2007年6月4日月曜日

一をひいて十はしる

チョロQのラジコン版「Qステア」(ラジコンと書いてるけど正確には赤外線コントロール、念のため)が発売されたときに、そのチョロQサイズの小ささ、「ステア」というネーミングどおりちゃんと左右に動く前輪(実は廉価のラジコンって片方のタイヤを回転させないことで方向転換するものが多い)、価格の安さに驚いて購入したけど、唯一残念だったのが動力。

もしかして動力はプルバック?と思っていたんだけど、ボタン電池だったからちょっとガッカリだったのだ。しかも、ボタン電池ゆえちょっと遊ぶとすぐ切れてしまう。充電池ならまだしも使い捨てなのでコストパフォーマンスが悪すぎる。コントローラは携帯電話で代用できるので、こちらは何とかなるのだが。

このコストパフォーマンスが悪かったり、補給が必要だったりする、というのが昔から嫌いで、たとえば、子供の頃スーパーロボットだったら補給とかなくてバリバリ戦えるってイメージだったけどモビルスーツだと戦艦の近くにいて出撃→補給が必要になると戻ってこなくちゃならない、と気づいた時のガッカリ感たらなかった。

いや、例が悪いか。
RPGなんかだと魔法使い系がMPコストを考えなくちゃならないからイヤだったり(といいつつFF11ではメイン赤サポ黒←あのゲームは座れば回復できるからOKなんだと思う)。

つまりはどれだけ遊んでもランニングコストがかからないのが、心理的にいいのだ。
たとえば自転車や、定額制のネットサービスや、「ウィルスセキュリティZERO」なんかが好きなのはまさにそれ。

それゆえ、チョロQタイプのプルバックやゼンマイで動くアイテムというのは、とても魅力的に写る。
子供が喜ぶのもあって、ちょこちょこ買ってたりするものの中からいくつかを紹介(前置き長過ぎ)。

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いろんなところで手に入る、イセッタのプルバック。金属製でやや重たいせいもあってか、チョロQと違って少し引いただけだとノロノロ走ってくれるのが愛嬌あって、よい。イセッタのミニカーはいっぱい持ってるけど、どれも走ってはくれないので、プルバックとはいえ走る姿は新鮮。
あと、チョロQのようにデフォルメされてないのもよい、デフォルメしようがないけど。

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NHKアニメの「ぜんまいざむらい」の、ゼンマイじゃなくてプルバック。これ、最初見たときは頭のゼンマイを巻いて走るのかと思ったら、プルバック。それなら走るときにゼンマイが廻るのかと思ったら、全然関連なしの飾り(一応手で回せる)。
なんだけど、足をバタバタさせておそうじをする姿がかわいくて、家族みんなにウケてる。

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こちらは義母が娘にプレゼントしてくれたものなんだけど、ウニョウニョとナウシカの王蟲のような動きをするのが素晴らしい。

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これは奥サマが子供に買ったものなんだけど、少し進むと裏にあるバネでぴょんと一回転するギミックがちょっとしたサプライズ。秀逸な一品。

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いわゆるノコノコ。ゼンマイの形やブリキの質感がいい。傘を前後に振るのがポイント。


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