2007年5月19日土曜日

ホビーマンガ、略してホビマン

もうすぐ(5/25)「熱血!!コロコロ伝説」が出るけど、最近「塾師べんちゃん」を読んだこともあって「別冊コロコロコミック」のことをいろいろと思い出した。

今はネット検索をすれば、かすかに覚えてるマンガのタイトルなどが分かって面白い。
「別冊コロコロコミック」では、藤子F不二雄先生がちょい大人向けの作品を書いててへぇーと思ったけど、A先生の「プロゴルファー猿」や「小林たつよし/ドラゴン拳」「すがやみつる/マイコン電児ラン」「立石佳/ザ・超人マン」(キンタマンの姉妹作品)あたりも記憶あり。

しかし、なんといっても「たかや健二/3D甲子園プラコン大作」が僕にとって目玉だった。
この漫画は講談社のライバル誌「コミックボンボン」連載の「プラモ狂四郎」とは違ってプラモに載ってバトルしたりはしない。なんとディオラマを作ったりして、その出来を競い合うという内容!テレビ東京「TVチャンピオン全国プロモデラー選手権」を先取りしたような内容。確か球場を使った大会で相手チームがプラモを壊したり、材料を取りに行った際に怪我をさせたりと無理矢理バトルさせてた。

また企業コラボ的な観点では、「プラモ狂四郎」はバンダイとの蜜月ぶりを子供心にも感じたんだけど、それゆえ「プラコン大作」はイマイ・アリイの「超時空要塞マクロス」とかガンダム以外のキットを使うことが多くて、そこがややマイナーな印象を抱かせた(笑)。

「コロコロ」本家では「斉藤栄一/プラモ天才エスパー太郎」という作品があって、こちらは「プラモイーン!!」とかいいながら超能力でやはり「マクロス」のプラモと一体化する、という内容だった。くわしくはこちらなど。今観ると、ダイナミックプロ系統の絵柄だなぁ。

もうひとつ覚えてるのは、単行本で立ち読みしたんだけど、「月刊少年マガジン」の「ディオラマ大作戦」。
こちらは、今でもいくつかあると思われる料理やホビーでちょっとした事件を解決するというタイプの作品で、でもそれがディオラマというのだからユニークなのである。
けっこう「いい話」が多い印象だったんだけど、今ではキワモノ扱いされてるみたくて悲しかった。でも紹介されてるのを読むと、確かに何かがズレてるかも。ま、ホビーマンガってほとんどは「ズレてる」もんだけどね。

しかし、こういったプラモマンガのムーブメントに影響されて「プラファイター丈」というマンガをうちの双子の弟が(表紙だけ)描いていたのは、ここだけの秘密だ。
当人読んでるけど。


0 件のコメント:

コメントを投稿