2008年6月17日火曜日

ホントにヒューストン(by志村けん)

ファンではないんだけども、いくつか好きな曲が入ってるので買ったこちらのCD。

アルティメイト・ホイットニー
ホイットニー・ヒューストン
B00139ZKEI


数年前に出た2枚組ベスト(タモリ倶楽部で、ジャケでmakitaのドリルを使っているということで取り上げられていたが;笑)はボリュームがありすぎてパスしたけど、今回のベストは一枚通して聴ける構成なのがよくて、意外と何度も聴いている。

「Saving All My Love For You」もよいけど、なんだかんだいって「Run To You」「I Have Nothing」といった「ボディガード」の曲は立ってるなぁと思う。さすがに「I Will Always Love You」はもうええよ、って感じではあるが。
その中でも「I'm Every Woman」がチャカ・カーンのオリジナルともどもすごく好きなんだけども、「I'm Every Woman」と「I Have Nothing」って歌詞が正反対なのに劇中ではどう使われてるんだっけ??と改めて気になった。

そもそも僕はこの曲を「私はどこにでもいるただの女よ」と誤訳していて(実際は「私は万能な女よ」)一人の女性として見て!と歌うホイットニーにケビン・コスナーが魅せられる……というのが自分の勝手な記憶だったんだけど、このたびNHK BS-hiで放送された映画「ボディガード」を見直してみると近いシーンはあるにはあるが、それは「Run To You」だった。
ボディガード スペシャル・エディション
ローレンス・カスダン
B001525J7Q

しかも最後まで観ても「I'm Every Woman」がどこに使われていたのか分からずじまいで、数回早見モードなどで見直した結果、やっと発見。
開始25分ぐらいのホイットニーが車の中でサインをするシーンで、カーラジオから小さな音量で流れているだけ。しかも別にホイットニーが歌っているという設定ですらなさそう。
あらら、こんなぞんざいな使われ方だったのか!

映画自体は、ラブストーリーにまるで興味がないので公開当時のあまりのヒットぶりに「ケッ」とか思って観てなかったんだけど、後に偶然見たら意外と脚本がちゃんとしてて驚いた記憶がある。
しかし今観返すとけっこう散漫な内容ではあるなぁ、と思ったり。後半で実家に行くところとか犯人の動機とかなんかよく分からない部分が多い。あと、劇中でなんで「Run To You」を他の歌手が歌ってアカデミー賞を取っているのかがよく分からなかった。

とはいってもこの映画のケビン・コスナーに女性がまいっちゃうのはさすがに分かるなぁ。当時は今では考えられないぐらい人気あったもんなぁ。

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