2007年6月7日木曜日

ドラの顔の線はちゃんと目を通すように>各位

6月6日と聞くと思い出すのはドラえもんえかきうたで、「~にUFOがあっちいってこっちいって落っこちてお池がふたつできました」なのだ。

でも本当の「UFOの日」というのは6/24で、これは1947年6月24日、アメリカのケネス・アーノルドが飛行物体を見て「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と報道されたのがその理由。
でも、実はflying saucerと表現したのはアーノルドではなくそれを聞いた新聞記者だったという話が最近出たこちらの本に書いてあった。

新・UFO入門―日本人は、なぜUFOを見なくなったのか
唐沢 俊一
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以前紹介したこちらの本とUFOへのスタンスは同じように思う。

木原 善彦「UFOとポストモダン」(平凡社新書)
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この本を読んで以来「なぜ人はUFOを見てしまうのか」というテーマが好きになったけど、唐沢兄のこの本もそのテーマをサブカルチャー的な視点から語ってくれる。「UFOとポストモダン」がやや学術的だったのといい意味で対照的でよい。

「UFOとポストモダン」の感想文で

でも、このタイトルは売る気ないよなぁ……。「UFOはなぜ見えなくなったか」とかなんとかあるだろうに。もっとも学者である著者がその手のちょっと詐欺っぽいタイトルをよしとしなかったのかもしれないけど、もったいない。


と書いたけど、唐沢本はもろに「日本人は、なぜUFOを見なくなったのか」というサブタイトルをつけていてニヤリとした。そうでしょそうでしょ。

また、こちらの本は日本のUFO事情に関して取り上げているのが面白かった。本人も「本書の中核」と書く「CBA事件」は確かに日本でこんなことがあったのか、と驚いた。



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