2008年1月13日日曜日

2007年に買った絵本たち

��絵本のはなし、つづき)

目標としては月一冊ペースで子供に絵本を買ってあげようと思っていて、ムラはあるものの大体達成しているとは思う。
絵本を選ぶ際は子供と一緒ではなく、僕が単独で探すことが多い。というのも、自分が気に入らないと読み聞かせのモチベーションがあがらないからだ。

普段読んでる本と違っていて繰り返しの構成が多いのも新鮮。文体も同様。
意外と強い作家性が必要なジャンルだとも思う。

最近の雑貨系の絵本は好きじゃない。書店で手にとってパラパラとみてなにかそこにひかれるものがないとまず買わない。

��

さて、2007年に買ったのはこんなところ。

あさえとちいさいいもうと
筒井 頼子 林 明子
4834008746


こんとあき
林 明子
4834008304


くつくつあるけ (福音館 あかちゃんの絵本)
林 明子
4834006824


林明子はベテラン絵本作家だけど、僕は子供の頃には全く知らなかった。
長女が赤ん坊の頃に「おててがでたよ」「おつきさまこんばんは」といった赤ちゃん向け絵本を奥サマが読んでやっていて初めて知ったけど、やや対象年齢があがる「はじめてのおつかい」が面白かったので気にするようになった。
妹ができた長女に「あさえとちいさいいもうと」、ぬいぐるみがかわいい「こんとあき」、次女向けに「くつくつあるけ」を購入。

リコちゃんのおうち
さかい こまこ
4032049408


酒井駒子は「よるくま」が有名でそれも奥サマが買って家にあるんだけど、個人的にはとくに最近の作風は暗くて苦手。「よるくま」も一回ぐらいしか読んであげたことがない(長女は嫌いではないみたいが)。
ただ絵本デビュー作であるこの「リコちゃんのおうち」だけは明るい作品で、おうちごっこをする姿も面白くて長女も好きな一冊。

なつのいちにち
はた こうしろう
4033313400


タワーレコードの本のコーナーで紹介されていて、そのダイナミックな作風が気に入って購入。ただ、内容が男の子向けなので、うちの娘たちにはそれほどヒットしていない。
今風の色使いでありながら、題材含めてどこか懐かしい感じがするのがよい。

ないたあかおに (ひろすけ絵本 2)
浜田 廣介 池田 龍雄
4033020209


てぶくろをかいに (おはなし名作絵本 4)
新美 南吉 若山 憲
4591005313


ちいさいおうち
ばーじにあ・りー・ばーとん いしい ももこ
4001105535


これらは僕が子供の頃よく読んでもらっていた絵本たち。
「ないたあかおに」はややダイジェスト版だけど、このバージョンで育ったから絵も含めてこれじゃないとしっくりこない。青鬼、いいやつ過ぎ。
「てぶくろをかいに」もこの絵のバージョンじゃないとイヤ。
「ちいさいおうち」はミニマルな展開が絵本らしい絵本だけど、やや長くて登板のチャンスは今のところほぼない。

バーバパパたびにでる
アネット・チゾン タラス・テイラー 山下 明生
4061287613


「バーバパパ」シリーズは一冊も持ってなかったけど、よく図書館で借りて読んでいた。このシリーズ二作目は、ママを発見して子供たちが生まれるというエピソード。最後に出てくる子供たちが、その後のシリーズのものと若干カラーリングが違うところに注目。

11ぴきのねことあほうどり
馬場 のぼる
4772100334


11ぴきのねこシリーズは熱心に読んだ記憶はないけど、絵が漫画チックで好きではあった。
この「~あほうどり」はコロッケがおいしそうなのと、あほうどりの独特な算術方法が笑える。

��

弟夫婦に言わせるとうちの長女は本を読んでやってもよく聞いてくれるらしくて、同じ年齢の甥っ子はすぐにどっか行ってしまったりするらしい。
次女は小さいから、甥っ子と同じく読んでやってもすぐにどこかへ行ってしまうんだけど、正月帰省の際に弟夫婦が甥っ子のために持参していたこの絵本にはぞっこんになった。

くだもの だもの (福音館の幼児絵本シリーズ)
石津 ちひろ 山村 浩二
4834022064


そんなに好きならと本屋で買ってあげたけど、毎晩のように読め読めとせがんできて、他の本と違ってちゃんと聞いてくれるから、やはり好みというのは1歳でもあるんだなぁ。まぁ、このぐらいの年齢だと言葉遊びとか大人が読んで何が面白いんだろう?と思うぐらいのものがうけたりするんだけど。
ちなみに次女は親戚たちが驚くぐらいの食いしん坊なので、野菜ばっかり出てくるこの絵本が好きなんだろうというのが有力な説。
絵はアニメーション「頭山」の人です。

2 件のコメント: