2006年5月12日金曜日

セカチュー

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション
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なぜ今頃見たかというと、回想シーンの舞台が80年代の地方都市でウォークマンなどが小道具として使われる、という雑誌記事を読んだので。これはもしや、僕ごのみの映画かも?という勘がはたらいたのだ。

DVDをレンタルしようかとも思っていたんだけども、CSで放送してくれたのでそれにて鑑賞。
原作は読んでません。予備知識としては「ある愛の詩モノ」、ぐらいしか知らなかった。
obaq.jpg個人的には、主演の長澤まさみが全く琴線に触れないんだけど(目の下の線が気になる……)、それでも前半のコテコテのラブコメ展開は萌えた!あれだけでご飯3杯。
もし後半の「泣ける」展開というカムフラージュがなければ、あのエピソードの数々はとても2000年代にはありえないぐらい恥ずかしい(しかし、むしろそこがいい)と思った。そもそもこれ、泣ける映画じゃなくて(実際、僕はこの手の映画では泣かない)、萌え映画だと思った。

全体的には、演出が好みだったから最後まで飽きずに見ることができた。同監督の「GO」は全然好きじゃなかったけど(あれは主演がイヤだっただけか)、「ロックンロールミシン」は好きで、セカチューもこの「ミシン」同様、光の演出に凝っていていい。手持ちのカメラ?も好きだった。
長澤まさみも出てた大林宣彦の「なごり雪」とプロットが似てるけど、こちらの方が断然うまい。

役者では、主演の森山未来という少年がとてもよかった。
柴崎コウがあの役をするのは、ちょい恐い。オープニングはマジでホラー映画かと思った。

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僕が長澤まさみと綾瀬はるかを混同してたのは、ドラマ版の主演が綾瀬はるかだからなんだろうなぁ。そっちもどんな感じか1話ぐらい見てみたい。

そういえば、長澤まさみの「ロボコン」は、最初の30分でこりゃ見てもダメそうと思いやめた。最近はインプットの時間を節約するため、こういうことをする。この映画の主人公のモチベーションの説得力のなさはさすがにマズい。登場人物にも全然感情移入できないし。

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