2010年8月15日日曜日

閉店がとまらない。

たまたま「本の雑誌」を手に取ったら、飯田橋のミステリ系に強い本屋「深夜プラスワン」閉店の記事があった。
僕は学生時代最寄り駅が飯田橋だったので、この店にも何度か行ったことはある。けどミステリに興味がなかったのでそれほど印象にはない。
であるけども、なんでつぶれるんだろう?と思って読んでみると不況であることと、もうひとつ、翻訳ミステリ離れだそうな。

なんでも「このミス」の1位がマニアックで一般の人にとって面白くなかったのが3年間続いて、翻訳ミステリ離れが起こった、とか。

これ、面白いなぁ。

ファン投票とかってどんどん精鋭化するから、そこでの大賞が必ずしも多くの人へのレコメンドにふさわしくなかったりするというわけか。
その点、本屋大賞は「売りたい」「読書を広げたい」という目的があるから、そういうことはないのかもね。

これからの本屋が生き残るには、コンビニ化、倉庫化、マルチ化(ヴィレッジヴァンガードみたいなのね)、専門化、ぐらいかと思ってたけど、専門化というのもリスク高いなぁ。
あとはこころざしというか意地の問題か。

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本屋といえばもうほとんど巡ることもなくなった古本屋だけど、前から興味があった吉祥寺の「BASARA BOOKS」へ、わりとアクセスがいいこともあって行ってみた。
サイトを見てアングラ寄りかと思ったら、サブカル全般といった感じで、古本よりもミニコミが置いてあるのが面白くて数冊購入。
久々にまた行きたくなる古本屋だった。

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