーの次作は「カールじいさんの空飛ぶ家」(原題「UP」、トレイラー)という「え、大丈夫?」「キテレツ大百科?」という感じだけど、もちろん面白いんだろうなぁ。
ところで、ピクサー以外のCGムービーってどんなのがあるんだろう、と挙げてみたけど、実は全然見てないことに気づいた。
見たのはテレビ放送で見た「シュレック」ぐらいか。ディズニーのすら見てないなぁ。それにしてもドリームワークスは動物ものを作り過ぎ。
これを見ていて思ったけど、ピクサーって独特のトーンがあるのと、ドリームワークスなどと比べてグロいデザインのものが出てこなかったり、とはいえちょっとした毒はあったり、そのバランスが秀逸。
ディズニー
「チキン・リトル」
「ルイスと未来泥棒」
「ティンカー・ベル」(米ではビデオ作品)
ドリームワークス
「アンツ」
「シュレック」シリーズ
「カンフー・パンダ」
「シャーク・テイル」
「マダガスカル」シリーズ
「ビー・ムービー」
「森のリトル・ギャング」
それ以外
「アイス・エイジ」シリーズ
「ロボッツ」
「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」

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