2005年9月14日水曜日

「スーパーマリオブラザーズ」

1985年9月13日、つまり20年前の今日「スーパーマリオブラザーズ」が発売された記念により、めでたく買い逃していたGBA用ソフト「ファミコンミニ/スーパーマリオブラザーズ」を再販で手に入れることができた。
ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ(スーパーマリオブラザーズ20周年記念再販)
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子供の頃はファミコンを持っていなかったけど、友達のうちで遊ばせてもらった。そんなんだからどのソフトもヘタクソであまり楽しめなかったけど、スーパーマリオは別格であった。下手は下手なりに楽しい。
大学生になって叩き売りされていたファミコン本体とスーパーマリオのソフトを手に入れてそれなりに遊んだけど、やっぱりこのゲームはすごい。どうすごいかを語りはじめるときりがないから別の機会にしたいけど、そんな僕は今の会社に入る際の面接で「好きなゲームは?」と聞かれ、何の躊躇もなく「スーパーマリオ!」と答えていた。実際その頃全然ゲームはしてなかったから答えようがなかったんだけども。
さてその後引っ越しの際にファミコンはもうやんないだろと寮に置いてきてしまったんだけど、しばらくしたら無性にスーパーマリオがやりたくなってきて、スーパーファミコンの「スーパーマリオコレクション」という移植ソフトを手に入れた。
僕はそれまで、ファミコンに移植されたアーケードゲームをやって「これだからファミコンはダメだ」とかいうアーケードヲタが大キライだったんだけど、この時初めてその人たちの気持ちが分かった。
自分がやり込んだゲームは、ほんの少しの違いがとても大きな違いとして感じられるのだ。
それでいうと、スーパーファミコン版のスーパーマリオは全くの別物、とてもやる気がしないものだった。
結局、フリーマーケットでファミコンとソフトを買い直したのだった。
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さてその「スーパーマリオブラザーズ」はNitendo DSで遊んでいるんだけど、ソフトはほぼ完全移植だとしてもまだ完全ではないのだ(泣)。
ファミコンのコントローラはA/Bボタンが並行に並んでいるんだけど、GB系のハードはAボタンが斜め上になっているのだ。
ファミコン
[B][A]
GB系
   [A]
 [B]
「What?」と言われるならば力説したいんだけど、ファミコンでスーパーマリオをプレイする時の右手のポジショニングは、Bボタンに親指の先を置き、Aボタンに親指の腹を軽く載せる。
決して、ゲームボーイミクロのCMのようにA/Bボタンに親指をスライドするなんてことはしないのだ。
Nitendo DSの場合は、無意識にA/Bボタンの中間辺りに親指をおいてどちらも押せるようなプレイスタイルとなった。キーコンフィグがあれば、BボタンをYボタンに、AボタンをBボタンに割り振って理想に近づけるんだけど。
ゲームボーイミクロはプレイさせてもらった感じでは、十字キー・A/Bボタンどちらもすばらしいできだったけど、やっぱりA/Bボタンの配置はやだなぁ……と思った。
ちなみにGBASPは折りたたみ優先のためかボタンの押し込み深度が浅くて、アクション向けじゃないと思う。
初代GBAはキーこそまぁまぁだけど、液晶が暗くて問題外。
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こういうふうに、入力デバイスってゲームにとってとても重要なのは明白なんだけど、最近友達と話してて「なんで広義のアクションゲームの中で格闘ゲームは廃れて、グランツーリスモはヒットするんだろ?」というテーマが出てきた。
その時の結論は、カーゲームってのは車を動かすのに必要な入力操作(つまりハンドル、ミッション、クラッチ、アクセル、ブレーキ)を完全にデバイスで再現できる、しかし、格闘ゲームにおいてはゲームの内容が操作を越えてしまったのでは、というものだった。
つまり、レバーとボタン3つ〜4つ(であってる?)では、「格闘」が本来持つ奥深さを操作するのに限界がきたんではないか、と。
だったら足レバーとかあってもいいのになぁ(あるのかな?)。とにかく格闘ゲームにベストな操作系統を考えられなかったのが衰退の理由の一つなのではないか、と。

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