2008年11月24日月曜日

赤ペン先生

文房具や家電などを選んでいる時に面白いのは
「自分はいったい何を必要としているのか?」
と自問自答しているうちに、なんだかクリエイティブな気分になっていくからなんじゃないかと思う。
「ここがもう少しこうだったらなぁ」「これのこことあれのあそこをあわせれば……」とか。だけど自分で商品を作れるだけではないから、自分が出した一番高い理想に最も近い製品を、財布の中身と相談しつつ選ぶこととなる。

先日も赤ペンを選んでいるときにいろいろ考えた。

日常の筆記具は、三菱の水性顔料マーカー「uni PROCKEY」の黒と水色を使っているんだけど、書き味がざらっとして多少摩擦がある点、書き出しからかすれることがない点、細字・太字の両方のペン先がある点などが気に入っている。

ユニ・プロッキー細字&極細 黒 PM-120T.24
B000TI12XM

しかし、「赤」はやや事情が異なる。
赤を使うのは、通常の筆記具で書いた文章やプリントされた文章に対して訂正や強調線をひくときなどに使うことが多い。普通に字を書くのとはまたちょっと求められるものが違ってくるのだ。
だから、通常の筆記具と同じ「uni PROCKEY」の赤だと気分が違う。「赤」に求めたい強さが足りないのだ。

今まではノック式の水性ゲルインクボールペンの、ペン先が太めのものを選んでいたんだけど、今回いろいろ探していたら、学校の先生が使っていたような「ぺんてるサインペン」の5本セットがあったので、試し書きをして購入。

ぺんてる サインペン 赤 S520-BD 10セット
B001ADM450

これはスラスラ線がひけたりと気持ちがいい。“先生の赤”というのも、訂正の強さが出るのでよい。

先生のペン、といえば答案の採点によく使われていた、ややピンクがかった赤の、サインペンだけどインクが交換できるペンは売っているのを見たことがないなぁ。覚えている人います?
たまに職員室なんかで先生がスラスラと○×などをつけているのを見て、気持ちよさそうだなぁと思ったものだった。

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