2006年8月29日火曜日

カイメイとメイカイ

先日、冥王星ネタで「宇宙大帝ゴッドシグマ」のことをちらりと書いたけど、いろんなblogでも話題にされてた(笑)。
たぶん、みんな実際にこの歌で太陽系惑星を覚えたんだろうなぁ。頭にあのメロディがイヤでも出てきちゃうんだろう。

しかし!
実はゴッドシグマが放映されていた1980年当時は

水・金・地・火・木・土・天・

だったのだ。
これは後年勉強していて知ったんだけども、1979年~1999年までは「冥王星の公転軌道が海王星の内側になる時期」だったから、だった。
つまり、かおりくみこが「水・金・地・火・木・土・天・」と歌っていた時にはすでにそれは間違いで、1999年になってようやく正しい内容になったのだった。

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それにしてもああやって学術的定義が変わったりすると、そのことよりも、今まで信じてたことが単に「そうしておきましょう」という決めごとに過ぎなかった!ということに気づいてショックだったりする。

昔のジョークで、海外旅行で初めて飛行機に乗った人が一所懸命海を見ていて、どうしたの?とたずねると、「日付変更線を探しているんだけど見えなくてね」ってなのがあったけど、国境や国の定義もしかり。

考古学でも「ゴッドハンドの秘密」が暴かれて、あわてて教科書が修正されたと聞くし。なるほど、歴史の試験には古代史はまず出ないというのが受験生の常識だったけど、いつ変わるかわからないからなんだ、と今になってわかる。

ちょっと話が違うけど、天文関連だと「へびつかい座」が加わった十三星座が出たときもびっくりした。「愛してナイト」のOP「恋は突然」はどうすんだ、と!(「♪十二星座の占いを確かめる間もないほどに」)
というのはもちろんウソで、僕はそれまで「いて座」だったはずなのに、突然「へびつかい座」になっちゃったから。
そもそも僕はプロフィールが全く同じ双子の兄弟がいるので(字数も同じ。違うのはイニシャルぐらい)、いつも同じ占い結果になってしまい、おおいに不満だった。それに追い打ちをかけるように星座変更なんてのがあったから、雑誌に載ってる占いなんかも完全にスルー。
だから、血液型とか星占いを半ば信じてたりする人を見るとびっくりする。

最後に、もうひとつ天文関係。
太陽はどの方角からのぼるか」という問題で、いちいち「♪西からのぼったお日様が、東へ沈む」と頭の中で歌い→バカボンはバカだからその逆→答えは東、と毎回考えてるのは、僕だけじゃないはず。

結論:アニソンは勉強になるのだ。これでいいのだ。


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