2005年8月1日月曜日

最近買った雑誌とか本とか

通勤カバンが吉田カバンで、修理をしてもらったのをきっかけに一体どんな会社なのか気になっていたところで出たのがこれ。
吉田カバン完全読本
今、この手のムックを作らせるとダントツにうまいエイ(木へんに世)出版社の本。
創業者のカバン職人吉田吉蔵(名前がすごい……)に三人のタイプの違う息子たちと職人として跡をついだ娘。カタログとしても面白い。
だけど吉田カバン好きな有名人が、「いかにも」な感じで。フミヤ、藤原ヒロシ、キムタク、キョンキョン、中田ヒデ、村上淳、ファッション関連の方々……ってこれだけ集めると逆にゲンナリ。


同じ出版社の
「Lightning vol.137 特集VWバス、ビジュアルブック」
も特集で思わず買ってしまった。以前も書いたことあるけど、アメリカンカルチャーへの憧れを根本に持つこの雑誌のポリシーは自分とは決してあわないんだけど、適度な文章・写真や特集が重くなく全体のバランスがいいので嫌いではない。
この出版社は雑誌特集→ムック→文庫本というようなコンテンツをうまく再利用することにも長けていて、たとえば図書館の新刊棚にあったので借りた
東京インテリアショップガイド
もそういった一冊。
図書館では
「高平哲郎/植草さんについて知っていることを話そう」晶文社
も借りた。
最近読んだ本は、
ヒルトン「チップス先生、さようなら」新潮文庫
五木寛之「青年は荒野をめざす」文春文庫
で、前者は以前からイギリスのパブリックスクールものを読みたくて、この作品はそれだというから買ってみたものの、どっちかというと老先生の回想録みたいな構成で楽しめなかった。
後者は半分まで読んだけど、あまりのユーモアの少なさに読書的胃もたれして投げた。五木寛之って故郷の金沢とか、母校・早稲田を舞台にした小説とか書いてるから割と読む機会ありそうだったけど、読むのは初めてだった。でも相性悪いみたい。

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