2010年12月15日水曜日

パーティゲームの傑作。

子供の頃、父親が買ってきて、けっこう家族で遊んだのがこれ。いまだに実家にある。

黒ひげ危機一発NEWパッケージ
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1975年に出たから、超ロングセラー。

自分でも子供が生まれて買ったんだけど、すぐに緑色の剣が1本紛失するというお約束が……。1本だけならなくても遊べるんだけど、そのせいでなんとなく疎遠になっていた。

しかし、なんと昨年末の引っ越しの際にタンスの裏にて発見され、また時々遊ぶようになったのだった。
大人になっても「ポコンッ!」って飛び出すときはドキッとするから、スリル演出という点でホントによく出来てる。

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このゲーム、公式ルールが「飛び出させたら勝ち」→「負け」になった、というのは有名なエピソードだけども、wikipediaで調べると、

当初は敵に捕まり樽の中で縛られている仲間の海賊を救出するため、短剣を刺しながら樽の中でロープを切って助け出すという設定であり、「飛び出させた人が勝ち」となるゲームであった。


なんと!
うちでは最初からデファクト・スタンダードな「飛び出させたら負け」で遊んでいたので、なんでヒゲの親父にリンチ加えてるんだろう、と子供の頃からナゾだったんだけど、疑問が解けた。実際は助けていたのか。
……しかしよく考えたら、公式ルールを変えちゃったから、その説明成り立たないな>タカラ・トミー。

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それはそれとして、遊んでいると分かるが、実は剣を刺す穴を選ぶ行為ってほとんど意味がない。だってヒントないし。要は安全スロットが減っていくロシアンルーレットだよなぁ。

で、これに味付けをするためにちょっとした追加ルールを入れてみる。

[追加ルール案その1]
一発目で当てたら勝ち、もしくはやり直し。少なくとも負けにしない。

[追加ルール案その2]
最後の一発で当たっても負けにならない。ただし、確認の意味も込めて一応刺す。

[追加ルール案その3]
剣は4色×6本だけど、各色の1本に目印をつけておく。輪ゴムを巻くとかでもOK。その目印のついた剣で刺した場合、当たっても負けとならない。
つまり一枚「スペードの3」を持てるので、「ここは当たるかも!?」と思ったときにそれを使う、という遊びが生まれる

どうでしょう?

ところで、うちの親父は「ひょっこりひょうたん島」関連商品だと思っていたらしい。
それはトラヒゲ。

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