ジョジョの奇妙な冒険 (29) (ジャンプ・コミックス)
荒木 飛呂彦

きっかけはネットで知ったエピソード「重ちーのハーヴェスト」が読みたかったからなんだけど、第四部はほとんど内容を知らないのもあって、第三部主人公・承太郎がやってくる冒頭から非常に面白い。
第三部のマライア(?だっけか)が出てきたあたりまで単行本でリアルタイムに読んでいたんだけど、超能力ウォーズみたいな展開にうんざりして買うのをやめちゃったのだった。たぶん単行本は1~22巻あたりまで実家にあると思う。とくに「波紋」の第二部が一番好きだった。
個人的には第三部って「劇画」だったと思うんだけど、第四部は「マンガ」なところがいい。
たとえば第三部のスタンドは正直そんなに面白いと思わなかったんだけど、第四部になってパラメータや属性の勝負じゃなくて個性勝負みたいになっていて、その個性がいわゆる「マンガ」っぽくてムチャクチャなのが好き。
現代の、同じ場所を舞台にしているのもよい。「笑い」がどこかにある、というのが「マンガ」だと思うんだけど、それも満たしている。
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29~47巻中のまだ31巻を読んでいるところなんだけど、その31巻の奥付を見ると
1993年3月9日初刷
2007年8月12日43刷
すげーなぁ!
それでも、今「ジョジョ」の1~63巻というのは、今意外と本屋においてなく、最新シリーズの「スティールボールラン」は必ずあるけど、その前の「ストーンオーシャン」もあんまりない、という感じ。
最近は長期連載のマンガは単行本をある程度の巻数までいくとリセットをかけるけど、こういう書店の事情もあるんだなぁと思った。
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