2008年5月25日日曜日

レッツエイジング

久々に子供たちが田舎に帰っていて自由時間ができたけど、いろいろ考えて結局やることは独身時代と同じく買い物だったりするから進歩ない(笑)。

さすがに無駄遣いはしないけど、いろいろと買い物した中に、最近はめっきり行かなくなった中古レコード屋で買ったジャケ目当てのアナログ盤も。
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アナログプレイヤー持ってないし、このレコードはCDがすり切れるほど聞いてるようなアルバムなので、別に音自体はいらなかったんだけども、前からどうしてもこのジャケをアナログ盤の大きさで欲しかったのだった。

ところが帰ってきて買い出し品でいっぱいいっぱいのショッピングバッグから出してみると、ちょっと折れ目が(号泣)。なんか台無し。普段アナログ盤なんて買わないから扱いが乱暴だった。

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ここまでじゃなくても、たいていの商品の「質」というものは買ったときがピークで、そのあとだんだん古びていき、買ったときに持っていたはずの魅力を失っていくもの。本もCDも自分が買う物はたいていそう。紙ジャケなんて保管のこと考えると面倒だけども、買った時にモノとしてうれしいからついつい手を出す。

ところが、そうじゃないものもあって、たとえば数年前まではまるきり興味なかった革製品なんかがそう。

好きになったきっかけは、一年前ほどに買った革のショルダーバッグで、
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しかもそれ以外革製品なんて革靴ぐらいしか持ってないけど、どちらも買った後にどんどん表情が変わってくるのが面白い。もちろん手入れしているのが前提なんだけども、エイジングに耐えうる製品なのだ。

そういえば頻繁には履かないんだけど、気に入っている革靴はもう10年ぐらい前に買ったもののはず。一度底を自分でリペアしたし、やや痛みもあるけども、スニーカーだとこうはいかないだろう。

さすがに買い物歴もある程度になってきて買う前に商品の行く末というのは予想できるようになった今、やはりエイジングが楽しめたり買ってから楽しむものの方が面白いと感じるようになった。
これぞ大人?

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